JP4242024B2 - フィニッシャー並びに斜面の舗設方法及びその装置 - Google Patents

フィニッシャー並びに斜面の舗設方法及びその装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、アスファルト混合物やコンクリートなどを道路面や斜面に舗設する場合において用いられるフィニッシャー並びに斜面の舗設方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のフィニッシャーとしては、図5に示すように、車両本体101にて牽引される本体スクリード102a、及び該本体スクリード102aの後においてこれと並列に設けられ、幅方向における移動が自在である伸縮スクリード102bからなるスクリード102と、前において設けられる本体スクリード102aにて舗設がされた舗装面の高さを計測する高さ計測手段103と、高さ計測手段103の計測結果に基づいて後において設けられる伸縮スクリード102bの高さをリアルタイムで調節する高さ調節手段104とを含むものがある(例えば特開平8−113913号公報)。
【0003】
このフィニッシャーによれば、舗設される区間の縦断勾配が変化する場合においても、現に舗設がされた舗装面の高さに基づきスクリード102の高さの調節ができるので、前において設けられる本体スクリード102aにて舗設がされた舗装面の高さと後において設けられる伸縮スクリード102bにて舗設がされた舗装面の高さとの間で段差を生ずる事態を回避することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このフィニッシャーでは、舗設される区間の縦断勾配の変化が大きい場合には、後において設けられる伸縮スクリード102bの舗装面に対しての作業角と、前において設けられる本体スクリード102aの舗装面に対しての作業角との差が大きくなり、高さ計測手段103及び高さ調節手段104だけによって前記段差を回避することが殆ど不可能となってしまう。
【0005】
また、従来、アスファルト遮水層が舗設される調整池等においては、図6(a)に示すように、斜面尻部111と斜面肩部112との長さが異なる斜面S1〜S5ができるにも拘わらず、舗設幅の伸縮ができないタイプのスクリードを備えたフィニッシャーが用いられていた。このため、図6(b)に示すように、例えば斜面S1において前記フィニッシャーにより斜面尻部111から斜面肩部112へと舗設する単位作業を行う単位部分Tを割り付けると、フィニッシャーにて機械施工ができない、即ち、人力施工を余儀なくされる三角形部分113ができることになり、このような三角形部分113の存在は、締め固め密度の不均一、機械施工部分と人力施工部分との間からの漏水、施工能率の低下、安全施工の確保の困難等、種々の不都合を招いていた。
【0006】
そこで、本発明の目的は、舗設される区間の縦断勾配の変化が大きい場合等においても、前において設けられるスクリードによる舗設高さと後において設けられるスクリードによる舗設高さとの間で段差を生ずることがないフィニッシャー並びに斜面の舗設方法及びその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明のうち、第1発明に係るフィニッシャーは、車両本体にて牽引される本体スクリード、及び該本体スクリードの前又は後においてこれと並列に設けられ、幅方向における移動が自在である伸縮スクリードからなるスクリードと、前記伸縮スクリードを幅方向において適宜速度で移動させる伸縮スクリード移動手段と、前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の高さを計測する高さ計測手段と、前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の傾斜角を計測する傾斜角計測手段と、前記高さ計測手段及び前記傾斜角計測手段の計測結果に基づいて後において設けられる前記スクリードの高さ及び作業角をリアルタイムで調節する高さ調節手段とを含むことを特徴としている。
している。
【0008】
即ち、第1発明は、舗設幅の伸縮ができるフィニッシャーであって、高さ計測手段及び傾斜角計測手段並びに高さ調節手段を有して後において設けられるスクリードの高さ及び作業角を事後的に制御するのみならず同時的に制御することができる技術的手段を実現することにより、舗設される区間の縦断勾配の変化が大きい場合等においても、前において設けられるスクリードによる舗設高さ(作業角)と後において設けられるスクリードによる舗設高さ(作業角)との間で段差を生じないフィニッシャーの提供を可能にする。
【0009】
また、本発明のうち、第2発明に係る斜面の舗設方法は、請求項1に記載のフィニッシャーを用いて行う斜面の舗設方法であって、斜面尻部と該斜面肩部との長さが異なる斜面の全体にわたって、該斜面における舗設作業及び舗設幅の伸縮が自在である前記フィニッシャーにおける舗設幅の範囲にある幅と該斜面尻部から該斜面肩部までの長さとを有する単位部分を割り付ける単位部分割付工程と、前記単位部分割付工程にて割り付けた各単位部分について、前記フィニッシャーにより前記斜面尻部から前記斜面肩部へと舗設する単位作業を行う単位部分舗設工程とからなることを特徴としている。
【0010】
即ち、第2発明は、舗設幅の伸縮ができるフィニッシャーにて斜面尻部と斜面肩部との長さが異なる斜面の舗設を行う場合において、この斜面の全体にわたり割り付けた各単位部分(前記フィニッシャーの舗設幅の範囲にある幅及び斜面尻部から斜面肩部までの長さを有するもの)について、前記フィニッシャーにより斜面尻部から斜面肩部へと舗設する単位作業を行うという技術的手段を実現することにより、斜面舗装において、締め固め密度の不均一、漏水等を生ずることがなく、施工性及び安全性に優れる斜面の舗設方法の提供を可能にする。
【0011】
更に、本発明のうち、第3発明に係る斜面の舗設装置は、第1発明に係るフィニッシャーと、斜面の天端に沿って移動しつつ前記フィニッシャーの車両本体を紐状部材にて牽引する移動牽引手段と、前記車両本体又は前記移動牽引手段のいずれかに設けられる前記紐状部材の長さを調節する紐長さの調節手段とからなることを特徴としている。
【0012】
即ち、第3発明は、前記第1発明に係るフィニッシャーであって、斜面において縦横の移動ができる技術的手段を実現することにより、舗設される区間の縦断勾配の変化が大きい場合等においても、前において設けられるスクリードによる舗設高さと後において設けられるスクリードによる舗設高さとの間で段差を生じない斜面の舗設装置の提供を可能にする。
【0013】
更にまた、本発明のうち、第4発明に係る斜面の舗設装置は、車両本体にて牽引される本体スクリード、及び該本体スクリードの前又は後においてこれと並列に設けられ、幅方向における移動が自在である伸縮スクリードからなるスクリードと、前記伸縮スクリードを幅方向において適宜速度で移動させる伸縮スクリード移動手段と、前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の高さを計測する高さ計測手段と、前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の傾斜角を計測する傾斜角計測手段と、前記高さ計測手段及び前記傾斜角計測手段の計測結果に基づいて後において設けられる前記スクリードの高さ及び作業角をリアルタイムで調節する高さ調節手段と、前記車両本体の側方にある定規の位置を計測する定規位置計測手段と、前記定規位置計測手段の計測結果に対応して前記伸縮スクリードを幅方向において適宜速度で移動させる対応伸縮スクリード移動手段と、を含むフィニッシャーと、斜面の天端に沿って移動しつつ前記車両本体を紐状部材にて牽引する移動牽引手段と、前記車両本体又は前記移動牽引手段のいずれかに設けられる前記紐状部材の長さを調節する紐長さの調節手段とからなることを特徴としている。
【0014】
即ち、第4発明は、定規位置計測手段及び対応伸縮スクリード移動手段を有して舗設幅の自動伸縮ができるフィニッシャーであって、斜面において縦横の移動ができる技術的手段を実現することにより、斜面舗装において、締め固め密度の不均一、漏水等を生ずることがなく、施工性及び安全性に優れる斜面の舗設装置の提供を可能にする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態における斜面の舗設装置の概略構成を示す側面図、図2は該斜面の舗設装置の構成要素であるフィニッシャーの一部の概略構成を示す側面図、図3は該フィニッシャーにおける制御系を示すブロック図である。
【0016】
本実施の形態において、斜面の舗設装置は、図1に示すように、舗設幅の伸縮が自在であるフィニッシャー1と、斜面Sの天端Hに沿って移動しつつフィニッシャー1の車両本体たる車輪走行式トラクタ1aを紐状部材たる鋼線ワイヤ2にて牽引する移動牽引手段たるウインチポータブル車3と、ウインチポータブル車3に設けられる鋼線ワイヤ2の長さを調節する紐長さの調節手段たるウインチドラム4とで構成されている。
【0017】
本実施の形態におけるフィニッシャー1は、図1及び図2に示すように、車輪走行式トラクタ1a及び一対のスクリュースプレッダ1bのほか、スクリード11と、高さ計測手段たる超音波高さセンサ12と、傾斜角計測手段たる傾斜角度計13と、高さ調節手段14と、定規位置計測手段たる超音波位置センサ15と、対応伸縮スクリード移動手段16(図2において図示しない)とを含む構成となっている。
【0018】
ここで、スクリード11は、一対のスクリュースプレッダ1bによって斜面Sに敷き拡げられたアスファルト混合物を締め固めて舗装面を平滑に仕上げるものであり、車輪走行式トラクタ1aにて牽引される本体スクリード11aと、本体スクリード11aの後においてこれと並列に設けられ、幅方向における移動が自在である伸縮スクリード11bとからなっている。
【0019】
また、超音波高さセンサ12は、図2に示すように、前において設けられる本体スクリード11aにて舗設がされた舗装面の高さを計測するものであり、以下の段落で説明する高さ調節手段14を制御するのに必要とされる高さデータを提供する役割を果たす。
【0020】
更に、傾斜角度計13は、図2に示すように、現に舗設している位置(本実施の形態においては本体スクリード11aが現に舗設している位置)における舗装面の傾斜角を計測するものであり、超音波高さセンサ12による高さデータと共に高さ調節手段14を制御するのに必要とされる傾斜角データを提供する役割を果たす。
【0021】
更にまた、高さ調節手段14は、図3に示すように、超音波高さセンサ12及び傾斜角度計13の計測結果に基づいて後において設けられる伸縮スクリード11bの高さをリアルタイムで調節するものであり、超音波高さセンサ12のために用いられるアンプユニット14aと、傾斜角度計13のために用いられるアンプユニット14bと、コントローラ14cと、本体油圧回路14dと、高さ調節装置14eとからなっている。
【0022】
コントローラ14cは、図3に示すように、高さ調節装置14eの動作を制御する制御系として用いられる。即ち、同図において、超音波高さセンサ12からの高さデータ及び傾斜角度計13からの傾斜角データの出力信号がアンプユニット14a及びアンプユニット14bを介して制御部21に入力されるようになっている。そして、この制御部21は、CPU22、RAM23及びROM24からなり、ROM24には、高さ調節装置14eの動作を制御するプログラム(図示外)が格納されており、CPU22は、アンプユニット14a及びアンプユニット14bを介して与えられた出力信号に基づいて前記プログラムを実行し、本体油圧回路14dを介して、高さ調節装置14eの動作を制御する。
【0023】
ここで、このプログラムは、超音波高さセンサ12による高さデータに基づいて高さ調節装置14eの動作の仮設定量を算定すると共に、傾斜角度計13による傾斜角データ(本体スクリード11aが現に舗設している位置における舗装面の傾斜角)と予め入力してある縦断勾配データとを比較することにより前記仮設定量を補正してこれを本設定量とし、この本設定量に応じた出力信号を本体油圧回路14dに対して出力するというものである。
【0024】
これにより、後において設けられる伸縮スクリード11bの高さ及び作業角を事後的に制御するのみならず同時的に制御することができるので、伸縮スクリード11bの高さの調節が行われるタイミングが本体スクリード11aにて舗設がされた舗装面の高さの計測が行われるタイミングより遅れることにより生ずることとなっていた段差を回避することができることになる。
【0025】
また、超音波位置センサ15は、図2に示すように、車輪走行式トラクタ1aの側方にある定規の位置を計測するものであり、以下の段落で説明する対応伸縮スクリード移動手段16を制御するのに必要とされる位置データを提供する役割を果たす。尚、ここでいう定規には、互いに隣り合う単位部分Tを区切る通りを表示する測量標識のほか、既に舗設されている舗装構造物等が含まれる。
【0026】
更にまた、対応伸縮スクリード移動手段16は、図3に示すように、超音波位置センサ15の計測結果に対応して伸縮スクリード11bを幅方向において適宜速度で移動させるものであり、超音波位置センサ15のために用いられるアンプユニット16aと、コントローラ16bと、本体油圧回路16cと、伸縮スクリード油圧シリンダ16dとからなる。
【0027】
このコントローラ16bは、同図に示すように、伸縮スクリード油圧シリンダ16dの動作を制御する制御系として用いられる。即ち、同図において、超音波位置センサ15からの位置データの出力信号がアンプユニットを介して制御部21に入力されるようになっている。そして、この制御部21のROM24には、伸縮スクリード油圧シリンダ16dの伸縮動作を制御するプログラム(図示外)が格納されており、CPU22は、アンプユニット16aを介して与えられた出力信号に基づいて前記プログラムを実行し、本体油圧回路16cを介して、伸縮スクリード油圧シリンダ16dの伸縮動作を制御する。
【0028】
一方、本実施の形態におけるウインチポータブル車3は、図1に示すように、天端Hに沿って走行自在であるクローラ走行体3aと、このクローラ走行体3aに搭載される車両本体3bと、車両本体3bに搭載され、かつ、ウインチドラム4を支持するウインチドラム支持体3cとからなっている。
【0029】
次に、図1〜図3及び図4を用いて、本実施の形態に係る斜面の舗設装置を用いて行う斜面の舗設方法について説明する。図4は前記斜面の舗設方法における単位部分の割付状況を示す平面図である。尚、この斜面の舗設方法は、斜面尻部と斜面肩部との長さが異なる斜面(図4(a)においては斜面S1〜S5)に対し適用されるものである。以下、斜面S1においてこの斜面の舗設方法を適用する場合について説明する。
【0030】
(1)単位部分割付工程
まず、斜面尻部31と斜面肩部32との長さが異なる斜面S1(図4(a))の全体にわたって、この斜面の舗設装置における舗設幅の範囲にある幅と斜面尻部31から斜面肩部32までの長さとを有する単位部分Tを割り付ける単位部分割付工程が行われる。
【0031】
このとき、図4(b)に示すように、各単位部分Tの形状を斜面尻部31が斜面肩部32より短くなるように設定することにより斜面S1の全体にわたってこれを割り付けることができるので、従来の割付のような三角形部分(図6(b)に示す三角形部分113を参照)ができることがない。
【0032】
(2)単位部分舗設工程
次に、単位部分割付工程にて割り付けた各単位部分Tについて、この斜面の舗設装置により斜面尻部31から斜面肩部32へと舗設する単位作業を行う単位部分舗設工程が行われる。
【0033】
このとき、単位部分割付工程にて斜面S1の全体にわたって単位部分Tが割り付けられるので、この斜面の舗設装置だけにより各単位部分Tについての前記単位作業が行えることとなり、従来のような人力施工を余儀なくされる部分ができることがない。
【0034】
従って、この斜面の舗設方法によれば、単位部分Tの割付において三角形部分ができず、これにより人力施工が確実に回避されることとなるので、締め固め密度の不均一、漏水等を生じない斜面舗装が実現する。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、以上のように構成したため、舗設される区間の縦断勾配の変化が大きい場合等においても、前において設けられるスクリードによる舗設高さと後において設けられるスクリードによる舗設高さとの間で段差を生ずることがなく、また、斜面舗装において、締め固め密度の不均一、漏水等を生ずることがなく、施工性及び安全性に優れるフィニッシャー並びに斜面の舗設方法及びその装置を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における斜面の舗設装置の概略構成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施の形態における斜面の舗設装置の構成要素であるフィニッシャーの一部の概略構成を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施の形態における斜面の舗設装置の構成要素であるフィニッシャーにおける制御系を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態における斜面の舗設方法における単位部分の割付状況を示す平面図である。
【図5】従来におけるフィニッシャーの一部の概略構成を示す斜視図である。
【図6】従来における斜面の舗設方法における単位部分の割付状況を示す平面図である。
【符号の説明】
1…フィニッシャー
1a…車輪走行式トラクタ
1b…一対のスクリュースプレッダ
2…鋼線ワイヤ
3…ウインチポータブル車
3a…クローラ走行体
3b…車両本体
3c…ウインチドラム支持体
4…ウインチドラム
11…スクリード
11a…本体スクリード
11b…伸縮スクリード
12…超音波高さセンサ(高さ計測手段)
13…傾斜角度計(傾斜角計測手段)
14…高さ調節手段
14a…アンプユニット
14b…アンプユニット
14c…コントローラ
14d…本体油圧回路
14e…高さ調節装置
15…超音波位置センサ(定規位置計測手段)
16…対応伸縮スクリード移動手段
16a…アンプユニット
16b…コントローラ
16c…本体油圧回路
16d…伸縮スクリード油圧シリンダ
21…制御部
22…CPU
23…RAM
24…ROM
31…斜面尻部
32…斜面肩部
101…車両本体
102…スクリード
102a…本体スクリード
102b…伸縮スクリード
103…高さ計測手段
104…高さ調節手段
111…斜面尻部
112…斜面肩部
113…三角形部分
S…斜面
S1…斜面
S2…斜面
S3…斜面
S4…斜面
S5…斜面
H…天端
T…単位部分

Claims (4)

  1. 車両本体にて牽引される本体スクリード、及び該本体スクリードの前又は後においてこれと並列に設けられ、幅方向における移動が自在である伸縮スクリードからなるスクリードと、
    前記伸縮スクリードを幅方向において適宜速度で移動させる伸縮スクリード移動手段と、
    前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の高さを計測する高さ計測手段と、
    前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の傾斜角を計測する傾斜角計測手段と、
    前記高さ計測手段及び前記傾斜角計測手段の計測結果に基づいて後において設けられる前記スクリードの高さ及び作業角をリアルタイムで調節する高さ調節手段と
    を含むことを特徴とする、フィニッシャー。
  2. 請求項1に記載のフィニッシャーを用いて行う斜面の舗設方法であって、
    斜面尻部と該斜面肩部との長さが異なる斜面の全体にわたって、該斜面における舗設作業及び舗設幅の伸縮が自在である前記フィニッシャーにおける舗設幅の範囲にある幅と該斜面尻部から該斜面肩部までの長さとを有する単位部分を割り付ける単位部分割付工程と、
    前記単位部分割付工程にて割り付けた各単位部分について、前記フィニッシャーにより前記斜面尻部から前記斜面肩部へと舗設する単位作業を行う単位部分舗設工程と
    からなることを特徴とする、斜面の舗設方法。
  3. 請求項1に記載のフィニッシャーと、
    斜面の天端に沿って移動しつつ前記フィニッシャーの車両本体を紐状部材にて牽引する移動牽引手段と、
    前記車両本体又は前記移動牽引手段のいずれかに設けられる前記紐状部材の長さを調節する紐長さの調節手段と
    からなることを特徴とする、斜面の舗設装置。
  4. 車両本体にて牽引される本体スクリード、及び該本体スクリードの前又は後においてこれと並列に設けられ、幅方向における移動が自在である伸縮スクリードからなるスクリードと、
    前記伸縮スクリードを幅方向において適宜速度で移動させる伸縮スクリード移動手段と、
    前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の高さを計測する高さ計測手段と、
    前において設けられる前記スクリードが現に舗設している位置における舗装面の傾斜角を計測する傾斜角計測手段と、
    前記高さ計測手段及び前記傾斜角計測手段の計測結果に基づいて後において設けられる前記スクリードの高さ及び作業角をリアルタイムで調節する高さ調節手段と、
    記車両本体の側方にある定規の位置を計測する定規位置計測手段と、
    記定規位置計測手段の計測結果に対応して前記伸縮スクリードを幅方向において適宜速度で移動させる対応伸縮スクリード移動手段と、を含むフィニッシャーと、
    斜面の天端に沿って移動しつつ前記車両本体を紐状部材にて牽引する移動牽引手段と、
    前記車両本体又は前記移動牽引手段のいずれかに設けられる前記紐状部材の長さを調節する紐長さの調節手段とからなることを特徴とする、斜面の舗設装置。
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