JP4236267B2 - 情報処理装置及び当該装置において実行されるレイアウト制御方法とそのプログラム - Google Patents
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Description
従来、多数の文書を印刷するときに使用される印刷プロセスは、文書の物理的表現を要求するアナログ処理であった。それらは、印刷前に作成されなければならないブロマイド及び/又は印刷プレートを含んでいた。これは、カスタム化された文書を作成するのに高い費用がかかり、多数回にわたる連続した文書印刷は、通常、全く同じ文書の多数のコピーを印刷することを含んでいたことを意味する。
通常、テキストと図形の双方を含む文書は種類の異なるアイテムの集積として編成されている。これらアイテムはテキスト、図形、又はアイテムの集積であるグループなどの他の種類の抽象オブジェクトであると考えられる。レイアウトアイテムは、通常、矩形の形状を有するか、又は矩形の範囲を有する。アイテムをどのようにしてレイアウトすべきかを定義するためにアプリケーションごとに許可される規則がレイアウトモデルを表す。可変データ印刷アプリケーションでは、それらの規則は、アイテムのサイズが変化するにつれてレイアウトをどのようにして計算するかを定義しなければならない。
可変データ印刷の問題を解決する現在の方法は、通常、レイアウトを定義するために階層モデルを使用する。それらのモデルはHTML文書及びXML文書に使用されるモデルに類似している。そのようなモデルの例は、CSSボックスモデル及びXSL:FOである。そのようなレイアウトモデルにおいては、矩形レイアウトエリアの内側に矩形のアイテムを垂直又は水平に積み重ねることにより、それらのアイテムがレイアウトエリア内にレイアウトされる。
[制約ベースモデル]
現在の階層レイアウトモデルは、以前に開発された、より一般的な制約ベースモデルより単純に理解できる。制約ベースモデルは、コンピュータ支援デザイン(CAD)アプリケーション、ユーザインターフェース構成及びウィンドウ管理に使用されてきた。ユーザインターフェース構成アプリケーションでは、レイアウトされるべきオブジェクトはボタン又は入力フィールドなどのウィジェット(widgets)である。ウィンドウ管理アプリケーションにおいては、レイアウトされるべきオブジェクトは、コンピュータオペレーティングシステムのためのユーザインターフェースの一部としてデータのビューを表現するために使用されるウィンドウである。
マージ手段が、1つのレコードに含まれる前記コンテンツデータを前記テンプレートに含まれる複数の領域にマージするマージ工程と、
第1計算手段が、前記マージ工程によって前記領域にマージされたコンテンツデータのサイズに従って決定された各領域のサイズを用いて、各レコードから生成された複数の文書から表示対象となる文書を決定する際に利用される第1の値をレコード単位に計算する第1計算工程と、
第2計算手段が、前記第1計算工程における計算処理を複数のレコードに適用することで得られた複数のレコード分の第1の値を用いて、表示対象となる文書を決定する際に利用される第2の値を計算する第2計算工程と、
決定手段が、前記第1計算工程によって計算された各レコードの第1の値と前記第2計算工程によって計算された第2の値との差分を用いて、ユーザに示すべき文書を決定する決定工程とを備え、
前記第1計算工程は、1つのレコードに含まれるコンテンツデータを各領域に配置することで得られた各領域のサイズを加算することで前記第1の値を算出し、前記第2計算工程は、複数のレコードの第1の値の平均値を計算することで前記第2の値を算出することを特徴とする。
1つのレコードに含まれる前記コンテンツデータを前記テンプレートに含まれる複数の領域にマージするマージ手段と、
前記マージ手段によって前記領域にマージされたコンテンツデータのサイズに従って決定された各領域のサイズを用いて、各レコードから生成された複数の文書から表示対象となる文書を決定する際に利用される第1の値をレコード単位に計算する第1計算手段と、
前記第1計算手段による計算処理を複数のレコードに適用することで得られた複数のレコード分の第1の値を用いて、表示対象となる文書を決定する際に利用される第2の値を計算する第2計算手段と、
前記第1計算手段によって計算された各レコードの第1の値と前記第2計算手段によって計算された第2の値との差分を用いて、ユーザに示すべき文書を決定する決定手段とを備え、
前記第1計算手段は、1つのレコードに含まれるコンテンツデータを各領域に配置することで得られた各領域のサイズを加算することで前記第1の値を算出し、前記第2計算手段は、複数のレコードの第1の値の平均値を計算することで前記第2の値を算出することを特徴とする。
ソフトウェアアプリケーションとして実現されるのが好ましい可変データ文書作成及び印刷システムを開示する。このアプリケーションは、類似する形態を有するが、コンテンツは異なっている場合もあるような複数の文書を作成させる。これは、文書テンプレートの作成及び編集と、文書テンプレート上のエリアと可変データの関連付けとにより実現される。
基本的な実施の形態は、少なくともユーザインターフェースと、レイアウトエンジンとを具備する可変データ文書作成及び印刷アプリケーションである。1つの特定の実施の形態は、プリンタと共にパーソナルコンピュータで実行可能であるソフトウェアである。別の実施の形態では、アプリケーションは、可変データ文書集合の印刷を支援するプリンタ又はプリントコントローラに埋め込まれるプロセッサにおいて実行可能であるソフトウェアとして組み込まれる。更に、別の実施の形態においては、アプリケーションは、視聴者に対してカスタマイズされた文書をサーブすることができるウェブサーバで実行可能であるソフトウェアとして組み込まれる。それらの実施の形態は、適切なハードウェア構造でそのようなソフトウェアが実行される場合も含む。
図1Aは、可変データ文書を印刷するためのシステム100を示す。ここで説明する方法は、図1Bに詳細を示す汎用コンピュータモジュール101の内部で実施されても良く、その場合、説明するプロセスは、コンピュータモジュール101内部で実行され、システム100を介して動作可能であるレイアウト編集アプリケーションプログラム121などのソフトウェアとして全体又は一部を実現されても良い。特に、レイアウト編集及びその結果としての印刷工程は、コンピュータ101により実行されるソフトウェアの命令により実現されても良い。ソフトウェアは、例えば、以下に説明する記憶装置を含むコンピュータ読み取り可能な媒体に格納されていても良い。ソフトウェアはコンピュータ読み取り可能な媒体からコンピュータにロードされた後、コンピュータ101により実行される。そのようなソフトウェア又はコンピュータプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータプログラム製品である。このコンピュータプログラム製品をコンピュータで使用した結果、文書レイアウト編集及び可変文書印刷のための好都合な装置が得られるのが好ましい。
図3は、メニューバー、ツールバー、作業エリア及びフローティングパレットを含むアプリケーションのメインウィンドウの一例を示す図である。
作業エリア306は文書テンプレートを見て、そのデザインを編集するために使用される。これにより、ユーザは準備中の文書が印刷された場合にどのように見えるかをデザインし、文書テンプレートとマージされるべき可変データの量及びサイズに基づいて、マージ後の各文書がどのように変化するかを理解することができる。
コンテナは、文書テンプレートの中の、テキスト、画像及び他のコンテナ又はオブジェクトなどの静的コンテンツ又は動的コンテンツを挿入できるスペースである。コンテナは、ユーザインターフェースに示すように、ポインタ313及びマウス133を介する制御を使用したコンテナの操作により、移動、スケーリング及び再整形されることができるであろう。
本実施の形態によれば、コンテナは、各文書において関連コンテンツがどのように表示されれば良いかを制御するいくつかの制約を有していても良い。それらの制約は、静的コンテンツ及び動的コンテンツをコンテナと関連付ける手段と共に、ユーザが単一の文書テンプレートからの複数の文書の生成を制御するための第1の方法である。制約の一例は、「このコンテナのコンテンツは最大で4インチの高さである」というものであろう。別の制約は「このコンテナの左辺は各文書において同じ水平位置に現れなければならない」というものであろう。ここで説明するのは、グラフィカルユーザインターフェースを使用してそのような制約を表示し、編集するための一連の方法である。
コンテナの「辺状態(edge state)」は、先に説明したように「固定」又は「非固定」とすることができる8つ特性、即ち、左辺、右辺、縦軸、上辺、下辺、横軸、幅及び高さの1セットとして定義される。辺は最小又は最大コンテナサイズ設定、或は他のコンテナの位置などの他の制約により影響を受けることもあり得るので、辺状態は辺の位置を完全には制約しない。従って、「辺状態」は、コンテナが持ちうる8つの状態全てのうちの一部のみを表しているにすぎない。
2.左辺のみが固定されている;
3.右辺のみが固定されている;
4.左辺と右辺が共に固定されている;
5.縦軸のみが固定されている;及び
6.幅は固定されているが、左辺、右辺及び縦軸は非固定である。
2.上辺のみが固定されている;
3.下辺のみが固定されている;
4.上辺と下辺が共に固定されている;
5.横軸のみが固定されている;及び
6.高さは固定されているが、上辺、下辺及び横軸は非固定である。
6.3.1新たなコンテナを作成する方法
2つのクラスのコンテナ、即ち、テキストコンテナ及びイメージコンテナを説明する。テキストコンテナはテキスト及び/又は埋め込み画像を保持する。イメージコンテナは画像のみを保持する。
先に説明した36通りの辺状態の各々が図形表現へマッピングされるのが好ましい。いくつかの辺状態は、状況によっては1つの表現を共有することもあるため、図形表現の数は36通り未満になる場合もある。
2.幅が固定されている場合、左辺及び右辺を実線で描画する;
3.高さが固定されている場合、上辺及び下辺を実線で描画する;
4.縦軸及び横軸は描画されない;
5.まだ描画されていない全ての辺は破線で描画され、各辺の付近に成長アイコンが描画される;
6.縦方向の辺及び/又は軸の対ごとに、それらが共に固定されているならば、その交差点にアンカーを描画する;
7.固定された辺ごとに、その辺の上のどこにもアンカーが描画されていなければ、辺の中心にスライダを描画する;
8.縦方向の辺及び/又は軸の対ごとに、その場所にアンカー又はスライダが描画されていなければ、その交差点にハンドルを描画する。
マウス133及びポインタ313によっていずれかの辺503又は504の上又はそれに近接する場所をクリックすることにより、辺503/504は固定状態と非固定状態との間でスワップされ、それに従ってユーザインターフェース301の図形表現が更新される。
コンテナユーザインターフェースの別の(第2の)実施の形態は、コンテナの辺状態を目で見て明確に区別でき、別個に編集可能な制約に分割するように、コンテナを表示し、コンテナを編集させる。
2.幅が固定されている場合、コンテンツエリアに実線の幅バーを描画し、そうでない場合にはそれを破線で描画する;
3.高さが固定されている場合、コンテンツエリアに実線の高さバーを描画し、そうでない場合にはそれを破線で描画する;及び
4.縦方向の辺及び/又は軸の対ごとに、それらが共に固定されていれば、その交差点にアンカーを描画し、そうでない場合にはハンドルを描画する。
別の(第3の)実施の形態においては、コンテナの挙動は、各々が別個の矩形フレームにより表現される最小範囲及び最大範囲の直接操作により制御される。
図にはラベル付けされていないが、対応する縦方向の寸法にも対応する式が適用される。
イメージコンテナは、写真、イラスト、ロゴ又は線図などの画像を含むことを目的とする特定の種類のコンテナである。
テキストコンテナは、様々なフォント及び段落文体によってフォーマッティングでき、且つテキストコンテナの様々な辺に対して整列又は行端揃えできるようなテキストの範囲を含むことを目的とする特定の種類のコンテナである。
テキストフォーマッティングは次のようなオプションを含む。
・フォントサイズ
・太字
・イタリック体
・下線
・色
・行間隔
・強制大文字化
・自動ハイフネーション
8.2 整列
下記のテキスト整列オプションはいくつかの特定の実施の形態で許可される。
・縦方向の整列:上(デフォルト)、縦方向の中心位置合わせ、下
異なる実施の形態においては、垂直方向に行端揃えされたテキストなどの他のオプションが適切であろう。
テキストコンテナの中のテキストは、1つのカラム、又は2つ以上の縦方向のカラムのいずれかに配列されれば良く、「ガター(gutter)」として知られるスペースが、各カラムの左右の辺を、それぞれ隣接するカラムから分離している。
様々なボリュームのテキストを収縮又は成長させることによりコンテナの内側にはめ込むため、及びテキスト全体をテキストコンテナの内側にはめ込んだ状態を保ちつつ、外部制約に従ってコンテナのサイズを変化させるために、テキストコンテナ内におけるテキストのフォントサイズを変化させても良い。最小フォントサイズ及び最大フォントサイズは、フォントサイズの可能範囲を制約して、テキストコンテナごとに設定されても良い。全てのテキストをコンテナの中にはめ込むために使用すべき最適フォントサイズを判定するために、2進検索アルゴリズムを使用できるであろう。フォントサイズが最小サイズに達し、それでもテキストがコンテナの中に収まりきらない場合には、ユーザに対してエラーを示すことができる。
2つ或はそれ以上のテキストコンテナの間で、あるテキストコンテンツをコンテナのうちのいずれかの中に適正にはめ込むためにそのコンテナのフォントサイズが変更されるか否かに関わらず、全てのコンテナにおいてフォントサイズが等しくなければならないことを指定する制約が作成されても良い。
テキストコンテナの内側マージンは、テキストコンテナが可視境界及び/又は可視背景を有しているか否かに基づいて自動的に設定される。
テキストのボリュームが先行するコンテナのサイズを超えるような場合、テキストをそのコンテナから次のコンテナへ流すために、2つ或はそれ以上のテキストコンテナを順次リンクさせても良い。
ガイドは、コンテナ及び他のガイドの位置決めを補助するためにページの幅又は高さいっぱいにわたって示される縦線又は横方向の線である。固定及び非固定(浮動)の2種類のガイドがある。ガイドはストラット(struts: 後述する距離制約)を介して他のガイド又はコンテナに接続されても良い。ガイドは文書には現れず、デザインを補助する手段として文書テンプレート309にのみ現れる。ガイドは、ルーラエリアから作業エリアへ指示デバイスをドラッグすることにより作成されれば良い。
固定ガイドはページに固定されるか、印刷可能エリアなどのページのいくつかの部分に固定されている。固定ガイドは、全ての文書について同じ位置を有するという意味で固定されている。そのようなガイドはページの特定の縁部に対して、又はページの印刷可能部分に対して、例えば、左端に対して固定されていても良い。この例では、ページがリサイズされる場合(例えば、異なるサイズの用紙に印刷される場合)、ガイドは左端から同じ距離に留まるが、他の端からは必ずしも同じ距離をとらないであろう。
非固定ガイド又は浮動ガイドは異なる文書において異なる位置を有し、文書内のデータが変化した場合、例えば、文書テンプレートがデータソースからのレコードとマージされる場合にも異なる位置を有する。この例では、データが文書テンプレートとマージされると、1つ以上のコンテナはデータソースからのデータを保持し、そのため、非固定ガイドの位置はストラットの作用によって判定されることが可能になるであろう。そのようなデータが文書テンプレートとマージされるまで、非固定ガイドの位置はわかっていないか、或は編集及びデザインを目的として初期(おそらくは任意の)位置が与えられるであろう。実施の形態によっては、浮動ガイドは、データソースからのデータが文書テンプレートとマージされるときに、ユーザにより編集されるか又はレイアウトエンジン105により変更されることが可能である位置を常に有する。
特定の実施の形態においては、固定ガイドと非固定ガイドは、共に、作業スペース、ページ境界又はページ印刷可能エリアの縁部にあるルーラまで拡張できる実線により表現される。固定ガイドと非固定ガイドを識別するために、色が使用される。或は、固定ガイドは実線により表現され、非固定ガイドは破線又は点線により表現されても良い。
ストラットは、コンテナの特定の辺と、ガイド及びマージンなどの他のオブジェクトとの間の一定の距離を維持するために使用される種類の制約である。
図4を参照すると、例えば、ユーザがマウス133を使用してユーザインターフェースを介して1つの辺を操作した場合に、コンテナ407の第1の辺410が動けば、第1の辺410と、それに結合された第2の辺411との間のストラット制約(412)を維持するために、第2の辺411は「押し出される」か又は「引っ込められる」であろう。ユーザは結合されている辺又はガイドを押し出す又は引っ込めるなどのストラットの動作を認知するであろうが、ユーザインターフェースにおける実際の動作は文書を生成するときに使用される動作と同じである。
図10を参照すると、まずマウス133及びポインタ313を使用して、ツールバーエリア303のストラットツールボタン406をクリックすることによりストラットツールを起動することによって、新たなストラットを作成できる。次に、2つのコンテナをリンクするために2つの操作のうちの一方を実行できるであろう。第1に、第1のコンテナ1001の内側にある任意のポイント1003でマウス133を押して保持し、ポインタ313を第2のコンテナ1002の内側にある任意のポイントで終わるようにドラッグし、そのポイントでマウス133から指を放すことにより、経路1004をドラッグする。これは図10ではポインタ313の位置により示されている。或は、図10でポインタ313の位置により示されるように、まず、第1のコンテナ1001の内側にある任意のポイント1003でマウス133をクリックし(即ち,押して、放し)、次に第2のコンテナ1002の内側の任意のポイントで2度目のクリックを実行することにより、コンテナ1001及び1002の間にストラットを形成しても良い。
ガイド間へのストラットの作成は、先に説明したコンテナの辺の間へのストラットの作成に類似している。ガイドはコンテナのような幅や高さを持たないため、可能なユーザインターフェースの数は少なくなる。別の方法によれば、ストラットツール406を選択し、次に、第1のガイドを選択し、指示デバイス(マウス)133によりドラッグして、そのようにして作成されたストラットを第2のガイドに付着させる。
1つの実施の形態では、コンテナの1つの辺の上へガイドをドラッグすることにより、通常はそのガイドと辺との間に「0」の距離を指定する距離制約が作成される。この距離制約はストラットにより表現されても良く、従って、(ガイド又はコンテナを構成している間に、或は編集中に)ガイドをドラッグするそのような方法で実際にストラットが作成されるであろう。
ページマージンとガイド又はコンテナの辺との間にも距離制約が存在することが望ましいであろう。この目的のためにストラットを使用することができる。実施の形態によっては、ガイドとコンテナの辺がページの縁部に対して位置を固定されており、それがストラットと同じ効果を有するために、ストラットが不必要である場合もある。所望のページマージンに対して固定されたガイドが作成された場合、他のガイド及びコンテナの辺をストラットを介してそれにリンクできるので、その場合にもページマージンとガイド又はコンテナの辺との間のストラットは不要である。従って、ストラットは、ページマージンをガイド又はコンテナの辺にリンク可能にする必要はない。
ストラットは、コンテナと数多くの方法でインタラクトする。ストラットの最も単純な動作は、文書の中でコンテンツがどこに配置されるかを判定する方法として、コンテナの辺及びガイドが位置決めされうる場所を制限することである。しかし、ストラットをコンテナに結合すると、そのコンテナを許可されている状態の集合の中に保持したままにするように、コンテナの状態、特にその辺状態も変更されるであろう。
ユーザインターフェース103により、ユーザはデータソースを可変文書テンプレートと関連付け、データソースをテンプレートとマージするときに有効文書を生成するためにテンプレートをデザインすることができる。マージングは、バックグラウンドにおいて対話形式で実行されるか、又はソフトウェアアプリケーション121のレイアウトエンジン105コンポーネントによりオンデマンドで実行される。
可変文書テンプレートをデータソースとマージするためには、適切なデータソースをテンプレートと関連付けることが必要である。そのような関連付けを実現するための1つの方法は、図13に示すような、ユーザインターフェース103の一部を形成するデータソース選択ウィンドウを使用する方法である。
特定のマージング動作に対して、データソースの中のデータの全てが有効であるとは限らないということも起こりうる。そのような事態が起こった場合、ユーザが使用されるべきデータの範囲を限定するために実行可能な方法は数多くある。1つの実施の形態では、アルゴリズミック(algorithmic)データフィルタリングにより、使用されるべきデータの種類と量を制限する。例えば、所望の地理的領域と関連するいくつかのレコードのみが文書の生成に使用されるように、ある範囲の郵便番号が選択されても良いであろう。そのようなアルゴリズミックフィルタリングは当該技術においては良く知られている。別の実施の形態では、データソースがテンプレートと関連付けられた後、ユーザインターフェースを介して、ユーザは使用されるべきデータを選択し、マーキングする。
フィルタリングに関連して、関連データを見出すためにデータ集積を1つのシーケンスに分類する能力がある。1つの実施の形態では、ユーザはデータソースのユーザが選択する「キー」変数に基づいて、ソースのレコードのソーティングを選択する。全てのレコードは、選択されたキー変数で、アルファベットの昇順に並べ替えられる。例えば、キーが変数「Name」であった場合、ソート動作が実行された後、名前が文字Aで始まるレコードは名前が文字Bで始まるレコードより前に現れるであろう(英文テキストの場合)。適切なユーザインターフェースの一部が図15に示されており、これはデータソースを選択するプロセスの一部としてソーティングが実行できることを示している。このソーティングは、データソースが関連付けられた後でも、図17に示すようなメニュー選択により指定できる。
データソースは、各々が関連情報の集積である複数のレコードを含む。例えば、データベースは顧客を記述したいくつかのレコードを含むか、又は製品のレコードを含むと考えられるであろう。データベース内のレコードを1つのシーケンスとして順序付け、ユーザによりそれをナビゲートできれば有用である。
各データソースは、データソース内のレコードに適用される複数の名前付き変数から構成できる。例えば、顧客データソースは、顧客名及び顧客住所に関する変数を有しているであろう。レコードごとに値が異なるため、それらは変数であるが、変数の名前はあらゆるレコードに対して同じであっても良い。
テキスト変数は、データソースの各レコードの中でテキスト値を含む。アプリケーション121は、図18のラベル1801により示すように、データソースの変数のリストの中の変数の名前の次に識別ラベルを配置することにより、変数がテキスト変数であることをユーザに報知する。別の実施の形態は、テキスト1802により示すように、変数の型を報知する方法として、変数の名前の付近に変数の値を表示しても良いであろうが、そのような方法単独では、状況によってイメージデータがテキストデータと同じように見えてしまうことも起こりうるため、あいまいさがないとは保証されない。アプリケーション121は、この技法を変数の型を識別する第1の方法としてではなく、単に変数のデータを示すための補助手段として使用する。
イメージ変数は、データソースの各レコードの中でイメージ値を含む。値は圧縮フォーマット又は伸張フォーマットのイメージデータであっても良く、或はファイル名又はイメージ資源の場所を規定するための他のアクセス方法であっても良い。アプリケーション121は、図18のラベル1803で示すように、データソースの変数のリストの中の変数の名前の次に識別ラベルを配置することにより、変数がイメージ変数であることをユーザに報知する。別の方法は、テキスト1804で示すように、変数の名前の付近に変数の値を表示するが、(例えば)画像ファイル名がテキストデータと混同されることもありうるため、この方法が正確であるとは保証されない。
どのような変数が存在するかがユーザにわかるように、データソースの変数が見えている間にユーザに可変文書テンプレートを構成させるための方法を有するのは有用である。また、所定の変数から適切な型のコンテナを作成できると有用である。
文書は、文書テンプレートをデータソースからのデータとマージしたことによる生成物であるので、1回のマージ操作の結果として多数の文書が生成されても良い。そのような文書をナビゲートし、表示できる方法は数多くある。
可変データが使用される画面上ジョブ及び印刷ジョブにおいては、マージされている全範囲にわたるレコードを表すレコード、特に、可変データレコードの集合からの実際の極端なケースを効率良く見つけ出すことにより、著しい生産性の向上を得ることができる。こうしてユーザは、マージされた最終的な文書がどのように見えるかを理解できる。
・レコードの大半がどのように印刷されるか;及び
・表示すべきコンテンツがほとんどないか又は大量にあるレコード
を含む。
・テキストが余りにも小さく縮小されたか又はその最小サイズに到達したとき;
・何らかの可変データテキストが表示されていないとき;
・画像が余りにも大きくスケールアップされた時(印刷品質が不十分になる);及び
・画像の縦横比が余りにも大きくひずんだとき
を含む。
ライブプルーフィングは、可変文書テンプレートとマージされた可変データを対話形式及びオンデマンドで表示するプロセスである。
選択的プルーフィングは、平均文書を典型的に表しているか、又は少なくとも平均文書に類似している可変データ印刷アプリケーション121の選択されたレコードのみを見る方法である。
・最小であるようなレコード;
・集合のメジアン、平均又は他の何らかの中央尺度であるようなレコード;及び
・最大であるようなレコード
が見出される。
デザインアイテムのサイズの有用な尺度は、その最小又は最大の幅、高さ又はコンテンツ面積を考慮することである。個別のコンテナの場合、それらの尺度を計算するのは簡単である。コンテナをリンクするストラットの場合には、幅と高さの双方ではなく、いずれか一方が重要であり、従って、面積は重要な尺度ではない。個別のページの場合、コンテナの幅の和、又はコンテナの高さの和、又はコンテナの面積の和を使用しても良い。レコードの場合には、そのレコードを表示するために必要とされる全てのページにおけるそれらの尺度の和を使用しても良い。変数の場合、その変数の値を全体として、又は一部で表示する全てのコンテナを使用しても良い。それらの尺度を選択し、合計するための他の方法も使用できる。
コンテンツのサイズのもう1つの有用な尺度は、所定のデザインアイテムに対して典型的サイズを考慮することである。典型的サイズは、平均幅又は平均高さ、或は平均面積、又は面積の和の平均、又は幅及び高さの二乗の和の平均、或は他の可能性であれば良い。別の尺度は上記の各々について平均ではなく、メジアンを使用する。他の統計的方式を使用しても差し支えない。
ホワイトスペースサイズは、デザインアイテムがどれほど典型的にマージ文書の集合の中に入っているかを表すもう1つの有用な尺度である。ホワイトスペースは多くの方法により定義できる。例えば、コンテナが最小サイズを有し、コンテンツがそのサイズを満たさないような場合に、ホワイトスペースは、コンテナの制約により規定されるようなコンテナの面積と、特定のレコードとマージされたときのそのコンテナの中のコンテンツの面積との面積差として定義されても良い。或は、ホワイトスペースは、幅又は高さなどの一次元のみにおけるコンテナのサイズとそのコンテナのコンテンツのサイズとの差として定義されても良い。
可変データ印刷において特に関心を持たれるのは、異常な文書の場所を規定することである。このために、異常度の尺度が要求される。そのような尺度は多くの方法により定義できるであろう。そのような尺度の一例は、あるデザインアイテムに関してメジアンサイズからの最大偏差を計算することである。サイズは幅、高さ、面積、幅と高さの和、幅と高さの二乗の和などの何らかの尺度に関して定義される。このメジアンサイズは、データソースのレコードごとに問題となる各デザインアイテムを検査し、そのアイテムのサイズを求め、そのようにして判定された全てのサイズのメジアンを求めることにより計算できる。次に、各デザインアイテムのサイズとメジアンサイズとの最大の差を計算し、それにより、最大偏差を有するデザインアイテムを求めることができる。
先に説明した種類のサイズ尺度は、典型的なデザインアイテム、非典型的デザインアイテム又は問題を含むデザインアイテムを発見するために使用されても良い。「プレフライトチェック」は、ハードコピー印刷のためのジョブを開始する前に、マージされた文書の問題点又は他の特徴を発見しようとする自動化印刷前プロセスを記述するために可変データ印刷の分野で使用される用語である。
この開示の1つの態様は、ページ上にアイテムをレイアウトする方法である。このレイアウトは、レイアウトされるべきアイテムの集積と、そのレイアウトの中でアイテムがどこに配置されるべきかを定義する規則又は制約の集合とを含む。いくつかのレイアウト方法が説明される。それらは次のものを含む。
レイアウトモデルは、基本レイアウトモデルと、基本モデルのいくつかの拡張とを含む。この基本レイアウトモデルは、レイアウトアイテムの基本特性と、レイアウトを定義するために使用できる規則とを定義する。基本レイアウトモデルを拡張するために使用されるいくつかの追加規則も定義される。レイアウト方法が単純になるため、規則の何らかの組み合わせを使用すると好都合である。レイアウト方法のユーザの理解が簡単である他の組み合わせも好都合である。
レイアウトは、通常、文書における1つのページの一部と関連している。作成及び編集の作業は、最初は空レイアウトとして作成されるレイアウトを操作すると想定され、ユーザインターフェースソフトウェア103により呼び出される機能である。作業は、データを文書テンプレートと組み合わせることにより文書を生成している間に、ユーザによる直接入力なしにサーバソフトウェアにより実行されても良い。
1.アイテムを追加するための動作;
2.アイテムを除去するための動作;
3.規則を追加するための動作;及び
4.規則を除去するための動作
を含む。
レイアウトモデルごとに、レイアウトアイテムの位置及び寸法を計算する、対応する方法が存在する。それらの位置及び寸法は、問題に対して好都合である何らかの2次元座標系において定義されれば良い。
1.ツリートラバーサル(tree traversal)方法;
2.シンプレックス(simplex)方法;
3.2次目標関数を伴う変形シンプレックス方法;及び
4.グラフ利用レイアウト(graph based layout)
を含む。
16.1 基本レイアウトモデル
アプリケーション121の一態様は、アイテムの集積をレイアウトする方法を含む。通常、アイテムは、規則又は制約の集合に従って矩形のスペースの中にレイアウトされる。 図22は、アイテム及び制約の集合の一例を示す図である。
2.グラフィカルユーザインターフェースを介して容易に表現、操作できる;
3.十分に定義された動作の集合を試用して操作されることが可能であるソフトウェアの単純表現を有する。
pos(n)−pos(m)=d
により定義されるfixed(m, n, d)により表される制約である。式中、dは非負数である。ストラット412は、レイアウトエンジン105において固定オフセット規則として表現される。また、コンテナが固定幅を有する場合、これは、コンテナの左右の辺を表現するマークに関連する固定オフセット制約を追加することにより、レイアウトエンジン105に対して指示される。同様に、コンテナが固定高さを有する場合、これは、レイアウトエンジン105において、コンテナの上下の辺を表現するマークの間の固定オフセット制約により表される。
pos(n) ≧ pos(m)
により定義される。非負オフセット規則では、2つのマークは同じ向きでなければならない。例えば、マークは共に水平マークでなければならないか、又は共に垂直マークでなければならない。
別の実施の形態では、基本レイアウトモデルは先に説明した方法とは異なるが、それと等価の方法で表現される。この場合、基本レイアウトモデルはただ1つの種類の規則、即ち、最小オフセット規則を使用して表現される。
pos(n)−pos(m) ≧ d
により定義される。式中、dは最小許容オフセットを表す数である。この表現においては、数dは正、負又は0のいずれであっても良く、最小オフセット規則により関連付けられる2つのマークは同じ向きでなければならない(即ち、共に水平マークであるか、又は共に垂直マークである)。
pos(n)−pos(m) ≦ d
により定義される。式中、dは最大許容オフセットを表す数である。
max(m, n, d) ≡ min(m, n, -d)
があるために、どの最大オフセット規則も等価の最小オフセット規則と置き換えできることに注意する。
nonnegative(m, n) ≡ min(m, n, 0)
からわかるように、どの非負オフセット規則も最小オフセット規則の特殊ケースであり、等式
fixed(m, n, d) ≡ min(m, n, d)及びmax(m, n, d)
≡ min(m, n, d)及びmin(m, n,-d)
からわかるように、どの固定オフセット規則も2つの最小オフセット規則と等価であることに注意されたい。
d≧0であれば、min(m, n, d) ≡ fixed(m, n, d)及びnonnegative(t, n)
d<0であれば、 ≡ fixed(t, m, -d)及びnonnegative(n, t)
により示されるように表現されることが可能である。式中、tはmに対してnの許可位置の限界をマーキングするために使用される特別なマークである。d=0である特別なケースにおいては、tはmと置き換えられても良く、固定オフセット規則は冗長である。
可変データ印刷アプリケーションにおいて、ボックスの幅と高さの関係を定義することが可能であるのが好都合である。基本レイアウトモデルでは、これを実行する方法はない。
16.4 等オフセット規則(Equal Offset Rules)
レイアウトを指定するときに設定されていると好都合である別の種類の制約は、2つの距離が等しいことを指定可能であることである。これは、同じ向きを有するマークm及びnと、同じ向きを有するマークs及びtに対してequal(m, n, s, t)により表される等オフセット規則を使用して指定されることが可能である。等オフセット規則equal(m, n, s, t)は式
offset(m, n) = offset(s, t)
により定義される。式中、offset(a, b)は、
offset(a, b) = pos(b) − pos(a)
となるような、第1のマークaから第2のマークbまでのオフセットを表す。
基本レイアウトモデルでは、ボックスの辺のみがレイアウト規則に関与している。ボックスの中心間の関係を定義できることも望ましい。基本レイアウトモデルの拡張においては、各ボックスは常に2つの追加マークと関連付けられる。それらは、共にボックスの中心を通る垂直マーク及び水平マークから構成されている。
ボックスの中心を含む規則の特別なケースとして、別の実施の形態では、各ボックスの中心の縦方向位置又は横方向位置をページに対して、或はページ又はレイアウトエリアの1つの辺に対して固定させるような基本レイアウトモデルの拡張がある。この特別なケースは、等オフセット規則の必要性を回避するので、より単純なレイアウト計算方法を使用できる。
以上説明した基本モデルレイアウト規則及び追加規則は、アイテムの厳密なサイズ及びアイテムの間隔などの精密な制約を指定するため、並びにアイテムの位置及びサイズの可変性に対する制限を指定するために有用である。ここまで説明した規則によれば、過剰制約又は制約不足であるレイアウトの定義を容易に実現することができる。レイアウトを、より精密なレベルでコントロールするための良い戦略は、基本モデル規則、並びに等オフセット規則及び固定中心規則などの他の精密な規則を使用して、制約不足レイアウトを定義し、アイテムのサイズ及び位置の優先性を指定するための追加の、更に融通性に富む規則を追加することである。この目的のために、最小化規則及び最大化規則という2種類の規則を更に使用しても良い。
オフセット最大化規則及びオフセット最小化規則の使用により、2つのマークの間の理想の離間が無限であるようなレイアウトがもたらされる場合があり、従って、これらの規則が常に十分に定義されたレイアウトを提供するとは限らない。この問題を回避するために、オフセット最大化規則及びオフセット最小化規則は、別の種類の規則と置き換えられても良い。或は、minimizedist(m, n)により表される距離最小化規則と呼ばれる別の種類の規則を使用して、距離を指定する。例えば、2つのマークm及びnの間のオフセットの絶対値はできる限り小さくなければならない。距離最小化規則は同じ向きを有するマークの間にのみ適用される。特定の実施の形態においては、距離最小化規則を使用する代わりに、以下に説明する、好適オフセット規則と呼ばれる別の種類の規則が使用される。
この式中、tはレイアウトに追加され、他の規則のいずれにも含まれない特別のマークである。この近似は厳密ではないこともあり、使用される厳密なレイアウト計算方法によって左右される。特に、レイアウト方法により計算されるアイテムの厳密な配置は選択される目標関数によって決まる。
式中、tはレイアウトに追加された特別のマークであり、dはmとnの間の所望の最大距離よりはるかに大きい距離を表す大きな正の数である。この近似は厳密ではなく、アイテムの厳密な配置はレイアウト計算方法の厳密な実施の形態によって決まるが、固定オフセット規則及び非負オフセット規則を可能にするレイアウトモデルに距離最小化規則のみを追加することにより、オフセット最大化規則及びオフセット最小化規則に類似する機能性を提供できることが判明している。
特定の実施の形態においては、距離最小化規則を使用する代わりに、「好適オフセット規則」と呼ばれる別の種類の規則が使用される。preferred(m, n, d)により表される好適オフセット規則は、マークmからマークnまでの好ましいオフセットがdであることを指定する。好適な規則は下記の等式によって距離最小化規則により表現されることができる。
式中、tはmの位置に対するnの好ましい位置を表すためにレイアウトに追加された特別のマークである。
従って、基本レイアウトモデルの何らかの拡張に距離最小化規則又は好適オフセット規則のいずれかを追加すると、その結果、等価モデルが得られる。好適オフセット規則は、通常、一般に指定されるレイアウト関係に対して距離最小化規則より少ない数のマーク及び少ない数の規則を要求する表現であるため、距離最小化規則の代わりに使用される。
及びminimizedist(m, n, s) ≡ preferred(m, n, 0, s)
16.10 好適レイアウトモデル
望ましいレイアウトモデルの1つは、先に定義した下記の種類の規則を追加するために拡張された基本レイアウトモデルを含む。
2.テキスト及び画像を含むボックスを支援するための形状規則;及び
3.好適オフセット規則
このレイアウトモデルは、ユーザが十分に理解できるほど単純である一方で、一般に必要とされる全てのレイアウト特徴を支援するのに十分な融通性を有し、単純なデータ表現を有するほど十分に単純であり、レイアウトアイテムの位置及び寸法を計算するための高速の方法を支援することが可能である。
図37Aは、図4に示すレイアウト例が、ボックス、マーク及び規則を使用してレイアウトエンジン105の一実施の形態においてどのように表現されるかを示す図である。レイアウトエリアの境界は、マーク3701,3703,3705及び3707により表されている。レイアウトエリアは、通常、テンプレート中の1つのページの一部を表す。レイアウトエリアの高さは、固定オフセット規則3709により表されている。レイアウトエリアの幅は、固定オフセット規則3701により表されている。図4に示す2つのコンテナは、レイアウトエンジン105において、図37Aに示される2つのボックス3702及び3704により表されている。マーク3701及び3705は、原点マークとして指定されている。
17.1 レイアウトを作成及び編集するための基本動作
レイアウトを作成及び編集する最も単純なアプローチは、任意の種類のアイテムを追加又は除去させることと、支援されるレイアウトモデルによって許可された任意の種類の規則を追加又は除去させることである。このアプローチにおいて、除去されるアイテムを含む任意の規則を自動的に除去することによって1つのアイテムがレイアウトから除去されるとき、最小限の一貫性チェックしか行なわない場合は、レイアウトデータ構造が矛盾することを防止する必要がある。このアプローチにおいては、全ての規則を満たすアイテムの位置及び寸法を決定できるという保証はない。
式中、 D=(sd+s'd')/(s+s')であり、
S=s+s'である。
レイアウトを作成及び編集する場合、過剰に制約されたレイアウトを作成するのを回避するのが望ましい。このようなレイアウトは、文書を生成するのに有用でないためである。矛盾する規則を回避する処理は、ユーザに対してフィードバックを提供することによって、作成されるレイアウトに関するユーザの理解をより深くすることもできる。レイアウトの作成中、一貫性のない規則を回避することによって、誤りを自動的に防ぐことにより、ユーザの仕事量を減少させることもできる。
このプッシュ動作は、ユーザインターフェース103からの入力に応じてレイアウトエンジン105によって実現され、マーク集合を、任意の制約を侵害することなく、横又は縦方向に所定の距離だけ移動させ、必要に応じて、元の集合には存在しない他のマークを移動して要求された結果に到達する。
固定中心規則を組み込むレイアウトモデルにおいて、プッシュ動作は、固定中心を認識されるように修正される必要がある。ボックスの中心の横方向の位置が固定される場合、ボックスの左辺及び右辺は、常に逆方向に同量だけ移動しなければならず、このようなマークは互いに「対向される(opposed)」と呼ばれ、「対向(opposing)」マークと呼ばれる。同様に、ボックスの中心の縦方向位置が固定の場合、ボックスの上辺及び下辺は、常に逆方向に同量だけ移動しなければならない。
形状規則が水平マーク及び垂直マークと関連しているため、プッシュ動作を、形状規則を有する組み合わせレイアウトモデルと適合させることは、潜在的に複雑である。問題は、マークをプッシュする場合、同一方位のマーク間の複雑なインタラクションが形状規則及び他の規則の組み合わせによって行なわれることである。特に、単一の解を有さない循環依存を作成する可能性もある。この問題を回避するために、拘束はレイアウトモデルに挿入され、形状規則が、縦辺に対応する最大1つのマーク及び横辺に対向する最大1つのマークが最小オフセット規則内に実現するボックスに適用されるだけとなる。つまり、形状規則ボックスの対向する辺の各対のうち少なくとも1つは、最小オフセット規則が存在しない状態でなくてはならない。この拘束は、形状規則によるマーク間のいかなる複雑な関係も防止する。この拘束によって、プッシュアルゴリズムは修正されても良く、それによって、形状規則を含むボックスの任意の辺がステップ2509において移動する場合は常に形状規則が適用される。形状規則は、ボックスの自由辺を移動することによって適用され、自由辺が、任意の最小オフセット規則には含まれない辺となる。
ユーザが文書テンプレートを編集する間、GUI301は、プッシュ動作を使用して例示的なレイアウトを修正する。図34は、GUI301がユーザにコンテナの固定辺を移動させる例示的な方法3400を示す。ステップ3401で、ユーザは、例えばマウス133やポインタ313で辺を選択してドラッグすることによって辺が移動されるべきであることを示す。ステップ3401に続きステップ3402において、アプリケーション103は、移動される辺に対応するマークの位置を非固定とする。辺の位置は、通常、辺を表すマークと辺の同一の方位を有する原点マークとの間のオフセットを固定する固定オフセット規則を追加することによって固定される。辺を非固定とするために、固定オフセット規則は除去され、辺の位置が変更される。ステップ3402に続きステップ3403において、余剰の制約はレイアウトエンジン105に追加され、許可された辺の位置を制限する。辺が固定される場合、辺は移動できないため、辺の移動上の任意の追加制約の必要がない。しかし、レイアウトエンジン105が辺の位置を変更するのに使用される場合、通常、辺の移動範囲は制約を受ける。例えば、レイアウトエンジン105は、辺はレイアウトエリアの辺を超えて移動できないと示されても良い。更なる例として、辺がコンテナの左辺の場合、レイアウト矩形の左辺を表すマークと、コンテナの辺を表すマークとの間に非負のオフセット制約が追加されても良い。また、コンテナの最小幅及び最大幅が適用されても良い。文書テンプレートは、レイアウトエンジン105の各コンテナの最小幅及び最大幅、最小高さ及び最大高さを、それぞれ独立して格納するのに使用されても良い。コンテナの左辺及び右辺を表すマーク間に、最小オフセット制約及び最大オフセット制約を追加することによって、ユーザがコンテナの辺をドラッグする間、コンテナの最小幅及び最大幅の設定は、レイアウトエンジン105によって適用可能となる。
18.1 単純なアルゴリズムを使用したレイアウト計算
1つの実施の形態において、許可された規則は、等価オフセット規則、縦横比(アスペクト)規則、最小オフセット規則、及び最大オフセット規則と共に基本モデルの規則である。ここで、基本モデル規則は線形不等化制約と同等であり、等価オフセット規則は線形制約であり、最小オフセット規則及び最大オフセット規則は1次目的関数を定義するのに使用される。このモデルでは、規則は線形プログラムを定義するため、単純アルゴリズム又は線形問題を解決する任意の他の方法を使用してレイアウト計算が実行される。
他の実施の形態において、許可された規則は、等価オフセット規則、縦横比規則、最小オフセット規則、及び好適オフセット規則と共に基本モデルの規則である。この実施の形態において、最小オフセット規則及び等価オフセット規則は、線形制約に変換され、最小距離規則及び好適オフセット規則は、2次目的関数を定義するのに使用される。このモデルにおいて、制約は1次等式及び1次不等式であり、目的関数は2次関数である。これらの種類の問題は、2次最適化の当業者にとって知られている方法を使用して解決されても良い。単純な方法の修正バージョンは、本モデルでレイアウトを計算するのに使用されても良い。
他の実施の形態において、使用されるレイアウトモデルは、全ての基本モデル規則、好適オフセット規則、及び形状規則を許可する。このモデルは、固定中心規則が許可されないことを除いて、好適レイアウトモデルと同一である。この実施の形態において、基本規則は、最小オフセット規則を使用して表され、有向グラフとして格納される。好適オフセット規則は、別個の有効グラフとして格納される。形状規則は別に格納される。この方法は、縦横比規則及びテキスト規則の両方を組み込ませるという、単純な方法及び2次プログラミング方法より優れた利点を有し、他の形状規則も同様に組み込むように修正されることが可能である。
式中、Dは張力の合計であり、Sは現集合に存在するマークを現集合には存在しないマークに関連付ける好適オフセット規則の強度の合計である。ステップ3105において、テストが行なわれて、現マーク集合に関して考察される移動方向で目的関数が減少するかどうかを判定する。これはδが正であるかどうかのテストと同等である。マークを現在の方向に移動することによってエネルギーを減少できない場合、移動距離はステップ3107で0に設定される。マークを現在の方向に移動することによってエネルギーを減少できる場合、移動距離はステップ3109で計算される。移動距離は、δよりも少なく、ステップ3007で計算された値である。マークの移動は、論理単位の整数に拘束されても良く、そのため、ステップ3007で計算される距離は、論理単位の整数に丸められる。これにより、レイアウト計算の終了を確認する。
形状規則がテキスト規則である場合は、理想的なボックスの形状に関する単純な公式は存在しない。テキストレイアウトエンジンは、計算を行なってテキストを矩形スペース内にレイアウトする。テキストレイアウトエンジンは、理想的なボックスの寸法を計算するのに使用される。テキストレイアウトエンジンは計算を行なって、テキストのブロックを所定幅を有するスペースにレイアウトし、テキストのレイアウトされたブロックの高さを迅速に計算する。テキストレイアウトエンジンは、ワードラップ計算を組み込み、テキストの長い行を複数の行にラップする。テキストレイアウトエンジンは、テキストに関するフォーマット情報に従ってテキストをレイアウトする。フォーマット情報は、段落のスタイル、例えば、各文字に対して使用されるボールド又は下線等のフォントのサイズやスタイルを含んでも良い。
図39は、18.3章及び以下で説明されるレイアウトメカニズムの使用例を示す。3つのボックス3901は、A,B及びCに特定される。各ボックス3901は、マーク3905によって左辺、上辺、右辺、下辺で定義される。ページの左辺及び右辺は、これらマーク間の固定距離を有する2つの垂直マーク(3903,3904)として定義される。コンテナのいくつかの辺と、ページのエッジとの間の距離を特定する固定オフセット規則3902が存在する。規則の詳細は、以下の通りである。
=1/2(WA−22)2+1/2(WB−16)2+1/2(WC−13)2
=1/2[(WA−22)2+(WB−16)2+(WC−13)2]
=1/2[((m−a)−22)2+((m−b−1)−16)2+((c−m−2)−13)2]
=1/2[(m−a−22)2+(m−b−17)2+(c−m−15)2]
なお、各ボックスの幅を見出すために、そのボックスの最も左のマーク位置は、最も右のマーク位置から減算され、非負の数を得る。これによって、WBは、「m」とボックスBの右辺との間に1単位の間隔が存在するため(m−b−1)となる。またWCは、「c」が「m」の右にあり、ボックスCの左辺とマーク「m」との間に2単位の間隔が存在するため、(c−m−2)となる。
δE/δm=(m−a−22)+(m−b−17)+(m−c−15)
第3項で負である偏導関数がmに関連するため、この項(m−c+15)の正負逆の符号について言及する。
=3m−a−b−c−22−17+15
=3m−a−b−c−24
このとき、0であるこの値を解くことによって最小エネルギーを見出すことができる。a,b及びcが、1,7及び49の値をそれぞれ有することは知られている。
3m =1+7+49+24
=81
m =27
1つの変数のみが存在することにより、これは手順を終了させる。そのため、所定の配列の最も低いエネルギーは、マーク「m」がページの左辺から27単位右に位置するときである。
図40Aは、レイアウトメカニズムの他の使用例を示す図である。この場合、移動しても良い水平マーク及び垂直マークが存在するため、この例は2次元の張力を呼び出す。
PHB=RB(WB+HB)/(1+RB)=1/3(WB+HB)
この構成のエネルギーを表す目的関数は、水平方向及び垂直方向の張力の2乗の合計の2分の1として得られても良い。
=1/2[(HA−PA)2+(HB−PHB)2+(WB−PWB)2+(WC−PC)2]
=1/2[(m−2−a−PA)2+(d−m−PHB)2+(n−b−PWB)2+(c−n−2−PC)2]
(実際にエネルギーの計算を必要とすることなく)このエネルギーを減少させるためには、水平次元及び垂直次元の張力の絶対値の合計がもはや減少されなくなるまで、両次元の目的関数の偏導関数を減少させることで十分である。これは最も低い張力を有する構成を作成する。張力の絶対値は使用され、負及び正の張力が停止状態において、同様に扱われる。偏導関数は、以下の通りである。
δE/δn=n−c+2+Pc+n−b−PWB=2n−11+PWB
偏導関数をそれぞれ0に設定することによって最小化するため、以下の関係が得られる。
n=1/2(c−2−PC+b+PWB)=1/2(11+PWB)
この例示的な目的のため、ボックスBの初期の幅及び高さをそれぞれ15単位及び10単位とし、それによってm=d−10=33−10=23及びn=b+15=16となる。
HB=10
m=23
n=16
ボックスBの好ましい幅及び高さは、以下の通り計算されても良い。
=2/3(15+10)
=50/3
=16 2/3
=16 (但し、整数単位に丸めた場合)
PHB=1/3(WB+HB)
=1/3(15+10)
=25/3
=8 1/3
=8 (但し、整数単位に丸めた場合)
水平張力及び垂直張力の絶対値の合計は計算され、それによって、レイアウトメカニズムが終了するべき時を判定することができる。この場合、水平張力TXは、ボックスB及びCの現在の幅とこれらの好ましい幅との差分の合計である。同様に、垂直張力TYは、ボックスA及びBの現在の高さとこれらの好ましい高さとの差分の合計である。
=(c−n−2−36)+(n−b−PWB)
=c−38−b−PWB (nを消去した場合)
=48−38−1−PWB
=9−PWB
=9−16
=−7
TY=(HB−PHB)+(HA−PA)
=(d−m−PHB)+(m−2−a−22)
=d−PHB−2−a−22 (mを消去した場合)
=33−PHB−2−2−22
=7−PHB
=7−8
=−1
張力が負であるということは、マークが左又は上に移動してこれらの張力を減少することが必要である可能性があることを示す。
=|−7|+|−1|
=7+1
=8
レイアウトメカニズムは、この全ての張力がもはや減少されなくなるまで、水平次元及び垂直次元において、張力を減少させるために進む。
=16
移動されても良い垂直マークのみが「n」であり、固定オフセット規則によって(2単位右に)接続されているマークである。両マークは、水平張力の最小化を試行するような方法で移動される。これにより、他のマーク位置が(n+2)として演繹されるため、「n」が移動されるべき場所は判定されるだけで十分である。関係によって初期段階に説明した通り、「n」の場所は計算され、nに関する目的関数の偏導関数を減少させる。
=1/2(11+16)
=13 1/2
=13 (但し、整数単位に丸めた場合)
マーク「n」は場所13に移動されて水平張力を減少させ、ボックスBの幅も12に変更する。
HB=10
m=23
n=13
ボックスBの好ましい幅及び高さは、形状規則によって変更される。
=2/3(12+10)
=44/3
=14 2/3
=14 (但し、整数単位に丸めた場合)
PHB=1/3(WB+HB)
=1/3(12+10)
=7 (但し、整数単位に丸めた場合)
このとき、全ての張力は、再計算されて減少されたかどうかを調べる必要がある。減少されていない場合、レイアウト手順は停止する。新たな張力は、以下の通りである。
=9−14
=−5
TY=7−PHB
=7−7
=0
TTOTAL=|TX|+|TY|
=|−5|+|0|
=5
全ての張力が8から5に減少したため、手順は継続する。
=1/2(59−7)
=26
マーク「m」は場所26に移動されて垂直張力を減少させる。固定オフセット規則によって接続されるマークは、場所24に移動する。
HB=7
m=26
n=13
このとき、ボックスBの好ましい幅及び高さ及び全ての張力は、再計算される。
=2/3(12+7)
=38/3
=12 2/3
=12 (但し、整数単位に丸めた場合)
PHB=1/3(WB+HB)
=1/3(12+7)
=6 1/3
=6 (但し、整数単位に丸めた場合)
TX=9−PWB
=9−12
=−3
TY=7−PHB
=7−6
=1
TTOTAL=|TX|+|TY|
=|−3|+|1|
=4
全ての張力が5から4に減少されたため、手順は継続する。垂直マークは、水平方向に再度移動され、張力を減少させるよう試行する。
=1/2(11+12)
=11 1/2
=11 (但し、整数単位に丸めた場合)
マーク「n」は場所11に移動する。ボックスBの幅は、10単位となる。
HB=7
m=26
n=11
ボックスBの好ましい幅及び高さ及び全ての張力は、再計算される。
=2/3(10+7)
=34/3
=11 1/3
=11 (但し、整数単位に丸めた場合)
PHB=1/3(WB+HB)
=1/3(10+7)
=5 2/3
=5 (但し、整数単位に丸めた場合)
TX=9−PWB
=9−11
=−2
TY=7−PHB
=7−5
=2
TTOTAL=|TX|+|TY|
=|−2|+|2|
=4
全ての張力が4未満には減少されないため、手順はここで停止する。或は、水平マークも、手順が停止する前に移動されても良い。
この例示的な最終結果は、図40Bに示す通りである。尚、この場合、ボックスA及びCは重畳しても良い。これは望ましい効果である。重畳しない場合、それを回避するため、他の制約を追加することを必要としても良い。例えば、最小オフセット規則を追加して、ボックスCの左辺をボックスAの右辺の右側に保持することが可能であろう。
レイアウトエンジン105において、固定中心規則の使用が許可され、そのため、レイアウト計算が修正されて、固定中心規則を正確に操作することが必要となる。ステップ2901(図29)のレイアウト計算に対する修正は、図30Bでステップ2901−Bとして示され、プッシュ動作で固定中心規則を支援するための修正と同様となる。図30Bは図30Aとほぼ同一であるが、レイアウトが計算される場合に固定中心が考察される方法を示す。ステップ3001,3003,3005,3009,3013,3015,3019,3023,3025は、図30A,図30Bと共通である。
図36は、文書テンプレートから文書を作成及び印刷するステップに含まれる方法3600ステップを示す。方法3600はステップ3601で開始され、アプリケーション121がデータベースに接続し、且つデータベースカーソルを必要なソースデータを備えるテーブルの始めに設定する。ユーザは図14と同様に、ダイアログを介して接続するデータベースを特定しても良い。ステップ3601に続いてステップ3603で、次のレコードがデータベーステーブルからフェッチされ、カーソルが次のレコードを指すように更新される。文書集合内の各文書が1つのレコードに対応するため、新たな文書が開始され、ページカウンタが文書テンプレートの開始状態にリセットされる。ステップ3605では、アプリケーション121が生成されている文書に関する新たなページを成立させ、ページに関するレイアウトが供給され、ページに適用される。ステップ3607では、現レコードのデータが現ページ上のレイアウト内の各コンテナに関する理想的なサイズを計算するのに使用される。ステップ3607で計算された理想的なサイズは、その後、ステップ3609でレイアウト規則を調整するのに使用される。このような動作は、好適オフセット規則の値の変更とステップ3607で計算された理想的なサイズに基づいた縦横比規則の更新とを含む。更に、テキストの幅も高さも固定されない可変テキストコンテナに関して、高さ及び幅が、ステップ3603でフェッチされたデータベースレコード内のフィールドからのテキストに基づいたテキスト規則と関連して決定される。このようなテキスト規則もステップ3609で更新される。ステップ3609の後、現ページに関するレイアウトがステップ3611で計算される。レイアウトが計算された後、ページは、ステップ3613で描画及び印刷される。ページが印刷された後、テストがステップ3615で実行され、現文書の全てのページの印刷が完了したかどうか判定する。印刷が完了していない場合、方法3600はステップ3605に戻り、次のページの計算を開始する。現文書に関する文書テンプレートからの全てのページの印刷が完了している場合はステップ3617に進み、他のテストが実行されて、現レコードがデータベーステーブルの最後のレコードであるかどうかを判定する。テーブルの全てのレコードが処理された場合、方法3600は完了し、さもなければ、処理はステップ3603に戻り、テーブルの次のレコードがフェッチされることによって次の文書が印刷可能となる。
1つの方法は、レイアウトメカニズムの速度を増加させる。例えば、18章で説明されたグラフに基づいたレイアウト方法は、レイアウトに含まれるであろう任意のテキストの全ての形状を予備計算することになっている。レイアウト計算を実施する前に形状を計算することによって、テキスト形状の計算が既に完了して後続の高速な検索のために結果が格納されているため、レイアウトメカニズムは早く進む。いくつかのテキストの可能な形状を計算する方法は、図41(A)〜(K)の例によって図示される。
図42A〜図42Cは、18章で説明されたグラフに基づくレイアウトメカニズムを使用して表を構成するいくつかの方法を示す。表は、セルに分割され、オプションとして各セルがテキスト又は画像等のいくつかのコンテンツを保持する矩形エリアとして定義される。
Claims (9)
- レコードに含まれる複数のコンテンツデータを配置するための複数の領域を含むテンプレートと、各領域に配置されるコンテンツデータとに基づいて可変データ文書を生成する情報処理装置において実行されるレイアウト制御方法であって、
マージ手段が、1つのレコードに含まれる前記コンテンツデータを前記テンプレートに含まれる複数の領域にマージするマージ工程と、
第1計算手段が、前記マージ工程によって前記領域にマージされたコンテンツデータのサイズに従って決定された各領域のサイズを用いて、各レコードから生成された複数の文書から表示対象となる文書を決定する際に利用される第1の値をレコード単位に計算する第1計算工程と、
第2計算手段が、前記第1計算工程における計算処理を複数のレコードに適用することで得られた複数のレコード分の第1の値を用いて、表示対象となる文書を決定する際に利用される第2の値を計算する第2計算工程と、
決定手段が、前記第1計算工程によって計算された各レコードの第1の値と前記第2計算工程によって計算された第2の値との差分を用いて、ユーザに示すべき文書を決定する決定工程とを備え、
前記第1計算工程は、1つのレコードに含まれるコンテンツデータを各領域に配置することで得られた各領域のサイズを加算することで前記第1の値を算出し、前記第2計算工程は、複数のレコードの第1の値の平均値を計算することで前記第2の値を算出することを特徴とするレイアウト制御方法。 - 前記決定工程は、前記第2の値と最も差のある第1の値が算出されたレコードのコンテンツデータが配置された文書を表示対象として決定することを特徴とする請求項1に記載のレイアウト制御方法。
- 前記決定工程は、前記第2の値と最も近い第1の値が算出されたレコードのコンテンツデータが配置された文書を表示対象として決定することを特徴とする請求項1に記載のレイアウト制御方法。
- 前記決定工程は、レコード単位に第1の値と第2の値との差を2乗することで表示対象となる文書を決定することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のレイアウト制御方法。
- レコードに含まれる複数のコンテンツデータを配置するための複数の領域を含むテンプレートと、各領域に配置されるコンテンツデータとに基づいて可変データ文書を生成する情報処理装置であって、
1つのレコードに含まれる前記コンテンツデータを前記テンプレートに含まれる複数の領域にマージするマージ手段と、
前記マージ手段によって前記領域にマージされたコンテンツデータのサイズに従って決定された各領域のサイズを用いて、各レコードから生成された複数の文書から表示対象となる文書を決定する際に利用される第1の値をレコード単位に計算する第1計算手段と、
前記第1計算手段による計算処理を複数のレコードに適用することで得られた複数のレコード分の第1の値を用いて、表示対象となる文書を決定する際に利用される第2の値を計算する第2計算手段と、
前記第1計算手段によって計算された各レコードの第1の値と前記第2計算手段によって計算された第2の値との差分を用いて、ユーザに示すべき文書を決定する決定手段とを備え、
前記第1計算手段は、1つのレコードに含まれるコンテンツデータを各領域に配置することで得られた各領域のサイズを加算することで前記第1の値を算出し、前記第2計算手段は、複数のレコードの第1の値の平均値を計算することで前記第2の値を算出することを特徴とする情報処理装置。 - 前記決定手段は、前記第2の値と最も差のある第1の値が算出されたレコードのコンテンツデータが配置された文書を表示対象として決定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、前記第2の値と最も近い第1の値が算出されたレコードのコンテンツデータが配置された文書を表示対象として決定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
- 前記決定手段は、レコード単位に第1の値と第2の値との差を2乗することで表示対象となる文書を決定することを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- レコードに含まれる複数のコンテンツデータを配置するための複数の領域を含むテンプレートと、各領域に配置されるコンテンツデータとに基づいて可変データ文書を生成する処理をコンピュータに実行させるために、該コンピュータを、
請求項5乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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