JP4234449B2 - 筆記入力装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筆記入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報通信機器や業務用端末の市場の拡大に伴い、ペンを用いて容易にXY座標を入力することができる入力装置の需要が拡大している。ここでいうXY座標は、マウスのような、移動量を相対的に認識する相対座標ではなく、移動した位置をそのまま認識する平面上の絶対座標(絶対平面座標)であり、以下、これを本明細書では単に平面座標という。
【0003】
入力方法としては、ペンを用い、あるいは指で直接に、感圧入力部を押圧して筆記した文字や記号等を筆記情報として入力するものと、感圧入力部と一体的に、あるいは感圧入力部に重ねて設けられた、入力内容のメニューを表示した表示部の所定の表示部分に対応する感圧入力部を押圧してメニューの内容を入力するものとがある。
【0004】
これら筆記情報の入力方法および選択したメニュー情報の入力方法のいずれか1つを実施し、あるいは双方を実施する機能が1つの機器に備えられたものとして、タッチパネルやタブレットがある。
【0005】
また、入力情報を表示する表示装置については、入力装置とは独立したCRT等のディスプレイを用いるものと、液晶表示部が入力装置に重ねて一体的に設けられたものとがある。
【0006】
また、入力装置が使用される場面についてみると、家庭や職場において主に個人専用に用いられ、状況に応じて家族や同僚等の比較的少数者によって共用されるものと、店頭において、不特定多数の人がサイン等をするために用いられるもの等がある。
【0007】
上記した種々の方式の入力装置のいずれの場合においても、ペンを用いてサイン等の筆記情報を入力するとき、一般的な筆記用具と同様に所謂書き味の良さが求められる。この場合の書き味には、感圧入力部上をペンを滑らすときの抵抗の度合い、言いかえれば滑りすぎる、あるいは引っかかるというような感覚と、感圧入力部にペンを押しつけたときの弾力感の双方が含まれる。
【0008】
なお、上記のように、書き味は、感圧入力部に対する押下圧力や感圧入力部上をペンが滑るときの摩擦等によって決定付けられるものであるため、感圧入力部の材料としての状態、例えば、表面の損傷等と密接な関係を有する。
【0009】
このような筆記入力装置の書き味を、使用するペンを工夫することによって改善するものがいくつか提案されている。
【0010】
例えば、タッチペンのペン先と胴体とを固定する箇所にゴムやばね等の弾性部材を設けたものが提案されている。この筆圧調整機構付きタッチペンによれば、ペンで文字を書くときに強く押しつけて書く癖を持つ人が力を入れても書きやすく、また、このとき、液晶画面に無理な力がかからなくなり液晶画面が壊れにくくなるとされている(特許文献1参照。)。
【0011】
また、例えば、入力ペンのペン先に樹脂製のタッチボールを備え、このタッチボールをスプリングを介して保持する構造のものが提案されている。この入力ペンによれば、強い筆圧でペンをタッチパネル表面に押しつけても、スプリングによって力が軽減され、これにより軟質のタッチボールの変形が抑えられるため、使用感に優れ、また、ディスプレイを傷つけることがないとされている(特許文献2参照。)。
【0012】
【特許文献1】
特開平9−204266号公報
【0013】
【特許文献2】
特開2001−290601号公報
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のペンの構造の工夫による書き味の改善方法は、書き味のうち、滑りすぎる、あるいは引っかかるというような感覚については、着目されておらず、また、実際にもこのような意味での書き味の改善効果を十分に有するものではないと考えられる。
【0015】
また、これらのものは、例えば、多数の書き手の異なる筆圧条件に応じてばね力等を予め調整したペンを多数用意しておき、各人が自己に好適なペンを選択、購入して使用することになるが、この場合、書き手が、そのときの体調やフィーリングによって異なる書き味を求めようとしても、この要求を満足することができず、ましてや、不特定多数の書き手の書き味の要求を満足することができず、新たなペンを買い求め、あるいは予め種々の書き味のペンを手元に置いておくことが必要となる。
【0016】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、種々の書き味の要求を満足することができる筆記入力装置を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明に係る筆記入力装置は、平面座標入力機構を備え、筆記用のペンを用いて感圧入力部を押圧して、あるいは感圧部を押圧した状態のまま押圧位置を移動させることで筆記情報を入力する筆記入力装置であって、該感圧入力部を複数設けてなることを特徴とする(請求項1に係る発明)。
【0018】
これにより、複数の感圧入力部について、例えば、剛性や、表面粗さ等を互いに異ならせることで、ペンを用いて筆記入力するときの、書き味を異ならせることができ、多くの書き手の書き味の好みに対応することができる。
【0019】
この場合、前記複数の感圧入力部が装置本体の表裏2つの主面に設けられてなると(請求項に係る発明)、入力装置の薄型化が阻害されることがない。ここで、主面とは、直方体状あるいは薄板状に形成される入力装置の6面のうちの、対向する、最大の2面をいう。
【0021】
また、この場合、前記複数の感圧入力部は、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように設けられてなると(請求項1に係る発明)、ペンの滑り具合を好適に調整することができる。
【0022】
このとき、前記複数の感圧入力部は、表面粗さを異ならせることにより摺動抵抗の大きさが異なるように設けられてなると(請求項1に係る発明)、好適である。
【0023】
また、この場合、前記複数の感圧入力部は、それぞれの表面にシートを配設可能に設けられてなると(請求項に係る発明)、複数の感圧入力部について、配設するシートの表面粗さ等を互いに異ならせることで、書き味を調整することができる。
【0024】
このとき、前記シートが着脱可能な微粘着材を介して感圧入力部に配設されると(請求項に係る発明)、シートを繰り返し着脱するとき、容易にシートを着脱することができる。
【0025】
また、このとき、前記複数の感圧入力部に配設されるシートは、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように設けられてなると(請求項2に係る発明)、ペンの滑り具合を好適に調整することができる。
【0026】
また、このとき、前記シートは、表面粗さを異ならせることにより摺動抵抗の大きさが異なるように設けられてなると(請求項2に係る発明)、好適である。
【0027】
また、このとき、使用しない前記シートを収納するシート収納部が装置本体に設けられてなると(請求項3に係る発明)、好適である。
【0028】
また、本発明に係る筆記入力装置において、入力される筆記情報信号を処理する処理部が1個設けられ、該処理部と前記複数の感圧入力部とを切り換え可能に接続する切り換えスイッチが設けられてなると(請求項に係る発明)、感圧入力部ごとに処理部を別々に設ける必要がない。
【0029】
この場合、該切り換えスイッチは、装置本体の表裏2つの主面を反転させるときに上側に向く感圧入力部と該処理部とを切り換え可能に接続する自動切り換え機構を有すると(請求項に係る発明)、切り替え操作の煩雑さが解消される。
【0030】
また、この場合、前記処理部と前記複数の感圧入力部とを断続可能に接続する断続スイッチが設けられてなると(請求項に係る発明)、例えば、書き味を試すために筆記した筆記情報が処理部に情報として入力されることを避けることができる。
【0031】
また、この場合、使用するときに下側を向く装置本体の面の周縁に弾性を有する突出部が設けられてなると(請求項5に係る発明)、筆記入力装置をテーブル等の上に置くときに受けうる衝撃を軽減することができる。
【0032】
また、この場合、前記複数の感圧入力部の少なくともいずれか一方に、筆記入力するときの目安となる筆記補助模様表示部が設けられてなると(請求項6に係る発明)、好適である。
【0033】
また、この場合、前記複数の感圧入力部の少なくともいずれか一方と装置本体との間に液晶表示部が設けられてなると(請求項7に係る発明)、好適である。
【0043】
【発明の実施の形態】
本発明に係る筆記入力装置およびペンの好適な実施の形態(以下、本実施の形態例という。)について、図を参照して、以下に説明する。
【0044】
まず、本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置について図1乃至3を参照して説明する。
【0045】
本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置は、例えば抵抗膜方式のタッチパネルである。なお、これに限らず、電磁誘導方式や静電結合方式等であってもよく、また、タブレットであってもよい。
【0046】
筆記入力装置10は、装置本体12と処理部13を有する。
【0047】
装置本体12は、表裏2つの主面のそれぞれに、平面座標入力機構を構成する感圧入力部14a、14bが設けられている。
【0048】
感圧入力部14a、14bは、それぞれ、片面の略全体にわたって抵抗膜16a、16bが設けられた樹脂製のシート18およびガラス板20を有する。感圧入力部14aのシート18および感圧入力部14bのシート18は、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように設定されている。このような調整は、例えば表層のハードコート層の表面の粗さを異ならせたシートを選定する等して、シート18の表面粗さを異ならせることによって行うことができる。シート18の表面粗さを異ならせるには、例えば、一方のシートについては、樹脂材料を用いてそのまま成形加工した表面の滑らかなものを選択し、他方のシートについては、例えばハードコート層にアクリル系粒子を混ぜる等して樹脂材料にマット(つや消し)粒子を分散したものを成形加工して、表面にマット粒子を露出させた、所謂ノングレア表面処理したものを選択する。なお、感圧入力部14a、14bは、ガラス板20に変えてシートを用いてもよく、これにより、装置を薄型化することができる。
【0049】
感圧入力部14a、14bのシート18の抵抗膜16aには、入力範囲を挟んで対向する周縁部に、例えばITO膜等の透明導電膜からなる電極22a、22bが配設され、ガラス板20の抵抗膜16bには、中央の入力範囲を挟んで対向する周縁部に、電極22a、22bと直交する方向に電極22c、22dが配設される(図3では、便宜的に同一面上に4つの電極を表示。)。シート18およびガラス板20は、抵抗膜16a、16bの設けられた側を対向させて、所定離間させた状態で装置本体12に取り付けられる。ガラス板20側の抵抗膜16bには、好適には無数のドットスペーサ24が設けられる。
【0050】
図3中、例えば、X軸に平行な電極22a、22bはY座標を示す分圧した電圧を、また、Y軸に平行な電極22c、22dはX座標を示す分圧した電圧の検出に、それぞれ利用される。
【0051】
筆記入力装置10を構成する処理部13は、入力される筆記情報信号を処理する、すなわち、感圧入力部14a、14bからの絶対座標値(アナログ信号)をデジタル信号に変換処理する処理部(MCU)であり、2個の感圧入力部14a、14bに対して1個のみ設けられる。処理部13は、抵抗膜16a、16bの電極間に電圧を印加するトランジスタが設けられる(図示せず。)。処理部13は、さらに、トランジスタを制御する制御部と、接触位置に対応する電圧値を検出する電圧検出部を有し(図示せず。)、座標を検出している。なお、2個の感圧入力部14a、14bに対応して処理部を2個設けることを排除するものではない。
【0052】
装置本体12および処理部13はケーブル26で接続される。ケーブル26には、感圧入力部14a、14bの各電極と処理部13とを接続する電線が収容される。
【0053】
装置本体12には、感圧入力部14a、14bと処理部13との接続を切り換えることができる切り替えスイッチ28が設けられている。すなわち、感圧入力部14a、14bの電極22a、22aに接続される電線30aおよび電線30eは、切り替えスイッチ28の接点部28a、28eによって処理部13に接続される電線32aとの接続が切り換えられ、以下、同様にして、接点部28b、28fによって電線30bおよび電線30fと電線32bとの接続が、接点部28c、28gによって電線30cおよび電線30gと電線32cとの接続が、接点部28d、28hによって電線30dおよび電線30hと電線32dとの接続が、それぞれ切り換えられる。これにより、切り換えスイッチ28を切り換えることで、感圧入力部14a、14bのうちの使用する感圧入力部と処理部13とを電気的に接続することができる。
【0054】
また、装置本体12には、切り換えスイッチ28とは別に、さらに断続スイッチ34が設けられる。これにより、断続スイッチ34をオン、オフすることで、感圧入力部と処理部13とを電気的に接続し、または遮断することができる。
【0055】
上記のように構成される本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10の作用について、以下説明する。
【0056】
後述する筆記用のペンを用いて、例えば図1の状態において上方を向いて配置される感圧入力部14aの入力範囲の1点を押下して、ドット記号を筆記すると、押下された接触点で2枚の抵抗膜16a、16bが接触し、電圧は接触点で分圧され、X座標点およびY座標点を示す電圧が出力され、処理装置13において、XY平面座標データであるドット記号の筆記入力情報が検出される。また、感圧入力部14aの入力範囲の1点を押下した状態でペンを感圧入力部14a上で摺動させて連続線や不連続線を描いて文字を筆記すると、上記と同様にして、処理装置13において、XY平面座標データである文字の筆記入力情報が検出される。
【0057】
検出した筆記入力情報は、一端、コンピュータの記憶部に貯蔵され、必要に応じて後処理される。また、検出した筆記入力情報は、コンピュータに設けたディスプレイ等に表示される。
【0058】
以上説明した本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10は、感圧入力部14a、14bのいずれかを選択して用いることで、ペンの滑り具合を選択、調整することができ、これにより、書き手の書き味の好みに対応することができる。
【0059】
また、筆記入力装置10は、複数の感圧入力部が装置本体の表裏2つの主面に設けられているため、複数の感圧入力部を設けることによって生じる装置本体の厚みの増加を軽減することができる。なお、複数の感圧入力部を装置本体の表裏2つの主面以外の箇所に設けることを排除するものではない。
【0060】
また、筆記入力装置10は、切り換えスイッチを切り換えて1個の処理部を2個の感圧入力部で共用するため、処理部を2個設ける必要がない。
【0061】
また、筆記入力装置10は、書き味を試すために、試し書きするとき、断続スイッチをオフしておくことにより、試し書きの筆記情報が処理部に出力される不都合を避けることができる。
【0062】
ここで、筆記入力装置10の切り換えスイッチ28の変形例として、自動切り換えスイッチ38について、図4を参照して説明する。
【0063】
自動切り換えスイッチ38は、例えば、リードスイッチを用いる。自動切り換えスイッチ38は、マグネット40が例えば装置本体12の内部に設ける孔部42に、2つの主面方向、言いかえれば、装置本体12の厚み方向に移動可能なように収容される。このマグネット40に近接して、装置本体12の内部に、図3の切り換えスイッチ28の接点部28a乃至28dに対応するリードスイッチの組44および接点部28e乃至28hに対応するリードスイッチの組46が設けられる。
【0064】
これにより、図4に示すように、感圧入力部14aを使用するべく感圧入力部14aを上に向けて装置本体12をテーブル上等に配置すると、マグネット40が重力によって装置本体12の下部に降下する。これにより、リードスイッチの組44がオンされると同時にリードスイッチの組46がオフされ、自動的に感圧入力部14aと操作部13とが電気的に接続される。したがって、切り換えスイッチ28を切り替える手間が省略される。
【0065】
ここで、図4に合わせて示すように、使用するときに下側を向く装置本体の面の周縁に弾性を有する、例えばゴム等で形成した突出部48を設けることにより、装置本体12をテーブル等の上に置くときに受けうる衝撃を軽減することができる。なお、筆記入力装置10は、2個の感圧入力部14a、14bが装置本体12の2つの主面に設けられているため、図4中、装置本体12の上面にも突出部48が設けられる。
【0066】
本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10において、シート18を透明材料で形成し、ガラス板20の表面の入力範囲の周縁部に、感圧入力部14a、14bとは分離、独立して、特定の表示部位にペンでタッチすることでその表示内容が入力されるタッチ入力部を設けた構成としてもよい。
【0067】
つぎに、本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置について、図5および図6を参照して説明する。
【0068】
本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置50は、基本的な構成は、本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10と同様であるが、感圧入力部14aのシート18に重ねてさらにカバーシート(シート)52が設けられている点が筆記入力装置10と相違する。なお、装置本体12の裏側の主面(図5では、省略。)に設けられる感圧入力部14bについては、感圧入力部14aと同様にシート18に重ねてさらにカバーシート52を設けた構成としてもよく、また、感圧入力部14bのままとしてもよい。
【0069】
感圧入力部14a、14bにそれぞれカバーシート52を設ける場合、本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10において、シート18について説明したのと同様にして、2枚のカバーシート52について筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように設定する。一方、感圧入力部14bについてそのまま用いる場合には、感圧入力部14aのカバーシート52と感圧入力部14bのシート18とについて、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように設定する。
【0070】
カバーシート52は、通常の接着剤を用いてシート18に固着する方法によって感圧入力部14a、14bに設けてよいが、好ましくは、図6に示すように、着脱可能な微粘着材54の片面を固着させたカバーシート52を、微粘着材54を介してシート18に取り付け、あるいは、微粘着材54の片面を固着させたシート18の微粘着材54上にカバーシート52を取り付ける構成としてもよい。このような微粘着材54としては、例えば、PETフィルムに微粘着性を有するシリコン系等の粘着剤を片面に塗布した樹脂シートを用いることができ、この樹脂シートの他の片面に通常の接着剤を塗布して、カバーシート52あるいはシート18に接着する。カバーシート52を着脱可能にシート18、すなわち、感圧入力部14a、14bに取り付ける場合、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なる多数のカバーシート52を準備しておくことで、所望のカバーシート52を適宜選定して容易に着脱して用いることができる。
【0071】
以上説明した本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置50は、本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10と同様の効果を奏することができる。特に、多数のカバーシート52を着脱して用いることで、書き味を微調整することができ、また、不特定多数の使用者の好みに対応することができる。
【0072】
つぎに、本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置50において、図7に示すように、装置本体12にシート収納部56を設けておくと、使用しないカバーシート52を収納することで、例えば多数のカバーシート52の散乱を防ぐことができる。なお、このとき、装置本体12に筆記用のペンを収納するペン収納部58をさらに設けておくと、より好適である。
【0073】
つぎに、本実施の形態の第3の例に係る筆記入力装置60について、図8を参照して説明する。
【0074】
本実施の形態の第3の例に係る筆記入力装置60は、装置本体12の1つの主面に設けられる感圧入力部62が2つの、言いかえれば、2分割された感圧入力部領域62a、62bとして、分離して設けられている点が、本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置10および本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置50と相違する。
【0075】
このとき、感圧入力部領域62a、62bは、それぞれ、ガラス基板に離間して配設される、本実施の形態の第1の例等におけるシート18に相当するシートが、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように構成されたものであってもよく、また、感圧入力部領域62a、62bにさらに、本実施の形態の第1の例等におけるカバーシート52に相当するシートを設け、これらのシートが、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように構成されたものであってもよい。なお、感圧入力部62が設けられた主面と反対側の装置本体12の主面(裏面)には、感圧入力部を設ける必要はないが、これに限らず、適宜の感圧入力部を設けてもよい。
【0076】
本実施の形態の第3の例に係る筆記入力装置60は、本実施の形態の第1または第2の例と同様の効果を得ることができ、また、装置本体を反転させる等の手順を踏むことなく、ペンの位置を移動させるだけで、書き味の異なる筆記入力を行うことができる。
【0077】
なお、本実施の形態の第3の例に係る筆記入力装置60において、感圧入力部62がある程度大きな面積を有する場合は、例えば、1個の感圧入力部のみで入力領域が構成される感圧入力部のシート18に相当するシートを書き味の異なる2種類のシート部に分けて構成してもよく、あるいは、感圧入力部のシート18に重ねるカバーシート52に相当するシートを書き味の異なる2種類のカバーシート部に分けて構成してもよい。
【0078】
つぎに、本実施の形態の第4の例に係る筆記入力装置64について、図9乃至図11を参照して説明する。
【0079】
本実施の形態の第4の例に係る筆記入力装置64は、感圧入力部14aに筆記補助模様表示部66が設けられている点が、上記した他の実施例と相違する。
【0080】
すなわち、筆記入力装置64は、例えば図9に示すように、図5の本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置50と同様に構成され、さらに、感圧入力部14aのガラス板20の表面に、印刷法等により線、記号、文字等の模様を表示した筆記補助模様表示部66が形成される。なお、筆記補助模様表示部66は、ガラス板20の表面以外の箇所に形成してもよく、例えば、ガラス板の裏面側や、シート18の表面あるいは裏面側や、カバーシート52の裏面側等に適宜形成することができる。特に、カバーシート52の裏面側に筆記補助模様表示部66を形成する場合、複数のカバーシート52をいわばテンプレートとして用いることができ、所望の表示がなされた筆記補助模様表示部を適宜選定することができる。なお、筆記入力装置64の装置本体の他方の主面には、筆記補助模様表示部を設けてもよく、また、設けなくてもよい。
【0081】
筆記補助模様表示部66は、無地の感圧入力部に筆記入力するときの不具合を軽減するべく、所定の筆記補助模様を表示することにより、筆記の際の目安となるものである。
【0082】
例えば図10に示すように、筆記補助模様表示部66aは、店頭等において、不特定多数の人に署名を求めるときに、署名し易いように、住所(Your Address)、名前((Your Signature)等を筆記する箇所を、筆記補助模様として枠表示するものであると、好適である。
【0083】
また、例えば図11に示すように、筆記補助模様表示部66bは、筆記した文字等の配列が乱れないように、あるいは、筆記し易いように、筆記補助模様として罫線を表示するものであってもよい。また、これら以外にも筆記の際の目安となる適宜の表示を行うことができる。
【0084】
つぎに、本実施の形態の第5の例に係る筆記入力装置68について、図12および図13を参照して説明する。
【0085】
本実施の形態の第5の例に係る筆記入力装置68は、筆記補助模様表示部66に変えて液晶表示部70が設けられている点が、本実施の形態の第4の例に係る筆記入力装置64と相違する。
【0086】
すなわち、筆記入力装置68は、図12に示すように、装置本体12と感圧入力部14aのガラス板20との間に液晶表示部70が設けられる。液晶表示部70は、本実施の形態の第1の例で説明した処理部13で処理された筆記入力情報、すなわち、文字や記号を表示するものである。
【0087】
液晶表示部70は、例えば図13に示すように、筆記用のペンPを用いて筆記入力した筆記入力情報を、実質的に時間遅れなく表示するように構成すると、筆記用紙に筆記具で手書きするような感覚で筆記入力することができる。
【0088】
また、液晶表示部70は、上記の構成に変えて、例えば、感圧入力部の隅に入力完了を表示するタッチ入力部を設け、所定の筆記入力を行った後、タッチ入力部にタッチすることで、筆記入力装置上に筆記入力情報を表示して、筆記内容の確認等を容易に行うことができる(図示せず。)。
【0089】
つぎに、本実施の形態の第6の例に係るペンについて、図14を参照して説明する。
【0090】
本実施の形態の第6の例に係るペン72は、例えば、上述した本実施の形態例に係る筆記入力装置の感圧入力部を押圧して、あるいは感圧部を押圧した状態のまま押圧位置を移動させることで筆記情報を入力するための筆記用のペンである。
【0091】
ペン72は、ペン先74と、ペン本体(胴体)76とで構成される。ペン本体76は指で保持する部分である。ペン先74は、感圧入力部に押しつけて摺動させる箇所であるペン軸部78と、ペン軸部78を保持する保持部80とで構成される。ペン先74の保持部80の内面およびペン本体76の先端外周にはそれぞれ螺合するための螺条78a、78bが形成されている。保持部80とペン本体76とを螺合させることにより、ペン先74がペン本体76に着脱可能に取り付けられる。
【0092】
本実施の形態の第6の例に係るペン72は、ペン軸部78の表面粗さを異ならせた複数のペン先74を用意し、好みに応じてペン先74を取り替えて用いることにより、滑り具合の程度、言いかえれば、滑り過ぎや引っかかり易い等の感覚に起因する書き味の調整を行なうことができる。複数のペン軸部78の表面粗さを異ならせるには、例えば、前記した本実施の形態例に係るシートの場合のように、樹脂材料の種類を選択して用い、また、用いる樹脂材料に対する粒子配合の有無や粒子の配合量の調整を行う等により実現することができる。
【0093】
また、ペン72は、ペン軸部78の剛性、言いかえれば硬さの程度を異ならせた複数のペン先74を用意し、好みに応じてペン先74を取り替えて用いることにより、ペンを押しつけて筆記入力するときの筆圧のばらつきを吸収することができ、書き味の調整を行なうことができる。複数のペン軸部78の剛性を異ならせるには、例えば、用いる材料の種類を選択する等によって実現することができる。具体例として、ペン軸部78の材料として、例えば、相対的に硬いポリアセタール樹脂を用いたものと、相対的に柔らかいポリオレフィン樹脂を用いたものとを組み合わせたものや、また、ペン軸部78の材料として、例えば、これらの樹脂を用いたものと、ゴムを用いたものとを組み合わせたもの等を挙げることができる。
【0094】
この場合、図15に示すように、ペン軸部の滑り具合や剛性等の異なる2つのペン先82a、82bをペン本体76の両端に着脱可能に取り付けると、ペン先を着脱することなく、ペンを長さ方向に反転して用いるだけで、異なる書き味を容易に得ることができる。なお、ペン72は、ペン先80a、80bをペン本体76に固着したものであってもよい。
【0095】
つぎに、本実施の形態の第7の例に係るペン84について、図16を参照して説明する。
【0096】
ペン84は、ペン先86(あるいはペン軸部であってもよい。)を備えたキャップ88が、別のペン先90を有するペン本体76に着脱可能に嵌合して取り付けられている。この場合、ペン先90はペン本体76に固着しておいてもよい。ペン先86およびペン先90は、ペン軸部の滑り具合や剛性等が異なるように調整される。
【0097】
これにより、キャップ88を付けたままの状態とキャップ88を外した状態とでペン84を使い分けることで、書き味を調整することができる。
【0098】
つぎに、本実施の形態の第8の例に係るペン92について、図17を参照して説明する。
【0099】
ペン92は、ペン軸部94a乃至94cの滑り具合や剛性等が異なるように調整された複数のペン先96a乃至96cが相互に順番を入れ替えて着脱可能に連結されている。この場合、ペン先は、図17のように筒体状の保持部98a乃至98cのそれぞれのペン軸部側の表面および反ペン軸部側の端部の内面に螺条100aおよび100b、102aおよび102b、104aおよび104bを形成して、ペン先96a乃至96cを相互に螺合できるように形成してもよいし、あるいは、それぞれの保持部106a乃至106cを筒体形状のキャップ状に形成して嵌合して用いてもよい。
【0100】
これにより複数のペン先96a乃至96cの連結順を変えることで、書き味を調整することができる。
【0101】
つぎに、本実施の形態の第9の例に係るペン108について、図18を参照して説明する。
【0102】
ペン108は、ペン軸部110が取り付けられる保持部(あるいはペン本体)112に、ペン軸部110を緩挿する凹部114が形成される。そして、凹部114の底に弾性体116を配設した状態で、ペン軸部110が緩挿される。弾性体116はゴムであってもよく、あるいはコイルばねであってもよい。
【0103】
これにより、強い筆圧でペン108を感圧入力部に押しつけて筆記入力を行うときであっても、筆圧が緩和されて適度な書き味を得ることができる。また、強い筆圧でそのまま筆記入力を行ったときに生じうる感圧入力部のシート等の損傷が軽減される。
【0104】
つぎに、本実施の形態の第10の例に係るペン118について、図19を参照して説明する。
【0105】
ペン118は、図18における弾性体に変えて、厚みの薄い半球殻状の金属製の部材120が凹部122の底に伏せた状態で配設される。この部材120は、例えば、タクタイルスイッチ等に使用されるものを用いることができる。そして、部材120を間に挟んでペン軸部124が凹部122に緩挿される。
【0106】
これにより、筆記の際の圧力印加時に部材120の形状が変形して力を吸収するとともに圧力除去時に形状が復元することにより、カチカチと鳴る音を聴知可能であるとともに触知可能であり、強すぎる筆圧がある程度緩和されるとともに、良好なクリック感を得ることができる。
【0107】
なお、以上説明した本実施の形態に係る各例およびその変形例において採用する各構成要素は、本発明の効果を阻害するものでない限り、他の例において採用することができるものであり、また、本実施の形態の各例の筆記入力装置とペンを好適に組み合わせて用いることができることは言うまでもない。
【0108】
【発明の効果】
請求項1に係る筆記入力装置によれば、平面座標入力機構を備え、筆記用のペンを用いて感圧入力部を押圧して、あるいは感圧部を押圧した状態のまま押圧位置を移動させることで筆記情報を入力する筆記入力装置であって、感圧入力部を複数設けてなり、また、請求項に係る筆記入力装置によれば、複数の感圧入力部は、それぞれの表面にシートを配設可能に設けられてなるため、複数の感圧入力部またはシートについて、剛性や、表面粗さ等を互いに異ならせることで、ペンを用いて筆記入力するときの、書き味を異ならせることができ、多くの書き手の書き味の好みに対応することができる。
【0109】
また、請求項1に係る筆記入力装置によれば、複数の感圧入力部が装置本体の表裏2つの主面に設けられてなるため、入力装置の薄型化が阻害されることがない。
【0110】
また、請求項1に係る筆記入力装置によれば、切り換えスイッチが装置本体の表裏2つの主面を反転させるときに上側に向く感圧入力部と処理部とを切り換え可能に接続する自動切り換え機構を有するため、切り替え操作の煩雑さが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の第1の例に係る筆記入力装置の装置本体の概略正面図である。
【図2】 図1の筆記入力装置の装置本体の概略斜視図である。
【図3】 図1の筆記入力装置の装置本体と処理部との電気的な接続構造を説明するための図である。
【図4】 図1の筆記入力装置10の切り換えスイッチの変形例を説明するための図である。
【図5】 本実施の形態の第2の例に係る筆記入力装置の装置本体の概略正面図である。
【図6】 図5の筆記入力装置に用いるシートの構成を説明するための図である。
【図7】 図5の筆記入力装置に設けたシート収納部を説明するための図である。
【図8】 本実施の形態の第3の例に係る筆記入力装置の装置本体の概略斜視図である。
【図9】 本実施の形態の第4の例に係る筆記入力装置の装置本体の部分正面図である。
【図10】 図9の筆記入力装置で用いる筆記補助模様表示部の表示の一例を説明するための図である。
【図11】 図9の筆記入力装置で用いる筆記補助模様表示部の表示の他の一例を説明するための図である。
【図12】 本実施の形態の第5の例に係る筆記入力装置の装置本体の部分正面図である。
【図13】 図12の筆記入力装置で用いる液晶表示部の表示の一例を説明するための図である。
【図14】 本実施の形態の第6の例に係るペンの部分分解図である。
【図15】 図14のペンの変形例のペンの概略図である。
【図16】 本実施の形態の第7の例に係るペンの部分分解図である。
【図17】 本実施の形態の第8の例に係るペンの部分分解図である。
【図18】 本実施の形態の第9の例に係るペンの部分断面図である。
【図19】 本実施の形態の第10の例に係るペンの部分断面図である。
【符号の説明】
10、50、60、64、68 筆記入力装置
12 装置本体
13 処理部
13を有する。
14a、14b、62 感圧入力部
16a、16b 抵抗膜
18 シート
20 ガラス板
22a、22b、22c、22d 電極
24 ドットスペーサ
26 ケーブル
28 切り替えスイッチ
28a〜28h 接点部
30a〜30h 電線
34 断続スイッチ
38 自動切り換えスイッチ
40 マグネット
44、46 リードスイッチの組
48 突出部
52 カバーシート
56 シート収納部
58 ペン収納部
62a、62b 感圧入力部領域
66、66a、66b 筆記補助模様表示部
70 液晶表示部
72、84、92、108、118 ペン
74、82a、82b、86、90、96a〜96c ペン先
76 ペン本体
78、94a〜94c、110、124 ペン軸部
80、106a〜106c、112 保持部
88 キャップ
116 弾性体
120 部材

Claims (7)

  1. 筆記用のペンを用いて感圧入力部を押圧した状態のまま押圧位置を移動させることで筆記情報を入力する筆記入力装置であって、
    装置本体は、表裏2つの主面に、前記感圧入力部を設け、
    前記装置本体の表の感圧入力部は、前記装置本体の表の面より凹んだ位置にあり、
    前記装置本体の裏の感圧入力部は、前記装置本体の裏の面より凹んだ位置にあり、
    前記装置本体の表の感圧入力部と、前記装置本体の裏の感圧入力部とは、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように、表面粗さが異なっており、
    且つ、入力される筆記情報信号を処理する処理部が1個設けられ、
    前記装置本体の表裏2つの主面を反転させるときに上側に向く感圧入力部と前記処理部との間を接続するように切り換える自動切り換え機構を有し、該処理部と表の感圧入力部及び裏の感圧入力部とを切り換え可能に接続する切り換えスイッチを有する筆記入力装置。
  2. 前記感圧入力部は、それぞれの表面に、筆記用のペンを摺動させるときの摺動抵抗の大きさが異なるように表面粗さが異なっているシートを、着脱可能な微粘着材を介して、配設可能に設けてなる請求項1に記載の筆記入力装置。
  3. 使用しない前記シートを収納するシート収納部が装置本体に設けられてなることを特徴とする請求項2記載の筆記入力装置。
  4. 前記処理部と前記複数の感圧入力部とを断続可能に接続する断続スイッチが設けられてなる請求項1に記載の筆記入力装置。
  5. 使用するときに下側を向く装置本体の面の周縁に弾性を有する突出部が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の筆記入力装置。
  6. 前記の感圧入力部に、筆記入力するときの目安となる筆記補助模様表示部が設けられてなる請求項1に記載の筆記入力装置。
  7. 前記の感圧入力部と装置本体との間に液晶表示部が設けられてなる請求項1に記載の筆記入力装置。
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