JP4242714B2 - 水栓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、キッチン、洗面化粧台、浴室等に装備して使用される水栓に係り、特に、吐水流を直流吐水及びシャワー散水等、複数の吐水形態に切り換えるようにした水栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の水栓としては、例えば特許文献1〜特許文献3に開示されるような構成のものが知られている。
【0003】
すなわち、特許文献1の構成においては、切換機構として本体内の円板状のセパレータに2系統の流出口が同心状に形成されている。また、セパレータ上には円板状の切換プレートが回転可能に配設され、その切換プレートにはセパレータの流出口に選択的に整合する流路孔が形成されている。本体には切換機構の切換弁を切換回転させるための操作ボタンが前後方向へ移動可能に支持され、その操作ボタンの近傍には操作ボタンを前後の2位置に保持するための保持機構が配設されている。
【0004】
特許文献2の構成においては、切換機構として本体内の仕切板に2つの弁孔が形成され、これらの弁孔を択一的に開放させるように、仕切板上にはスライド弁がスライド可能に対向配置されている。本体には棒状の押ボタンが移動可能に支持され、その押ボタンの外周に前記スライド弁が直接取り付けられている。また、押ボタンの内端には押ボタンを2位置に保持するための保持機構が配設されている。
【0005】
特許文献3の構成においては、切換機構として本体内の仕切板に2つの通水口が形成され、これらの通水口を択一的に開放させるように、本体には切換弁が回動軸を介して回動可能に支持されている。回動軸の外端には切換弁を切換回動させるための切換レバーが突設されている。切換弁の弁体底部には球面状の膨出部が形成され、切換弁が2位置に切換回動されたとき、膨出部と通水口との係合により、切換弁が切換位置に保持されるようになっている。
【0006】
【特許文献1】
特許第2589446号公報
【特許文献2】
実開平1−98271号公報
【特許文献3】
実公昭63−6286号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、これらの従来構成の水栓においては、次のような問題があった。
すなわち、特許文献1の構成では、切換機構が円板状のセパレータと円板状の切換プレートとから構成されている上に、保持機構が操作ボタンの近傍に配置されているため、水栓のヘッド部が大型になって、デザインの自由度に制約を受けた。
【0008】
また、特許文献2の構成では、押ボタンの外周にスライド弁が直接取り付けられているため、スライド弁の開閉に必要なストロークと押ボタンの操作ストロークとを同一にさせる必要があって、スライド弁の切換時における押ボタンの操作ストロークが大きくなるものであった。
【0009】
さらに、特許文献3の構成では、切換弁の回動軸に切換レバーが直接突設されているため、切換レバーが本体の外周に大きく突出して、水栓のヘッド部が大型になるとともに、切換弁の切換時に大きな操作力が必要になった。
【0010】
この発明は、このような従来の技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的は、ヘッド部をコンパクトに形成することができて、デザインの自由度を増すことができるとともに、軽い操作力にて切換弁を切り換えることができる水栓を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、異なった吐水部に連通するように本体内の弁シート部材に形成された2つの弁口と、それらの弁口を択一的に開放させるように設けられた回動軸線の周りに所定角度範囲で回動可能に配設された切換弁とよりなる切換機構と、その切換機構の切換弁を切換回動させるために、本体にプッシュ操作可能に支持された操作ボタンと、その操作ボタンを前後の2位置に保持するために、本体内において前記操作ボタンの移動方向と交差する方向にオフセットして配設された保持機構とを備えた水栓において、前記保持機構は、前記切換機構を介して操作ボタンの反対側に配置され、前記切換弁の回動軸線を、操作ボタンの移動軸線と直交する軸線と平行にかつその軸線位置よりも側方に偏倚して配置するとともに、前記2つの弁口は操作ボタンの移動軸線に対して前記切換弁の回動軸線の反対側に配置して、操作ボタンの移動軸線と直交する軸線位置付近において操作ボタンから作動力が伝達されるようにしたものである。なお、この発明は、水栓に関するものであるが、この水栓は、シャワーヘッドを含むものである。
【0012】
従って、この請求項1に記載の発明によれば、操作ボタンの後方に、切換機構及び保持機構を重なるように本体内の狭い空間に収容配置することができる。よって、水栓のヘッド部をコンパクトに形成することができて、デザインの自由度を増すことができる。
【0014】
さらに、操作ボタンの移動を切換弁に伝達する場合、その操作ボタンの移動量よりも切換弁の移動量が少なくなるようにすることが可能である。このため、操作ボタンの操作を軽い力で行うことが可能になり、使い勝手に優れたものとなる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の一実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、この実施形態の湯水混合水栓11はキッチンの流し台12等の上面に装着され、その基部上端には操作レバー13が突設されている。そして、この操作レバー13を垂直軸線の周りで左右方向に回動操作することにより、湯と水との混合比が変更されて吐出水の温度が調節される。また、操作レバー13を水平軸線の周りで上下方向に回動操作することにより、吐出水の開閉及び水量の調節が行われるようになっている。
【0016】
前記湯水混合水栓11の先端にはシャワーヘッド14が取り付けられ、その先端下部には吐水口15が突設されるとともに、先端前面にはプッシュ操作可能な操作ボタン16が配設されている。そして、この操作ボタン16をプッシュ操作するごとに、吐水口15からの吐水が直流吐水とシャワー散水とに交互に切り換えられるようになっている。
【0017】
次に、前記シャワーヘッド14の構成について詳細に説明する。図2〜図4に示すように、シャワーヘッド14の本体19の外周にはカバー20が嵌着されるとともに、下面には前記吐水口15が取り付けられている。本体19の基端には可撓性を有する供給ホース21が接続部21aを介して接続され、その供給ホース21の他端部が前記湯水混合水栓11内の図示しない湯水混合機構に接続されている。そして、湯水混合機構にて調節された所定温度の湯水が、この供給ホース21を介して本体19内に供給されるようになっている。また、シャワーヘッド14を供給ホース21とともに混合水栓11の本体から引き出すことができるようになっている。
【0018】
前記吐水口15の中央には直流吐水部22が嵌着されるとともに、その周囲には複数の小孔よりなるシャワー吐水部23が形成されている。本体19内には切換機構24が配設され、供給ホース21から本体19内に供給された湯水の吐出流路が、この切換機構24により直流吐水部22側とシャワー吐水部23側とに切り換えられるようになっている。
【0019】
すなわち、図1〜図4に示すように、この切換機構24においては、前記吐水口15の上方に位置するように、本体19内に円板状の弁シート部材としての仕切板25が配設され、その頂面には支持孔25aが形成されている。仕切板25の頂壁には2つの弁口26A,26Bが支持孔25aの軸線を中心とする同一円周上に所定間隔をおいて形成され、第1弁口26Aが直流吐水部22に連通されるとともに、第2弁口26Bがシャワー吐水部23に連通されている。
【0020】
前記仕切板25上には切換弁27の切換レバー28が、その基端の支軸部28aを支持孔25aに係合することにより、支持孔25aを通る軸線の周りに所定角度範囲で回動可能に支持されている。切換レバー28の中間部には円弧状に凹む係合面28bが形成されるとともに、係合ピン28cが突設されている。切換レバー28の先端下面には弁体29が上下動可能に嵌着され、その弁体29は、バネ30により仕切板25の上面と密着する方向に付勢されている。
【0021】
そして、図2及び図3に示すように、切換弁27の切換レバー28が第2弁口26B側に回動されたときには、弁体29により第2弁口26Bが閉鎖されるとともに、第1弁口26Aが開放されて、湯水の吐出流路が直流吐水部22側に切り換えられる。また、図6及び図7に示すように、切換弁27の切換レバー28が第1弁口26A側に回動されたときには、弁体29により第1弁口26Aが閉鎖されるとともに、第2弁口26Bが開放されて、湯水の吐出流路がシャワー吐水部23側に切り換えられるようになっている。
【0022】
図2〜図4に示すように、前記本体19の前端面には操作ロッド31が前後方向へ移動可能に挿通支持され、その前端には前記操作ボタン16が取り付けられている。操作ロッド31の前端と本体19との間にはバネ32が介装され、このバネ32により操作ロッド31及び操作ボタン16が前方に向かって移動付勢されている。操作ロッド31の後端には、切換レバー28上の係合面28bに係合可能な球面状の係合部31aが形成されるとともに、切換レバー28上の係合ピン28cに係合する係合孔31bが形成されている。
【0023】
また、この実施形態では、図3に示すように、切換弁27の切換レバー28の回動軸線L1が操作ボタン16及び操作ロッド31の移動軸線L2と直交、すなわち交差する軸線L3と平行に、かつその軸線L3の位置よりも側方にオフセットして配置されている。そして、操作ボタン16及び操作ロッド31の移動軸線L2上において、その移動軸線L2と直交する軸線L3位置付近において、係合部31a及び係合面28bの係合、または係合孔31b及び係合ピン28cの係合を介して、操作ロッド31の移動力が切換レバー28の回動力に変換して伝達されるようになっている。
【0024】
従って、操作ボタン16のプッシュ操作により、操作ロッド31がバネ32の付勢力に抗して前方位置から後方位置に移動されたときには、係合部31a及び係合面28bの係合を介して、切換レバー28が第2弁口26B側から第1弁口26A側に回動される。これに対して、バネ32の付勢力により、操作ロッド31が後方位置から前方位置に移動されたときには、係合孔31b及び係合ピン28cの係合を介して、切換レバー28が第1弁口26A側から第2弁口26B側に回動される。
【0025】
図2〜図5に示すように、前記本体19内には、切換弁27を含む切換機構24に対して上方及び後方へオフセットして位置するように、かつ、切換機構24を介して操作ボタン16の反対側に位置するように保持機構(ハートカム機構)33が配設されている。そして、この保持機構33により、操作ボタン16及び操作ロッド31が前後の2位置に保持されるようになっている。
【0026】
すなわち、この保持機構33においては、本体19内に保持ロッド34が前後方向へ移動可能に配設され、その前端が操作ロッド31に対して連結ピン35及び係合孔31bの係合を介して連結されている。保持ロッド34の後端にはカムブロック36が突設され、その下面にはほぼハート形のカム溝37が形成されている。カムブロック36を摺動可能に挿通支持するように、本体19上には保持枠38が固定配置されている。保持枠38の底部にはU字状の保持ピン39がホルダ40を介して取り付けられ、その保持ピン39の一端部が板バネ41の付勢力によりカムブロック36のカム溝37に押圧係合されている。
【0027】
そして、図3に示すように、操作ボタン16及び操作ロッド31が前方位置に配置されているときには、保持ピン39がカム溝37の後端係合部37aに係合して、操作ボタン16及び操作ロッド31が前方位置に保持されている。この状態から、操作ボタン16のプッシュ操作により、操作ロッド31が後方位置に移動されたときには、保持ピン39がカム溝37の一側溝部37bに沿って前方に相対移動されて、図7に示すように、カム溝37の前端窪み部37cに係合される。これにより、操作ボタン16及び操作ロッド31が後方位置に保持されるようになっている。
【0028】
さらに、この状態で操作ボタン16が再びプッシュ操作されたときには、保持ピン39がカム溝37の前端窪み部37cから離脱されて、操作ボタン16及び操作ロッド31が保持状態から解放される。そして、操作ボタン16及び操作ロッド31がバネ32の付勢力により前方位置に移動されるときには、保持ピン39がカム溝37の他側溝部37dに沿って後方に相対移動されて、図3に示すように、カム溝37の後端係合部37aに係合される。これにより、操作ボタン16及び操作ロッド31が前方位置に再び保持されるようになっている。
【0029】
次に、前記のように構成された水栓の動作を説明する。
さて、図1〜図3に示す状態では、操作ボタン16が前方位置に配置されて、保持機構33によりその位置に保持されている。この状態では、切換弁27が第2弁口26B側に回動され、その第2弁口26Bが閉鎖されるとともに、第1弁口26Aが開放されて、吐出流路が直流吐水部22側に切り換えられている。よって、この状態にて操作レバー13を左右方向に回動操作するとともに上下方向に回動操作すれば、所定温度及び所定水量に調節された湯水が、吐水口15の直流吐水部22から吐出される。
【0030】
この状態において、吐水口15からの吐出流路をシャワー吐水部23側に切り換える場合には、操作ボタン16を前方位置から後方位置にプッシュ操作すると、図6及び図7に示すように、保持機構33により操作ボタン16が後方位置に保持される。そして、操作ボタン16の操作に伴い、切換弁27が第1弁口26A側に回動され、その第1弁口26Aが閉鎖されるとともに、第2弁口26Bが開放されて、吐出流路がシャワー吐水部23側に切り換えられる。よって、この状態で操作レバー13を左右方向及び上下方向に回動操作すれば、所定温度及び所定水量に調節された湯水が、吐水口15のシャワー吐水部23から吐出される。
【0031】
さらに、吐水口15からの吐出流路を直流吐水部22側に再び切り換える場合には、操作ボタン16を繰り返しプッシュ操作すると、図2及び図3に示すように、操作ボタン16がバネ32に付勢力により後方位置から前方位置に移動されて、保持機構33によりその位置に保持される。そして、操作ボタン16の移動に伴い、切換弁27が第2弁口26B側に回動され、その第2弁口26Bが閉鎖されるとともに、第1弁口26Aが開放されて、吐出流路が直流吐水部22側に切り換えられる。よって、この状態で操作レバー13を操作すれば、前記と同様に湯水が直流吐水部22から吐出される。
【0032】
従って、この実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1) この水栓においては、切換機構24として本体19内の仕切板25に、異なった吐水部22,23と連通する2つの弁口26A,26Bが形成されている。また、それらの弁口26A,26Bを択一的に開放させるように、仕切板25上には切換弁27が一軸線の周りに所定角度範囲で回動可能に配設されている。本体19には切換弁27を切換回動させるための操作ボタン16が、前後方向へ移動可能に支持されている。そして、本体19内には操作ボタン16を前後の2位置に保持するための保持機構33が、切換機構24よりも上方及び後方へオフセットして、かつ切換機構24を介して操作ボタン16の反対側に配設されている。
【0033】
このため、操作ボタン16の後方において、切換機構24及び保持機構33を重なるように配置できる。従って、その切換機構24及び保持機構33を操作ボタン16の後方において本体19内の狭い空間に容易に収容配置することができる。よって、水栓11のヘッド部をコンパクトに形成することができて、デザインの自由度を増すことができる。
【0034】
(2) この水栓においては、前記切換弁27の回動軸線L1が操作ボタン16の移動軸線L2と直交する軸線L3位置よりも側方に偏倚して配置されている。そして、操作ボタン16の移動軸線L2と直交する軸線L3位置付近において、操作ボタン16から切換弁27に作動力が伝達されるようになっている。このため、操作ボタン16と切換弁27との間に複雑な作動伝達機構を設ける必要がなく、簡単な係合構成を設ければよくて、構成を簡素化することができる。また、切換弁27の回動支点と操作ボタン16からの作動力の力点とが異なっているため、操作ボタン16の移動量を少なくして切換弁27に伝達できる。このため、切換弁27の切換時における操作力を一層軽減することができる。
【0035】
(変更例)
なお、この実施形態は、次のように変更して具体化することも可能である。
・ 前記実施形態において、吐水口15に直流吐水部22及びシャワー吐水部23と異なった2つの吐水部を設けて、切換弁27によりそれらの吐水部への吐出流路を切り換えるように構成すること。
【0036】
・ 前記実施形態において、吐出水の温度調節機能を有することなく、吐出水の開閉及び水量の調節が行われるタイプの水栓にこの発明を具体化すること。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握される請求項に記載の技術的思想以外の技術的思想は以下の通りである。
【0037】
(1) 保持機構がハートカム機構よりなることを特徴とする水栓。
(2) 操作ボタンがシャワーヘッドの先端前面に配置され、切換機構及び保持機構はその操作ボタンの後方に配置されている水栓。
【0038】
(3) 操作ボタンの後端部に、切換弁との係合部及び切換機構との係合部を備えていることを特徴とした水栓。
【0039】
【発明の効果】
以上、実施形態で例示したように、この発明においては、水栓のヘッド部をコンパクトに形成することができて、デザインの自由度を増すことができる。また、操作ボタンを軽い操作力にて操作することにより、切換弁を容易に切り換えることができるという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施形態の水栓を示す側面図。
【図2】 水栓のシャワーヘッドを直流吐水部側への切換状態で示す拡大縦断面図。
【図3】 同状態でのシャワーヘッドの要部横断面図。
【図4】 同水栓の切換機構及び保持機構を分解して示す斜視図。
【図5】 保持機構を図4と異なった方向から拡大して示す分解斜視図。
【図6】 水栓のシャワーヘッドをシャワー吐水部側への切換状態で示す縦断面図。
【図7】 同状態でのシャワーヘッドの要部横断面図。
【符号の説明】
11…湯水混合水栓、14…シャワーヘッド、15…吐水口、16…操作ボタン、19…本体、22…直流吐水部、23…シャワー吐水部、24…切換機構、25…仕切板、26A…第1弁口、26B…第2弁口、27…切換弁、28…切換レバー、29…弁体、31…操作ロッド、33…保持機構、34…保持ロッド、37…カム溝、39…保持ピン、L1,L2,L3…軸線。
Claims (1)
- 異なった吐水部に連通するように本体内の弁シート部材に形成された2つの弁口と、それらの弁口を択一的に開放させるように設けられた回動軸線の周りに所定角度範囲で回動可能に配設された切換弁とよりなる切換機構と、
その切換機構の切換弁を切換回動させるために、本体にプッシュ操作可能に支持された操作ボタンと、
その操作ボタンを前後の2位置に保持するために、本体内において前記操作ボタンの移動方向と交差する方向にオフセットして配設された保持機構とを備えた水栓において、
前記保持機構は、前記切換機構を介して操作ボタンの反対側に配置され、前記切換弁の回動軸線を、操作ボタンの移動軸線と直交する軸線と平行にかつその軸線位置よりも側方に偏倚して配置するとともに、前記2つの弁口は操作ボタンの移動軸線に対して前記切換弁の回動軸線の反対側に配置して、操作ボタンの移動軸線と直交する軸線位置付近において操作ボタンから作動力が伝達されるようにしたことを特徴とする水栓。
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