JP4236777B2 - Catv用信号分岐器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ケーブルテレビジョン用の信号分岐器に係り、とくに信号分岐器におけるサージ電流による信号歪み対策に関する。
【0002】
【従来の技術】
ケーブルテレビジョン(CATV)やTV共聴施設では、いわゆるヘッドエンドからの、たとえば5−1,000MHzで多チャンネルの広帯域高周波信号を、同軸ケーブルを用いて各家庭に供給するネットワークを構成しており、各家庭への信号分配のために広帯域分岐分配器が設けられる。この場合、信号レベルの低下を補償するために広帯域増幅器を設けている。
【0003】
増幅器には、電源用電力を供給する必要があるが、そのための電源ケーブルを信号用の同軸ケーブルと別個に設けることを避けるために、同軸ケーブルに電源電力を重畳させる、電力通過型の分岐分配器が用いられている。
【0004】
近年、このように構成されたCATVネットワークを、TV信号伝送サービスだけでなく、インターネットなどのデータ伝送サービスにも利用する動きが進んでいる。そして、例えばデータ信号は5−55MHz、TV信号は70−1000MHzの各周波数帯域でそれぞれ運用される。
【0005】
ここで、データ信号には、ヘッドエンドから送られてくるものと、加入者宅からヘッドエンドに対して送り込むもの(逆送り信号)とがある。この逆送り信号は、コンピュータからのデータが一旦RFモデムに入り、高周波信号として同軸ケーブルを通ってヘッドエンドに達する。この間、ヘッドエンドと加入者との間に存在する全ての分岐分配器を通過する。
【0006】
図9は、この分岐分配器の一例を示したものである。この回路では、入力端子INから高周波信号だけでなく電源電力も供給される。電源電力は、直流阻止用コンデンサC1,C2で阻止され、チョークコイルLを通って出力端子OUTに流れる。
【0007】
他方、高周波信号は、チョークコイルLで阻止され、コンデンサC1を経て分岐回路DCにおける電流トランスT1の1次側l1を通り、コンデンサC2を経て出力端子OUTに出力される。この場合、分岐回路DCでは、電流トランスT1の2次巻線l2、電圧トランスT2の2次巻線l4を経て、電圧トランスT2の1次巻線l3から分岐端子Bに一部の信号を出力する。1次巻線l3の他端は、抵抗Rを介してアースに接続されている。
【0008】
分岐端子Bの信号は、通常は分配器を介して各家庭P1,P2…Pnに分配されるが、幹線分岐とすることもある。
【0009】
図10は、図9に示した分岐分配器の伝送特性を示したものである。すなわち、入力端子IN−出力端子OUT間は、5−1000MHzの範囲で2.0dB未満の減衰であるのに対し、入力端子INと分岐端子Bとの間IN−Bは20dB程度、および出力端子OUTと分岐端子Bとの間OUT−Bは30dB以上の減衰特性を示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ここにおいて、信号分岐分配器はトランスを用いた構成であり、トランスに組み込まれている磁気コアにサージ電流が作用すると、信号の歪みが生じる。
【0011】
すなわち、図9の回路において、入力端子INからサージ電流が侵入すると、コンデンサC1、トランスT1の1次巻線l1、およびトランスT2の2次巻線l4を経てアースに流れるか、あるいは入力端子IN、チョークL、コンデンサC2、トランスT2の2次巻線l4を経てアースに流れる。この結果、トランスT2のフェライトコアが磁化された後、残留磁気が影響してトランスの高周波動作領域が直線性から外れたものとなる。
【0012】
このため、TV信号、データ信号ともに、信号歪みを伴う不具合を生じることがある。
【0013】
本発明は上述の点を考慮してなされたもので、内蔵する磁気コアのサージ電流による信号歪みを防止し得るCATV用信号分岐器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題解決のための手段】
上記目的達成のため、本発明では、
筐体に入力端子、出力端子および分岐端子が設けられ、前記筐体内部には前記入力端子、出力端子および分岐端子に接続された線路変成器および分岐回路要素が設けられ、前記入力端子から前記出力端子および前記分岐端子に向けて、および前記分岐端子から前記入力端子に向けて信号を伝達するCATV用信号分岐器であって、前記筐体は、電磁的に密閉されており、入力端子、出力端子および分岐端子を含む各端子用の開口を有し、内部に各要素を収容するものであり、前記線路変成器は、実効透磁率の低いコアを有し、このコアに前記入力端子と前記筐体との間に接続される1次巻線、および前記筐体と前記分岐回路要素との間に接続される2次巻線が所定変成比で設けられたものである、CATV用信号分岐器、
を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の第1の実施例の内部構成を示したものである。この図1において、SCは金属製で電磁的に密閉された構造の筐体であり、入力端子IN、出力端子OUTおよび分岐端子Bにより外部と接続される。
【0016】
そのために、入力端子INには、CATV施設のヘッドエンドからの信号を配信するための同軸ケーブルが接続され、出力端子OUTには下流機器に対して信号を配信するための同軸ケーブルが接続される。
【0017】
一方、筐体SC内では、入力端子INと出力端子OUTとの間が、チョークLが挿入された電源線路と、コンデンサC1,C2により直流遮断され線路変成器TT1、TT2および分岐回路DCにより接続された信号線路とによって接続されており、分岐回路DCは分岐端子Bに接続されている。
【0018】
線路変成器TT1,TT2は、3C−2Vなどの同軸ケーブルを、フェライト製のリング状コアを同軸的に3個連ねてなるコアFCに貫通させ、同軸ケーブルの心線を1次巻線W1、外導体を2次巻線W2として構成したコア外装型のものである(同軸ケーブルの被覆は、図示省略している。)。このように、コアFCを外装したため、1次巻線W1および2次巻線W2に流れる電流によって発生する磁束が外部に漏れ出ることを防止できる。また、同軸ケーブルを用いるから、特性インピーダンスが他の要素と同一となり、信号伝達損失が最少限となる。
【0019】
線路変成器TT1,TT2は、それぞれ信号分岐器の入力端子IN、出力端子OUTの近くに入力側、出力側のどちらから見ても互いに対称的になるように配されており、分岐回路DCとの接続関係も対称的である。すなわち、たとえば線路変成器TT1の1次巻線W1は、一端(図示左端)がコンデンサC1を介して入力端子INに接続されており、他端(図示右端)が筐体SCにアース接続されている。そして、2次巻線W2は、一端(図示左端)がアース接続され、他端が分岐回路DCの入力端子に接続されている。この1次巻線W1,2次巻線W2の接続の関係から分かるように、線路変成器TT1は、直流絶縁型で変成比1の逆相変成器を構成している。
【0020】
同様に、線路変成器TT2は、1次巻線W1の一端(図示右端)がコンデンサC2を介して出力端子OUTに接続されており、他端(図示左端)が筐体SCにアース接続されている。そして、2次巻線W2は、一端(図示右端)がアース接続され、他端(図示左端)が分岐回路DCの出力端子に接続されている。そして、線路変成器TT2と同様に、逆相変成器を構成している。
【0021】
このような線路変成器TT1,TT2の構成により、線路変成器TT1,TT2に与えられた高周波不平衡電流は、平衡電流にモード変換される。そして、線路変成器TT1,TT2では、その平衡端である2端子に逆相で同電位の電圧が現れる。
【0022】
分岐回路DCは、図9に示したと同様の構成であり、高周波信号は、分岐回路DCにおける電流トランスT1の1次側l1を通り、コンデンサC2を経て出力端子OUTに向かう。このとき、電流トランスT1の2次巻線l2、電圧トランスT2の2次巻線l4および電圧トランスT2の抵抗Rを介してアース接続された1次巻線l3から、分岐端子Bに一部の信号を出力する。
【0023】
分岐回路のインピーダンスが、入力端子INおよび出力端子OUTのインピーダンスと異なるときは、線路変成器TT1およびTT2の変成比を適宜変更して調整することができる。
【0024】
このように構成された図1の実施例では、入力端子INから高周波信号が供給されると、
チョークコイルLで阻止される一方、コンデンサC1を通って線路変成器TT1に至り、さらに分岐回路DCに与えられる。分岐回路DCでは、電流トランスT1,電圧トランスT2の作用により方向性結合器としての機能を果たし、分岐端子Bに信号の一部を供給して他の部分が線路変成器TT2に至り、さらにコンデンサC2を介して出力端子OUTから他の機器に供給される。一方、外部から分岐端子Bに信号が与えられると、分岐回路DC、線路変成器TT1を介して入力端子INに伝送され、ヘッドエンドに向けて送出される。また、電源電力は、入力端子INからチョークコイルLを通って出力端子OUTに至る。
【0025】
この信号分岐器に、入力端子IN側からサージ電流が侵入すると、その立ち上がり部分はコンデンサC1および線路変成器TT1の1次巻線W1を通って筐体SCに流れる。これにより線路変成器TT1のフェライトコアFCが磁化されるが、フェライトコアFCは後述するように実効透磁率が低くなるように構成されているから、磁気飽和することはない。サージ電流の立ち上がりに続く直流分は、コンデンサC1によって阻止される。出力端子OUTからのサージについても、同様である。
【0026】
この図1の実施例につき、サージを与える前と与えた後とで信号歪みがどれだけ変化するかを調べてみたところ、次の通りであった。
【0027】
(1)サージを与える前
信号として、313.25MHzおよび337.25MHzの2つの信号を入力端子INに同時に与え、出力端子OUTに現れる2つの信号の差信号である周波数24MHzの信号レベルを、スペクトラム・アナライザで観測した。それによると、2信号の入力レベルが110dBのとき、差信号のレベルが−10dBで、入力に対して120dB低い値であり、歪みとしては問題のないものであった。
【0028】
(2)サージを与えた後
同軸ケーブルの心線と外導体との間に、サージとして100Vの直流電圧を印加して400mAの電流を0.1秒間流した後で、再び信号として、313.25MHzおよび337.25MHzの2つの信号を入力端子INに同時に与え、出力端子OUTに現れる2つの信号の差信号である周波数24MHzの信号レベルをスペクトラム・アナライザで観測した。それによると、2信号の入力レベルが110dBのとき、差信号のレベルが−10dBで、入力に対して120dB低い値であり、直流電圧100Vを印加する前と全く同一レベルであった。したがって、図1の実施例は、サージによって相互変調特性が悪化しないことが確かめられた。
【0029】
図2は、本発明の第2の実施例であり、図1の実施例における線路変成器TT2を省略したものである。接続関係としては、分岐回路DCの出力端子を線路変成器TT2を介することなく、直接コンデンサC2に接続する点で図1の実施例とは相違する。
【0030】
回路動作としては、図1の実施例と同様であるが、挿入される線路変成器が1個少ない分だけ入力端子IN−出力端子OUT間の伝送損失が改善される。
【0031】
図3は、本発明の第3の実施例を示したものである。この実施例は、高周波信号だけを対象としており、図1の実施例と比べてチョークLおよびコンデンサC1,C2を省略した点が相違する。
【0032】
したがって、線路変成器TT1における1次巻線W1の一端(図示左端)を入力端子INに直接接続し、線路変成器TT2における2次巻線W2の他端(図示右端)を出力端子OUTに直接接続している。
【0033】
この回路構成の結果、高周波信号に対する動作は図1の実施例と同様であるが、電源電流を通過させる動作はない。
【0034】
図4は、本発明の第4の実施例を示したものである。この実施例における図1の実施例との相違点は、線路変成器TT1,TT2を、フェライト製のリング状コアFCに同軸ケーブルを複数回巻回して1次巻線W1および2次巻線W2を構成した点である。この実施例の動作は、図1の実施例と同様である。
【0035】
図5は、本発明の第5の実施例を示したものである。この実施例の図1の実施例との相違点は、線路変成器TT1,TT2を、フェライト製の棒状コアFCに同軸ケーブルを巻回して、1次巻線W1および2次巻線W2を構成した点である。この場合、2次巻線W2である同軸ケーブルの外導体に、ダンプ抵抗R1,R2…Rnを設けて共振を抑制している。
【0036】
図6は、本発明の第6の実施例を示したものである。この実施例における図1の実施例との相違点は、線路変成器TT1,TT2における1次巻線W1の接地端を直接筐体SCに接続せずに、コンデンサC1’、C2’を介してアース接続しチョークLを省略した点、および線路変成器TT1,TT2におけるリング状コアFCをスリット付きのものとした点である。このスリット付きリング状コアを用いたことにより、コアFCの磁気飽和を防止することができる。
【0037】
図7は、本発明の第7の実施例を示したものである。図7の実施例が図1の実施例に対して相違する点は、線路変成器TT1,TT2における1次巻線W1および2次巻線W2を、同軸ケーブルでなく2本の平行電線によって構成した点、および線路変成器TT1,TT2における1次巻線W1の接地端を、直接筐体SCに接続せずにコンデンサC1’、C2’を介してアース接続し、チョークLを省略した点である。したがって、結線は図6に示した第6の実施例と同様である。
【0038】
この構成により、同軸ケーブルが巻装できないような小径のフェライトコアであっても、1次巻線および2次巻線を巻回して、線路変成器を構成することができる。
【0039】
図8(a)、(b)、(c)は、本発明に用いるフェライトコアの3例を示したものである。このうち図8(a)は、リング状コアに1ヶ所スリットを設けたものを示し、また図8(b)はリング状コアを径方向(放射方向)に4分割したものを示し、さらに図8(c)は棒状コアを軸方向に3分割したものを示している。このようにコアを分割し、全体を線路変成器のコアとすることにより、その実効透磁率を、材料そのものの透磁率に比べ低下させることができる。ただし、コア形状はこれらに限られず、種々のものを用いることができる。
【0040】
フェライトコアを実効的に低透磁率にし、サージや重畳電流による磁気飽和を防ぐとともに伝送特性としても広帯域化するために、フェライト粉体を高分子化合物に分散して焼結したものを用ることもできる。例えば、MnZn系フェライトを平均粒径100μmの粉体に砕き、エポキシ樹脂内にエポキシ樹脂の12重量倍だけ分散し、外形20mm、穴径10mm、高さ4mmのリング状に焼結形成する。
【0041】
このようなフェライトコアを用いる場合でも、図8などに示したような磁気飽和防止措置を講じれば、実効透磁率が低下するのでより効果的である。
【0042】
【発明の効果】
本発明は上述のように、入力端子、出力端子および分岐端子だけが外部に接続され、電磁的に密閉された筐体に、線路変成器、分岐回路要素などを収容して構成したため、サージなどによる線路変成器のコア磁化を防止できる。また、線路変成器は実効透磁率の低いコアを用いて構成したため、磁気飽和し難い。
【0043】
このため、入力端子、出力端子および分岐端子間を伝達される信号が線路変成器の磁化に起因する歪みを受けることがなく、安定して広帯域な特性を有するCATV用信号分岐器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の内部構成を示す説明図。
【図2】本発明の第2の実施例の内部構成を示す説明図。
【図3】本発明の第3の実施例の内部構成を示す説明図。
【図4】本発明の第4の実施例の内部構成を示す説明図。
【図5】本発明の第5の実施例の内部構成を示す説明図。
【図6】本発明の第6の実施例の内部構成を示す説明図。
【図7】本発明の第7の実施例の内部構成を示す説明図。
【図8】図8(a)、(b)および(c)は、本発明の各実施例に用いる磁気コアの例を示す説明図。
【図9】従来のCATV用信号分岐器を示す結線図。
【図10】図9の分岐器における周波数−伝送損失特性を示す特性図。
【符号の説明】
SC 筐体
IN 入力端子
OUT 出力端子
B 分岐端子
TT 線路変成器
FC フェライトコア
W1,W2 1次巻線、2次巻線
L チョーク
DC 分岐回路
T1 電流トランス
T2 電圧トランス
R 抵抗
C コンデンサ

Claims (8)

  1. 筐体に入力端子、出力端子および分岐端子が設けられ、前記筐体内部には前記入力端子、出力端子に接続された線路変成器および分岐回路要素が設けられ、前記入力端子から前記出力端子および前記分岐端子に向けて、および前記分岐端子から前記入力端子に向けて信号を伝達するCATV用信号分岐器であって、
    前記筐体は、電磁的に密閉されており、入力端子、出力端子および分岐端子を含む各端子用の開口を有し、内部に各要素を収容するものであり、
    前記線路変成器は、実効透磁率の低いコアを有し、このコアに前記入力端子と前記筐体との間に接続される1次巻線、および前記筐体と前記分岐回路要素との間に接続される2次巻線が所定変成比で設けられたものである、
    CATV用信号分岐器。
  2. 請求項1記載のCATV用信号分岐器において、
    前記出力端子側に、実効透磁率の低いコアを有し、前記筐体と前記出力端子との間に接続される1次巻線、および前記分岐回路要素と前記筐体との間に接続される2次巻線が所定変成比で設けられてなる線路変成器を、さらにそなえたことを特徴とするCATV用信号分岐器。
  3. 請求項1または2記載のCATV用信号分岐器において、
    前記線路変成器は、実効透磁率の低いコアと、このコアに巻装された同軸ケーブルの芯線および外導体によって構成されたCATV用信号分岐器。
  4. 請求項3記載のCATV用信号分岐器において、
    前記コアは、リング状コアであるCATV用信号分岐器。
  5. 請求項3記載のCATV用信号分岐器において、
    前記コアは、少なくとも1つのスリットを有するリング状コアであるCATV用信号分岐器。
  6. 請求項3記載のCATV用信号分岐器において、
    前記コアは、分割型リング状コアであるCATV用信号分岐器。
  7. 請求項3記載のCATV用信号分岐器において、
    前記コアは、棒状のコアであるCATV用信号分岐器。
  8. 請求項1記載のCATV用信号分岐器において、
    前記コアは、フェライト粉体を高分子化合物に分散して形成したCATV用信号分岐器。
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