JP4242754B2 - 歩行路面滑り防止マット - Google Patents

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Description

本発明は、着氷雪の固着防止及び横滑り防止に好適な歩行路面滑り防止マットに関するものである。
冬季の寒冷地では、歩行者が屋外の階段や段差のある道路等に付着して固化した氷雪でスリップし、転倒する事故が多く、社会問題となっている。このような転倒事故を防止するために、マット表面に多数のリブを平行して突設して各リブ間に頂部誘水溝を形成すると共に、各リブの頂部に稜線に沿い複数の滑り止めリブを突設した路面用防滑マット(特許文献1)や、凍結防止と滑り防止及び凍結層融解促進に好適な歩道用ゴムブロック(特許文献2)や、人工芝を階段や道路等に敷設したり、道路や床に電熱ヒータや温水パイプを埋め込み、融雪する方法などが採用されている。
しかしながら、路面用防滑マットや、人工芝を用いる方法では、積もった雪が固着してしまうと、表面が平滑な氷雪固着面となり、スリップ防止効果がほとんどなくなってしまう。
また、歩道用ゴムブロックは、ゴム粉砕物と結合材とを他の副資材とともに成形された一層のブロックで、凍結層の破砕可能な仕様として、ゴム粉砕物の粒径(0.5mm〜2mm)やゴムの硬さ(JISA(HS)60〜98(望ましくは70〜95))や凸部の高さ(2〜10mm(望ましくは3〜8mm))や径または幅(10〜50mm(望ましくは15〜35mm))や凸部ピッチ(30〜200mm(望ましくは50〜150mm))が制限されていた。それらの範囲以外であると、歩行の際不安定になり、凍結層の破砕が十分に行われ難い。
一方、電熱ヒータや温水パイプによる融雪は、転倒事故防止に極めて有効であるが、道路や床に電熱ヒータや温水パイプを埋め込むための工事費や、融雪に要する電気代等の維持管理費が高く、費用対効果の点で難点がある。
さらに、本出願人の提案した階段用歩行路面滑り防止マットは、図8に示すように、従来の階段用歩行路面滑り防止マットを階段に敷設した状態を示す主要部断面図である。
階段用歩行路面滑り防止マットは、表面ゴム層2、中間スポンジ層3および裏面ゴムシート層4の3層構造からなり、裏面ゴムシート4には着脱用の凸状部5’が設けられている。着脱用の凸状部5’は、表面ゴム層2から中間スポンジ層3と裏面ゴムシート層4を貫通するように設けている。
一方、階段8の踏み面には、凸状部5’と嵌合する凹状部9が設けられている。凸状部5’と凹状部9は、しっかりと嵌合するので、階段用着氷雪防止マットは階段8の踏み面に固定化される。凸状部5’と凹状部9は物理的に嵌合しているだけなので、階段用着氷雪防止マットの取り外しは容易である。
また、歩行者がマットに自重をかけた場合、マットの中間スポンジ層3が撓み、それにより氷を破砕し、マット表面から除去しやすくなり、階段用歩行路面滑り防止マットには、その氷を掃き出す効果がある。(特許文献3)
しかしながら、マットの表面凹凸条部25が横溝形状であるので、マットを踏んだ靴は、溝に対して直角方向では溝のエッジで止まるが、溝に対して平行な方向、すなわち横方向では、滑りが発生しやすいという問題があった。
ところで、氷雪のない春から秋の期間は、歩行路面滑り防止用マットが不要となり、これを取り外さなければならないが、接着剤や両面粘着テープで固定した歩行路面滑り防止用マットを剥がすと、階段等の踏み面に歩行路面滑り防止用マットのスポンジが付着したり、接着剤や粘着テープが残ったりしていた。
したがって、従来の歩行路面滑り防止用マットは、その取り外しや階段等の踏み面から接着剤等を除去するのに、時間と費用がかかる欠点があった。
また、マットの表面凹凸条部の横溝が横に長く延長しているため、歩行者が自重をかけた場合、マット本体にかかる曲げ力と剪断力が横溝の長手方向に逃げるため、マット本体の撓みが弱くなり、固着した氷雪が厚いと割れないことがあった。
さらに、氷雪が取り除かれた場合でも上記と同様に、マット本体にかかる曲げ力と剪断力が横溝の長手方向に逃げるため、凹凸条部に入り込んだ氷雪は、凍結したままの平滑な状態であるので横方向に滑るという問題があった。
従来の略L字断面形状の階段角部緩衝被覆部材の表面凹凸条部は、長手方向に横溝(凹条)の深さも浅く、横溝の間隔も大きいため、横滑り防止には十分でなかった。
そして、従来の略L字断面形状の階段角部緩衝被覆部材の垂直部の厚さが8mmもあり、あまり厚いと階段からの出っ張りが大きくなり、歩行者が先端に足をかけると略L字断面形状の階段角部緩衝被覆部材とマット本体部の接着部が剥がれてしまう恐れがあった。さらに階段を上っていく時に足の先端が垂直部下に引っかけて転倒することもあった。
特開平8−105005号 特開平11−222802号 登録実用新案第3038126号
本発明が解決しようとする課題は、上記従来技術の欠点を解消し、着氷雪の固着防止及び横滑り防止に好適な歩行路面滑り防止マットを提供することである。
これらの問題点を解決すべく本発明者が鋭意研究を重ねた結果、従来の歩行路面滑り防止マットの表面形状等を改良することにより、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明の歩行路面滑り防止マットは、水平面に対して30°〜85°の傾斜角度で上面に滑り止めの多数の截頭円錐台形の凸部が形成され、さらに凸部の上面に平面
十字状の凸部が形成され、表面ゴム層、中間スポンジ層および裏面ゴムシート層の3層
からなるマット本体部と、弾性を備えた斜面部を有し、上面に滑り止めの多数の凹凸条
部が形成され、さらに斜面部の上下後端に張出部が一体に形成されたテーパー形緩衝被覆部材と、マット本体部の裏面に設けた着脱用円盤止め具を有することを特徴とする。
弾性体からなるマット本体部と、マット本体部の表面に滑り止めの多数の截頭円錐台形の凸部を設けることにより、固着した氷や雪が割れやすくなり、さらには雨降りの時もマットの撓みが大きくなり、水をはじき出して滑り防止を発揮した。
人がマット本体の表面にある平面十字状の凸部を踏むと、体重による荷重で、十字状の凸部が、截頭円錐台形の凸部を介して、さらにスポンジ層を下に押し下げる力が働き、マットの撓みがさらに大きくなる。
そして、マット本体にかかる曲げ力と剪断力によって、截頭円錐台形の凸部間に入って凍結固着した氷や雪が破砕され、截頭円錐台形の凸部のテーパー面に沿って押し出される。撓んだマットと荷重のかかっていない撓んでいないマットと間に、表面に斜めの隙間部分ができ、その隙間部分に平面十字状の凸部があたり、横滑りを大きく押さえ込むことができた。また、十字状の凸部は、滑り止めのストッパーの働きもする。
すなわち、歩行路面滑り防止マットの滑り止めの多数の截頭円錐台形の凸部の傾斜角度は、水平面に対して30°〜85°にすることが望ましい。さらに、好ましくは40°〜70°がよい。
截頭円錐台形の凸部の傾斜角度が水平面に対して30°未満であると凸部の傾斜が緩やかになり靴との引っかかりが少なくなり、また、85°を越えるとマット表面の氷雪を箒等で取り除くときに抵抗となり、完全に氷雪を取り除くことができない。
マット本体部を、表面ゴム層、中間スポンジ層および裏面ゴムシート層の3層構造にすることにより、衝撃を和らげるクッション性があり、歩行者がマットを踏んで歩く場合にも、歩きづらくならず、足首に負担がかからなくなる。また、マット本体がよく撓み、氷や雪が砕けやすい。
本発明の第二の構成は、上述の第一の構成において、着脱用円盤止め具は、マット本体部とあらかじめ路面に埋め込んだネジ付アンカーとの着脱を容易にし、マット本体部をあらかじめ路面に埋め込んだネジ付アンカーに掛止させる差込口を設けた円盤型ゴム板にスリットを設けたステンレス製引っ掛け金具を埋め込んだ円盤止め具であることを特徴とする。
マット本体部の裏面に着脱用円盤止め具を設けることによって、着脱用円盤止め具をあらかじめ埋め込んだネジにスライドさせ、掛止させるので、歩行路面滑り防止マットの取り付け及び取り外し等の着脱が容易となる。
本発明の第三の構成は、第一または第二の構成において、歩行路面滑り防止マットが階段用歩行路面滑り防止マットであることを特徴とする。
歩行路面滑り防止マットを階段用歩行路面滑り防止マットに利用することによって、歩行路面滑り防止マットと同様な着氷雪の固着防止及び横滑り防止の効果が得られた。
本発明の第四の構成は、第三の構成において、マット本体部と、弾性体の水平部と垂直部からなる略L字形断面形状を有し、水平部の上面に滑り止めの多数の凹凸条部が形成され、さらに水平部の上下後端に張出部が一体に形成された緩衝被覆部材と、上面に滑り止めの多数の凹凸条部を形成され、下後端に張出部を一体に形成された平形緩衝被覆部材と、マット本体部をあらかじめ路面に埋め込んだネジ付アンカーに掛止させるマット本体部の裏面に設けた着脱用円盤止め具とから構成され、マット本体部の3側面を張出部が内側となるように略L字形断面形状の緩衝被覆部材の張出部と平形緩衝被覆部材の張出部とで接着したことを特徴とする。
本発明によれば、従来の横滑りを防止することができ、固着した氷や雪が割れやすくなり、水をはじき出すことができた。また、マットの取り付け及び取り外し等の着脱が容易になり、耐久性のある歩行路面滑り防止マットおよび階段用歩行路面滑り防止マットを提供することができる。
実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に基づく歩行路面滑り防止マットの平面図である。
(第1の実施形態)
この歩行路面滑り防止マット1は、上面に格子状に配置された滑り止めの多数の凸部11の上に、さらに平面十字状の凸部12を設けた弾性体からなるマット本体部10と、斜面部21の上面に滑り止めの多数の凹凸条部24を設けたテーパー形緩衝被覆部材20から構成される。マット本体部10の4側面を4つのテーパー形緩衝被覆部材20の張出部で挟み接着させている。
図2は、歩行路面滑り防止マット1のA−A線断面図である。
弾性体からなるマット本体部10は、表面ゴム層2(厚さ4.25mm)、中間スポンジ層3(厚さ7mm)および裏面ゴムシート層4(厚さ1mm)の3層構造(マット全体の厚さ12.25mm)からなり、裏面ゴムシート層4には着脱用円盤止め具5が接着されている。着脱用の円盤止め具5は、あらかじめ路面7に埋め込んだ着脱用ネジ付アンカー6と掛止されている。
なお、着脱用円盤止め具5の構成及び着脱用ネジ付アンカー6との掛止については、図3で後述する。
歩行路面滑り防止マット1の素材は、特に限定されないが、表面ゴム層2および裏面ゴムシート層4としては、例えば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)等のゴムポリマーに、耐寒性を付与するために、軟化剤を考慮し、通常の充填剤、架橋剤等の添加剤とともに加え、加工したものが挙げられる。
中間スポンジ層3としては、弾力性があり、一定の硬度であれば、その素材は特に限定されないが、製造しやすさの点では、上層のゴム材と同じ天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)等のゴムポリマーに、発泡剤を通常の充填材、架橋剤等の添加剤とともに加え、発泡加工した発泡ゴムとするのが好ましい。
なお、中間スポンジ層3は、単独発泡であれば、水が簡単に内部に浸入しないため、内部で氷結し、中間スポンジ層3を破壊することが防げる。また、中間スポンジ層3は、踏み付け圧力で適宜に撓む程度の硬度があればよく、例えば、Hs15〜45の範囲の硬度を有するものが好ましい。中間スポンジ層3が、Hs15より低い硬度であると足元が不安定になり、また、中間スポンジ層3が、Hs45よりも高い硬度であるとスポンジ層の沈み込みが減り、氷を割る効果が減少する。さらに、好ましくは、Hs20〜30の範囲の硬度が望ましい。
マット本体部10には、滑り止めのために、前記マット本体部10の上面に格子状に配置された各凸部11の形状が截頭円錐台形(厚さ1.5mm、底部の直径19mm、上部の直径16mm)であり、凸部間の間隔は11mmとし、等間隔に3×3の9個の凸部を1ブロックとして配列した。また、9個の凸部ブロック間の間隔を21mmとした。さらに凸部11の上に平面十字状の凸部12(長さ13.5mm、高さ0.75mm、幅1.5mm)を設けた。
表面ゴム層の上面に設けた滑り止めの多数の凸部形状を截頭円錐台形としたが、それ以外の任意の形状、例えば円柱形状、多角柱状、円錐形状、角錐形状等であると固着した雪や氷の破砕が十分に行われない。さらに、截頭円錐台形凸部の上に設けた平面十字状の凸部が靴の滑りを防止する効果がある。
滑り止めの截頭円錐台形凸部の上にさらに設けた凸部の平面形状を十字状としたが、截頭円錐台形凸部の表面が十字状の凸部のない平面であると水や氷が残るので滑りやすくなる。また、十字状の上端も平面であると上記と同様に滑りやすくなるので上端の断面形状は、三角錘やカマボコ型の形状であることが特に好ましい。
さらに、十字状の模様(平面形状)は、※、*、#、♯等の模様に比べて、截頭円錐台形凸部の表面に溜った水や氷を除去しやすい。また、十字状の模様は、成形型の低減や成型時に問題となる材料の型残りによる欠陥等、生産性低下を極力少なくすることに寄与する。
テーパー形緩衝被覆部材20は、図2に示すように、弾性を備えた斜面部21(斜度29°以下、底部の長さ49mm、高さ13mm)と斜面部21の後端の上下に延設され張出部22,23とを備えている。斜面部21の上面には凹凸条部24(凹部の幅2mm、凹部の深さ1.5mm、凸部の幅3mm、凸部の高さ1.5mm)が形成され、また斜面部21の後端上下には、張出部22,23(上の張出部22の厚さ1.5mm、上の張出部22の長さ7mm、下の張出部23の厚さ1mm、下の張出部23の長さ15mm)が一体に形成されている。次に、マット本体部10の4側面は、4つのテーパー形緩衝被覆部材20の各張出部22,23が嵌合され、両者は接着剤等で接着される。
テーパー形緩衝被覆部材20は、マット本体部10の端部の段差をゆるやかにすることで、ゴムマットの先端を足の先に引っ掛けて転倒する等を防止するためものである。また、マット本体部10のみでは、マット本体部10の中間スポンジ層3に水や雪が浸入すると、氷点下の時にはそれらが凍結してしまい、マット本体部10の弾性が失われる。従って、テーパー形緩衝被覆部材20は、マット本体部10への水の浸入防止機能も兼ねている。
張出部22,23の厚みは、あまり薄いと、踏み付け時の圧力により、切断する可能性があるため、さらに好ましくは、斜面部20全体の厚みの約1/10〜3/10程度がよい。
歩行路面滑り防止マット1に雪や氷が固着しても、踏み付け時の荷重で、中間スポンジ層3が撓むため、着氷雪が良好に割れて、着氷雪がマット本体部10に固着し続けることはない。
図3は、着脱用円盤止め具を取り付ける状態を表わす図であり、(a)は円盤止め具を2個配置した場合の平面図で、差込口5cを設けた円盤型ゴム板5a(直径80mm、厚さ2mm)にスリットを設けたステンレス製引っ掛け金具5b(厚さ0.3mm、1辺40mmの四角形)を埋め込んだ円盤止め具5−2(厚さ0.3mm、円盤の直径80mm)と円盤止め具5−1差込口5cを逆方向に向けて配置した状態の平面図である。
着脱用円盤止め具5は、円盤型ゴム板5aにステンレス製引っ掛け金具5bを埋め込み、その上に接着剤を付けて、ゴムマットを上からかぶせて接着させ取り付けられる。
この取り付け方法によれば、取り外しが簡単で突風でも飛ばされることがなく、盗難の心配もない。また、マットの表面をビス等で止めていないので安全で美感に優れており、施工も簡単に行える。
また、軟質弾性部材製マット本体部10は、裏面ゴムシート層4を一体的に形成しているので、中間スポンジ層3に部分的に水が含まれることが防止され、中間スポンジ層3の劣化を防止することができる。
着脱用円盤止め具5は、例えば、金属、プラスチック、熱可塑性エラストマーのいずれかで成形すればよく、材質は特に限定されない。
また、(b)はアンカーとネジを各々2個配置した場合の断面図で、2個の着脱用ネジ付アンカー6−1,6−2を階段等に設けた断面図である。あらかじめ、階段等にアンカー6bが入る径の穴をあけ、穴にアンカー6b(直径9mm、長さ25mm)を取り付ける。次にネジ6a(直径10mm、太さ6mm、長さ11mm)を階段等の面に対してネジ6aの頭が0.4〜0.5mm程度浮かせるようにアンカー6bに嵌め込む。
裏面ゴムシート層4に接着された円盤止め具5−1と円盤止め具5−2は、(b)の矢印に示すように、互いに逆方向にスライドさせて着脱用ネジ付アンカー6−1と着脱用ネジ付アンカー6−2に嵌め込むと、引っ掛け金具5bがネジ6aの頭と掛止する。
取り外しの際には、ゴムマットの弾性、曲がりを利用して着脱用円盤止め具5−1と着脱用円盤止め具5−2を矢印と反対方向にスライドさせて外す。着脱用円盤止め具5と着脱用ネジ付アンカー6は、スライドさせて掛止させているだけであるので、歩行路面滑り防止マット1の取り外しは容易である。
例えば、互いに差込口が外側に向く(互いの差込口が反対方向)ように設置する場合、ゴムマットの真中を撓ませて差込口にネジを通して、取り付ければ、ゴムマットが平らになる。
階段用マットとして使用する場合、主に階段のエッジ方向に力がかかることが多いことからエッジと反対方向(上段への立ち上がり部分)から差込口をエッジ方向に向け、すなわち同一方向に設置することでゴムマットを階段から下段の方へ引っ張る応力に対抗する。また、一方の差込口の方向と直角に設けてもよい。
着脱用円盤止め具5−2の差込口5cをいろいろな方向に変えることによって、使用するゴムマットの取り付け強度を増すことができる。
着脱用ネジ付アンカー6−2は、あらかじめネジ6aが組み込まれているので、着脱用ネジ付アンカー6−2にゴミや泥が入ることはない。
図4は、階段用マット本体部10の両短辺に接着させる平形緩衝被覆部材30(厚さ13mm、長さ30mm)で、上面に滑り止めの複数の凹凸条部31(表面の凹部幅2mm、深さ1.5mm、凸部の長さ3mm、高さ1.5mm)を設け、下後端に張出部32を一体に形成したもので、階段用マット本体部10の両短辺からの水または雪の浸入を防止する緩衝被覆部材である。
略L字断面形状の階段角部緩衝被覆部材20を接着した階段用マット本体部10の両短辺を平形緩衝被覆部材30の張出部32で挟み、接着剤等で接着させる。
(第2の実施形態)
図5は、階段用歩行路面滑り防止マット100を階段8に載置した状態の斜視図で、階段用歩行路面滑り防止マット100を階段8の踏み面に載置することにより、階段8の踏み面の前面角部が階段用歩行路面滑り防止マット100の階段角部緩衝被覆部材40で覆われるのみならず、階段8の踏み面の左右端部も平形の緩衝被覆部材30で覆われるので、転倒時に外傷を受ける可能性がより低くなる。
さらに、マット本体部10の左右に平形の緩衝被覆部材30を接着することにより、階段用歩行路面滑り防止マット100全体の強度を高めることができる。
図6は、階段用歩行路面滑り防止マット100のB−B線断面図である。
マット本体部10は、表面ゴム層2(厚さ4.25mm)、中間スポンジ層3(厚さ7mm)および裏面ゴムシート層4(厚さ1mm)の3層構造(マット全体の厚さ12.25mm)からなり、裏面ゴムシート4には着脱用の円盤止め具5が接着されている。着脱用の円盤止め具5は、裏面ゴムシート層4に円盤型ゴム板を介して接着されている。
マット本体部10には、滑り止めのために、該マット本体部10の上面に格子状に配置された多数の凸部11の形状が截頭円錐台形(厚さ1.5mm、底部の直径19mm、上部の直径16mm)であり、凸部間の間隔は11mmとし、等間隔に9個配列した。また、9個の凸部ブロック間の間隔を21mmとした。さらに凸部11の上に平面十字状の凸部12(長さ13.5mm、高さ0.75mm、幅1.5mm)を設けた。
階段角部緩衝被覆部材40は、弾性体の垂直部42(厚さ3mm、長さ18mm)と水平部41(厚さ13mm、長さ33mm)からなる略L字形状断面を有しており、水平部41の上面に凹凸条部45(凹部の幅2mm、凹部の深さ1.5mm、凸部の幅3mm、凸部の高さ1.5mm)があり、また水平部41の後端には、上下に張出部43,44(上の張出部43の厚さ1.5mm、上の張出部43の長さ7mm、下の張出部44の厚さ1mm、下の張出部44の長さ15mm)を設け、この張出部43,44でマット本体部10を挟み、接着剤等で接着する。
本発明の階段角部緩衝被覆部材は、転倒時の身体に及ぼす衝撃を緩和するために弾性体で製造することが好ましい。このような弾性体としては、例えば、天然ゴム(NR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ブタジエンゴム(BR)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)等のゴム系化合物や、スチレン系(SBC)、塩ビ系(TPVC)、オレフィン系(TPO)等の熱可塑性エラストマー(TPE)の1種もしくはそれらの2種以上の組合せなどの素材が挙げられる。
略L字形状断面の階段角部緩衝被覆部材40と平形の緩衝被覆部材30は、マット本体部10のみでは、マット本体部10の中間スポンジ層3に水や雪が浸入すると氷点下の時には、それらが凍結してしまい、マット本体部10の弾性が失われる。従って、略L字形状断面の階段角部緩衝被覆部材40と平形の緩衝被覆部材30は、マット本体部10への水の浸入防止機能も兼ねている。
階段用歩行路面滑り防止マット100に雪や氷が固着しても、踏み付け時の圧力で、中間スポンジ層3が撓むため、着氷雪が割れるため、着氷雪がマット本体部10に固着し続けることはなかった。
また、マット本体部10は、裏面ゴムシート層4を一体的に形成しているので、中間スポンジ層3に部分的に水が含まれることが防止され、中間スポンジ層3の劣化を防止することができる。
図7は、略L字形状断面の階段角部緩衝被覆部材40と平形の緩衝被覆部材30を、コの字状に一体成形したものの平面図である。略L字形状断面の階段角部緩衝被覆部材40と平形の緩衝被覆部材30を、コの字状に一体成形したものを、マット本体部10に接着したものである。
略L字形状断面の階段角部緩衝被覆部材40の張出部44と、平形の緩衝被覆部材30の張出部32は、コの字形状の内側になるように成形されているので、この張出部にマット本体部10を嵌合し、接着剤等で接着すればよい。
階段用歩行路面滑り防止マット100は、略L字形状断面の階段角部緩衝被覆部材40と平形の緩衝被覆部材30を、コの字形状にあらかじめ一体成形するため、施工時の緩衝被覆部材の接着の手間を簡素化することができ、さらに階段用歩行路面滑り防止マット100の美感を良くすることができた。
本発明の階段用歩行路面滑り防止マット(截頭円錐台形の凸部形状)と図8で説明した従来の階段用歩行路面滑り防止マット(横溝形状)との表面形状での滑り試験を行った。試験方法は、2種類の異なる形状の表面をもつマット(表面ゴム層の厚さ4.25mm、中間スポンジ層の厚さ7mm、裏面ゴムシート層の厚さ1mmの3層構造で全体の厚さ12.25mm、大きさ100×100mm)を乾いた状態と濡れた状態で、道路(アスファルト)等の滑り状態を測定する機械、すなわち「スキッドレジスタンスメータ(英国製)」によって、摂氏23度のゴム表面を4.5〜5インチ間に振り子(底部に特殊ゴム接着)を滑らせて、その抵抗を測定した。
Figure 0004242754
Figure 0004242754
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本発明の階段用歩行路面滑り防止マット(截頭円錐台形の凸部形状)の滑り検査数値乾燥状態では、截頭円錐台形の凸部形状のマットの滑り抵抗が従来のマットに比べて若干高い値を示した。湿潤状態では、截頭円錐台形の凸部形状のマットの滑り抵抗が従来のマットに比べて著しく高い値を示した。すなわち、滑りにくいことが明らかになった。
次に、大型冷蔵庫内において、冬季と同じ状況に想定した状態、すなわち(1)表面が水で濡れている状態(氷雪が除去された状態)、(2)粉砕氷がのっている状態、(3)粉雪がのっている状態(冷蔵庫内に付着している霜を散布)で、上記のマット表面の滑り試験を行った。試験方法は、室内温度12℃、室内湿度80%で5人の各々が夏靴、冬靴、長靴をはいて各マットの滑り具合を4段階の評価で採点した。
Figure 0004242754
Figure 0004242754
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これらの結果から、いずれの状態でも本発明のマットは、3種類の靴をはいても従来のマットと比較して滑らないことが明らかになった。
本発明の歩行路面滑り防止マットは、冬季の寒冷地での歩行者の安全を確保するものであるが、高齢化社会を迎え、高齢者のひざや足首にやさしく、介護保険認定者の歩行に最適なゴムマットとして、その効果は大であり、さらにあらゆる床材の歩行路面滑り防止マットとして利用可能である。
本発明の第1の実施形態に基づく歩行路面滑り防止マットの部分平面図。 歩行路面滑り防止マットのA−A線断面図。 本発明の着脱用円盤止め具を取り付ける状態を表わす図であり、(a)は円盤止め具を2個配置した場合の平面図、(b)はアンカーとネジを各々2個配置した場合の断面図。 本発明の階段用歩行路面滑り防止マットの平形緩衝被覆部材の断面図 本発明の階段用歩行路面滑り防止マットを階段に載置した状態を示す斜視図。 本発明の第2の実施形態に基づく階段用歩行路面滑り防止マットでB−B線断面図。 本発明の階段用歩行路面滑り防止マットのコの字状に一体成形された緩衝被覆部材の平面図。 従来の階段用歩行路面滑り防止マットを階段に敷設した状を示す主要部断面図。
符号の説明
1 歩行路面滑り防止マット
2 表面ゴム層
3 中間スポンジ層
4 裏面ゴムシート層
5,5−1,5−2 着脱用円盤止め具
5’脱着用凸状部
5a 円盤型ゴム板
5b 引っ掛け金具
5c 差込口
6,6−1,6−2 着脱用ネジ付アンカー
6a ネジ
6b アンカー
7 路面
8 階段
9 脱着用凹状部
10 マット本体部
11 凸部
12 十字状の凸部
20 テーパー形緩衝被覆部材
21 斜面部
22,23,32,43,44 張出部
24,25,31,45 凹凸条部
30 平形緩衝被覆部材
40 略L字断面形状の階段角部緩衝被覆部材
41 水平部
42 垂直部
100 階段用歩行路面滑り防止マット

Claims (4)

  1. 水平面に対して30°〜85°の傾斜角度で上面に滑り止めの多数の截頭円錐台形の凸部が形成され、さらに前記凸部の上面に平面十字状の凸部が形成され、表面ゴム層、中間スポンジ層および裏面ゴムシート層の3層からなるマット本体部と、弾性を備えた斜面部を有し、上面に滑り止めの多数の凹凸条部が形成され、さらに前記斜面部の上下後端に張出部が一体に形成されたテーパー形緩衝被覆部材と、前記マット本体部の裏面に設けた着脱用円盤止め具を有することを特徴とする歩行路面滑り防止マット。
  2. 前記着脱用円盤止め具は、前記マット本体部とあらかじめ路面に埋め込んだネジ付アン
    カーとの着脱を容易にし、前記マット本体部をあらかじめ路面に埋め込んだネジ付アンカ
    ーに掛止させる差込口を設けた円盤型ゴム板にスリットを設けたステンレス製引っ掛け金
    具を埋め込んだ円盤止め具であることを特徴とする請求項1に記載の歩行路面滑り防止マ
    ット。
  3. 前記歩行路面滑り防止マットが階段用歩行路面滑り防止マットであることを特徴とする請求項1または2に記載の階段用歩行路面滑り防止マット。
  4. 前記マット本体部と、弾性体の水平部と垂直部からなる略L字形断面形状を有し、水平部の上面に滑り止めの多数の凹凸条部が形成され、さらに前記水平部の上下後端に張出部が一体に形成された緩衝被覆部材と、上面に滑り止めの多数の凹凸条部形成され、下後端に張出部を一体に形成された平形緩衝被覆部材と、前記マット本体部をあらかじめ路面に埋め込んだネジ付アンカーに掛止させる前記マット本体部の裏面に設けた着脱用円盤止め具とから構成され、前記マット本体部の3側面を張出部が内側となるように略L字形断面形状の緩衝被覆部材の張出部と平形緩衝被覆部材の張出部とで接着したことを特徴とする請求項に記載の階段用歩行路面滑り防止マット。
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