JP4236863B2 - 体内の内腔用の除去可能なステント - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は医療装置に関し、特に、生体崩壊可能な、または、生体崩壊性のポリマーコーティングを有する除去可能なステントに関する。
【0002】
【従来の技術】
これまで、導管または脈管等の人間の体内の内腔部を維持するためのステント医療装置またはその他の種類の内腔内の機械的支持装置の使用方法が開発されて、現在においては内腔部の狭窄または遮断に対する主要な治療方法になっている。ステントの種々の外科的処理における使用方法がステント装置による経験の蓄積と共に急速に受け入れられてきており、これらを使用する外科的処理の数がその利点が広く認識されるにつれて増加しつつある。例えば、前立腺尿道、食道、胆汁管、腸管、および種々の冠状動脈および静脈、並びに、大腿動脈等のような遠隔の心臓脈管のような通路を開口状態に保つために体内腔内にステントを使用することが知られている。現在において利用されているステントは永久ステントおよび一時的ステントの2種類がある。永久ステントは不確定量の時間だけ体内腔内において維持できるように構成されている。一方、一時的ステントは一定の時間だけ体内腔内に維持されて、例えば、外科処理または傷害により生じる内腔に対する損傷の後に、体内腔の開通性を維持するように構成されている。一般に、永久ステントは体内腔の損傷を受けた壁部組織を長期にわたって支持するように構成されている。このような永久ステントの用途として、心臓脈管系、泌尿器系、胃腸管系、および婦人科系の用途を含む多数の従来用途がある。このような永久ステントは、例えば、脈関係の用途において、経時的に内皮組織により包容または被覆されることが知られている。同様に、永久ステントは、例えば、尿道系の用途において、上皮により被覆されることが知られている。一方、一時的ステントは特定の制限された時間だけ内腔開口部の開通性を維持するように構成されていて、組織の内部成長または包容化により内腔部の壁部内に取り込まれないことが好ましい。好ましくは、この一時的ステントは、例えば、内腔部の損傷した組織が治癒されてステントが当該内腔部の開通性を維持する必要が無くなった後のような、所定の臨床的に適当な時間の経過後に体内腔部から除去できる。例えば、この一時的ステントは前立腺の遮断またはその他の尿道の構造的病気の治療における用途の体内配備式カテーテルの置換体として使用できる。この一時的ステントの体内腔におけるさらに別の用途として、レーザーまたは熱的な切除のようなエネルギーによる切除処理、または前立腺組織の照射後に用いて術後の急速な尿道の維持またはその他の体液の維持を調節するために使用できる。
【0003】
上記の永久ステントおよび一時的ステントの両方を種々の従来的な生体許容性の金属材により作成することが当業界において知られている。しかしながら、金属製のステントの使用に伴う幾つかの不都合点がある。例えば、金属製のステントは体組織により被覆される、包容される、上皮化される、または埋め込まれる可能性がある。このようなステントは場合によりその初期的な挿入位置から移動して、内腔における周囲組織に対して刺激を生じることが知られている。また、金属材は一般に内腔内の周囲組織よりもはるかに硬質で剛性が高いために、解剖学的または生理学的に不適合となって、組織を損傷したり、不所望な生物学的応答を生じる可能性がある。永久的な金属ステントは不確定な時間にわたって移植されるように構成されているが、このような永久的な金属ステントを除去することが必要になる場合がある。例えば、外科的な介入を必要とする生物学的応答が生じた場合に、このようなステントを二次的な処置により除去することが必要になる場合が多い。また、金属ステントが一時的ステントの場合も、臨床的に適当な時間の経過後に除去することが必要になる。すなわち、金属ステントが永久ステントまたは一時的ステントの如何に拘わらず、このステントが包容状態または上皮化された状態等になれば、このステントの外科的除去により患者に対して不所望な痛みや不快を与えることになり、内腔組織に対して付加的な傷害を与える可能性がある。このような痛みや不快に加えて、患者は金属ステントを除去するために、手術の危険性を伴う時間のかかる複雑な外科処理を経験しなければならない。
【0004】
非吸収性で生体許容性のポリマーまたはポリマー組成物は剛性を減少する等の特別な利点を有しているが、このような材料により作成した永久ステントもまた上記のような金属ステントの場合と同様の問題および不都合点が生じる。
【0005】
さらに、一時的ステントを製造する場合に生体吸収性および生体崩壊性の材料を使用することが知られている。このようなステントを作成するための従来的な生体吸収性または生体崩壊性の材料は経時的に吸収または崩壊して体内腔からステントを除去するための外科処理の必要性を排除するために選択される。このようなステントを外科的に除去する必要がなくなることに伴う利点に加えて、生体吸収性で生体崩壊性の材料が、特に大抵の従来的に使用されていた生体許容性の金属材に比べて、特別な感応性を有する患者に対して優れた生体許容性を有する傾向があることが知られている。さらに、生体吸収性で生体崩壊性の材料により作成されたステントの別の利点として、その機械的特性が、脈管や内腔を損傷する可能性の高い金属ステントに伴う場合の多い合成や硬さをほとんど消去または除去するように構成できることである。
【0006】
しかしながら、このような生体吸収性または生体崩壊性のステントの使用に伴う不都合点および制限が存在することが知られている。このような制限はステントを作成する材料の特性生じるものである。このような現時点でのステントに伴う不都合点の一つとして、材料の分解が早すぎることが挙げられる。このようなステントの尿道のような内腔の内部における大きくて硬い破片への不適当な分解または崩壊により排尿のような正常な流れが遮られて、内腔の開通性を与えると言うステントの主用目的が損なわれることになる。あるいは、このようなステントが分解するのに長い時間がかかって、その治療目的の達成後に相当な長時間の間目標とする内腔の中に滞在する場合がある。従って、例えば、比較的時間の長くかかる生体崩壊性のポリマーにより作成した尿道ステントの場合に、石を形成すると言うこれらの材料に伴う長期の危険性がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従って、当該技術分野においては、新規な一時的ステントが要望されており、当該ステントは適当な治療目的を達成するために一定の臨床的に適当な時間だけ体内腔内でその機能を維持した後に、患者に対して刺激、閉鎖、痛みまたは不快を生じる可能性のある破片を生じることなく、さらに、外科処理を要さずに、軟化して細長い糸状の部材に変化して除去可能になる。
【0008】
本発明の好ましい実施形態において、上記の一時的ステントは体外に容易に排出する、すなわち、しなやかで柔軟な糸状の部材として除去されて、患者に対する刺激、閉鎖、痛みまたは不快は、排除できるか、仮に存在しても、最少である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は体内腔内に挿入するためのステントを提供することであり、当該ステントは縫合線のような柔軟な部材により作成された後に生体崩壊性または生体吸収性のポリマーによりコーティングされていて、部材が比較的剛性のあるステントに形成されており、体内において、ステントが軟化して柔軟なフィラメントに戻ることにより、特定の治療時間の経過後に体内腔から容易に通過または排出できる。
【0010】
それゆえ、体内腔において使用するための移植可能なステントを開示し、当該内腔は自然の解剖学的構造の一部として存在しているか、外科的に形成したものである。このステントは螺旋状またはコイル状の構造の細長い中空部材であり、好ましい実施形態において、巻かれた繊維により形成した複数のコイルを有する螺旋状構造を有している。
【0011】
この構造は長手軸および長手軸に沿う通路を有している。さらに、上記のコイルは一定のピッチを有している。さらに、この構造は外部ポリマーコーティングを有する縫合線のような柔軟でしなやかなフィラメントまたは繊維により作成されている。このポリマーコーティングは生体吸収性または生体崩壊性のポリマー、またはこれらの混合物である。このコーティングは体温において固体であり、この柔軟でしなやかな部材を一定の構造として十分に剛性を有する固定状態に維持できるのに十分な厚さを有している。
【0012】
このコーティングのインビボ環境内における崩壊または吸収の速度は所望の治療時間内に効果的に軟化するか、フィラメントの外表面部から除去するのに十分な速度である。このことにより、このコーティングが崩壊する際に、インビボ環境内において軟化または吸収されて、その機械的な保全性が失われる。さらに、このことにより、フィラメントがその自然な柔軟でしなやかな状態に戻り、そのステント構造が効果的に崩壊して、フィラメントが内腔から除去または排出できる。
【0013】
インビボ環境における体液に対する曝露により、コーティングが進行的に崩壊および/または吸収されて、ステントが柔軟なフィラメントに軟化または崩壊して、このフィラメントが体内腔を容易に通過して排出されるか、体液により自然に排出されることにより、閉鎖、痛みまたは不快を生じる可能性が最少になる。
【0014】
本発明の別の態様は放射線不透過性の繊維により作成した上記のステントである。
【0015】
本発明のさらに別の態様は体内腔の開通性を維持するために外科処理において本発明のステントを使用する方法である。すなわち、先ず、本発明のステントを備える。このステントは細長い中空の部材であり、好ましい実施形態において、複数のコイルを有する螺旋構造を有している。この部材は長手軸を有している。さらに、コイルは一定のピッチを有している。この構造は外表面部および外部ポリマーコーティングを有する柔軟でしなやかなフィラメントまたは繊維により作成されている。このステントは体内腔に挿入される。その後、インビボ環境内で体液に曝されることにより、外部コーティングが吸収されて崩壊および軟化して、ステントの構造が崩壊することによりしなやかで柔軟なフィラメントに戻り、このフィラメントが体液の流通により排除されるか手動により除去できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の上記およびその他の態様は以下の説明、実施例、および図面によりさらに明らかになる。
【0017】
図1乃至図9において、本発明の好ましい実施形態を示している。図3に示すように、ステント10は一連の接続コイル20を有する螺旋状構造を有している。これらのコイルはフィラメント100により形成されている。本明細書におけるこの用語の「フィラメント(filament)」はフィラメントだけでなく繊維も含むものとして定義しており、用語の繊維と交換可能に使用される。フィラメント100は連続状のフィラメントであることが好ましいが、ステント10を2個以上のフィラメントの部分により形成した後にこれらを繋ぎ合わせることも可能である。図4に示すように、フィラメント100は内側柔軟部材110および外側コーティング130を有している。内側柔軟部材110は外表面部115を有している。この内側柔軟部材110の外表面部115を外側コーティング130が被覆している。外側コーティング130は内表面部135および外表面部140を有している。好ましくは、外側コーティング130の内表面部135は内側柔軟部材110の外表面部115に接触して固着している。さらに、ステントは長手軸70および中央通路11を有している。また、このステント10はコイル20の第2の部分50に接続したコイル20の第1の先端側部分30を有しており、これらの部分30および部分50はヒンジ状の接続繊維60により接続されている。ヒンジ状の接続繊維60に隣接するコイルの先端側部分30は外部括約筋よりも先端側に挿入される係留部分を形成する。一方、ステント10の基端側部分50は前立腺尿道内に保持される。この基端側部分50は直径24を有するコイル20および通路51を有している。また、ステント10の先端側部分30は直径22を有するコイル20を有している。さらに、先端側部分30は通路31を有している。これらの通路31および通路51は連通してステント10の通路11を形成する。図4に示すように、本発明のステント10の好ましい実施形態の一例は円形の断面形状を有するフィラメント100を有している。なお、このフィラメント100は丸形、方形、多角形、湾曲形、卵形、およびこれらの組み合わせおよびその等価物を含む用途に応じた種々の形状を有することができる。当該技術分野の熟練者であれば、特定の断面形状がステントにおいて異なる利点を賦与することが理解できる。例えば、丸形の断面を有する本発明の繊維における利点として、ラインに乗せることが可能であることによるステント製造プロセスの容易さ、後の製造プロセスにおける繊維からステントへの1段階の遷移、外科処理中にステントの長さを調節して特定の患者の解剖学的構造に適合させることが可能であることによるステント配備中の柔軟さ、および縫合線のような市販のフィラメントの使用等が含まれる。
【0018】
好ましくは、ステント10は所望の断面形状を有する生体吸収性のポリマー・フィラメント100により製造されている。このステント10の長さおよび全体の直径は患者の解剖学的構造、当該解剖学的構造の寸法、および尿道内腔に影響する外科処理の種類を含む多数のファクターにより決まる。例えば、本発明の実施に有用なステント10の全長は内腔通路を開口状態に維持するのに十分に効果的な長さである。一般に、成人男性の尿道の用途における長さは約10mm乃至約200mmであり、さらに一般的には約20mm乃至約100mmであり、好ましくは約40mm乃至約80mmである。また、本発明のステント10の直径は内腔部を開口状態に維持するのに十分に効果的な直径である。前立腺尿道の用途において、ステントが異なる直径の2個の部分を有している場合は、一般に、前立腺尿道における直径は約2mm乃至約25mmであり、さらに一般的には約4mm乃至約15mmであり、好ましくは約6mm乃至約10mmである。また、外部括約筋よりも先端側に係留するために使用する部分の直径は約2mm乃至約25mmであり、さらに一般的には約4mm乃至約15mmであり、好ましくは約6mm乃至約10mmである。さらに、本発明のステントを製造するために使用する繊維の主要な断面寸法は効果的な支持および柔軟性を賦与するのに十分な値である。一般に、円形の断面を利用する場合に、尿道の用途における直径は約0.1mm乃至約4mmであり、さらに一般的には約0.5mm乃至約3mmであり、好ましくは約1mm乃至約2mmである。すなわち、本発明のステントのピッチ、長さ、直径および繊維の直径は尿道管の壁部の半径方向の応力に対応して十分な支持を効果的に行ない、尿道内腔内に挿入する際の挿入の容易さおよび安定性を賦与し、さらに、所望の柔軟性および内腔の開通性を賦与するのに十分な寸法である。ステントのピッチは単位長さ当たりのコイルの数として定められる。本特許出願明細書においては、例えば、このピッチはステントの長さの1センチメートル当たりのコイルの数として定められている。一般に、尿道の用途において、このピッチは約2.5乃至約100であり、さらに一般的には約3乃至約20であり、好ましくは約5乃至約10である。尿道の用途においては隣接コイルの間に空隙が無いことが好ましいが、本発明のステントは隣接コイルの間に空間が存在していてもよい。
【0019】
好ましくは、本発明のフィラメント100を形成するためにコーティング130により被覆される柔軟部材110は崩壊して体内腔から容易に除去できるステントを効果的に提供するために十分な柔軟さ、柔らかさ、およびしなやかさを有するように選択される。この柔軟性部材に対して有用な材料には柔軟でしなやかなモノフィラメントおよび編組式の糸状部材が含まれる。特に、モノフィラメントまたは編組式のポリプロピレン、シルク、ポリエステル、ナイロン等、およびこれらの等価物のような従来的な非吸収性の縫合線を使用することが好ましい。さらに、上記の柔軟部材は従来的な吸収性の縫合線、モノフィラメントまたは編組式の繊維であって、95/5ラクチド/グリコリドおよびポリジオキサノン等が含まれる。さらに、この柔軟部材110は「延伸(spun)」重合して糸を形成している生体許容性の繊維により作成した糸状の材料により作成できる。
【0020】
本発明のステントおよびフィラメントに有用な外側コーティングは従来的な生体崩壊性または生体吸収性のポリマーおよびその混合物であって、ラクチド、グリコリド、パラ−ジオキサノン、カプロラクトン、およびトリメチレンカーボネート、およびこれらの混合物およびこれらのコポリマーから成る群から選択されるモノマーにより作成したポリマーを含む。このポリマーコーティングの崩壊または吸収の作用により、フィラメントが所定時間の経過後に軟質で柔軟な部材に戻り、ステントが効果的に崩壊して、柔軟部材が内腔から容易に除去または通過できるようになる。流動的な環境内においては、進行的に崩壊するステントが閉鎖を生じることなく容易に体外に排出し、内腔から除去できる。フィラメント100を形成するために効果的に剛性を賦与できるポリマーコーティングの種類はガラス転移温度が室温以上、好ましくは55℃以上、最も好ましくは約120℃であるポリマーを含む。これらの材料はアモルファス、すなわち、結晶性を示さないものであってもよい。一方、低い温度、特に室温よりも低いガラス転移点を有するポリマーは一般にある程度の結晶化性を有していて本発明の用途において機能するための寸法安定性および剛性を賦与する。このような材料は半結晶性材料と言うことができる。コーティング用の水溶性ポリマーについては、大まかにイオン性および非イオン性の2種類の水溶性ポリマーがある。一般的に、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸ポリマー、ポリエーテル(特に、ポリエチレングリコールまたはポリエチレンオキサイド)、特定のポリビニルアルコールおよび特定のポリ(N−ビニルピロリドン)のようなビニル・ポリマーが使用されている。また、特定の多糖類ガムもまた有用であり、ヒドロキシ・メチル・セルロースまたは特定のヒドロキシ・イソプロピルセルロースのような特定のヒドロキシ・セルロースもまた有用である。
【0021】
材料を選択することにより溶解処理を制御できる。さらに、水溶性樹脂の分子量を変更することも制御手段になる。
【0022】
ポリマー混合処理を利用することは必要な溶解度を達成するために特に有利である。さらに、ポリアミド(ナイロン)は機械的強度、吸水性等を賦与するので便利な成分として使用できる。
【0023】
可能な好ましい混合物の成分はポリエチレングリコール(PEGまたはポリエチレンオキサイド、PEO)であり、特に、半結晶性であるその高分子量樹脂が好ましい。このPEGの融点は約60℃であり、この温度は本発明において有用なコーティングの必要条件を満たすために十分な高さである。必要に応じて、PEOをナイロンと共に混合することができる。加えて、ポリグリコリド/ラクチド・コポリマー、ポリカプロラクトン等により作成した生体崩壊性ポリマーがフィラメント100の外側コーティングとして使用できる。さらに、ポリオキサエステルが利用でき、この材料は水溶性であって加水分解により崩壊する。さらに別の適当なポリマーが本明細書に参考文献として含まれる米国特許第5,980,551号に記載されている。
【0024】
ステントは内腔内の通路を開口状態に維持するというその機能を実行するために半径方向の応力に耐えるように構成する必要がある。ステントが体内腔内に配備されている時に半径方向の応力に耐えるための本発明のステントの機械的能力または機械特性は主に外側コーティングにおける生体崩壊性/生体吸収性の材料により賦与される。すなわち、この外側コーティングにおける材料の強度および剛性および厚さが必要な負荷に対して有効に耐えてステントの機能を維持するのに十分な構成でなければならない。すなわち、コーティングが崩壊して分解する時に、この材料は適当に選択された生体崩壊性の材料の十分な厚さを維持して必要な時間だけ必要な負荷に有効に耐えて患者の内腔を維持することができる。要するに、このコーティングは特定の治療時間だけ体内腔を開通または開口状態に維持するために必要な機械的条件を満たすように構成されている。
【0025】
コーティングが崩壊して吸収されて体液によりステント構造から効果的に除去されると、残ったフィラメントが柔軟部材としての軟質でしなやかな小繊維状態に戻る。この残った軟質のフィラメントは容易に内腔から排出または除去できる。
【0026】
本発明のコーティングしたフィラメントは同時押出成形、溶融コーティング、後続の溶融処理によるコーティングの拡散処理を伴う溶液コーティングまたはパウダー・コーティング等を含む従来的な方法により作成できる。例えば、コーティング処理を利用する場合は、内側柔軟部材をモノ−フィラメント押出成形材料にするか、マルチ−フィラメント編組材料により形成できる。さらに、この内側コアまたは柔軟部材を液槽中、コーティングローラー中、ブラシ、スプレーおよび/またはダイを通過させることによる溶融コーティングまたは溶液コーティングにより、外側コーティングを当該柔軟部材の上面に備えることができる。
【0027】
本発明の別の実施形態において、上記のコーティングを形成するのに用いるポリマーおよび混合物は薬剤供給基質として利用できる。このような基質を形成するために、上記のコーティング材料が治療剤と共に混合される。本発明のポリマーと共に使用できる種々の異なる治療剤の範囲は極めて広い。一般に、本発明の薬剤組成物により投与可能な治療剤としては、抗生物質および抗ウイルス剤のような抗感染剤、鎮痛薬および鎮痛薬混合物、抗炎症剤、ステロイドのようなホルモン、骨再生成長因子、および天然誘導または遺伝子工学処理した蛋白質、多糖類、糖蛋白質、またはリポ蛋白質が含まれるがこれらに限らない。
【0028】
基質配合物は1種類以上の治療剤をポリマーと混合することにより配合できる。この治療剤は液体、微細分割した固体、またはその他の任意の適当な物理的形態として存在し得る。一般に、必要な選択物としてでなく、上記の基質は希釈剤、キャリヤ、賦形剤、安定化剤等の1種類以上の添加剤を含むことができる。
【0029】
上記の治療剤の量は使用する特定の薬物および治療する医療状態により決まる。一般に、この薬物の量は基質に対して約0.001重量%乃至約70重量%、さらに一般的には約0.001重量%乃至約50重量%、最も一般的には約0.001重量%乃至約20重量%である。さらに、この薬物供給基質内に混合されるポリマーの量および種類は所望の放出プロファイルおよび使用する薬物の量により異なる。
【0030】
体液に接触すると、上記のコーティングが徐々に崩壊(主に加水分解による)または吸収され、これに伴って、一定の持続または延長された時間において分散状態の薬物が放出される。これにより、有効量(例えば、0.0001mg/kg/時間乃至10mg/kg/時間)の薬物の持続された供給(例えば、1時間乃至5000時間、好ましくは2時間乃至800時間にわたる)が行なえる。なお、この投与形態は、治療する対象、痛みの程度、処方医の調節等により決まる必要性に応じて投与できる形態である。このような処理に従うことにより、当該技術分野の熟練者であれば、種々の配合物を作成することができる。
【0031】
コーティング処理したフィラメント100により作成する場合の本発明のステント10は巻き付け処理による以下の方法で製造される。先ず、フィラメント100を加熱した状態でマンドレルの周りに巻きつけた後に、マンドレルの周囲上でコイル状にする。このマンドレルおよびコイルの組立体を拘束状態でアニールした後に、マンドレルを除去する。このコイルのピッチおよび直径は所望のステントの寸法および形状を形成するように選択される。必要に応じて、例えば、コーティング槽または溶融槽に入れて直ぐに、フィラメント100を加熱することなくマンドレルの周囲に巻き付けるか、あるいは、コーティングしていない柔軟部材110をマンドレルの周りに巻いた後に従来法によりコーティングを施してから必要に応じて硬化させることができる。
【0032】
本発明のステントは図1,図2,図5,図6,図7および図8に示すような尿道ステント配置処理における以下の方法で利用できる。先ず、ステント10をアプリケータ装置200の先端部に配置する。装置200はグリップ255を有するハンドル250を備えている。ハンドル250の上部257は軸保持部材290に取り付けられている。この保持部材290は長手方向に沿う通路292、前端部295および後端部296を有している。さらに、取り付けチューブ240が先端部242および基端部244を有している。また、この取り付けチューブ240は通路248を備えている。チューブ240の基端部244は通路292の中に取り付けられていて、内側の通路248は通路292に連通している。さらに、アプリケータ・チューブ220が通路248の中に摺動自在に取り付けられている。このチューブ220は先端部222、基端部224、および通路226を有している。このチューブ220の基端部224には取り付けブロック300が取り付けられており、このブロック300はピン309により端部224に固定されている。また、ブロック300の底部にはギア歯335を有するラック・ギア部材330が取り付けられている。さらに、ハンドル250の中に、歯部275を有するピニオン・ギア部材270を受容するための空孔部350が設けられている。ピニオン・ギア部材270は回動ピン265により空孔部350の中に回動自在に取り付けられている。歯部275は歯部335に歯合して係合している。さらに、ピン265の反対側におけるピニオン・ギア部材270から駆動トリガー280が延出している。トリガー280の駆動により、チューブ220がチューブ240に対して基端側および先端側に移動する。さらに、トリガー280を作動することにより、ステント10がチューブ220およびチューブ240から放出可能になる。
【0033】
ステントおよび装置200の先端部が図8および図9に示すような患者の陰茎の内腔400の中の尿道410の中に挿入されている。装置200の先端部およびステント10は尿道410の中で操縦されて、ステントの前立腺部分が前立腺尿道411内に配置され、ステントの先端部が外部括約筋430の先端側に配置されて、膀胱450から尿道の内腔を通して尿の開口した通路が形成できる。その後、トリガー280を係合して装置の先端側に引くことによりアプリケータ装置200を尿道410から抜き取って、この処理が完了し、移植されたステント10により尿道の内腔410が開通する。図9に示すように、適当な時間の経過後のステント10はほとんど軟質で柔軟なフィラメントの状態に変化して、尿の流れと共に患者の体外に尿道410を介して容易に排出されるか、手で内腔から抜き出すことができる。なお、当該技術分野の熟練者であれば、内腔の特異的特徴または外科的な配備処理により必要とされる調整により、別の種類の体内腔に対応した配置が同様に可能であることが理解できる。
【0034】
以下の実施例は本発明の原理および実施について例示するが、本発明を制限するものではない。
【0035】
実施例1:押出成形コーティング処理による除去可能な繊維の製造
窒素でパージしたホッパーにポリジオキサノンホモポリマー(PDSホモポリマー)を添加した。このホッパーは、24:1(長さ:直径)の標準的なスクリューを備えた19.05mm(3/4インチ)の縦型単一スクリュー式押出成形装置である。この押出成形装置の温度プロファイルは後方領域からダイにかけて約121.1℃、約126.7℃、約132.2℃、および約135.0℃(それぞれ250°F、260°F、270°F、および275°F)であった。また、スクリューの回転速度を6.5rpm(毎分回転数)として、加える圧力を約9,274kPa(1,345psi)とした。直径0.508mm(0.020インチ)のガイド(加圧先端部分)および直径12.192mm(0.048インチ)のダイとともにB&H30クロスヘッド(B&H Tool社、サンマルコス、カリフォルニア州)を使用した。直径4.572mm(0.018インチ)の非分解性のポリエステル編組フィラメント(ETHIBOND(商標)、Ethicon社)をクロスヘッドの中に導入した。この繊維は、溶融ポリジオキサノンでコーティングされた後、水槽で冷却し、エアーワイパーで乾燥し、その後、スプールに連続的に巻き取った。このとき、水の温度は8℃、巻き取り速度は2.1メートル/分であった。この繊維の外径は約11.2mm(0.044インチ)であり、窒素環境内で保管した。
【0036】
実施例2:コーティングしたフィラメントを用いるステントの製造
糸を結んで、マンドレルの第1の穴C(図10参照)を介して小さいループが形成されるようにした。2個の金属ポスト(φ2×15mm)を穴Aおよび穴Bに挿入した。
【0037】
ポストを穴Aおよび穴Bに固定した。マンドレルのC側の端部を巻き付けモーターのコレクトの内側に固定した。長さ約1.524m(5フィート)のコーティングされた繊維をそのループを通過させ、その繊維を折り曲げた。繊維の両方の自由端を支持して緩く張り、ループを繊維のほぼ中央に位置するようにした。折り曲げたフィラメントをともに緩く支持して、各コイルが互いに密着するように巻き付けた。前立腺部分を巻き付けているときの巻き付け速度は20rpm乃至30rpmとした。
【0038】
第1のポスト(B)に達したら、ポストから先端側に向けて繊維を曲げた。さらに180°巻きつけて、ポスト(A)とポスト(B)との間にコネクターを形成した。その後、フィラメントをマンドレルに対して垂直にし、前立腺部分を巻き付けたときと同様の方法で先端のループをコイルにした。フィラメントをマンドレルに固定するために、調節可能なクランプを用いた。この組立体を真空条件下で48時間保管し、アニール処理に先立って乾燥させた。
【0039】
アニール処理に先だって、ポスト(A)およびポスト(B)をマンドレルから取り外した。この組立体全体をアニール処理用の炉内に吊るし、真空下で10時間、80℃でアニール処理した。その後、ステントをマンドレルから取り外して、不要な部分を切断し、窒素環境内に保管した。
【0040】
実施例3
男性患者を適切に麻酔処理し、従来のレーザー治療装置で前立腺の熱切除術を行なった。この外科手順が完了した後、本発明のステント10を、アプリケータ200を用いて以下の方法で患者の尿道および膀胱の中に挿入した。まず、外科医はステントの余分な部分を切断し、このステントをアプリケータの端部に配置した。従来の膀胱鏡をアプリケータの内腔内に挿入した。ステントおよびアプリケータは、水溶性の医療用潤滑剤により潤滑されている。さらに、標準的な膀胱鏡検査手順と同様に供給装置に溶液タンクを取り付けた。次に、膀胱鏡で直接観察して、ステントを前立腺尿道内に挿入した。ステントを適正な位置に配置した後、アプリケータを引き抜き、ステントを前立腺尿道内に残留させた。移植後約28日経過すると、外側のコーティングが分解されて、ステントが軟質で可撓性を有するフィラメント構造になるため、このフィラメントの端部を把持して内腔から引っ張り出し、フィラメントを尿道管から取り出すことができる。
【0041】
本発明のステントは従来技術のステントに対して多くの利点を有する。その中には、剛性の一定期間の維持(内腔開通性)、ステントが容易に通過可能/除去可能なフィラメントに軟化する分解/吸収の軟質化機構、生体適合性、ステントが移動してしまうのを防止する手段、X線等によりステントおよびその位置を非侵襲性にモニタリングする手段が含まれる。
【0042】
本発明を詳細な実施の形態に基づいて図示および説明してきたが、当業者であれば、本発明の範囲および概念から逸脱することなく形態および細部の様々な変更が可能であることを理解できるであろう。
【0043】
本発明の実施態様は以下の通りである。
(A) フィラメントから形成される螺旋構造を含むステントであって、
前記螺旋構造が、複数のコイル、長手方向の軸、および内部に長手方向の通路を含み、
前記コイルがあるピッチを有し、
前記フィラメントがある断面および外表面を有し、外表面を備えた軟質で可撓性の細長い部材と、前記部材の外表面上の生体吸収性または生体分解性の外側ポリマーコーティングとを含み、
前記ポリマーコーティングが生体内で十分に分解または吸収されて前記螺旋状構造が十分に軟質の細長い部材に戻るまで、前記可撓性の部材が実質的に螺旋状構造に事実上維持されるように、前記ポリマーコーティングが十分な機械的形態保全性を有することを特徴とするステント。
(1)前記コーティングが溶融ポリマー(melt polymer)を含むことを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(2)前記コーティングが溶解ポリマー(solution polymer)を含むことを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(3)前記フィラメントが外科用縫合糸を含むことを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(4)前記縫合糸がモノフィラメントを含むことを特徴とする実施態様(3)に記載のステント。
(5)前記縫合糸がマルチフィラメントを含むことを特徴とする実施態様(3)に記載のステント。
【0044】
(6)前記縫合糸が非吸収性の縫合糸を含むことを特徴とする実施態様(3)に記載のステント。
(7)前記縫合糸が吸収性の縫合糸を含むことを特徴とする実施態様(3)に記載のステント。
(8)前記コーティングがラクチド、グリコリド(glycolide)、パラ−ジオキサノン(para-dioxanone)、カプロラクトン、およびトリメチレンカーボネート、これらの混合物およびこれらのコポリマーから成る群から選択されるモノマーにより製造されたポリマーを含むことを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(9)前記コーティングのポリマーが55℃を超えるガラス転移温度を有することを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(10)前記コーティングのポリマーが120℃を超えるガラス転移温度を有することを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
【0045】
(11)前記ポリマーコーティングが、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、ビニルアルコール、およびポリ(N−ビニルピロリドン)から成る群から選択されるポリマーを含むことを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(12)前記ポリマーコーティングがポリアミドをさらに含むことを特徴とする実施態様(A)に記載のステント。
(B)生体内崩壊性のフィラメントであって、
ある断面および外表面を有する細長い可撓性の部材と、
前記外表面上の生体分解性または生体吸収性のポリマーを含むポリマーコーティングとを含み、
前記ポリマーコーティングが生体内で十分に分解または吸収されて、構造が十分に軟質で細長い部材に戻るまで、前記可撓性の部材が実質的に一定の構造に事実上維持されるように、前記ポリマーコーティングが十分な機械的形態保全性を有することを特徴とするフィラメント。
(13)前記コーティングが溶融ポリマーを含むことを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
(14)前記コーティングが溶解ポリマーを含むことを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
(15)前記フィラメントが外科用縫合糸を含むことを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
【0046】
(16)前記縫合糸がモノフィラメントを含むことを特徴とする実施態様(15)に記載のフィラメント。
(17)前記縫合糸がマルチフィラメントを含むことを特徴とする実施態様(15)に記載のフィラメント。
(18)前記縫合糸が非吸収性の縫合糸を含むことを特徴とする実施態様(15)に記載のステント。
(19)前記縫合糸が吸収性の縫合糸を含むことを特徴とする実施態様(15)に記載のフィラメント。
(20)前記コーティングがラクチド、グリコリド、パラ−ジオキサノン、カプロラクトン、およびトリメチレンカーボネート、これらの混合物およびこれらのコポリマーから成る群から選択されるモノマーから製造されるポリマーを含むことを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
【0047】
(21)前記コーティングのポリマーが55℃を超えるガラス転移温度を有することを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
(22)前記コーティングのポリマーが120℃を超えるガラス転移温度を有することを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
(23)前記ポリマーコーティングが、ポリアクリルアミド、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、ビニルアルコール、およびポリ(N−ビニルピロリドン)から成る群から選択されるポリマーを含むことを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
(24)前記ポリマーコーティングがさらにポリアミドを含むことを特徴とする実施態様(B)に記載のフィラメント。
(C)体内の内腔の通路を実質的に開通状態に維持する方法であって、
ステントを準備するステップであって、前記ステントが、複数のコイル、長手方向の軸、および長手方向の通路を備えた繊維から形成された螺旋構造と、ある断面および外側表面を有する細長い可撓性の部材と、前記可撓性の部材の前記外側表面に設けられた外側ポリマーコーティングとを含み、前記コイルがあるピッチを有しており、前記繊維がある断面を有しており、前記ポリマーコーティングが前記可撓性の部材を螺旋構造に効果的に維持するように十分な機械的形態保全性を有する、前記ステップと、
前記ステントを体内の内腔に移植し、前記外側のコーティングが軟化して前記ステント構造が軟質で可撓性を有するフィラメント構造に変わるまで、前記ステントを長期に亘って前記内腔に維持して、所望の期間に亘って前記内腔の通路を実質的に開通した状態に効果的に維持するステップとを含むことを特徴とする方法。
【0048】
【発明の効果】
従って、本発明によれば、体内の内腔内に移植するための除去可能なステントが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アプリケータ装置の先端部に取り付けた本発明のステント装置の好ましい実施形態の斜視図である。
【図2】アプリケータ装置にステントを装着する前の図1のステントおよびアプリケータの斜視図である。
【図3】螺旋構造を有する本発明のステント装置の側面図である。
【図4】図3における線4−4に沿うステントの作成に使用した繊維の断面であり、円形の断面を示している図である。
【図5】図1のステントおよびアプリケータ装置の側面図であり、この装置は使用前の待機状態で示されている。
【図6】図5のステントおよびアプリケータ装置の側面図であり、アプリケータ・トリガーを係合することによりステントが部分的に配備された状態におけるアプリケータに対するステントの位置を示している図である。
【図7】アプリケータ・トリガーを完全に係合することによりステントが完全に配備された状態における図6のアプリケータに対するステントの位置を示している図である。
【図8】患者の尿道および前立腺に完全に配置されて内腔部の開通性を維持している状態の本発明のステントを示している図である。
【図9】コーティングが崩壊して吸収されたか、あるいは分解して軟化した後の患者の尿道内に存在する本発明のステントを示しており、ステントが細長い軟質の柔軟なフィラメントとして体外に除去されている状態を示している図である。
【図10】実施例3における各ステントを製造するために使用するマンドレルの概略図である。
【符号の説明】
10 ステント
100 フィラメント
110 内側柔軟部材
130 外側コーティング
Claims (12)
- フィラメントから形成される螺旋構造を含むステントであって、
前記螺旋構造が、複数のコイル、長手方向の軸、および内部に長手方向の通路を含み、
前記コイルがあるピッチを有し、
前記フィラメントが、ある断面および外表面を有し、外表面を備えた軟質で可撓性の細長い部材と、前記部材の外表面上の生体吸収性または生体分解性の外側ポリマーコーティングとを含み、
前記ポリマーコーティングが、生体内で十分に分解または吸収されて前記螺旋状構造が十分に軟質の細長い部材に戻るまで、前記可撓性の部材が実質的に螺旋状構造に事実上維持されるように、前記ポリマーコーティングが十分な機械的形態保全性を有する、ステント。 - 請求項1に記載のステントであって、
前記コーティングは、
ポリアクリルアミド、
ポリエチレングリコール、
ポリエチレンオキサイド、
ビニルアルコール、
ポリ(N−ビニルピロリドン)、ならびに、
ラクチド、グリコリド、パラ−ジオキサノン、カプロラクトン、およびトリメチレンカーボネートの群から選択されるモノマーから形成されるポリマー、ならびに、
前記モノマーの混合物から形成されるポリマー
からなる群から選択されるポリマーを含む、ステント。 - 請求項1または2に記載のステントであって、
前記コーティングは溶融ポリマー(melt polymer)を含む、ステント。 - 請求項1または2に記載のステントであって、
前記コーティングは溶解ポリマー(solution polymer)を含む、ステント。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のステントであって、
前記フィラメントは外科用縫合糸を含む、ステント。 - 請求項5に記載のステントであって、
前記縫合糸はモノフィラメントを含む、ステント。 - 請求項5に記載のステントであって、
前記縫合糸はマルチフィラメントを含む、ステント。 - 請求項5に記載のステントであって、
前記縫合糸は非吸収性の縫合糸を含む、ステント。 - 請求項5に記載のステントであって、
前記縫合糸は吸収性の縫合糸を含む、ステント。 - 請求項1〜9のいずれかに記載のステントであって、
前記コーティングのポリマーが55℃を超えるガラス転移温度を有する、ステント。 - 請求項1〜9のいずれかに記載のステントであって、
前記コーティングのポリマーが120℃を超えるガラス転移温度を有する、ステント。 - 請求項1〜11のいずれかに記載のステントであって、
前記ポリマーコーティングがポリアミドをさらに含む、ステント。
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