JP4241272B2 - 送信タイミング制御システム及びノード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、送信タイミング制御システム及びノード装置に関し、例えば、符号分割多重方式を採用する光通信システムやLANシステムにおいて、帯域保証を制御して、P2P(ピア・ツゥー・ピア)のデータ通信を実現する装置及びシステムに適用し得る。
近年、インターネットの普及により、大容量の接続回線を利用して高速なアクセス通信が可能となっている。
この高速アクセス通信は、例えば、電気信号による場合は、メタル回線を利用したADSL(Asymmetric DSL)がある(非特許文献1参照)。
また例えば、光信号による場合は、低コストでユーザのニーズに合わせた品質サービスを提供できるATM−PON(Passive Optical Network)等がある(非特許文献2)。
また、LANにおいては、10/100Base−t、さらにギガbitのインタフェースを持ち、スイッチングハブにより、バス接続からスター接続に変更されつつある(非特許文献3)。
「xDSL/FTTH教科書」,株式会社アスキー,p.42−p.45 横田 潔他,「光アクセスシステム」,沖電気研究開発,第182号, Vol.67, No1,2000年4月,p.19−p.22 瀬戸康一郎他監修,「ポイント図解式 ギガビツトEthernet(登録商標)教科書」,第1版第2刷発行,株式会社アスキー,2000年5月1日,p.53−p.107
しかしながら、P2Pの接続を行うには、上位のL2/L3スイッチによりパケット制御を行うことにより実現できるが、上述したPON技術を採用したシステムやLANネットワークでは、1つの回線をシェアしているため、大容量回線のP2Pを実現できないという問題がある。
このように大容量回線を利用してP2Pを実現するためには、データ通信を行なう装置間で使用するチャネルを確保する帯域保証を行なう必要があるが、この帯域保証を行うためには、帯域保証制御装置を新たに追加したり、又は、伝送容量を大きくするなどのシステム投資が必要となり設備コストが高くなってしまう。
また、光信号を利用するネットワーク場合には、光波長多重技術を採用することで、1つの共有する回線であってもP2Pを実現することができるが、光波長多重技術に係る光部品が高価であるため容易に設備を構築することが困難である。
一方、符号多重技術を採用すると、光波長多重技術と同じように、1つの共有する回線であってもP2Pを低コストで実現することができるが、P2Pを行う装置間で同期の問題で帯域効率が悪く、十分なチャネル数を確保できないという問題がある。チャネル数を十分に確保するためにはシステムコストが高くなってしまう。
そのため、本発明は、大容量回線を使用したシステムにおいて、符号分割多重方式を利用して、各チャネルのタイムスロットのタイミングにあうように、ノード装置の送信タイミングを制御して容易に同期化を図り、P2Pを実現させることが可能な送信タイミング制御システム及びノード装置を提供する。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の送信タイミング制御システムは、符号分割多重方式を採用する共有回線のネットワークを通じてピア・ツゥー・ピアでデータ通信する複数のノード装置の送信タイミングを、それぞれに割り当てた位相位置になるように制御する送信タイミング制御システムであって、チャネル毎に割り当てられたデータ信号用の第1の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせて上記第1の拡散符号よりも符号長が長い制御信号用拡散符号で、制御データを拡散した拡散制御データを、各チャネルに対応するタイムスロットに時分割で挿入した制御信号を送出する送信タイミング管理装置を備え、各ノード装置が、自身が持つデータ信号用の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号を用いて、送信タイミング管理装置から受信した制御信号から検出した同期位置のタイミングを、送信タイミングとして送信制御する送信タイミング制御手段を有することを特徴とする。
第2の本発明のノード装置は、符号分割多重方式を採用する共有回線のネットワークを通じてピア・ツゥー・ピアでデータ通信する複数のノード装置の送信タイミングを、それぞれに割り当てたチャネルに対応する位相位置になるように制御する送信タイミング制御システムの構成要素であるノード装置であって、(1)チャネル毎に割り当てられたデータ信号用の第1の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせて第1の拡散符号よりも符号長が長い制御信号用拡散符号で、制御データを拡散した拡散制御データを、各チャネルに対応するタイムスロットに時分割で挿入した制御信号を送出する送信タイミング管理装置から受信した制御信号を、自身が持つデータ信号用の第1の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号で逆拡散を行う逆拡散処理手段と、(2)逆拡散処理手段による相関関係から、自身に割り当てられたチャネルに対応するタイムスロット周期を抽出する同期信号抽出手段と、(3)同期信号抽出手段により抽出されたタイムスロット周期を自身に割り当てられたチャネルの送信タイミングとして設定する送信タイミング設定手段と、(4)自身が持つ第1の拡散符号で拡散した拡散データ信号を、送信タイミングで送信する送信処理手段と、(5)拡散データ信号と第1の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号で拡散した拡散制御信号との送信パワー比を制御する送信パワー制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、大容量回線を利用して符号分割多重方式を採用するネットワークに接続する通信装置及び管理装置が、簡単な構成を持つ拡散処理部及び逆拡散処理部を備えることで、容易に同期を確立させてP2Pを実現させることができる。
以下では、本発明の送信タイミング制御システム及びノード装置の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
実施例1では、本発明の送信タイミング制御システム及びノード装置を、光信号による光符号多重方式を採用したLANネットワークに適用した場合について説明する。
(1) 実施例1の構成
図2は、本実施例に係るLANネットワークの概略を示す構成図である。
図2に示すように、本実施例のLANネットワークは、1個の管理装置(サーバ)2と、n個のユーザ端末装置1−1〜1−nとを備え、それぞれの構成要素はスターカプラ3(集線回路)を介して接続可能な構成とする。
各ユーザ端末装置1−1〜1−nは、例えばパソコン等が該当し、ユーザにより操作される端末装置である。以下では、各ユーザ端末装置1−1〜1−nの共通した構成及び機能を説明する場合には、ユーザ端末装置1のように表現して説明する。
管理装置2は、各ユーザ端末装置1がスターカプラ3に送信信号(データ信号及び制御信号を含む)を送出するタイミングを制御するためのサーバであり、各ユーザ端末装置1のチャネルのタイムスロット毎に時分割した制御信号を常時送出しているものである。
つまり、各ユーザ端末装置1は、管理装置2からの制御信号に基づき、スターカプラ3に送出する送信タイミングを制御し、自身に割り当てられたチャネルに対応する位相位置に同期化させることができる。
図1は、本実施例のユーザ端末装置1のネットワークと接続するインターフェース部の内部構成を示したブロック図である。
なお、本実施例では、ユーザ端末装置1が、このインターフェース部を内蔵するものとして説明するが、このインターフェース部が例えば別個の装置として機能させるようにしてもよい。また、ユーザ端末装置1は、一般的なパソコン等が適用できるため、その他の内部構成についての説明は省略する。
図1に示すように、ユーザ端末装置1のインターフェース部は、ユーザインタフェース部10、符号部11、送信タイミング制御部12、送信電力(パワー)制御部13、制御部14、復号部15、同期信号抽出部16、フレーム判定回路部17、同期制御部18、判定回路部19、光モジュール20を備える。
制御部14は、ユーザ端末装置1の各構成要素を制御するものである。制御部14は、例えば、RAM、ROM、CPU等が該当し、設定されているプログラムを実行し、各構成要素を制御するものである。
ユーザインターフェース10は、ユーザ端末装置1の本体部分とのインターフェース部であって、ユーザ端末装置1本体との間でデータの授受を行なうものである。ユーザインターフェース10は、例えば、10/100Base−Tを適用できる。
符号部11は、ユーザインターフェース10からのデータや制御信号を、符号(拡散符号系列)で拡散処理するするものである。符号部11は、ネットワーク上で通信相手と授受する制御信号に対して拡散符号系列K(以下では符号K)で拡散処理を行なう符号器Kと、制御信号とデータ信号とを判断して接続を切替えるセレクタ111と、与えられた信号(制御信号又はデータ信号)に対して拡散符号系列N(以下では符号N)で拡散処理を行なう符号器Nとを有する。この符号器Nは、それぞれのユーザ端末装置1に割り当てられたチャネルに対応する符号を備える。
符号部11は、ユーザインターフェース10から与えられたデータ信号を送信する場合には、セレクタ111を介して符号Nで拡散したデータ信号を送出し、制御信号を送信する場合には、符号Kで拡散した後に、更に符号Nで拡散した制御信号を送出するものである。
つまり、符号部11は、データ信号については、(データ)×(符号N)で送信し、制御信号については、(データ)×(符号K)×(符号N)で送信するため、結果として、データ信号に比べて十分長い符号により、制御信号を拡散して送信する。これにより、制御信号の送信パワーは、データ信号の送信パワーに比べて十分小さくして送信することができ、受信側でのデータ信号の復元に影響を与えずにすむ。
すなわち、符号部11は、2種類の符号を備え、そのうちの一方を、データ信号に使用し、制御信号に関しては、それら2種類の符号を掛け合わせることで、結果的に、データ信号に使用する符号よりも符号長が長い符号を制御信号に使用するようにする。
送信タイミング制御部12は、ユーザ端末装置1のイニシャライズモード時に、管理装置2との間の遅延測定結果に基づいて、制御部14により設定された送信タイミングの設定値で送信信号の送信タイミングを制御するものである。つまり、送信タイミング制御部12は、イニシャライズモード時に管理装置2との間での制御信号の授受による遅延時間結果から、ユーザ端末装置1からの送信データがスターカプラ3に辿り着くまでの時間を考慮した送信タイミングで送信し、送信データがユーザチャネルに割り当てられている位相位置に同期できるようにするものである。
送信パワー制御部13は、受信側装置でのデータ信号の復元時に、データ信号の復元に影響を与えないように、データ信号の送信パワーと制御信号の送信パワーとの比を制御するものである。
光モジュール20は、光通信を行うための光送受信モジュールが該当し、電気/光変換又は光/電気変換するものである。
復号部15は、光モジュール20により光/電気変換された電気信号を受け取り復号するものである。復号部15は、ユーザチャネルに使用する復号器Nと、制御信号を復元する復号器Kとを構える。
復号部15は、復号器N及び復号器Kを使用することで制御信号を復元することができ、復号器Nを使用することでデータ信号を復元することができる。また、復号部15は、復号器Kで相関した結果を同期信号抽出部16及びフレーム判定回路部17に与えるものである。なお、復号器Nをユーザチャネルの符号を有する固定的な復号器として説明したが、可変復号器であっても構わない。
図3は、復号部15がデータ信号及び制御信号を相関した結果を示す。図3(A)は、復号器Nによる相関結果であり、図3(B)は、復号器Nと復号器Kとによる相関結果である。
図3(A)に示すように、復号器Nにより、ユーザチャネルに対応する符号を使用して相関された制御信号の相関ピークは、データ信号の相関ピークよりも小さく、データ信号は、制御信号の存在に拘わらず、データ信号のデータレートを検出させることが可能である。つまり、制御信号は、データ信号の復元に影響を与えていないことが分かる。
一方、図3(B)に示すように、復号器Nにより、ユーザチャネルに対応する復号を使用して相関された結果の後に、更に復号器Kにより相関された制御信号の相関ピークは、データ信号の相関ピークよりも大きく、制御信号の制御信号レートを検出させることが可能である。
ここで、管理装置2から各ユーザ端末装置1に送信される制御信号フォーマットは、図4に示すような形式である。管理装置2から送信される制御信号には同期位置を探索/設定するための情報、同期信号(同期クロック)を分配するための情報が含まれており、この同期信号を後述する同期信号抽出部16により抽出されることにより同期が確立される。
管理装置2から送信される制御信号は、図4に示すように、時分割多重(TDM)で構成されており、1チャネルの制御パケットはMビットでなり、各ビットが、符号Kに相当するC0(符号)及びユーザチャネルに対応する符号Nに相当するC1〜Cn(符号)を使用してスロット毎で拡散されるものである。
例えば、図4では、制御データがmビットとした場合を示し、その制御データが、C0(符号Kに相当)により拡散された後に、Cx(CxはC1〜Cnのいずれか)により拡散されることを示す。したがって、送信される制御信号は、C0×{(D1×C1)+(D2×C2)+…+(Dn×Cn)}となる。なお本実施例では、このようにMビットの制御パケットを各チャネル数だけまとめたものを1フレームとして示す。
また、ユーザ端末装置1から管理装置2に送信される制御信号は、それぞれ割り当てられたチャネルに対応する符号の1スロットのみが送信される。
復号部15の機能説明に戻るが、復号部15は、ユーザチャネルに対応する符号C1〜Cnが設定された復号器Nを持ち、C0の復号器Kを持つので、管理装置2からの制御信号と相関を採ると、フレーム中の自己に割り当てられたチャネルのスロット位置に相関ピークが発生する。
同期信号抽出部16は、復号部15により相関した結果を受け取り、その相関結果に基づいて、同期信号を抽出するものである。また、同期信号抽出部16は、抽出した同期信号を、制御部14、同期制御部18及び判定回路部19に与えるものである。
また、同期信号抽出部16は、図1に示すように、信号合成部161、LPF(ローパスフィルター)162、CLK(クロック)再生器163を備える。
信号合成部161は、復号部15による相関した結果を受け取り、復号器Kの相関により自己のチャネルに対応するスロット位置でのみ発生したピークを受け取り、そのピークを形成合成するものである。
ここで、信号形成部161によるピークの合成について図5を参照して説明する。
図5(A)は、管理装置2から送信される制御信号を示し、図5(B)は、復号部15による制御信号の相関関係の結果を示す。
信号形成部161は、図5(B)に示すように、復号部15からの相関した結果を受け取るが、この復号部15からのピークは、「+」側で発生したピークと「−」側で発生したピークとでなる。
そのため、信号形成部161は、図5(C)に示すように、「−」側に発生したピークを反転させて、その反転させたピークと「+」側に発生したピークとを合成することで連続ピークを形成する。
LPF162は、信号形成部161により形成されたピークを受け取り、高周波成分を除去した信号をCLK再生器163に与えるものである。LPF162を通過させることにより、信号は、複数のピークで形成される方形波の信号として整形することができる。
CLK再生器163は、LPF162からの方形波の信号を各フレーム毎で連続して受信することで、この方形波に基づいて同期のための基準クロックを再生するものである。CLK再生器163は、この基準クロックを用いて、例えばVCOとPLL回路により必要なクロック(例えばチップレートやデータクロック等)を再生する。
図5(D)は、CLK再生器163による基準クロックの再生の様子を示すものである。図5(D)に示すように、CLK再生器163が再生する基準クロックの周波数は、チップレート(拡散CLK)/N(チャネル数)/K/m(ビット)[Hz]となる。
フレーム判定回路部17は、復号器Kからの相関結果を受け取り、そのフレームを抽出して制御部14に与えるものである。
同期制御部18は、同期信号抽出部16により抽出された同期信号を受け取り、その同期信号に基づいて、復号部15からの信号を同期制御するものである。同期制御部18は、同期した信号を判定回路部19に与えるものである。
判定回路部19は、同期制御により同期された信号を受け取り、データを判定するものである。判定回路部19は、判定したデータをユーザインターフェース10に与えるものである。
次に、管理装置2の内部構成について図6を参照して説明する。
管理装置2は、光モジュール21、復号部22、判定回路部23−1〜23−n、制御部24、符号部25、パワー制御部26を備えるものである。
光モジュール21は、光通信を行うための光送受信モジュールが該当し、電気/光変換又は光/電気変換するものである。
符号部25は、制御部24からの情報(制御データ)を符号(拡散符号)で拡散するものである。符号部25は、1個の符号器Kと、各チャネル毎の符号で信号を拡散する符号器Nと、セレクタ251とを有する。
なお、符号部25の機能原理は、上述したユーザ端末装置1の符号部11と同様であるが、符号部25が符号部11と異なる点は、符号部25は、全てのチャネルに対応する符号C1〜Cn(符号Nに相当するもの)をもつ符号器N1〜Nnを有する点である。
パワー制御部26は、符号部25から受け取った制御信号のパワー比を制御して、光モジュール21に与えるものである。パワー制御部26の機能原理は、上述したユーザ端末装置1の送信パワー制御部13の原理と同様であるので詳細は省略する。
復号部22は、光モジュール21から受信信号(電気信号)を受け取り、各チャネル毎に復元するものである。復号部22は、異なるユーザ端末装置1から同時に信号を受信するため、各チャネル毎の符号N(C1〜Cn)を持つ復号器N1〜Nnと、各復号器N1〜Nnに対応するn個の復号器Kとを有する。
判定回路部23−1〜23−nは、復号部22により復元された信号を受け取り、各チャネル毎にデータを判定するものである。
(2)実施例1の動作
(2−1)同期手順
図7は、本実施例のアクセスシステムの同期手順を示すと共に、ユーザ端末装置1−1とユーザ端末装置1−2との間でデータ通信を行なうシーケンス図である。
管理装置2から制御信号(図3参照)が常時出力されており、ユーザ端末装置1の電源がONになると、ユーザ端末装置1−1はイニシャライズモードになり、管理装置2からの制御信号がユーザ端末装置1−1により受信される(S1及びS2)。
このとき、ユーザ端末装置1では、光モジュール20で受信された制御信号(光信号)は、光モジュール10により、光電気変換により電気信号に変換され、復号部15に与えられる。
光モジュール20からの電気信号は、復号器Nにより、符号N(ユーザチャネルに対応する符号C1〜Cn)で相関され、その相関結果が、同期制御部18と復号器Kに与えられる。
復号器Nから復号器Kに与えられた相関結果は、復号器Kは符号K(C0)で相関され、その相関結果が、フレーム判定回路部17及び同期信号抽出部16に与えられる。
復号器Kからフレーム判定回路部17に与えられた相関結果は、フレーム判定回路部17により、フレームが抽出されて制御部14に与えられる。
また、復号器Kから同期信号抽出部16に与えられた相関結果は、各フレーム中の対応するチャネルのスロット位置に発生するピークであり、信号合成部161により、発生した相関ピークのうち「−」側に発生したピークが反転されて、その反転されたピークと「+」側に発生したピークとが合成されて、連続ピークパルスが形成される。
信号合成部161により形成された連続ピークパルスは、LPF162に与えられて高周波成分が除去され、連続する複数のピークでなる方形波が抽出されて、CLK再生部163に与えられる。
CLK再生部163に与えられる方形波は、各フレームの同じスロット位置に発生するものであるため、CLK再生部163により、そのタイミングの基準クロックが生成される。また、CLK再生部163は、生成された基準クロックを用いて、例えば、VCOとPLL回路等により必要なクロック(例えば、チップレートやデータクロック等)が再生され、制御部14、同期制御部18及び判定回路19に与えられる。
一方、復号器Nから同期制御部18に与えられた相関結果は、同期制御部18により、同期信号抽出部16により抽出された同期信号に基づくタイミングで同期を行ない、その同期制御により得た信号が判定回路部19に与えられる。
同期制御部18から出力された出力信号は、判定回路部19により、データ判定されて、このデータはユーザインタフェース10でユーザ端末装置1のインタフェースに変換されユーザ端末装置1の本体に与えられる。
このようにして、ユーザ端末装置1−1において、制御信号のフレームのうち自己のチャネルに対応するスロット位置の情報フィールドに含まれているデータを検出して、ユーザ端末装置1−1は送信権を獲得する(S3)。
送信権を獲得すると、ユーザ端末装置1−1から管理装置2に対して制御信号が送信される(S4)。
このとき、ユーザ端末装置1−1では、制御部14からの制御データが、符号部11に与えられ、符号器Kにより符号K(C0)で拡散される。符号器Kにより拡散された制御信号は、セレクタ111を介して、符号器Nに与えられ、符号器Nにより符号N(ユーザチャネルに対応する符号C1〜Cn)で拡散されて送信タイミング制御部12に与えられる。
送信タイミング制御部12では、制御部14により制御されたタイミングで、符号器Nからのデータ信号が送信パワー制御部13に与えられる。
送信タイミング制御部12からのデータ信号は、送信パワー制御部13により所定のパワーに制御されて、光モジュール20に与えられる。
送信パワー制御部13によりパワーが制御されたデータ信号は、光モジュール20により電気/光変換されて、変換された光信号が送信される。
管理装置2は、ユーザ端末装置1−1からの制御信号を受信すると、その制御信号の受信に基づいて遅延測定を開始し、ユーザ端末装置1−1との間の時間遅延を測定する(S5)。
管理装置2による遅延測定の結果、当該ユーザ端末装置1−1の送信タイミングの設定値が各チャネルの情報フィールドに記載された制御信号がユーザ端末装置1−1に与えられ、スターカプラ3に送出するまでの送信タイミングの設定値がユーザ端末装置1−1の送信タイミング制御部12に設定される(S6)。
送信タイミングの設定値が送信タイミング制御部12に設定されると、データ通信を行なうためにデータ信号を送出する送信タイミングが確定する。
同期が確立すると、ユーザ端末装置1−1は、データ通信モードになり、設定された送信タイミングでデータ信号を送出し、ユーザ端末装置1−2との間でデータ通信が行われる(S7)。
このように、電源ONしたユーザ端末装置1は、管理装置2との制御信号の授受により、スターカプラ3にデータを送出するまでの遅延時間が測定され、その遅延時間を考慮した送信タイミングを設定することで、ユーザ端末装置1−1からスターカプラ3に辿り着いた送信データを、ユーザ端末装置1のチャネルの位相位置に同期化させることができる。
ユーザ端末装置1−1が、ネットワークから外れる場合には、シャットダウンモードに切替えられ、その旨の制御信号がネットワーク上に送出されて、ユーザ端末装置1−1の電源がOFFにされることで、管理装置2はユーザ1がネットワークから外されたことを確認する(S8〜S10)。
(2−2)次に、管理装置2とユーザ端末装置1との間で送受信される制御信号が、データ信号の送受信に影響を与えないことについて説明する。
符号器Nで拡散されたデータ信号について、例えば、データレートがDOR[Mbps]、チップレートがCDR[Mbps]、パワーがPDであるものとし、又符号器N及び符号器Kで拡散された制御信号について、例えば、データレートがDCR[Mbps]とし、符号器KでのチップレートがCCKR[Mbps]、符号器NでのチップレートがCCNR[Mbps]、パワーがPCとした場合、データ信号と制御信号とは、次のような関係がある。
CDR=CCNR…(1)
DDR=CCKR…(2)
PC=PD/K…(3)
上記式(1)より、データ信号が送信されるチップレートと制御信号が送信されるチップレートは同じとなり、上記式(2)より、データ信号のデータレートと制御信号の符号器Kによるチップレートは同じであり、上記式(3)より、制御信号が送信されるパワーは、データ信号の送信パワーの1/Kのパワーで送信される。
このように、データ信号は(データ)×(符号N)で送信され、制御信号は(データ)×(符号N)×(符号K)で送信されるので、制御信号は、データ信号に比べて十分長い符号により拡散された信号となり、データ信号よりも送信パワーを小さくして送信することができ、データ信号の復元に影響を与えずに送信することができる(図3参照)。
次に、ユーザ端末装置1の送信パワー制御部13及び管理装置2のパワー制御部26の動作について説明する。
送信パワー制御部13及び26は、例えば、データ信号を信号Sとし、制御信号をノイズNとする場合、そのSN比が20dB以上(このSN比は仮定値)となるように、データ信号及び制御信号の送信パワーを制御する場合について説明する。
例えば、「Pd」をデータ信号の自己相関ピークとし、「N」をデータ信号の符号生成シフトレジスタ段数とし、「Pc」を制御信号の符号Nによる相互相関ピークとし、「1/M」を制御信号のデータ信号に対する送信パワー比とする場合、「Pd」と「Pc」とは下記式(4)のような関係がある。
Pd/Pc/M>100…(4)
この場合、例えば、データ信号の送信パワーを「1」とすると、制御信号のパワーと各符号の符号長は次のようになる。
Pd=符号長=2−1…(5)
Pc=2((N+1)/2)+1(なおNが奇数の場合とする)…(5)
となる。
例えば、データ信号の符号生成シフトレジスタの段数N=7とすると、データ信号の符号長は127となり、制御信号の送信パワーは1/16とすると、SN=20dBとなる。
この時、制御信号を受信するには、127×31チップの符号で拡散しなければならない。
したがって、送信パワー制御部13及び26がSN比を20dBとして制御する場合、送信制御部13及び26は、データ信号の送信パワーを「1」とし、制御信号の送信パワーを「1/16」で送信できるように制御する。なお、このパワー制御部13及び16が制御する制御値は使用する符号によって異なる。
(2−3)ユーザ端末装置1の送受信動作
次に、上述した(2−1)により送信タイミングが設定されたユーザ端末装置1の送受信動作について説明する。
まず、ユーザ端末装置1の受信動作について説明する。
光モジュール20で受信された光信号は、光モジュール10により、光電気変換により電気信号に変換され、復号部15に与えられる。
光モジュール20からの電気信号は、復号器Nにより、符号N(ユーザチャネルに対応する符号C1〜Cn)で相関され、その相関結果が、同期制御部18と復号器Kに分配される。
復号器Nから同期制御部18に与えられた相関結果は、同期制御部18により、同期信号抽出部16により抽出された同期信号に基づくタイミングで同期を行ない、その同期制御により得た信号が判定回路部19に与えられる。
同期制御部18から出力された出力信号は、判定回路部19により、データ判定されて、このデータはユーザインタフェース10でユーザ端末装置1のインタフェースに変換されユーザ端末装置1の本体に与えられる。
以上のようにして、ユーザ端末装置1は、管理装置2からの受信信号を受信することができる。
次に、ユーザ端末装置1の送信動作について説明する。
ユーザインタフェース10からの送信データは、符号部11に与えられ、セレクタ111を介して符号器Nに与えられる。
符号器Nにおいて、送信データは、符号N(ユーザチャネルに対応する符号C1〜Cn)で拡散されて送信タイミング制御部12に与えられる。
送信タイミング制御部12では、制御部14により送信タイミングの設定値が設定されているので、符号器Nからのデータ信号は、設定されている送信タイミングに調整されて送信パワー制御部13に与えられる。
送信タイミング制御部12からのデータ信号は、送信パワー制御部13により所定のパワーに制御されて、光モジュール20に与えられる。
送信パワー制御部13によりパワーが制御されたデータ信号は、光モジュール20により電気/光変換されて、変換された光信号が送信される。
以上のようにして、ユーザ端末装置1の送信動作が行われる。
(2−4)管理装置2の送受信動作
次に、管理装置2が送出する制御信号の送信動作及びユーザ端末装置1との受信動作について説明する。まず、管理装置2の送信動作について説明する。
制御部24から情報データは、符号部25に与えられ、符号器Kにより符号K(C0)で拡散される。符号器Kにより拡散された情報信号は、セレクタ251を介して、符号器N1〜Nnに与えられ、符号器N1〜Nnにより、符号N(C1〜Cn)で各チャネル毎に拡散される。なお、セレクタ251は、各チャネルのタイムスロットを分割する。
符号器N1〜Nnで拡散された情報信号は、パワー制御部26により、パワー制御されたのち、光モジュール21により電気/光変換された光信号が送信される。
次に、管理装置2の受信動作について説明する。
光モジュール21で受信された光信号は、光モジュール21により光/電気変換され、変換された電気信号が復号部22に与えられる。
復号部22に与えられた電気信号は、それぞれ割り当てられたチャネルに対応する復号器N1〜Nnに分配され、各復号器Nl〜Nnによりそれぞれが持つ符号N(C1〜Cn)で相関される。
各復号器N1〜Nnにより相関された結果は、それぞれの復号器N1〜Nnに対応する復号器K与えられ、復号器Kにより符号K(C0)で相関されて、各判定回路部23−1〜23−nに与えられる。
復号部22からの相関結果は、判定回路部23−1〜23−nにより、データ判定されて制御部24に与えられる。
このような制御信号の授受により、管理装置2は、ユーザ端末装置1からの信号の授受により、遅延時間を測定し、上述の(2−1)で説明したユーザ端末装置1の送信タイミングの設定値を通知することができる。
(3)実施例1の効果
以上のように、本実施例によれば、各チャネル毎にデータ信号の送信タイミング(同期信号)を時分割の制御信号を送出する管理装置2を備え、制御信号に対しては、データ信号に使用する符号(拡散符号)の符号長よりも長い符号(拡散符号)で拡散して送信することで、データ信号の授受には影響を与えることなく、各ユーザ端末装置が送出するデータ信号の送信タイミングを制御させることを、符号器及び復号器を簡略化することができ、P2Pの大容量アクセスシステムを低コストで実現できる。
(1)実施例2の構成
図8は、実施例2に係るLANネットワークの概略を示す構成図である。
図8に示すように、本実施例のネットワークは、n個のユーザ端末装置400(400−1〜400−n)がスターカプラ3を介して接続している。以下では、ユーザ端末装置400−1〜400−nの共通する機能を説明する場合にはユーザ端末装置400と表現して説明する。
本実施例は、ユーザ端末装置400が、ブロードキャスト用の符号とユーザチャネルに対応する符号とを持つ符号器及び復号器を備えることで、実施例1の管理装置を備えることなく、各ユーザ端末装置自身が送信データの同期化を図ることができることを特徴とする。
すなわち、本実施例では、ユーザ端末装置400が他のユーザ端末装置400とのデータ通信を行なう場合に、ブロードキャスト用の符号で拡散した接続要求情報を、ブロードキャストで全ての他のユーザ端末装置400に送信し、他のユーザ端末装置400が、受信した接続要求情報をブロードキャスト用の符号で復元するようにする。
そして、接続可能である場合に、接続要求したユーザ端末装置400及び接続要求されたユーザ端末装置400が、相互の接続相手のユーザチャネル対応の符号を設定することで、個別のチャネルでデータ通信を行ない、P2Pの大容量アクセスを実現するものである。
このような本実施例のユーザ端末装置400の内部構成について図9を参照して説明する。なお、以下で説明するユーザ端末装置400は、実施例1の場合と同様に、例えばパソコンなどの端末に内蔵されるものとして説明するが、例えば別個の装置として機能させるようにしてもよい。
図9に示すように、ユーザ端末装置400は、光モジュール20、復号器B、同期制御部B、判定回路部B、復号器N、同期制御部N、判定回路部N、パケット制御部410、可変符号器N/B、ユーザインタフェースとを少なくとも備える。
なお、図9において、ユーザ端末装置400は、上記構成要素のほかに、同期信号を抽出する同期抽出部、フレーム判定回路部等を備えるが、これら構成要素は、実施例1で説明したものと対応できるので、本実施例ではこれら構成要素については省略している。
また、ユーザインタフェース10及び光モジュール20は、実施例1で説明した構成要素に対応するものであり、これらの機能説明は省略する。
復号器Bは、ブロードキャスト用の符号を持つ復号器であり、光モジュール20からの受信信号(電気信号)をブロードキャスト用の符号で相関するものである。また、復号器Bは、ブロードキャスト用の符号で相関した相関結果を、同期制御部Bに与えるものである。
また、復号器Nは、それぞれのユーザ端末装置400に割り当てられたチャネルに対応する符号を持つ復号器であり、光モジュール20からの受信信号(電気信号)をそれぞれの符号で相関するものである。また、復号器Nは、それぞれが持つ符号で相関した相関結果を同期制御部Nに与えるものである。
同期制御部Bは、復号器Bから相関結果を受け取り、同期信号のタイミングで同期を制御し、その同期制御した信号を判定回路部Bに与えるものである。
また、同期制御部Nは、復号器Nから相関結果を受け取り、同期信号のタイミングで同期を制御し、その同期制御した信号を判定回路部Nに与えるものである。
判定回路部Bは、同期制御部Bからの出力信号からデータ判定をしてパケット制御部410に与えるものである。
また、判定回路部Nは、同期制御部Nからの出力信号からデータ判定をしてパケット制御部410に与えるものである。
パケット制御部410は、判定回路部Bから受信データを受け取り、その受信データが自身への接続要求情報である場合、接続可能であるときに、応答パケットを作成して、可変符号器N/Bに与えると共に、その接続要求情報に含まれる送信元のユーザ端末装置400のユーザチャネルに対応する符号を、可変符号器N/Bに設定させるものである。また、パケット制御部410は、判定回路部Nから受信データを受け取ると、その受信データをユーザインターフェース10に与えるものである。
また、パケット制御部410は、ユーザが他のユーザ端末装置400と接続要求しようとする場合に、ユーザインターフェース10からユーザ情報を受け取り、そのユーザ情報に自身のユーザチャネルに対応する符号情報を含ませた接続要求情報(パケット)を可変符号器N/Bに与えるものである。このとき、パケット制御部410は、可変符号器N/Bに対して、ブロードキャスト用の符号に切替えるように指示する。
可変符号器N/Bは、送信信号に対して使用する符号を切り替えて、パケット制御部410からの送信信号を切替えた符号で拡散する符号器であり、パケット制御部410の制御により、掛け合わせる符号を切替えるものである。
なお、可変符号器N/Bは、ブロードキャスト用の符号と、ネットワークに接続する全てのユーザチャネルに対応する符号とを切替えることができれば、広く適用することができ、例えば、これらすべての符号をそれぞれ持つ複数の符号器としてもよい。
(2)実施例2の動作
以下では、図8におけるユーザ端末装置400−1とユーザ端末装置400−4との接続手順について、図10を参照して説明する。
図10では、ユーザ端末装置400−1が、ユーザ端末装置400−4に対して接続要求を行なう場合の接続手順を示す。
ユーザ端末装置400−1のユーザがユーザ端末装置400−4との接続を要求する(S11)と、ユーザ情報が、ユーザインターフェース10を介してパケット制御部410に与えられる。
パケット制御部410にユーザ情報が与えられると、パケット制御部410によりそのユーザ情報に含まれている接続要求情報が判断され、可変符号器N/Bに対してブロードキャスト用の符号に切替えられる。
パケット制御部410により可変符号器N/Bがブロードキャスト用の符号に設定されると、パケット制御部410から接続要求情報(パケット)が可変符号器N/Bに与えられ、接続要求情報が、可変符号器N/Bにより、ブロードキャスト用の符号で拡散され、光モジュール20に与えられる。
可変符号器N/Bにより拡散された接続要求情報は、光モジュール20により、電気/光変換され、接続要求情報が、光信号としてブロードキャストで他の全てのユーザ端末装置400−2〜400−nに与えられる(S12)。
ユーザ端末装置400−1からの接続要求情報は、他のすべてのユーザ端末装置400−2〜400−nに与えられ、各他のユーザ端末装置400−2〜400−nにおいて自身に対する接続要求であるか否かが判断される。なお、自身への接続要求でないと判断したユーザ端末装置は、その接続要求情報を廃棄する。
ユーザ端末装置400−4に与えられた接続要求情報は、光モジュール20により、光/電気変換されて復号器B及び復号器Nに分配される。
復号器Bにおいて、受信した接続要求情報は、ブロードキャスト用の符号で相関され、その相関結果が同期制御部Bに与えられる。また、同期制御部Bからの出力信号が判定回路部Bに与えられ、同期判定部Bによりデータ判定されてパケット制御部410に与えられる。
パケット制御部410において、同期判定部Bからのデータを受け取り、その受信データが接続要求情報であるか否かが判断され、受信データが接続要求情報であり接続可能である場合に、接続要求情報に含まれる送信元のユーザチャネルに対応する符号が、可変符号器N/Bに設定される(S13)。
また、パケット制御部410では、接続要求に対する応答パケットが生成され、その応答パケットが可変符号器N/Bに与えられる。なお、応答パケットには、ユーザ端末装置400−4に割り当てられているチャネルの符号が含まれている(S14)。
可変符号器N/Bでは、パケット制御部410からの応答パケットが、設定された符号で拡散されて、光モジュール20に与えられて光信号として送信される(S15)。
このとき、応答パケットは、ユーザ端末装置400−1に割り当てられた個別のチャネルで送信され、ユーザ端末装置400−1で使用する符号で拡散されているために、ユーザ端末装置400−1での復元が可能となる。
ユーザ端末装置400−1からの応答パケットがユーザ端末装置400−1に与えられると、応答パケットは、光モジュール20により光/電気変換されて、復号器B及びNに分配される。
応答パケットは、復号器Nにより、ユーザチャネルに対応する符号で相関され、その相関結果が、同期制御部Nに与えられる。同期制御部Nにより同期制御された出力信号は、判定回路部Nに与えられ、受信データがパケット制御部410に与えられる。
パケット制御部410では、受信データに含まれるユーザ端末装置400−4のユーザチャネルに対応する符号が読み取られ(S16)、ユーザ端末装置400−4の符号が可変符号器N/Bに設定される(S17)。
このようにして、ユーザ端末装置400−1とユーザ端末装置400−4との間で接続が確立し、両者の間でのデータ通信を行うことが可能となる(S18)。
なお、接続確立後、他のユーザ端末装置から、ユーザ端末装置400−1又は400−4に対して接続要求があった場合、ユーザ端末装置400−1と400−4は、その接続要求に対して応答しない(S19)。
なお、接続確立後、ユーザ端末装置400−1と400−4との間でのデータ通信は、各個別チャネルを使用して行うが、符号分割多重されたチャネルで行なう場合には、他のユーザ端末装置とのデータ通信を同時通信を行うようにしてもよい。
(3)実施例2の効果
以上のように、実施例2によれば、ネットワークに接続する各ユーザ端末装置400が、ブロードキャスト用の符号と、ユーザチャネルに対応する符号とを持つ、符号器及び復号器を備えることにより、P2Pの大容量アクセスシステムを低コストで実現できる。
上述した実施例1及び実施例2では、光信号を利用したLANネットワークを適用した場合について説明したが、符号分割多重方式を採用できるのであれば、光信号を利用する場合に限らず、電気信号を利用したネットワークにも適用できる。また、LANネットワークとして説明したが、複数の通信端末が接続回線を共有するネットワークであれば広く適用できる。
また、上述した実施例1では、符号部11が、2種類の符号を有することとして説明したが、3種類以上の符号を有するようにしてもよい。
実施例1に係るユーザ端末装置1の内部構成を示すブロック図である。 実施例1に係るネットワークの概念を示す構成図である。 実施例1に係るデータ信号と制御信号との相関結果を説明する説明図である。 実施例1に係る制御信号のフレームフォーマットを説明する説明図である。 実施例1に係る同期信号抽出動作を説明する説明図である。 実施例1に係る管理装置2の内部構成を示すブロック図である。 実施例1に係る通信手順(同期手順)を説明するシーケンス図である。 実施例2に係るネットワークの概念を示す構成図である。 実施例2に係るユーザ端末装置1の内部構成を示すブロックである。 実施例2に係る接続手順を説明するシーケンス図である。
符号の説明
1、400…ノード端末装置、2…管理装置、11符号部、
12…送信タイミング制御部、13…送信パワー制御部、14…制御部、
15…復号部、16…同期信号抽出部、18…同期制御部、19…判定回路部、
復号器B、風豪気N、同期制御部B、同期制御部N、判定回路部B、
判定回路部N、410…パケット制御部。

Claims (5)

  1. 符号分割多重方式を採用する共有回線のネットワークを通じてピア・ツゥー・ピアでデータ通信する複数のノード装置の送信タイミングを、それぞれに割り当てた位相位置になるように制御する送信タイミング制御システムであって、
    チャネル毎に割り当てられたデータ信号用の第1の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせて上記第1の拡散符号よりも符号長が長い制御信号用拡散符号で、制御データを拡散した拡散制御データを、各チャネルに対応するタイムスロットに時分割で挿入した制御信号を送出する送信タイミング管理装置を備え、
    上記各ノード装置が、自身が持つデータ信号用の第1の拡散符号と上記第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号を用いて、上記送信タイミング管理装置から受信した上記制御信号から検出した同期位置のタイミングを、送信タイミングとして送信制御する送信タイミング制御手段を有することを特徴とする送信タイミング制御システム。
  2. 上記各ノード装置が、
    上記送信タイミング管理装置から受信した上記制御信号を、自身が持つデータ信号用の上記第1の拡散符号と上記第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号で逆拡散を行う逆拡散処理手段と、
    上記逆拡散処理手段による相関関係から、自身に割り当てられたチャネルに対応するタイムスロット周期を抽出する同期信号抽出手段と
    を有し、
    上記送信タイミング制御手段が、
    上記同期信号抽出手段により抽出されたタイムスロット周期を、自身に割り当てられたチャネルの送信タイミングとして設定する送信タイミング設定部と、
    自身が持つ上記第1の拡散符号で拡散した拡散データ信号を、上記送信タイミングで送信する送信処理部と、
    上記拡散データ信号と上記第1の拡散符号と上記第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号で拡散した拡散制御信号との送信パワー比を制御する送信パワー制御部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の送信タイミング制御システム。
  3. 上記各ノード装置が、第1の拡散符号を生成する第1の符号生成手段と、第2の拡散符号を生成する第2の符号生成手段とを有するものであることを特徴とする請求項1又は2に記載の送信タイミング制御システム。
  4. 上記各ノード装置が、送信する送信データを判別して、その送信データに掛け合わせるため拡散符号を決定する拡散符号決定手段を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の送信タイミング制御システム。
  5. 符号分割多重方式を採用する共有回線のネットワークを通じてピア・ツゥー・ピアでデータ通信する複数のノード装置の送信タイミングを、それぞれに割り当てたチャネルに対応する位相位置になるように制御する送信タイミング制御システムの構成要素であるノード装置であって、
    チャネル毎に割り当てられたデータ信号用の第1の拡散符号と第2の拡散符号とを掛け合わせて上記第1の拡散符号よりも符号長が長い制御信号用拡散符号で、制御データを拡散した拡散制御データを、各チャネルに対応するタイムスロットに時分割で挿入した制御信号を送出する送信タイミング管理装置から受信した上記制御信号を、自身が持つデータ信号用の上記第1の拡散符号と上記第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号で逆拡散を行う逆拡散処理手段と、
    上記逆拡散処理手段による相関関係から、自身に割り当てられたチャネルに対応するタイムスロット周期を抽出する同期信号抽出手段と、
    上記同期信号抽出手段により抽出された上記タイムスロット周期を自身に割り当てられたチャネルの送信タイミングとして設定する送信タイミング設定手段と、
    自身が持つ上記第1の拡散符号で拡散した拡散データ信号を、上記送信タイミングで送信する送信処理手段と、
    上記拡散データ信号と上記第1の拡散符号と上記第2の拡散符号とを掛け合わせた拡散符号で拡散した拡散制御信号との送信パワー比を制御する送信パワー制御手段と
    を備えることを特徴とするノード装置。
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