JP4245940B2 - 車載システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オーディオ装置やビデオ装置などの車載システムの利用環境を子供向けに自動調整する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、自動車に搭載されるオーディオ装置やビデオ装置などの車載システムの動作は、通常、子供が自動車に搭乗しているか否かとは無関係に、ユーザの操作に応じて一義的に制御されるものである。
なお、子供が自動車に搭乗しているか否かを考慮して自動車に関するユーザ環境を調整する技術としては、チャイルドロックが施されているドアのウインドウ操作を強制的に禁止する技術が知られている(たとえば、特開2002-81243号公報)。ここで、チャイルドロックとは、ドア閉状態では操作できない位置に設けたチャイルドロックスイッチがオン状態にあるときには、車内から、そのドアを開けないようにする機構である。
【0003】
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては以下のものがある。
【0004】
【特許文献1】
特開2002-81243号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
さて、自動車に子供を同乗させる場合には、成人を同乗させる場合とは異なる特段の配慮が必要となる。たとえば、子供を自動車に乗せた後、子供を退屈させないためや、所用の作業を子供に煩わさずに行えるようにするために、速やかに子供に適したコンテンツの車載システムからの出力を開始することが望ましい場合がある。
【0006】
しかし、その一方で、たとえば、車載オーディオシステムなどにおいては、HDDなどの音楽記憶媒体の大容量化や、オーディオ放送チャネルの多チャンネル化などに伴い、ユーザが、出力するオーディオコンテンツの選択を多数のコンテンツの内から行う必要が生じている。そして、このために、子供に適したコンテンツの出力開始を速やかに行うことが困難となっている。
【0007】
また、自動車に子供を同乗させる場合には、子供の悪戯などによって車載システムの不適切な操作が行われないように、車載システムのリモートコントローラを子供の手の届かないところに移動するなどの煩雑な作業を行う必要がある。
すなわち、従来の車載システムは、その利用環境が子供向けに設定されたものではないために、子供を搭乗させたときに、さまざまな不都合が生じていた。
そこで、本発明は、子供搭乗時に、ユーザの煩雑な操作を必要とすることなしに、速やかに車載システムの利用環境を子供向けに自動調整することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題達成のために、本発明は、自動車に搭載される車載システムを、音声と動画とのうちの少なくとも音声を含むコンテンツの出力を行うコンテンツ出力機器と、自動車への子供の搭乗を検知するチャイルド搭乗検知手段と、自動車への子供の搭乗が検知された場合に、前記コンテンツ出力機器の状態を、予め定めた子供向けコンテンツの出力状態、または、予め定めた子供向けコンテンツの出力スタンバイ状態に制御する制御手段とを含めて構成したものである。
【0009】
より具体的には、たとえば、前記コンテンツ出力機器を、音楽を出力する装置として、前記制御手段において、自動車への子供の搭乗が検知された場合に、前記コンテンツ出力機器に、子供用のカテゴリとして予め定めた音楽のカテゴリに属する音楽を当該コンテンツ出力機器が出力の対象とすることのできる音楽の内から検索させると共に、前記コンテンツ出力機器の状態を、前記検索によって検索された音楽の出力状態、または、前記検索によって検索された音楽の出力スタンバイ状態に制御するようにする。
【0010】
これらの車載システムによれば、子供の搭乗後、速やかに、予め定めた子供向けの音楽などの子供が好む又は子供に適したコンテンツの出力を開始することができるようになる。
また、本実施形態は、前記課題達成のために、自動車に搭載される車載システムを、コンテンツの出力を行うコンテンツ出力機器と、自動車への子供の搭乗を検知するチャイルド搭乗検知手段と、自動車への子供の搭乗が検知された場合に、以降のユーザによる、前記コンテンツ出力機器の予め定めた種類の操作を禁止する制御手段とを含めて構成したものである。
【0011】
このような、車載システムによれば、子供の搭乗時には、自動的に前記コンテンツ出力機器の予め定めた種類の操作を禁止することによって、子供によって車載システムの不適切な操作が行われないようにすることができる。
ここで、チャイルド搭乗検知手段による自動車への子供の搭乗の検知は、たとえば、チャイルドロックのオン/オフ状態を検出するチャイルドロックセンサを備え、前記チャイルド搭乗検知手段において、自動車へのユーザ搭乗時に、前記チャイルドロックセンサが、チャイルドロックのオンを検出している場合に、自動車への子供の搭乗を検知するようにしたり、チャイルドシートへの子供の着席を検知するチャイルドシートセンサを備え、前記チャイルド搭乗検知手段において、前記チャイルドシートセンサがチャイルドシートへの子供の着席を検知した場合に、自動車への子供の搭乗を検知するようにしたり、リアシートもしくは助手席シートもしくはチャイルドシートへに加わる荷重を検知する荷重センサを備え、前記チャイルド搭乗検知手段において、前記荷重センサが所定範囲の荷重を検知した場合に、自動車への子供の搭乗を検知するようにすることにより実現できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1aに、本実施形態に係る車載AVシステムの構成を示す。
図示するように、車載AV(Audio Visual)システムは、各ドアの開閉状態を検知するドア状態センサ1と、各リアドアのチャイルドロックのオン/オフ状態を検知するチャイルドロックセンサ2と、チャイルドシートのチャイルドシートベルトのプレートとバックルのロック状態または自動車に装備されたチャイルド用シートベルトのプレートとバックルのロック状態を検知するチャイルドシートベルトセンサ3、リアシートまたはナビゲータシートに搭乗者によって加えられる荷重を計測するシート荷重センサ4と、自動車各部の電子制御を行う電子制御ユニット(ECU)5と、ドアロック制御ユニット6を有している。ここで、ECU5には、以上の各センサの出力が入力されている。また、ドアロック制御ユニット6はキーレスエントリ装置や集中ロック装置などを含む、自動車のドアのロック制御を統括するユニットであり、ECU5と電子制御バスで接続されており、ドアロック制御ユニット6はユーザのドアのロック/リリース操作を電子制御バス7を介してECU5に通知し、ECU5からの制御に従ってドアのロック/リリースを実行する。なお、電子制御バス7には、この他にも、ECU5に制御等される各種装置が接続される。
【0013】
また、電子制御バス7には、各種AV機器の動作を制御するAV制御装置8が接続されており、このAV制御装置8には、ドライバ用のAV機器の操作装置であるドライバ操作装置9と、リモートコントローラなどの、他の搭乗者用のAV機器の操作装置であるゲスト操作装置10が有線または無線で接続される。そして、AV制御装置8には、AV制御バス11を介して、HDDなどのオーディオ記憶媒体12に格納されたオーディオコンテンツを再生するオーディオ再生装置13や、ラジオチューナ14や、モニタ15に映像を出力するTVチューナ16や、オーディオ再生装置13やラジオチューナ14やTVチューナ16の出力音声を増幅してスピーカ17に出力するオーディオアンプ18などの各種AV機器が接続されており、AV制御装置8は、AV制御バス11を介して、これらAV機器の動作を制御する。
【0014】
さて、図1bは、このようなAVシステムにおける、ドア状態センサ1や、チャイルドロックセンサ2や、チャイルドシートベルトセンサ3や、シート荷重センサ4や、ゲスト操作装置10や、ドライバ操作装置9の配置例を示したものである。
【0015】
次に、図2aに、AV制御装置8の内部構成を示す。
図示するように、AV制御装置8は、ドライバ操作装置9との間の入出力を処理するドライバ操作装置インタフェース81、ゲスト操作装置10との間の入出力を処理するゲスト操作装置インタフェース82、電子制御バス7との間の入出力を処理する電子制御バスインタフェース83、AV制御バス11との間の入出力を処理するAV制御バスインタフェース84、機器制御部85と、チャイルド利用環境定義テーブル86とを有する。
【0016】
そして、図2bに示すようにチャイルド利用環境定義テーブル86には、オーディオ再生装置13、ラジオチューナ14、TVチューナ16の各AV機器について、子供搭乗時に、優先的に出力させるコンテンツの種類の指定が記述される。すなわち、オーディオ再生装置13については、子供搭乗時に優先的に出力させる音楽のカテゴリ(たとえば、アニメ主題歌等)が優先カテゴリとして記述され、ラジオチューナ14については、子供搭乗時に優先的に出力させるオーディオ放送のチャネル(たとえば、アイドル専門チャネル等)が優先チャネルとして記述され、TVチューナ16については、子供搭乗時に優先的に出力させるTV放送のチャネル(たとえば、アニメ専門チャネル等)が優先チャネルとして記述される。また、ラジオチューナ14とTVチューナ16については、子供搭乗時に出力を禁止するチャネル(たとえば、アダルト専門チャネル等)が禁止チャネルとして記述される。なお、ここでいうラジオ放送やTV放送は、インターネット放送などのネットワークを介して行われる放送を含み、この場合には、各チャネルとは放送局のURLを示すことになる。
【0017】
また、チャイルド利用環境定義テーブル86には、チャイルド搭乗時に禁じるゲスト操作装置10を用いた操作の内容(たとえば、ボリューム操作等)が記述される。
なお、このようなチャイルド利用環境定義テーブル86の内容は、予めユーザの編集操作に応じて機器制御部85が設定する。
以下、このような車載AVシステムの動作について説明する。
さて、AV制御装置8の機器制御部85は、電子制御バス7を介して定期的にECU5に、ドアロック制御ユニット6からの車両外部からのドアロック解除操作に応じて全てのドアがロックされている状態からのドアロックの解除を行ったかどうかを問い合わせ、そのような車両外部からのドアロック解除操作によるドアロック解除を行っていれば、ユーザが自動車に搭乗したものと見なして、図3に示すAV機器制御処理を開始する。
【0018】
図示するように、このAV機器制御処理では、処理を開始すると、ドライバ操作装置9またはゲスト操作装置10からのユーザ操作の入力があるまで(ステップ308)、ECU5から、ドア状態センサ1、チャイルドロックセンサ2、チャイルドシートベルトセンサ3、シート荷重センサ4の状態を定期的に取得し、チャイルドロックがオンであるドアの開状態から閉状態への変化の発生(ステップ302)、チャイルドシートベルトのプレートのバックルに対するロック状態の発生(ステップ304)と、シート荷重センサ4による17Kgから30Kgの間の荷重の所定期間(たとえば、3秒)以上の検知の継続の発生(ステップ306)を監視する。
【0019】
なお、以下の処理は、チャイルドロックがオンであるドアの開状態から閉状態への変化を、チャイルドロックされたドア寄りの席への子供の搭乗によるものと推定し、チャイルドシートベルトのプレートのバックルに対するロック状態の発生を、子供のチャイルドシートの着席によるものと推定し、シート荷重センサ4による17Kgから30Kgの間の荷重の所定期間以上の検知の継続を、シート荷重センサ4設置席への子供の搭乗によるものと推定して行うものである。なお、子供の搭乗を推定するシート荷重センサ4による検知荷重を17Kgから30Kgとしたのは、荷物のシート荷重センサ4設置席シート上への載置や大人のシート上への着席を子供の搭乗と誤推定することを避けつつ、チャイルドシートの使用を卒業した年頃の子供のシート上への着席を確度よく推定するためである。
【0020】
さて、以上のような子供の搭乗によるものと推定される事象がステップ302、304、306の監視において検出される前に、ドライバ操作装置9またはゲスト操作装置10からのユーザ操作の入力があった場合には(ステップ308)、そのままステップ310に進む。
【0021】
一方、ドライバ操作装置9またはゲスト操作装置10からのユーザ操作の入力前に(ステップ308)、以上のような子供の搭乗によるものと推定される事象がステップ302、304、306の監視において検出された場合には、まず、チャイルドモードを設定し(ステップ318)、AV制御バス11を介して、ラジオチューナ及びTVチューナ16に、各々、チャイルド利用環境定義テーブル86に設定されている優先チャネルをカレントチャネルとして設定する(ステップ320)。ここで、カレントチャネルとは、ラジオチューナ及びTVチューナ16が、出力動作時に、コンテンツの受信の対象とするチャネルである。
【0022】
また、オーディオ再生装置13に対しては、AV制御バス11を介して、チャイルド利用環境定義テーブル86に設定されている優先カテゴリに属するプレイリストをカレントプレイリストとして設定するよう要求する(ステップ322)。ここで、オーディオ記憶媒体12には、音楽のオーディオファイルと、ユーザによって音楽のカテゴリ毎に分類されたプレイリストが記憶されている。プレイリストとは、オーディオファイルのリストであり、オーディオ再生装置13は、カレントプレイリストが設定されている場合、再生開始を指示されると、カレントプレイリストに設定されているプレイリストに登録されたオーディオファイルを順次再生する。そして、オーディオ再生装置13は、機器制御部85より、優先カテゴリに属するプレイリストをカレントプレイリストとして設定するよう要求されると、優先カテゴリに属するプレイリストを一つオーディオ記憶媒体12から検索し、カレントプレイリストに設定する。
【0023】
次に、このようにしてカレントチャネルとカレントプレイリストを設定しなならば、機器制御部85は、ドライバ操作装置9またはゲスト操作装置10からのユーザ操作の入力を待って(ステップ324)、ステップ310に進む。
さて、ステップ310では、チャイルドモードが設定されているかどうかを調べ、設定されていない場合には、入力されたユーザ操作に従ったAV機器の動作制御を行い(ステップ312)、ステップ314に進む。また、チャイルドモードが設定されている場合には(ステップ310)、入力されたユーザ操作がゲスト操作装置10から入力されたものであって、チャイルド利用環境定義テーブル86に子供搭乗時に禁止が設定されている操作か、チャイルド利用環境定義テーブル86に登録されている禁止チャネルへのカレントチャネルの切り替え操作であるかどうかを調べ(ステップ326)、そうであれば、操作に応じたAV機器の制御は行わずに操作を無視し、そのままステップ308に戻り、次のユーザ操作の入力を待つ。一方、禁止が設定されている操作でなく禁止チャネルへのカレントチャネルの切り替え操作でもなければ(ステップ326)、入力されたユーザ操作に従ったAV機器の動作制御を行い(ステップ312)、ステップ314に進む。
【0024】
ここで入力されたユーザ操作に従ったAV機器の動作制御には以下のものが含まれる。すなわち、機器制御部85は、ユーザ操作がラジオチューナ14の出力開始操作である場合には、ラジオチューナ14にカレントチャネルに設定されたチャネルからのコンテンツ受信及び受信コンテンツのオーディオアンプ18への出力を開始させると共に、オーディオアンプ18にラジオチューナ14の出力音声をスピーカ17に出力させる。また、ユーザ操作がTVチューナ16の出力開始操作である場合には、TVチューナ16にカレントチャネルに設定されたチャネルからのコンテンツ受信及び受信コンテンツのオーディオアンプ及びモニタ15への出力を開始させると共に、オーディオアンプ18にTVチューナ16の出力音声をスピーカ17に出力させる。また、ユーザ操作がオーディオ再生装置13の再生開始操作である場合には、オーディオ再生装置13にカレントプレイリストに設定されたの再生及び再生オーディオのオーディオアンプ18への出力を開始させると共に、オーディオアンプ18にオーディオ再生装置13の出力音声をスピーカ17に出力させる。
【0025】
また、入力されたユーザ操作に従ったAV機器の動作制御には、オーディオアンプ18が音声を出力するAVソース機器の切り替えや、ラジオチューナ14やTVチューナ16のカレントチャネルの切り替えや、オーディオ再生装置13のカレントプレイリストの切り替えや、オーディオアンプ18の出力音量切り替えなども含まれる。
【0026】
さて、ステップ314では、電子制御バス7を介してECU5に、ドアロック制御ユニット6からの車両外部からのドアロック操作の通知に応じて全てのドアをロックした状態に制御したかどうかを問い合わせ、前回の問い合わせ以降に全てのドアをロックした状態に制御していなければステップ308に戻り、次のユーザ操作の入力を待つ。一方、前回の問い合わせ以降に車両外部からのドアロック操作の通知に応じて全てのドアをロックした状態に制御していれば、ユーザが自動車から降車したものと見なして、チャイルドモードをクリア(ステップ316)した上で、処理を終了する。
【0027】
以上、本発明の実施形態について説明した。
ところで、以上のAV機器制御処理では、ステップ320や322でラジオチューナ及びTVチューナ16に優先チャネルをカレントチャネルを設定したり、オーディオ再生装置13に優先カテゴリに属するプレイリストをカレントプレイリストとして設定させた後に、ユーザの操作を待つことなく、ラジオチューナ14とTVチューナ16とオーディオ再生装置13のいずれかに即座に出力を開始させるようにしても良い。また、以上では、ステップ322において、オーディオ再生装置13に、優先カテゴリに属するプレイリストをカレントプレイリストに設定させたが、オーディオ記憶媒体12に、オーディオファイルを当該オーディオファイルが子供向けの音楽を格納したものであるかどうかを示すタグ情報を付加して記録しておき、ステップ322において、オーディオ再生装置13が優先カテゴリに属するオーディオファイルをタグ情報を基に検索して再生対象とするオーディオファイルに設定させるようにしても良い。
【0028】
また、シート荷重センサ4はチャイルドシートへの荷重を検知するものとして、チャイルドシートへの子供の着席を検知するようにしても良い。
また、以上のAV機器制御処理は、ラジオチューナ14やTVチューナ16やオーディオ再生装置13以外のAV装置や、その他の娯楽用装置に同様に適用可能である。すなわち、たとえば、WEBブラウザ装置を対象として、ステップ318においてチャイルドモードを設定した後に、WEBブラウザ装置を、予めチャイルド利用環境定義テーブル86に指定しておいたURLのウェブページにアクセスするように制御したり、WEBブラウザ装置を、所定の音楽ダウンロードサービスサイトにアクセスして予めチャイルド利用環境定義テーブル86に指定しておいたカテゴリの音楽のダウンロード用ファイルを検索するように制御したり、このようにして検索したダウンロード用ファイルをダウンロードしたり再生するように制御してよい。または、CDチェンジャ付きのCDプレイヤやDVDチェンジャ付きのDVDプレイヤを対象として、ステップ318においてチャイルドモードを設定した後に、これらプレイヤを、予め設定しておいた子供向けのディスクをターンテーブル上にマウント、または、マウント及び再生するよう制御しても良い。
【0029】
以上のように本実施形態によれば、チャイルドロックセンサ2やチャイルドシートベルトセンサ3やシート荷重センサ4の出力より子供の搭乗を推定して、AV機器に子供向けの音楽その他のコンテンツを出力をスタンバまたは出力させたり、AV機器の子供による不適切な操作を禁止したりすることができる。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、子供搭乗時に、ユーザの煩雑な操作を必要とすることなしに、速やかに車載システムの利用環境を子供向けに自動調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るAVシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施形態に係るAV制御装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施形態に係るAV制御装置が行うAV機器制御処理の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…ドア状態センサ、2…チャイルドロックセンサ、3…チャイルドシートベルトセンサ、4…シート荷重センサ、5…ECU、6…ドアロック制御ユニット、7…電子制御バス、8…AV制御装置、9…ドライバ操作装置、10…ゲスト操作装置、11…AV制御バス、12…オーディオ記憶媒体、13…オーディオ再生装置、14…ラジオチューナ、15…モニタ、16…TVチューナ、17…スピーカ、18…オーディオアンプ、81…ドライバ操作装置インタフェース、82…ゲスト操作装置インタフェース、83…電子制御バスインタフェース、84…AV制御バスインタフェース、85…機器制御部、86…チャイルド利用環境定義テーブル。

Claims (4)

  1. 自動車に搭載される車載システムであって、
    複数の放送チャネルを受信する放送受信機と、
    自動車への子供の搭乗を検知するチャイルド搭乗検知手段と、
    自動車への子供の搭乗が検知された場合に、以降の前記放送受信機の予め定めた放送チャネルの受信を禁止する制御手段とを有することを特徴とする車載システム。
  2. 請求項1記載の車載システムであって、
    チャイルドロックのオン/オフ状態を検出するチャイルドロックセンサを備え、
    前記チャイルド搭乗検知手段は、自動車へのユーザ搭乗時に、前記チャイルドロックセンサが、チャイルドロックのオンを検出している場合に、自動車への子供の搭乗を検知することを特徴とする車載システム。
  3. 請求項1または2記載の車載システムであって、
    チャイルドシートへの子供の着席を検知するチャイルドシートセンサを備え、
    前記チャイルド搭乗検知手段は、前記チャイルドシートセンサがチャイルドシートへの子供の着席を検知した場合に、自動車への子供の搭乗を検知することを特徴とする車載システム。
  4. 自動車に搭載される、複数の放送チャネルを受信する放送受信機を備えた車載システムにおいて、前記放送受信機を制御する制御方法であって、
    自動車への子供の搭乗を検知するステップと、
    自動車への子供の搭乗が検知された場合に、以降の前記放送受信機の予め定めた放送チャネルの受信を禁止するステップとを有することを特徴とする放送受信機の制御方法。
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