JP4244763B2 - 燃料タンク装置 - Google Patents

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本発明は燃料タンク装置に係り、特に、自動車等の車両に搭載される燃料タンク装置に関する。
従来、自動車等の車両に搭載される燃料タンク装置においては、燃料タンク本体の上面側から内側へ窪ませた第1凹部の底面と、下面側から内側へ窪ませた第2凹部の底面とを互いに離間させると共に、これらの低面にそれぞれ燃料タンク本体の内側に突出する突起部を設けて、各突起部を突合わせて接合することで燃料タンク本体の強度を確保した構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許第2507045号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成における燃料タンク装置では、燃料タンク本体の上面側から内側へ窪ませた第1凹部の内部と、下面側から内側へ窪ませた第2凹部の内部とが無駄なスペースとなる。
本発明は上記事実を考慮し、燃料タンク本体の内部に無駄なスペースを形成すること無しに、燃料タンク本体の強度を確保できる燃料タンク装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明の燃料タンク装置は、燃料タンク本体内に配設され、上部と下部との双方が前記燃料タンク本体に固定されたキャニスタと、
前記燃料タンク本体の側壁部のみに配設され、前記燃料タンク本体の内部と外部を連結する連結部材と、
前記燃料タンク本体の側壁部に配設され、前記燃料タンク本体の側壁部からの突出量が、前記燃料タンク本体における接合フランジの前記燃料タンク本体の側壁部からの突出量に比べて小さいポートと、
を有することを特徴とする。
従って、燃料タンク本体の内圧変化によって燃料タンク本体の上壁部と下壁部が変形しようとした場合には、この変形を、上部と下部との双方が燃料タンク本体に固定されたキャニスタによって抑制することができる。この結果、燃料タンク本体の内部に無駄なスペースを形成すること無しに、燃料タンク本体の強度を確保できる。また、燃料タンク本体の内部と外部を連結する連結部材が燃料タンク本体の側壁部のみに配設されているため、燃料タンク本体の上部及び下部に燃料タンク本体の内部と外部を連結する連結部材が突出することがない。この結果、燃料タンク装置の上下高さを低くできる。さらに、ポートにおけるタンク本体の側壁部からの突出量は、燃料タンク本体における接合フランジの燃料タンク本体の側壁部からの突出量より小さいため、燃料タンク本体の前方からパネル等の衝突体が衝突した場合には、衝突体が燃料タンク本体の接合フランジに衝突することでポートに衝突するのを防止できる。このため、ポートの損傷を防止できる。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、前記キャニスタが前記燃料タンク本体のサブタンクを形成することを特徴とする。
従って、請求項1に記載の内容に加えて、キャニスタが燃料タンク本体のサブタンクを形成するため、サブタンクを単独で設ける必要がなくなり、部品点数を低減できる。
請求項1記載の本発明の燃料タンク装置は、燃料タンク本体内に配設され、上部と下部との双方が前記燃料タンク本体に固定されたキャニスタと、燃料タンク本体の側壁部のみに配設され、燃料タンク本体の内部と外部を連結する連結部材と、燃料タンク本体の側壁部に配設され、燃料タンク本体の側壁部からの突出量が、燃料タンク本体における接合フランジの燃料タンク本体の側壁部からの突出量に比べて小さいポートと、を有するため、燃料タンク本体の内部に無駄なスペースを形成すること無しに、燃料タンク本体の強度を確保できるという優れた効果を有する。また、燃料タンク装置の上下高さを低くできるという優れた効果を有する。さらに、ポートの損傷を防止できるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明は請求項1に記載の燃料タンク装置において、キャニスタが燃料タンク本体のサブタンクを形成するため、請求項1に記載の効果に加えて、部品点数を低減できるという優れた効果を有する。
本発明における燃料タンク装置の第1実施形態を図1及び図2に従って説明する。
なお、図中矢印UPは車体上方方向を示し、矢印FRは車体前上方方向を示す。
図1に示される如く、本実施形態の燃料タンク本体10は薄型樹脂タンクとなっており、燃料タンク本体10は、燃料タンク本体10の上部を構成するタンクアッパ12と、燃料タンク本体10の下部を構成するタンクロア14とで構成されている。
また、燃料タンク本体10の内部の略中央部には、円柱状のキャニスタ16が上下方向に軸線を向けて配設されている。キャニスタ16の上壁部16Aは、タンクアッパ12の上壁部12Aに当接しており、キャニスタ16の下壁部16Bは、タンクロア14の下壁部14Aに当接している。また、タンクアッパ12の上壁部12Aのタンク内側面には、一対のツイストロック18が形成されている。
図2に示される如く、一対のツイストロック18は、それぞれ円弧状に形成されており、キャニスタ16の上壁部16Aの外周部には、これらのツイストロック18に嵌合する円弧状の爪部20が一対形成されている。
また、キャニスタ16の下壁部16Bの外周部には、周方向に沿って所定の間隔で、取付孔22が形成されており、タンクロア14の下壁部14Aには、これらの取付孔22に係止されるクリップ24が形成されている。
従って、円柱状のキャニスタ16をキャニスタ16の軸線を中心に、例えば、図2の矢印A方向へ回転することで、キャニスタ16の爪部20が、ツイストロック18に嵌合するようになっている。また、キャニスタ16をキャニスタ16の下方(図2の矢印B方向)へ移動することで、タンクロア14のクリップ24が、キャニスタ16の取付孔22に係止されるようになっている。この結果、キャニスタ16は上部と下部との双方が燃料タンク本体10に固定されている。
また、燃料タンク本体10のタンクアッパ12の開口端外周部に形成された結合フランジ12Bと、タンクロア14の開口端外周部に形成された結合フランジ14Bとが接合されており、燃料タンク本体10の内部と外部を連結する連結部材としての、例えば、燃料供給用配管、蒸発燃料用配管等におけるタンク内チューブ28とタンク外チューブ30を連結するポート32、インレットパイプ34のタンク貫通部34A、配線コネクタ部(図示省略)等は、燃料タンク本体10の側壁部10Aのみに配設されている。
また、燃料タンク本体10における結合フランジ12Bと結合フランジ14Bとの接合フランジ10Bの燃料タンク本体10の側壁部10Aからの突出量L1は、ポート32における燃料タンク本体10の側壁部10Aからの突出量L2より大きくなっている(L1>L2)即ち、ポート32の燃料タンク本体10の側壁部10Aからの突出量L2が、燃料タンク本体10における接合フランジ10Bの燃料タンク本体10の側壁部10Aからの突出量L1に比べて小さくなっている。
なお、図1における符号40はサブタンクを、符号42はカットオフバルブを、符号44はセパレータを、符号46はポンプモジュールを、符号48はゲージを、それぞれ示している。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、燃料タンク本体10の内圧変化によって燃料タンク本体10におけるタンクアッパ12の上壁部12Aと燃料タンク本体10におけるタンクロア14の下壁部14Aとが上下方向及び横方向へ変形しようとした場合には、これらの変形を、上壁部16Aがタンクアッパ12の上壁部12Aに固定され、下壁部16Bがタンクロア14の下壁部14Aに固定されたキャニスタ16によって抑制することができる。即ち、本実施形態では、キャニスタ16によって燃料タンク本体10を補強できる。この結果、燃料タンク本体10の内部に無駄なスペースを形成すること無しに、燃料タンク本体10の強度を確保できる。
また、本実施形態では、燃料タンク本体10の内部と外部を連結する連結部材としての、例えば、燃料供給用配管、蒸発燃料用配管等におけるタンク内チューブ28とタンク外チューブ30を連結するポート32、インレットパイプ34のタンク貫通部34A、配線コネクタ部(図示省略)等が、燃料タンク本体10の側壁部10Aのみに配設されている。この結果、燃料タンク本体10の上部及び下部に燃料タンク本体10の内部と外部を連結する連結部材が突出することがない。このため、燃料タンク装置の上下高さを低くできる。
また、本実施形態では、燃料タンク本体10における結合フランジ12Bと結合フランジ14Bとの接合フランジ10Bの燃料タンク本体10の側壁部10Aからの突出量L1が、ポート32における燃料タンク本体10の側壁部10Aからの突出量L2より大きくなっている(L1>L2)。この結果、燃料タンク本体の前方からパネル等の衝突体が衝突した場合には、衝突体が燃料タンク本体10の接合フランジ10Bに衝突することでポート32に衝突するのを防止できる。このため、ポート32の損傷を防止できる。
なお、図3に示される如く、キャニスタ16の上壁部16Aと側壁部16Cをタンクアッパ12に一体成形し、キャニスタ16の下壁部16Bを側壁部16Cの下端縁部16Dにクリップ24によって固定した構成としても良い。
次に、本発明における燃料タンク装置の第2実施形態を図4〜図6に従って説明する。
なお、第1実施形態と同一部材は、同一符号を付してその説明を省略する。
図4に示される如く、本実施形態では、キャニスタ16が燃料タンク本体10のサブタンクを形成している。
図5に示される如く、本実施形態では、キャニスタ16はポンプモジュール46の周囲に平面視C字状に形成されており、キャニスタ16の長手方向の一方の端部16Fと他方の端部16Gとが離間している。
図6に示される如く、本実施形態では、キャニスタ16の上壁部16Aはタンクアッパ12に一体成形されており、キャニスタ16の下壁部16Bと側壁部16Cはタンクロア14に一体成形されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、第1実施形態の作用効果に加えて、キャニスタ16が燃料タンク本体10のサブタンクを形成している。このため、燃料タンク本体10の内部にサブタンクを単独で設ける必要がなくなり、部品点数を低減できる。
なお、本実施形態では、キャニスタ16をポンプモジュール46の周囲に平面視C字状に形成したが、これに代えて、図7に示される如く、平面視においてキャニスタ16における長手方向の一方の端部16Fを他方の端部16Gの外周側に所定の距離Mを開けてオーバラップする位置まで延設した形状としても良い。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では燃料タンク本体10を樹脂タンクとしたが、燃料タンク本体10は樹脂タンクに限定されない。
また、上記実施形態では燃料タンク本体10をタンクアッパ12とタンクロア14とに2分割したが、本発明の燃料タンク装置は、燃料タンク本体を2つ以上に分割した燃料タンク本体に適用可能である。
本発明の第1実施形態に係る燃料タンク装置を示す概略側断面図である。 本発明の第1実施形態に係る燃料タンク装置のキャニスタを示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る燃料タンク装置のキャニスタを示す側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料タンク装置を示す概略側断面図である。 本発明の第2実施形態に係る燃料タンク装置の要部を示す平面図である。 図5の6−6線に沿った拡大断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係る燃料タンク装置の要部を示す平面図である。
符号の説明
10 燃料タンク本体
10A 燃料タンク本体の側壁部
12 タンクアッパ
14 タンクロア
16 キャニスタ
18 ツイストロック
20 爪部
22 取付孔
24 クリップ
28 タンク内チューブ
30 タンク外チューブ
32 ポート(連結部材)
34 インレットパイプ
34A タンク貫通部(連結部材)

Claims (2)

  1. 燃料タンク本体内に配設され、上部と下部との双方が前記燃料タンク本体に固定されたキャニスタと、
    前記燃料タンク本体の側壁部のみに配設され、前記燃料タンク本体の内部と外部を連結する連結部材と、
    前記燃料タンク本体の側壁部に配設され、前記燃料タンク本体の側壁部からの突出量が、前記燃料タンク本体における接合フランジの前記燃料タンク本体の側壁部からの突出量に比べて小さいポートと、
    を有することを特徴とする燃料タンク装置。
  2. 前記キャニスタが前記燃料タンク本体のサブタンクを形成することを特徴とする請求項1に記載の燃料タンク装置。
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