JP4242304B2 - 冷却飲料供給装置における飲料冷却管と注出コックの継手構造 - Google Patents

冷却飲料供給装置における飲料冷却管と注出コックの継手構造 Download PDF

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Description

本発明は、冷却飲料供給装置における飲料冷却管と注出コックの継手構造に関するものである。
従来、例えば下記の特許文献1に開示されたこの種の継手構造においては、冷却水槽内にコイル状に設置した飲料冷却管の連結端部が同冷却水槽の周壁前面に固定した注出コックの取付軸にOリングを介して嵌合した管継手によって連結されている。
特開平11−222298号公報。
上記した従来の継手構造においては、図4に示すように、管継手31を締め付け固定したときOリング32が潰れてシール機能を果たすため、Oリング32とその嵌合溝31aの間に微少な隙間Gが生じる。その結果、この隙間Gにビール等の冷却飲料が侵入すると新たに注出される冷却飲料と入れ替わることがないため、雑菌が繁殖するおそれがあり不衛生になる。また注出コックの閉止時に生じる振動によって管継手31の固定が緩むと、Oリング32によるシール機能が低下してビール等の冷却飲料が漏出する。
本発明は、上記難点を無くすため、冷却水槽内に設置した飲料冷却管の端部を装置本体の周壁前面に固定した注出コックに連結する継手構造であって、前記飲料冷却管の連結端部に挿通して前記注出コックの取付軸の外周に嵌合される継手部と、該継手部に相対回転可能に嵌合され前記飲料冷却管の連結端部がその内孔に挿入される筒状の管継手と、該管継手の外周に形成した環状溝に嵌合して前記取付軸の冷却飲料流入孔の外端部に設けた段付き内孔の内壁に液密に密着するOリングと、前記管継手の内端に形成された円形凹部に嵌合して前記管継手の内端面と前記段付き内孔の内端面に密着する前記円形凹部の深さより厚みのある環状の平パッキンとにより構成され、前記飲料冷却管の連結端部の内径は前記取付軸の冷却飲料流入孔の内径及び前記平パッキンの内径以上となるようにし、前記飲料冷却管の連結端部に前記管継手を前記継手部と一体的に組付け、前記継手部を前記取付軸の外周に嵌合により締め付け固定して前記段付き内孔内端には前記円形凹部の先端部を当接させるようにした状態で前記平パッキンがその厚み方向に圧縮されて前記段付き内孔の内壁端面に液密的に圧着するようにしたことを特徴とする冷却飲料供給装置における飲料冷却管と注出コックの継手構造を提供するものである。
上記の継手構造においては、取付軸の段付き内孔の内壁端面と管継手の内端に形成した円形凹部との間で液密的に圧着された平パッキンは、円形凹部の先端部が段付き内孔内端に当接して潰れすぎることなくシールをすることができるので、飲料がOリングと環状溝との間に生じる微な隙間に侵入せずに、雑菌が繁殖するおそれもなくなり衛生的となる。また、この継手構造においては、飲料冷却管の連結端部の内径は取付軸の冷却飲料流入孔の内径及び平パッキンの内径以上となっているので、発泡飲料が流れるときに無駄な発泡を抑えることができる。
以下、本発明の最適な実施形態を添付図面を参照して説明する。図1に示すように、装置本体10内の冷却水槽11内に設置されたコイル状の飲料冷却管12は、その連結端部12aにて装置本体10の周壁前面に固定した注出コック13に本発明による継手構造20により連結されている。
コイル状の飲料冷却管12は、冷却水槽11の上方に設けられた前端がL字状に起立する平板状の上板14aと冷却水槽11の底部に設けられた平板状の下板14bの間で上板14aと下板14bを連結する複数の連結支柱14cに沿って取付支持されている。また、注出コック15は上板14aのL字状の起立部分を介して装置本体10の周壁前面に取り付けられている。
飲料冷却管12と注出コック13の継手構造20は、図2に示すように、飲料冷却管12の連結端部12aに挿通して注出コック15の取付軸21の外周に形成したねじ部に螺合される継手ナット22と継手ナット22の内部に平座金23を介して同心的に配置されて継手ナット22に相対回転可能に嵌合され飲料冷却管12の連結端部12aがその内孔に挿入される筒状の管継手24と、管継手24の外周に形成した環状溝24aに嵌合して取付軸21の軸心に形成した冷却飲料流入孔21aの外端部に設けた段付き内孔21bの内壁に液密に密着するOリング25と、管継手24の内端に形成した円形凹部24bに嵌合して段付き内孔21bの内端面に密着する環状の平パッキン26とにより構成され、飲料冷却管12の連結端部12aに管継手24の内端部を溶接して管継手24を平座金23を介して継手ナット22と一体的に組付け、継手ナット22を取付軸21の外周ねじ部に螺合により締め付け固定した状態にて平パッキン26がその厚み方向に圧縮されて段付き内孔21bの内壁端面に液密的に圧着するように構成されている。
図3に示すように、継手構造20は、取付軸21の冷却飲料流入孔21aの内径φd1と、平パッキン26の内径φd2と、飲料冷却管12の連結端部12aの内径φd3は、同寸法にすることで、飲料経路を平滑面にして発泡飲料が流れるときに無駄な発泡を抑えるように構成されている。また、冷却水槽11内での飲料冷却能力や注出速度を変えるために飲料冷却管12の内径を変えるときには、少なくとも飲料冷却管12の連結端部12aの内径φd3は、取付軸21の内径φd1及び平パッキン26の内径φd2より大きくなるようにする構成するようにした方が好ましく、このようにすれば飲料冷却管12の内径φd3を変えたときにも無駄な発泡を抑えることができる。
平パッキン26が嵌合される管継手24の円形凹部24bの内径φD3は、平パッキン26の外径φD2より若干大きくなっており、平パッキン26の厚みL2は、管継手24の円形凹部24bの深さL3bより大きくなっている。これは、平パッキン26が、管継手24の円形凹部24b内で取付軸21の段付き内孔21bに押し付けられてL2−L3b分押しつぶされ、φD2がφD3の大きさに広がる平パッキン26の潰れ分を見込んだためのものである。
取付軸21の段付き内孔21bの深さL1は、管継手24の嵌込部の長さL3aと同じ長さであり、平パッキン26は、管継手24の円形凹部24b内に嵌めこまれたときにL2−L3b分が円形凹部24bからはみ出るが、継手ナット22に取付軸21を締め込むことで平パッキン26が取付軸21の段付き内孔21bの内壁端面に液密的に圧着されてシール機能を有するようになる。
以上のように構成した飲料冷却管12と注出コック13の継手構造20によれば、取付軸21の断付き内孔21bの内端面と管継手24の内端面との間に平パッキン26によるシールがされているので、管継手24の環状溝24aとOリング25の隙間に飲料が侵入することがなくなり、雑菌が繁殖せず衛生的になる。
また、飲料冷却管12の連結端部12aの先端部に管継手24の内端部を溶接しているので、飲料冷却管12の連結端部12aと管継手24の内端部の間に飲料が侵入することがなくなりより衛生的になった。
また、管継手24の円形凹部24bに平パッキン26を嵌合して円形凹部24bの先端部が取付軸21の段付き内孔21bの内端に当接しているので、注出コック13の閉止時に生じるウオータハンマ等の振動が生じても、円形凹部24bの先端突部が付き内孔21b内端面に当接して、管継手24が取付軸21の付き内孔21b内で傾くことがなくその間に隙間が生じない。仮に平パッキン26のシール機能が一時的に低下しても、管継手24の環状溝24aに設けたOリング25によるシール機能があるので飲料が漏れることはない。さらに、平パッキン26が円形凹部24b内にて嵌合されているので、締め付け固定をしても潰れすぎることがなくなる。
また、取付軸21の段付き内孔21bの内径は、管継手24の外径よりも若干大きく形成されてその間に隙間が生じているが、管継手24の環状溝24aにOリングが嵌め込まれ手いるので取付軸21と管継手24の隙間によって生じるがたつきを抑えることができ、がたつきによる平パッキン26の変形を無くすことができる。
上述した実施形態では、特許請求の範囲に記載の継手部は継手ナット22に対応するものであるが、本発明はこれに限られるものではなく、ラッチ式やカプラ式の継手により取付軸21に嵌合して締め付け固定したものとしてもよい。
本発明の一実施形態を示す冷却飲料供給装置の側断面図である。 本発明に係る飲料冷却管と注出コックの継手構造の側断面図である。 本発明に係る飲料冷却管と注出コックの継手構造の分解側断面図である。 従来の飲料冷却管と注出コックの継手構造の側断面図である。
符号の説明
11…冷却水槽、12…飲料冷却管、13…注出コック、20…継手構造、21…取付軸、21a…冷却飲料流入孔、21b…段付き内孔、22…継手部(継手ナット)、24…管継手、24a…環状溝、24b…円形凹部、25…Oリング、26…平パッキン。

Claims (1)

  1. 冷却水槽内に設置した飲料冷却管の端部を装置本体の周壁前面に固定した注出コックに連結する継手構造であって、前記飲料冷却管の連結端部に挿通して前記注出コックの取付軸の外周に嵌合される継手部と、該継手部に相対回転可能に嵌合され前記飲料冷却管の連結端部がその内孔に挿入される筒状の管継手と、該管継手の外周に形成した環状溝に嵌合して前記取付軸の冷却飲料流入孔の外端部に設けた段付き内孔の内壁に液密に密着するOリングと、前記管継手の内端に形成された円形凹部に嵌合して前記管継手の内端面と前記段付き内孔の内端面に密着する前記円形凹部の深さより厚みのある環状の平パッキンとにより構成され、
    前記飲料冷却管の連結端部の内径は前記取付軸の冷却飲料流入孔の内径及び前記平パッキンの内径以上となるようにし、前記飲料冷却管の連結端部に前記管継手を前記継手部と一体的に組付け、前記継手部を前記取付軸の外周に嵌合により締め付け固定して前記段付き内孔内端には前記円形凹部の先端部を当接させるようにした状態で前記平パッキンがその厚み方向に圧縮されて前記段付き内孔の内壁端面に液密的に圧着するようにしたことを特徴とする冷却飲料供給装置における飲料冷却管と注出コックの継手構造。
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