JP2000509623A - 冠状動脈のステントの配置と薬剤の部分的投与の組み合わせ - Google Patents

冠状動脈のステントの配置と薬剤の部分的投与の組み合わせ

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、ステントを血管内に配置するためにバルーンに取り付けたステントを有するカテーテルを使用する。カテーテルによりステントが配置され、拡張されてからカテーテルにより薬剤が投与される。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 冠状動脈のステントの配置と薬剤の部分的投与の組み合わせ 発明の分野 本発明は、心臓血管系疾患の治療に係り、特に冠状動脈へのステント(stent) の配置と薬剤の部分的投与の組み合わせに技術に関するものである。 発明の背景 アンジオプラステイ(angioplasty)は、血管が狭くなるか狭窄する狭窄症の治 療方法である。狭窄症は、血管内壁に沿うように成長する斑もしくは隆起した小 片により引き起こされる。小片は、脂肪、油分、分解しつつある筋肉細胞、繊維 状細胞、血小板の凝集体、コレステロールおよびカルシウムから形成される。こ の成長は狭窄症機能障害と呼ばれ、多くの場合に、冠状動脈や周辺の動脈に発生 する。 アンジオプラステイ中には、狭窄症機能障害の動脈の発生部位にバルーンが挿 入され、その部位に配置される。次に、このバルーンは、膨らまされて、動脈の 管腔を拡張して、狭窄症機能障害の発生部位を押圧するかまたはひびを入れるも のである。この動作により、血管により形成される管腔のサイズが増加されて、 血流を改善するようにしている。アンジオプラステイの一つの問題として、血管 が再度狭くなるか、または閉じることで発生する再狭窄症の発生率が高いことが 挙げられる。事実、アンジオプラステイの治療を受けた約30%から50%の患 者に6ヶ月以内に再狭窄症を経験したものが存在する。 このアンジオプラステイの他の合併症として、血管壁が破れるかまたは破損し て発生する突然の血管再閉塞が挙げられる。このような外傷性障害は血管の管腔 においてぱたぱた動く血管壁となり、血流の障害となる。 アンジオプラステイの治療後において、血管の破れや破損や、弾性的に戻るこ とに起因して発生する再狭窄を防止するための一つの方法として、筒状のイント ラヴァスキュラー(intravascular)ステントを血管の破れ発生部位や破損部位な いし最初の狭窄発生部位に配置する方法がある。この過程において、アンジオプ ラステイのカテーテルが最初に狭窄症機能障害の発生部位に挿入されてから、血 管の管腔を広げかつ機能障害部位を押圧するために膨らまされる。このアンジオ プラステイのバルーンは、取り除かれてから、次に第2のバルーン式カテーテル が挿入されて、筒状部材であるステント(stent)を血管の破れ発生部位や破損部 位ないし最初の狭窄発生部位に配置する。 血管壁に対してステントを拡張するために、第2のバルーン式カテーテルが次 に膨らまされる。使用されるステントの種類に応じて、バルーン式カテーテルに 代えて異なる種類のカテーテルが使用される。ステントが配置されると、この第 2のカテーテルが取り除かれる。 多くの場合、第3のバルーン式カテーテルが血管内に導入されて、そのバルー ンをステント内に位置させる。続いて、バルーンが高圧で膨らませれ、ステント をさらに拡張させる。このようにしてステントを最大まで拡張することで、再狭 窄症の発生率を減少させることができる。一度、配置されたステントは、血管を 開いた状態に維持する半剛体として機能する。 この過程における困難さとして、全過程を終了するまでに複数のカテーテルの 挿入と取り出しを行なう必要がある点が挙げられ、このために患者に対して合併 症や過度な障害を与える危険性が増える。例えば、血管壁の破れや破損の発生の 危険度が増加する。さらに、このように3本の分離したカテーテルを使用するこ とは、外科手術過程に要する時間が長くなるというさならる危険度がある。合併 症発生の危険度は、外科手術過程に要する総時間とともに増加する。費用がまた 問題となる。このような過程で派生する費用は、設備の量と手術を遂行する時間 に関係する。 さらに、ステントは、細胞増殖や血栓の形成によって発生する再度の狭窄を防 止することができない。体内の異物の存在に起因して発生する細胞増殖は傷痕の 組織から形成されるものであり、ステントと血管壁の間の不適合や、血管壁の破 損を回復するときに起るものである。血栓は、血液のぬるぬるしたかたまりであ って、ステントにより引き起こされた血流の乱れにより発生する。 細胞増殖や、血栓の形成は、治療薬により防ぐことができる。細胞増殖は、対 細胞増殖用の薬剤で防止することができ、また血栓は非凝固剤のような薬剤によ り防止することができる。このような薬剤は、普通は規律正しく投与されて血管 系を通過することになる。 しかしながら、このような全身的な投与中は、患者の体内おける治療薬の要求 レベルを維持することが困難となる。このような治療薬の要求レベルを維持する ためには、患者に対して多くの投与量が要求されることになる。問題の一つは、 対細胞増殖用の薬剤が高価であり、治療が不要な体内の部位に運ばれた分が無駄 になる点である。この結果、全身的な薬剤の投与は費用を不必要に高めることに なる。 他の問題としては、全身的な薬剤の投与は治療対象となる細胞ばかりでなく健 康な細胞にとって有害となる点がある。この結果、全身的な薬剤の投与は、好ま しくない副作用を招くことになる。例えば、対細胞増殖用の薬剤を高い全身的な 投与レベルに維持することは、健全な細胞に有毒症状を来すこととなり、また非 凝固剤の薬剤を高い全身的な投与レベルに維持することは、内出血またはカテー テル挿入の際に行なわれる傷口に過剰な出血を来すことになる。 全身的投与に代えて、治療薬剤を部分的に処置部位に投与する方法がある。 部分的な薬剤の投与において、薬剤投与のために専用に設計されたカテーテル をさらに導入する必要があるが、このことは困難となる。つまり、第4のカテー テルを導入することは、患者に対して副作用を来し、さらなる合併症を招く危険 性を増加することになるからである。また、処置における劇的な費用増加を来す ことになる。 したがって、一つの装置と方法によりステントを位置することができ、ステン トを膨らませることができ、部分的に処置部位に対して薬剤を投与できる必要が ある。また、このような機能に加えて、アンジオプラステイを行なうための一つ の装置と方法の必要がある。このような装置と方法において上記の機能を、一つ のカテーテルの導入により全て実施てきることが好ましい。 要約 本発明は、一つの装置と方法により、部分的に処置部位に対して薬剤を投与で き、ステントを位置させることができ、さらに膨らませることを一つのカテーテ ルで実施することで上記の機能を可能にするものである。このカテーテルは、さ らにアンジオプラステイを行なうためにも使用できる。 この装置は、管腔を規定するカテーテルとこの管腔と液的に連通するバルーン とを具備する。このバルーンは、孔径が約1ミクロンまたはそれ以下のサイズの 複数の小孔を有する。ステントは、このバルーンに接して取り付けられる。 本発明は、さらに部分的に処置部位に対して薬剤を投与するためにステントを 導入するために管腔を有するカテーテルに適用される。バルーンは管腔と液的に 連通するとともに、ステントは、このバルーンに接して取り付けられる。また、 ステントは、電気的に導通する材質から形成される。リード線はカテーテルに沿 うように延設される。このリード線の一端は、電極と電気的に導通される一方、 他端は電力供給部に対して接続するように構成される。 また、別の実施例によれば、カテーテルが管腔を規定する。この場合は、バル ーン自体が管腔と液的に連通し、ステントはバルーンに取り付けられる。 このバルーンは、孔径が約1ミクロンまたはそれ以下のサイズの複数の小孔を 有する。このステンテトは生物的に分解可能な材質から形成されるか、被覆が成 される。この生物的に分解可能な材質によれば、薬剤は保持され、その後にゆっ くりと放出するように機能する。 本発明は、さらにバルーンとこのバルーンの周囲で拡張するステントを有する カテーテルを用いてステントを血管に対して運ぶための方法に適用される。この 方法によれば、処置部位の近傍にバルーンとステントが位置するようにバルーン を血管内に位置させる工程と、バルーンを治療部位の近傍に位置させた状態で、 治療薬剤を投与する工程と、血管内壁に対してステントが拡張するようにバルー ンを膨らませる工程とを含む。 また、別の実施例によれば、処置部位の近傍にバルーンとステントが位置する ようにバルーンを血管内に位置させる工程と、バルーンを治療部位の近傍に位置 させた状態で、治療薬剤を治療部位に投与する工程と、血管内壁に対してステン トが拡張するようにバルーンを膨らませるとともにアンジオプラステイを同時に 実施する工程を含む。また、さらに別の実施例によれば、処置部位の近傍にバル ーンとステントが位置するようにバルーンを血管内に位置させる工程と、バルー ンを治療薬剤により膨らませることで、同時に管内壁に対してステントが拡張す るようにするとともに、アンジオプラステイを実施し、かつ治療薬剤を投与する 工程と含む。 また、別の実施例によれば、バルーンを有するカテーテルを用いてアンジオプ ラステイを実施し、さらに血管内にステントを導入する方法を含む。この方法に よれば、血管内にバルーンが位置するときにアンジオプラステイを実施すること でバルーンが治療部位の近傍に位置させ、バルーンを膨らませ、血管から取り除 き、バルーンが取り付けられたステントを拡張させ、バルーンを治療部位の近傍 に位置させ、バルーンを膨らませることで管内壁に対してステントが拡張するよ うにする方法を含む。図面の説明 図1は、小穴を有するバルーンに接して取り付けられたステントを備える本発 明のカテーテルの正面図である。 図2は、図1のカテーテルを示し、小穴を有するバルーンが膨らませることで ステントが拡張した状態になっている正面図である。 図3は、図2の3−3線矢視断面図であって、小穴を有するバルーンで規定さ れる部屋内に位置する電極を示した図である。 図4は、図3の別実施例のカテーテルを示し、小穴を有するバルーンが薬剤維 持用の材質で被覆される様子を示した図である。 図5は、さらに別の実施例のカテーテルを示し、ステントの表面が薬剤維持用 の材質で被覆される様子を示した図である。 詳細な説明 本発明の一般的事項について最初に説明する。本発明の種々の実施形態には、 好適な実施例が含まれ、これについては添付図面の符号を参照して詳しく述べる 。実施例に添付の符号は本発明の範囲を制限するものではなく、請求の範囲に規 定される種々の構成がある。 一般的には、本発明は、目標部位にステントを運ぶカテーテルであって、目標 部位でステントを最大に拡張させ、目標部位に対して部分的な薬剤投与を行なう 技術に関するものである。使用上では、医師等が患者の血管内にカテーテルを導 入し、ステントを治療部位に位置させることになる。医師等は、続いてステント を拡張させて、治療薬剤を部分的に投与する。 この治療部位は、狭窄症狭窄症の機能障害部位とその周辺と、血管壁が破れる かまたは破損した血管を含む。 この装置と方法は、いくつかの顕著な利点を有する。例えば、ステントの挿入 と、ステントの拡張と、薬剤の部分的な投与を1つのカテーテルで実施できる。 医師等は、これらの処置を実施するときに、複数のカテーテルを導入したり抜き 出す必要がない。処置終了までに必要となる全時間も削減される。この結果、処 置の費用と、外傷性傷の度合と、合併症の危険度が削減される。さらに、薬剤を 部分的に投与することで、薬剤の治療レベルを維持する一方で、健康な細胞への 影響を最小にすることができる。このために、過剰な出血のような副作用発生の 危険性を削減できる。 この薬剤には、溶液として形成される液体であって、治療目的に使用される全 ての種類の物質が挙げられる。このような薬剤としては、麻薬、対細胞増殖用の 薬剤、非凝固剤、遺伝的な薬剤、生物的な薬剤やアイソトープなどの放射性物質 が挙げられ、この他にも種々の薬剤がある。放射性物資は、治療患部の細胞の死 滅させるので細胞増殖を抑制するために有益である。また、上記の薬剤は一つま たはこれらの組み合わせとして投与される。本発明でカテーテルとして定義され る語彙は、体内の管部分に挿入させることでステントを拡張させ、薬剤を投与す る装置を意図して設計された装置を含むものであり、後述する実施例に限定され ないものである。 さて、図1を参照して、カテーテル10は、カテーテル本体10と微細な小穴 を無数穿設した膜から形成されたバルーン12を含んでいる。この膜は約10オ ングストロームから1ミクロンのサイズの孔径を有する小穴から形成されており 、1平方センチメートル当り、10の4乗から10の11乗の小穴の密度を有し ている。約150オンクストロームかそれ以下のサイズの小穴は、液体を小穴か ら通過させるために十分な小ささであり、また小穴を湿った状態にすることで電 流が小穴を通過して薬剤を運ぶためには十分な大きさの穴である。 このようなバルーンを有するカテーテルについては、1995年1月23日出 願の米国出願番号08/376、765の発明の名称「微細孔カテーテル」であ って、その登録証を参考のために添付した資料に開示されている。 ステント14は、バルーン13に接して取り付けられている。このステント1 4の全長は、バルーン12の全長よりもわずかに長い。この構成により、バルー ン12が膨らまされると、ステント14の全長に渡り拡張する。このステントは 複数のスリット18を規定したチューブ16である。このステント14は、生物 的に分解可能な材質や金属から形成される。金属材料としては、ステンレススチ ール、ニッケルとチタン合金であるニチロールとタンタルが挙げられる。剛体チ ューブに代えて、ステント14はコイルスプリングや環状ワイヤメッシュであっ て、バルーン12が膨らまされるにともない拡張する形式のものがある。 図2は、微細孔のバルーン12とステント14とが拡張された状態になってい る様子を示している。ステント14が拡張している状態では、スリット18が広 げられおり、ステントにより広い外周面を与えている。さらに、ステント14は 図示の状態では、半剛体であり、血管壁を開く状態に拡張して維持する。 続いて、図3を参照して、バルーン12は非浸透性のエンドキャップ15と1 7を有する部屋13を規定している。非浸透性の各エンドキャップについては、 米国特許番号5、232、444の発明の名称「拡張式カテーテル」であって、 参考のために添付した資料に開示されている。 加えて、このカテーテル10は、管腔20と、コイルワイヤー状電極22とリ ード線24を含んでいる。このコイルワイヤー状電極22は、部屋13の内部に 位置しており、カテーテル本体11の周りに被覆されている。 リード線24は、コイルワイヤー状電極22と電気的に接続されており、管腔 20の内部に延設されることで、不図示の電力供給装置に接続できるように構成 されている。不図示の貼りつけ式の電極が患者の皮膚と上記の電力供給装置に対 して配設される。このような貼り付け式の電極と電力装置については、従来技術 において周知である。これに代えて、当業者は、カテーテルが双極の電極を有す ることが理解できよう。この双極の電極については、1994年8月16日出願 の米国出願番号08/29、394の発明の名称「ポリマーマトリックスドラッ グ投与装置と方法」であって、参考のために添付した資料に開示されている。使 用に当り、医師等は、ステント14が配置されるべき治療部位を特定する。この 治療部位としては、狭窄が存在した部位、過去にアンジオプラステイが実施され た部位、血管内に静脈または合成体の植片が挿入された部位、血管壁が破れるか または破損した血管部位と、支持を必要とする他の血管部位が挙げられる。また 、治療部位は、環状動脈とその周辺の動脈があるが、これらに限定されないこと は言うまでもない。 医師等は、カテーテル10を血管内に導入して、ステント14が治療部位の範 囲内に位置させる。次に、医師等は、管腔20を介して薬剤を部屋13内に注入 する。薬剤は、約1気圧(atm)から約10気圧に加圧されることで、バルー ン12の小穴を湿らす状態にすることで、上記のコイルワイヤー状電極22と貼 り付け式電極との間で電流を流すための導通部分を提供するとともに、ステント 14を最初に拡張する。次に、電力装置が起動されて、薬剤が電気イオン的(ion tophoretically)に部屋13からバルーン12を取り囲む細胞へと移動される。 不整脈の発生の危険性を最小にするために、この薬剤電気イオン的注入(iontoph oresis)の間は、特殊な波形を使用することができる。 この特殊波形については、米国特許番号5、499、971の発明の名称「薬 剤電気イオン的注入用の波形」であって、参考のために添付した資料に開示され ている。この薬剤電気イオン的注入において、医師等は、心臓のペースを決定す ることができる。この技術ついては、1994年1月4日出願の米国出願番号0 8/177、175の発明の名称「心臓の同時ペーシングと薬剤の部分投与」で あって、参考のためにその特許証を添付した資料に開示されている。 当業者は、薬剤音波式注入法(phonophoresis)によっても、薬剤をバルーン1 2から目標部位に対して運ぶことができることに着目するであろう。この音波式 薬剤注入法が使用される場合には、上記のコイルワイヤー状電極22は、超音波 振動子に置き換えられ、上記の貼り付け式の電極は使用しない。薬剤電気イオン 的注入と、薬剤音波式注入法については、米国特許番号5、286、254の発 明の名称「微少孔膜」であって、参考のために添付した資料に開示されている。 薬剤が投与されると、医師等は部屋内部の圧力を増加させて、バルーン12をさ らに膨らませることで、ステント14をさらに拡張させる。もしも、医師等が投 与される薬剤量をより厳格に管理したい場合には、投薬完了後に薬剤を部屋13 から抜き出し、再度バルーンを治療に関係のない物質である無菌の含塩物で膨ら ませることで、ステントを拡張するようにしてもよい。 このようにしてステント14が拡張されると、血管壁にしっかりと埋め込まれ る。この状態において、ステントと血管壁とが互いに適合する状態となる。薬剤 の圧力は、ステント14が配置される血管の直径に応じて大きくなるので、医師 等はステント14の周囲を拡大するためにどの程度、ステントを拡張したいかを 知りたい点に当業者は、着目するであろう。ステントの周囲が大きくなればなる ほど、薬剤の圧力を高める必要がある。 実際には、ステントを十分に拡張するために薬剤に印加される圧力は、4気圧 から20気圧の範囲である。このような圧力によって、ステント14の全ての範 囲が拡張され、血管壁にしっかりと押圧されることになる。ステント14が拡張 された後に、バルーン12が萎まされて、カテーテル10が患者から抜き取られ る。 上記の工程に代えて異なる工程で手術を実施できる点を当業者は理解するであ ろう。例えば、医師等は、ステントを拡張した状態で薬剤を運び続けることがで きる。また、その他の可能な工程では、ステントを薬剤の投与に先立って拡張す ることができる。 上記の方法に代えて、ステント14をニチロール金属から形成し、温めるか冷 やすことで拡張することができる。このニチロール金属は、形状記憶合金である 。このニチロール金属が、最初の温度から所定の記憶温度に温められるか冷やさ れることで、第1の形状から第2の形状に変形させることで、形状記憶合金は温 められるか冷やされることで所定温度になると第2の形状に戻るように形状を記 憶する。使用上では、ニチロール金属を所定の記憶温度に温めるか冷やすことで 、所定の温度でステント14を拡張するようにする。このステント14はバルー ン12内に注入される薬剤を温めるかまたは冷やすか、あるいは、薬剤をバルー ン12の内部に注入する前か後に、温めるかまたは冷やした液体を注入すること で実施できる。 この所定の記憶温度は、ステント14が拡張した形状を維持できるようにする ために体温に設定することができる。このように体温にすることで、医師等は、 ステントを拡張する温度を体温に依存することができる。 また、医師等は、金属を人工的に体温になるように温めることもできる。 これに代えて、血管内で既に拡張しているニチロール製のステント内にカテー テルのバルーンを位置させ、温めるか冷やすことで最初の温度にすることで、縮 小させバルーンに接するようにステントを取り付ける。このようにして、ステン トを移動したり取り除くことができる。このようにして、ステントが再度取り付 けられると、カテーテルが新しい部位に移動され、ステントを第1の記憶温度に 温めるか冷やすことで再度ステントが拡張される。この後に、カテーテルのみを 患者の体内から除去する。 他の方法として、カテーテルをアンジオプラステイの実施に使用することがで きる。カテーテル10がアンジオプラステイに実施されることで、アンジオプラ ステイと、薬剤の投与と、ステントの拡張を同時に行なうことができる。アンジ オプラステイと、薬剤の投与を同時に行なうことについては、米国特許番号5、 498、238の発明の名称「アンジオプラステイ/薬剤同時投与」であって、 参考のためにその特許証を添付した資料に開示されている。医師等は、アンジオ プラステイの実施の前後に薬剤を投与することができ、さらにステントを拡張す ることができる。 医師等は、さらにカテーテル10をアンジオプラステイの実施と、薬剤の投与 に使用することができ、またカテーテル10を引き出し、ステント14をカテー テル10に取り付け、再度カテーテルを挿入しステント14を拡張し、追加の薬 剤を投与することができる。この方法によれば、医師等は微細孔を有するバルー ン12により対細胞増殖剤のような第1の薬剤の投与を行ないながら。アンジオ プラステイの治療を実施でき、さらに非凝固剤のような第2の薬剤をステントが 拡張した状態で同時に投薬できることから、有利である。また、1本のカテーテ ル10のみがアンジオプラステイの実施と、薬剤の投与とステント14の拡張の ために使用されるので、より少ない医療装置でよいので費用面で有利である。 さらに、医療過程において操作されるべき療医機器の数が少なくなるので、よ り効率的に治療を行なうことができる。 また、圧力作用を薬剤の最初の運搬機能として使用することができる。もしも 、圧力作用が薬剤の最初の運搬機能である場合には、当業者は、カテーテル10 は電極22とリード線24を含む必要がない点を理解するであろう。使用におい ては、医師等は、バルーン12内の薬剤を第1の所定圧力レベルまで加圧するこ とで、薬剤がバルーンの小穴を介して流れるようにする。この第1の所定圧力レ ベルは約1気圧から10気圧の間である。薬剤が投与されると、医師等は、薬剤 を第2の所定圧力レベルまで加圧して、バルーン12を膨らませてステント14 を拡張させる。この第2の所定圧力レベルは約4気圧から20気圧の間である。 もしも、圧力が運搬機能のために使用される場合には、小穴のサイズと、密度は 以下のように設定される。(1)上記の第1の所定圧力レベルを最小限度の薬剤 が小穴を介して流れるように設定する、(2)上記の第2の所定圧力レベルを所 定投与量の薬剤が小穴を濡らし、かつ流れるように設定する。このようにして小 穴のサイズを制御することについては、米国特許番号5、458、568の発明 の名称「薬剤投与カテーテルの選択的浸透膜」であって、参考のために添付した 資料に開示されている。これに代えて、上記の第1の所定圧力レベルにより薬剤 の所定の投与量の確保ができる場合には、薬剤はバルーン内から引き抜かれ、浸 透性を有しない液体がバルーン12内に注入されて、ステント14を拡張するよ うに構成される。圧力は、上記の薬剤電気イオン的注入と薬剤音波式注入法の薬 剤投与と関連して使用することができる。 図4を参照して、他の実施例は、薬剤保持被覆層26をバルーンの外周面上に 備えており、この薬剤保持被覆層が薬剤を浸透している。 この薬剤保持被覆層26は、開口部屋の発泡体やポリマーマトリックスのよう に薬剤を保持するために最適な材質から形成できる。この薬剤保持被覆層26は 、圧縮可能または圧縮できない材質から形成できる。しかし、圧縮できない材質 が有利である。つまり、カテーテル10が血管内を通過するように操縦されで血 管壁に押されるときに、圧縮できない材質で薬剤を保持することで、失われる薬 剤の量の損失を最小にできるからである。薬剤保持貯蔵部としてポリマーマトリ ックスを使用することについては、米国出願番号08/291、394の発明で あって、参考のために添付した資料に開示されている。 使用において、カテーテル10を血管に挿入する前に、バルーン12を薬剤中 に浸さすことで薬剤保持被覆層26を薬剤で浸す状態にする。これに続き、医師 等は上記の工程を行なう。ここで、バルーン12は殺菌含塩液などのあらゆる種 類の液体により膨らますことができ、上記のコイルワイヤー電極22と薬剤保持 被覆層26との間における電気的導通を得れるようになる。この膨らまし液体中 にさらなる薬剤または異なる種類の薬剤を含ませることもできる。 これに代えて、バルーン12とステント14とが治療部位に配置されてから、 薬剤保持被覆層26に薬剤を付加することもできる。バルーン12が配置された 後に、薬剤が管腔20を介して部屋13中に注入される。次に、薬剤は約2気圧 から3気圧の間で加圧されることで、上記の小穴を通過し、薬剤保持被覆層を飽 和する。この方法が使用される場合には、小穴は150オングストローム以上の サイズに設定される。さらに、この薬剤保持被覆層を膨脹可能または圧縮可能な 素材から形成することもできる。 図4に図示の別実施例の構成において、不図示の金属被覆を上記のコイルワイ ヤー電極22の代わりに使用することもできる。この金属被覆は、バルーン12 の外周面と薬剤保持被覆層26の間に配置される。 この構成によれば、バルーン12を浸透性材質から形成することができる。こ れに代えて、金属被覆をバルーン12の内周面に設けることもでき、この場合に はバルーン12を多孔体とすることで上記の薬剤保持被覆層26と電極の間にお ける電気的導通を得るようにする。さらに別の実施例では、電極を一切設けない 場合がある。この場合には、バルーン12を浸透性に形成するとともに、薬剤投 与を主に圧力により実施するようにして、薬剤保持被覆層26から行なう。した がって、カテーテル10を血管内に導入する前に、薬剤保持被覆層26に薬剤が 付加される。 図5はさらに別の実施例の図である。本図において、薬剤被覆層28は、ステ ント14の外周面に設けられている。この被覆層は、生物的に分解可能な材質や 非分解の材質から形成できる。この薬剤被覆層28は、薬剤の早すぎる拡散を減 少するように設計される。この薬剤の早すぎる拡散を減少する一つの方法は、層 28の内部に薬剤を捕捉することである。薬剤の拡散または放出は、このように して被覆層28を減成するか、または上記の薬剤電気イオン的注入と薬剤音波式 注入法による薬剤の運搬により最小限度にすることができる。また、被覆層28 をポリマーマトリクスから形成することもできる。尚、当業者は被覆層は他の多 くの物理的な構成を備える点を理解するであろう。 さらに、ストリップ30がバルーン12の長さ方向に延設している。このスト リップ30は、電気的に導通する材質から形成されており、上記のリード線24 とステント14の間を電気的に導通している。このストリップ30は、バルーン 12が膨らむとステント14から分離できる。この構成によれば、カテーテルを 患者から除いても、ステント14を患者の例えば血管内に配置するように残すこ とが可能となる。 このストリップ30に代えて、バルーン12に金属材質の層を被覆することも できる。 ステント14を、電気導通材質から形成することもでき、リード線24をスト リップ30に接続してもよい。このリード線24は、カテーテル本体11内を通 過して管腔20に延設される。この構成において、ステント14自体が電極とし て機能する。 図5に図示の実施例では、上記の工程に略似ている方法で使用される。上記の 薬剤電気イオン的注入の間は、ステント14と患者の身体に貼られた貼り付け式 の電極の間で電流が流れる。この電流の作用により、薬剤保持被覆層28から薬 剤を、ステント14を取り囲む細胞に移動させる。 さらに、薬剤でバルーン12を膨らませることができ、これによりバルーン1 2の部屋13からと、薬剤保持被覆層28の双方から同時に薬剤を投与できるよ うになる。バルーン12を膨らますための薬剤は、薬剤保持被覆層28に付加さ れたものと同じ薬剤でもよく、また異なる薬剤でもよい。また、バルーン12は 適当な液体で膨らますことが可能な浸透性材質から形成することもできる。 これに代えて、薬剤保持被覆層28を生物的分解材質から形成することができ る。この実施例では、ステント14が血管内に配置されカテーテル10が除去さ れた後に、薬剤保持被覆層28が次第に分解する。この実施例によれば、カテー テルを除去した後であっても、薬剤の治療レベルを治療部位において長期間にわ たり維持できるので有利である。この実施例では、血栓発生を防止するための血 栓防止剤のような対凝固剤の放出を長期間に渡り実施する場合に使用される。 たとえ、薬剤保持被覆層28が生物的分解性であっても、薬剤電気イオン的注 入または薬剤音波式注入法により薬剤を運ぶことが可能である。これに代えて、 血管内に単にステント14を配置するだけで、薬剤を投与することができる。こ の投与によれば、カテーテル10には上記のような電極または超音波振動子のよ うな機能が不要となる。さらに、バルーン12は、浸透性材質から形成すること ができる。 また、別の実施例であって、薬剤保持被覆層28が生物的分解性材質から形成 され、その被覆層に含まれる薬剤が中性の電荷を有する場合には、薬剤の即座の 投与と薬剤の持続する投与の双方が可能となる。即座の投与は、薬剤電気イオン 的注入または薬剤音波式注入法あるいは圧力により部屋13に注入される薬剤を 投与することで実施できる。また、薬剤電気イオン的注入が実施される場合には 、ストリップ30をコイルワイヤー電極22に置き換える。また、薬剤音波式注 入法が実施される場合には、ストリップ30を超音波振動子に置き換える。持続 する薬剤の放出は、薬剤保持被覆層28を分解する過程で、その中に含まれる薬 剤を徐々に放出することで行われる。この投与は、対凝固剤と対細胞増殖剤また は放射性のアイソトープの薬剤の投与に有利となる。 尚、特定の実施例に関連して本発明を述べたが、本発明はこれら実施例の構成 に限定されず、種々の構成があり、請求の範囲に規定される種々の構成がある。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年5月5日(1998.5.5) 【補正内容】 請求の範囲 1.ステントを治療部位に配置するためのステントの配置装置であって、 管腔を有するカテーテルと、 前記管腔と液的に連通するとともに、約1ミクロンまたはこれ以下のサイズの 小穴を有するバルーンと、 前記バルーンに取り付けられるステントとを具備することを特徴とするステン トの配置装置。 2.前記ステントは薬剤保持体により被覆されるとともに、前記薬剤保持体は薬 剤を保持するように構成されることを特徴とする請求項1に記載のステントの配 置装置。 3.前記薬剤保持体は、ポリマーマトリクス(polymer matrix)であることを特徴 とする請求項2に記載のステントの配置装置。 4.前記薬剤保持体は、生物的に分解する生分解性材質から形成されることを特 徴とする請求項2に記載のステントの配置装置。 5.前記ステントは、生物的に分解する生分解性材質から形成されることを特徴 とする請求項1に記載のステントの配置装置。 6.前記生分解性材質は、薬剤を含有することを特徴とする請求項5に記載のス テントの配置装置。 7.前記薬剤保持体は、前記バルーンと前記ステントとの間に配置され、前記薬 剤保持体は薬剤を保持するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の ステントの配置装置。 8.前記薬剤保持体は、ポリマーマトリクス(polymer matrix)であることを特徴 とする請求項7に記載のステントの配置装置。 9.第1の電極と、第2の電極であって、前記第1の電極を前記バルーンに対し て手術可能に接続するとともに、前記第1の電極と、前記第2の電極とを電源装 置に電気的に接続する構成をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の ステントの配置装置。 10.前記第2の電極を前記カテーテルに対して手術可能に接続することで、双 極構造を形成することを特徴とする請求項9に記載のステントの配置装置。 11.前記第2の電極は、患者の皮膚に対して配置されることを特徴とする請求 項9に記載のステントの配置装置。 12.前記バルーンは、部屋を形成し、前記第1の電極を前記部屋内に配置する ことを特徴とする請求項9に記載のステントの配置装置。 13.前記バルーンは、外周面を形成し、前記第1の電極を前記外周面に配置す ることを特徴とする請求項9に記載のステントの配置装置。 14.前記第1の電極は前記外周面に設けられる金属被覆であることを特徴とす る請求項13に記載のステントの配置装置。 15.前記ステントと前記第1の電極とを電気導通体から形成し、前記電源装置 と前記ステントとの間を電気的に導通させるリード線を、さらに具備することを 特徴とする請求項3に記載のステントの配置装置。 16.前記バルーンと前記ステントの間に配置されるとともに、前記リード線と 前記ステントの間の電気的導通を行なうための電気導体を、さらに具備すること を特徴とする請求項15に記載のステントの配置装置。 17.前記バルーンに手術可能に接続され、かつ電源装置に電気的に接続される 超音波振動子を、さらに具備することを特徴とする請求項16に記載のステント の配置装置。 18.前記バルーンは部屋を有し、前記超音波振動子を、前記部屋内に配置する ことを特徴とする請求項1に記載のステントの配置装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,CZ,DE,DE,DK,D K,EE,EE,ES,FI,FI,GB,GE,GH ,HU,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU (72)発明者 ファーラー,ジャン,エレン. アメリカ合衆国 ミネソタ州 55110 セ ント ポール,99ス ストリート ノース 7570

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.筒状部材であるステント(stent)をバルーンに取り付けたカテーテルを用い て血管に導入する方法であって、 前記バルーンと前記ステントとを治療部位の近傍に位置するように前記バルー ンを前記ステントとを血管内に配置する工程と、 前記バルーンを前記治療部位の近傍に配置させた状態で、治療用の薬剤を前記 治療部位に対して投与する工程と、 前記ステントが血管壁に対して拡張するように前記バルーンを膨らます工程と を具備することを特徴とするステントの配置と薬剤の部分的投与方法。 2.前記バルーンと前記ステントと配置する前記工程に先立って行われる工程で あって、 前記バルーンを血管内に配置し、 前記バルーンを膨らますことで、アンジオプラステイ(angioplasty)を行ない 、前記バルーンを血管から引き出し、そして前記ステントを前記バルーンに取り 付ける工程をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載のステントの配置 と薬剤の部分的投与方法。 3.前記バルーンを膨らます工程は、治療部位のアンジオプラステイを行なう工 程を含むことを特徴とする請求項1に記載のステントの配置と薬剤の部分的投与 方法。 4.前記治療用の薬剤を前記治療部位に対して投与する工程は、薬剤電気イオン 的注入法(iontophoresis)により前記薬剤を投与する工程を含むことを特徴とす る請求項1に記載のステントの配置と薬剤の部分的投与方法。 5.前記治療用の薬剤を前記治療部位に対して投与する工程は、薬剤音波式注入 法(phonophoresis)により前記薬剤を投与する工程を含むことを特徴とする請求 項1に記載のステントの配置と薬剤の部分的投与方法。 6.前記治療用の薬剤を前記治療部位に対して投与する工程は、前記ステントに 設けられた被覆層から前記薬剤を投与する工程を含むことを特徴とする請求項1 に記載のステントの配置と薬剤の部分的投与方法。 7.前記バルーンは、多孔性材質から形成される部屋を規定するとともに、前記 治療用の薬剤を前記治療部位に対して投与する工程は、 前記治療用の薬剤を前記部屋に供給し、前記部屋から前記治療部位に前記治療用 の薬剤を投与する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載のステントの配置 と薬剤の部分的投与方法。 8.前記治療用の薬剤を前記治療部位に対して投与する工程は、 前記部屋内の液体を第1の所定圧力まで加圧する工程を含み、 また、 前記バルーンを膨らますことで、ステントを拡張する工程は、 前記部屋内の液体を第2の所定圧力まで加圧する工程を含み、前記第2の所 定圧力が前記第1の所定圧力より高く設定されることを特徴とする請求項7に記 載のステントの配置と薬剤の部分的投与方法。 9.前記バルーンは、多孔性材質から形成される部屋を規定するとともに、前記 治療用の薬剤を前記治療部位に対して投与する工程と、前記バルーンを膨らます 工程とを同時に実施することを特徴とする請求項7に記載のステントの配置と薬 剤の部分的投与方法。 10.筒状部材であるステントをバルーンに取り付けたカテーテルを用いて血管 に導入する方法であって、 前記バルーンと前記ステントとを治療部位の近傍に位置するように前記バルー ンを前記ステントとを血管内に配置する工程と、 前記バルーンを前記治療部位の近傍に配置させた状態で、治療用の薬剤を前記 治療部位に対して投与する工程と、 前記ステントが血管壁に対して拡張するように前記バルーンを膨らますとと もに、アンジオプラステイを同時に実施する工程とを具備することを特徴とする ステントの配置と薬剤の部分的投与方法。 11.筒状部材であるステントをバルーンに取り付けたカテーテルを用いて血 管に導入する方法であって、 前記バルーンと前記ステントとを治療部位の近傍に位置するように前記バルー ンを前記ステントとを血管内に配置する工程と、 前記バルーンを前記治療用の薬剤により膨らますことで、前記ステントを血管 壁に対して拡張させるとともに、アンジオプラステイと前記薬剤の投与とを同時 に実施する工程とを具備することを特徴とするステントの配置と薬剤の部分的投 与方法。 12.バルーンを有するカテーテルを用いて血管にステントを導入し、かつアン ジオプラステイを実施する方法であって、 アンジオプラステイを実施するために、前記バルーンを血管内に配置して治療 部位の近傍に位置させ、膨らまし、血管から除く工程に続いて、 前記バルーンに取り付けた前記ステントを拡張するために、前記バルーンを前 記治療部位の近傍に再度配置し、前記バルーンを膨らますことで、前記ステント を血管壁に対して拡張する工程とを具備することを特徴とするステントの配置と アンジオプラステイの実施方法。 13.前記アンジオプラステイを実施する第1の工程は、薬剤を投与する工程を さらに具備することを特徴とする請求項12に記載のステントの配置とアンジオ プラステイの実施方法。 14.前記バルーンに取り付けた前記ステントを拡張する第2の工程中において 、追加の薬剤を投与する工程を含むことを特徴とする請求項13に記載のステン トの配置とアンジオプラステイの実施方法。 15.前記バルーンに取り付けた前記ステントを拡張する第2の工程と、 追加の薬剤を投与する工程において、異なる種類の薬剤を投与することを特徴 とする請求項14に記載のステントの配置とアンジオプラステイの実施方法。 16.ステントを治療部位に配置するためのステントの配置装置であって、 管腔を有するカテーテルと、 前記管腔と液的に連通するとともに、約1ミクロンまたはこれ以下のサイズの 小穴を有するバルーンと、 前記バルーンに取り付けられるステントとを具備することを特徴とするステン トの配置装置。 17.前記ステントは薬剤保持体により被覆されるとともに、前記薬剤保持体は 薬剤を保持するように構成されることを特徴とする請求項16に記載のステント の配置装置。 18.前記薬剤保持体は、ポリマーマトリクス(polymer matrix)であることを特 徴とする請求項17に記載のステントの配置装置。 19.前記薬剤保持体は、生物的に分解する生分解性材質から形成されることを 特徴とする請求項17に記載のステントの配置装置。 20.前記ステントは、生物的に分解する生分解性材質から形成されることを特 徴とする請求項16に記載のステントの配置装置。 21.前記生分解性材質は、薬剤を含有することを特徴とする請求項20に記載 のステントの配置装置。 22.前記薬剤保持体は、前記バルーンと前記ステントとの間に配置され、前記 薬剤保持体は薬剤を保持するように構成されることを特徴とする請求項16に記 載のステントの配置装置。 23.前記薬剤保持体は、ポリマーマトリクス(polymer matrix)であることを特 徴とする請求項22に記載のステントの配置装置。 24.第1の電極と、第2の電極であって、前記第1の電極を前記バルーンに対 して手術可能に接続するとともに、前記第1の電極と、前記第2の電極とを電源 装置に電気的に接続する構成をさらに具備することを特徴とする請求項1 6に記載のステントの配置装置。 25.前記第2の電極を前記カテーテルに対して手術可能に接続することで、双 極構造を形成することを特徴とする請求項24に記載のステントの配置装置。 26.前記第2の電極は、患者の皮膚に対して配置されることを特徴とする請求 項24に記載のステントの配置装置。 27.前記バルーンは、部屋を形成し、前記第1の電極を前記部屋内に配置する ことを特徴とする請求項24に記載のステントの配置装置。 28.前記バルーンは、外周面を形成し、前記第1の電極を前記外周面に配置す ることを特徴とする請求項24に記載のステントの配置装置。 29.前記第1の電極は前記外周面に設けられる金属被覆であることを特徴とす る請求項28に記載のステントの配置装置。 30.前記ステントと前記第1の電極とを電気導通体から形成し、前記電源装置 と前記ステントとの間を電気的に導通させるリード線を、さらに具備することを 特徴とする請求項18に記載のステントの配置装置。 31.前記バルーンと前記ステントの間に配置されるとともに、前記リード線と 前記ステントの間の電気的導通を行なうための電気導体を、さらに具備すること を特徴とする請求項30に記載のステントの配置装置。 32.前記バルーンに手術可能に接続され、かつ電源装置に電気的に接続される 超音波振動子を、さらに具備することを特徴とする請求項16に記載のステント の配置装置。 33.前記バルーンは部屋を有し、前記超音波振動子を、前記部屋内に配置する ことを特徴とする請求項16に記載のステントの配置装置。 34.ステントを治療部位に配置するステントの配置装置であって、 管腔を有するカテーテルと、 前記管腔と液的に連通するバルーンと、 前記バルーンに取り付けられるとともに、電気的導通体から形成されるステン トと、 前記カテーテルの長さ方向に延設されるとともに、一端が前記ステントと電気 的に導通するように接続され、他端が電源装置に接続されるリード線とを具備す ることを特徴とするステントの配置装置。 35.ステントを治療部位に配置するステントの配置装置であって、 管腔を有するカテーテルと、 前記管腔と液的に連通するとともに、約1ミクロンまたはこれ以下のサイズの 小穴を有するバルーンと、 前記バルーンに取り付けられるとともに、生物的に分解する生分解性材質から なり薬剤を保持し、また分解するにともない前記薬剤を放出する被覆層を設けた ステントとを具備することを特徴とするステントの配置装置。
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