JP4240954B2 - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル画像を選択する画像管理装置やデジタル画像の枚数を指定して印刷する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在、デジタルカメラの普及とともに、撮影したデジタル写真をパソコン等を
使って管理し、家庭内のプリンタを使って様々な形態で印刷されている。又、市場にはこれらの要求に応えるべく、多くのデジタル画像管理・印刷ソフト等が出回っている。従って、ユーザは自らの要求に応じてそれぞれのソフトウェアを手に入れ、画像管理・印刷を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ここで、画像の管理は画像管理装置、画像の印刷は画像印刷用装置を用いてい
る場合、画像管理装置で管理している画像を印刷するためには、先ず、画像管理装置で印刷したい画像を抽出した後に、画像印刷装置を用いて画像の枚数を指定して印刷することが必要であった。
しかしながら、画像印刷装置で枚数を指定した後に画像管理装置で枚数を増加
しようとした場合、それまで画像印刷装置で指定した枚数が全てなくなってしまうという問題があった。
又、画像印刷装置で一度でも枚数を指定した場合、その枚数の設定がいつまで
も残っており、一度30枚と指定すると、次にその画像を印刷しようとした場合には30枚となってしまうという問題もあった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、選択処理が
継続している場合にはユーザが行った操作を無駄にせず、選択処理が継続していない場合には前回の保存情報を用いることなくユーザの思わぬ失敗を減らすことができる画像処理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、画像選択の機能と、印刷の機能とを有する画像処理装置であって、画像選択の機能にもとづき、印刷対象として複数の画像を選択する選択手段と、選択状態の継続を判別する為の情報と、選択した画像の情報とを用いて連携データを出力する出力手段と、印刷の機能にもとづき、出力手段が出力した連携データを入力する入力手段と、選択状態が継続している場合には、前記画像選択の機能に基づき選択された画像データを前記連携データを参照することにより認識し、前記画像選択手段で選択された画像に対して印刷枚数を指定する指定手段と、指定手段により指定された印刷枚数の情報と、選択状態の継続を判別する為の情報のコピーとを用いて、設定データを作成する設定手段とを有し、さらに、連携データ中の選択状態の継続を判別する為の情報と、設定データ中の選択状態の継続を判別する為の情報とが一致する場合に継続の状態と判別し、一致しない場合には継続していないと判別する判別手段を有することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0006】
<実施の形態1>
以下、図面を用いて本発明を具体的に説明する。
【0007】
図1は本実施の形態を実現するシステムの概略を示した図である。CPU101は、システム全体の動作をコントロールし、一次記憶102に格納されたプログラムの実行等を行う。一次記憶102は、主にメモリであり、二次記憶103に記憶されたプログラム等を読み込んで格納する。このプログラムには、下記の画像処理方法をコンピュータが実行するためのプログラムが格納されており、このプログラムを二次記憶103(例えばハードディスク等)から、一次記憶102に読み出し、CPU101がこれを実行することにより、コンピュータは本発明を実施する画像処理装置として機能する。
【0008】
一般に、一次記憶の容量は二次記憶の容量より小さく、一次記憶に格納し切れないプログラムやデータ等は二次記憶に格納される。又、長時間記憶しなくてはならないデータ等も二次記憶に格納される。本実施の形態では、プログラムを二次記憶103に格納し、プログラム実行時に一次記憶102に読み込んでCPU101が実行処理を行う。
【0009】
入力デバイス104とは、例えばマウスやキーボード等がこれに該当する。プログラム等に割り込み信号を送ったりするために用いる。出力デバイス105とは、例えばモニタやプリンタ等が考えられる。この装置では、印刷装置としての性格上、少なくともプリンタを必須とするが、画像の出力装置としてプリンタ以外の装置であっても構わないことは言うまでもない。又、この装置の構成方法は他にも様々な形態が考えられるが、本発明の主眼ではないので説明を省略する。
【0010】
先ず、本実施の形態における画像管理装置の概要について説明する。
【0011】
本実施の形態で説明する画像管理装置は、GUIにより、フォルダの選択、画像の選択・解除・表示を行う。
【0012】
以下、図面を用いて上記の機能について説明する。
【0013】
図2は本実施の形態における画像管理装置の操作手順の基本的な流れを示すフローチャートである。
【0014】
先ず、ステップS201で画像管理装置から印刷対象とする画像を選択する。次に、ステップS202で画像管理装置の印刷ボタンを押し、ステップS203で画像印刷装置を起動する。以下、図面を用いて各ステップにおける操作の実現例について述べる。
図3は本実施の形態における画像管理装置の画像指定画面の概要を示す図であ
る。
【0015】
フォルダツリーウィンドウ301には、画像管理装置が構築した画像データベース内のディレクトリを示すツリーを表示する。又、フォルダ表示ウィンドウ302は、フォルダツリーウィンドウ301と同じものを表しており、フォルダ内部の画像も同時に表示している。
【0016】
ユーザは、選択モードボタン303を押して選択モードにした後にフォルダ表示ウィンドウ302から画像をクリックして選択することができる。複数の画像を選択したい場合には、Shift キー或はCtrlキーを押しながらクリックすることで可能になる。Shift キーを押すことによって、1つのフォルダ内部の始点と終点を指定して複数の画像を指定することも可能である。以上のように選択した後に印刷ボタン304を押して画像印刷装置に選択した画像の情報を受け渡す。
【0017】
画像管理装置にはその他に多くの機能があるが、本発明の主眼ではないのでその説明は省略する。
【0018】
このとき、画像管理装置で選択した画像の情報を受け渡す連携ファイルの作成方法について図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0019】
画像管理装置で印刷ボタンを押すと、ステップS401において、先ず既に連携ファイルが存在しているかどうかを判断する。もし、存在していた場合には、ステップS402において、連携ファイル内に記述されている日時が、現在起動している画像管理装置の起動日時よりも後になっているかどうかを判断する。もしここで連携ファイルに記述されている日時が起動日時以降の場合は、ステップS403に進み、Shift キーかCtrlキーが押されながら画像が選択されたかどうかを判断する。ここで、Shift キーかCtrlキーが押されながら画像が選択された場合には、画像管理装置と画像印刷装置とで選択処理のやり取りが継続していると判断して、ステップS404に進む。
【0020】
ステップS404においては、受け渡された連携ファイルの日時をこれから作成する連携ファイルに書き込む。一方、ステップS401,S402,S403において、Noと判断された場合は、選択処理のやり取りが継続していないと判断し、ステップS405に進む。ステップS405においては、現在の日時をこれから作成する連携ファイルに書き込む。
【0021】
その後、ステップS406において、選択した全ての画像のファイル名をフルパスでこれから作成する連携ファイルに書き込む。
【0022】
以上のようにして、連携ファイルを作成する。このときに連携ファイルが既に存在していた場合にはそのファイルに連携ファイルを上書きする。
【0023】
次に、連携ファイルを指定して画像印刷装置を起動する。
【0024】
本実施の形態で説明する画像印刷装置は、先ず、連携ファイルと保存ファイルから選択処理が継続的なものかを判断する。その後にGUIにより画像の枚数指定、プリンタ・用紙の選択、レイアウトの選択・印刷を行う。
以下、図面を用いて上記のフローについて説明する。
【0025】
図5は本実施の形態による印刷装置の操作手順の基本的な流れを示すフローチャートである。
【0026】
先ず、ステップS501で選択状態が継続的なものかを判断する。次に、ステップS502で印刷対象となる画像の枚数を設定する。次に、ステップS503で出力先のプリンタと印刷用紙を選択する。最後に、ステップS504でレイアウトを決定し印刷する。簡易編集は、ステップS504の画面に用意されたボタンを押下することで編集画面に移動して行う。編集後はステップS504の画面に復帰する。
【0027】
以下、図面を用いて各ステップにおける操作の実現例について述べる。
【0028】
先ず、画像印刷装置は画像の枚数等の設定を保存してある設定ファイルと連携ファイルとを比較して、設定保存ファイルの状態を有効にすべきかを判定する動作について図6のフローチャートを用いて詳しく説明する。
【0029】
先ず、ステップS601において、画像印刷装置は設定ファイルがあるかどうかを確認する。画像印刷装置が最初に起動する場合には、この設定ファイルは存在しない。設定ファイルの保存方法については後に図12で説明する。
【0030】
ステップS601で設定ファイルがある場合には、ステップS602に進み、連携ファイルに書かれている日時と設定ファイルに書かれている日時を比較する。もし、この日時が同じであった場合にはS603に進み、選択状態が継続していると判断する。
【0031】
一方、ステップS601,S602でNoと判断された場合には、ステップS606に進み、選択状態が継続していないと判断し、連携ファイルに記述してある全ての画像ファイルの枚数設定を“1”とする。
【0032】
選択状態が継続していると判断され、ステップS603に進んだ場合は、連携ファイル中の1つの画像ファイル名は設定ファイルに保存してあるかを判断する。ここで、もし存在するならばステップS604に進み、設定ファイルに記述してある印刷枚数が有効であると判断して、設定ファイルに記述してある印刷枚数を、その画像ファイルの印刷枚数として設定する。ステップS603において存在しない場合には、ステップS605に進み、その画像ファイル印刷枚数を1枚と設定する。
【0033】
上記ステップS603〜S605までの処理を全ての画像について行うことによって(ステップS607)、連携ファイルに書かれている全ての画像ファイルについての印刷枚数を設定することができる。
図7は印刷枚数選択の画面の概要を示す図である。
【0034】
画像印刷装置は画像管理装置で選択された画像ファイルのサムネイル画像(縮小画像)をサムネイル表示ウィンドウ710に表示する。このとき、図6のフローチャートの処理により、画像の印刷枚数が設定される。
サムネイル表示ウィンドウ上で画像を選択した状態で拡大表示ボタン705を
押下された場合、図10に示す拡大表示ウィンドウを表示する。拡大表示ウィンドウにより、選択対象となる画像を詳細に確認することができる。拡大表示ウィンドウの決定ボタン702を押下された場合、拡大表示ウィンドウを閉じる。
本実施の形態では、枚数選択を枚数選択ボタン702で行う。枚数選択ボタン
はシーソースイッチになっており、枚数選択ボタン702の右が押下された場合、枚数選択ボタン中央に表示された印刷指定枚数を+1する。枚数選択ボタン702の左が押下された場合、印刷指定枚数を−1する。印刷指定枚数が0になった場合、枚数選択ボタンの左を無効にする。又、印刷指定枚数が99になった場合、枚数選択ボタンの右を無効にする。
全選択ボタン307が押下された場合、サムネイル表示ウィンドウに表示して
ある全ての画像を1枚ずつ印刷指定した状態にする。又、全解除ボタン708が押下された場合、全ての画像の印刷指定を解除する。選択画像決定ボタン706が押下された場合、印刷対象メディア指定画面へ進む。画像再選択ボタン711が押された場合には、画像の枚数等を設定ファイルに保存し、画像印刷装置を終了し、画像管理装置に戻る。
【0035】
このときの設定ファイルの保存方法について図12を用いて説明する。
【0036】
ステップS1201において、連携ファイルに記述された日時を日時情報として設定ファイルに記述する。次に、ステップS1202において、連携ファイルに記述された画像ファイルの印刷枚数が1枚以上に設定されているかを判断する。1枚以上に設定されていれば、ステップS1203において、その画像ファイル名を設定ファイルに記述する。更に、ステップS11204において、その設定された印刷枚数を設定ファイルに記述する。もし、1枚以上に設定されていなければ、その画像ファイル名は設定ファイルに記述されない。
以上のステップS1202〜S1204までの操作を連携ファイルに記述され
ている全ての画像について行い(ステップS1205)、設定ファイルを保存し画像印刷装置を終了する。この設定ファイルを保存する動作は、画像印刷装置が終了するときは、全ての場合に行われ、印刷をした後にも行われる。
図8は本実施の形態における印刷対象メディア指定画面の概要を示す図である
。
【0037】
プリンタ選択メニュー806は、出力先となるプリンタを選択するメニューである。本実施の形態におけるプリンタ選択メニューは、プルダウンメニューであり、印刷装置に接続されているプリンタを一覧表示する。又、プリンタ選択メニューの右にある「VIVID フォト」と書かれたチェックボックスは、プリンタドライバで用意された特殊処理を適用するかどうかを指定するチェックボックスである。プリンタ選択メニューで選択されたプリンタで「VIVID フォト」機能が有効である場合のみ、このチェックボックスが有効になる。本実施の形態ではプリンタドライバで提供される特殊処理の一例としてVIVID フォト機能を挙げたが、他の処理であっても問題ないことは言うまでもない。
プリンタ選択メニューで選択されている出力先プリンタの機種に応じて、印刷
サイズ選択ウィンドウ808、用紙種類選択ウィンドウ807に表示される選択肢を適切なものに制限する。このように選択肢を制限することで、ユーザはプリンタとその対応用紙などを意識することなく印刷指定を行うことができる。更に、印刷サイズ選択ウィンドウにおいて選択された用紙サイズに応じて、用紙種類選択ウィンドウに表示される用紙の選択肢を制限する。従って、出力先プリンタが変更されるたび、印刷サイズ選択ウィンドウ、用紙種類選択ウィンドウの状態を更新する。又、用紙サイズが変更されるたび、用紙選択ウィンドウの状態を更新する。
印刷対象メディア決定ボタン804若しくは用紙選択タブ802が押下された
場合には印刷対象画像指定画面へ、画像再選択ボタン805若しくは印刷タブ803が押下された場合にはレイアウト指定画面へそれぞれ移動する。
又、印刷装置の初回使用時にはリストの一番先頭の選択肢、2回目以降の起動
においては最後にユーザが選択した選択肢を予め選択した状態にする。
図9は本実施の形態におけるレイアウト選択画面の概要を示す図である。
本実施の形態によるレイアウト指定画面では、印刷対象画像指定画面と印刷対
象メディア指定画面で指定された印刷対象画像と印刷対象メディアに応じたレイアウトをレイアウト選択ウィンドウ907に表示し、レイアウト選択ウィンドウで選択されたレイアウトに応じて印刷リストウィンドウ908に印刷プレビュー一覧を表示し、印刷リストウィンドウで選択したページのプレビューを印刷プレビューウィンドウ909に表示する。
ユーザはレイアウト選択ウィンドウに表示されたレイアウトを任意に選択する
ことができる。選択されたレイアウトが変更された場合、印刷リストウィンドウ、印刷プレビューウィンドウの情報を更新する。印刷プレビューウィンドウに表示されるページは、プレビュー選択ウィンドウによって選択された画像を含むページを表示する。レイアウト指定画面の初期状態では、印刷対象画像の先頭の画像がプレビュー選択ウィンドウによって選択された状態にする。
レイアウト指定画面でも印刷対象メディア指定画面と同様に、直前に起動した
時に指定された印刷対象メディアと同じ印刷対象メディアが選択されている場合には、レイアウトも直前に起動・選択されたレイアウトを初期状態とする。
印刷プレビューウィンドウに表示するプレビュー画像はマウス等を用いて選択
操作することが可能であり、このように選択した画像はプレビュー選択ウィンドウ910により枠付き表示しておく。ユーザは、編集ボタン906を押下することにより図11に示す編集画面に移動し、プレビュー選択ウィンドウによって選択されている画像を簡易編集することができる。簡易編集画面の概要については後述する。
又、回転ボタン905が押下された場合、押されたボタンに応じて右若しくは
左に90度回転する。回転の中心点として、印刷プレビューウィンドウに表示されている領域の中心とできるだけ近い点を選択する。又、初期状態では画像のアスペクト比を保ったまま、画像を印刷領域に外接させる。つまり、印刷領域に余白ができないように画像を配置する。対象となる画像を印刷領域に内接させるか外接させるかは、ユーザが指定可能である。
日付印刷ボタン904が押下された場合、印刷リストウィンドウ及び印刷プレ
ビューウィンドウの画像に日付表示を追加して表示を更新する。日付印刷ボタンが再度押下された場合、日付表示を解除して表示を更新する。但し、日付印刷ボタンはレイアウトがインデックス印刷に指定されている場合には無効になり、常に日付表示を追加しない。本実施の形態では、インデックス印刷時には日付表示を行わないが、レイアウトの種類に拘らず日付印刷を適用しても構わないことは言うまでもない。
ページ送りボタン902は、印刷リストウィンドウ中のカレントページを変更
するためのボタンで、このボタンの押下に伴い印刷プレビューウィンドウの表示も更新する。この際、プレビュー選択ウィンドウで選択される画像も、変更後のカレントページの先頭画像に変更する。
用紙再選択ボタンが押下された場合には印刷対象メディア指定画面へ戻る。又
、画像選択タブが押下された場合は印刷対象画像選択画面、用紙選択タブを押下された場合は印刷対象メディア選択画面に移動する。
印刷ボタン903が押された場合には、全てのデータをプリンタに出力し、全
てのデータがプリンタに送信することができると、図12のフローに従って設定ファイルを保存し、画像印刷装置を終了し、画像管理装置に戻る。
図11は本実施の形態における簡易編集画面の概要を示す図である。
【0038】
画像表示ウィンドウ1101には、プレビュー選択ウィンドウで選択された画像を表示する。画像表示ウィンドウ内には、印刷対象メディアに応じた縦横比率の矩形をしたトリミング領域表示ウィンド1102を表示する。トリミング領域表示ウィンドウは、トリミング後の領域を示している。トリミング領域表示ウィンドウは、マウス等のポインティングデバイスによりサイズ・位置を変更できる。
図11中のトリミング領域表示ウィンドウは2重の矩形の枠になっている。プ
リンタによっては画像の指定領域全てを印刷できないので、若干はみ出して印刷することでフチ無し印刷を実現することがある。このような場合、トリミング領域と実際に印刷される領域が異なる。図11の2重の枠は、外側の枠がトリミング領域、内側の枠が実際に印刷される領域を示す。フチ無し印刷ではない場合や、はみ出して印刷しない場合等で、トリミング領域と実際に印刷される領域が一致する場合には、2重の枠ではなく1つの矩形を用いてトリミング領域を表示する。
決定ボタン1103が押下された場合には、印刷プレビューウィンドウ及び印
刷リストウィンドウに表示されるプレビュー画像をトリミング結果に基づいて更新し、プリンタへの出力に反映する。キャンセルボタン1104を押下された場合には、何も変更を適用せずにレイアウト選択画面に戻る。
【0039】
本実施の形態によって、画像管理装置と画像印刷装置を用いて複数画像の印刷を行う場合、選択状態の継続を判断することによって、継続しているときには保存されていた各画像の印刷枚数情報を用い、継続していないときに印刷枚数の情報を用いないようにできる。
【0040】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
【0041】
実施の形態1では、連携ファイル及び設定ファイルの記述方式については記述していなかったが、本実施の形態では連携ファイルの記述をXMLファイルで行う。
【0042】
XMLファイルの例を図13に示す。
【0043】
1301は連携ファイルの日時を示し、この日時によって、選択状態が継続しているかを判断する。1302は複数の画像ファイルを示している。
【0044】
本実施の形態のように、XMLファイルを用いることによって、他の画像印刷装置であっても容易に対応することが可能である。
又、XMLファイルだけでなく、HTMLファイルやSGML等の他のマーク
アップ言語を用いても構わない。
又、連携ファイルだけでなく設定ファイルもXML等のマークアップ言語を用
いても構わない。
更に、XMLで1つのGroup タグとして表現してあるが、Group を複数持って
も良い。又、子Group を持って複数の論理的な画像の集合を表現しても良い。
【0045】
尚、本発明は複数の機器(例えば、ホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても、又は1つの機器(例えば複写機、ファクシミリ装置)から成る装置に適用しても良い。
【0046】
又、前述した実施の形態の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるように該各種デバイスと接続された装置或はシステム内のコンピュータに、前記実施の形態の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、そのシステム或は装置のコンピュータ(CPU或はMPU)を格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも本願発明の範疇に含まれる。
又、この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が前述した実施の形
態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば斯かるプログラムコードを格納した記憶媒体は本発明を構成する。
【0047】
斯かるプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0048】
又、コンピュータが、供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)、或は他のアプリケーションソフト等と共同して前述の実施の形態の機能が実現される場合にも斯かるプログラムコードは本願発明の実施の形態に含まれることは言うまでもない。
【0049】
更に、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能格納ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も本願発明に含まれることは言うまでもない。
【0050】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、画像管理装置で指定した画像を画像印刷装置で印刷する場合に、選択処理が継続している場合には、画像印刷装置で設定した枚数を有効にし、継続していない場合には、画像印刷装置で設定した枚数を無効にするという特徴があり、選択処理が継続している場合にはユーザが行った操作を無駄にせず、又、選択処理が継続していない場合には前回の保存情報を用いることなく、ユーザの思わぬ失敗を減らせるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるシステム構成を表す図である。
【図2】本発明の実施の形態1における画像管理装置の画像の選択から画像印刷装置を起動するまでの流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態1における画像管理装置の画像選択画面の概要を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態1における画像管理装置の選択状態の継続性を判断し、連携ファイルを出力するときのフローチャートである。
【図5】本発明の実施の形態1における画像印刷装置の画像を印刷するまでの流れを示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態1における連携ファイルの情報を連携ファイルで渡された画像に反映するためのフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態1における印刷枚数選択画面の概要を示す図である。
【図8】本発明の実施の形態1における出力メディア選択画面の概要を示す図である。
【図9】本発明の実施の形態1におけるレイアウト選択画面の概要を示す図である。
【図10】本発明の実施の形態1における拡大画面の概要を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態1における画像編集画面の概要を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態1における設定ファイルの保存方法を示すフローチャートである。
【図13】本発明の実施の形態2における携帯ファイルのXML記述の例を示す図である。
【符号の説明】
101 CPU
102 一次記憶
103 二次記憶
104 入力デバイス
105 出力デバイス
301 フォルダツリーウィンドウ
302 フォルダ表示ウィンドウ
303 選択モードボタン
Claims (8)
- 画像選択の機能と、印刷の機能とを有する画像処理装置であって、
前記画像選択の機能にもとづき、印刷対象として複数の画像を選択する選択手段と、
選択状態の継続を判別する為の情報と、選択した画像の情報とを用いて連携データを出力する出力手段と、
前記印刷の機能にもとづき、前記出力手段が出力した前記連携データを入力する入力手段と、
選択状態が継続している場合には、前記画像選択の機能に基づき選択された画像データを、前記連携データを参照することにより認識し、前記画像選択手段で選択された画像に対して印刷枚数を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された印刷枚数の情報と、前記選択状態の継続を判別する為の情報のコピーとを用いて、設定データを作成する設定手段とを有し、
さらに、前記連携データ中の前記選択状態の継続を判別する為の情報と、前記設定データ中の前記選択状態の継続を判別する為の情報とが一致する場合に継続の状態と判別し、一致しない場合には継続していないと判別する判別手段を有することを特徴とする画像処理装置。 - 前記選択状態の継続を判別する為の情報は前記連携データ作成時の日時情報であることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記連携データは、XMLファイル又は、HTMLファイルであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 前記設定データは、XMLファイル又は、HTMLファイルであることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
- 画像選択の機能と、印刷の機能とを有する画像処理装置の制御方法であって、
前記画像選択の機能にもとづき、印刷対象として複数の画像を選択する選択工程と、
選択状態の継続を判別する為の情報と、選択した画像の情報とを用いて連携データを出力する出力工程と、
前記印刷の機能にもとづき、前記出力手段が出力した前記連携データを入力する入力工程と、
選択状態が継続している場合には、前記画像選択の機能に基づき選択された画像データを前記連携データを参照することにより認識し、前記画像選択工程で選択された画像に対して印刷枚数を指定する指定工程と、
前記指定手段により指定された印刷枚数の情報と、前記選択状態の継続を判別する為の情報のコピーとを用いて、設定データを作成する設定工程とを有し、
さらに、前記連携データ中の前記選択状態の継続を判別する為の情報と、前記設定データ中の前記選択状態の継続を判別する為の情報とが一致する場合に継続の状態と判別し、一致しない場合には継続していないと判別する判別工程を有することを特徴とする画像処理装置の制御方法。 - 前記選択状態の継続を判別する為の情報は前記連携データ作成時の日時情報であることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記連携データは、XMLファイル又は、HTMLファイルであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置の制御方法。
- 前記設定データは、XMLファイル又は、HTMLファイルであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置の制御方法。
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