JP4235028B2 - 大気汚染物質の分析方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大気汚染物質の分析方法に係わり、詳しくは、大気中に極く微量に存在する有害大気汚染物質、特にベンゼンを精度高く、連続的に定量する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
揮発性有機化合物であるベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタンは、有害大気汚染物質に係る環境基準設定の対象物質である。これらのうち、特にベンゼンについては、環境基準値がトリクロロエチレン、テトラクロロエチレン及びジクロロメタンの1/100のレベルであり、1年平均値で3μg/m3(約1ppb(v/v))と低い濃度に定められている。この大気中ベンゼンは、キャニスター若しくは捕集管により採取した試料をガスクロマトグラフ質量分析(GC−MS:Gas chromatography-Mass spectorometryの略)法で行うのが標準となっている(JIS K 0088に規定)。このGC−MS法でppbレベルのベンゼンを分析するには、通常、試料ガスである大気を24時間にわたり吸着剤又はキャニスタで採取、濃縮した後、GC−MS分析計に供している。
【0003】
ところで、製造業における大気中へのベンゼンの排出源としては、石油精製設備やコークス製造設備等があり、全国にあるこれら設備が集中している地域で、大気中ベンゼン濃度が前記した環境基準を超えることがある。そして、これら設備からのベンゼンの排出量は時間変動があるので、常に大気中のベンゼンを監視し、ベンゼン濃度の上昇時に速やかな対応措置を施す必要がある。しかしながら、そのためには、10分間程度の短時間で試料採取及び分析をしなければならず、前記したガスクロマトグラフ質量分析法では対応できないのが現状である。
【0004】
一方、大気中の揮発性有機化合物の総体濃度をppmレベルで迅速に測定する方法としては、試料ガスに紫外光を照射して該揮発性有機化合物をイオン化し、それによって生じるイオン電流を検出する方法又は大気中有機化合物による微弱な赤外光吸収を光音響法により検出する方法があり、これに基づく測定装置も市販されている。ところが、これらの方法は、大気中に存在する種々の有機化合物からベンゼンのみを特定して定量できない技術であった。
【0005】
また、常圧付近の圧力下でアルゴン又は窒素等のガス分子をコロナ放電によりイオン化(一次イオン化)し、生成したアルゴンイオン又は窒素イオンと、試料ガスの成分分子とのイオン−分子間の反応により成分分子のイオン化(二次イオン化)を行ってから定量する質量分析方法(大気圧イオン化質量分析法(APCI−MS法:Atmospheric Pressure Chemical Ionization-Mass Spectrometryの略))も知られている(例えば、特許第2545528号参照)。この大気圧イオン化質量分析法は、イオン化効率が高く微量成分の分析に有利であり、高純度ガス中の微量不純物の分析に良好に適用されている。しかしながら、大気中には、種々の有機および無機化合物が含まれているので、大気中ベンゼンの分析に適用しようとすると、前記二次イオン化過程において多くの種類のイオンが生じ、バックグラウンドの強度が増大して微量ベンゼンの検出ができないという問題があった。
【0006】
さらに、前記したJISで規定された方法と同様に、捕集管への揮発性有機化合物の捕集及びそれに続く熱脱着とGC−MS分析とを自動的に反復させる方法も開示されている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照。)。しかしながら、これらの方法は、特に低濃度のベンゼンを分析する際には分析間隔が長くなり、本発明の目的を満足することはできない。以上のように、大気中に存在するppbレベルの微量なベンゼンを選択的、且つ連続的に定量する方法は存在しないのが現状である。
【0007】
【特許文献1】
特許第2545528号公報
【特許文献2】
特開平5−180817号公報
【特許文献3】
特開平11−242020号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる事情に鑑み、大気中に存在する微量の大気汚染物質、特にベンゼンを従来より迅速に定量でき、その排出量の抑制に有効な大気汚染物質の分析方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
発明者は、上記目的を達成するため、大気圧イオン化法(APCI:Atmospheric Pressure Chemical Ionaizationの略)により大気中の成分をイオン化し、質量分析法により揮発性有機化合物を選択的に定量することに鋭意研究を重ね、その成果を本発明に具現化した。
【0010】
すなわち、本発明は、大気中に存在する大気汚染物質を大気圧イオン化質量分析法で分析する分析方法であって、前記大気より試料ガスを常時連続的に採取し、該試料ガスを分析のタイミングに合わせて間欠的にキャリアガスに混合し、この試料ガスとキャリアガスの混合ガスに含まれる分析妨害物質を80〜150℃に加熱したグラファイトカーボン系の吸着剤で除去してから、該分析妨害物質が除去された混合ガスを前記大気圧イオン化質量分析計で分析することを特徴とする大気汚染物質の分析方法である。この場合、前記キャリアガスを、窒素又は高純度空気とするのが好ましい。
【0012】
本発明では、微量成分の分析に有利であり、高純度ガス中の微量成分の分析に良好に適用される大気圧イオン化質量分析計に、予め浮遊微粒子や不純物化合物等の分析妨害物質を除去した試料ガスを適宜、迅速に供給できるようにしたので、大気中に存在する微量の大気汚染物質を従来より迅速に定量できるようになる。その結果、製造業における大気中への大気汚染物質の排出源である設備の操業に対して、大気中への大気汚染物質排出量の抑制に有効な措置を迅速に施すことが可能になり、本発明は、大気環境保全に寄与することになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、発明をなすに至った経緯をまじえ、本発明の実施の形態を説明する。
【0014】
質量分析法は、ベンゼンのような揮発性有機化合物に対して検出感度が良好であるが、例えば大気中のベンゼン濃度は、通常シングル(一桁の)ppb以下のレベルであり、採取した大気試料ガスでの直接分析は困難である。そのため、現在一般に利用されているJISに規定された分析法(JIS K 0088)では、24時間にわたり大気を吸着剤又はキャニスタを用いて採取、濃縮した後に、前記GC−MS分析を行うようにしている。
【0015】
ところが、この分析方法は、前記したように、10分間程度の短時間で試料採取及び分析するという要求に答えられない。そこで、発明者は、前記GC−MSよりも低濃度の分析が可能な大気圧イオン化質量分析法に着眼した。
【0016】
まず、本発明で利用する大気圧イオン化質量分析計は、下記のような構成である。
【0017】
図4に示すように、試料ガス導入部1で受け入れた試料ガス及びキャリアガスは、針電極2の先端に流出する。この針電極2の先端には、同電極に印加される電圧によりコロナ放電が発生し、前記ガスの分子をイオン化するので、イオン化部と称される。このコロナ放電によって生じた一次イオンと、これに引き続いて生じる試料ガスの成分分子の反応によって、該試料ガスの成分分子はイオン化される。そのイオンは、第1細孔3を通過するが、この第1細孔3には、第2細孔4が対向するようになっており、この第1細孔3と第2細孔4との間の圧力は、第1細孔3が約0.2〜1トール(27〜133パスカル)高く保持されている。また、前記第1細孔3と第2細孔4との間には、電圧、つまりドリフト電圧がドリフト電源11によって印加されるようになっており、この印加電圧を変化させるこで、前記イオン化された試料におけるイオン衝突解離の程度を変化することができる。この場合、ドリフト電圧が低いと、クラスタイオンが解裂されず、正確な分子量情報が得られない。ドラフト電圧を上げるとクラスタが解裂してそれぞれの分子イオン情報が得られる。そして、さらに、ドリフト電圧を上げた場合、分子イオンが解裂し、分子構造に関する情報が得られる。このようにして解裂されるイオンは、第2細孔4を通って磁場7で質量電荷比に応じて分離され、検出器8で検出され、データ処理装置13に取り込まれるようになっている。第2細孔4から検出器8に至る部分の圧力は、従来と同様に、高真空に保たれている。なお、図4には、別途、引出し電極5、励磁電源10、励磁コイル6及び記録計12も備えてある。
【0018】
しかしながら、このような従来の大気圧イオン化質量分析計を、大気中ベンゼン等の分析に適用しようとしても、試料ガスは連続的に供給できないという問題があった。また、大気中には種々の有機及び無機化合物(分析妨害物質)が含まれているので、前記二次イオン化過程において多くの種類のイオンが生じ、バックグラウンド強度が増大するという微量の大気汚染物質の検出に大きな障害があった。そこで、発明者は、試料ガスの供給及びバックグラウンドの低減に鋭意検討を重ね、それらの対策を取り入れ、本発明を完成させたのである。
【0019】
すなわち、本発明に係る大気汚染物質の分析装置は、大気試料の採取部及び大気圧イオン化質量分析計からなる。分析対象の試料ガスは、図1に一例を示すように、ガス吸引ポンプ14等に接続した試料ガス一次配管15を用いて採取口16を経由して吸引する。これにより、試料ガスは常時連続的に確保される。この配管15は、配管自身への大気汚染物質の吸着を防ぐため、金属配管であることが望ましく、ニッケル又はステンレス製であることが特に望ましい。
また、試料ガスの採取口16には、試料ガス中の浮遊固形物を除くため、簡単なフィルタ(図示せず)を設けることが望ましい。さらに、該試料ガスの搬送流速は、遅過ぎると試料ガス組成の経時変化に対する分析の追随が遅れ望ましくなく、また配管の通気抵抗があって流速増加にはガス吸引ポンプ14の負担が大となるので、5〜20リットル/min程度が望ましい。
【0020】
一方、ガス中の微量成分を連続して分析するには、試料ガス流路及びイオン源への汚染蓄積、あるいは装置性能の揺らぎによるバックグラウンド強度の経時変化が分析値に影響を与える。このようなことから、長期間安定した分析を可能とするため検討し、全体の配管を下記のようにするのが好適であることを見出した。
【0021】
すなわち、前記試料ガス一次配管15には、前記大気圧イオン化質量分析計20に接続される試料ガス二次配管17を連接する。これにより、前記試料ガス一次配管15で吸引した試料ガスは、ガス流路切換弁18を介して、分析のタイミングに合わせて間欠的に試料ガス二次配管17へ抜き出され、大気圧イオン化質量分析計へ送られる。この試料ガス二次配管17は、試料ガスの成分分子をイオン化するための窒素又は高純度空気等の不純物を含まないキャリアガスを供給する役目も果たす。つまり、分析計のイオン化部にはキャリアガスを試料ガス二次配管17を通じて常時流通させておくようにしたのである。これにより、試料ガス二次配管17の汚染が防止されるからである。また、試料ガスは、そこを通過するキャリアガスに混合され、大気圧イオン化質量分析計20へ送られるので、該分析計でのイオン化が効率良く行えるようになる。
【0022】
本発明では、ガス流路切換弁18の流路を切り換え、試料ガス一次配管15を流れている試料ガスを試料ガス二次配管17へ導入する時間には、特に制限を設けない。しかしながら、その時間が短過ぎると、搬送する試料ガスの濃度が平衡値に達せず、長過ぎると、このような間欠導入の目的に矛盾することになるので、20〜200秒程度が好ましい。また、試料ガス導入の時間間隔にも特に制限はないが、質量分析計の応答が十分バックグラウンド強度に戻るまでの時間を取ることが必要であり、先の試料ガスの導入が終了してから次の導入まで少なくとも2分以上の間隔をおくのが適当である。
【0023】
さらに、本発明では、試料ガス二次配管17に吸着剤を充填したカラム19を設置し、浮遊微粒子及び比較的分子量の大きな不純化合物を捕捉するようにした。バックグランドの低減が一層促進されるからである。ここで用いる吸着剤は、例えば多孔質アルミノケイ酸塩(モレキュラーシーブ)等のように、かえってバックグラウンド強度を増大させるものもあるので、その選択にも配慮が必要である。調査の結果、グラファイトカーボン系吸着剤(例えばSupelco社製Carbopackシリーズ、Carboxenシリーズ)が特に適していることが見出されたので、本発明ではそれらを利用するのが好ましい。吸着剤の量については特に制限はないが、多過ぎると大気汚染物質に対する分析の応答が遅くなるので、カラム内のサイズで3mmφ×1〜5cm程度が望ましい。加えて、試料ガス二次配管17及び吸着剤のカラム19は80〜150℃程度に加熱するのが望ましい。配管系内への大気汚染物質の吸着防止に有効だからである。なお、80℃未満では効果が小さく、150℃超えでは効果が飽和し、それ以上の加熱は無駄になる。また、本発明では、質量分析計での大気汚染物質の検出は、質量/電荷比(m/z)78(C66 +)のピークを用いて行う。このピークの強度、あるいは試料導入量を一定とした時のピーク面積により、検量線法を用いて定量を行うのである。
【0024】
【実施例】
(大気中ベンゼン定量のための検量線作成)
既知濃度のベンゼンを含む純空気を混合したガスを試料ガスとして、図1に示した本発明に係る連続分析装置に導入し、質量/電荷比(m/z)=78のC66 +ピークのイオン強度を測定した。試料ガス二次配管17内には窒素ガスを常時流し、試料ガス一次配管15からの前記試料ガス(ベンゼン含有空気)の導入時間は30秒とした。吸着剤には、Supelco社製の非多孔性グラファイトカーボン(Carbopack B)を用いた。種々のベンゼン濃度に対するイオン強度の測定結果を図2に示す。図2より、ベンゼン濃度に対する良好な直線応答が得られたことは明らかである。同一濃度における繰返し測定精度は、0.25〜2ppb(v/v)で相対標準偏差10%以内であった。
(実施例1)
本発明に係る連続分析方法を用い、屋外大気中のベンゼンを定量した。測定条件は、上記(大気中ベンゼン定量のための検量線作成)時と同じであり。測定間隔は5分とした。なお、定量には、上記で作成した検量線を用いている。
【0025】
その結果の一例を図3に示す。図3より、5分という短い時間間隔で大気中の微量なベンゼンを迅速且つ安定して測定できることが明らかである。
【0026】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明により、大気中の大気汚染物質を従来法に比較してきわめて短時間かつ簡便に分析でき、従って、従来不可能であった大気中の大気汚染物質濃度の短時間変動を定量的に把握できるようになる。その結果、例えば、コークス炉、石油精製設備、あるいはその他の大気汚染物質発生設備周辺における大気の大気汚染物質濃度の連続的監視に用いることができ、大気汚染物質濃度の上昇時に、それら設備に対して迅速な措置が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る分析装置の試料ガス導入部を説明するフロー図である。
【図2】本発明に係る分析装置を用いて得た大気中ベンゼンを定量する検量線を示す図である。
【図3】本発明に係る分析装置を用いて測定した大気中ベンゼン濃度の経時変化例を示す図である。
【図4】一般的な大気圧イオン化質量分析計を説明する図である。
【符号の説明】
1 試料ガス導入部
2 針電極
3 第1細孔
4 第2細孔
5 引出し電極
6 励磁コイル
7 磁場
8 検出器
10 励磁電源
11 ドリフト電源
12 記録計
13 データ処理装置
14 ガス吸引ポンプ
15 試料ガス一次配管
16 採取口
17 試料ガス二次配管
18 ガス流路切替弁
19 カラム
20 大気圧イオン化質量分析計

Claims (2)

  1. 大気中に存在する大気汚染物質を大気圧イオン化質量分析法で分析する分析方法であって、
    前記大気より試料ガスを常時連続的に採取し、該試料ガスを分析のタイミングに合わせて間欠的にキャリアガスに混合し、この試料ガスとキャリアガスの混合ガスに含まれる分析妨害物質を80〜150℃に加熱したグラファイトカーボン系の吸着剤で除去してから、該分析妨害物質が除去された混合ガスを前記大気圧イオン化質量分析計で分析することを特徴とする大気汚染物質の分析方法。
  2. 前記キャリアガスが、窒素又は高純度空気であることを特徴とする請求項1記載の大気汚染物質の分析方法。
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