JP4234088B2 - 電子部品及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明はパッケージされた電子部品及びその製造方法に関し、特に、弾性表面波デバイスに適用して好適なパッケージ技術に関する。
電子部品の一つとして、弾性表面波デバイス(SAWデバイス)が知られている。弾性表面波デバイスは、例えばテレビジョン、ビデオテープレコーダ、DVD(digital Versatile Disk)レコーダ、携帯電話機等のフィルタ素子や発振子に広く用いられている。現在、SAWデバイスは、例えば45MHz〜2GHzの周波数帯域における無線信号を処理する各種回路、例えば送信用バンドパスフィルタ、受信用バンドパスフィルタ、局部発信フィルタ、アンテナ共用器、中間周波フィルタ、FM変調器等に広く用いられている。
近年、これらの信号処理機器は小型化が進み、使用されるSAWデバイスなどの電子部品も小型化の要求が強くなってきている。特に、携帯電話機等の携帯用電子機器には表面実装で且つ低背のSAWデバイスが要求されるようになってきた。同時にSAWデバイスの十分な気密信頼性を確保することも要求されている。
これらの要求を満足するために特許文献1で提案されているような、パッケージ基板とSAWデバイスチップと周辺部をはんだなどの金属材料によりロウ付け封止する構造が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図7を用いて特許文献1に記載されている構造を詳細に説明する。図7において、10は圧電基板上の一主面にSAWを励起・受信するための電極を形成したSAWデバイスチップである。SAWデバイスチップの同一主面には電気信号を入出力するための電極パッドがあり、この電極パッドははんだ等の金属材料とロウ付けできる金属層が形成されている。更に、SAWデバイスチップの外周表面にははんだによりロウ付け封止を行うための封止部があり、前記電極パッド部と同様にはんだ等の金属材料とロウ付けできる金属層を含んでいる。
20はパッケージ基板で、外部端子22とその反対側の面に形成されたSAWデバイスチップと電気的に接続するためのパッド部と、SAWデバイスチップの外周封止部と対向する封止部があり、共にはんだ等の金属材料とロウ付けできる金属層を含んで構成されている。外部端子22とパッド部とはパッケージ基板内を貫通する貫通配線21で接続されている。SAWデバイスチップ10とパッケージ基板20は金属バンプ40を介して、いわゆるフリップチップ接合されている。更にそれぞれの周辺部は封止はんだ3により気密封止されている。
特開2004−129193
特許文献1で提案されている構造では、パッケージとしてSAWデバイスチップ10の電極部を保護するための気密性を確保する点では優れている。しかしながら、一般に携帯電話の高周波段に用いられるSAWデバイス用の圧電基板には42゜YカットX伝搬のLiTaO3基板が用いられ、パッケージ基板にはアルミナセラミックスが用いられる。それぞれの熱膨張係数はLiTaO3基板のX方向で16ppm/deg、アルミナで7ppm/degと大きく異なる。SAWデバイスチップ10とパッケージ基板20とをはんだで周辺部を封止する場合、はんだが融着・固化して室温まで冷却すると約200°Cの温度差を経るため、両者の熱膨張係数差でSAWデバイスチップ10とパッケージ基板20は大きく反り、共にその内部に大きな応力が発生する。
図8は有限要素法によりSAWデバイスチップ10とパッケージ基板20との間に発生する変位と応力を求めた結果を図示したものである。図8には図7の構造の左半分について計算結果を図示してある。解析に用いたパラメーターは次のとおりである。図8(a)は応力ゼロを仮定した場合を示し、図8(b)は実際に作用する応力を計算で求めた結果を示す。
Figure 0004234088
温度変化: -200°C
はんだ層厚み:60μm
チップ・パッケージ幅:1.0mm (図は半分の0.5mm)
チップ・パッケージ厚み: 0.2mm
SAWデバイスチップ10の主表面の中心部では107MPa、はんだ封止部内側端部には243MPaもの大きな引っ張り応力がかかっている。セラミックのパッケージ基板20側には中心部で115MPa、はんだ封止部内側端部には214MPaの圧縮応力がかかっている。それぞれの材料における破壊応力値は必ずしも明確ではないが、追加の熱応力などちょっとしたきっかけで特にLiTaO3基板が割れてしまう現象が起こっている。このように、はんだ封止することによってSAWデバイスチップ10に発生する応力は、SAWデバイスの信頼性を低下する一つの要因になる。
従って、本発明は上記従来技術の課題を解決し、信頼性の高い電子部品及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明は、セラミックスで形成されたパッケージ基板と、この上に搭載されるデバイスチップと、前記パッケージ基板と前記デバイスチップとの間に設けられた気密封止用のはんだめっきフィルムとを有し、該はんだめっきフィルムは、樹脂で形成されたベースと、該ベース全体を覆うはんだ層とを有する電子部品である。はんだメッキフィルムの樹脂により、はんだメッキフィルムのはんだ層で封止される部分に発生する応力を緩和することができ、デバイスチップ10に発生する応力を低減することができる。
前記はんだめっきフィルムは、前記デバイスチップの外周表面部分と前記パッケージ基板の外周表面部分とに接触している構成であることが好ましい。また、前記はんだめっきフィルムのヤング率が5MPa以下であることが好ましい。また、はんだめっきフィルムの厚みが20μm以上であることが好ましい。前記ベースは熱硬化性樹脂や熱可塑性樹脂で形成することができる。前記はんだ層は、前記ベース上に形成された下地金属膜上に形成されていることが好ましい。
本発明はまた、多面取りが可能なセラミックスのパッケージ基板上に樹脂で形成されたベースと該ベース全体を覆うはんだ層とを有する気密封止用のはんだめっきフィルムを設ける工程と、デバイスチップの周辺部分と前記パッケージ基板の周辺部分とに接触するように、前記デバイスチップを前記パッケージ基板上に搭載する工程と、前記はんだめっきフィルムのはんだを加熱溶融させることで、前記デバイスチップと前記パッケージ基板とを密着させる工程と、前記パッケージ基板と前記はんだめっきフィルムとを同時に切断する工程とを有する電子部品の製造方法を含む。
本発明によれば、信頼性の高い電子部品及びその製造方法を提供することができる。
図1は、本発明の一実施例に係るSAWデバイス1の断面図である。図中、図7に示す構成要素と同一のものには同一の参照番号を付してある。SAWデバイス1は、セラミックスで形成されたパッケージ基板20と、この上に搭載される弾性波デバイスチップ10と、パッケージ基板20と弾性波デバイスチップ10との間に設けられた気密封止用のはんだめっきフィルム30とを有する。はんだめっきフィルム30は、樹脂で形成されたベース36と、ベース36全体を覆うはんだ層38とを有する。
SAWデバイスチップ10は、LiTaO3などの圧電基板上の一主面にSAWを励起・受信するための電極(IDT:インターディジタルトランスデューサ)11が形成されたものである。SAWデバイスチップ10の同一主面には、電気信号を入出力するための電極パッド12がある。この電極パッド12は、IDTと電気的に接続されている。電極パッド12は、はんだ等の金属材料とロウ付けできる金属層(例えば金層)を有する。更にSAWデバイスチップ10の外周表面にははんだによりロウ付け封止を行うための封止部13があり、電極パッド12と同様にはんだ等の金属材料とロウ付けできる金属層(例えば金層)を有する。封止部13は、SAWデバイスチップ10の各辺に沿う外周表面部分に形成されており、電極11や電極パッド12を取り囲むように設けられている。
パッケージ基板20は、外部端子22とその反対側の面に形成されたSAWデバイスチップ10と電気的に接続するためのパッド23と、SAWデバイスチップ10の外周封止部13と対向する封止部24があり、共にはんだ等の金属材料とロウ付けできる金属層(例えば金層)を有する。封止部24は、パッケージ基板20の各辺に沿う外周表面部分に設けられており、パッド23を取り囲むように形成されている。外部端子22とパッド23とはパッケージ基板内を貫通する貫通配線21で接続されている。
SAWデバイスチップ10とパッケージ基板20とは、金属バンプ40を介して、いわゆるフリップチップ接合されている。SAWデバイスチップ10の周辺部に形成された封止部13とパッケージ基板20の周辺部に形成された封止部24との間にはんだめっきフィルム30が挟み込まれ、フィルム30のはんだ層38により共に融着されている。この融着された部分がはんだ封止部となる。はんだ封止部により、SAWデバイスチップ10とパッケージ基板20とが作る空間は気密封止される。SAWデバイスチップ10の外周全体は、封止樹脂50で封止されている。封止樹脂50は、はんだめっきフィルム30に接している。
図2は、図1に示したSAWデバイス1をはんだにより融着した後、室温まで冷却したときに発生するSAWデバイスチップ10とパッケージ基板20内の応力の部分を有限要素法により解析した結果を示している。図2には、図1の構造の左半分について計算結果を図示してある。図2(a)は応力ゼロを仮定した場合を示し、図2(b)は実際に作用する応力を計算で求めた結果を示す。
Figure 0004234088
温度変化: -200°C
ポリイミド厚み: 20μm
はんだ厚み:表裏各20μm
チップ・パッケージ幅:1.0mm (図は半分の0.5mm)
チップ・パッケージ厚み: 0.2mm
はんだめっきフィルム30のベース36を形成する樹脂材料には、耐熱性に優れたポリイミド樹脂を用いた。SAWデバイスチップ10の主表面の中心部では56MPa、はんだ封止部内側端部には144MPaの引っ張り応力がかかっている。パッケージ基板20側には中心部で58MPa、はんだ封止部内側端部には169MPaの圧縮応力がかかっている。これらの値は従来構造において解析した図8における値のおおよそ半分の値である。
本発明のSAWデバイス1では、はんだ封止部に樹脂のベース36を挟み込んだことにより、柔らかい樹脂によりはんだ封止部に発生する応力を緩和することができ、SAWデバイスチップ10内に発生する応力を低減することができる。これにより、SAWデバイス1の信頼性の低下を防ぐことができる。
なお、上記実施例では、はんだめっきフィルムのベース36に用いる樹脂材料にポリイミドを用いたが、はんだ封止の加熱温度により分解などの劣化がなければ、他の樹脂材料、例えばエポキシ樹脂などの熱硬化樹脂、液晶ポリマーなどの熱可塑性樹脂などを用いることができる。高温部で可塑性を有する熱可塑性樹脂ではより応力を緩和することが可能となりより好ましい。
図3及び図4を用いて、前記フィルムのベース36に必要な条件について説明する。図3のグラフは、はんだめっきフィルム30に使用するベース36のヤング率をシミュレーションにより変化させて、SAWデバイスチップ10の圧電基板内部に発生する応力値を示したものである。応力値は圧電基板中央表面と圧電基板内で応力が最大となるはんだ接合端部での2箇所の値を示した。前記ベース36のヤング率がはんだのそれのおおよそ10分の1(E=5MPa)以下とすると、圧電基板内の発生応力がはんだのみで封止した場合に対して2/3以下となり、圧電基板内の応力を十分に下げることができる。なお、図3において、はんだめっきフィルム30に使用するベース36のヤング率が0となる値は、このベース36がない状態、すなわちはんだ等の金属のみで空隙を介して封止されている状態である。この状態は図1に示す実施例の弾性表面波デバイスにおいて、ベース36の樹脂を有機溶剤などにより取り除くことにより実現可能である。
図4のグラフは、はんだめっきフィルム30に使用するベース36の厚みをシミュレーションにより変化させて、SAWデバイスチップ10の圧電基板内部に発生する応力値を示したものである。応力値は図3と同様に、圧電基板中央表面と圧電基板内で応力が最大となるはんだ接合端部での2箇所の値を示した。はんだめっきフィルム30に使用するベース36の厚みが厚ければ厚いほど、圧電基板内に発生する応力は小さくなることが分かる。ベース36の厚みが20μm以上であれば、圧電基板内の発生応力がはんだのみで封止した場合に対して2/3以下となり、圧電基板内の応力を十分に下げることができる。
次に、図5及び図6を用いて本発明のSAWデバイス1の製造法を説明する。図5(a)において、200はSAWデバイスチップ10を複数個多面取り状に配置したパッケージ基板である。300は図6(a)に示すようなSAWデバイスチップ10を複数個多面取り状に配置したシート状のはんだめっきフィルムである。図6(b)は、はんだめっきフィルム300の中央部のメッシュ部拡大図である。メッシュ部はSAWデバイスチップ10の電極部を切り欠き、隣り合うSAWデバイスチップ10の封止部13(図1)をつなぐ形の梁で構成されている。図6(c)は、図6(b)のA−A部(梁部)の断面構造を示している。ベース36は打ち抜きなどの加工されたポリイミドなどの樹脂フィルムで形成されている。この樹脂フィルムで形成されたベース36上には、スパッタなどにより下地金属37が成膜され、さらにめっきなどによりはんだ層38が積層されている。
図5(a)において、SAWデバイスチップ10は、はんだめっきフィルム300を挟み込む形でパッケージ基板200上にフリップ実装されている。はんだめっきフィルム300を加熱融着した後に、SAWデバイスチップ10の間と上面を封止樹脂50で塗り込んでいる。SAWデバイス1同士の間(破線部の隙間)をダイシングなどの切断法により分離することにより、最終的に図5(b)の様な個々のSAWデバイスを完成する。
このようにして得られた図1のSAWデバイス1のパッケージは、パッケージ基板20、はんだメッキフィルム30及び封止樹脂50で形成される。そして、このパッケージの外界部とパッケージ内の電極11やパッド12、23が形成された空間とははんだ等の金属材料により隔離されており、樹脂材料のみで封止された場合に比べて、従来例のはんだ封止と同等の耐湿性などの信頼性能を維持することができる。
上記説明では分離されたSAWデバイスチップ10を個々にパッケージ基板200上に搭載する例を示したが、SAWデバイスチップ10が複数個つながった状態でパッケージ基板200上に搭載することも可能である。この場合には、SAWデバイスチップ10とパッケージ基板200、はんだめっきフィルム300を同時に切断することにより、個々のSAWデバイス1に分離することができる。更には、SAWデバイスチップ10はウエハ単位でパッケージ基板200上に搭載することも可能である。
本発明のデバイスの構造は弾性表面波フィルタに限定されるものではなく、デバイスチップとパッケージ基板の周辺部を、はんだを用いて中空に封止する場合において、デバイスチップとパッケージ基板との熱膨張係数が異なる場合にも適用することが可能である。本発明は、他の弾性波デバイス(例えばFBAR)や、基板上に回路が形成された他の様々なデバイスチップを含むものである。
本発明の一実施例に係るSAWデバイスの断面図である。 図1に示すSAWデバイスをはんだにより融着した後、室温まで冷却したときに発生するSAWデバイスチップとパッケージ基板内の応力の部分を有限要素法により解析した結果を示す図である。 図1に示すSAWデバイスのはんだめっきフィルムに使用するベースのヤング率をシミュレーションにより変化させて、SAWデバイスチップの圧電基板内部に発生する応力値を示した図である。 図1に示すSAWデバイスのはんだめっきフィルムに使用するベースの厚みをシミュレーションにより変化させて、SAWデバイスチップの圧電基板内部に発生する応力値を示す図である。 本発明の一実施例に係る弾性表面波デバイスの製造方法を示す図である。 本発明の一実施例に係る弾性表面波デバイスの製造方法を示す図である。 従来の弾性表面波デバイスの断面図である。 有限要素法により図7に示すSAWデバイスチップとパッケージ基板との間に発生する変位と応力を求めた結果を示す図である。
符号の説明
1 SAWデバイス
10 SAWデバイスチップ
11 電極
12 電極パッド
13 封止部
20 パッケージ基板
22 端子
23 パッド
24 封止部
30 はんだめっきフィルム
36 ベース
38 はんだ層
40 金属バンプ

Claims (8)

  1. セラミックスで形成されたパッケージ基板と、前記パッケージ基板の上に搭載されるデバイスチップと、前記パッケージ基板と前記デバイスチップとの間に設けられた気密封止用のはんだめっきフィルムとを有し、該はんだめっきフィルムは、樹脂で形成されたベースと、該ベース全体を覆うはんだ層とを有することを特徴とする電子部品。
  2. 前記はんだめっきフィルムは、前記デバイスチップの外周表面部分と前記パッケージ基板の外周表面部分とに接触していることを特徴とする請求項1記載の電子部品。
  3. 前記はんだめっきフィルムのヤング率が5MPa以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の電子部品。
  4. 前記はんだめっきフィルムの厚みが20μm以上であることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項記載の電子部品。
  5. 前記ベースは熱硬化性樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の電子部品。
  6. 前記ベースは熱可塑性樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項記載の電子部品。
  7. 前記はんだ層は、前記ベース上に形成された下地金属膜上に形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項記載の電子部品。
  8. 多面取りが可能なセラミックスのパッケージ基板上に樹脂で形成されたベースと該ベース全体を覆うはんだ層とを有する気密封止用のはんだめっきフィルムを設ける工程と、
    デバイスチップの周辺部分と前記パッケージ基板の周辺部分とに接触するように、前記デバイスチップを前記パッケージ基板上に搭載する工程と、
    前記はんだめっきフィルムのはんだを加熱溶融させることで、前記デバイスチップと前記パッケージ基板とを密着させる工程と、
    前記パッケージ基板と前記はんだめっきフィルムとを同時に切断する工程と
    を有することを特徴とする電子部品の製造方法。
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