JP4239493B2 - クライアント装置および静止画像出力システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、静止画像出力装置、クライアント装置および静止画像出力システムに関し、特に、動画像中の所定のコマに対応する静止画像を出力するための静止画像出力装置、そのような静止画像出力装置から出力された静止画像を印刷するクライアント装置、静止画像出力装置とクライアント装置とからなる静止画像出力システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
動画像をプリンタなどの画像形成装置で印刷する場合、動画像中の所定のコマを静止画像として指定する必要がある。このため、動画像の所定のコマを指定するための情報をファイルに予め記憶しておき、動画像の印刷が指定された場合に、ファイルから読出されたパラメータに基づいて動画像の所定のコマを静止画像として印刷する技術が特開2001−251573および特開2000−333123に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の動画像を印刷する技術は、動画像中の所定のコマを予め特定しておくことで、その特定されたコマの静止画像を印刷することを可能とするが、得られる情報は印刷された静止画像のみである。このため、印刷された静止画像がどのような情報であるのかは、その静止画像を実際に人が見て判断しなければならない。その結果、印刷された複数の静止画像の中から関連する静止画像を分類したり、複数の静止画像を映画のシーン順に並べ替えたりするといった作業が困難であった。
【0004】
この発明は上述の問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、静止画像を容易に取扱うことが可能な静止画像出力装置、クライアント装置および静止画像出力システムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するためにこの発明のある局面による静止画像出力装置は、動画像中の所定のコマ情報に対応する静止画像および文書情報を記憶する記憶手段と、動画像のコマ情報の指定を受付ける受付手段と、指定されたコマ情報に対応する静止画像および文書情報を抽出する静止画像抽出手段と、抽出された静止画像および文書情報を出力する出力手段とを備える。
【0006】
この発明に従えば、動画像のコマ情報の指定が受付けられると、指定されたコマ情報に対応する静止画像および文書情報が抽出され、抽出された静止画像および文書情報が出力される。このため、文書情報を用いて静止画像を分類または並べ替えするなどの処理を行なうことができ、静止画像を容易に取扱うことが可能な静止画像出力装置を提供することができる。
【0007】
好ましくは、受付手段は、サイズおよび解像度の指定を受付ける手段をさらに含み、抽出された静止画像を指定されたサイズおよび解像度に変換する変換手段をさらに備える。
【0008】
この発明に従えば、抽出された静止画像が指定されたサイズおよび解像度に変換されるので、所望のサイズおよび解像度で静止画像が出力される。その結果、用途に合わせた解像度およびサイズで静止画像を出力することができる。
【0009】
好ましくは、接続されたクライアント装置の種類を判別する判別手段と、抽出された静止画像を判別された種類に応じた解像度に変換する変換手段とをさらに備える。
【0010】
この発明に従えば、接続されたクライアント装置の種類が判別され、抽出された静止画像が判別された種類に応じた解像度に変換されるので、クライアント装置での処理に適した解像度の静止画像を出力することができる。
【0011】
この発明の他の局面によるクライアント装置は、動画像を再生し、表示する表示手段と、再生されている動画像の任意のコマ情報を指定する指定手段と、指定された動画像のコマ情報を静止画像出力装置に送信する送信手段と、指定された動画像のコマ情報に関連する静止画像および文書情報を静止画像出力装置から受信する受信手段と、受信した静止画像および文書情報を印刷する印刷手段とを備える。
【0012】
この発明に従えば、再生されている動画像の任意のコマ情報が指定されると、指定された動画像のコマ情報が静止画像出力装置に送信され、指定された動画像のコマ情報に関連する静止画像および文書情報が静止画像出力装置から受信される。そして、受信された静止画像および文書情報が印刷される。このため、印刷された文書情報を用いて、印刷された静止画像を分類または並べ替えするなどの処理をすることができる。その結果、静止画像を容易に取扱うことが可能なクライアント装置を提供することができる。
【0013】
この発明のさらに他の局面による静止画像出力システムは、静止画像出力装置と、静止画像出力装置に接続されたクライアント装置とからなる静止画像出力システムであって、クライアント装置は、動画像を再生し、表示する表示手段と、再生されている動画像の任意のコマ情報を指定する指定手段と、指定された動画像のコマ情報を静止画像出力装置に送信する送信手段と、指定された動画像のコマ情報に関連する静止画像および文書情報を静止画像出力装置から受信する受信手段と、受信した静止画像および文書情報を印刷する印刷手段とを備え、静止画像出力装置は、動画像中の所定のコマ情報に対応する静止画像および文書情報を記憶する記憶手段と、クライアント装置から動画像のコマ情報の指定を受付ける受付手段と、指定されたコマ情報に関連する静止画像および文書情報を抽出する生成画像抽出手段と、抽出された静止画像および文書情報を、クライアント装置に送信する送信手段とを備える。
【0014】
この発明に従えば、クライアント装置により、再生されている動画像の任意のコマ情報が指定されると、指定された動画像のコマ情報が静止画像出力装置に送信され、指定された動画像のコマ情報に関連する静止画像および文書情報が静止画像出力装置から受信され、印刷される。静止画像出力装置により、クライアント装置から動画像のコマ情報の指定が受付けられると、指定されたコマ情報に関連する静止画像および文書情報が抽出され、クライアント装置に送信される。このため、クライアント装置の使用者は、印刷された文書情報を見て、印刷された静止画像を分類または並べ替えするなどの処理をすることができる。その結果、静止画像を容易に取扱うことが可能な静止画像出力システムを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態の1つにおける静止画像出力システムの全体構成の概略を示す図である。図1を参照して、静止画像出力システム1は、大きくは、ホスト側とクライアント側とに大別される。ホスト側には、静止画像出力装置10と、ルータ121とが含まれる。クライアント側には、パーソナルコンピュータ124と、プリンタ125と、ディスプレイ装置122と、コマ指定部123と、ルータ121とを含む。ホスト側とクライアント側とは、インターネット等のネットワーク130で接続される。
【0017】
ホスト側の静止画像出力装置10とルータ121とは、ローカルエリアネットワーク(LAN)131で接続されている。ルータ121は、ネットワーク130と接続されている。このため、静止画像出力装置10は、ルータ121を介してネットワーク130と接続される。
【0018】
クライアント側のパーソナルコンピュータ124、プリンタ125、コマ指定部123およびルータ121は、LAN132で相互に接続されている。また、コマ指定部123は、ディスプレイ装置122と接続されている。ルータ121は、ネットワーク130と接続されているため、コマ指定部123、パーソナルコンピュータ124およびプリンタ125は、ネットワーク130と接続することが可能である。
【0019】
このようにして構成される静止画像出力システム1においては、クライアント側のパーソナルコンピュータ124、プリンタ125およびコマ指定部123は、ホスト側の静止画像出力装置10と接続することが可能である。ホスト側の静止画像出力装置10には、後述するように動画像データ、静止画像データおよび文書データが記憶されている。パーソナルコンピュータ124およびコマ指定部123は、静止画像出力装置10と接続されることにより、静止画像出力装置10に記憶されている動画像データ、静止画像データおよび文書データを受信することが可能である。またプリンタ125は、静止画像出力装置10と接続することにより、静止画像出力装置10に記憶されている静止画像データおよび文書データを受信して、出力することができる。さらに、プリンタ125は、パーソナルコンピュータ124またはコマ指定部123からの指示により、パーソナルコンピュータ124またはコマ指定部123から受信する静止画像データおよび文書データを出力することができる。
【0020】
ディスプレイ装置122は、コマ指定部123からの指示により、コマ指定部123を経由して静止画像出力装置10から出力される動画像データ、静止画像データおよび文書データを出力する。
【0021】
このように、静止画像出力装置10は、動画像データ、静止画像データおよび文書データを記憶している。そして、静止画像出力装置10は、パーソナルコンピュータ124、コマ指定部123またはプリンタ125からの指示に基づき、動画像データ、静止画像データまたは文書データを出力する。
【0022】
したがって、コマ指定部123と、ディスプレイ装置122と、プリンタ125とで、1つのクライアント装置が構成される、また、パーソナルコンピュータ124と、プリンタ125とで別のクライアント装置が構成される。さらに、プリンタ125単独でさらに別のクライアント装置が構成される。
【0023】
図2は、本実施の形態における静止画像出力装置10の構成図である。図2に示されるようにこの静止画像出力装置10は、コンピュータ100と、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)ドライブ111と、プリンタ110と、ディスプレイ109と、キーボード108と、マウス107とを含む。また、コンピュータ100は、それぞれバス114に接続されたCPU(Central Processing Unit)101と、オペレーティングシステムのブートアッププログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)102と、プログラム実行中のデータを記憶するためのRAM(Random Access Memory)103と、プログラムなどを不揮発的に記憶するためのハードディスク104と、FD(Flexible Disk)ドライブ105と、このコンピュータ100をLAN131に接続するためのネットワークインターネット106とを含んでいる。CD−ROMドライブ111にはCD−ROM112が装着される。また、FDドライブ105にはFD113が装着される。
【0024】
この静止画像出力装置10では、静止画像出力装置10で実行するためのプログラムがハードディスク104に記録され、記録されたプログラムがCPU101により実行される。一般的にこうしたプログラムは、CD−ROM112またはFD113などの記録媒体に格納されて流通し、CD−ROMドライブ111またはFDドライブ105などにより記録媒体から読取られてハードディスク104に一旦格納される。さらに、ハードディスク104からRAM103に読出されCPU101により実行される。
【0025】
なお、このような静止画像出力装置10で実行するためのプログラムを記録するための記録媒体としては、CD−ROM112、FD113およびハードディスク104に限られず、磁気テープ、カセットテープ、光ディスク(MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc))、ICカード(メモリカードを含む)、光カード、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどの半導体メモリ等の固定的にプログラムを担持する媒体でもよい。ここで、プログラムとは、CPU101で直接実行可能なプログラムだけでなく、ソースプログラム形式のプログラム、圧縮処理されたプログラム、暗号化されたプログラム等を含む概念である。
【0026】
なお、図2に示したコンピュータ自体の動作は周知であるので、ここではその詳細な説明は繰返さない。
【0027】
静止画像出力装置10のハードディスク104には、動画像データと、静止画像データと、文書データとが記憶される。動画像データ、静止画像データおよび文書データは、静止画像出力装置10に接続されたデジタルカメラ、デジタルビデオカメラまたはイメージスキャナ等から読込まれてハードディスク104に記録される。また、キーボード108またはマウス107より文書データを静止画像出力装置10に直接入力するようにしてもよい。さらに、CD−ROM112またはFD113に記録された動画像データ、静止画像データおよび文書データをCD−ROMドライブ111またはFDドライブ105で読取ることによりハードディスク104に記憶するようにしてもよい。
【0028】
いずれにしても、動画像データと、静止画像データおよび文書データは、静止画像出力装置10に入力され、ハードディスク104に記憶される。
【0029】
動画像データは、たとえば、映画、音楽コンサートまたは歌劇等を撮影した映像等の芸術的な映像や、スポーツシーンを撮影した映像などである。すなわち、動画像データは、カメラで撮影可能な映像あるいはコンピュータ等で作成した映像であればどのような映像でも本発明に適用することができる。
【0030】
静止画像データは、上述した動画像データのコマ(フレーム)に対応したデータである。静止画像データは、動画像の対応するコマの画像データに対して、解像度が高いデータとなっている。静止画像データの解像度を対応する動画像データのコマのデータと同じ解像度、またはこれより劣る解像度としてもよいが、この場合には、静止画像データを動画像データから生成することが可能であるので、静止画像データを動画像データと別に設ける必要はない。
【0031】
文書データは、静止画像データに関連する情報を含む。したがって、文書データは静止画像データごとに異なる情報となる。たとえば、静止画像データが映画、音楽、歌劇などの映像芸術の動画像データのコマに対応する場合には、次の情報が含まれる。
【0032】
(1)映画、音楽または歌劇などの題名、シーン番号(または経過時間)。
(2)科白などの音声を文字で表現した情報。
【0033】
(3)そのコマの時点で動画像で流れている音楽の題名、その音楽の作曲者、作詞者、楽譜などの音楽データ。
【0034】
(4)そのコマに写っている俳優の氏名、配役名などの人物情報。
(5)その動画像に関連するホームページのネットワークアドレス(URL:Uniform Resource Location)。
【0035】
(6)上記音楽データに関連するホームページのネットワークアドレス(URL)。
【0036】
また、動画像データがスポーツを撮影したデータの場合には、次の情報が文書データに含まれる。
【0037】
(1)対戦するチーム名。
(2)試合の日付および時間。
【0038】
(3)出場選手名、選手それぞれの詳細な個人情報。
(4)そのコマの時点における得点状況。
【0039】
(5)対戦チームのホームページのネットワークアドレス(URL)。
このように文書データは、動画像データが異なれば文書データに含まれる情報が異なる。しかし、1つの動画像データでは、すべての文書データは同じ項目の情報を含む。たとえば、動画像データが映画であって、文書データの項目に、その映画の題名、シーン番号および科白の項目を含む情報とした場合には、すべての文書データには、題名、シーン番号および科白の項目が含まれる。
【0040】
次に、静止画像出力システム1でクライアント装置に静止画像が送信される処理について、図3および図4を用いて説明する。この処理は、静止画像出力装置10が動画像データを出力している際に実行される処理である。ここではクライアント装置を、コマ指定部123と、ディスプレイ装置122と、プリンタ125とで構成されるものと、パーソナルコンピュータ124と、プリンタ125とで構成されるものとを例にして説明する。
【0041】
図3は、本実施の形態における静止画像出力装置10で実行される静止画像出力処理の流れを示すフローチャートである。図4は、本実施の形態におけるクライアント装置で実行される静止画像受信処理の流れを示すフローチャートである。
【0042】
静止画像出力装置10は、上述したように、コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124に動画像データを出力する。コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124では、動画像データを受信すると(ステップSA01)、動画像を再生し(ステップSA02)、ディスプレイ装置122またはパーソナルコンピュータに備えられたディスプレイに再生された動画像を表示する(ステップSA03)。
【0043】
静止画像出力装置10では、動画像のコマが指定されたか否かが判断される(ステップS01)。動画像のコマの指定は、コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124からコマ情報が受信された場合にコマが指定されたと判断される。コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124では、動画像を視聴中に使用者による所定の操作、たとえば、所定のボタンの押下を検出する(ステップSA04)。所定の操作が検出された場合には、その検出の時点でディスプレイ装置122に表示されているコマ、または、パーソナルコンピュータ124のディスプレイに表示されているコマを特定するためのコマ情報を静止画像出力装置に送信する(ステップSA05)。したがって、コマ情報は、動画像中のフレーム番号、または、動画像の最初からの経過時間などの情報である。
【0044】
コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124では、所定の操作を検出しない場合には、ステップSA01に戻る。
【0045】
静止画像出力装置10では、コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124より受信したコマ情報に基づき、動画像のコマが指定されたことを判断する。静止画像出力処理においては、動画像のコマが指定されるまで待機状態となり、動画像のコマが指定されたと判断された場合に、ステップS02へ進む。
【0046】
ステップS02では、指定されたコマに対応する静止画像があるか否かが判断される。コマに対応する静止画像の存否は、コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124より受信されたコマ情報に基づき、ハードディスク104に記憶されている静止画像データを検索することにより判断される。静止画像データは、動画像データのコマに対応するデータであった。したがって、静止画像データには、動画像データのどのコマに対応するかを示す情報が含まれている。動画像データのどのコマに対応するかを示す情報は、たとえば、静止画像データのファイル名等に含めることができる。また、静止画像データが、動画像データのどのコマに対応するかの情報を、文書データに含めるようにしてもよい。この場合には、ステップS02において、コマに対応する静止画像があるか否かが、文書データを検索することにより判断されることになる。
【0047】
コマに対応する静止画像がある場合にはステップS11へ進み、そうでない場合にはステップS03に戻る。ステップS03〜ステップS10の処理は、指定されたコマに対応する静止画像がない場合に、指定されたコマにより近いコマに対応する静止画像を探索する処理である。
【0048】
ステップS03においては、動画像データにおいて、処理対象とするコマを、指定されたコマの1つ前のコマとする(ステップS03)。そして、指定されたコマの画像と処理対象となっているコマの画像との差が、規定値以内か否かが判断される(ステップS04)。処理対象のコマの画像と指定されたコマの画像との差は、たとえば、差分画像を求め、その差分画像の画素データの和としてもよいし、差分画像の画像データが含む規定値以上の画素の数としてもよい。ステップS04における判断は、処理対象とするコマの画像が指定されたコマと同一、または、類似する場合にのみ、静止画像を送信する処理を実行するためである。
【0049】
指定されたコマの画像と処理対象となっているコマの画像との差が規定値以内の場合には、ステップS05に進み、そうでない場合にはステップS06に進む。
【0050】
ステップS05では、処理対象のコマに対応する静止画像データがあるか否かが判断される。この判断は、ステップS02において、指定されたコマに対応する静止画像があるか否かを判断した処理と同様である。静止画像データがある場合にはステップS11へ進み、そうでない場合にはステップS03へ戻る。
【0051】
一方、ステップS06では、処理対象のコマを指定されたコマにする。そして、処理対象のコマを指定されたコマよりも1つ先のコマとする(ステップS07)。さらに、指定されたコマの画像と処理対象のコマの画像との差が規定値以内か否かが判断される(ステップS08)。これは、処理対象のコマの画像が、指定されたコマの画像と大きく異なることがないようにするためである。処理対象のコマの画像と指定されたコマの画像との差が規定値以内の場合にはステップS09へ進み、そうでない場合にはステップS10に進む。
【0052】
ステップS09では、処理対象のコマに対応する静止画像データがハードディスク104に記憶されているか否かが判断される。記憶されている場合にはステップS11へ進み、そうでない場合にはステップS07へ進み、上述の処理を繰返し行なう。ステップS09の処理は、ステップS02で行なわれる処理と同様の処理が行なわれる。
【0053】
一方、ステップS10は、指定されたコマの前後のコマであって指定されたコマの画像に類似する画像のコマがない場合、または、そのようなコマがあってもそのコマに対応する静止画像データが存在しない場合に実行される処理である。ステップS10では、エラー処理が実行される。エラー処理の具体的な例としては、対応する静止画像データが存在しない旨を示すメッセージを、コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124に送信する処理が考えられる。コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124では、エラーメッセージを受信すると(ステップSA06)、ステップSA01に戻る。
【0054】
ステップS11では、ステップS05またはステップS09で静止画像データが存在するとされたコマに対応する静止画像データを抽出する(ステップS11)。そして、抽出された静止画像データに対応する文書データがハードディスク104に記憶されているか否かが判断される(ステップS12)。対応する文書データがハードディスク104に記憶されている場合にはステップS13に進み、そうでない場合にはステップS14に進む。
【0055】
上述したように、文書データは、静止画像データに対応してハードディスク104に記憶されている。文書データと静止画像データとは、静止画像のファイル名を文書データに含めることにより対応付けられている。また、文書データと静止画像データとを対応付けるため、静止画像データが対応する動画像中のコマのコマ情報を、文書データに含めるようにしてもよい。ステップS13では、ハードディスク104から対応する文書データが抽出される。
【0056】
次のステップS14では、抽出された静止画像データおよび文書データを出力する先のクライアント機器が指定されたか否かが判断される。パーソナルコンピュータ124またはコマ指定部123よりクライアント機器指定情報が受信された場合に、クライアント機器の指定があったと判断される。コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124には、出力する先のクライアント機器をディスプレイ装置122、パーソナルコンピュータ124またはプリンタ125のいずれかを指定するための指定ボタンが装着されている。コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124において、指定ボタンが押下された場合には、押下されたボタンに応じたクライアント機器を識別するための情報をクライアント機器指定情報として静止画像出力装置10に送信される。
【0057】
ステップS15では、指定されたクライアント機器のプロファイルがハードディスク104に記憶されているか否かが判断される。指定されたクライアント機器のプロファイルが存在する場合にはステップS18に進み、そうでない場合にはステップS16に進む。ここで、クライアント機器のプロファイルとは、そのクライアント機器が出力可能な静止画像の解像度、表示可能なデータフォーマット、表示可能な静止画像データのサイズ、および、出力するための色表現情報を含む。色表現情報とは、たとえば、ディスプレイ装置122とパーソナルコンピュータ124においては、赤(R)、緑(G)、青(B)からなる画像データであることを示す情報であり、プリンタ125においては、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)からなる画像データであることを示す情報である。
【0058】
ステップS16においては、ハードディスク104に指定されたクライアント機器のプロファイルが存在しない場合に実行される処理であり、指定されたクライアント機器に対してプロファイルの送信を要求する(ステップS16)。この場合、ステップS14で指定されたクライアント機器に対して、プロファイルの送信を要求するコマンドを送信する。
【0059】
そして、ステップS17において、指定されたクライアント機器からプロファイルを受信したか否かが判断され、受信した場合にはステップS18に進み、そうでない場合には受信するまで待機状態となる。
【0060】
ステップS18では、ステップS14で指定されたクライアント機器が登録されたクライアント機器であるか否かが判断される。登録されたクライアント機器とは、ハードディスク104に予め登録されているクライアント機器をいう。この登録は、たとえば、クライアント機器のネットワークアドレスをハードディスク104に記憶することにより実現される。また、ここでは、ステップS14で指定されたクライアント機器が登録されているか否かを判断するようにしたが、ステップS01において、動画像のコマを指定するコマンドを送信したクライアント機器が、ハードディスク104に予め登録されているか否かを判断するようにしてもよい。
【0061】
ステップS18において、クライアント機器が登録されているとされた場合にはステップS19に進み、そうでない場合にはステップS21に進む。
【0062】
ステップS19では、ハードディスク104に予め記憶された指定されたクライアント機器のプロファイル、または、ステップS17で受信されたプロファイルを読込む。そして、次のステップS20において、読込まれたプロファイルに基づき、ステップS11で抽出された静止画像データの解像度を変換する。
【0063】
読込まれたプロファイルには、そのクライアント機器で出力することが可能な解像度の情報、または、出力するのに適した解像度の情報が含まれている。したがってこのプロファイルに含まれる解像度に、静止画像データが変換される。そして、次のステップS22へ進む。
【0064】
一方、ステップS21においては、静止画像データを低解像度に変換する。この低解像度は、予め定められている。これは、ステップS11で抽出された静止画像データの送信を課金する場合を考慮したものである。たとえば、パーソナルコンピュータ124に、静止画像データを送信した場合には、送信された静止画像データは、パーソナルコンピュータ124が備えるハードディスク等の記録媒体に記憶される。このように、一旦、パーソナルコンピュータ124のハードディスクに記憶された静止画像データは、無制限に複製することが可能となる。このため、静止画像データの受信に対して課金する場合には、一度の配信に対する対価を回収することができるが、複製された静止画像データに対しては課金することが不可能である。予め登録されているクライアント機器あるいは使用者に対してのみ高解像度の静止画像データを送信し、そうでないクライアント機器あるいは登録者に対しては解像度を低く抑えて送信することで、高解像度の静止画像データを送信する場合に、無制限の複製を許諾するのに応じた対価を課金することができる。
【0065】
また、静止画像データを送信するクライアント機器が、プリンタ125の場合には、所定枚数をプリンタで印刷した後に自動的に静止画像データを削除するようにすれば、無制限の複製を防ぐことができる。
【0066】
次のステップS22では、ステップS19で読込まれたプロファイルに基づき、ステップS20またはステップS21で解像度変換された静止画像データに対して、サイズ変換処理、色表現変換処理、データフォーマット変換処理を実行する。これにより、ステップS14で指定されたクライアント機器に適したサイズ、色表現、データフォーマットに静止画像データが変換されることになる。
【0067】
そして、次のステップS23では、ステップS22で画像処理された静止画像データとステップS13で抽出された文書データとが、ステップS14で指定されたクライアント機器に送信される。
【0068】
これにより、ステップS14で指定されたクライアント機器において、静止画像出力装置10より静止画像データおよび文書データが受信される(ステップSA06)。コマ指定部123またはパーソナルコンピュータ124では、静止画像データおよび文書データが受信されると、ステップSA07に進む。
【0069】
クライアント機器がコマ指定部123である場合には、受信された静止画像データおよび文書データがディスプレイ装置122に表示される(ステップSA07)。クライアント機器がパーソナルコンピュータ124の場合には、受信された静止画像データおよび文書データは、パーソナルコンピュータ124が備えるハードディスク等の記録媒体への記録、パーソナルコンピュータ124が備えるディスプレイへの表示、パーソナルコンピュータ124からプリンタ125に送信して印刷、パーソナルコンピュータ124が備えるFDドライブからFDへのコピー等の形態で出力される(ステップSA07)。
【0070】
クライアント機器がプリンタ125の場合には、受信された静止画像データと文書データとが紙などの記録媒体に印刷されて出力される(ステップSA07)。
【0071】
ディスプレイ装置122には、静止画像データと文書データとが表示されるため、表示された静止画像データと文書データとを見て、その静止画像データの画像自体と、その画像に関連する情報を見ることができる。
【0072】
プリンタ125からは、静止画像データと文書データとが出力されるため、出力された文書データを見て、静止画像データを容易に分類することができる。
【0073】
パーソナルコンピュータ124では、静止画像データと文書データとがパーソナルコンピュータ124が備えるハードディスクに記憶されるため、文書データに含まれる情報に従って、静止画像データをさまざまな形で分類することが可能となる。
【0074】
次に、パーソナルコンピュータ124で、ハードディスクに記憶された静止画像データを取扱う一例について説明する。
【0075】
図5は、本実施の形態における静止画像出力装置10が出力する文書データのフォーマットの一例を示す図である。本実施の形態においては、文書データはテキストファイルとしている。図5を参照して、文書データには、その文書データが対応する静止画像データの画像ファイル名と、その静止画像データに関連するデータとして、データA、データB、データC、データDの項目を含む。
【0076】
パーソナルコンピュータ124において、たとえば、映画の動画像データを受信している最中に、複数のシーンのコマに対応する静止画像データを受信した場合には、1つの映画に対して複数の静止画像データと文書データとがハードディスクに記憶されることになる。ここでは、データAをその映画の題名とし、データBを静止画像データの映画中のシーン番号とし、データCがその静止画像の動画中のコマに対応する科白とする。パーソナルコンピュータ124では、記憶されている複数の静止画像データのうちから、文書データのデータAを用いてその映画の静止画像データだけを抽出することができる。また、そのようにして抽出された静止画像データを、文書データのデータBを用いてシーン番号順に並べ替えることができる。
【0077】
また、抽出された静止画像データを仮想結合することにより関連付けることができる。仮想結合とは、抽出された静止画像データを、管理テーブルを用いて関連付けることにより、実際には複数の静止画像データは結合されていないものの、仮想的に1つの画像データに結合して取扱うことを可能とするものである。
【0078】
図6は、クライアント機器で文書データを用いて複数の静止画像データを仮想結合するための管理テーブルAを示す図である。図6を参照して、管理テーブルAは、結合方法と、文書ファイル名と、結合キーと、オーバーライト格納元との項目を含む。結合方法としては、ここではブックレットの形式が示されている。文書ファイル名の項目は、抽出された静止画像データに対応する文書データのファイル名である。
【0079】
結合キーは、文書データのデータAの項目である。ここではデータAの項目は、映画の題名であった。したがって、映画の題名が同じ静止画像データが仮想結合されることを示す。
【0080】
オーバーライト格納元の項目は、データCとされている。ここでは、データCを、動画像データ中の静止画像データに対応するコマにおける科白であった。オーバーライトとは、静止画像データに文書データのデータCの内容を上書きする機能をいう。
【0081】
図7は、ブックレット形式の印刷を説明するための模式図である。図7を参照して、ブックレット印刷は、1枚の紙を2分割し、表裏を含めて印刷面を4つ設けて印刷する形式をいう。図7では、2枚の用紙を用いて合計8つの印刷面を構成した場合の頁を示している。第1の用紙140と第2の用紙141とで、それぞれ4つの印刷面が構成され、第1の用紙140の2分割された表裏にそれぞれ第1頁(P1)、第2頁(P2)が構成される。また別の分割面には表裏にそれぞれ第8頁(P8)と第7頁(P7)が構成される。同様にして、第2の用紙141では、2分割された一方の側の表裏にそれぞれ第3頁(P3)と第4頁(P4)が形成され、別の分割された側の表裏にそれぞれ第6頁(P6)、第5頁(P5)が形成される。第1の用紙と第2の用紙とを重ね合わせることにより、第1頁〜第8頁が順に配置されることになる。プリンタでこのようなブックレット形式の印刷をするためには、第1の用紙の表面を印刷した後、第1の用紙の裏面を印刷し、その後第2の用紙の表面を印刷した後第2の用紙の裏面を印刷することになる。このため、静止画像データをシーン番号順に印刷する場合には、第1頁に1番目のシーンを、第2頁に2番目のシーンをというように印刷する必要があるため、仮想結合ファイルは、印刷する順に静止画像データを配置する必要がある。
【0082】
図8は、クライアント機器で文書データを用いて複数の静止画像データを仮想結合するための別の管理テーブルBを示す図である。
【0083】
このため、図6に示した管理テーブルAに基づき、管理テーブルBが作成される。図8を参照して、管理テーブルBは、仮想結合する静止画像データのファイル名と、それぞれの静止画像データに対してオーバーライトするデータが結合順に定義されている。結合順は、文書データのデータBで示されるシーン番号と、ブックレット形式の結合方法により決定される順番である。
【0084】
管理テーブルBでは、1番目のファイルとして第8頁に印刷するべき8番目のシーンの静止画像データと、2番目の順位に第1番目のシーンに対応する静止画像データとし、3番目の順位に第2番目のシーンの静止画像データとし、4番目の順位に第7番目のシーンの静止画像データとしている。以下同様にして、シーン番号が6番目、3番目、4番目、5番目の順に結合順位が定められている。
【0085】
図9は、管理テーブルBに従って仮想結合された静止画像データを模式的に示した図である。図9を参照して、シーン番号が、8番目、1番目、2番目、7番目、6番目、3番目、4番目、5番目の順に静止画像データが関連付けられて結合されている。なお、図示は省略してあるが、各静止画像データには、文書データのデータCの内容がオーバーライトされる。
【0086】
この仮想結合ファイルで結合された順に従って、静止画像データがプリンタ125に送信されることにより、図8で説明したブックレット形式での印刷が行なわれることになる。
【0087】
このように、文書データを用いて静止画像データの抽出、並べ替えをすることができるため、静止画像データを文書データに基づいて仮想結することができる。また、静止画像データを文書データに基づいて仮想結することにより、ブックレット形式での印刷も容易に行なうことができる。
【0088】
なお、本実施の形態においては、静止画像出力システム1について説明したが、ホスト側の静止画像出力装置10で実行される静止画像出力方法、または、静止画像出力装置10で実行するための静止画像出力プログラムとして発明を捉えることができるのは言うまでもない。
【0089】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1つにおける静止画像出力システムの全体構成の概略を示す図である。
【図2】 本実施の形態における静止画像出力装置の構成図である。
【図3】 本実施の形態における静止画像出力装置で実行される静止画像出力処理の流れを示すフローチャートである。
【図4】 本実施の形態におけるクライアント装置で実行される静止画像受信処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 本実施の形態における静止画像出力装置が出力する文書データのフォーマットの一例を示す図である。
【図6】 クライアント機器で文書データを用いて複数の静止画像データを仮想結合するための管理テーブルを示す図である。
【図7】 ブックレット形式の印刷を説明するための模式図である。
【図8】 クライアント機器で文書データを用いて複数の静止画像データを仮想結合するための別の管理テーブルを示す図である。
【図9】 管理テーブルに従って仮想結合された静止画像データを模式的に示した図である。
【符号の説明】
1 静止画像出力システム、10 静止画像出力装置、100 コンピュータ、104 ハードディスク、105 FDドライブ、106 ネットワークインターネット、107 マウス、108 キーボード、109 ディスプレイ、110 プリンタ、111 ドライブ、114 バス、121 ルータ、122 ディスプレイ装置、123 コマ指定部、124 パーソナルコンピュータ、125 プリンタ、130 ネットワーク。
Claims (4)
- 動画像を再生し、表示する表示手段と、
前記再生されている動画像の任意のコマを特定するためのコマ情報を指定する指定手段と、
前記指定された動画像のコマ情報を静止画像出力装置に送信する送信手段と、
前記指定された動画像のコマ情報から特定される前記任意のコマに対応する静止画像と、該静止画像に関連する文書情報と、を前記静止画像出力装置から受信する受信手段と、を備え、
前記文書情報は、
前記関連する静止画像を特定する情報と、
前記静止画像のシーン番号および前記静止画像の動画像における経過時間のいずれか一方と、
複数の前記静止画像を互いに関連付けるための結合キーとを含み、
同一の結合キーを有した複数の文書情報から特定されるそれぞれの静止画像を互いに関連付ける管理手段と、
前記受信した静止画像および文書情報を用いて静止画像を並び替えて出力する出力手段とをさらに備え、
前記出力手段は、前記管理手段を用いて、前記同一の結合キーを有した前記複数の文書情報から特定されるそれぞれの静止画像を、当該静止画像のシーン番号および当該静止画像の動画像における経過時間のいずれか一方に基づいて、ブックレットの形式に適した順序に並び替えて結合し、前記静止画像を前記順序にて印刷する、クライアント装置。 - 静止画像出力装置と、前記静止画像出力装置に接続されたクライアント装置とからなる静止画像出力システムであって、
前記クライアント装置は、
動画像を再生し、表示する表示手段と、
前記再生されている動画像の任意のコマを特定するためのコマ情報を指定する指定手段と、
前記指定されたコマ情報を前記静止画像出力装置に送信する送信手段と、
前記指定されたコマ情報から特定される前記任意のコマに対応する静止画像と、該静止画像に関連する文書情報と、を前記静止画像出力装置から受信する受信手段とを備え、
前記文書情報は、前記関連する静止画像を特定する情報と、
前記静止画像のシーン番号および前記静止画像の動画像における経過時間のいずれか一方と、
複数の前記静止画像を互いに関連付けるための結合キーとを含み、
同一の結合キーを有した複数の文書情報から特定されるそれぞれの静止画像を互いに関連付ける管理手段と、
前記受信した静止画像および文書情報を用いて静止画像を並び替えて出力する出力手段とをさらに備え、
前記出力手段は、前記管理手段を用いて、前記同一の結合キーを有した前記複数の文書情報から特定されるそれぞれの静止画像を、当該静止画像のシーン番号および当該静止画像の動画像における経過時間のいずれか一方に基づいて、ブックレットの形式に適した順序に並び替えて結合し、前記静止画像を前記順序にて印刷し、
前記静止画像出力装置は、
動画像中の所定のコマに対応する静止画像と、該静止画像に関連する文書情報と、を前記動画像中の前記所定のコマを特定するためのコマ情報に対応付けて記憶する記憶手段と、
前記クライアント装置から送信される前記コマ情報の指定を受付ける受付手段と、
前記指定されたコマ情報に対応する静止画像および該静止画像に関連する文書情報を抽出する静止画像抽出手段と、
前記抽出された静止画像および文書情報を前記クライアント装置に送信する送信手段とを備えた、静止画像出力システム。 - 前記受付手段は、サイズおよび解像度の指定を受付ける手段をさらに含み、
前記静止画像出力装置は、前記抽出された静止画像を前記認識されたサイズおよび解像度に変換する変換手段をさらに備えた、請求項2に記載の静止画像出力システム。 - 前記静止画像出力装置は、
接続されたクライアント装置の種類を判別する判別手段と、
前記抽出された静止画像を前記判別された種類に応じた解像度に変換する変換手段と、をさらに備えた、請求項3に記載の静止画像出力システム。
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