JP4240774B2 - 回転角度検出装置及び回転角度検出方法 - Google Patents

回転角度検出装置及び回転角度検出方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車両におけるステアリングの回転角度を検出する回転角度検出装置及び回転角度検出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の回転角度検出装置として、図6に示すような相対角検出型の回転角度検出装置51が知られている。
【0003】
この回転角度検出装置51は、ステアリングシャフトなどからなる回転体52に固着されて回転体52とともに回転する回転板53と、回転板53を挟んで対向形成された検出部54,55とを備えている。回転板53において同回転板53の軸心Oを中心とした径の円周上には、等間隔で透設された複数のスリット56aからなる相対角検出用スリット56が設けられている。図8に示すように、各スリット56aの幅W1は、隣り合うスリット56aとの間隔W2と同等となるように設定されている。また、図7にも併せ示すように、回転板53において前記相対角検出用スリット56が形成された円周よりも小さい径となる同心円周上の所定箇所には、1つの中立位置検出用スリット57が透設されている。
【0004】
検出部54において相対角検出用スリット56の回転軌跡と対応する箇所には第1発光素子58a及び第2発光素子59aが配設され、中立位置検出用スリット57の回転軌跡と対応する箇所には第3発光素子60aが配設されている。また、検出部55において各発光素子58a,59aと対向する箇所には第1受光素子58bと第2受光素子59bとが配設され、第3発光素子60aと対向する箇所には第3受光素子60bが配設されている。すなわち、各検出部54,55には、第1光電センサ58、第2光電センサ59及び第3光電センサ60が配設されている。そして、第1及び第2光電センサ58,59によって相対角検出センサ61が構成され、第3光電センサ60が中立位置検出センサとなっている。
【0005】
第1及び第2光電センサ58,59は、それぞれ対応する発光素子58a,59a及び受光素子58b,59b間が回転板53によって遮断されるか否かに基づいて、2進符号を出力するようになっている。つまり、相対角検出センサ61は、相対角検出用スリット56の有無に応じて2ビットの2進符号を出力する。
【0006】
また、第2光電センサ59は、第1光電センサ58に対して、スリット56aの有無に基づいて出力された2進符号に1/4周期の位相差が生じるように配置されている。つまり、図8(a)に示すように、各光電センサ58,59は、スリット56aが各光電センサ58,59と対応した位置にあるときに「1・1」の2進符号を出力する。そして、同図に矢印で示すように回転板53が回転されると、図8(b)に示すように、各スリット56aの位置が移動して第1光電センサ58を回転板53によって遮断する。このため、各光電センサ58,59は、「0・1」の2進符号を出力する。続いて回転板53が矢印方向に回転されると、図8(c)に示すように、各光電センサ58,59は、ともに回転板53によって遮断されて「0・0」の2進符号を出力する。さらに回転板53が回転されると、図8(d)に示すように、スリット56aが第1光電センサ58と対応する位置に移動する。よって、各光電センサ58,59は「1・0」の2進符号を出力する。そして、さらに回転板53が回転されると、同回転板53は再び図8(a)に示した状態となる。すなわち、相対角検出センサ61は、回転板53が前記矢印方向に回転されたときには、「1・1」→「0・1」→「0・0」→「1・0」という順序で2進符号を繰り返し出力する。なお、回転板53が前記矢印と逆の方向に回転されたときには、2進符号の出力順序が逆になる。
【0007】
したがって、こうした2進符号の変化態様から、回転板53の回転方向を検出可能となる。また、2進符号を変化させるための角度を設定することにより、回転板53の回転角度も検出可能となる。つまり、回転板53を1゜回転させたときに2進符号が変化するように設定すれば、回転角度検出装置51は、1゜の分解能を持つこととなる。
【0008】
これに対して、中立位置検出センサ60は、発光素子60a及び受光素子60b間が回転板53によって遮断されるか否かに基づいて、2進符号を出力するようになっている。つまり、中立位置検出センサ60は、各素子60a,60b間に中立位置検出用スリット57が位置しているときには「1」を出力し、それ以外のときには「0」を出力する。
【0009】
このように構成された回転角度検出装置51は、動作初期時において、まず中立位置検出センサ60によって、中立位置検出用スリット57の有無を検出する。そして、同スリット57が検出されると、その位置が基準角度(例えば0゜)として設定される。すなわち、回転角度検出装置51は、まず初期化を行う。その後、回転角度検出装置51は、相対角検出センサ61によって相対角検出用スリット56の有無を検出する。そして、相対角検出センサ61から出力された2進符号の変化態様に基づいて、基準角度からの回転角度を算出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、こうした従来の相対角検出型の回転角度検出装置51では、基準角度の検出箇所が一箇所のみとなっている。よって、装置51の初期化を行うためには回転体52を最大で360゜近く回転させなければならない場合も生じ、初期化動作が煩雑であった。
【0011】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、回転角度の初期化を容易に行うことができる回転角度検出装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、回転体とともに回転し、その回転軸心を中心とした径の円周上に等間隔で設けられた複数のスリットからなる相対角検出用スリットを有する回転板と、前記相対角検出用スリットの有無を検出して交番2進符号を出力する相対角検出手段と、その交番2進符号に基づいて前記回転体の回転角度を演算する演算手段とを備える回転角度検出装置であって、前記回転板における前記相対角検出用スリットが設けられた円周とそれぞれ径の異なる同心円周上に、所定のパターンで構成された複数のスリットからなる位置データ検出用スリットと所定角度毎に設けられた複数のスリットからなる絶対角検出用スリットとを設けるとともに、前記位置データ検出用スリットの有無を検出する位置データ検出手段と、前記絶対角検出用スリットの有無を検出する絶対角検出手段と、所定角度毎に設定された個別の角度データを記憶する記憶手段とを設け、前記演算手段は、前記絶対角検出スリットが検出されたときに、前記相対角検出手段及び前記位置データ検出手段によって得られた2値データと、前記記憶手段に記憶された角度データとに基づいて、そのときの回転体の絶対角を算出することを要旨とする。
【0013】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の回転角度検出装置において、前記絶対角検出手段及び前記位置データ検出手段は、前記演算手段による絶対角の算出時にのみ動作することを要旨とする。
【0014】
請求項3に記載の発明では、回転体とともに回転し、その回転軸心を中心とした径の円周上に等間隔で設けられた複数のスリットからなる相対角検出用スリット、その相対角検出用スリットが設けられた円周とそれぞれ径の異なる同心円周上に設けられた所定のパターンで構成された複数のスリットからなる位置データ検出用スリット及び所定角度毎に設けられた複数のスリットからなる絶対角検出用スリットを有する回転板と、前記相対角検出用スリットの有無を検出して交番2進符号を出力する相対角検出手段と、前記絶対角検出用スリットの有無を検出して2値化された検出信号を出力する絶対角検出手段と、前記位置データ検出用スリットの有無を検出して2値化された検出信号を出力する位置データ検出手段と、所定角度毎に設定された個別の角度データを記憶する記憶手段と、前記相対角検出手段によって検出された交番2進符号の変化に基づいて前記回転体の回転角度を演算する演算手段とを備える回転角度検出装置の回転角度検出方法であって、当該回転角度検出装置の動作初期時には、前記絶対角検出手段を動作させて前記絶対角検出用スリットを検出し、同絶対角検出用スリットが検出されたときには、前記相対角検出手段と前記位置データ検出手段とを動作させて、それら検出手段によって得られた2値データと前記記憶手段に記憶された角度データとに基づいて、そのときの回転体の絶対角を算出し、その後、前記相対角検出手段のみを動作させて、同相対角検出手段によって得られた交番2進符号に基づいて前記回転体の回転角度を演算するようにしたことを要旨とする。
【0015】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1に記載の発明によると、回転板には、所定角度毎に設けられた複数のスリットからなる絶対角検出用スリットが設けられている。そして、絶対角検出手段によって絶対角検出スリットが検出されたときには、演算手段により、前記相対角検出手段及び前記位置データ検出手段によって得られた2値データと、前記記憶手段に記憶された角度データとに基づいて、そのときの回転体の絶対角が算出される。このため、回転板の複数箇所で絶対角を検出可能となる。すなわち、回転体を大きく回転させなくても絶対角を検出可能となる。よって、回転角度検出装置の動作初期時に絶対角を検出すること(回転角度の初期化)を容易に行うことができる。
【0016】
請求項2に記載の発明によると、絶対角検出手段及び位置データ検出手段は、演算手段による絶対角の算出時にのみ動作する。すなわち、相対角検出手段によって得られた交番2進符号に基づいて回転体の回転角度が算出されているときには、絶対角検出手段及び位置データ検出手段は動作しない。このため、回転角度検出装置の電力消費量が低減される。
【0017】
請求項3に記載の発明によると、回転板の複数箇所で絶対角を検出可能となる。すなわち、回転体を大きく回転させなくても絶対角を検出可能となる。このため、回転角度検出装置の動作初期時に絶対角を検出すること(回転角度の初期化)を容易に行うことができる。また、回転角度の初期化を行った後には、相対角検出手段によって得られた交番2進符号に基づいて回転体の回転角度が算出される。このため、一旦絶対角が検出されると、その後はその絶対角を基準として相対的に回転角が検出される。しかも、このときには相対角検出手段のみが動作され、絶対角検出手段及び位置データ検出手段は動作されないようになっている。このため、回転角度検出装置の電力消費量が低減される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を車両におけるステアリングの回転角度を検出する回転角度検出装置に具体化した一実施形態を図1〜図5に基づき詳細に説明する。
【0019】
回転角度検出装置1は、図1に示す回転位置検出部2と、図4に示す回転位置検出部2からの検出信号に基づいて回転角度を検出する演算手段としての演算部3とから構成されている。
【0020】
図1に示すように、回転位置検出部2は、不透明な合成樹脂からなる回転板5と検知部材6とから構成されている。回転板5は、回転体としてのステアリングシャフト7に固着されている。そして、この回転板5は、ステアリングシャフト7の回転とともにその回転軸心Oを中心として回転するようになっている。
【0021】
図2にも併せ示すように、回転板5において、軸心Oを中心とした所定の径の円周上には、相対角検出用スリット11が透設されている。この相対角検出用スリット11は、等間隔に透設された複数(本実施形態では90個)のスリット11aによって構成されている。図3に示すように、これらスリット11aは略四角状をなし、同スリット11aの幅W1は隣り合うスリット11aとの間隔W2と同等に設定されている。
【0022】
また、回転板5において、相対角検出用スリット11が透設された円周の径よりも小さい径となる同心円周上には、絶対角検出用スリット12が透設されている。すなわち、絶対角検出用スリット12は、相対角検出用スリット11よりも内側に透設されている。この絶対角検出用スリット12は、所定角度毎に透設された複数のスリット12aによって構成されている。なお、本実施形態において絶対角検出用スリット12は、22゜と23゜とを交互に組み合わせた角度毎に透設された16個のスリット12aによって構成されている。すなわち、各スリット12aは、0゜、22゜、45゜、67゜、90゜、・・・、292゜、315゜、337゜となる位置に透設されている。また、図3に示すように、これらスリット12aの幅W3は、相対角検出用スリット11を構成するスリット11aの幅W1の1/3程度となるように設定されている。
【0023】
さらに、回転板5において、相対角検出用スリット11が透設された円周の径よりも小さく、かつ絶対角検出用スリット12が透設された円周の径よりも大きい径となる同心円周上には、位置データ検出用スリット13が透設されている。すなわち、位置データ検出用スリット13は、相対角検出用スリット11が透設された円周と絶対角検出用スリット12が透設された円周との中間に位置する円周上に透設されている。この位置データ検出用スリット13は、所定のパターンをなすように透設された複数のスリット13aによって構成されている。詳しくは、位置データ検出用スリット13は、後述する絶対角検出時に、ビット信号が重ならないように設定されたパターンを有する複数のスリット13aによって構成されている。
【0024】
図1に示すように、検知部材6は、第1検知部14と第2検知部15とから構成されている。各検知部14,15は、回転板5を挟んで対向配置されている。これら検知部14,15は、ステアリングシャフト7の周辺にある部材(図示略)に固定されており、同シャフト7の回転時においても回転しないようになっている。すなわち、ステアリングシャフト7の回転時には、各検知部14,15間を回転板5が通過するようになっている。
【0025】
検知部材6には第1〜第5光電センサ16〜20が配設されている。詳しくは、第1検知部14には第1〜第5発光素子16a〜20aが配設され、第2検知部15には第1〜第5受光素子16b〜20bが配設されている。
【0026】
図3にも併せ示すように、第1及び第2光電センサ16,17は、相対角検出用スリット11の回転軌跡と対応する箇所に配設されている。すなわち、第1及び第2光電センサ16,17により、相対角検出手段としての相対角検出センサ21が構成されている。第1及び第2光電センサ16,17は、それぞれ対応する発光素子16a,17a及び受光素子16b,17b間が回転板5によって遮断されるか否かに基づいて、2進符号を出力するようになっている。つまり、相対角検出センサ21は、相対角検出用スリット11の有無に応じて2ビットの2進符号を出力する。第2光電センサ17は、第1光電センサ16に対して、スリット11aの有無に基づいて出力された2進符号に1/4周期の位相差が生じるように配設されている。このため、相対角検出センサ21は、回転板5が図1に矢印Fで示す方向に回転したときに、前記従来の回転角度検出装置51と同様に、「1・1」→「0・1」→「0・0」→「1・0」という順序で2進符号を繰り返し出力する。この2進符号は、符号が変化するときに、どちらか1ビットのみが変化する符号体系、いわゆる交番2進符号となっている。すなわち、相対角検出センサ21は、交番2進符号を出力する。なお、図3に示すように、本実施形態において、第1及び第2光電センサ16,17は、軸心Oに対して7゜の角度をなす位置に配設されている。また、本実施形態において相対角検出用スリット11は90個のスリット11aによって構成されているため、回転板5が1゜回転する度に、相対角検出センサ21の出力信号が変化するようになっている。
【0027】
また、第3及び第4光電センサ18,19は、位置データ検出用スリット13の回転軌跡と対応する箇所に配設されている。すなわち、第3及び第4光電センサ18,19により、位置データ検出手段としての位置データ検出センサ22が構成されている。図3に示すように、第3光電センサ18は、第1光電センサ16と軸心Oとを結ぶ線上に配設されている。また、第4光電センサ19は、第2光電センサ17と軸心Oとを結ぶ線上に配設されている。第3及び第4光電センサ18,19は、それぞれ対応する発光素子18a,19a及び受光素子18b,19b間が回転板5によって遮断されるか否かに基づいて、2進符号を出力するようになっている。つまり、位置データ検出センサ22は、位置データ検出用スリット13の有無に応じて2ビットの2進符号を出力する。
【0028】
第5光電センサ20は、絶対角検出用スリット12の回転軌跡と対応する箇所に配設されている。すなわち、第5光電センサ20が絶対角検出手段としての絶対角検出センサとなっている。図3に示すように、第5光電センサ20は、第1光電センサ16と軸心Oとを結ぶ線上に配設されている。第5光電センサ(絶対角検出センサ)20は、発光素子20a及び受光素子20b間が回転板5によって遮断されるか否かに基づいて、2進符号を出力するようになっている。つまり、絶対角検出センサ20は、各素子20a,20b間に絶対角検出用スリット12が位置しているときには「1」を出力し、それ以外のときには「0」を出力する。
【0029】
図4に示すように、これら検出センサ20〜22から出力された検出信号は、演算部3に入力される。
演算部3は、中央処理装置(CPU)3a、CPU3aに対して回転角度を演算させる制御プログラムを記憶した記憶手段としてのROM3b及びCPU3aの演算結果等を一時記憶するRAM3cを備えている。ROM3bには、所定角度毎に設定された個別の角度データが記憶されている。この角度データは、絶対角検出センサ20によって絶対角検出用スリット12が検出されたときに第1〜第4光電センサ16〜19から出力される検出信号と対応して設定されている。
【0030】
CPU3aは、絶対角の算出と、その絶対角を基準とする相対角の演算とを行うようになっている。
絶対角の算出時においてCPU3aは、絶対角検出センサ20によって絶対角検出用スリット12を検出する。そして、第1〜第5光電センサ16〜20から出力される検出信号とROM3bに記憶した角度データに基づいて、そのときの回転板5の絶対角を算出する。詳しくは、図5に示すように、CPU3aは、位置データ検出センサ22からの出力信号を上位ビットとし、相対角検出センサ21からの出力信号を下位ビットとした4ビットのビット信号に、絶対角検出センサ20からの出力信号を乗算した10進値を算出する。ROM3bには、この算出された10進値と対応した値が角度データとして記憶されている。そして、CPU3aは、同角度データと算出された10進値との照合を行って絶対角を算出する。本実施形態においてCPU3aは、算出された10進値が「1」となったときに、絶対角が0゜となるように設定されている。すなわち、相対角検出センサ21の出力信号が「0・1」、位置データ検出センサ22からの出力信号が「0・0」、絶対角検出センサ20の出力信号が「1」となったときに、CPU3aは絶対角を0゜として設定する。これと同様に、他の絶対角検出用スリット12が検出されたときには、そのときのビット信号と、ROM3bに記憶された角度データとを照合して絶対角を算出する。例えば図3に示すように、第1〜第5光電センサ16〜20の出力信号が全て「1」となったときの回転板5の絶対角は、図5に示すように、67゜となる。
【0031】
また、相対角の演算時においてCPU3aは、相対角検出センサ21によって検出された交番2進符号の変化態様に基づいて、算出された絶対角からの回転角度を演算する。すなわち、図5に示すように、絶対角が0゜のとき、相対角検出センサ21の出力信号は「0・1」であるため、この出力信号が「0・0」に変化したときには、CPU3aは回転板5が1゜回転されたものと判断する。すなわち、回転板5の角度は1゜となる。
【0032】
このように構成された回転角度検出装置1において、電源投入時などの動作初期時には、まず回転板5の絶対角検出が行われる。この絶対角検出時において回転角度検出装置1は、絶対角検出センサ20によって、絶対角検出用スリット12の有無を検出する。このとき、絶対角検出センサ20のみが動作され、相対角検出センサ21及び位置データ検出センサ22は動作されないようになっている。そして、同スリット12が検出されたときに相対角検出センサ21及び位置データ検出センサ22を動作させ、絶対角を算出する。すなわち、回転角度検出装置1は、動作初期時に、まず回転板5の回転角度の初期化を行う。その後、回転角度検出装置1は、相対角検出センサ21のみを動作させて相対角検出用スリット11の有無を検出する。そして、相対角検出センサ21から出力される交番2進符号に基づいて、算出された絶対角からの回転角度を算出する。
【0033】
すなわち、回転角度検出装置1は、動作初期時にのみ回転板5の回転角度の絶対角を検出し、その後はその絶対角を基準とした相対角によって回転板5の回転角度を算出するようになっている。
【0034】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)回転板5の絶対角を、22゜または23゜毎に複数箇所で検出することができる。このため、ステアリングシャフト7の絶対角を検出する際には、同シャフト7を最大でも23゜程度回転させればよい。すなわち、ステアリングシャフト7を大きく回転させなくても絶対角を検出することができる。よって、回転角度検出装置1の動作初期時に絶対角を検出すること(回転角度の初期化)を容易に行うことができる。
【0035】
(2)絶対角検出センサ20及び位置データ検出センサ22は、回転板5の絶対角の算出時にのみ動作するようになっている。すなわち、相対角検出によって回転板5の回転角度が算出されているときには、絶対角検出センサ20及び位置データ検出センサ22は動作しない。このため、回転角度検出装置1の電力消費量を低減することができる。
【0036】
(3)回転角度検出装置1は、絶対角検出用スリット12が検出されたときに、絶対角を検出するようになっている。このため、このときにだけ相対角検出センサ21及び位置データ検出センサ22を動作させれば、回転板5の絶対角を検出することができる。換言すれば、絶対角検出用スリット12が検出されていないときには、相対角検出センサ21及び位置データ検出センサ22を動作させなくても絶対角を検出することができる。したがって、相対角検出センサ21及び位置データ検出センサ22を常時動作させて回転板5の絶対角を検出する場合に比べて、絶対角検出時における回転角度検出装置1の電力消費量を低減することができる。
【0037】
(4)絶対角検出用スリット12を構成するスリット12aの幅W3は、相対角検出用スリット11を構成するスリット11aの幅W1の1/3程度に設定されている。このため、絶対角検出用スリット12が絶対角検出センサ20と確実に対応する箇所に位置していないと、絶対角検出センサ20は絶対角検出用スリット12を検出することができない。すなわち、各スリット12aを幅狭に設定することにより、回転板5の絶対角を高い精度で検出することができる。
【0038】
(5)各検出用スリット11〜13のうち、相対角検出用スリット11が最も外側となる円周上に設けられている。このため、同相対角検出用スリット11が設けられた円周が最も長い。よって、相対角検出用スリット11を構成するスリット11aをたくさん設けることができ、回転角度の分解能を高めることができる。
【0039】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態では、相対角検出用スリット11を最も外側となる円周上に設け、位置データ検出用スリット13をその内側、そして絶対角検出用スリット12をそのさらに内側に設けている。しかし、例えば絶対角検出用スリット12を最も外側となる円周上に設けたり、位置データ検出用スリット13を最も外側となる円周上に設けてもよい。つまり、これら検出用スリット11〜13の位置関係はどのように変更してもよい。
【0040】
・ 前記実施形態では、22゜または23゜毎に絶対角を検出できるようにしている。しかし、これに限らず、例えば5゜や10゜毎に絶対角を検出できるようにしてもよい。つまり、絶対角を検出可能な角度をどのように変更してもよい。但し、検出可能な絶対角を増やした場合には、位置データ検出センサ22の数を増やすとともに、位置データ検出用スリット13のパターンを適宜変更する必要がある。例えば、検出可能な絶対角を32個とした場合には、位置データ検出センサ22を3つの光電センサによって構成する必要がある。
【0041】
・ 前記実施形態では、回転角度検出装置1の動作初期時にのみ絶対角検出を行うようになっている。しかし、相対角検出時にも絶対角検出センサ20を動作させ、絶対角検出用スリット12が検出されたときには、そのときの絶対角を算出させるようにしてもよい。そして、例えば、その絶対角と相対角検出によって算出された回転角度とを比較し、両者が異なるときにはそのときの回転角度を検出した絶対角に補正するようにしてもよい。このようにすれば、相対角検出によって回転角度の検出ズレが生じた場合でも、そのズレを自動的に補正させることができる。
【0042】
・ 前記実施形態では、相対角検出時の分解能を1゜に設定している。しかし、相対角検出用スリット11を構成するスリット11aの個数を増減することにより、分解能を高めたり、低くしてもよい。
【0043】
・ 各検出センサ20〜22は、常に動作していてもよい。
・ 前記実施形態では、絶対角検出用スリット12を構成するスリット12aの幅W3を、相対角検出用スリット11を構成するスリットW1の1/3程度に設定している。しかし、スリット12aの幅W3は、絶対角検出センサ20によって検出可能な程度であれば、どのように設定されてもよい。
【0044】
・ 第1及び第2光電センサ16,17は、軸心Oに対して7゜の角度をなす位置に形成されている。しかし、各光電センサ16,17によって交番2進符号を出力させることができるのであれば、軸心Oに対する角度はどのように設定されていてもよい。
【0045】
・ 回転角度検出装置1は、ステアリングの回転角度を検出する装置に限らず、他の装置に具体化してもよい。
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に列挙する。
【0046】
(1) 請求項1または請求項2に記載の回転角度検出装置において、前記回転板には、最も外側となる円周上に前記相対角検出用スリットが設けられ、その相対角検出用スリットの内側となる同心円周上に位置データ検出用スリットが設けられ、その位置データ検出用スリットのさらに内側となる同心円周上に前記絶対角検出用スリットが設けられていること。この技術的思想(1)に記載の発明によれば、相対角検出によって検出可能な回転角度の分解能を高めることができる。
【0047】
(2) 請求項1,2、技術的思想(1)のいずれか1項に記載の回転角度検出装置において、前記絶対角検出用スリットを構成するスリットは、前記絶対角検出手段によって検出可能となる必要最小限の幅に設定されていること。この技術的思想(2)に記載の発明によれば、回転板の絶対角を高い精度で検出することができる。
【0048】
(3) 請求項1,2、技術的思想(1),(2)のいずれか1項に記載の回転角度検出装置において、前記相対角検出手段及び前記位置データ検出手段はそれぞれ2つの光電センサによって構成され、前記絶対角検出手段は1つの光電センサによって構成されていること。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1〜3に記載の発明によれば、回転体を大きく回転させることなく絶対角を検出することができ、回転角度の初期化を容易に行うことができる。
【0050】
請求項2,3に記載の発明によれば、電力消費量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回転角度検出装置を示す斜視図。
【図2】同実施形態の回転板の平面図。
【図3】同実施形態の回転板の一部を拡大して示す部分平面図。
【図4】同実施形態の回転角度検出装置の電気的構成を示すブロック図。
【図5】同実施形態の各検出手段から出力されるビット信号を示すビットマップテーブル。
【図6】従来の回転角度検出装置を示す斜視図。
【図7】従来の回転板の平面図。
【図8】(a)〜(d)は、従来の回転角度検出装置における角度検出態様を示す部分平面図。
【符号の説明】
1…回転角度検出装置、2…回転位置検出部、3…演算手段としての演算部、3a…CPU、3b…記憶手段としてのROM、5…回転板、6…検知部材、7…回転体としてのステアリングシャフト、11…相対角検出用スリット、12…絶対角検出用スリット、13…位置データ検出用スリット、16…第1光電センサ、17…第2光電センサ、18…第3光電センサ、19…第4光電センサ、20…第5光電センサ(絶対角検出センサ)、21…相対角検出手段としての相対角検出センサ、22…位置データ検出手段としての位置データ検出センサ。

Claims (3)

  1. 回転体とともに回転し、その回転軸心を中心とした径の円周上に等間隔で設けられた複数のスリットからなる相対角検出用スリットを有する回転板と、前記相対角検出用スリットの有無を検出して交番2進符号を出力する相対角検出手段と、その交番2進符号に基づいて前記回転体の回転角度を演算する演算手段とを備える回転角度検出装置であって、
    前記回転板における前記相対角検出用スリットが設けられた円周とそれぞれ径の異なる同心円周上に、所定のパターンで構成された複数のスリットからなる位置データ検出用スリットと所定角度毎に設けられた複数のスリットからなる絶対角検出用スリットとを設けるとともに、
    前記位置データ検出用スリットの有無を検出する位置データ検出手段と、前記絶対角検出用スリットの有無を検出する絶対角検出手段と、所定角度毎に設定された個別の角度データを記憶する記憶手段とを設け、
    前記演算手段は、前記絶対角検出スリットが検出されたときに、前記相対角検出手段及び前記位置データ検出手段によって得られた2値データと、前記記憶手段に記憶された角度データとに基づいて、そのときの回転体の絶対角を算出することを特徴とする回転角度検出装置。
  2. 前記絶対角検出手段及び前記位置データ検出手段は、前記演算手段による絶対角の算出時にのみ動作することを特徴とする請求項1に記載の回転角度検出装置。
  3. 回転体とともに回転し、その回転軸心を中心とした径の円周上に等間隔で設けられた複数のスリットからなる相対角検出用スリット、その相対角検出用スリットが設けられた円周とそれぞれ径の異なる同心円周上に設けられた所定のパターンで構成された複数のスリットからなる位置データ検出用スリット及び所定角度毎に設けられた複数のスリットからなる絶対角検出用スリットを有する回転板と、
    前記相対角検出用スリットの有無を検出して交番2進符号を出力する相対角検出手段と、
    前記絶対角検出用スリットの有無を検出して2値化された検出信号を出力する絶対角検出手段と、
    前記位置データ検出用スリットの有無を検出して2値化された検出信号を出力する位置データ検出手段と、
    所定角度毎に設定された個別の角度データを記憶する記憶手段と、
    前記相対角検出手段によって検出された交番2進符号の変化に基づいて前記回転体の回転角度を演算する演算手段と
    を備える回転角度検出装置の回転角度検出方法であって、
    当該回転角度検出装置の動作初期時には、前記絶対角検出手段を動作させて前記絶対角検出用スリットを検出し、同絶対角検出用スリットが検出されたときには、前記相対角検出手段と前記位置データ検出手段とを動作させて、それら検出手段によって得られた2値データと前記記憶手段に記憶された角度データとに基づいて、そのときの回転体の絶対角を算出し、その後、前記相対角検出手段のみを動作させて、同相対角検出手段によって得られた交番2進符号に基づいて前記回転体の回転角度を演算するようにしたことを特徴とする回転角度検出方法。
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