JP4243765B2 - スリーブガイド - Google Patents

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Description

本発明は、プレキャストコンクリート(PC)柱のたて打ち時に、型枠にスリーブを固定するために使用するスリーブガイドに関わる。より詳細には、軽量で簡単に取り付けることができて、製造が容易なスリーブガイドに関わる。
従来、プレキャストコンクリート(PC)柱の立て打ち時に使用されるスリーブガイドは紡錘形の砲弾型のものが用いられている。砲弾型のスリーブガイドの製造は、砲弾型の中を刳り貫き、刳り貫いた孔にボルトを挿入して製造されたものであった。それ故に製造コストもかかる上に、重たく、運搬、取付け等の取扱も大変であった。
特許文献1に記載のスリーブ支持部材は、特許文献1の4頁の段落[0024]に「スリーブ支持部について説明すると、スリーブ支持部は、支持ボルト(嵌合部材)を備えている。この支持ボルトは、ステンレス鋼などの金属からなるものであり、図1に示すように、スリーブの内径とほぼ同一外径を有する頭部と、この頭部の一端面中央部に形成された突出部と、この突出部の先端面中央部に形成されたねじ部とから構成されている。ねじ部は、貫通孔とほぼ同一外径を有しており、貫通孔に対し空隙部側から挿脱自在に挿通されている。ねじ部は、貫通孔を貫通して外部に突出しており、そこにはナットが螺合されている。このナットを締め付けて、突出部とナットとによって端板を挟持することにより、支持ボルトが端板に固定されている。」と記載されている形状を有している。
特許文献2のスリーブ固定部材は、特許文献の第4頁の段落[0036]より、「本発明のコンクリートプレキャスト用スリーブ固定具は、2つの分離可能な部材からなり、その一つはスリーブ支持部材であり、他の部材は固定部材からなる。」スリーブ支持部材は、スリーブ(図示せず)の端部を内側から支承するためのものである。固定部材は、スリーブ支持部材に嵌合して磁力によってスリーブ支持部材を型枠に固定するためのものである。固定部材は、先端側(固定時に型枠に接する側)に小径部,基端側(固定時に型枠から遠くなる側)に大経部を有する異径筒状体からなる。小径部と大経部の移行部には段部が形成されている。」と記載された形状を有している。特許文献2のスリーブ固定部材は、磁力でスリーブ支持部材を型枠に固定するものである。
以上のように、既存のスリーブガイドは構造が複雑で、重量が重く、製造コストも高いという欠点があった。それ故に、簡単に製造ができて使用、運搬のためにも軽量で取り扱いやすいスリーブガイドの出現が望まれていた。
特開平5−116126号公報 特開2000−296515号公報
本発明は、軽量で簡単に取り付けることができて、製造方法も容易であって、而も強固にスリーブを支持することができるスリーブガイドを提供することにある。
軽く、製造方法が容易なスリーブガイドを提供するために鋭意検討を重ねた結果、2枚の3角の板のそれぞれの中央部の上部、または下部に切り込みを設けて、その上下の切り込みを組み合わせることによって、軽くて強固なスリーブガイドの提供に成功した。
本発明のスリーブガイドの第1の特徴は、上部に切り込みを設けた三角形の板と、下部に切り込みを入れた三角形の板と、中央部にボルトを挿入する孔が穿設された円盤と、前記円盤の孔に挿入されるボルトよりなるスリーブガイドであって、前記三角形の板の上部と下部の切り込みを噛合させ、2枚の三角形の板を噛合させた底部に前記ボルトを挿入した円盤を固着したことを特徴とするスリーブガイドである。上部に切り込みを設けた三角形の板と、下部に切り込みを入れた三角形の板の相互の切り込みを噛合させると、強固な4枚の羽根からなる三角錐ができる。中央にボルト用の孔が穿設された円盤にボルトを挿通し、この円盤に、前記三角錐の底面を固着することによって簡単にスリーブガイドができる。
本発明の第2の特徴は、三角形の板の上部先端が台形状に切除されていることを特徴とする請求項1に記載のスリーブガイドである。強固な4枚の羽根からなる三角錐の先端部を台形状に切除することによって、切り込みがし易くなると共に、4枚の羽根からなる三角錐にしたときに、鋭利な先端部のない安全なスリーブガイドができる。
本発明の第3の特徴は、前記円盤の周囲に凹部を設けて、前記三角形の4枚の羽根の底部と噛合していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスリーブガイドである。円盤の周囲に凹部を設けて、前記三角形の4枚の羽根の底部を噛合させることによって、4枚の羽根がより安定化すると共に、スリーブガイドの強度を増す効果がある。
本発明のスリーブガイドは2枚の3角の板を組み合わせる簡単な構造であるため、様々な大きさのスリーブに対応することができるスリーブガイドを簡単に製造することができる。2枚の3角板の一方は上部に、他方は下部に凹部を設けて、それぞれの三角板の上下の凹部を噛合させているので、左右からの荷重に対しても耐える強度を有している。
図1の(1−1)は先端を切断し、下部に切り込み12を設けた三角板11の側面図を示す。切り込み13はスリーブガイドの底部に着設するボルトヘッドの為の切り込みである。切り込み14は底部に着設する円盤の切り込みに噛合する部分である。同様に図1(1−2)は三角板15の上部に切り込み16を入れて、図1(1−1)の三角板11の切り込み12と噛合するようにする。前記と同様に、ボルトヘッドの為の切り込み17と円盤の切り込みに噛合する切り込み18を作る。
図2(2−1)は図1(1−1)と図1(1−2)の2枚の三角板を組み合わせた底部に着設する円盤19の構造を示す。円盤19の周囲4カ所に設けた切り込みは、図1(1−1)と図1(1−2)に示す三角板の下部の円盤噛合部14,14,18,18が噛合する切り込みである。円盤19の中央の孔21は、図2(2−2)に示すボルト22を挿入する孔21である。
図3は、2枚の三角板11、12を噛合させて、その底部にボルト22を挿入した円盤19を着設した本発明のスリーブガイド100の斜視図である。ボルトヘッド25と円盤の接点aと三角板の下部の切り込み14,14,18,18と円盤の切り込み20の噛合部bはそれぞれ溶接することによって固定する。
図4はスリーブガイド100の三角板とボルトと円盤を組み立てた各側面を示している。図4(4−1)は下部に切り込みを入れた三角板11とボルトヘッド25と円盤19とボルト22の側面と、図4(4−2)は上部に切り込みを入れた三角板15とボルトヘッド25と円盤19とボルト22の側面を示している。それぞれの三角板の側面に示す破線はcからd方向に三角板の幅を変更できることを示している。三角板の幅をcからdの方向に大きくすることによって、様々な大きさのスリーブガイドを提供することができる。このように、三角板の幅を変えることによって、大きさの異なるスリーブに簡単に対応することができる。
本発明のおいては、厚さ6mmのステンレス鋼板を用いて、高さ80mm、上部の幅23mm、下部の幅53mmの二枚の三角板を作成した。一方の三角板の下部の切り込み12は幅6.5mm、深さ32mmとした。他方の三角板の上部の切り込み16は幅6.5mm、深さ32mmとした。それぞれの三角板の下部に設けるボルトヘッドのための切り込み13、17は幅26mm、深さ10mmとした。円盤19に噛合する三角板の切り込み14、18は幅34mm、深さをそれぞれ6mmづつ設けた。三角板の底面に取着する円盤19は直径44mmとし、その円盤に6.5mmの幅で、深さ5mmの切り込み20を4カ所設け、中央にボルトの孔13mmを穿設した後、それぞれを組み合わせ、図3のa、bの位置を溶接により固着してスリーブガイド100を製造した。本発明のスリーブガイド100の大きさはこれらに限定されるものではなく、使用するスリーブに合わせて適宜変更することができる。
図5は本発明のスリーブガイド100の使用例を示している。PC柱のたて打ち時に、型枠23にスリーブガイド100のボルト22を型枠に穿設されたネジ孔(図示せず)に螺着してから、スリーブ24を固定する。本発明のスリーブガイド100を用いることによって、PC柱のたて打ち時のスリーブ24の位置決め、固定を簡単に行うことができる。
2枚の三角形の板の側面図を示している。 スリーブガイドの底部に着設する円盤の上面図とボルトの斜視図である。 2枚の三角板と底面の円盤を組み立てたスリーブガイドの斜視図である。 2枚の三角板の両翼面を広げた側面図である。 スリーブガイドの使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
100:スリーブガイド
11:三角板
12:下部切り込み(16の噛合部)
13:ボルトヘッドの切り込み
14:円盤の噛合部
15:三角板
16:上部切り込み(12の噛合部)
17:ボルトヘッドの切り込み
18:円盤の噛合部
19:円盤
20:三角板下部の噛合部
21:ボルト孔
22:ボルト
23:型枠
24:スリーブ
25:ボルトヘッド

Claims (3)

  1. プレキャストコンクリート(PC)柱のたて打ち時に、型枠にスリーブを固定するために使用するスリーブガイドであって、上部に切込みを入れたスリーブの内径より底辺の長さが大きい三角形の板と、下部に切り込みを入れたスリーブの内径より底辺の長さが大きい三角形の板と、中央部にスリーブガイドを固定するためのボルトを挿入する孔が穿設された円盤とよりなり前記上部に切込みを設けた三角形の板と前記下部に切り込みを設けた三角形の板の切込みを噛合させ、噛合させた三角形の板の底部に前記ボルトを挿入した円盤を固着したことを特徴とするスリーブガイド。
  2. 三角形の板の上部先端が台形状に切除されていることを特徴とする請求項1に記載のスリーブガイド。
  3. 円盤の周囲に凹部を設けて、該凹部に三角形の板の底部が噛合していることを特徴とする請求項1に記載のスリーブガイド。
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