JP4237121B2 - 内燃機関の吸入空気量制御装置 - Google Patents

内燃機関の吸入空気量制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、内燃機関のアイドル時における吸入空気量の制御を行う吸入空気量制御装置に関し、特に空調装置のコンプレッサを駆動する内燃機関の吸入空気量制御を行うものに関する。
空調装置がオンされているときに、検出したコンプレッサ吐出圧力に応じてトルク補正量を算出し、そのトルク補正量を用いて内燃機関の吸入空気量を制御する吸入空気量制御装置では、空調装置がオフからオンに変化した直後においては、吸入空気量の応答遅れにより、トルク補正が遅れ、機関回転が不安定となるという課題が有った。
この課題を解決するために、特許文献1には、空調装置がオンされた直後の所定期間内では、空調装置のオフ時におけるコンプレッサ吐出圧力に基づいて空調装置のオン時のコンプレッサ吐出圧力を予測し、その予測コンプレッサ吐出圧力に応じて算出されるトルク補正量を用いて、内燃機関の吸入空気量を制御する手法が示されている。
特許第3465550号公報
特許文献1に示された手法では、吸入空気量の応答遅れ、すなわち吸入空気量を制御する制御弁の開度変更指令に対する実際の吸入空気量の変化遅れが考慮されているが、この吸入空気量の変化特性と、空調装置のコンプレッサが必要とするトルク(以下「要求トルク」という)の変化特性との相対関係が考慮されていないため、以下のような不具合が発生する可能性がある。
すなわち、例えば要求トルクの増加速度が、吸入空気量の増加速度より低い場合には、吸入空気量の増加による機関出力トルクの増加分が、コンプレッサの要求トルクの増加分より大きくなるため、機関回転数の一時的な上昇を招く。また逆に要求トルクの増加速度が、吸入空気量の増加速度より高い場合には、吸入空気量の増加による機関出力トルクの増加分が、コンプレッサの要求トルクの増加分より小さくなるため、機関回転数の一時的な減少を招く。
また容量可変型のコンプレッサを備えた空調装置では、空調装置のオンオフ時だけでなく、容量の変更時にも同様の不具合が発生する可能性がある。
本発明はこの点に着目してなされたものであり、空調装置の容量変更時(空調装置のオンオフ時を含む)において、内燃機関の吸入空気量を適切に制御し、機関のアイドル回転数を安定して維持することができる吸入空気量制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、内燃機関(1)の吸入空気量(QAIR)を制御する吸入空気量制御弁(3)と、該吸入空気量制御弁(3)の開度を制御する弁開度制御手段とを備える内燃機関の吸入空気量制御装置において、前記機関により駆動される可変容量型空調装置(20)の推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出する推定要求トルク算出手段を備え、前記弁開度制御手段は、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)に応じて、前記吸入空気量制御弁の弁開度指令値(THCMD)の補正量(IHACX)を算出する補正量算出手段を備え、算出された補正量(IHACX)を用いて前記吸入空気量制御弁の開度(TH)を制御し、前記推定要求トルク算出手段は、前記可変容量型空調装置の容量指令値(ACPCMD)が変化したか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により前記容量指令値(ACPCMD)が変化したと判別された場合に該容量指令値の変化量(ΔACPCMD)の絶対値が所定量(DPCMDX)より大きいか否かを判別する第2判別手段とを有し、前記第2判別手段により前記絶対値(|ΔACPCMD|)が前記所定量(DPCMDX)より大きいと判別された場合には、該容量変更時点からの経過時間(TACPCHG)に応じて設定された過渡制御テーブル(ACTGTTQ2テーブル、ACTGTTQ3テーブル)を検索することにより、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出する一方、前記第1判別手段により前記容量指令値(ACPCMD)が変化していないと判別された場合、及び前記第2判別手段により前記絶対値(|ΔACPCMD|)が前記所定量(DPCMDX)以下と判別された場合には、前記容量指令値(ACPCMD)にほぼ比例するように前記推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出し、前記過渡制御テーブル(ACTGTTQ2テーブル、ACTGTTQ3テーブル)は、前記空調装置(20)の容量変更時における要求トルク(ACTRQ)の変化速度と、前記吸入空気量制御弁の弁開度変更時における前記吸入空気量(QAIR)の変化速度との相対関係に基づいて設定された、前記空調装置の容量(ACPCMD)が増量されたときに適用される第1のテーブル(ACTGTTQ2テーブル)と、前記空調装置の容量(ACPCMD)が減量されたときに適用される第2のテーブル(ACTGTTQ3テーブル)とからなり、前記要求トルクの変化速度が、前記吸入空気量(QAIR)の変化速度より低い場合においては、前記第1のテーブル(ACTGTTQ2テーブル)は、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)が時間経過とともに徐々に増加するように設定され、前記第2のテーブル(ACTGTTQ3テーブル)は、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)が時間経過とともに徐々に減少するように設定されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、内燃機関(1)の吸入空気量(QAIR)を制御する吸入空気量制御弁(3)と、該吸入空気量制御弁(3)の開度を制御する弁開度制御手段とを備える内燃機関の吸入空気量制御装置において、前記機関により駆動される可変容量型空調装置(20)の推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出する推定要求トルク算出手段を備え、前記弁開度制御手段は、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)に応じて、前記吸入空気量制御弁の弁開度指令値(THCMD)の補正量(IHACX)を算出する補正量算出手段を備え、算出された補正量(IHACX)を用いて前記吸入空気量制御弁の開度(TH)を制御し、前記推定要求トルク算出手段は、前記可変容量型空調装置の容量指令値(ACPCMD)が変化したか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により前記容量指令値(ACPCMD)が変化したと判別された場合に該容量指令値の変化量(ΔACPCMD)の絶対値が所定量(DPCMDX)より大きいか否かを判別する第2判別手段とを有し、前記第2判別手段により前記絶対値(|ΔACPCMD|)が前記所定量(DPCMDX)より大きいと判別された場合には、該容量変更時点からの経過時間(TACPCHG)に応じて設定された過渡制御テーブル(ACTGTTQ2テーブル、ACTGTTQ3テーブル)を検索することにより、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出する一方、前記第1判別手段により前記容量指令値(ACPCMD)が変化していないと判別された場合、及び前記第2判別手段により前記絶対値(|ΔACPCMD|)が前記所定量(DPCMDX)以下と判別された場合には、前記容量指令値(ACPCMD)にほぼ比例するように前記推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出し、前記過渡制御テーブル(ACTGTTQ2テーブル、ACTGTTQ3テーブル)は、前記空調装置の容量(ACPCMD)が増量されたときに適用される第1のテーブル(ACTGTTQ2テーブル)と、前記空調装置の容量(ACPCMD)が減量されたときに適用される第2のテーブル(ACTGTTQ3テーブル)とからなり、前記要求トルク(ACTRQ)の変化速度が、前記吸入空気量(QAIR)の変化速度よりい場合においては、前記第1のテーブル(ACTGTTQ2テーブル)は、前記空調装置の容量が増量された時点において、前記推定要求トルクがステップ状に増加し、その後時間経過とともに徐々に減少するように設定され、前記第2のテーブル(ACTGTTQ3テーブル)は、前記空調装置の容量が減量された時点において、前記推定要求トルクがステップ状に減少し、その後時間経過とともに徐々に増加するように設定されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の内燃機関の吸入空気量制御装置において、前記補正量算出手段は、前記推定要求トルク(ACTGTTQ)に応じて、前記吸入空気量制御弁の弁開度指令値の基本補正量(IHACTQ)を算出する基本補正量算出手段と、前記機関の回転数(NE)に応じて補正係数(KNACTQX)を算出する補正係数算出手段と有し、前記基本補正量(IHACTQ)に前記補正係数(KNACTQX)を乗算することにより前記弁開度指令値の補正量(IHACX)を算出することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、可変容量型空調装置の推定要求トルクが算出され、この推定要求トルクに応じて、吸入空気量制御弁の弁開度指令値の補正量が算出され、算出された補正量を用いて吸入空気量制御弁の開度が制御される。空調装置の容量指令値の変化量の絶対値が所定量より大きいときは、該容量変更時点からの経過時間に応じて設定された過渡制御テーブルを検索することにより、推定要求トルクが算出される一方、容量指令値が変化していない場合、及び容量指令値の変化量が所定量以下であるときは、容量指令値にほぼ比例するように推定要求トルクが算出される。ここで、過渡制御テーブルは、要求トルクの変化速度が、吸入空気量の変化速度より低い場合においては、空調装置の容量が増量されたときは、推定要求トルクが時間経過とともに徐々に増加するように設定され、空調装置の容量が減量されたときは、推定要求トルクが時間経過とともに徐々に減少するように設定されるので、吸入空気量の変化速度を低下させて、要求トルクの変化速度に近づけることができ、空調装置の容量変更時におけるアイドル回転数の変動を抑制することができる。
請求項2に記載の発明によれば、可変容量型空調装置の推定要求トルクが算出され、この推定要求トルクに応じて、吸入空気量制御弁の弁開度指令値の補正量が算出され、算出された補正量を用いて吸入空気量制御弁の開度が制御される。空調装置の容量指令値の変化量の絶対値が所定量より大きいときは、該容量変更時点からの経過時間に応じて設定された過渡制御テーブルを検索することにより、推定要求トルクが算出される一方、容量指令値が変化していない場合、及び容量指令値の変化量が所定量以下であるときは、容量指令値にほぼ比例するように推定要求トルクが算出される。ここで、過渡制御テーブルは、要求トルクの変化速度が、吸入空気量の変化速度よりい場合においては、空調装置の容量が増量されたときは、推定要求トルクがステップ状に増加し、その後時間経過とともに徐々に減少するように設定され、空調装置の容量が減量されたときは、推定要求トルクがステップ状に減少し、その後時間経過とともに徐々に増加するように設定される。したがって、吸入空気量の変化速度を高めて、要求トルクの変化速度に近づけることができ、空調装置の容量変更時におけるアイドル回転数の変動を抑制することができる。
請求項3に記載の発明によれば、推定要求トルクに応じて、吸入空気量制御弁の弁開度指令値の基本補正量が算出されるとともに、機関回転数に応じて補正係数が算出され、基本補正量に補正係数を乗算することにより弁開度指令値の補正量が算出される。これにより機関回転数の変化に対応して吸入空気量制御弁の開度が補正される。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。内燃機関(以下単に「エンジン」という)1は、吸気管2を有し、吸気管2の途中にはスロットル弁3が配されている。スロットル弁3には、スロットル弁3の開度THを検出するスロットル弁開度センサ4が設けられており、その検出信号が電子制御ユニット(以下「ECU」という)5に供給される。スロットル弁3には、スロットル弁3を駆動するアクチュエータ11が接続されており、アクチュエータ11は、ECU5によりその作動が制御される。
燃料噴射弁6は図示しない吸気弁の少し上流側に各気筒毎に設けられており、各噴射弁は図示しない燃料ポンプに接続されていると共にECU5に電気的に接続されて当該ECU5からの信号により燃料噴射弁6の開弁時間が制御される。
スロットル弁3の直ぐ下流には吸気管内絶対圧(PBA)センサ7が設けられており、この絶対圧センサ7により電気信号に変換された絶対圧信号はECU5に供給される。また、吸気管内絶対圧センサ7の下流には吸気温(TA)センサ8が取付けられており、吸気温TAを検出して対応する電気信号をECU5に供給する。
エンジン1の本体に装着されたエンジン水温(TW)センサ9はサーミスタ等から成り、エンジン水温(冷却水温)TWを検出して対応する温度信号を出力してECU5に供給する。
ECU5には、エンジン1のクランク軸(図示せず)の回転角度を検出するクランク角度位置センサ10が接続されており、クランク軸の回転角度に応じた信号がECU5に供給される。クランク角度位置センサ10は、エンジン1の特定の気筒の所定クランク角度位置でパルス(以下「CYLパルス」という)を出力する気筒判別センサ、各気筒の吸入行程開始時の上死点(TDC)に関し所定クランク角度前のクランク角度位置で(6気筒エンジンではクランク角120度毎に)TDCパルスを出力するTDCセンサ及びTDCパルスより短い一定クランク角周期(例えば30度周期)でCRKパルスを発生するCRKセンサから成り、CYLパルス、TDCパルス及びCRKパルスがECU5に供給される。これらの信号パルスは、燃料噴射時期、点火時期等の各種タイミング制御及びエンジン回転数(エンジン回転速度)NEの検出に使用される。
ECU5には、エンジン1により駆動される車両のアクセルペダルの踏み込み量(以下「アクセルペダル操作量」という)APを検出するアクセルセンサ17が接続されており、その検出信号がECU5に供給される。
当該車両には、可変容量型の空調装置20が設けられており、空調装置20のコンプレッサ(図示せず)がエンジン1により駆動されるように構成されている。空調装置20は、その容量を変更するためのソレノイド21及びコンプレッサの出力側における冷媒圧力Pdを検出する圧力センサ22を備えている。ソレノイド21は、ECU5に接続されており、ソレノイド21を流れる電流値Icが、ECU5により制御される。電流値Icを増加させると、空調装置20の容量が増加し、コンプレッサの要求トルクが増加する。圧力センサ22の検出信号は、ECU5に供給される。
ECU5は、各種センサからの入力信号波形を整形し、電圧レベルを所定レベルに修正し、アナログ信号値をデジタル信号値に変換する等の機能を有する入力回路、中央演算処理回路(以下「CPU」という)、CPUで実行される各種演算プログラム及び演算結果等を記憶する記憶回路、前記燃料噴射弁6に駆動信号を供給する出力回路等から構成される。ECU5は、各種センサの検出信号に基づいて、燃料噴射弁6の開弁時間の制御を行うとともに、アクセルペダル操作量APに応じてスロットル弁3の目標開度THCMDを算出し、検出したスロットル弁開度THが目標開度THCMDに一致するようにアクチュエータ11の駆動制御を行う。またECU5は、当該車両の運転者により操作される操作パネル(図示せず)の操作状態に応じて、空調装置20の容量指令値ACPCMDを決定し、容量指令値ACPCMDに応じてソレノイド21に供給する電流値Icの制御を行う。
スロットル弁3の目標開度THCMDは、下記式(1)により算出される。
THCMD=THAP+THIDL (1)
ここで、THAPは、アクセルペダル操作量AP及びエンジン回転数NEに応じて算出される基本目標開度であり、基本目標開度THAPは、アクセルペダル操作量APにほぼ比例するように設定される。THIDLは、アイドル目標開度THIDLであり、アクセルペダル操作量APが「0」(アクセルペダルが踏み込まれていない状態)のときの目標開度である。アイドル目標開度THIDLは、下記式(2)により算出される。
THIDL=(IHACX+ILOAD)×KIPA+IPA (2)
ここで、IHACXは、空調装置20の要求トルクの推定値(以下「推定要求トルク」という)ACTGTTQに応じて設定されるコンプレッサ負荷補正項である。またILOADは、空調装置20以外のエンジン1に加わる負荷、すなわち電気負荷、パワーステアリング負荷などのオンオフあるいは自動変速機がインギヤか否かに応じて設定される負荷補正項であり、KIPA及びIPAは共に大気圧PAに応じて設定される大気圧補正係数及び大気圧補正項である。
本実施形態においては、図2(a)に実線で示すように、空調装置20の容量指令値ACPCMDをステップ状に変更した場合における実際のコンプレッサ要求トルクACTRQの変化特性は、同図(b)に実線で示すようになる。空調装置20の容量指令値ACPCMDが、図2(a)に実線で示すように増量されたときは、それに合わせてエンジン1の出力トルクを増加させるために、スロットル弁開度THを増加させ、吸入空気量QAIRを増量する必要がある。本実施形態においては、スロットル弁3の目標開度THCMDを、図2(a)に破線で示すようにステップ状に増加させたときにおける実際の吸入空気量QAIRの変化特性は、図2(b)に破線で示すようになる。すなわち、本実施形態では、吸入空気量QAIRの変化速度が、要求トルクACTRQの変化速度より高い。
そこで本実施形態では、空調装置の容量指令値ACPCMDが増量されたときは、スロットル弁3の目標開度THCMDの算出に適用されるコンプレッサの推定要求トルクACTGTTQを、ステップ状に増加させるのではなく、図2(c)に示すように時間経過とともに徐々に増加させるように設定し、吸入空気量QAIRの変化速度を遅くするようにした。これにより、吸入空気量QAIRの変化特性と、要求トルクACTRQの変化特性とをほぼ一致させることが可能となる。また、空調装置の容量指令値ACPCMDが減量されたときは、推定要求トルクACTGTTQを、図2(d)に示すように、時間経過とともに徐々に減少させるように設定し、同様の効果を得るようにしている。これにより、空調装置の容量変更がなされた場合における、エンジン1の出力トルクの変化特性を、コンプレッサの要求トルクACTRQの変化特性とほぼ一致させ、アイドル回転数の変動を抑制することができる。
図3は、空調装置20のコンプレッサの推定要求トルクACTGTTQを算出する処理のフローチャートである。この処理は、ECU5のCPUで所定時間(例えば10ミリ秒)毎に実行される。
ステップS11では、空調装置20の容量指令値ACPCMDが変化したか否かを判別し、その答が否定(NO)であるときは直ちにステップS15に進む。容量指令値ACPCMDが変化したときは、その変化量ΔACPCMD(=ACPCMD(n)−ACPCMD(n−1),nは本処理の実行周期で離散化した制御時刻である)の絶対値が所定量DPCMDXより大きいか否かを判別する(ステップS12)。この答が否定(NO)であるときは直ちにステップS15に進む。
ステップS12で|ΔACPCMD|>DPCMDXであるときは、変化フラグFACPCHGを「1」に設定する(ステップS13)とともに、アップカウントタイマTACPCHGの値を「0」に設定する(ステップS14)。その後ステップS15に進む。変化量ΔACPCMDの絶対値は、容量指令値ACPCMDの変更直後のみ所定量DPCMDXを超えるので、ステップS13及びS14は、容量指令値ACPCMDの変更直後に1回だけ実行される。したがって、アップカウントタイマTACPCHGの値は、容量指令値ACPCMD変更後の経過時間を示す。
ステップS15では、冷媒圧力Pd、ソレノイド電流値Ic、及びコンプレッサ回転数Ncに応じて、第1推定トルク値ACTGTTQ1を算出する。コンプレッサ回転数Ncは、エンジン回転数NEに変換係数を乗算することにより算出される。第1推定トルク値ACTGTTQ1は、冷媒圧力Pd、ソレノイド電流値Ic、及びコンプレッサ回転数Ncに応じて予め設定されたマップを検索することにより算出される。容量指令値ACPCMDが変更(増量または減量)されると、ソレノイド電流値Icが変化(増加または減少)し、第1推定トルク値ACTGTTQ1が、容量指令値ACPCMDにほぼ比例して変化(増加または減少)する。
ステップS16では、変化フラグFACPCHGが「1」であるか否かを判別し、その答が否定(NO)、すなわち容量指令値ACPCMDがほぼ一定であるときは、推定要求トルクACTGTTQを第1推定トルク値ACTGTTQ1に設定し(ステップS17)、本処理を終了する。
ステップS15で、FACPCHG=1であって容量指令値ACPCMDが変化したときは、変化量ΔACPCMDが「0」より大きいか否かを判別する(ステップS18)。ΔACPCMD>0であって、容量指令値ACPCMDが増量されたときは、タイマTACPCHGの値に応じて図4(a)に示すACTGTTQ2テーブルを検索し、第2推定トルク値ACTGTTQ2を算出する(ステップS19)。ACTGTTQ2テーブルは、タイマTACPCHGの値が増加するほど第2推定トルク値ACTGTTQ2が増加し、所定時間TSAT以上では、第2推定トルク値ACTGTTQ2が一定となるように設定されている。すなわち、ACTGTTQ2テーブルは、図2(c)に示した変化特性が実現されるように設定されている。
ステップS20では、ステップS19で算出された第2推定トルク値ACTGTTQ2が、第1推定トルク値ACTGTTQ1より大きいか否かを判別する。第1推定トルク値ACTGTTQ1は、容量指令値ACPCMDの増加にほぼ比例して増加しているので、最初はこの答は否定(NO)となり、直ちにステップS22に進む。ステップS22では、推定要求トルクACTGTTQを第2推定トルク値ACTGTTQ2に設定し、本処理を終了する。
タイマTACPCHGの値が増加し、第2推定トルク値ACTGTTQ2が第1推定トルク値ACTGTTQ1を超えると、ステップS20からステップS21に進み、変化フラグFACPCHGを「0」に戻す。これにより、ステップS16の答が否定(NO)となり、容量指令値ACPCMDが変更されたときの過渡制御が終了する。
一方ステップS18でΔACPCMD<0であって容量指令値ACPCMDが減量されたときは、ステップS23に進み、タイマTACPCHGの値に応じて図4(b)に示すACTGTTQ3テーブルを検索し、第3推定トルク値ACTGTTQ3を算出する。ACTGTTQ3テーブルは、タイマTACPCHGの値が増加するほど第3推定トルク値ACTGTTQ2が減少し、所定時間TSAT以上では、第3推定トルク値ACTGTTQ3が一定となるように設定されている。すなわち、ACTGTTQ3テーブルは、図4(a)に示した変化特性と逆の変化特性となるように設定されている。
ステップS24では、ステップS23で算出された第3推定トルク値ACTGTTQ3が、第1推定トルク値ACTGTTQ1より大きいか否かを判別する。第1推定トルク値ACTGTTQ1は、容量指令値ACPCMDの減少にほぼ比例して減少しているので、最初はこの答は否定(NO)となり、直ちにステップS26に進む。ステップS26では、推定要求トルクACTGTTQを第3推定トルク値ACTGTTQ3に設定し、本処理を終了する。
タイマTACPCHGの値が増加し、第3推定トルク値ACTGTTQ3が第1推定トルク値ACTGTTQ1を下回ると、ステップS24からステップS25に進み、変化フラグFACPCHGを「0」に戻す。これにより、ステップS16の答が否定(NO)となり、過渡制御が終了する。
図5は、前記式(2)に適用されるコンプレッサ負荷補正項IHACXを算出する処理のフローチャートである。この処理は、ECU5のCPUで所定時間(例えば10ミリ秒)毎に実行される。
ステップS31では、空調オンフラグFHACINDが「1」であるか否かを判別する。空調オンフラグFHACINDは、空調装置20が作動しているとき「1」に設定される。FHACIND=0であって空調装置20が作動していないときは、コンプレッサ負荷補正項IHACXを「0」に設定して(ステップS32)、本処理を終了する。
FHACIND=1であって空調装置20が作動しているときは、図3の処理で算出される推定要求トルクACTGTTQに応じて、図6(a)に示すIHACTQテーブルを検索し、コンプレッサ負荷補正項の基本値IHACTQを算出する(ステップS33)。基本値IHACTQは、推定要求トルクACTGTTQに比例するように設定される。
ステップS34では、エンジン回転数NEに応じて、図6(b)に示すKNACTQXテーブルを検索し、補正係数KNACTQXを算出する。KNACTQXテーブルは、エンジン回転数NEが高くなるほど、補正係数KNACTQXが増加するように設定されている。補正係数KNACTQXは、スロットル弁開度THが変化しなくてもエンジン回転数NEの変化により、吸入空気量が変化することに対応して、アイドル目標開度THIDLを補正するために適用される。
ステップS35では、下記式(3)に基本値IHACTQ及び補正係数KNACTQXを適用し、コンプレッサ負荷補正項IHACXを算出する。
IHACX=IHACTQ×KNACTQX (3)
このようにして算出されるコンプレッサ負荷補正項IHACXを、前記式(2)に適用することにより、容量指令値ACPCMDが変更されたときに、スロットル弁開度THが、図4に示した推定トルク値ACTGTTQ2またはACTGTTQ3の変化特性と同様に変化する。その結果、吸入空気量QAIR(エンジン出力トルク)の変化特性を、コンプレッサの実際の要求トルクACTRQの変化特性と概略一致させ、エンジンのアイドル回転数の変動を抑制することができる。
本実施形態では、スロットル弁3が吸入空気量制御弁に相当し、アクチュエータ11が弁開度制御手段の一部を構成する。またECU5が、弁開度制御手段の一部、推定要求トルク算出手段、及び補正量算出手段を構成する。具体的には、図3の処理が推定要求トルク算出手段に相当し、図5の処理が補正量算出手段に相当する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、スロットル弁の目標開度THCMDをステップ状に変化させたときの吸入空気量QAIRの変化速度が、空調装置の容量指令値ACPCMDをステップ状に変化させたときの要求トルクACTRQの変化速度より高い例を示したが、逆に、吸入空気量QAIRの変化速度が、要求トルクACTRQの変化速度より低い場合もある。本実施形態はそのような場合に対応するものである。なお、本実施形態は、以下に説明する点以外は第1の実施形態と同一である。
本実施形態においては、図7(a)に実線で示すように、空調装置20の容量指令値ACPCMDをステップ状に変更した場合における実際のコンプレッサ要求トルクACTRQの変化特性は、同図(b)に実線で示すようになる。これは、図2に示した特性と同一である。一方、スロットル弁3の目標開度THCMDを、図7(a)に破線で示すようにステップ状に増加させたときにおける実際の吸入空気量QAIRの変化特性は、図7(b)に破線で示すようになる。すなわち、本実施形態では、吸入空気量QAIRの変化速度が、要求トルクACTRQの変化速度より低い。
そこで本実施形態では、空調装置の容量指令値ACPCMDが増量されたときは、スロットル弁3の目標開度THCMDの算出に適用されるコンプレッサの推定要求トルクACTGTTQを、図7(c)に示すように、ステップ状に大きく増加させ、その徐々に減少させるように設定し、吸入空気量QAIRの変化速度を高めるようにした。これにより、吸入空気量QAIRの変化特性を、要求トルクACTRQの変化特性とをほぼ一致させることが可能となる。また、空調装置の容量指令値ACPCMDが減量されたときは、推定要求トルクACTGTTQを、図7(d)に示すように設定し、同様の効果を得るようにしている。これにより、空調装置の容量変更がなされた場合における、エンジン1の出力トルクの変化特性を、コンプレッサの要求トルクACTRQの変化特性とほぼ一致させ、アイドル回転数の変動を抑制することができる。
本実施形態においては、ACTGTTQ2テーブル及びACTGTTQ3テーブルは、図7(c)及び(d)の特性に対応させて、図8(a)及び(b)に示すように設定される。すなわち、ACTGTTQ2テーブルは、最初に第2推定トルク値ACTGTTQ2がステップ状に増加し、タイマTACPCHGの値が所定時間TSAT2に達するまで、徐々に減少し、その後一定となるように設定されている。またACTGTTQ3テーブルは、最初に第2推定トルク値ACTGTTQ2がステップ状に減少し、タイマTACPCHGの値が所定時間TSAT2に達するまで、徐々に増加し、その後一定となるように設定されている。
(他の実施形態)
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では、スロットル弁の目標開度THCMDをステップ状に変化させたときの吸入空気量QAIRの変化速度と、空調装置の容量指令値ACPCMDをステップ状に変化させたときの要求トルクACTRQの変化速度とが異なる例を示したが、両者がほぼ一致している場合には、ACTGTTQ2テーブル及ACTGTTQ3テーブルは、単純にステップ状の特性となるように設定すればよい。
また上述した図3の処理では、ステップS20及びS24により、過渡制御テーブル(ACTGTTQ2テーブル、ACTGTTQ3テーブル)を用いる過渡制御の終了を判定しているが、容量指令値ACPCMDの変更時点からの経過時間(タイマTACPCHGの値)が所定時間(TSAT,TSAT2)に達したときに、過渡制御を終了するようにしてもよい。
また上述した実施形態では、DBW(Drive By Wire)型のスロットル弁を使用し、スロットル弁3を吸入空気量制御弁とし、アクチュエータ11及びECU5により弁開度制御手段を構成したが、アクセルペダルと機械的にリンクしたスロットル弁を使用し、このスロットル弁をバイパスするバイパス通路、及び該バイパス通路を介して吸入される空気量を制御するバイパス空気量制御弁を設け、バイパス空気量制御弁をECU5により制御することにより、吸入空気量を制御するようにしてもよい。すなわちその場合には、バイパス空気量制御弁が吸入空気量制御弁に相当し、ECU5により弁開度制御手段が構成される。
また本発明は、クランク軸を鉛直方向とした船外機などのような船舶推進機用エンジンなどの制御にも適用が可能である。
本発明の一実施形態にかかる内燃機関及びその制御装置の構成を示す図である。 空調装置の要求トルク(ACTRQ)の変化特性と、吸入空気量(QAIR)の変化特性とを対比して説明するためのタイムチャートである。 推定要求トルク(ACTGTTQ)を算出する処理のフローチャートである。 図3の処理で使用されるテーブルを示す図である。 スロットル弁の目標開度の補正項(IHACX)を算出する処理のフローチャートである。 図5の処理で使用されるテーブルを示す図である。 第2の実施形態における、空調装置の要求トルク(ACTRQ)の変化特性と、吸入空気量(QAIR)の変化特性とを対比して説明するためのタイムチャートである。 図4に示すテーブルに対応するテーブル(第2の実施形態)を示す図である。
符号の説明
1 内燃機関
2 吸気管
3 スロットル弁(吸入空気量制御弁)
5 電子制御ユニット(弁開度制御手段、推定要求トルク算出手段、補正量算出手段)
11 アクチュエータ(弁開度制御手段)
20 空調装置
21 ソレノイド

Claims (3)

  1. 内燃機関の吸入空気量を制御する吸入空気量制御弁と、該吸入空気量制御弁の開度を制御する弁開度制御手段とを備える内燃機関の吸入空気量制御装置において、
    前記機関により駆動される可変容量型空調装置の推定要求トルクを算出する推定要求トルク算出手段を備え、
    前記弁開度制御手段は、前記推定要求トルクに応じて、前記吸入空気量制御弁の弁開度指令値の補正量を算出する補正量算出手段を備え、算出された補正量を用いて前記吸入空気量制御弁の開度を制御し、
    前記推定要求トルク算出手段は、前記可変容量型空調装置の容量指令値が変化したか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により前記容量指令値が変化したと判別された場合に該容量指令値の変化量の絶対値が所定量より大きいか否かを判別する第2判別手段とを有し、
    前記第2判別手段により前記絶対値が前記所定量より大きいと判別された場合には、該容量変更時点からの経過時間に応じて設定された過渡制御テーブルを検索することにより、前記推定要求トルクを算出する一方、前記第1判別手段により前記容量指令値が変化していないと判別された場合、及び前記第2判別手段により前記絶対値が前記所定量以下と判別された場合には、前記容量指令値にほぼ比例するように前記推定要求トルクを算出し、
    前記過渡制御テーブルは、前記空調装置の容量変更時における要求トルクの変化速度と、前記吸入空気量制御弁の弁開度変更時における前記吸入空気量の変化速度との相対関係に基づいて設定された、前記空調装置の容量が増量されたときに適用される第1のテーブルと、前記空調装置の容量が減量されたときに適用される第2のテーブルとからなり、前記要求トルクの変化速度が、前記吸入空気量の変化速度より低い場合においては、前記第1のテーブルは、前記推定要求トルクが時間経過とともに徐々に増加するように設定され、前記第2のテーブルは、前記推定要求トルクが時間経過とともに徐々に減少するように設定されていることを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。
  2. 内燃機関の吸入空気量を制御する吸入空気量制御弁と、該吸入空気量制御弁の開度を制御する弁開度制御手段とを備える内燃機関の吸入空気量制御装置において、
    前記機関により駆動される可変容量型空調装置の推定要求トルクを算出する推定要求トルク算出手段を備え、
    前記弁開度制御手段は、前記推定要求トルクに応じて、前記吸入空気量制御弁の弁開度指令値の補正量を算出する補正量算出手段を備え、算出された補正量を用いて前記吸入空気量制御弁の開度を制御し、
    前記推定要求トルク算出手段は、前記可変容量型空調装置の容量指令値が変化したか否かを判別する第1判別手段と、前記第1判別手段により前記容量指令値が変化したと判別された場合に該容量指令値の変化量の絶対値が所定量より大きいか否かを判別する第2判別手段とを有し、
    前記第2判別手段により前記絶対値が前記所定量より大きいと判別された場合には、該容量変更時点からの経過時間に応じて設定された過渡制御テーブルを検索することにより、前記推定要求トルクを算出する一方、前記第1判別手段により前記容量指令値が変化していないと判別された場合、及び前記第2判別手段により前記絶対値が前記所定量以下と判別された場合には、前記容量指令値にほぼ比例するように前記推定要求トルクを算出し、
    前記過渡制御テーブルは、前記空調装置の容量が増量されたときに適用される第1のテーブルと、前記空調装置の容量が減量されたときに適用される第2のテーブルとからなり、前記要求トルクの変化速度が、前記吸入空気量の変化速度よりい場合においては、前記第1のテーブルは、前記空調装置の容量が増量された時点において、前記推定要求トルクがステップ状に増加し、その後時間経過とともに徐々に減少するように設定され、前記第2のテーブルは、前記空調装置の容量が減量された時点において、前記推定要求トルクがステップ状に減少し、その後時間経過とともに徐々に増加するように設定されていることを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。
  3. 前記補正量算出手段は、前記推定要求トルクに応じて、前記吸入空気量制御弁の弁開度指令値の基本補正量を算出する基本補正量算出手段と、前記機関の回転数に応じて補正係数を算出する補正係数算出手段と有し、前記基本補正量に前記補正係数を乗算することにより前記弁開度指令値の補正量を算出することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の吸入空気量制御装置。
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