JP4238574B2 - 移動農機等の走行伝動装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、移動農機等の走行伝動装置に関し、ギヤ連動機構を有する走行用ミッションケースにおいて、副変速部から操向クラッチ、及び旋回用クラッチ又は直進用クラッチを介した差動ギヤ機構を経て各々車軸ギヤへ動力を伝達するもの等の分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
従来では、圃場等で走行を行う移動農機等において、走行用ミッションケースのギヤ連動機構により、旋回内側の操向クラッチの切りと走行ブレーキ又はマイルド,スピン用の旋回クラッチの作用によりブレーキ旋回,マイルド旋回,スピン旋回を実行させるもの等が一般的であるが、これらの移動農機等において、旋回走行時に走行速度が速い場合と遅い場合とでは、パワステレバーによる傾動操作角度が同じでも旋回半径が異なり旋回性能が安定しない。
【0003】
このため、旋回作用時に旋回内側と旋回外側の走行クローラの速度の検出を行い、この検出値の比較により旋回内側の走行クローラの速度を調節し、旋回半径のバラツキを修正するようにしている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平7ー205832
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このような旋回半径のバラツキを修正するための対応手段としては、従来では、左右の走行クローラの速度を検出して比較調整を行うようにしているが、これら走行クローラの速度検出については、旋回内側と旋回外側の操向クラッチのクラッチギヤの回転数を検出するもの等が開示されているが、このクラッチギヤによる回転数の検出では、読み取り歯数が少ない上に回転数が低いという不利な条件があるため、検出数値の精度が悪く、走行速度が速い場合と遅い場合とにより旋回半径のバラツキが今一つ安定しないという難点があつた。
【0006】
このため、移動農機等における旋回走行時に、旋回内側と旋回外側の走行クローラの速度検出手段による検出数値の精度改善を行うものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明は、走行用ミッションケース(6)に、左右の操向クラッチ(1)と、旋回内側の車軸ギヤ(2)に差動回転を与える差動ギヤ機構(3)と、この差動ギヤ機構(3)を差動回転させる旋回用クラッチ(4)と、差動ギヤ機構(3)を非差動回転させる直進用クラッチ(5)とを設け、前記左右の操向クラッチ(1)に、この左右の操向クラッチ(1)の旋回走行時の回転数を検出する被回転数検出部(7)を各々設け、この左右の被回転数検出部(7)によって該左右の操向クラッチ(1)の回転数を各別に検出する左右の回転数検出手段(8)を走行用ミッションケース(6)の外壁に設け、前記直進用クラッチ(5)の直進入力ギヤ(9)と旋回用クラッチ(4)及び直進用クラッチ(5)のクラッチ出力ギヤ(10)の旋回走行時の回転数を各々検出する被回転数検出部(11)を前記走行用ミッションケース(6)の外側に設け、この被回転数検出部(11)によって該直進入力ギヤ(9)とクラッチ出力ギヤ(10)の回転数を各別に検出する単一の回転数検出手段(12)を設けたことを特徴とする移動農機等の走行伝動装置の構成とする。
【0008】
このように構成することにより、移動農機等における圃場又は路上等での走行時に、走行用ミッションケース6のギヤ連動機構により副変速部で変速された動力の連動により、左右の操向クラッチ1を経て各々車軸ギヤ2へ連動を行い、直進走行時には、直進入力ギヤ9から直進用クラッチ5を介しクラッチ出力ギヤ10を経て差動ギヤ機構3の同期回転により直進走行を行い、旋回走行時には、旋回内側のの操向クラッチ1を切ると同時に直進用クラッチ5の切りと旋回用クラッチ4の入りとにより、旋回入力ギヤから旋回用クラッチ4を介しクラッチ出力ギヤ10を経て差動ギヤ機構3を差動駆動させ各種旋回モードにより旋回走行を行わせる。
【0009】
このような旋回走行時において、左右の操向クラッチ1の回転数を各別に検出するため、左右の被回転数検出部7としての、例えば左右の操向クラッチ1の各クラッチギヤの一側に連設した該ギヤより歯数の多い回転数検出ギヤを、該走行用ミッションケース6の外壁に設けた左右の回転数検出手段8としての、例えば電磁ピックアップによって、その歯数を読み取り左右の操向クラッチ1の回転数を各別に検出し、この検出結果に基づいて旋回走行時における旋回内側の走行クローラの速度調節を行わせる。
また、このような旋回走行時において、該直進入力ギヤ9とクラッチ出力ギヤ10の回転数を各別に検出するため、被回転数検出部11としての、例えば直進入力ギヤ9とクラッチ出力ギヤ10から各々ギヤ等により遊転可能に取り出した二重軸の各一端部に軸止する光遮蔽度が各々異なる2枚の回転板を、単一の回転数検出手段12としての、例えば発光部と受光部を有するフォトダイオードによる該2枚の回転板の光遮蔽度の差違測定により、該直進入力ギヤ9とクラッチ出力ギヤ10の回転数を各別に検出し、この検出結果に基づいて旋回走行時における旋回内側の走行クローラの速度調節を行わせる。
【0010】
【発明の効果】
この発明によると、移動農機等による圃場又は路上等における走行時に、差動ギヤ機構3を有する走行用ミッションケース6のギヤ連動機構による動力の連動を行うものにおいて、差動ギヤ機構3を差動駆動させて各種旋回モードによる旋回走行を行わせるとき、左右の操向クラッチ1の回転数を各々検出するため左右の被回転数検出部7(例えば歯数の多い回転数検出ギヤ等)を、左右の回転数検出手段8(例えば電磁ピックアップ等)によってその歯数を読み取り、左右の操向クラッチ1の回転数を各別に精度良く検出することができるから、検出数値の精度向上により走行速度が速い場合と遅い場合とにおける旋回半径のバラツキを抑制して、旋回性能の安定を図ることができる。
【0011】
そして、直進入力ギヤ9とクラッチ出力ギヤ10の回転数を各別に検出するための被回転数検出部9(例えば遊転可能な二重軸による光遮蔽度が異なる2枚の回転板等)を、単一の回転数検出手段12(例えば発光部と受光部を有するフォトダイオード等)によって構成して該直進入力ギヤ9とクラッチ出力ギヤ10の回転数を各別に精度良く検出することができるから、検出数値の精度向上により走行速度が速い場合と遅い場合とにおける旋回半径のバラツキを抑制して旋回性能の安定を図ることができると共に、回転数検出手段12を複数個設ける必要がなく安価に提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の実施例を移動農機等としてのコンバインについて図面に基づき説明する。
図15はコンバインの全体構成を示すもので、車台13の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クローラ14を配置した走行装置15を設けると共に、該車台13上にフィードチェン16に挟持して搬送供給される穀稈の脱穀を行い、この脱穀された穀粒を選別回収して一時貯留するグレンタンク17と、このタンク17に貯留された穀粒を機外へ排出する排穀オーガ17aを備えた脱穀装置18を載置し、この脱穀装置18の後端部に排藁処理装置19を装架構成させる。
【0013】
該脱穀装置18の前方に、前端側から未刈穀稈を分草する分草体20と、分草された穀稈を引き起こす引起部21と、引き起こされた穀稈を刈り取る刈刃部22と、この刈り取られた穀稈を掻き込むと共に、搬送途上において扱深さを調節して搬送される穀稈を引き継ぎ該フィードチェン16へ受け渡しする供給調節搬送部23等を有する刈取装置24を、油圧駆動による刈取昇降シリンダ24aにより土壌面に対して昇降自在なるよう該車台13の前端部へ懸架構成させる。
【0014】
該刈取装置24の一側にコンバインの操作制御を行う操作装置25と、この操作のための操作席26を設け、この操作席26の後方側には前記グレンタンク17を配置し、下方側にはエンジン27を搭載すると共に、該操作装置25と操作席26を覆うキャビン28を配置する。これらの走行装置15,脱穀装置18,刈取装置24,操作装置25,エンジン27,キャビン28等によってコンバインの車体29を構成させる。
【0015】
該走行装置15は車台13の前部側に走行用ミッションケース6を装架しており、このミッションケース6は、図1,図2に示す如く、上部側に油圧式無段変速装置30を連動可能に接合し、この無段変速装置30の可変ポンプ30aに軸止した入力プーリ31へ該エンジン27から動力を伝達可能に伝動ベルト等を張設すると共に、この可変ポンプ30aによって主変速駆動される油圧モータ30bに、第1軸としての入力軸32を連動連結して構成させる。
【0016】
該ミッションケース6のギヤ連動機構は、入力軸32にスプライン等により摺動可能に軸回転する畔際クラッチ33のクラッチ爪aと、同じく入力軸32に軸遊転する入力ギヤ34のクラッチ爪bとを畔際シフタ33aと押圧スプリング33bの作用により噛合接続可能に配設すると共に、同じく入力軸32の軸端部に前記刈取装置24駆動用の刈取駆動ギヤ35を軸止して構成させる。
【0017】
該入力軸32に軸遊転する入力ギヤ34と、第2軸としての変速駆動軸36にスプライン等により副変速シフタ37aを作用させ摺動可能に軸回転する三連の変速伝動ギヤ37の大径ギヤとを噛合連動させると共に、同じく変速駆動軸36の軸端部に該刈取駆動ギヤ35と噛合連動する刈取出力ギヤ38を軸止して構成させる。39は、該刈取装置24を駆動させる刈取出力プーリを示す。
【0018】
該変速駆動軸36に副変速シフタ37aの作用により摺動する変速伝動ギヤ37の大径ギヤと、第3軸としての変速伝動軸40に軸止する高速駆動ギヤ41,中速駆動ギヤ42,低速駆動ギヤ43とを各々噛合連動させることにより高速,中速,低速に変速する副変速部を構成させる。
【0019】
直進伝動系として、該変速伝動軸40の中速駆動ギヤ42と低速駆動ギヤ43との間に軸止する変速伝動ギヤ44と、第4A軸としての操向クラッチ軸45のセンターに軸止する内径左右側にクラッチ爪46aを有する操向センタギヤ46とを噛合連動させると共に、該操向センタギヤ46の両側に各々左右の操向クラッチ1を左右摺動可能に軸遊転して構成させる。
【0020】
該左右の操向クラッチ1のクラッチギヤ1aを、このギヤ1aに設けた左右のシフタ溝1bに嵌入した左右の操向シフタ47の作用により、操向センタギヤ46のクラッチ爪46aに各々噛合接続して入・切させ旋回作用及び左右舵取り等を行わせると共に、該左右のクラッチギヤ1aの各外端部に、被回転数検出部7としての該ギヤ1aより歯数の多い回転数検出ギヤを各々接合して構成させる。
【0021】
該左右の操向クラッチ1の回転数を、クラッチギヤ1aに接合した被回転数検出部7により各別に検出する左右の回転数検出手段8としての電磁ピックアップを、前記ミッションケース6の外壁の検出可能位置に各々配設すると共に、該左右の操向クラッチ1の接続復帰を補助する左右のリターンスプリング48を各々配置して構成させる。49は、該左右の操向シフタ47を各々作用させる左右のブッシュシリンダを示す。(図3参照)
該左右の操向クラッチ1のクラッチギヤ1aと、第7軸としての左右の車軸50の一端部に各々軸止した車軸ギヤ2とを噛合連動させると共に、該左右の車軸50の外部他端部に前記走行クローラ14を駆動する左右の走行スプロケット51を軸止して構成させる。
【0022】
次に、旋回伝動系として、前記変速伝動軸40の変速伝動ギヤ44と、第4B軸としての中間伝動軸52に軸回転する二連の中間伝動ギヤ53の大径ギヤ53aとを噛合連動させると共に、この大径ギヤ53aと、第5軸としての旋回クラッチ軸54に遊転軸承する長円筒メタル55の一端部に軸固定した直進入力ギヤ9とを噛合連動すると共に、この長円筒メタル55の他端部に連動クラッチとしての一方の直進用クラッチ5を軸装して構成させる。
【0023】
該中間伝動ギヤ53の小径ギヤ53bと、長円筒メタル55の外周に重設して遊転軸承する短円筒メタル56の一端部に軸固定した旋回入力ギヤ57とを噛合連動すると共に、この短円筒メタル56の他端部に連動クラッチとしての他方の旋回用クラッチ4を軸装して構成させる。
【0024】
該旋回用クラッチ4と直進用クラッチ5との間に、直進用クラッチ5を常時作動可能に押圧する作用スプリング58を配設し、該直進用クラッチ5を切り旋回用クラッチ4を入り作用させる外枠リング59を旋回クラッチ軸54の片方の軸端部に軸止すると共に、この旋回クラッチ軸54の軸端部を支承固定するフランジ60を前記ミッションケース6に脱着可能に締結して構成させる。
【0025】
該旋回クラッチ軸54の他方の軸端部に軸止したクラッチ出力ギヤ10と、差動ギヤ機構3としてのデファレンシャルギヤ3aを内装したデフケース3bを回転駆動するデフケースギヤ3cとを噛合連動させ、左右方向のデファレンシャルギヤ3aを、第6軸としての操向差動軸61に軸遊転させると共に、このデファレンシャルギヤ3aのボス部に左右のデフ出力ギヤ62を各々軸止し、このデフ出力ギヤ62と前記車軸ギヤ2とを噛合連動して構成させる。
【0026】
車体29の操向旋回作用を左右側への傾動操作により実行させるパワステレバー63を前記操作装置25の一側に配置して構成させる。
エンジン27からの動力を油圧式無段変速装置30の可変ポンプ30aへ入力し、この可変ポンプ30aによって駆動される油圧モータ30bにより変速動力を入力軸32に入力連動し、この入力軸32の入力ギヤ34から変速駆動軸36に摺動する三連の変速伝動ギヤ37の大径ギヤへ連動すると共に、この変速伝動ギヤ37を摺動させて、変速伝動軸40の高速駆動ギヤ41,中速駆動ギヤ42,低速駆動ギヤ43とを各々連動させ高・中・低速の副変速駆動を行わせる。
【0027】
この副変速された動力によって車体29を直進させるときは、変速伝動軸40の変速伝動ギヤ44から操向クラッチ軸45に軸回転する操向センタギヤ46へ連動し、この操向センタギヤ46のクラッチ爪46aに、操向シフタ47の作用により左右の操向クラッチ1のクラッチギヤ1aを噛合接続させ、このクラッチギヤ1aから左右の車軸ギヤ2への連動により左右の走行スプロケット51を駆動させる。
【0028】
一方、該変速伝動軸40の変速伝動ギヤ44から中間伝動軸52の中間伝動ギヤ53の大径ギヤ53aを経て直進入力ギヤ9へ連動し、この直進入力ギヤ9から長円筒メタル55を介して、作用スプリング58によって常時入りとしている直進用クラッチ5の作用により、外枠リング59を介して旋回クラッチ軸54を駆動させる。
【0029】
この旋回クラッチ軸54の駆動によりクラッチ出力ギヤ10から差動ギヤ装置3におけるデフケース3bのデフケースギヤ3cに連動すると共に、このデフケースギヤ3cの駆動によりデファレンシャルギヤ3aを作用させて差動連動される左右のデフ出力ギヤ62を、前記左右の車軸ギヤ2の回転に対し各々同速回転となるよう同期連動させる。この連動により該操向クラッチ1の入・切によるショックを緩和することができる。
【0030】
次に、車体29を旋回させるときは、パワステレバー63の傾動操作により、前記中間伝動軸52の中間伝動ギヤ53の小径ギヤ53bに連動する旋回入力ギヤ57から短円筒メタル56を介して、旋回用クラッチ4の油圧駆動により該作用スプリング58の押圧を解除し、直進用クラッチ5を切ると同時に旋回用クラッチ4を入りとし旋回クラッチ軸54を駆動させる。
【0031】
この旋回クラッチ軸54の駆動によりクラッチ出力ギヤ10から差動ギヤ装置3におけるデフケース3bのデフケースギヤ3cに連動すると共に、このデフケースギヤ3cの駆動によりデファレンシャルギヤ3aを作用させて差動連動される左右のデフ出力ギヤ62を駆動させる。
【0032】
この駆動により、例えば左へ旋回するときは、左の操向クラッチ1を切ると同時に、旋回用クラッチ4の入りを半接続状態から完全接続状態まで変化させることにより、左のデフ出力ギヤ62により左の車軸ギヤ2の回転数を、通常回転の右車軸ギヤ2に対し、緩やかに減速回転させるマイルド旋回,停止を行うブレーキ旋回,1/4逆回転させるスピン旋回の各旋回モードを、車体29を停止させることなく無段で連続して円滑な旋回走行を実行させることができる。
【0033】
このように、例えば左への旋回走行時には、左の車軸ギヤ2の回転数は左の操向クラッチ1のクラッチギヤ1aへ連動されるから、この左のクラッチギヤ1aの回転数と通常回転の右のクラッチギヤ1aの回転数とを、左右のクラッチギヤ1aの外端部に各々接合している被回転数検出部7としての歯数の多い回転数検出ギヤの通過歯数を、左右の回転数検出手段8としての電磁ピックアップにより読み取り検出することができるから、検出精度を向上させることができる。
【0034】
また、前記回転数検出手段8と異なる検出方法として、図4に示す如く、前記旋回クラッチ軸54に遊転軸承する長円筒メタル55に軸固定した直進入力ギヤ9と、該旋回クラッチ軸54に軸止したクラッチ出力ギヤ10とに各々噛合連動させる入力検出軸64と、この検出軸64の外周に重設して遊転軸承させる出力検出軸65とを、前記ミッションケース6の外壁を貫通支承して外側に設けた被回転数検出部11まで延長して構成させる。
【0035】
該被回転数検出部11における入力及び出力検出軸64,65の各軸端部に、各々光遮蔽度が異なる入力回転板11aと出力回転板11bとを軸止すると共に、この両回転板11a,11bを挟む状態で発光部12aと受光部12bを有するフォトダイオードによる単一の回転数検出手段12を配置して構成させる。
【0036】
このように構成させることにより、該入力回転板11aと出力回転板11bとに単一の回転数検出手段12によるフォトダイオードの光を遮蔽させ、この遮蔽率が、例えば入力回転板11aを25%,出力回転板11bを50%に設定する場合、入力回転板11aと出力回転板11bとが重なっているときは75%,出力回転板11bのみのときは50%,入力回転板11aのみのときは25%となり、光遮蔽度の差異測定と時間の変化からこの状態を算出して、前記左右の車軸ギヤ2の回転数の差を精度良く検出することができる。
【0037】
また、図5に示す如く、前記操作装置25のステップ25a上に、車体29を停車させた状態で刈取装置24を駆動し畔際刈りを行わせる畔際刈りペダル66を足踏み回動可能に支持軸66bにより軸承させると共に、該ステップ25aの下面部側に延長した畔際刈りペダル66の下部アーム66aに、副変速部を操作する副変速ワイヤー67の一端部と、駐車ブレーキを作用させる駐車ブレーキワイヤー68の一端部とを、緩衝スプリング67aと68aを介し各々連結係止して構成させる。
【0038】
駐車ブレーキの作動機構と、副変速部の変速シフト機構を、図6,図7,図8に示す如く、前記ミッションケース6の旋回クラッチ軸54において、直進用クラッチ5に接続する直進入力ギヤ9と旋回用クラッチ4に接続する旋回入力ギヤ57との間に、回動により両クラッチ5,4を共に入りとする駐車ブレーキ軸69の偏心部69aを嵌入配置して構成させる。
【0039】
該駐車ブレーキ軸69の該ケース6より外方へ突出させた軸端部にブレーキ軸アーム69bを軸固定し、このブレーキ軸アーム69bの端部に配置したピンcにワイヤ支持金70を介して該駐車ブレーキワイヤー68の他端部を連結係止して構成させる。
【0040】
該ミッションケース6の変速駆動軸36に、三連の変速伝動ギヤ37を軸回転摺動させる副変速シフタ37aを支持する副変速シフタ軸71を変速可能位置に配置し、該副変速シフタ37aを変速作用させる変速作用アーム72を副変速チェンジ軸73に連動連結すると共に、該ケース6より外方に突出させた軸端部に該チェンジ軸73を挟んで相対するチェンジ軸アーム73aとチェンジ軸アーム73bを各々軸固定して構成させる。
【0041】
該チェンジ軸アーム73aに固定したピン73cを挟持して該アーム73aを回動させるアーム回動板74aを回動板支持軸75に回動可能に支承し、該アーム回動板74aの一側に配置したピンdにワイヤ支持金76を介して該副変速ワイヤー67の他端部を連結係止すると共に、該回動板支持軸75を挟んでアーム回動板74aに対しハ字状に配置したアーム回動板74bの端部と、該ワイヤ支持金76の適宜位置とを緩衝スプリング77によって連結係止して構成させる。
【0042】
該副変速チェンジ軸73のチェンジ軸アーム73bの端部に配置したピンeと、前記操作装置25の一側に配置した副変速レバー78とをレバー操作ワイヤー79によって連結係止して構成させる。
このような構成により、該畔際刈りペダル66を踏み込み操作することによって、副変速ワイヤー67を作用させアーム回動板74aに挟持したピン73cによりチェンジ軸アーム73aを経て副変速チェンジ軸73を回動し、この回動によって変速作用アーム72を介し副変速シフタ37aにより、副変速部を中立位置へ強制的にシフトさせるよう位置決めを行う。
【0043】
この副変速部の中立位置へのシフトと同時に、駐車ブレーキワイヤー68も作用しブレーキ軸アーム69bを経て駐車ブレーキ軸69を回動させ、この回動による該ブレーキ軸69の偏心部69aの作用によって旋回入力ギヤ57を押圧することにより、直進用クラッチ5と旋回用クラッチ4とが共に入りとなって駐車ブレーキが作動し、確実に車体29を停車させた状態で前記刈取装置24を駆動して畔際刈りを行わせることができる。
【0044】
このように、畔際刈りを行った後、該畔際刈りペダル66を元の位置へ復帰させることにより、駐車ブレーキの解除と同時に、副変速部を作業速位置へ強制的にシフトさせるよう位置決めを行わせることができるため、刈取走行を迅速に再開することが可能となり作業能率を向上させることができる。
【0045】
また、前記の如く、該畔際刈りペダル66を踏み込み操作することによって、副変速部を中立位置へ強制的にシフトさせるよう位置決めを行うと共に、直進用クラッチ5と旋回用クラッチ4とが共に入りとなって駐車ブレーキが作動し、確実に車体29を停車させた状態で前記刈取装置24を駆動して畔際刈りを行わせるものにおいて、該畔際刈りペダル66を元の位置へ復帰させることにより、副変速部が低速の場合は低速と中速の間の中立位置に戻り、中速の場合は中速と高速の間の中立位置に戻るよう構成させる。
【0046】
このように、畔際刈りを行った後、該畔際刈りペダル66を元の位置へ復帰させることにより、副変速部が畔際刈りペダル66を踏み込む前の元の変速位置へ戻るため、適切な刈取走行速で作業を再開することが可能となり作業能率を向上させることができる。
【0047】
また、前記の如く、該畔際刈りペダル66を踏み込み操作することによって、副変速部の変速シフトと駐車ブレーキの作動とを行うものにおいて、これらの作用順序を、まず該直進用クラッチ5と旋回用クラッチ4とが共に入り側へ作用して駐車ブレーキが作動し始め、これに続き副変速部が中立位置に強制シフトされるようタイミングを設定していることにより、坂道等で該畔際刈りペダル66を踏み込み操作しても、駐車ブレーキが作動し始めてから副変速部が中立位置となるため、車体29が坂道を転がり落ちるような危険を回避することができる。
【0048】
また、前記の如く、該畔際刈りペダル66を踏み込み操作することによって、副変速部の中立位置への強制シフトと、直進用クラッチ5と旋回用クラッチ4の入りによる駐車ブレーキの作動を行うと共に、畔際刈り後、畔際刈りぺダル66を元の位置へ復帰させることにより、副変速部を作業速位置へ強制復帰させるものにおいて、主変速部が中立位置にないときには、副変速部が作業速位置へ戻らないように牽制して構成させる。
【0049】
このような構成により、主変速部が中立位置にないとき、つまり、前記無段変速装置30により前進乃至後進駆動しているときには、畔際刈りぺダル66を元の位置へ復帰させても副変速部のギヤが噛み合わないため、車体29の急激な発進や副変速部のギヤ類の破損を防止することができる。
【0050】
また、前記の如く、該畔際刈りペダル66を踏み込み操作することによって、副変速部の中立位置への強制シフトと、直進用クラッチ5と旋回用クラッチ4の入りによる駐車ブレーキの作動を行うものにおいて、畔際刈り後、畔際刈りぺダル66を元の位置へ復帰させることにより、主変速部を中立位置へ強制復帰させると共に、副変速部を作業速位置へ強制復帰するよう構成させる。
【0051】
このような構成により、副変速部を作業速位置へ復帰させる際に主変速部が中立位置へ強制復帰されるため、主変速部が前進乃至後進駆動されている状態では副変速部のギヤが噛み合うことがなく、車体29の急激な発進や副変速部のギヤ類の破損を防止することができる。
【0052】
また、前記畔際刈りペダル66の踏み込み操作では、駐車ブレーキの作動と副変速部の中立位置へのシフトとを殆んど同時に作用させて畔際刈りを行わせるものであるが、この畔際刈りペダル66の作用の代わりを行うものとしてブレーキペダル80を配設し、このブレーキペダル80により、副変速部の中立位置への強制シフト後、駐車ブレーキの作動と前記入力軸32における畔際クラッチ33の切りにより走行動力を遮断して畔際刈りを行わせるよう構成させる。
【0053】
該ブレーキペダル80の操作機構は、図9,図10,図11に示す如く、前記操作装置25のステップ25aの下面部側板25bに固定した支持軸81により足踏み回動可能にペダルボス80bを軸承させ、このペダルボス80bから上部側へペダルアーム80aを突出させると共に、このボス80bの外周に沿って下部側から上方へ向け固定した支持ピン80cに、回動板82を接合したメタル82aを回動可能に支承して構成させる。
【0054】
該下面部側板25bに、支持軸81と適宜な間隔により支持軸83を固定し、この支持軸83に軸承したアームボス84に、このボス84を挟んで相対する主変速操作アーム84aと主変速操作アーム84bを各々接合すると共に、該主変速操作アーム84aの端部と、該操作装置25の一側に配置した主変速操作用の主変速レバー85基部の両側位置のピンf,ピンgとを、各々ピンf,g側に長孔を設けたロッド86a,86bにより連結して構成させる。
【0055】
該ブレーキペダル80の回動板82の面位置からメタル82aに向けて摺動ピン82bを接合し、この摺動ピン82bを該ペダル80の踏み込みにより摺動し回動板82を回動させるL字状の摺動ピン案内板87を、該下面部側板25bの案内可能位置に固定すると共に、該摺動ピン案内板87の摺動面形状を、該回動板82と、該アームボス84に接合した主変速操作アーム84bの端部に配置したアームピン84cとを当接・離脱可能に形成して構成させる。(図12参照)該アームボス84に接合した主変速操作アーム84aの端部側に配置したピンh,ピンkに、各々前記畔際クラッチ33をブレーキペダル80の踏み込みにより入・切作用させる畔際クラッチワイヤー88と、前記駐車ブレーキ軸69の作用により駐車ブレーキを作動させる駐車ブレーキワイヤー89とを連結係止して構成させる。
【0056】
このような構成により、ブレーキペダル80を、前記図10に示す位置まで踏み込んだときは、主変速操作アーム84aの回動によりロッド86a,86bを引下げ主変速レバー85を中立位置に規制すると共に、更に、ブレーキペダル80を、図11に示す位置まで踏み込んだときは、図12に示す如く、摺動ピン82bが摺動ピン案内板87の摺動面に沿って鎖線の位置に移動するため、回動板82はP方向に押されアームピン84cとの当接から離脱し、主変速レバー85は自由に変速シフトができる。
【0057】
この状態において、畔際クラッチワイヤー88を介して畔際クラッチ33が切りとなり主変速を停止させると共に、駐車ブレーキワイヤー89を介して駐車ブレーキを作動させることにより、確実に停車した状態で刈取装置24を駆動させて畔際刈りを行わせることができる。なお、畔際刈り用として別のペダルを設ける必要がないから畔際刈り操作を容易に行うことができる。
【0058】
また、前記ブレーキペダル80の作用構成と異なる別のブレーキペダル90の操作機構として、図13,図14に示す如く、前記操作装置25のステップ25aの下面部側板25bに固定した支持軸91により、足踏み回動可能にペダルボス90bを軸承させ、このペダルボス90bから上部側へペダルアーム90aを突出させると共に、このペダルアーム90aの端部に配置したピンmに、前記駐車ブレーキ軸69の作用により駐車ブレーキを作動させる駐車ブレーキワイヤー92を連結係止して構成させる。
【0059】
該ブレーキペダル90のペダルボス90bに固着したペダル駆動ギヤ93aと噛合連動するペダル従動ギヤ93bを、該下面部側板25bに固定した支持軸94に軸承する扇状の回動板95に固着すると共に、この回動板95の外周部にそって設けた長穴に摺動可能に配置したピンpと、前記主変速レバー85基部に配置したピンqとを、このピンq側に長孔を設けたロッド96によって連結係止して構成させる。
【0060】
このような構成により、ブレーキペダル90の踏み込み操作初期に、ペダル駆動ギヤ93aとペダル従動ギヤ93bの連動により、ロッド96が回動板95の長孔端部によって引かれ主変速レバー85が中立位置へ強制シフトされ、更に、該ペダル90を踏み込み操作すると、支点越えにより回転変位した回動板95の長孔内をロッド96の下端位置のピンpが移動できるようになるため、主変速レバー85の中立位置での拘束が解除され前進操作できるようになる。従って、単一の該ペダル90操作による停車と、停車後の畔際刈りとを行うことができる。
【0061】
また、図16に示す如く、前記と異なる走行用ミッションケース97のギヤ連動機構について、油圧式無段変速装置から入力ギヤ98へ入力した動力は副変速部を経て操向センタギヤ99へ伝動し、このセンタギヤ99の動力を油圧駆動による左右の操向クラッチ100の入りにより各々車軸ギヤ101へ伝達し直進走行させると共に、該左右の操向クラッチ100の入・切と連動して油圧駆動による左又は右の走行ブレーキ102の制動により旋回走行可能に構成させる。
【0062】
図17に示す如く、該操向クラッチ100と走行ブレーキ102を各々作動させる比例電磁油圧弁103と、主変速レバーの変速位置を検出する主変速ポジションセンサ104と、パワステレバーの傾動位置を検出するパワステポジションセンサ105と、駐車ブレーキペダルの踏み込みを検出するペダルスイッチ106とをコントローラ107に接続すると共に、該主変速レバーが中立位置にシフトされていないときは駐車ブレーキを解除不能に構成させる。
【0063】
このような構成とすることにより、従来の如く、駐車ブレーキペダルの踏み込みを戻すときに、主変速レバーが中立位置にシフトされていないときは、ギヤ連動機構が作用しているから、操向クラッチ100への衝撃と摩耗や急発進による飛び出し、及び左右の操向クラッチ100のバランス不良による一方向への急発進等様々な不具合が発生していたが、この不具合を、該主変速レバーの中立位置以外へのシフトでは、駐車ブレーキを解除不能にすることにより防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 走行用ミッションケースのギヤ連動機構における伝動状態を示す正面展開図。
【図2】 走行用ミッションケースのギヤ連動機構における伝動状態を示す側面配置図。
【図3】 操向クラッチ回転数を検出する被検出部と検出手段の関係を示す部分配置図。
【図4】 図3と異なる回転数の検出を行う被検出部と検出手段の関係を示す部分線図。
【図5】 副変速部と駐車ブレーキを作用させる畔際刈りペダルの踏機構を示す側面図。
【図6】 副変速部と駐車ブレーキの作用を行うミッションケースの機構を示す背面図。
【図7】 副変速部と駐車ブレーキの作用を行うミッションケースの機構を示す側面図。
【図8】 副変速部と駐車ブレーキの作用を行うミッションケースの機構を示す平面図。
【図9】 別のブレーキペダルによるブレーキ作動と走行遮断の作用機構を示す側面図。
【図10】 別のブレーキペダルによるブレーキ作動と走行遮断の作用機構を示す側面図。
【図11】 別のブレーキペダルによるブレーキ作動と走行遮断の作用機構を示す側面図。
【図12】 別のブレーキペダルによる主変速の中立保持から解除状態を示す部分作用図。
【図13】 更に、別のブレーキペダルによる主変速の中立保持の作用機構を示す側面図。
【図14】 更に、別のブレーキペダルによる主変速の中立解除の作用機構を示す側面図。
【図15】 コンバインにおける全体構成を示す側面図。
【図16】 別の走行用ミッションケースのギヤ連動機構での伝動状態を示す正面展開図。
【図17】 操向クラッチ及びブレーキ関係の自動制御作用を行う電気回路のブロック図。
【符号の説明】
1 操向クラッチ
2 車軸ギヤ
3 差動ギヤ機構
4 旋回用クラッチ
5 直進用クラッチ
6 走行用ミッションケース
7 被回転数検出部
8 回転数検出手段
9 直進入力ギヤ
10 クラッチ出力ギヤ
11 被回転数検出部
12 回転数検出手段
Claims (1)
- 走行用ミッションケース(6)に、左右の操向クラッチ(1)と、旋回内側の車軸ギヤ(2)に差動回転を与える差動ギヤ機構(3)と、この差動ギヤ機構(3)を差動回転させる旋回用クラッチ(4)と、差動ギヤ機構(3)を非差動回転させる直進用クラッチ(5)とを設け、前記左右の操向クラッチ(1)に、この左右の操向クラッチ(1)の旋回走行時の回転数を検出する被回転数検出部(7)を各々設け、この左右の被回転数検出部(7)によって該左右の操向クラッチ(1)の回転数を各別に検出する左右の回転数検出手段(8)を走行用ミッションケース(6)の外壁に設け、前記直進用クラッチ(5)の直進入力ギヤ(9)と旋回用クラッチ(4)及び直進用クラッチ(5)のクラッチ出力ギヤ(10)の旋回走行時の回転数を各々検出する被回転数検出部(11)を前記走行用ミッションケース(6)の外側に設け、この被回転数検出部(11)によって該直進入力ギヤ(9)とクラッチ出力ギヤ(10)の回転数を各別に検出する単一の回転数検出手段(12)を設けたことを特徴とする移動農機等の走行伝動装置。
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