JP4238355B2 - 移動体経路分散プログラム、移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および移動体経路分散装置、ならびにナビゲーションプログラム、ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびナビゲーション装置 - Google Patents

移動体経路分散プログラム、移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および移動体経路分散装置、ならびにナビゲーションプログラム、ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびナビゲーション装置 Download PDF

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Description

この出願の発明は、車や人などの移動体の経路誘導を行う各種ナビゲーションに有用な、各移動体の移動経路を集中管理して移動体群を適切に分散させることのできる、新しい移動体経路分散プログラム、移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および移動体経路分散装置、ならびに新しいナビゲーションプログラム、ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびナビゲーション装置。
昨今の車載用のナビゲーション装置としては、たとえば経路選択の段階において混雑情報を併用して所要時間が1番短い経路を選択するというアルゴリズムを採用したものが知られている(たとえば非特許文献1参照)。
http://www.alpine.co.jp/alpine/navi03/dvd099/n9_index.html
しかしながら、このようなナビゲーション装置が同時に多数動作すると、混雑していないようにみえる移動路に移動体が集中してかえって混雑を引き起こすことになりかねない。すなわち、従来のナビゲーション装置はそれが搭載された移動体のみを他の移動体の経路誘導とは全く関係なく経路誘導する、つまり多数の移動体を各々独立に経路誘導するため、同時に動作して同一ないしは近接した経路を選択すると、一部の移動路に移動体が集中して混雑が起きてしまうのである。
また、道路交通情報通信システム(VICS:Vehicle Information and Communication System)による情報などの、移動路や経由地での付帯設備の混雑状況に関する情報が利用可能な場合にあっても、多数のナビゲーション装置がその混雑情報を併用して最適経路を選択すると、現時点で提示された情報では混雑していないようにみえる移動路や付帯設備に移動体が集中し、やはりかえって混雑が発生する恐れがある。
そこで、以上のとおりの事情に鑑み、この出願の発明は、各移動体の移動経路を集中管理して移動体群を適切に分散させることのできる、新しい移動体経路分散プログラム、移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および移動体経路分散装置、ならびに新しいナビゲーションプログラム、ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびナビゲーション装置を提供することを課題としている。
この出願の発明は、上記の課題を解決するものとして、第1には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:ある移動路へある時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、B:算出された移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、C:大きいと判定された移動路を移動する予定の移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、およびD:選択した移動体に、大きいと判定された前記移動路とは別の移動
路を迂回路として提示する迂回路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第2には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびL:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第3には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、K:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびL:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第4には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路とし
て選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、L:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、M:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、N:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびO:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第5には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびM:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第6には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算
出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、K:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、L:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびN:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第7には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびP:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第8には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する
出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびM:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第9には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、L:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびM:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第10には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有
する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびP:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第11には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびN:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第12には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望す
る出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、L:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、M:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、N:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびO:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第13には、移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、N:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、O:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、P:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の
最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびQ:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラムを提供する。
第14には、前記移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
第15には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:ある移動路へある時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、B:算出された移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、C:大きいと判定された移動路を移動する予定の移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、およびD:選択した移動体に、大きいと判定された前記移動路とは別の移動路を迂回路として提示する迂回路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第16には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびL:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第17には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動
体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、K:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびL:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第18には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、L:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、M:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、N:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびO:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第19には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報
に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびM:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第20には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、K:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、L:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびN:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第21には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびP:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第22には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびM:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第23には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
L:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびM:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第24には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびP:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第25には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路
を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびN:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第26には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、L:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、M:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、N:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、およびO:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第27には、移動体の経路を分散させる装置であって、A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと
判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、N:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、O:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、P:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、およびQ:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段を有することを特徴とする移動体経路分散装置を提供する。
第28には、前記移動体経路分散プログラムにより選択された最適経路および最適迂回経路に基づいてナビゲーションを行う手段として、コンピュータを機能させることを特徴とするナビゲーションプログラムを提供する。
第29には、前記移動体経路分散プログラムにより選択された最適経路および最適迂回経路に基づいてナビゲーションを行う手段として、コンピュータを機能させることを特徴とするナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
第30には、前記移動体経路分散装置により選択された最適経路および最適迂回経路に基づいてナビゲーションを行うことを特徴とするナビゲーション装置。
上記第1の移動体経路分散プログラムによれば、各移動体の移動経路を集中管理して、許容範囲を超える移動体数が流れ込む恐れのある移動経路を的確に予測し、その移動経路へ流れる予定の移動体の一部を他の移動経路へ導くことで、移動体経路を的確に分散させて、移動体群の同一時刻での同一経路への集中を抑制し、効果的な移動体群分散を実現できるようになる。
上記第2の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況の変化に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、他の迂回経路を移動体に提示することで、より効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第3の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況の変化に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、他の迂回経路を確率的に分散させて移動体に提示することで、より効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第4の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況の変化に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予
測し、他の迂回経路を移動体に単に提示するだけでなく、確率的に分散させて提示することもでき、より効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第5の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況の変化に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、その予測時に適切な迂回経路を新たに生成し直し、それを移動体に提示することで、さらに効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第6の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況の変化に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、その予測時に適切な迂回経路を新たに生成し直し、それを確率的に分散させて移動体に提示することで、さらに効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第7の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況の変化に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、その予測時に適切な迂回経路を新たに生成し直し、それを移動体に単に提示するだけでなく、確率的に分散させて提示することもでき、さらに効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第8の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況ならびに時々刻々と変化する移動経路上の混雑状況に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、他の迂回経路を移動体に提示することで、より一層効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第9の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況ならびに時々刻々と変化する移動経路上の混雑状況に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、他の迂回経路を確率的に分散させて移動体に提示することで、より一層効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第10の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況ならびに時々刻々と変化する移動経路上の混雑状況的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、他の迂回経路を移動体に単に提示するだけでなく、確率的に分散させて提示することもでき、より一層効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第11の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況ならびに時々刻々と変化する移動経路上の混雑状況に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、その予測時に適切な迂回経路を新たに生成し直し、それを移動体に提示することで、さらに一層効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第12の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動す
る移動体の移動状況ならびに時々刻々と変化する移動経路上の混雑状況に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、その予測時に適切な迂回経路を新たに生成し直し、それを確率的に分散させて移動体に提示することで、さらに一層効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第13の移動体経路分散プログラムによれば、上記第1のプログラムと同様な効果が得られるとともに、先に最短所要時間の最適経路を提示しておき、それに従って移動する移動体の移動状況ならびに時々刻々と変化する移動経路上の混雑状況に的確に対応して、オーバーフローする恐れのある最適経路を予測し、その予測時に適切な迂回経路を新たに生成し直し、それを移動体に単に提示するだけでなく、確率的に分散させて提示することもでき、さらに一層効果的な移動体群分散を実現することができる。
上記第14の移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記のとおりに優れた移動体群分散が可能な上記第1〜第13のプログラムを記録したフレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROMなどの記録媒体を実現できる。
上記第15〜第27の移動体経路分散装置によれば、上記第1〜第13の移動経路分散プログラムと同様な効果が得られる。
上記第28のナビゲーションプログラムによれば、上記第1〜第13の移動体経路分散プログラムと同様な効果が得られるとともに、その分散化させた最適経路および最適迂回経路に基づいて車や人等の移動体に対する的確なナビゲーションを実現することができるようになる。
上記第29のナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によれば、上記第1〜第13の移動体経路分散プログラムと同様に優れた最適経路および最適迂回経路の分散化が可能で、且つその最適経路および最適迂回経路に基づいて車や人等の移動体に対する的確なナビゲーションが可能なナビゲーションプログラムを記録したフレキシブルディスクやCD−ROM、DVD−ROMなどの記録媒体を実現できる。
上記第30のナビゲーション装置によれば、上記第15〜第27の移動体経路分散装置と同様な効果が得られるとともに、その分散化させた最適経路および最適迂回経路に基づいて車や人等の移動体に対する的確なナビゲーションを実現することができるようになる。
以下、図1〜図5を適宜参酌しながら、この出願の発明の一実施形態について詳細に説明する。
<候補経路算出処理>
図1の実施形態では、まず、各移動体の候補経路を生成するために、候補経路生成部(100)(前記候補経路生成手段に該当)、現在地情報受信回路(101)(前記現在地情報入力手段および前記現在地情報受信手段に該当)、移動希望情報受信回路(102)(前記移動希望情報入力手段および移動希望情報受信手段に該当)および地図データメモリ(103)が具備されている。
これにおいて、各移動体から、現在地情報受信回路(101)により各移動地の現在地に関する情報をリアルタイムで受信し、移動希望情報受信回路(102)により各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信して内部メモリ等に入力
する。現在地情報については、たとえば、GPS(Global Positioning System)やBATシステム、あるいはIDタグリーダなどを用いてリアルタイムで検出される移動体の現在位置の情報を考慮できる。出発地情報については、たとえば、現在位置と同一の地点であればこの現在地情報を用い、現在位置とは別の地点であれば別途各移動体にて明示的に入力された出発位置の情報を考慮できる。経由地情報および目的地情報については、たとえば、各移動体にて明示的に入力されたけ経由位置および目的位置の情報を考慮できる。
そして、これら受信した現在地情報および移動希望情報に基づいて、出発地から経由地を経由して目的地へと至る移動経路の候補を、候補経路生成部(100)により複数個算出する。
ここで、各移動体の名称や番号等の識別情報も上記各種情報とともに受信され、この識別情報により識別される各移動体毎に候補経路の算出が実行される。
また、経路算出には、地図データメモリ(地図データベースとも呼べる)(103)に予め記憶されている地図データを利用する。地図データについては、たとえば、地図上の各移動路の始点、終点、長さ、広さ、幅、一度に通過可能な移動体数、混雑がない場合の最低所要移動時間、移動体の始点・終点における移動路同士の接続方向および通過可能な移動体数などの情報を考慮でき、たとえば図2に例示したように、移動路上の地点をvとし、移動路をその始点viと終点vjを表す地点の番号を用いて ei,j と表す。ここで、図2中のv1とv2のように両方向への移動が可能である場合には、移動路e1,2および移動路e2,1として区別する。また、図2中のv1からv3のように一方向にしか移動できない場合には、e1,3のみが地図データメモリ(103)に登録される。候補経路は、このような移動路eが複数繋がった経路である。
以上の候補経路算出処理が実行されるのは、新たな移動体の誘導を開始する際はもちろんのこと、移動体の目的地(経由地を含む)に変更があった場合にも実行される。また、移動体の移動に伴い移動体の現在位置が順次移動するわけであるが、移動体の移動に伴い候補経路も適宜算出し直される。すなわち、移動体のそれぞれの時点の現在位置から、まだ訪問していない経由地を経由して、目的地へと至る経路が適宜再計算され、次に述べる経路データベース(200)内部の情報を更新する。
<経路情報蓄積処理(経路データベース)>
続いて、たとえば図3に例示したように、各移動体毎に、その識別情報m、現在地、出発地v、経由地v、目的地v、候補経路pathに関する情報を全て、経路データベース(200)(前記情報記憶手段に該当)に蓄積する。候補経路pathに関する情報は、上記のように表現される移動路e群のデータである。
経路データベース(200)に蓄積されるデータは、候補経路算出処理で述べたように、候補経路が再計算される度に更新される。
また、図3の例では、リアルタイムで受信入力される現在地が常に現時刻での出発地として認識されて蓄積されるようになっており、つまり現在地と出発地とは同一であるとして、現在地が更新される度に出発地も更新される。
<所要時間算出処理>
続いて、移動体毎に各候補経路の所要時間を算出する。
図1の実施形態では、この算出のために所要時間算出部(300)(前記所要時間算出手段に該当)が具備されており、この所要時間算出部(300)により、各候補経路の所
要時間、より具体的には上記経路データベース(200)に格納されている各候補経路pathに含まれる各移動路eを通過するのに必要な時間を算出する。算出した所要時間は、経路データベース(200)に格納してもよい。
このとき、各移動路eに関して、道路交通情報センターからのVICS(Vehicle Information and Communication System)情報を代表とする混雑情報をリアルタイムで受信して内部メモリ等に入力し、その混雑情報に基づいて所要時間を算出修正するようにしてもよい。また、一歩先の混雑状況を予測し、その混雑予測情報に基づいて所要時間を算出修正するようにしてもよい。
これらのために、図1の実施形態では、混雑情報受信回路(301)および混雑予測情報提供部(302)(前記混雑情報入力手段および前記混雑情報受信手段に該当)が具備されている。混雑予測情報提供部(302)は、たとえば、別途構築された混雑予測情報装置や情報センター等の外部からの混雑予測情報を受信して内部メモリ等に入力し、あるいは自ら混雑予測アルゴリズム等により混雑予測情報を算出し、それを所要時間計算部(300)に与える。
予測処理には、たとえば、混雑情報受信回路(301)により受信したVICS情報等の混雑情報を用いることができ、また後述の混雑情報データベース(600)に蓄積された混雑情報を用いることもできる。
<最適経路選択・提示処理>
続いて、算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択し、それを各移動体に提示する。
図1の実施形態では、このために最適経路選択部(400)および経路情報送信回路(500)(前記最適経路選択手段および前記最適経路提示手段に該当)が具備されており、これらによって、移動体毎に、上記算出した各移動路eの所要時間を足し合わせて最短の所要総時間となる候補経路pathを最適経路として選択し、該当する移動体に送信して提供する。選択されなかった他の候補経路は、その移動体用の迂回経路となる。
たとえば、図3においてpath1,1が最短所用総時間であれば、それが最適経路として移動体m1に提供される。
<混雑情報蓄積処理(混雑情報データベース)>
続いて、上記最適経路およびその所要時間を移動体毎に記憶する。より具体的には、上記算出した所要時間に基づき、各移動体の最適経路毎に且つその経路途中の移動路の通過時間毎に移動体識別情報を混雑情報として記憶する。
図1の実施形態では、このために混雑情報データベース(600)(前記情報記憶手段に該当)が具備されており、たとえば図4に例示したように、各移動路e毎に算出された上記所要時間に基づいて、各移動路eに到着する予定時刻(各移動路eを通過する予定時刻tとも呼べる)を算出し、その予定時刻tおよび移動路e毎に移動体の識別情報mを格納する。すなわち、各到着予定時間帯毎に各々の移動路上を通過する予定の移動体の名称や番号が格納されるのである。
ここで、移動路ei,jと予定時刻tkとの組を時空間素<ei,j,tk>と呼ぶこととする。この用語を使うと、混雑情報データベース(600)には各々の時空間素に対してその時空間素を通過予定の移動体の識別情報が格納されると言える。
なお、予定時刻tの算出は、所要時間算出部(300)あるいは別途の予定時刻算出手段(図示なし)により実行してもよい。
また、この混雑情報蓄積処理と上記最適経路選択処理とは、順番が前後しても同時進行であってもよい。
<移動体数算出処理>
続いて、上記混雑情報データベース(600)に記憶した最適経路の所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する。すなわち、混雑情報データベース(600)に格納される全ての時空間素に対して移動体数を算出するのである。
このとき、上記経路データベース(200)に記憶した各移動体の現在地情報をも用いる。実際の移動体の現在地は時々刻々と変化しているので、そのリアルタイムで受信入力した現在地から移動路eへの到達予定時刻を逐次算出し、上記記憶してある到達予定時間tと異なる場合にはそれと入れ替えて蓄積し、常に正確な予定時刻tにて移動体数を算出できるようにする。
図1の実施形態では、この算出処理のために移動体数算出部(700)(前記移動体数算出手段)が具備されており、これによって、上記混雑情報データベース(600)に蓄積されている時空間素<ei,j,tk>毎の移動体の数を算出する。算出した移動体数は各時空間素の混雑度合いを表しているので、ここでは混雑度G(ei,j,tk)と呼ぶこととする。
混雑度Gについては、移動体数nを用いて、たとえばlog(n)、√n、max(n,l)(但しlは定数)などの計算結果n’を混雑度Gとしてもよく、また、混雑情報や混雑予測情報が利用可能な場合には(上記混雑情報受信回路(301)や混雑予測情報提供部(302)から提供されるもの)、その情報に含まれる混雑を表す数値、たとえば同一移動路ei,j上にある現在の移動体数や予測される移動体数、に上記nやn’を加えたものを混雑度Gとすることも可能である。このように混雑度Gの算出には各種計算手法が可能であるが、少なくとも移動体数nを利用していればよい。
算出された混雑度G(ei,j,tk)は、時空間素<ei,j,tk>毎に混雑情報データベース(600)に蓄積される。
なお、この混雑度算出処理は、他の処理とは独立して且つ並列に実行されるのが望ましい。
<経路群調整処理>
続いて、算出された移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定し、大きいと判定された移動路を移動する予定の移動体、つまり当該移動路を有する最適経路を提示した移動体に対して、大きいと判定された移動路とは別の移動路、つまり当該移動路を有しない別の迂回経路を、たとえば確率的に分散して、提示する。
図1の実施形態では、このために経路群調整部(800)(前記移動体数判定手段、前記移動体選択手段、前記迂回所要時間算出手段、前記迂回経路選択手段、前記迂回経路判定手段、第一迂回経路選択手段、前記第二迂回経路選択手段および前記迂回経路生成手段に該当)が具備されており、これによって、混雑情報データベース(600)の蓄積データを常時監視し、混雑が予想される移動路eが存在する場合には、その移動路eを通過予定の移動体に対して、上記提示した最適経路以外の候補経路、つまり迂回経路を経路情報
送信回路(500)(前記迂回路提示手段および前記迂回経路提示手段に該当)を介して提示する。
より具体的には、以下に説明するアルゴリズムを用いて実行される。図5は、このアルゴリズムの処理フローを示したものである。
[1]混雑情報データベース(600)に格納されている時空間素を、その混雑度Gが大きいものから順番に並べる(図5中のステップS1)。
[2]全ての時空間素に調整済マークが付いているか否かを判定し(図5中のステップS2)、付いていれば調整処理を終了する(図5中のステップS3)。全ての経路調整が既に終わっているからである。付いていなければ次のステップに進む。
[3]調整済マークの付されていない時空間素のうち、最も混雑度の大きい時空間素<ei,j,tk>を選び出す(図5中のステップS4)。
[4]この時空間素<ei,j,tk>の混雑度G<ei,j,tk>が予め定められた許容移動体数としての最大許容混雑度Gmaxより大きいか否かを判定し(図5中のステップS5)、小さければ調整処理を終了する(図5中のステップS6)。Gmaxより小さければ許容範囲内の移動体数なので経路調整する必要がないからである。大きければ次の処理[5](図5中のステップS7)に進む。
[5]上記処理[3]で選択された時空間素<ei,j,tk>を通過予定の移動体を混雑情報データベース(600)から検索し、検索されたn個の移動体pi(1≦i≦n)それぞれの迂回経路のリストlを経路データベース(200)から検索する(図5中のステップS7)。迂回経路リストlは、移動体の候補経路全体から現在選択されている上記最適経路を除いたもの、つまり経路データベース(200)に迂回経路として格納されているものである。
たとえば、図4において調整済マークのない時空間素のうちで最も大きいGmax以上の混雑度を持つ時空間素が<e1,2,t1>であると仮定した場合、m1,m17,m34という3個の移動体それぞれの迂回経路リストlが取得される。移動体m1については、図3においてpath1,1、path1,2、path1,3、path1,4が迂回経路であり、path1,1が上記最適経路選択処理にて既に選択された最適経路であると仮定した場合、迂回経路リストlはpath1,2、path1,3、path1,4となる。
[6]この迂回経路リストlに属する迂回経路のうち、調整済マークが付いている時空間素を含んだものは、リストlから削除する(図5中のステップS8)。
[7]n個の移動体piそれぞれに関して、迂回経路リストlの中の各迂回経路の所要時間を計算する(図5中のステップS9)。この計算は所要時間計算部(300)により実行してもよい。
[8]n個の移動体piそれぞれに関して、下記I)II)の両条件を満たす迂回経路が、迂回経路リストlの中に存在するか否かを判定する(図5中のステップS10)。
I)混雑情報データベース(600)に格納されている現在の最適経路より所要時間が短い。
II)他の迂回経路より所要時間が短い。
条件充足迂回経路が存在する場合には、その迂回経路を移動体piの最適迂回経路として混雑情報データベース(600)に登録し(図5中のステップS11)、処理[11](図5中のステップS14)へ進む。
このような迂回経路が全く存在しない場合には、次の処理[9](図5中のステップS12)へ進む。
[9]n個の移動体piのうちから、各移動体に等しい割合で確率的にq個の移動体を選び出す(図5中のステップS12)。たとえば、正の整数値を取る乱数列rjを生成し、sj=mod(rj/n)(modは剰余を計算する関数)を計算する。この数列sjの重複しない最初のq個を添え字とする移動体pi(i=sj)を選び出す。
[10]選び出されたq個の移動体pi各々に対して、その迂回経路リストlの中で、上記[7]で計算された所要時間が一番短いものを選択し、それを移動体piの最適迂回経路として混雑情報データベース(600)に登録する(図5中のステップS13)。
[11]上記処理[7]〜[10](図5中のステップS9〜S13)の結果、登録された最適迂回経路に含まれる時空間素<ei,j,tk>の混雑度がGmaxより小さくなったか、つまりまだ大きいままか否かを判定し(図5中のステップS14)、小さくなったと判定されば次の処理[12](図5中のステップS15)に進む。小さくならずまだ大きいままであれば、上記処理[9][10](図5中のステップS12,S13)を予め定められたある最大回数まで繰り返し、その途中で混雑度がGmaxより小さくなった場合には繰り返しを中止して、次の処理[12](図5中のステップS15)に進む。
[12]以上の処理[5]〜[11]を行った時空間素<ei,j,tk>に、調整済みを意味するマーク(調整済マークと呼ぶこととする)を付ける(図5中のステップS15)。
[13]以上の調整変更があった迂回経路に関連する全ての時空間素に対して混雑度Gを計算し直し、混雑情報データベース(600)に登録する(図5中のステップS16)。この計算は移動体数算出部(700)により実行してもよい。
[14]上記[1]に戻る。
そして、以上のアルゴリズムにより最適迂回経路(新たな最適経路とも呼べる)が定められた場合には、その最適迂回経路を該当する移動体へ経路情報送信回路(500)により送信する。
図6は、上記経路調整部(800)による経路群調整の一例を概念的に示したものであり、楕円で囲った移動路にて混雑が発生すると予想された場合、つまり上記のとおりにGがGmaxを超えると判断された場合に(左側図)、その移動路を通過予定の移動体、つまりその移動路を含んだ最適経路Riを移動する移動体miの中から、確率的にGmaxを超えた数の移動体(図6ではm1,m3,m5)を選択し、それらに対して、Gmaxを超えていない他の移動路を含む最適迂回経路R* iを提示している。
以上によれば、混雑度が既定値より大きくなるか否かを的確に予測し、大きくなると予測されると、つまり許容範囲を超える移動体数が流れ込む恐れがある移動経路が発見されると、その移動経路へ流れる予定の移動体の一部を適切な迂回経路へ導くことができ、よって、効果的な移動体群分散を実現できるのである。
なお、処理[5]〜[8](図5中のステップS7〜S11)は行わずに、処理[4](図5中のステップS5)から直接処理[9]〜[11](図5中のステップS12〜S14)を実行するアルゴリズムとしてもよい。すなわち、Gmaxより大きいと判定されたGを持つ時空間素がある場合に、その時空間素を持つ最適経路が既に提示されている移動体の中から、上記のとおりにGmaxを超える数の移動体を確率的に選択し、その移動体毎に、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択してデータベース登録する。後は、処理[11]を実行すればよい。
また、迂回経路については、処理[5]のように経路データベース(200)に予め記憶されているものを用いるのではなく、処理[4]にてGがGmaxより大きいと判定された際、つまり混雑が発生すると予測された際に、その移動路eを有する最適経路を移動している移動体の現時点での現在地情報および移動希望情報に基づいて新たに迂回経路を算出し、さらにその所有時間を現時点での混雑情報をも考慮して算出し、その中から現時点の最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択し、データベース登録するようにしたアルゴリズムも使用可能である。
また、これら各種アルゴリズムによる経路群調整処理については、混雑情報データベース(600)の蓄積データを常時監視し、混雑が予想される場合に自動的に起動されるような実施形態が望ましい。
<中央管理ナビゲーション形態>
以上のとおりのこの出願の発明は、たとえば図7および図8に例示したように、中央情報サーバと移動体との無線通信によって中央管理ナビゲーションを行うシステム形態とすることが可能である。
この中央管理システムを例示した図8では、中央情報サーバSに、上記現在地情報受信回路(101)、移動希望情報受信回路(102)、混雑情報受信回路(301)、混雑予測情報提供部(302)および経路情報送信回路(500)、ならびに便宜上図示していないが上記候補経路生成部(100)、地図データメモリ(103)、経路データベース(200)、所要時間算出部(300)、最適経路選択部(400)、混雑情報データベース(600)、移動体数算出部(700)および経路群調整部(800)を具備させ、移動体C1,C2,C3,・・・(移動体が搭載もしくは携帯するナビゲーションデバイスなど)には、移動希望情報送信回路(900)、経路情報受信回路(901)およびディスプレイ(902)を具備させる。
中央情報サーバSでは、現在地情報、移動希望情報、混雑情報、経路情報の全てを一元管理して、上述したとおりに各移動体C1,C2,C3,・・・それぞれに適した最適経路および最適迂回経路を算出し、それらを各移動体に適宜提供するようになっており、各移動体C1,C2,C3,・・・では、適宜入力した移動希望情報を移動希望送信回路(900)により中央情報サーバSに送信し、中央情報サーバSからの適宜の最適経路および最適迂回経路を経路情報受信回路(901)により受信して、それをディスプレイ(902)に表示させるとともに、各経路に従った表示案内や音声案内等によるナビゲーションを行う。
なお、中央情報サーバSに設けられた現在地情報受信回路(101)については、中央情報サーバSおよび移動体C以外に別途設けられた位置検出装置や外部情報サーバなどの外部(図示なし)から各移動体の現在位置の情報を受信入力したり、移動体C自体に設けられた各種位置検出器および現在地情報送信手段(図示なし)によりリアルタイムで検出され送信されてくる現在位置の情報を受信入力したりする。
以上により、各移動体の集中管理による移動体群分散が可能な中央管理ナビゲーションを実現することができる。もちろんこの図8に示した中央管理システムの構成は一例に過ぎず、各機能の振り分けについては様々な態様が可能である。
この出願の発明は以上の実施形態に限定されるものではなく、細部については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
以上詳しく説明したとおり、この出願の発明によって、各移動体の移動経路を集中管理して調整し、移動体群を適切に分散させることのできる、新しい移動体経路分散プログラム、移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体および移動体経路分散装置、そしてさらに、その移動体経路分散に基づいてより効率の良い自動ナビゲーションを実現することのできる、新しいナビゲーションプログラム、ナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体およびナビゲーション装置が提供される。
これらのプログラムや装置によって、上述した各処理を実行可能な中央情報サーバなどを構築することができ、各移動体から無線受信等により入力された移動体情報に基づいて生成した移動経路の群を集中管理により分散調整して、移動体群の一極集中を抑制した分散ナビゲーションを実現できるのである。
これによれば、自動車の効率的な分散ナビゲーションはもちろんのこと、イベント会場やオフィス等の屋内あるいは街角における人に対する的確な分散ナビゲーションをも実現でき、人の流れの効率向上を図れるようになる。
またさらには、工場・倉庫・船舶・航空機・宇宙船などにおける、物品の移動・運搬に係わる移動運搬装置の流れの効率向上を図れるようになる。
この出願の発明の一実施形態について説明するための機能ブロック図である。 地図データについて説明するための図である。 経路データベースに記憶されるデータについて説明するための図である。 混雑情報データベースに記憶されるデータについて説明するための図である。 経路群調整アルゴリズムについて説明するためのフロー図である。 経路群調整による移動体群分散の一例について説明するための概念図である。 この出願の発明の一実施形態である中央管理ナビゲーションについて説明するための図である。 この出願の発明の一実施形態である中央管理ナビゲーションについて説明するための図
符号の説明
100 候補経路生成部
101 現在地情報受信回路
102 移動希望情報受信回路
103 地図データメモリ
200 経路データベース
300 所要時間算出部
301 混雑情報受信回路
302 混雑予測情報提供部
400 最適経路選択部
500 経路情報送信回路
600 混雑情報データベース
700 移動体数算出部
800 経路群調整部
900 移動希望情報送信回路
901 経路情報受信回路、
902 ディスプレイ

Claims (28)

  1. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    L:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  2. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    K:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    L:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  3. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    L:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    M:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    N:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    O:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  4. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    M:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  5. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    K:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    L:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    N:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  6. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    P:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  7. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、
    E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    M:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  8. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、
    E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    L:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    M:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  9. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、
    E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    P:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  10. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、
    E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    N:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  11. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、
    E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    L:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    M:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    N:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    O:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  12. 移動体の経路を分散させるためにコンピュータを、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで入力する現在地情報入力手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を入力する移動希望情報入力手段、
    C:入力した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を入力する混雑情報入力手段、
    E:入力した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段
    N:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    O:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    P:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    Q:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    として機能させることを特徴とする移動体経路分散プログラム。
  13. 請求項1ないし12のいずれかに記載の移動体経路分散プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  14. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    L:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  15. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    K:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    L:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  16. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    K:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    L:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    M:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    N:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    O:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  17. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    M:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  18. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    K:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    L:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    N:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  19. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    E:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    F:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    G:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    H:記憶した各移動体の前記現在地情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    I:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    J:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    K:現時点での記憶した前記現在地情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    L:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    P:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  20. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、
    E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    M:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  21. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、
    E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    L:選択した移動体毎に、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    M:選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  22. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、
    E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびに前記最適経路として選択されたもの以外の候補経路を迂回経路として記憶し、ならびにこれら最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、記憶した前記迂回経路の所要時間を再算出する迂回所要時間算出手段、
    L:再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    M:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    N:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    O:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により再算出した所要時間に基づき、記憶した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    P:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  23. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、
    E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    N:選択した迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  24. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、
    E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている前記移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    L:選択した移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    M:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    N:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する迂回経路選択手段、および
    O:選択した最適迂回経路を各々該当する前記移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  25. 移動体の経路を分散させる装置であって、
    A:各移動体の現在地に関する情報をリアルタイムで受信する現在地情報受信手段、
    B:各移動体が移動希望する出発地、経由地および目的地に関する情報を受信する移動希望情報受信手段、
    C:受信した現在地情報および移動希望情報に基づき、各移動体毎に複数の候補経路を生成する候補経路生成手段、
    D:生成した各候補経路を構成する各移動路に関する混雑情報を受信する混雑情報受信手段、
    E:受信した混雑情報に基づき、前記候補経路の所要時間を算出する所要時間算出手段、
    F:算出した各候補経路の所要時間に基づき、最短の所要時間を有する候補経路を最適経路として選択する最適経路選択手段、
    G:選択した最適経路を各移動体に提示する最適経路提示手段、
    H:移動体毎に前記現在地情報、前記移動希望情報、前記混雑情報および前記最適経路を記憶し、ならびにこの最適経路および迂回経路の前記所要時間を記憶する情報記憶手段、
    I:記憶した各移動体の前記現在地情報、前記混雑情報および前記最適経路の前記所要時間に基づき、当該最適経路を構成する各移動路へ同一時間に到達する予定の移動体の数を算出する移動体数算出手段、
    J:算出した移動体数が既定の許容移動体数より大きいか否かを各移動路毎に判定する移動体数判定手段、
    K:大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体毎に、現時点での記憶した前記現在地情報および前記移動希望情報に基づき、大きいと判定された前記移動路を有しない別の複数の候補経路を新たな迂回経路として生成する迂回経路生成手段、
    L:現時点での記憶した前記現在地情報および前記混雑情報に基づき、生成した前記迂回経路の所要時間を算出する迂回所要時間算出手段、
    M:算出した所要時間に基づき、現時点での前記最適経路よりも所要時間の最も短い迂回経路があるか否かを判定する迂回経路判定手段、
    N:迂回経路判定手段により迂回経路があると判定された場合には、当該迂回経路を最適迂回経路として選択する第一迂回経路選択手段、
    O:迂回経路判定手段により候補経路がないと判定された場合には、前記移動体判定手段により大きいと判定された移動路を有する最適経路が前記最適経路提示手段により既に提示されている移動体の中から、前記許容移動体数を超える数の移動体を確率的に選択する移動体選択手段、
    P:選択した移動体毎に、前記迂回所要時間算出手段により算出した所要時間に基づき、前記迂回経路生成手段により生成した前記迂回経路の中から、所要時間の最も短い迂回経路を最適迂回経路として選択する第二迂回経路選択手段、および
    Q:前記第一迂回経路により選択した最適迂回経路または前記第二迂回経路選択手段により選択した最適迂回経路を各々該当する移動体に提示する迂回経路提示手段
    を有することを特徴とする移動体経路分散装置。
  26. 請求項1ないし12のいずれかに記載の移動体経路分散プログラムにより選択された最適経路および最適迂回経路に基づいてナビゲーションを行う手段として、コンピュータを機能させることを特徴とするナビゲーションプログラム。
  27. 請求項1ないし12のいずれかに記載の移動体経路分散プログラムにより選択された最適経路および最適迂回経路に基づいてナビゲーションを行う手段として、コンピュータを機能させることを特徴とするナビゲーションプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  28. 請求項14ないし25のいずれかに記載の移動体経路分散装置により選択された最適経路および最適迂回経路に基づいてナビゲーションを行うことを特徴とするナビゲーション装置。
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