JP4235742B2 - コイン選別装置のコインキャンセル装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、コイン、トークン、メダル等のコインまたは代用コインを機械的に真正コインと偽コインとに選別するコインの選別装置に関する。
特に、パチスロ等のゲーム機に使用するコイン選別装置の改良に関する。
なお、本明細書で使用する「コイン」は、通貨であるコイン、メダル、代用コイン及び、それらと類似のものを包含する。
【0002】
【従来の技術】
従来のゲーム機に使用するコイン選別装置は、投入口、ガイドレール、固定のゲージ部、キャンセル片、出口及びコインカウント用のセンサがそれぞれ個別に設けられていた。例えば、特許第2742755号参照。
この従来技術において、ガイドレールと固定ゲージ部は所定の間隔に設定され、コイン面に対して傾斜するコインは、その上端部側面を固定ゲージに支えられつつガイドレール上を転がる。
また、ガイドレールを転がるコインに対し、そのガイドレールからほぼコインの半径離れた位置に突出するキャンセル片が知られている(特開2000-348231号参照)。
【0003】
前者においてゲージ部よりも僅かに小さいコインがバウンドしながら転動する場合、そのコインは、バウンドしたときに固定のゲージ部によって案内されて分離されないという懸念がある。
この懸念を減少するため、コインサイズが変更になった場合、ゲージ部の調整を正確に調整する必要があった。
後者においては、コインがバウンドした場合、キャンセル片を乗り越えてしまい、分離されない懸念がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、コインの選別精度を向上することである。
本発明の第2の目的は、コインのサイズが変更された場合、キャンセル部の動作タイミングを変更しなくとも良いようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、請求項1の発明は以下のように構成されている。
コイン (14) が転がるコイン通路 (108) を形成するガイドレール (22) と、前記ガイドレールに沿って形成されたコイン選別用の窓( 116 )と、前記ガイドレール (22) の上方に所定間隔を存して平行に延在して、前記ガイドレール上のコイン (14) の上端部側面を支えて転動案内するよう前記窓( 116 )に臨んだ非キャンセル位置と、コインの前記上端部側面より上に越えて位置し、前記ガイドレール上を転がるコインが前記窓( 116 )に倒れてコインが前記ガイドレールから落下するキャンセル位置とに移動可能なキャンセル片( 82 )と、
前記キャンセル片( 82 )の下流側に設けられ、前記キャンセル片が前記非キャンセル位置にある時に前記コイン通路 (108) の外に退出し、前記キャンセル片が前記キャンセル位置にある時には前記コイン通路 (108) 内へ突出して、コインの転動を阻止するストッパ( 28 )とを、含むコイン選別装置のコインキャンセル装置としたものである。
【0006】
この構成において、コインを受け入れない場合、ゲージ装置及びストッパは、キャンセル位置へ移動される。
そのため、コインの真偽を判定するゲージ装置は、真正コインをガイドしないので、ガイドレール上を転がるコインは、バランスが崩れてガイドレール上から落下し、キャンセルされる。
稀にゲージ装置を通過した場合であっても、コイン通路においてコイン半径よりもガイドレールから離れて位置するストッパに衝突し、バランスが崩れてガイドレールから落下する。
この衝突時、ストッパはコインの上向き周面と接触するので、コインは下方に押され、ガイドレールに押しつけられる。
換言すれば、コインはストッパを乗り越えることが無い。
結果として、コインは、確実にキャンセルされる。
【0007】
また、コインがキャンセルされる場合、コインはゲージ装置によって支えられずに倒れ、ガイドレールの側方に逸れて落下するので、後続のコインが落下途中のコインに載って出口へ案内されない。
換言すれば、キャンセルされるべきコインが受け入れられてしまう「呑み込み」は発生しない。
【0008】
請求項2の発明は、前記ストッパの下流にコインセンサを配置し、前記コインセンサの検知信号に基づいて、前記ゲージ装置及びストッパを前記非キャンセル位置から前記キャンセル位置へ移動させることが好ましい。
【0009】
この構成において、ストッパの下流に配置したコインセンサの検知信号に基づいてゲージ装置及びストッパが非キャンセル位置からキャンセル位置へ移動される。
換言すれば、ゲージ装置及びストッパはゲージ装置を通過した前のコインの検知信号に基づいて次のコインをキャンセルするため、キャンセル位置に移動される。
したがって、移動装置の作動に十分な時間を取ることができるので、安価なソレノイドを用いても移動に十分な時間を確保できるので、安価に構成することができる。
【0010】
請求項3の発明は、投入口から出口へコインを案内するガイドレールと、前記ガイドレールと平行に所定の間隔で配置された大径ゲージと、前記大径ゲージの側方に前記ガイドレールと平行に配置された枢軸を支点に枢軸運動可能な小径ゲージと、前記小径ゲージを非キャンセル位置に保持するストップ片と、前記小径ゲージを非キャンセル位置とキャンセル位置に移動させる移動装置と、前記小径ゲージから前記ガイドレール側に伸びるレバーからコイン通路内のコインの半径よりもガイドレールから遠いキャンセル位置とコイン通路外の非キャンセル位置に前記小径ゲージに連動して移動可能なストッパ、を含むコイン選別装置のコインキャンセル装置である。
【0011】
この構成において、真正コインより大径のコインの場合、大径ゲージによりキャンセルされる。
また、真正コインよりも小径コインの場合、小径ゲージにより案内されないのでガイドレールから落下し、キャンセルされる。
このとき、小径ゲージはストップ片によってその位置を保持されるので選別が安定して行われる。
【0012】
真正コインの場合、コインは傾いてガイドレール上を転がるとともにその上端部側面が小径ゲージにより案内されて受け入れられる。
真正コインをキャンセルする場合、枢軸を支点に小径ゲージがピボット運動してキャンセル位置へ移動するとともに、一体のストッパが非キャンセル位置からキャンセル位置へ移動する。
これにより、真正コインは、小径ガイドにより支えられなくなるのでガイドレールの途中で落下し、落下しない場合は最終的にストッパによりストップされてキャンセルされる。
このとき、ストッパは、真正コインの半径よりも上側に接触するので、真正コインはガイドレール側へ向かう力を受け、ストッパを乗り越えることなく確実にキャンセルされる。
【0013】
請求項4の発明は、コインが転がるコイン通路を形成するガイドレール、前記ガイドレール上を転がるコインを選別するゲージ装置、前記ゲージ装置の下流に配置され、コイン通路内のコインの半径よりもガイドレールから遠いキャンセル位置とコイン通路外の非キャンセル位置に移動可能なストッパ、前記ゲージ装置及びストッパを前記キャンセル位置と前記非キャンセル位置に移動するソレノイド、前記ストッパの下流の前記コイン通路に沿って配置されたコインのセンサ、前記センサのコイン検知に基づいて前記ソレノイドを消磁して前記ストッパを前記キャンセル位置に移動させるキャンセル回路、を含むコイン選別装置のコインキャンセル装置である。
【0014】
この構造において、ストッパは、ストッパの下流に配置したセンサの検知に基づいて作動されるソレノイドによってキャンセル位置に移動される。
換言すれば、センサによって検知されたコインに続いて転がるコインがストッパにストップされてキャンセルされる。
このケースにおいて、ストッパは前のコインのセンサによる検知に基づいて移動されるので、次のコインが連なっている場合であっても、前のコインと次のコインの間に突入するよう設定できる。
したがって、コインが連なっている場合であっても、確実にコインをキャンセルすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施例のカバーを外した状態の正面図である。
図2は、本発明の実施例の正面上方からの分解斜視図である。
図3は、本発明の実施例の背面上方からの分解斜視図である。
図4は、本発明の実施例の背面図である。
図5は、図1におけるA―A断面図である。
図6は、図1におけるB―B断面図である。
図7は、図1におけるC―C断面図である。
図8は、本発明の実施例のストッパと小径ゲージの斜視図である。
図9は、本発明の実施例の作用説明用のタイミングチャートである。
【0016】
図1に示すように、コイン選別装置10は投入口12に投入されたコイン14をゲージ装置16で選別し、真正コインを出口18から排出し、偽コイン及び受け入れしない真正コインをキャンセル部20から排出する。
本発明にかかるコインの選別装置10は、ガイドレール22、ゲージ装置16(大径ゲージ24、小径ゲージ26)、ストッパ28及びストッパ28の移動装置30(図4参照)を含んでいる。
【0017】
ガイドレール22は、ベース32に形成され、コイン14を案内する機能を有している。
ベース32は、その左端取り付け部34と右端取り付け部36がゲーム機の垂直壁(図示せず)に固定されている。
図1に示すように、ベース32は逆J形であって耐摩耗性の樹脂により一体成型されている。
ベース32には垂直面38、湾曲面40及び傾斜面42を含むコイン案内面44が形成されている。
【0018】
垂直面38は、鉛直方向に伸びている。
傾斜面42は、図5及び6に示すように、水平線に対し約70度傾いている。
すなわち、コイン14はその表面及び裏面が傾いた状態でガイドレール22上を転動する。
湾曲面40は、垂直面38と傾斜面42を緩やかなカーブで接続し、かつ、傾斜面42同様に水平線に対し約70度傾いている。
【0019】
垂直面38の下端と湾曲面40の上端は、滑らかな曲面によって接続されている。
コイン案内面44は、コイン14を投入口12から出口18へ案内する機能を有していればよい。
したがって、コイン14に対する摩擦抵抗を減少するため、コイン案内面44にその進行方向に向かって伸びる溝又は突起を形成することができる。
【0020】
次にガイドレール22の構造を説明する。
ガイドレール22は、コイン案内面44に対し直角をなし、かつ、大部分において幅がコイン14の厚みより僅かに大きく形成されている。
ガイドレール22は、垂直ガイドレール45、弧状ガイドレール46及び傾斜ガイドレール48を含んでいる。
【0021】
傾斜ガイドレール48は、傾斜面42に相対位置し、ベース32と一体に成形され、図1において右下がりに傾斜し、コイン14はその上を重力で転がり落ちることができる。
弧状ガイドレール46は、弧状ガイド面50を有する三日月形であって、ステンレス等の金属で作られ、スクリュウ52によって湾曲面40に相対してベース32に固定されている。
弧状ガイドレール46を金属で作る理由は、弧状ガイド面50がコイン14の重量に加え遠心力を受けるので、コイン14の接触圧が高まることによる摩耗を防止するためである。
弧状ガイド面50は、傾斜ガイドレール48に実質的に連続している。
【0022】
垂直ガイドレール45は、ベース32と一体に成形され、垂直面38に相対位置し、弧状ガイド面50に実質的に連続している。
弧状ガイドレール46は、傾斜ガイドレール48及び垂直ガイドレール45と一体に樹脂にて成形してもよい。
この場合、少なくとも弧状ガイドレール46の弧状ガイド面50に金属板等の耐摩耗性を有する材料で作った磨耗防止板を貼り付ける必要がある。
金属製の弧状ガイドレール46を使用した場合、耐摩耗性を有する樹脂を使用するより安価である。
【0023】
コイン14は、垂直ガイドレール45に沿って落下した後、弧状ガイドレール46の弧状ガイド面50で案内されて方向転換され、傾斜ガイドレール48へ移った後、その上を転がって出口18に達する。
なお、塵埃の付着によるコインの転がり不良を防止するため、ガイドレール22の長手方向に溝を形成してもよい。
【0024】
次に図3を参照してカバー54を説明する。
カバー54は、垂直面38、湾曲面40及び傾斜面42に相対位置し、コイン14を案内する機能を有する。
前記垂直面38、湾曲面40及び傾斜面42に相対してカバー54にカバー垂直面56、カバー湾曲面58、カバー傾斜面60及びカバー垂直ガイド62が形成されている。
カバー54は、その上端のU状の挿入部64を押出片66上部の挿入口68(図2参照)に挿入し、押出片66と一体にピボット運動可能に取り付けられている。
図1に示すように、押出片66はベース32の傾斜面42の上方の軸受70にピボット運動可能に取り付けられている。
【0025】
図3に示すように、カバー垂直面56及びカバー湾曲面58には、垂直面38及び湾曲面40との距離が異なる第1案内面72と第2案内面74が形成されている。
第1案内面72はJ形であって、垂直ガイドレール45及び湾曲ガイドレール46に沿うよう形成され、垂直面38及び湾曲面40との距離は、コイン14の厚みよりも僅かに大きい。
第2案内面74は、直線状であって、垂直ガイドレール45及び弧状ガイドレール46から遠い位置に形成され、垂直面38及び湾曲面40に対し、第1案内面72よりも遠い位置に配置される。
押出片66は、図5に示すように、断面横V形である。
【0026】
図5に示すように、押出片66の上端部とベース32との間に配置した圧縮スプリング76によって、押出片66及びカバー54は、反時計方向に回転力を与えられ、カバー54がベース32に近づくようにしている。
カバー54とベース32との間隔、すなわち、垂直面38とカバー垂直面56、湾曲面40とカバー湾曲面58及び傾斜面42とカバー傾斜面60との間隔は、カバー54にねじ込んだスクリュウ78(図2参照)の先端を弧状ガイドレール46の側面のスクリュウ52に突き当てることにより、コイン14の厚みよりも僅かに広くなるように設定される。
【0027】
次にゲージ装置16を説明する。
ゲージ装置16は、コインの直径を基に真正コインと偽コインを選別する機能を有する。
ゲージ装置16は、図1及び図5に示すように、ほぼ台形状のゲージ板80と、キャンセル片82を含んでいる。
ゲージ板80の端面の一部に、コイン14のガイド面84が形成されている。
ガイド面84は、左側面の垂直ガイド86と下面の傾斜ガイド88及び垂直ガイド86と傾斜ガイド88とを接続する湾曲ガイド90が形成されている。
【0028】
垂直方向に伸びる垂直ガイド86は、垂直ガイドレール45及びカバー垂直ガイド62に相対し、コイン14の直径よりも僅かに離れている。
湾曲ガイド90は、弧状ガイドレール46に相対し、コイン14の直径よりも僅かに離れている。
傾斜して伸びる傾斜ガイド88は、傾斜ガイドレール48に相対し、かつ、平行に配置されている。
【0029】
真正コイン14がスムースに通過できるよう、傾斜ガイドレール48と傾斜ガイド88の距離は、コイン14の直径よりも僅かに離して配置されている。
この離した距離が、ゲージ板80のその位置でのコイン14の受け入れ許容最大径である。
すなわち、傾斜ガイド88は大径ゲージ24を兼ねている。
なお、本実施例において、この受け入れ許容最大径は小径コインに適応するゲージ板80の位置と、大径コインに適応するゲージ板80の位置においてそれぞれ設定される。
【0030】
次に、図2を参照してゲージ板80の取り付け装置92を説明する。
ゲージ板80は、取り付け装置92によりベース32の上部側面に取り付けられている。
取り付け装置92は、ベース32の取付部94とゲージ板80の取付部95を含んでいる。
ゲージ板80は、ピン状のベース取付部94に孔状であるゲージ取付部95を嵌め合わせることにより、ベース32にワンタッチで着脱可能に取り付けられる。
【0031】
ベース取付部94は、左右一対配置されているが、同一構造であるので、図2において右側の装置を代表して説明する。
ベース取付部94は、先端が円錐形であって基部が円柱状である第1保持ピン96がベース32に固定されている。
同様に形成した第2保持ピン98が傾斜ガイドレール48に対し45度傾斜する直線L上に所定の間隔で配置されている(図1参照)。
【0032】
ゲージ取付部95は、前記第1保持ピン96及び第2保持ピン98に相対し、ゲージ板80に形成した第1嵌合孔100と第2嵌合孔102及び同一線上に配置された第3嵌合孔104及び保持体106とを含んでいる。
第1から第3嵌合孔100、102、104は、前記第1保持ピン96及び第2保持ピン98の円柱部に密に填り合う直径に形成されている。
【0033】
保持体106は、ゲージ板80と一体に片持ち状態に形成されている。
保持体106の先端は、第2嵌合孔102に挿入された第1保持ピン96又は第2保持ピン98の周面に接触し、その弾力により押圧してゲージ板80の位置を保持する。
また、第1保持ピン96及び第2保持ピン98の側面に形成した溝(図示せず)に保持体106の側面に形成したフック(図示せず)をフックし、ゲージ板80の脱落を防止する。
【0034】
保持体106は、ゲージ板80をピン96及び98に保持する機能を有していればよく、他の構造を採用することができる。
図1に示すように第1保持ピン96を第1嵌合孔100、第2保持ピン98を第2嵌合孔102に嵌合した場合、ゲージ板80はガイドレール22との距離が近くなるため、小径コインの選別位置に位置する。
【0035】
第1保持ピン96を第2嵌合孔102、第2保持ピン98を第3嵌合孔104に嵌合した場合、ゲージ板80はガイドレール22との距離が遠くなるので、大径コインの選別位置に位置する。
すなわち、ゲージ板80は直線Lに沿って垂直ガイドレール45、弧状ガイドレール46及び傾斜ガイドレール48に対し、それぞれ同一距離接近し、又は、離れる。
【0036】
したがって、ゲージ板80の位置を変更した場合、コイン通路108の幅(コインの直径方向)は、垂直部通路110、湾曲部通路112及び傾斜部通路114の全てにおいて同一に調整される。
取付装置92は、ゲージ板80をベース32に取り付ける機能を有する他の機構に変更することができる。
【0037】
さらに、取付装置92は、ゲージ板80の位置を選別対象コインの直径に適合するよう位置変更する機能を有していることが好ましい。
したがって、取付装置92は、ゲージ板80を三段階以上又は無段階に位置調整可能に構成することができる。
【0038】
次に図1を参照してコイン通路108を説明する。
コイン通路108は、ベース32のコイン案内面44、カバー54のカバー案内面31、ガイドレール22及びゲージ板80のガイド面84で囲まれた通路である。
コイン通路108は、図1において逆J形であり、投入口12からほぼ真下に伸びる垂直部通路110、湾曲部通路112及び右下がりの傾斜通路114を含んでいる。
【0039】
次にキャンセル片82を説明する。
キャンセル片82は傾斜通路114に面して配置されている。
傾斜面42に、傾斜ガイドレール48及び傾斜ガイド88に沿って矩形の窓116が形成されている。
図3に示すように、ベース32の裏面の窓116の両側に、軸受118及び120が固定されている。
図5に示すように、軸受118と120には、それぞれ、傾斜面42に対し直角方向に平行に伸びる大径ベアリング溝122、小径ベアリング溝124が形成してある。
【0040】
図8に示すように、キャンセル片82は板状であって両端部に円柱状の枢軸126が形成してある。
枢軸126は、傾斜ガイドレール48及び傾斜ガイド88に平行に、かつ図5に図示するように大径ゲージ24の横に配置されている。
ここで、横とは、コイン通路108を含む平面に対し直交する方向である。
キャンセル片82の先端128は、枢軸126を中心とする円弧に形成されている。
この円弧により、キャンセル片82を微調整装置130(図6)で位置調整しても、その先端128は、枢軸126から同一距離になるため、真正コイン14を同一姿勢で案内することができる。
【0041】
枢軸126を小径ベアリング溝124に挿入し、押さえ板(図示せず)で保持してピボット運動可能に構成してある。
これにより、枢軸126は傾斜ガイドレール48及び大径ゲージ24である傾斜ガイド88と平行に配置されている。
キャンセル片82の先端128は、窓116内において、傾斜面42を含む平面内の傾斜ガイド88の近く配置されている。
【0042】
先端128の下縁132の位置は、受け入れを許容する最小コインの直径分、換言すると、受け入れを許容しない小径のコインの直径分、傾斜ガイドレール48から離れて配置される。
この位置が、小径ゲージ26(キャンセル片82)の非キャンセル位置133である。
したがって、キャンセル片82の先端128はゲージ板80の側方に隣接して配置されている。
【0043】
真正コイン14が傾斜ガイドレール48上を転がるとき、傾斜通路114は図5に示すように右側に傾いているので、それにならって傾き、かつ、下端部側面は傾斜面42に支えられ、かつ、上端部側面はキャンセル片82の先端128に支えられて出口18に達することができる。
コイン14の直径が受け入れを許容しない小径の場合、その上端部側面は先端128に支えられないので、図5に一点鎖線で示すように自重によって窓116内に倒れる。
【0044】
結果として、コイン14は、傾斜ガイドレール48から外れてキャンセル部20で落下する。
すなわち、キャンセル片82は、小径ゲージ26である。
キャンセル片82は、真正コイン14を傾斜ガイドレール48から外す機能を有していればよい。
【0045】
図7に示すように、キャンセル片82のコインの下流側端部からレバー 180 下方に突出し、その中間から傾斜通路114に向かってストッパ28が突出している。
ストッパ28は傾斜通路114に突入した場合、コイン14の中心よりも傾斜ガイドレール48から遠い位置に進退する。
換言すれば、キャンセル片82がキャンセル位置135(図5において鎖線位置)に移動されたとき、ストッパ28は傾斜通路114に移動してキャンセル位置143に位置してコイン14の転動を強制的に阻止し、傾斜ガイドレール48から落下させてキャンセルする。
【0046】
また、キャンセル片82が非キャンセル位置133にある通常時、ストッパ28は先端が窓116内に位置して傾斜通路114から退避し、非キャンセル位置145に位置している。
ストッパ28は、その上流側面137の下側に続く下向き面139が傾斜ガイドレール48に対し傾斜している。
換言すると、コイン14が下向き面139に衝突した場合、コイン14に対し下方へ、したがって、傾斜ガイドレール48に向かう反力が生じるようにしてコイン14がストッパ28を乗り越えることなく傾斜ガイドレール48から落下するようにしてある。
【0047】
下流側面141は、傾斜通路114に対しほぼ直交している。
もし、後述の第1コインセンサ 164 通過した後、接続した糸によってコインを戻そうとした場合、そのコインの上向き円弧面が下流側面141の下縁に係止されて傾斜ガイドレール48へ向かう反力を受けるので、コイン14はストッパ28を通過することができない。
結果として、コインの引き戻しによる不正は防止される。
【0048】
次にキャンセル片82の移動装置30を説明する。
図4に示すように、移動装置30はアクチュエータ134とリンク機構136を含んでいる。
リンク機構136は、スライド板138とリンク140を含んでいる。
スライド板138は、軸受142に沿って傾斜ガイドレール48に対し直交方向にスライド可能に支持されている。
【0049】
図6に示すように、スライド板138に大径ベアリング溝 122と平行に第1ガイド溝144及び第2ガイド溝146が形成され、キャンセル片82の端面のピン148が小径コインに対応する第2ガイド溝146に挿入されている。
図4に示すように、アクチュエータ134は、ベース32に固定されたソレノイド150、プランジャ152及びプランジャ152のリターンスプリング154を含んでいる。
プランジャ152の先端にリンク140が固定され、リンク140の先端にスライド板138が固定されている。
【0050】
したがって、ソレノイド150が励磁されない場合、プランジャ152はリターンスプリング154によって突出されているので、リンク140を介してスライド板138が上方に引き上げられる。
これにより、ガイド溝146及びピン148を介してキャンセル片82は、図5において時計方向に移動され、キャンセル片82の上面がベース32のストッパ(図示せず)に突き当たって鎖線で示したキャンセル位置 135 保持される。
【0051】
結果として、真正コイン14であっても、その上端部側面はキャンセル片82の先端128によって支えられない。
したがって、コイン14は窓116内に倒れ、そして、その下端周面は傾斜ガイドレール48から外れて自重によってキャンセル部20において落下する。
【0052】
ソレノイド150が励磁されたとき、リンク機構136を介してキャンセル片82は反時計方向に回動され、図6に示すようにスライド板138の下面156が調整スクリュウ(ストップ片)158の先端に突き当たり、傾斜ガイドレール48から所定距離離れた非キャンセル位置133に移動され、保持される。
換言すると、図5に実線で示した非キャンセル位置133に保持される。
【0053】
したがって、真正コイン14は、その上端部側面がキャンセル片82の先端128に支えられつつ出口18へ向かってガイドされる。
受け入れを許容されない小径のコインは、その上端部側面が先端128に支えられないので、自重で窓116に倒れ、傾斜ガイドレール48から外れて落下する。
受け入れを許容されない大径のコインは、傾斜ガイドレール48と傾斜ガイド88との間に詰まって転がることができない。
【0054】
移動装置30は、キャンセル片82を非キャンセル位置133とキャンセル位置135に移動できる機能を有していればよい。
押出片66の先端部160は、カバー54が図5の位置から更に時計方向にピボット運動されたとき、窓116から傾斜通路114に進出し、そこにジャムしているコイン14を押して傾斜ガイドレール48から落下させ、キャンセルする。
このカバー54の移動は、ゲーム機に装着されたキャンセルレバー(図示せず)の操作に連動するようリンクが構成される。
【0055】
次にキャンセル片82の小径ゲージ位置微調整装置130を説明する。
図6に示すようにこの小径ゲージ位置微調整装置130は、傾斜ガイドレール48とキャンセル片82の下縁132との距離を微調整する機能を有している。
すなわち、スライド板138の下面156にベース32の下面にねじ込んだ位置調整スクリュウ158の先端が突き当たるように配置されている。
したがって、調整スクリュウ158がストッパ片である。
【0056】
スライド板138は、キャンセル片82に一体に形成したリターンスプリング154(図7参照)によって調整スクリュウ158側に附勢され、許容誤差によってキャンセル片82が遊動しないようにしている。
したがって、キャンセル片82の先端128の下縁132の位置は、調整スクリュウ158の先端位置によって決定される。
換言すれば、調整スクリュウ158のねじ込み量を変更することにより傾斜ガイドレール48と下縁 132との距離を微調整することができる。
調整スクリュウ158は、ロックナット(図示せず)によりロックされる。
【0057】
次にキャンセル片82のゲージ位置調整装置162を説明する。
これは、キャンセル片82が取り付け装置92によって大きく位置調整されたとき、その位置に適合するようキャンセル片82の位置を変更するために用いられる。ゲージ位置調整装置162は、図6に示す大径ベアリング溝 122 と小径ベアリング溝 124 である。
【0058】
すなわち、枢軸126を大径ベアリング溝122に挿入替えし、かつ、調整スクリュウ158によってスライド板138の位置を変更し、新たなコインサイズに適合する位置にキャンセル片82をセットする。
なお、コインサイズが一種類の場合、小径ベアリング溝124又は大径ベアリング溝122のみであってもよい。
大径コインと小径コインを選択して用いる場合、小径ベアリング溝124と大径ベアリング溝122をゲージ位置調整装置162として装着することが好ましい。
【0059】
次にコイン14の検知センサを図1及び図4を参照して説明する。
検知センサは、第1コインセンサ164と第2コインセンサ166を含んでいる。
ゲージ板80の出口18側の端面から傾斜ガイドレール48に沿って伸びるステー168にワンタッチ固定手段(図示せず)によって固定されたブラケット170に第1コインセンサ164と第2コインセンサ166が固定されている。
すなわち、第1コインセンサ164がコイン14の移動方向において、ゲージ装置16の直ぐ下流に配置され、第2コインセンサ166はその下流に配置されている。
1 コインセンサ 164 および第 2 コインセンサ 166 は、一対のアームが傾斜通路114を挟んで投光部と受光部が対向している光電式である。
【0060】
1 コインセンサ 164 および第 2 コインセンサ 166 は、コイン14が傾斜通路114を転がるとき、コイン14の上端部が光軸を遮ることを検知することによりコイン14を検知する。
1 コインセンサ 164 および第 2 コインセンサ 166 は、前記構造から明らかなように、ゲージ板80と一体化され、一緒に位置調整される。
【0061】
この構成により、ゲージ板80は直線Lに沿って位置調整されるため、コインサイズが変更された場合、 1 コインセンサ 164 および第 2 コインセンサ 166 傾斜ガイドレール48に対し接近或いは離れるとともに、垂直ガイドレール45に対しても接近或いは離れる。
結果として、コインサイズが変わっても同一タイミングでコイン14は前記光軸を横切るので、第1コインセンサ 164 および第 2 コインセンサ 166 の位置を個別に位置調整したり、検知タイミングの変更をしなくてもよい。
【0062】
また、第1コインセンサ 164 検知信号に基づいて、キャンセル回路169を介して前記ソレノイド150が励磁される。
すなわち、キャンセル回路169は、図9に示すように、第1コインセンサ 164 検知信号T1から、所定時間TD遅らせてソレノイド150を消磁することにより、キャンセル片82をキャンセル位置135に移動させ、かつ、ストッパ28を傾斜通路114に突出させる。
前記遅れ時間TDは、コイン14が連続的に転がってきた場合、ストッパ28がそれらの上側の扇形空間に突入できる時間である。
【0063】
次に出口18から排出されたコイン14のガイド172を説明する。
ガイド172はベース32の端面にワンタッチ固定手段により着脱自在に取り付けられている。
ガイド172が装着された場合、コイン14が落下するガイド172の下端が実質的に出口になる。
【0064】
ガイド172は、コインの傾斜下面側に背が高いガイド壁174が形成され、対向側はガイド壁174よりも低い壁176を形成した溝状であって、下面が緩やかに前方に向かって湾曲している。
壁176を低くすることによりコイン14が、ガイド172で詰まることを防止している。
【0065】
次に本実施例の作用を説明する。
キャンセル片82は、図5に示すように小径コインに適応するよう取り付けられている。
すなわち、第1保持ピン96は第1嵌合孔100に、第2保持ピン98は第2嵌合孔102に挿入されている。
まず、コイン14の受け入れ状態にあり、かつ、真正コイン14を投入口12に投入したケースを説明する。
【0066】
すなわち、ソレノイド150が励磁されてプランジャ152が引き下げられ、リンク140を介してスライド板138が同方向へ移動されて調整スクリュウ158の頂部にストップされている。
キャンセル片82の先端128が図5に示すように真正コイン14の上端部側面を案内する非キャンセル位置133に移動されている。
ストッパ28は、傾斜通路114から外れた非キャンセル位置145に位置している。
【0067】
コイン14は垂直面38、カバー垂直面56、垂直ガイドレール45及び垂直ガイド62に案内されつつ落下する。
コイン14は次に湾曲面40とカバー湾曲面58とにガイドされて水平線に対し約70度(図5参照)傾けられた後、弧状ガイドレール46及び傾斜ガイドレール48上を転がって出口18に達した後、ガイド172にガイドされて図示しないホッパに供給される。
【0068】
換言すれば、コイン14は、垂直部通路110及び湾曲部通路112において、その上下端部が垂直面38と湾曲面40とに接触し、中央部がカバー湾曲面58に近づく。
換言すると、コイン14の中央部はベース32から離れる。
しかし、コイン14の直径部は第2案内面74側に位置しているため上下端が垂直面38と湾曲面40に接触せず、かつ、第1案内面72と垂直面38との間隔はコイン14の厚みよりも僅かに大きい程度である。
【0069】
結果、コイン14は振動せずにスムースに落下する。
また、傾斜ガイドレール48上を転がる場合、コイン14の下端部側面は傾斜面42にガイドされ、かつ、上端部側面はキャンセル片82の先端128によって支えられるため、傾斜ガイドレール48から落下しない。
ゲージ装置16を通過したコイン14は、第1コインセンサ164および第2コインセンサ166によって検知された後、出口18からガイド172に転がり、その端部から図示しないホッパに落下する。
【0070】
次に真正コインよりも大径のコイン14が投入されたケースを説明する。
垂直部通路 110及び湾曲部通路112を通過した大径コイン14は、傾斜ガイドレール48と傾斜ガイド88により挟まれて転がることができない、すなわち、傾斜通路114で停止される。
この場合、カバー54及び押出片66をピボット運動させることにより、押出片66の下端部160でコイン14を横方向に押しやり、傾斜ガイドレール48から外して落下させ、キャンセルする。
【0071】
受け入れ許容範囲よりも小さい小径コイン14の場合、傾斜ガイドレール48を転がるとき、その上端部側面がキャンセル片82の先端128によって支えられないので窓116内に倒れる。
結果としてコイン14は傾斜ガイドレール48から外れて落下し、キャンセルされる。
【0072】
さらに、コイン14を受け入れしないとき、ソレノイド150が消磁され、リターンスプリング154によってプランジャ152、リンク140及びスライド板138が押し上げられ、キャンセル片82が図5のキャンセル位置135になる。
さらにまた、ストッパ28は、図7に示すように傾斜通路114に突出してキャンセル位置143に位置する。
この状態において投入された真正コイン14は、その上端部側面をキャンセル片82の先端128によって案内されないので窓116に倒れて傾斜ガイドレール48から落下してキャンセルされる。
【0073】
コイン14が傾斜ガイドレール48から落下しない場合、傾斜通路114に突出しているストッパ28が、コイン14をストップして傾斜ガイドレール48から落下させる。
コイン14がストッパ28に衝突した場合、その上向き弧面がストッパ28の下向面139に当接するので、コイン14は反力により下方へ押され、ストッパ28を乗り越えて通過することができない。
【0074】
さらに、ストッパ28のコイン14と接触する下向面139は、傾斜ガイドレール48の側方に向かう傾斜を有しているので、コイン14が当接したとき傾斜通路114から側方へ押し出される力を受け、より確実にキャンセルすることができる。
また、ストッパ28の先端は、先すぼまり状に形成されているので、コイン14の周面に接触しそうなきわどいタイミングで傾斜通路114に突出した場合であっても、コイン14をキャンセルすることができる。
【0075】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例のカバーを外した状態の正面図である。
【図2】図2は、本発明の実施例の正面上方からの分解斜視図である。
【図3】図3は、本発明の実施例の背面上方からの分解斜視図である。
【図4】図4は、本発明の実施例の背面図である。
【図5】図5は、図1におけるA−A断面図である。
【図6】図6は、図1におけるB−B断面図である。
【図7】図7は、図1におけるC−C断面図である。
【図8】図8は、本発明の実施例のストッパと小径ゲージの斜視図である。
【図9】図9は、本発明の実施例の作用説明用のタイミングチャートである。
【符号の説明】
12 投入口
14 コイン
16 ゲージ装置
18 出口
22 ガイドレール
24 大径ゲージ
26 小径ゲージ
28 ストッパ
30 移動装置
108 コイン通路
126 枢軸
133 非キャンセル位置
135 キャンセル位置
143 キャンセル位置
145 非キャンセル位置
150 ソレノイド
164 コインセンサ
169 キャンセル回路
180 レバー

Claims (4)

  1. コイン (14) が転がるコイン通路 (108) を形成するガイドレール (22) と、前記ガイドレールに沿って形成されたコイン選別用の窓( 116 )と、前記ガイドレール (22) の上方に所定間隔を存して平行に延在して、前記ガイドレール上のコイン (14) の上端部側面を支えて転動案内するよう前記窓( 116 )に臨んだ非キャンセル位置と、コインの前記上端部側面より上に越えて位置し、前記ガイドレール上を転がるコインが前記窓( 116 )に倒れてコインが前記ガイドレールから落下するキャンセル位置とに移動可能なキャンセル片( 82 )と、
    前記キャンセル片( 82 )の下流側に設けられ、前記キャンセル片が非キャンセル位置にある時に前記コイン通路 (108) の外に退出し、前記キャンセル片がキャンセル位置にある時には前記コイン通路 (108) 内へ突出して、コインの転動を阻止するストッパ( 28 )とを、含むコイン選別装置のコインキャンセル装置。
  2. 前記ストッパ(28)の下流にコインセンサ(164)を配置し、前記コインセンサ(164)の検知信号に基づいて、前記キャンセル片( 82 及びストッパ(28)を前記非キャンセル位置(133、145)から前記キャンセル位置(135、143)へ移動させるように構成した請求項1のコイン選別装置のコインキャンセル装置。
  3. 投入口 (12) から出口 (18) へコイン (14) を案内するガイドレール (22) と、前記ガイドレール( 22 )に沿って形成されたコイン選別用の窓( 116 )と、前記窓( 116 )の反対側面位置で前記ガイドレール (22) と平行に所定の間隔で配置された大径ゲージ (24) と、前記大径ゲージ (24) の側方に前記ガイドレール (22) と平行に配置された枢軸 (126) を支点に枢軸運動可能とされ、かつ先端( 128 )が前記ガイドレール( 22 )から許容最小径コインの直径分を離れた位置にて前記ガイドレール( 22 )と平行して前記窓( 116 )に臨み、許容最小径以上のコインの側面を支持してその転動を可能にする非キャンセル位置と前記ガイドレール( 22 )から許容最小径コインの直径分を越えて位置し、余分の投入コインが前記窓( 116 )に倒れて落下しキャンセルされるキャンセル位置とに移動可能とされた小径ゲージ (26) と、前記小径ゲージ (26) を前記非キャンセル位置 (133) に保持するストップ片 (158) と、前記小径ゲージ (26) を前記非キャンセル位置 (133) と前記キャンセル位置 (135) に移動させる移動装置 (30) と、前記小径ゲージ (26) に設けられた前記ガイドレール (22) 側に伸びるレバー (180) に前記コイン通路( 108 )に向く方向で連設され、前記小径ゲージ( 26 )の揺動動作に伴って、コイン通路 (108) 内へコインの半径よりもガイドレール (22) から遠い位置で突出したキャンセル位置 (143) とコイン通路 (108) の外に退出した非キャンセル位置 (145) とに移動可能とされたストッパ (28) 、を含むコイン選別装置のコインキャンセル装置。
  4. コイン (14) が転がるコイン通路 (108) を形成するガイドレール (22) と、前記ガイドレールに沿って形成されたコイン選別用の窓( 116 )と、前記ガイドレール (22) の上方に所定間隔を存して平行に延在して、先端( 128 )が前記ガイドレール上を転がるコイン (14) の上端部側面を支えて転動案内するよう前記窓( 116 )に臨んだ非キャンセル位置と、コインの前記上端部側面より上に越えて位置し、前記ガイドレール上を転がるコインが前記窓( 116 )に倒れてコインが前記ガイドレールから落下するキャンセル位置とに移動可能なキャンセル片( 82 )と、前記キャンセル片( 82 )の下流側の部位において、前記キャンセル片( 82 )が非キャンセル位置にある時に前記コイン通路 (108) の外に退出し、前記キャンセル片( 82 )がキャンセル位置にある時に前記コイン通路 (108 内に突出し、コインの転動を阻止するように設けられているストッパ( 28 )と、前記キャンセル片( 82 )を前記キャンセル位置 (135) と前記非キャンセル位置 (133) に移動するソレノイド (150) と、前記ストッパ (28) の下流の前記コイン通路に沿って配置されたコインセンサ (164) と、前記コインセンサ (164) の検知信号に基づいて、前記ソレノイド (150) を消磁して、前記キャンセル片( 82 )の前記ストッパ( 28 )を投入硬貨がキャンセルされる前記キャンセル位置 (143) に移動動作させるキャンセル回路 (169) と、を含むコイン選別装置のコインキャンセル装置
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