JP4237984B2 - 流体管保護カバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内又は屋外に布設される流体管を保護するために配設される流体管保護カバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、建物の屋内又は屋外に布設された流体管としてのエアコン冷媒管や空調管を外部の要因から保護したり、外部に露出することによる景観の悪化を防止したりするために、流体管を内部に収容する流体管保護カバーが使用されている。前記流体管保護カバーとしては、例えば実開平3−93693号公報に開示される管類保護カバーのような構成のものが知られている。
【0003】
この管類保護カバーは合成樹脂により長尺状に形成され、流体管としてのエアコン冷媒管が収納されるベースとしての長尺状をなす基体と、前記基体に形成された開口を塞ぐカバーとしての長尺状の蓋体とより形成されている。前記基体は外面がその長さ方向に沿ってほぼ平板状に延びるように形成されている。また、基体には、長さ方向に沿って相対向する側壁が形成され、その側壁の間には基体の長さ方向に沿って延びる開口が形成されている。
【0004】
前記側壁は基体の開口を拡開可能とすべくそれぞれ開口端側が拡開可能に形成されている。また、各側壁の基端側の外面には、基体の長さ方向に沿って延びる嵌合溝が形成されている。一方、蓋体は外面がその長さ方向に沿って平板状に形成されている。蓋体には、長さ方向に沿って相対向する側壁が形成され、両側壁の先端の内面には、それぞれ蓋体の長さ方向に沿って延びる突出部が形成されている。
【0005】
そして、基体と蓋体とが組み付けられて形成された管類保護カバーを壁面に沿って固定し、その内部にエアコン冷媒管を引込む。又は壁面に基体を固定し、その基体の開口から内部へエアコン冷媒管を挿入した後、蓋体の開口側をベースに覆蓋する。さらに、蓋体の突出部を基体の嵌合溝に嵌合させて、蓋体と基体とを組み付けて管類保護カバーを形成する。その結果、管類保護カバー内にエアコン冷媒管が収容され、保護される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来構造において、基体に対する蓋体の組み付けは、基体の長さ方向へ延びる嵌合溝に対し、蓋体の長さ方向へ延びる突出部を嵌合することのみで行われていた。そのため、蓋体が自重により、基体に沿って下方へ移動してしまう虞があるという問題があった。また、管類保護カバーが屋外に設置されている場合、外気の熱等により蓋体の開口端側が外方へ広がるように変形し、嵌合溝に対する突出部の嵌合が緩くなって蓋体が基体の長さ方向に沿って移動してしまう虞があるという問題があった。
【0007】
本発明は、上記従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、カバーのベースの長さ方向に沿った移動を規制することができる流体管保護カバーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、屋内又は屋外に布設される流体管を内部に収容して保護する合成樹脂製の流体管保護カバーであって、長さ方向に沿って延びる開口を有し、前記流体管を収容するベースと、長さ方向に沿って延びる開口を有し、当該ベースの開口側端部とカバーの開口側端部とが重なり合うように閉鎖すべく同ベースに組み付けられるカバーとから形成され、前記ベース及びカバーは、それらベース及びカバーの周方向に沿って延びる凸部が同ベース及びカバーの長さ方向に沿って所定ピッチで設けられることにより凹凸状に形成されるとともに、カバー及びベースの各凸部のピッチは同一又は整数倍となるように形成され、前記ベース及びカバーの長さ方向におけるカバー凸部の幅は、ベース凸部の幅よりも大きく形成され、各カバー凸部の両端部には嵌合部が形成され、同嵌合部には内方へ突出する被係止突起が形成され、各ベース凸部の両端部にはベース凸部より小さい被嵌合凸部が形成され、同被嵌合凸部には外方へ突出する係止突起が形成されるとともに、被嵌合凸部とベース凸部とが連続する部分には当接段差部が形成され、前記カバーをベースに組み付けた状態で、嵌合部が被嵌合凸部に嵌合し、係止突起が被係止突起に係止するとともに、嵌合部の端面が当接段差部に当接することを要旨とする。
【0009】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の流体管保護カバーにおいて、全体幅が高さ方向に沿って同一となるように、前記ベース凸部と前記カバー凸部とは略同一の幅寸法を有していることを要旨とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した流体管保護カバー及びその製造方法の第1の実施形態を図1〜図10に従って説明する。
【0014】
図1に示すように、合成樹脂製の流体管保護カバー10は、建物の屋内の天井に沿うように布設される流体管としての空調管Kを内部に収容して保護するために使用されるものであり、合成樹脂材料により長尺状に形成されている。なお、前記流体管としては、内部に流体(気体又は液体)が通るものであり、エアコン冷媒管、空調管、ドレン管等が挙げられる。
【0015】
前記流体管保護カバー10は、長尺状をなすとともに、その長さ方向に沿って延びる開口を有し、前記空調管Kを収容するベース11と、当該ベース11の開口を閉鎖すべく同ベース11に組み付けられるカバー12とから形成されている。
【0016】
図1及び図3に示すように、前記カバー12は、カバー12の長さ方向に沿って延びる上壁13と、同上壁13の長さ方向に沿った両側から延びる相対向する一対の側壁14とにより正断面視略逆U字状に形成されている。また、図1及び図2に示すように、カバー12の外周面には、同カバー12の周方向に沿って連続して延びるカバー凸部15aが、カバー12の長さ方向に沿って所定ピッチで形成され、隣接するカバー凸部15aの間にはカバー凹部15bが形成されている。
【0017】
そして、前記カバー凸部15aとカバー凹部15bとが交互にカバー12の長さ方向に沿って連続して形成されることにより、カバー12は側面視凹凸状、即ち、波形状に形成されている。なお、図8(a)に示すように、カバー12において、相対向するカバー凹部15bの内幅はU1に設定されている。
【0018】
また、図1及び図3に示すように、各カバー凸部15aの両端部には、ベース11の開口側端部に嵌合可能な嵌合部15cが形成されている。図3に示すように、各嵌合部15cには、カバー凸部15aを形成する側壁14がカバー12の内側へ凹むことにより、内方へ突出する被係止突起16が形成されている。この被係止突起16は、ベース11にカバー12が組み付けられた状態で、カバー12がベース11から容易に外れるのを規制する外れ規制手段を形成する。
【0019】
次いで、前記ベース11について説明すると、図1及び図3に示すように、前記ベース11は、ベース11の長さ方向に沿って延びる底壁17と、同底壁17の長さ方向に沿った両側から延びる相対向する一対の側壁18とにより正断面視略U字状に形成されている。また、図1及び図2に示すように、ベース11の外周面には、同ベース11の周方向に沿って連続して延びるベース凸部19aが、ベース11の長さ方向に沿って所定ピッチで形成され、隣接するベース凸部19aの間にはベース凹部19bが形成されている。そして、ベース凸部19aとベース凹部19bとが交互にベース11の長さ方向に沿って連続して形成されることにより、ベース11は側面視凹凸状、即ち、波形状に形成されている。
【0020】
ベース11の長さ方向に延びる開口側の端縁において、各ベース凸部19aの両端部には、それぞれベース凸部19aより若干小さく形成された被嵌合凸部20が形成されている。各被嵌合凸部20の外面からは前記被係止突起16に係止して、前記外れ規制手段を形成する係止突起21が突設されている。また、被嵌合凸部20と、前記ベース凸部19aとが連続する部分には、各々の凸部分とほぼ直交する当接段差部22が形成されている。
【0021】
図8(a)に示すように、ベース11において、相対向するベース凹部19bの内幅はU2に設定され、この内幅U2は前記カバー凹部15bの内幅U1よりも小さくなるように形成されている。そして、図4及び図5に示すように、各カバー凸部15aの嵌合部15cが、各ベース凸部19aの被嵌合凸部20の外側から覆い被さり、嵌合するように形成されている。
【0022】
図3に示すように、カバー12のカバー凸部15aと、ベース11のベース凸部19aとは、それぞれ略同一の幅方向の寸法Qを有している。また、図2及び図5に示すように、前記カバー凸部15aのピッチPと、ベース凸部19a及び被嵌合凸部20のピッチPとは、等しくなるように構成されている。さらに、カバー凸部15aの幅W1は、ベース凸部19aの幅W2よりも大きく形成されている。
【0023】
そして、被嵌合凸部20に嵌合部15cを嵌合するとともに、被係止突起16と係止突起21とを係止可能な位置に配置させることにより、ベース11とカバー12とが組み付けられて流体管保護カバー10が形成される。ベース11とカバー12との組み付け状態において、ベース11の開口側端部と、カバー12の開口側端部とが重なり合って重合部Gが形成されるとともに、その重合部Gの高さ方向全体で被嵌合凸部20と嵌合部15cとが嵌合している。
【0024】
次に、前記流体管保護カバー10を形成する合成樹脂製の筒状中間成形品Tについて説明する。図8(a)に示すように、筒状中間成形品Tは、正断面視において略方形状の均一な肉厚を有するとともに、図6に示すように、長尺な筒形状に形成され、前記カバー12及びベース11とが切除予定部31により連結されて一体形成されたものである。具体的には、図8(a)に示すように、筒状中間成形品Tはベース11の両側壁18と、カバー12の両側壁14とがそれぞれ長さ方向に沿った端縁同士が切除予定部31により連結されて形成されている。
【0025】
前記切除予定部31は、高さ方向に切除幅Rを有し、しかも幅方向に段差を有している。カバー凸部15aとベース凸部19aとの間において、前記被嵌合凸部20が位置し、その被嵌合凸部20の上側に切除予定部31が位置している。そして、図7及び図8(b)に示すように、この筒状中間成形品Tを、切除予定部31を切除し、上下方向に二分割することによって、カバー12及びベース11を得ることができ、筒状中間成形品Tは流体管保護カバー10の成形工程の中間品である。
【0026】
次に、上記した筒状中間成形品Tの成形方法について説明する。この筒状中間成形品Tは、図9に示すように、単体金型30をキャタピラー状に連結した連結金型34による連続押出成形方法によって成形される。図10に示すように、互いに密着した一対の単体金型30のキャビティ30aの内周面には、前記筒状中間成形品Tのカバー凸部15a、ベース凸部19a及び被嵌合凸部20と、それらに隣接するカバー凹部15b及びベース凹部19bとの外形状に対応する凹凸部30bが形成されている。前記凹凸部30bにおけるピッチは、筒状中間成形品Tと同一の前記ピッチPにて設けられている。
【0027】
また、図9に示すように、多数の単体金型30をキャタピラー状に連結した一対の連結金型34は、水平面内で循環走行するように相対向させて配置され、循環走行する左右の連結金型34が成形部Fの部分において密着するようになっている。そして、前記連結金型34が成形部Fの部分を過ぎると、密着していた単体金型30が左右に分離して離型されるようになっている。
【0028】
さて、筒状中間成形品Tを成形するには、連結金型34を循環走行させた状態で、押出機32から押し出された溶融樹脂が、成形部Fの部分において左右の単体金型30のキャビティ30aの内周面に空気圧によって押し付けられる。すると、成形部Fにおいて、均一な肉厚を有するカバー凸部15a、ベース凸部19a及び被嵌合凸部20と、それらに隣接するカバー凹部15b及びベース凹部19bとが、前記ピッチPにて形成される。
【0029】
そして、単体金型30が離型されると、前記ベース11、カバー12及び切除予定部31の各部分が一体となった筒状中間成形品Tが、連続して押出成形される。得られた筒状中間成形品Tを使用長に切断し、図7及び図8(b)に示すように、切除予定部31を切除して筒状中間成形品Tが二分割されることにより、前記カバー12及びベース11が得られる。
【0030】
次に、ベース11にカバー12を組み付けて流体管保護カバー10を形成する方法及び流体管保護カバー10の作用について説明する。
まず、ベース11をその長さ方向に沿って延びる開口が上方に開口するように建物内の天井から吊り下げる。このとき、ベース11は凹凸を有する波板状に連続して形成されているため、可撓性を有し、凹凸状をなす部位において曲げやすくなっている。従って、ベース11を空調管Kの配管経路に沿って若干曲げた状態で配設することが可能となる。
【0031】
次に、ベース11の開口から内部に空調管Kを収容する。次いで、図3及び図5に示すように、カバー凸部15aの嵌合部15cと、被嵌合凸部20とがほぼ合致するようにベース11に対してカバー12を長さ方向に位置合わせして、ベース11の上方からカバー12を押圧する。このときも、カバー12は凹凸を有する波板状に連続して形成され、可撓性を有しているため、凹凸状をなす部位から曲げやすく、カバー12をベース11の曲げ状態に対応させて組み付けることが可能となる。
【0032】
カバー12が押圧されると、係止突起21により被係止突起16が外方へ押圧され、カバー12の側壁14は外方へ弾性変形する。さらに、カバー12が押圧されて被係止突起16が係止突起21を通過すると、図4に示すように、側壁14は元の形状に復帰するとともに、係止突起21と被係止突起16とが係止可能な位置関係に配置される。その結果、係止突起21と被係止突起16とにより外れ規制手段が形成され、カバー12が、ベース11の長さ方向に対して交差する方向、第1の実施形態では上方向へ抜け出にくい構造になる。
【0033】
このとき、図4及び図5に示すように、各被嵌合凸部20は、対応する嵌合部15cの内側に嵌入され、ベース凹部19bもカバー凹部15bより内側に配置されている。そのため、図2に破線及び図4に示すように、流体管保護カバー10の長さ方向に沿った両側には前記重合部Gが形成され、その重合部Gにおいて、各被嵌合凸部20に嵌合部15cが嵌合されている。また、重合部Gには係止突起21と被係止突起16とによる外れ規制手段が形成されている。そして、ベース11の開口側にカバー12が覆蓋されて流体管保護カバー10が形成される。
【0034】
流体管保護カバー10が形成された状態で、図4に示すように、嵌合部15cの端面は、当接段差部22に当接することにより、ベース11に対するカバー12の覆蓋状態が安定する。しかも、ベース11のベース凸部19aと、カバー12のカバー凸部15aとは、略同一の寸法Qを有している。そのため、流体管保護カバー10の全体幅は、高さ方向に沿ってほぼ同一であり、カバー凸部15aとベース凸部19aとが当接する部分においては外方へ突出する部位が存在しないので流体管保護カバー10の取扱いが容易にできる。
【0035】
さて、流体管保護カバー10に空調管Kが保護された状態で、図5に示すように、流体管保護カバー10の長さ方向に沿って複数箇所で被嵌合凸部20に嵌合部15cが嵌合している。そのため、カバー12に対して、同カバー12をベース11の長さ方向に沿って移動させるような力が作用しても、嵌合部15cの内面に被嵌合凸部20の外面が当接して、互いに干渉し、前記方向へのカバー12の移動が規制される。
【0036】
上記第1の実施形態によれば、以下のような特徴を得ることができる。
(1)被嵌合凸部20の外側に嵌合部15cが嵌合するように形成した。そのため、流体管保護カバー10の使用状態では、被嵌合凸部20と嵌合部15cとの干渉によりカバー12のベース11の長さ方向への移動を規制することができる。従って、カバー12が移動して流体管保護カバー10内に保護された空調管Kが外部に晒される不都合をなくして空調管Kを確実に保護することができる。
【0037】
(2)また、被嵌合凸部20と嵌合部15cとの嵌合箇所は流体管保護カバー10の長さ方向に沿って複数箇所に形成されているため、被嵌合凸部20と嵌合部15cとが干渉する位置が多くなり、カバー12のベース11の長さ方向に沿った移動を効果的に規制することができる。
【0038】
(3)被嵌合凸部20と嵌合部15cとの嵌合により、カバー12のベース11の長さ方向に沿った移動を規制することができる。そのため、カバー12の移動を防止するためにストッパー等の別部材や組み付け後の後加工を必要とせず、流体管保護カバー10の施工作業を容易かつ速やかに行うことができる。
【0039】
(4)カバー凸部15a、ベース凸部19aにより、流体管保護カバー10は長さ方向に沿って波形状に形成される。そのため、流体管保護カバー10が長さ方向に沿って平板状に形成されている場合と比較して、流体管保護カバー10の可撓性を高めることができ、流体管保護カバー10を曲げながら配設することができる。従って、空調管Kの配管経路に流体管保護カバー10を柔軟に対応させることができる。
【0040】
(5)係止突起21と被係止突起16との係止により、カバー12がベース11の上方向に容易に外れるのを規制することができる。従って、流体管保護カバー10の組み付け状態を維持して空調管Kが外部に晒される不都合を防止することができる。
【0041】
(6)嵌合部15cが外方へ弾性変形して被嵌合凸部20の外側に嵌合する。そのため、嵌合部15cを内方へ弾性変形させ、さらに、ベース11の内側へ挿入して嵌合させる場合と比較して、ベース11とカバー12との組み付け作業を容易に行うことができる。
【0042】
(7)ベース11とカバー12とは、カバー凸部15aのピッチPと、ベース凸部19aのピッチPとが同じとなるように成形された筒状中間成形品Tを切断して形成されている。そのため、ベース11とカバー12とを組み付けたとき、カバー凸部15aと、ベース凸部19aとの位置ずれの誤差をほとんどなくして被嵌合凸部20と嵌合部15cとを確実に嵌合させることができ、流体管保護カバー10を確実に形成することができる。
【0043】
(第2の実施形態)
以下、本発明の流体管保護カバー及びその製造方法を具体化した第2の実施形態を図11〜図16に従って説明する。なお、第2の実施形態は、第1の実施形態のベース11及びカバー12を変更した構成であり、第1の実施形態と同様の部分についてはその詳細な説明を省略する。
【0044】
図11に示すように、合成樹脂製の流体管保護カバー40は、建物の構築物としての壁面に沿って屋外に布設される流体管としての二本のエアコン冷媒管Eとドレン管Dとを、内部に収容して保護するために使用されるものであり、合成樹脂材料により長尺状に形成されている。前記流体管保護カバー40はベース41と、カバー42とから形成されている。前記ベース41は第1の実施形態のベース11とほぼ同形状をなし、ドレン管D及びエアコン冷媒管Eを収容するもので、カバー42は第1の実施形態のカバー12とほぼ同形状をなすものである。
【0045】
図11及び図12に示すように、前記カバー42は、上壁43と、相対向する一対の側壁44とにより正断面視略逆U字状に形成されている。前記側壁44はそれぞれ外方へ膨出するように屈曲形成され、その膨出した部位にカバー膨出部45が形成されている。前記カバー膨出部45は、ベース41にカバー42が組み付けられた状態で、カバー42がベース41から容易に外れるのを規制する外れ規制手段を形成する。また、カバー42には、同カバー42の周方向に沿って連続して延びるカバー凸部46aが、カバー42の長さ方向に沿って所定ピッチで形成され、隣接するカバー凸部46aの間にはカバー凹部46bが形成されている。
【0046】
次いで、前記ベース41について説明すると、前記ベース41は、底壁47と、相対向する一対の側壁48とにより正断面視略U字状に形成されている。前記側壁48はそれぞれ外方へ膨出するように屈曲形成され、その膨出した部位にベース膨出部49が形成されている。このベース膨出部49は前記カバー膨出部45とにより前記外れ規制手段を形成する。また、ベース41には、同ベース41の周方向に沿って連続して延びるベース凸部50aが、ベース41の長さ方向に沿って所定ピッチで形成され、隣接するベース凸部50aの間にはベース凹部50bが形成されている。
【0047】
なお、図示しないが、カバー凸部46aと、ベース凸部50aとは、それぞれ略同一の幅方向の寸法Qを有し、カバー凸部46a及びベース凸部50aの各ピッチPは同一となるように構成されている。さらに、カバー凸部46aの幅W1は、ベース凸部50aの幅W2よりも大きく形成されている。
【0048】
そして、カバー凸部46aをベース凸部50aに嵌合するとともに、カバー膨出部45とベース膨出部49とを係止させることにより、図14に示すように、ベース41とカバー42とが組み付けられて流体管保護カバー40が形成される。ベース41とカバー42との組み付け状態において、ベース41の側壁48と、カバー42の側壁44とが重なり合って重合部Gが形成されるとともに、その重合部Gの全部で両凸部46a,50aが嵌合している。また、重合部Gにはカバー膨出部45とベース膨出部49とによる外れ規制手段が形成されている。
【0049】
次に、前記流体管保護カバー40を形成する合成樹脂製の筒状中間成形品51について説明する。図13に示すように、筒状中間成形品51は、正断面視において略方形状の均一な肉厚を有する長尺な筒形状に形成され、前記カバー42及びベース41とが切除予定部54により連結されて一体形成されたものである。具体的には、筒状中間成形品51はベース41の両側壁48と、カバー42の両側壁44とがそれぞれ長さ方向に沿った端縁同士が切除予定部54により連結されて形成されている。そして、得られた筒状中間成形品51から切除予定部54を切除して、二分割されることにより、前記カバー42及びベース41が得られる。
【0050】
次に、ベース41にカバー42を組み付けて流体管保護カバー40を形成する方法及び流体管保護カバー40の作用について説明する。
まず、建物の壁面の外面に対して、ベース41をその長さ方向に延びる開口が上下に延びるように固定し、さらに、図示しないがベース41の下端側に接続部材等を使用して別のベース41を接続する。このとき、別のベース41を斜め下方へ延びるように若干勾配を設けた状態で壁面に固定する。
【0051】
次に、ベース41の開口から内部にエアコン冷媒管E及びドレン管Dを収容する。次いで、図12に示すように、カバー凸部46aと、ベース凸部50aとがほぼ合致するようにベース41に対してカバー42を長さ方向に位置合わせして、各ベース41の前方からそれぞれにカバー42を押圧する。このときも、カバー42は凹凸を有する波板状に連続して形成され、可撓性を有するため、ベース41の曲げ状態に対応するように容易に曲げられる。
【0052】
ベース膨出部49によりカバー42の側壁44の先端側が外方へ押圧され、カバー42の側壁44の先端側は外方へ弾性変形する。さらに、カバー42が押圧されて側壁44の先端側がベース膨出部49を通過し、カバー膨出部45がベース膨出部49と対応すると、側壁44は元の形状に復帰するとともに、ベース膨出部49の外面にカバー膨出部45の内面が沿うように配置される。
【0053】
即ち、図15に示すように、ベース膨出部49の外面にカバー膨出部45が係止され、側壁44の先端側はベース膨出部49よりもベース41の内方側に位置される。その結果、ベース41とカバー42とが組み付けられて流体管保護カバー40が形成される。流体管保護カバー40において、ベース膨出部49とカバー膨出部45とが互いに干渉するため、カバー42が、ベース41の長さ方向に対して交差する方向、第2の実施形態では前方向へ抜け出にくい構造になる。また、前記重合部Gにおいては、重合部Gの高さ方向全体に亘ってベース凸部50aとカバー凸部46aとが嵌合している。
【0054】
従って、第2の実施形態によれば、前記第1の実施形態に記載の特徴に加えて以下の特徴を得ることができる。流体管保護カバー40において、ベース凸部50aとカバー凸部46aとが嵌合する面積を大きく取り、両凸部50a,46aが互いに干渉する面積を大きく取ることができる。その結果、カバー42の自重によるベース41の長さ方向に沿った下方への移動を効果的に規制することができ、流体管保護カバー40の取付状態を維持してドレン管D及びエアコン冷媒管Eが外部に晒されることなく保護することができる。
【0055】
さらに、流体管保護カバー40は建物の屋外に設置されているため、外気の熱等により、カバー42の側壁44の先端側等が外方へ広がるように変形する虞がある。しかし、重合部Gの全体でベース凸部50aとカバー凸部46aとが嵌合し、カバー凸部46aとベース凸部50aとの嵌合位置は流体管保護カバー40の長さ方向に複数箇所に形成されている。そのため、側壁44の基端側におけるカバー凸部46aと、ベース凸部50aとが複数箇所で嵌合した状態が維持され、カバー42のベース41に対する組み付け状態を維持することができる。従って、熱等によるカバー42の変形によって、カバー42が自重で下方へ移動する虞をなくすことができる。
【0056】
また、側壁48の弾性力による形状復帰によりカバー膨出部45とベース膨出部49とを係止させてカバー42がベース41から外れる不都合を防止することができる。従って、第1の実施形態のように、係止突起21及び被係止突起16を形成する場合と比較して、筒状中間成形品51を成形する金型の構成を簡易化することができる。
【0057】
加えて、流体管保護カバー40を曲げた状態で壁面に設置することができるため、流体管保護カバー40自身に勾配を付けることができる。そのため、流体管保護カバー40内に収容されるドレン管Dに勾配を付けることができ、ドレン管D内の排水を効率良く排出することができる。また、ドレン管Dに勾配を付けるため、流体管保護カバー40同士を接続する接続部材による微妙な勾配調整作業を必要とせず、流体管保護カバー40の施工作業を容易に行うことができる。
【0058】
なお、各実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 第2の実施形態において、図17に示すように、側壁48に位置するベース凸部50aの外面に、同ベース凸部50aの延びる方向に沿って突条55を形成してもよい。このように構成した場合、図18に示すように、カバー42をベース41に組み付けた状態で、ベース凸部50aにカバー凸部46aが嵌合するとともに、突条55がカバー凸部46a内に収容される。その結果、カバー凸部46aに対し、ベース凸部50a及び突条55が当接するため、それらが互いに干渉してベース41の長さ方向に沿ったカバー42の位置ずれを効果的に規制することができる。なお、前記突条55をベース凸部50aの全周に亘って形成してもよい。
【0059】
・ 第2の実施形態において、ベース凸部50aの外面において、ベース41の開口側の端縁に外れ規制手段としての係止突起21を形成する。さらに、カバー42の内面において、側壁44の上壁43側に、ベース41とカバー42との組み付け状態で前記係止突起21が係止可能な被係止突起16を外れ規制手段として形成してもよい。そして、ベース41とカバー42との組み付け状態で被係止突起16と係止突起21との係止及びカバー膨出部45とベース膨出部49との係止により、カバー42がベース41から容易に外れる不都合を効果的に防止することができる。
【0060】
・ 各実施形態では、ベース凸部19a,50aの外側にカバー凸部15a,46aが嵌合するように形成したが、ベース凸部19a,50aの内側にカバー凸部15a,46aが嵌合するように形成してもよい。
【0061】
・ 第2の実施形態では、重合部G全体でカバー凸部46aがベース凸部50aに嵌合するように形成したが、以下のように変更してもよい。例えば、ベース凸部50aの先端部に、カバー凸部46aの底壁47側が嵌合して、重合部Gの一部に嵌合位置が形成されてもよい。
【0062】
・ 各実施形態において、カバー凸部15a,46a及びベース凸部19a,50aの各ピッチPが同一となるように形成したが、以下のように変更してもよい。例えば、ベース凸部19a,50aのピッチPが、カバー凸部15a,46aのピッチPの2倍であって、一定長におけるベース11,41とカバー12,42の各凸部の数に相違があってもよい。即ち、ベース11,41におけるベース凸部19a,50aのピッチPが、カバー12,42のカバー凸部15a,46aのピッチPの整数倍であればよい。
【0063】
・ 図19に示す流体管保護カバー56としてもよい。この流体管保護カバー56はベース57と、カバー58とを組み付けて形成されている。前記ベース57にはベース凸部57a及びベース凹部57bが形成され、前記カバー58にはカバー凸部58a及びカバー凹部58bが形成されている。前記カバー凸部58aのピッチP及びベース凸部57aのピッチPは、それぞれ第1の実施形態のカバー凸部15aのピッチP及びベース凸部19aのピッチPより短く形成されている。さらに、前記カバー凸部58aの幅W1及びベース凸部57aの幅W2は、それぞれ第1の実施形態のカバー凸部15aの幅W1及びベース凸部19aの幅W2より短く形成されている。そして、図20に示すように、得られる流体管保護カバー56の可撓性をより一層高めて、容易に曲げることができるように形成してもよい。
【0064】
・ 第1の実施形態では、カバー12のカバー凸部15aと、ベース11のベース凸部19aとを、略同一の寸法Qに形成したが、以下のように変更してもよい。即ち、カバー12のカバー凸部15aの寸法Qを、ベース11のベース凸部19aの寸法Qより短く形成するとともに、被嵌合凸部20を第1の実施形態より内側に形成する。そして、ベース11にカバー12を組み付けたとき、流体管保護カバー10が正断面視が凸状となるように形成する。このように構成すると、複数の流体管保護カバー10を長さ方向に沿って隣接させて設置した場合、隣接するカバー12同士の間に隙間が形成されるため、嵌合部15cの下側に容易に指を引っかけることができ、カバー12をベース11から容易に取外すことができる。
【0065】
なお、本発明の第1及び第2の実施形態ではないが、本発明に関連する形態として以下のような構成のものが挙げられる。
・ 参考例として、流体管保護カバー10,40を、屋外に布設されたケーブルを保護するために使用してもよい。
【0066】
次に上記実施形態及び別例から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に追記する。
(1)前記ベースの凸部の延びる方向に沿って突条が形成され、前記カバーをベースに組み付けた状態で、前記重合部の全部又は一部においてカバーの凸部がベースの凸部に嵌合することにより、前記突条がカバーの凸部内に収容されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体管保護カバー。
このように構成した場合、カバーの凸部と、ベースの凸部及び突条とが干渉するため、干渉する面積を大きく取ってベースの長さ方向に沿ったカバーの位置ずれを効果的に規制することができる。
【0067】
(2)前記ベースは建物内に構築された構築物に固定されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の流体管保護カバー。
【0068】
【発明の効果】
以上、詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、カバーの嵌合部をベースの被嵌合凸部に容易に嵌合することができ、カバーとベースとの組み付け作業を容易に行うことができるとともに、カバーのベースの長さ方向に沿った移動を規制することができる。また、嵌合部の端面は当接段差部に当接することにより、ベースに対するカバーの覆蓋状態が安定する。さらに、係止突起と被係止突起との係止により、ベースに組み付けられたカバーが同カバーから容易に外れる不都合をなくすことができ、内部に収容された流体管が外部に容易に晒されるといった不都合を防止することができる。
【0069】
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、カバー凸部とベース凸部とが当接する部分においては外方へ突出する部位が存在しないので流体管保護カバーの取扱いが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の流体管保護カバーを示す斜視図。
【図2】第1の実施形態の流体管保護カバーを示す側面図。
【図3】第1の実施形態の流体管保護カバーを示す正断面図。
【図4】係止突起と被係止突起とを示す部分拡大断面図。
【図5】第1の実施形態の流体管保護カバーを示す部分断面図。
【図6】第1の実施形態の筒状中間成形品を示す斜視図。
【図7】切除予定部を切除してベースとカバーとを成形した状態の斜視図。
【図8】(a)は筒状中間成形品を示す正断面図、(b)はベースとカバーとを示す正断面図。
【図9】筒状中間成形品Tを押出成形する連結金型装置の平面図。
【図10】図9のZ−Z線断面図。
【図11】第2の実施形態の流体管保護カバーを示す分解斜視図。
【図12】第2の実施形態のカバーとベースを示す側面図。
【図13】第2の実施形態の筒状中間成形品を示す正断面図。
【図14】第2の実施形態の流体管保護カバーを示す斜視図。
【図15】図14の15−15線断面図。
【図16】図14の16−16線断面図。
【図17】別例のカバーとベースを示す側面図。
【図18】別例のカバーとベースとの組み付け状態を示す部分断面図。
【図19】別例の流体管保護カバーを示す側面図。
【図20】別例の流体管保護カバーを示す平面図。
【符号の説明】
D…流体管としてのドレン管、E…流体管としてのエアコン冷媒管、G…重合部、K…流体管としての空調管、P…ピッチ、T,51…筒状中間成形品、10,40,56…流体管保護カバー、11,41,57…ベース、12,42,58…カバー、14,44…カバーの側壁,15a,46a,58a…カバー凸部、16…外れ規制手段を形成する被係止突起、18,48…ベースの側壁、19a,50a…ベース凸部、21…外れ規制手段を形成する係止突起、31,54…切除予定部、45…外れ規制手段を形成するカバー膨出部、49…外れ規制手段を形成するベース膨出部。
Claims (2)
- 屋内又は屋外に布設される流体管を内部に収容して保護する合成樹脂製の流体管保護カバーであって、
長さ方向に沿って延びる開口を有し、前記流体管を収容するベースと、長さ方向に沿って延びる開口を有し、当該ベースの開口側端部とカバーの開口側端部とが重なり合うように閉鎖すべく同ベースに組み付けられるカバーとから形成され、
前記ベース及びカバーは、それらベース及びカバーの周方向に沿って延びる凸部が同ベース及びカバーの長さ方向に沿って所定ピッチで設けられることにより凹凸状に形成されるとともに、カバー及びベースの各凸部のピッチは同一又は整数倍となるように形成され、
前記ベース及びカバーの長さ方向におけるカバー凸部の幅は、ベース凸部の幅よりも大きく形成され、各カバー凸部の両端部には嵌合部が形成され、同嵌合部には内方へ突出する被係止突起が形成され、各ベース凸部の両端部にはベース凸部より小さい被嵌合凸部が形成され、同被嵌合凸部には外方へ突出する係止突起が形成されるとともに、被嵌合凸部とベース凸部とが連続する部分には当接段差部が形成され、
前記カバーをベースに組み付けた状態で、嵌合部が被嵌合凸部に嵌合し、係止突起が被係止突起に係止するとともに、嵌合部の端面が当接段差部に当接することを特徴とする流体管保護カバー。 - 請求項1に記載の流体管保護カバーにおいて、全体幅が高さ方向に沿って同一となるように、前記ベース凸部と前記カバー凸部とは略同一の幅寸法を有していることを特徴とする流体管保護カバー。
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