JP4241078B2 - コンテンツ表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、コンテンツ表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンテンツ表示装置は、多数の動画または静止画のコンテンツを横長のスクリーン上に表示する場合、表示装置の横方向の画面解像度の大きさでコンテンツを区切り、複数の表示装置を使用してスクリーン上に表示する必要があった。また、表示装置の全画面を横長のスクリーンに表示しようとすると、拡大比率が縦横で異なるため画像が縦につぶれた様になり、正常な表示が出来なかった。従来のコンテンツ表示装置の例として、特許文献1には、横方向の画像の拡大に関する技術が開示されている。
【0003】
【特許文献1】
特開昭60−247222号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、動画像や静止画などの複数のコンテンツのスクリーン上における配置位置を指定する物理レイアウト情報と、複数のコンテンツを表示するスクリーンの形状を記した論理レイアウト情報に基づいて、複数のコンテンツのデータをフレームメモリの解像度に合わせて短冊状に分割し、配置を決定するコンテンツレイアウト部と、コンテンツレイアウト部が決定した配置で、複数のコンテンツのデータをフレームメモリに格納するコンテンツ描画部と、フレームメモリを走査して格納されたデータを読み込み、短冊状に分割されたコンテンツのデータを横方向に繋ぎ合わせてスクリーンに表示する表示コントローラとを備えたコンテンツ表示装置を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明に係るコンテンツ表示装置は、動画像や静止画などの複数のコンテンツのスクリーン上における配置位置を指定する物理レイアウト情報と、スクリーンへ表示する各コンテンツデータを格納するフレームメモリの解像度を記した論理レイアウト情報に基づいて、スクリーン上におけるコンテンツデータの配置位置がフレームメモリの横方向の解像度の位置からはみ出す場合、当該位置で当該コンテンツデータを分割し、分割された各領域のフレームメモリ内での格納位置を決定するコンテンツレイアウト部と、コンテンツレイアウト部が決定した格納位置で、複数のコンテンツのデータをフレームメモリに格納するコンテンツ描画部と、フレームメモリを走査して格納された各コンテンツのデータを読み込み、各コンテンツがスクリーン上で横方向につながるようにスクリーンに表示する表示コントローラとを備えたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の様々な形態を説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるコンテンツ表示装置の構成を示すブロック図である。コンテンツ表示装置は、コンテンツレイアウト部12、コンテンツ描画部14、非表示メモリ53、フレームメモリ17、表示コントローラ15、画像転送部51、垂直同期監視部52、スクリーン16を備える。コンテンツレイアウト部12、コンテンツ描画部14、表示コントローラ15、画像転送部51、垂直同期監視部52は、コンテンツ表示装置の中央演算処理装置を、該中央演算処理装置の動作を制御するプログラムのモジュールに従って便宜的に分割したものである。
ここでは、フレームメモリ17および非表示メモリ53の解像度は1280x1024とし、スクリーン16の解像度は3080x32である。
【0007】
次に動作について説明する。
ここでは、コンテンツとして動画像1,5、静止画2、時計3、文字列4をスクリーン16上に横方向に並べて表示する場合を考える。図2に、それぞれのコンテンツを示す。ここでは、動画像1は500x32、静止画2は480x32、時計3は320x32、文字列4は780x24、動画像5は600x32の画素により表示される。
【0008】
物理レイアウト情報aは、各コンテンツのスクリーン16上での配置位置の情報である。ここでは、動画像1を(0,0)から表示、静止画2を(500,0)から表示、動画像5を(980,0)から表示、文字列4を(1580,0)から表示、時計3を(2360,0)から表示と記してあるとする。
【0009】
論理レイアウト情報bは、フレームメモリ17に格納され得る最大画像形状についての情報である。ここでは、フレームメモリ17の解像度が1280x1024であることが記されている。
【0010】
クリップ領域情報cは、スクリーン16上でコンテンツが表示できない領域の情報である。ここでは、(680,0),(1080,0),(1080,32),(680,32)で示される矩形領域にはコンテンツが表示できないことが記してある。
【0011】
コンテンツレイアウト部12は、動画像1,5、静止画2、時計3、文字列4、および物理レイアウト情報a、論理レイアウト情報b、クリップ領域情報cを読み込み、物理レイアウト情報aに基づいて、各コンテンツのレイアウトを行う。コンテンツレイアウト部12は、これらのコンテンツデータ、物理レイアウト情報a、論理レイアウト情報b、およびクリップ領域情報cを、コンテンツ表示装置内から、あるいは電気通信回線を介して他のコンピュータから、または記録媒体等から取得する。図3に、コンテンツレイアウト部12によるレイアウトの結果を示す。
【0012】
さらに、コンテンツレイアウト部12はクリップ領域情報cに基づいてレイアウトを再調整する。ここでは、コンテンツを表示できない領域が静止画2の配置される位置と重なる。そのため、図4に示すように静止画2を(500,0),(680,0),(680,32),(500,32)で示される矩形領域と、(1080,0),(1380,0),(1380,32),(1080,32)で示される矩形領域に分割して配置する。この際、静止画2を途中で分割して配置するのではなく、静止画2を2つ表示し(各々静止画2A,静止画2Bと表示する。)、各々始点をずらして配置する。
具体的には、静止画2Aは(500,0)を始点とし、(500,0),(680,0),(680,32),(500,32)で示される矩形領域のみに配置する。静止画2Bは、始点を(900,0)とし、(1080,0),(1380,0),(1380,32),(1080,32)で示される矩形領域のみに配置する。
また、以降の動画像5、文字列4、時計3は、各々クリップ領域情報cで指定された領域の分だけ後退して配置する。
【0013】
さらに、コンテンツレイアウト部12は、論理レイアウト情報bに基づいて、レイアウトしたコンテンツを非表示メモリ53の横方向の解像度である1280の位置で短冊状に分割する。図5に、分割した状態を表した図を示す。図に示すように、静止画2Bの途中で分割されるので、静止画2Bの(1280,0)以降の領域を非表示メモリ53の次の行(0,32)から配置する。この際、クリップ領域を反映させた時と同様に、始点をずらして静止画2を2つ配置する(各々2B,2Cと表示する)。
具体的には、静止画2Bは(1080,0)を始点とし、(1080,0),(1280,0),(1280,32),(1080,32)で示される矩形領域のみに配置する。静止画2Cは始点を(−380,32)とし、(0,32),(100,32),(100,64),(0,64)で示される矩形領域のみに配置する。
また、動画像5はこれに伴い(100,32)の位置から配置する。同様に文字列4は(700,32)の位置から配置するが、途中で分割され、残りは始点を(−580,64)とし、(0,64),(200,64),(200,96),(0,96)で示される矩形領域に配置される(各々4A,4Bと表示する)。また、時計3は(200,64)の位置から配置される。
なお、論理レイアウト情報bに基づくコンテンツの分割の仕方は短冊状に限られるものではない。
【0014】
次に、コンテンツ描画部14は、コンテンツレイアウト部12においてレイアウトされたコンテンツのデータを非表示メモリ53に格納する。この際、図5に示す非表示メモリ53外エリアに配置された内容は格納しない。また、短冊状に分割されたコンテンツについては、対応する位置でデータが区切られてメモリに記憶される。
【0015】
垂直同期監視手段52は、スクリーン16の垂直同期を監視し、垂直同期が起こったタイミングで画像転送部51に垂直同期信号を出力する。
【0016】
画像転送部51は、通知された垂直同期信号に同期して、非表示メモリ53からフレームメモリ17へ描画されたコンテンツの画像データを転送する。図6に、フレームメモリ17に転送された画像データを示す。
【0017】
表示コントローラ15は、フレームメモリ17をスキャンし、フレームメモリ17内でデータが分割して格納されているコンテンツについても、スクリーン16上で横方向につながるように表示する。これにより、スクリーン16上に、図4に示すような画像が表示される。
【0018】
以上のように、この実施の形態1によれば、コンテンツレイアウト部12が物理レイアウト情報a、論理レイアウト情報bを基にコンテンツを配置し、そのレイアウトに従ってフレームメモリ17上に各コンテンツデータが必要に応じて分割されて配置される。表示コントローラ15は、データが分割されて格納されているコンテンツについても横方向に繋げるようにスクリーン16に表示する。これにより、1つのフレームメモリを用いて、横方向の画面解像度を超える横長スクリーンに多数のコンテンツを表示することができるという効果が得られる。
【0019】
また、コンテンツ描画部14が非表示メモリ53にレイアウトされたコンテンツデータを格納し、スクリーン16の垂直同期に合わせて非表示メモリ53からフレームメモリ17へ画像を転送するようにしたので、動画像を含む場合でも、画像のちらつきを防ぐことができる。
【0020】
さらに、スクリーン上にコンテンツを表示できないエリアがある場合も、クリップ領域として登録することによりその領域を避けて表示することができる。
【0021】
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2によるコンテンツ表示装置の構成を示すブロック図である。図1と同一の符号は同一の構成要素を表している。図中、コンテンツ描画部24は、図1のコンテンツ描画部14に相当する構成要素であるが、合成動画像描画部31と非合成動画像描画部32を有している。また、実施の形態2によるコンテンツ表示装置は、2つのフレームメモリ、フレームメモリ17Aおよびフレームメモリ17Bとフレームメモリ切り替え部41を備えている。コンテンツレイアウト部12、コンテンツ描画部24、合成動画像描画部31、非合成動画像描画部32、表示コントローラ15、フレームメモリ切り替え部41、垂直同期監視部52は、コンテンツ表示装置の中央演算処理装置を、該中央演算処理装置の動作を制御するプログラムのモジュールに従って便宜的に分割したものである。
【0022】
また、ここでは、フレームメモリ17A,17Bおよび非表示メモリ53の解像度は1280x1024とし、スクリーン16の解像度は3080x32とする。
【0023】
次に動作について説明する。
ここでは、コンテンツとして合成動画像6、静止画2、時計3、文字列4をスクリーン16上に横方向に並べて表示する場合を考える。図8に、それぞれのコンテンツを示す。合成動画像6は、あらかじめ複数の動画像を合成したものである。ここでは、合成動画像6は1280x64、静止画2は480x32、時計3は320x32、文字列4は780x24の画素により表示される。
【0024】
物理レイアウト情報aは、各コンテンツのスクリーン16上での配置位置の情報である。ここでは、合成動画像6を(0,0)から表示、静止画2を(500,0)から表示、文字列4を(1580,0)から表示、時計3を(2360,0)から表示と記してあるとする。
【0025】
論理レイアウト情報bは、フレームメモリ17A,17Bに格納され得る最大画像形状についての情報である。ここでは、フレームメモリ17A,17Bの解像度が1280x1024であることが記されている。
【0026】
コンテンツレイアウト部12は、合成動画像6、静止画2、時計3、文字列4、および物理レイアウト情報a、論理レイアウト情報bを読み込み、物理レイアウト情報aに基づいて、各コンテンツのレイアウトを行う。図9に、コンテンツレイアウト部12によるレイアウトの結果を示す。
【0027】
さらに、コンテンツレイアウト部12は、論理レイアウト情報bに基づいて、実施の形態1と同様に、レイアウトしたコンテンツをフレームメモリ17A,17Bの横方向の解像度である1280の位置で短冊状に分割する。図10に、分割した状態を示す。図に示すように、合成動画像6と静止画2はそのまま配置される。文字列4は次の行の(300,32)の位置から配置される。時計3は、(1080,32)から配置されるが、途中で分割され、残りの部分は、始点(−200,64)で、(0,64),(120,64),(120,96),(0,96)で示される矩形領域のみ配置される(各々3A,3Bと表示する)。
【0028】
コンテンツ描画部24は、フレームメモリ17A,17Bのうち、現時点でスクリーン16への画像表示に使用されていない方に、コンテンツレイアウト部12によりレイアウトされたコンテンツを格納する。
まず、合成動画像描画部31によって、合成動画像6をフレームメモリ17Aまたはフレームメモリ17Bの最背面に格納する。
次に、非合成動画像描画部32によって、合成動画像6以外のコンテンツを合成動画像6の上に重ねて格納する。図11に、フレームメモリ17Aまたは17Bに格納された画像データを示す。
【0029】
垂直同期監視部52は、スクリーン16の垂直同期を監視し、垂直同期が起こったタイミングでフレームメモリ切り替え部41に垂直同期信号を出力する。
【0030】
フレームメモリ切り替え部41は、通知された垂直同期信号に同期して、フレームメモリ17Aおよび17Bの切り替えを行い、スクリーン16への画像表示に使用するフレームメモリを変更する。
【0031】
表示コントローラ15は、フレームメモリ17Aまたは17Bのうち、スクリーン16への表示に使用されている方のフレームメモリをスキャンし、フレームメモリ上の短冊状に分割された各コンテンツをスクリーン16に横方向に並べて表示する。これにより、スクリーン16上に、図4に示すような画像が表示される。
【0032】
なお、フレームメモリの数は2つに限られるものではなく、2つ以上のフレームメモリをフレームメモリ切り替え部41によって切り替えるようにしてもよい。
【0033】
以上のように、この実施の形態2によれば、フレームメモリを2つ備え、垂直同期監視部52から出力されるスクリーン16の垂直同期信号に同期して、スクリーン16への画像表示に使用するフレームメモリの切り替えを繰り返すようにした。コンテンツ描画部24は、スクリーン16への表示に使用されていない方のフレームメモリにレイアウトされたコンテンツを格納するようにした。
これにより、横長スクリーンに多数のコンテンツを表示することができると共に、画像に動きがある場合でも画像のちらつきを抑えることができる。
【0034】
また、動画像については事前に合成動画像を作成しているので、動画像間の同期ずれが起こらないという効果がある。
【0035】
実施の形態3.
図12は、この発明の実施の形態3によるコンテンツ表示装置の構成を示すブロック図である。図1および図7と同一の符号は同一の構成要素を表している。コンテンツ描画部44は、図1のコンテンツ描画部14に相当する構成要素であるが、コンテンツ描画方法指定部61を有している。また、実施の形態3によるコンテンツ表示装置は、位置制御部71(転送位置制御部)とカラーキー設定部81(転送色設定部)を備えている。
コンテンツレイアウト部12、コンテンツ描画部44、コンテンツ描画方法指定部61、表示コントローラ15、フレームメモリ切り替え部41、画像転送部51、垂直同期監視部52、位置制御部71、カラーキー設定部81は、コンテンツ表示装置の中央演算処理装置を、該中央演算処理装置の動作を制御するプログラムのモジュールに従って便宜的に分割したものである。
【0036】
また、ここでは、フレームメモリ17A,17Bおよび非表示メモリ53の解像度は1280x1024とし、スクリーン16の解像度は3080x32とする。
【0037】
次に動作について説明する。
ここでは、コンテンツとして動画像1,5、静止画2、時計3、文字列4をスクリーン16上に横方向に並べて表示する場合を考える。図2に、それぞれのコンテンツを示す。ここでは、動画像1は500x32、静止画2は480x32、時計3は320x32、文字列4は780x24、動画像5は600x32の画素により表示される。
【0038】
物理レイアウト情報aは、各コンテンツのスクリーン16上での配置位置の情報である。ここでは、動画像1を(0,0)から表示、静止画2を(500,0)から表示、動画像5を(980,0)から表示、文字列4を(1580,0)から表示、時計3を(2140,0)から表示と記してあるとする。
【0039】
論理レイアウト情報bは、フレームメモリ17A,17Bに格納され得る最大画像形状についての情報である。ここでは、スクリーン16の解像度が1280x1024であることが記されている。
【0040】
コンテンツレイアウト部12は、動画像1,5、静止画2、時計3、文字列4、および物理レイアウト情報a、論理レイアウト情報bを読み込み、物理レイアウト情報aに基づいて、各コンテンツのレイアウトを行う。図13に、コンテンツレイアウト部12によるレイアウトの結果を示す。
【0041】
さらに、コンテンツレイアウト部12は、論理レイアウト情報bに基づいて、実施の形態1と同様に、レイアウトしたコンテンツをフレームメモリ17A,17Bの横方向の解像度である1280の位置で短冊状に分割する。動画像1と静止画2はそのまま配置される。文字列4は次の行の(300,32)の位置から配置される。時計3は、(860,32)から配置される。動画像5は、(980,0)の位置から配置されるが、途中で分割され、残りの部分は、始点(−300,32)で、(0,32),(300,32),(300,64),(0,64)で示される矩形領域のみ配置される(各々5A,5Bと表示する)。
【0042】
次に、コンテンツ描画部44は、フレームメモリ17A,17Bのうち、現時点でスクリーン16への画像表示に使用されていない方か、あるいは非表示メモリ53に、コンテンツレイアウト部12によりレイアウトされたコンテンツを格納する。
コンテンツ描画方法指定部61は、各コンテンツを格納する先を指定する。ここでは、文字列4以外のコンテンツをフレームメモリ17A,17Bのうち現時点でスクリーン16への画像表示に使用されていない方のフレームメモリへ格納する。また、文字列4を非表示メモリ53に格納する。図14に(a)にフレームメモリ17Aまたは17B、図14(b)に非表示メモリ53のデータ格納後の状態を示す。
【0043】
画像転送部51は、位置制御部71とカラーキー設定部81からの指示に従って、非表示メモリ53からフレームメモリ17A,17Bのうちスクリーン16への画像表示に使用されていない方への画像転送を行う。
【0044】
カラーキー設定部81は、画像転送部51に対し、非表示メモリ53に描画された画像の中からフレームメモリへ転送する色のカラーキーを通知する。ここで、文字列4の文字色を黄色、背景色を青とし、黄色を非転送色に指定すると、カラーキー設定部81は黄色を表すカラーキーを画像転送部51に通知する。画像転送部51は、指定された黄色の部分、すなわち文字の部分については、色を抜いた画像データとしてフレームメモリ17Aまたは17Bに転送する。
【0045】
また、位置制御部71は、画像転送部51に対し、非表示メモリ53に描画された画像の中からフレームメモリへ転送する領域を通知する。ここで、(0,0),(1000,0),(1000,32),(0,32)の矩形領域を転送するという指定になっているとすると、非表示メモリ53からフレームメモリ17Aまたは17Bに、矩形領域(0,0),(1000,0),(1000,32),(0,32)の画像データを転送する。図15に、画像転送後のフレームメモリ17Aまたは17Bを示す。
【0046】
垂直同期監視部52は、スクリーン16の垂直同期を監視し、垂直同期が起こったタイミングでフレームメモリ切り替え部41および画像転送部51に垂直同期信号を出力する。
【0047】
フレームメモリ切り替え部41は、通知された垂直同期信号に同期して、フレームメモリ17Aおよび17Bの切り替えを行い、スクリーン16への画像表示に使用するフレームメモリを変更する。
【0048】
表示コントローラ15は、フレームメモリ17Aまたは17Bのうち、スクリーン16への表示に使用されている方のフレームメモリをスキャンし、フレームメモリ17Aまたは17B上の短冊状に分割された各コンテンツをスクリーン16に横方向に並べて表示する。
【0049】
次に、位置制御部71は、画像転送部51に通知する矩形領域を(1,0),(1001,0),(1001,32),(1,32)に変更し、画像転送部51に通知する。その結果、次回スクリーン16に画像が表示される時には、前回とはずれた位置の領域の文字列4が表示される。
【0050】
これを数回繰返した後のフレームメモリ上の画像を図16に示す。また、図17に、スクリーン16に表示される画像を示す。このように、表示する画像の位置を変化させながらスクリーン16へ画像を表示することができる。
【0051】
以上のように、この実施の形態3によれば、コンテンツ描画方法指定部61によって任意のコンテンツを非表示メモリ53に格納し、位置制御部71がその都度、非表示メモリ53からスクリーン表示用のフレームメモリへ転送する画像領域を指定するようにしたので、スクリーン16上で画像の表示位置が動的に変化するように表示することができる。
【0052】
さらに、非表示メモリ53に描画された画像を転送する際に、カラーキー設定部81が、転送色、非転送色を指定するようにしたので、スクリーン16上で背景画像等がある場合には、重ね合わせ表示効果を出すことができる。
【0053】
また、スクリーン16の垂直同期に合わせてフレームメモリの切り替えを行っており、描画や画像転送は非表示フレームメモリ上で行うので、画像に動きがある場合でも画像のちらつきを抑制できる。
【0054】
さらに、スクリーン16の垂直同期に合わせて画像転送を行うことにより、一定周期で画像が移動するように表示することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、フレームメモリを効率よく使用し、多数のコンテンツを横方向に長く並べて表示することができるコンテンツ表示装置が得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1によるコンテンツ表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施の形態1で表示する個々のコンテンツを示した図である。
【図3】 実施の形態1によるコンテンツレイアウト部12による物理レイアウト情報に基づくレイアウトの結果を示す図である。
【図4】 実施の形態1によるコンテンツレイアウト部12によるクリップ情報を反映したレイアウトの結果、およびスクリーン16上に表示された画像を示す図である。
【図5】 実施の形態1によるコンテンツレイアウト部12による論理レイアウト情報に基づくレイアウトの結果を示す図である。
【図6】 実施の形態1によるフレームメモリ17へ転送された画像を示す図である。
【図7】 この発明の実施の形態2によるコンテンツ表示装置の構成を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態2で表示する個々のコンテンツを示した図である。
【図9】 実施の形態2によるコンテンツレイアウト部12による物理レイアウト情報に基づくレイアウトの結果を示す図である。
【図10】 実施の形態2によるコンテンツレイアウト部12による論理レイアウト情報に基づくレイアウトの結果を示す図である。
【図11】 実施の形態2によるフレームメモリ17Aまたは17Bに描画された画像を示す図である。
【図12】 この発明の実施の形態3によるコンテンツ表示装置の構成を示すブロック図である。
【図13】 実施の形態3によるコンテンツレイアウト部12による物理レイアウト情報に基づくレイアウトの結果を示す図である。
【図14】 (a)は実施の形態3によるフレームメモリ17Aまたは17Bに描画された画像を示す図、(b)は実施の形態3による非表示メモリ53に描画された画像を示す図である。
【図15】 実施の形態3による非表示メモリ53からの画像転送後のフレームメモリ17Aまたは17Bを示す図である。
【図16】 実施の形態3による非表示メモリ53からの画像転送後のフレームメモリ17Aまたは17Bを示す図の他の例である。
【図17】 実施の形態3によるスクリーン16上に表示された画像を示す図である。
【符号の説明】
12 コンテンツレイアウト部、14,24,44 コンテンツ描画部、15表示コントローラ、16 スクリーン、17,17A,17B フレームメモリ、31 合成動画像描画部、32 非合成動画像描画部、41 フレームメモリ切り替え部、51 画像転送部、52 垂直同期監視部、53 非表示メモリ、61 コンテンツ描画方法指定部、71 位置制御部(転送位置制御部)、81 カラーキー設定部(転送色設定部)。

Claims (8)

  1. 動画像や静止画などの複数のコンテンツのスクリーン上における配置位置を指定する物理レイアウト情報と、上記スクリーンへ表示する各コンテンツデータを格納するフレームメモリの解像度を記した論理レイアウト情報に基づいて、上記スクリーン上におけるコンテンツデータの配置位置が上記フレームメモリの横方向の解像度の位置からはみ出す場合、当該位置で当該コンテンツデータを分割し、分割された各領域の上記フレームメモリ内での格納位置を決定するコンテンツレイアウト部と、
    上記コンテンツレイアウト部が決定した格納位置で、上記複数のコンテンツのデータを上記フレームメモリに格納するコンテンツ描画部と、
    上記フレームメモリを走査して格納された各コンテンツのデータを読み込み、各コンテンツが上記スクリーン上で横方向につながるように上記スクリーンに表示する表示コントローラとを備えたコンテンツ表示装置。
  2. コンテンツレイアウト部は、スクリーン上でコンテンツを表示することができないクリップ領域の情報に基づいて、上記クリップ領域以外の領域にコンテンツが表示されるように、フレームメモリ内でのコンテンツのデータの格納位置を決定することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ表示装置。
  3. コンテンツ描画部は、あらかじめ複数の動画像を合成した合成動画像のデータをフレームメモリに格納する合成動画像描画部と、
    上記合成動画像以外のコンテンツのデータを上記フレームメモリに格納する非合成動画像描画部を備えたことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ表示装置。
  4. コンテンツ描画部がコンテンツのデータを一時的に格納する非表示メモリと、
    スクリーンの垂直同期を監視し、垂直同期信号を出力する垂直同期監視部と、
    上記垂直同期信号に同期して、上記非表示メモリからフレームメモリにコンテンツのデータを転送する画像転送部を備えたことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ表示装置。
  5. フレームメモリを2つ以上有し、
    スクリーンの垂直同期を監視し、垂直同期信号を出力する垂直同期監視部と、
    上記垂直同期信号に同期して、表示コントローラが走査するフレームメモリを切り替えるフレームメモリ切り替え部を備え、
    コンテンツ描画部は、上記表示コントローラが走査していないフレームメモリにコンテンツのデータを格納することを特徴とする請求項1記載のコンテンツ表示装置。
  6. コンテンツ描画部がコンテンツのデータを一時的に格納する非表示メモリと、
    上記非表示メモリから表示コントローラが走査していないフレームメモリにコンテンツのデータを転送する画像転送部を備え、
    コンテンツ描画部は、各コンテンツのデータをフレームメモリと非表示メモリのどちらに格納するかを指定するコンテンツ描画方法指定部を備えたことを特徴とする請求項5記載のコンテンツ表示装置。
  7. 画像転送部に対し、非表示メモリに格納されたコンテンツのデータのうちフレームメモリに転送するデータ領域を通知し、上記データ領域のデータのみフレームメモリに転送させる転送位置制御部を備えたことを特徴とする請求項5または請求項6記載のコンテンツ表示装置。
  8. 画像転送部に対し、非表示メモリに格納されたコンテンツのデータの転送色および非転送色を通知し、上記転送色のみフレームメモリに転送させる転送色設定部を備えたことを特徴とする請求項5から請求項7のうちのいずれか1項に記載のコンテンツ表示装置。
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