JP4234030B2 - クローポール型モータのステータ集合体 - Google Patents

クローポール型モータのステータ集合体 Download PDF

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本発明は、軸線方向に並置された第1相ないし第N相のN個のステータリングが、環状のリターンパスと、前記リターンパスから径方向に突出するティースとをそれぞれ備え、第1相ないし第N相のティース間にN−1個の環状スロットを形成し、軸線方向一端側から他端側に向かってP番目(1≦P≦N−1)の環状スロットに第P相および第P+1相の巻線を収納してステータを構成し、前記ステータを軸線方向にN段に積層したクローポール型モータのステータ集合体に関する。
下記特許文献1に記載されたクローポール型モータのステータは、U相、V相およびW相の各相に対応して3個の単位ステータを備えており、各々の単位ステータは軸線方向に離間した2個のティースと、それらのティースを径方向外端で接続するリターンパスとを有して断面コ字状に形成されている。そして断面コ字状の単位ステータの内部に収納した環状の巻線に通電して独立した磁路を構成することで、その2個のティースの径方向内端にロータに対向するように突設した極性の異なる2種類の突起を磁化するようになっている。
ところで上記従来のものは、U相、V相およびW相の3個の単位ステータを軸線方向に積み重ねてステータを構成しているが、各々の単位ステータが、その内部に巻線を収納する環状スロットを備え、かつ2個のティースおよび2種類の突起を備えているために軸線方向の厚さが厚くなり、それらの単位ステータを3個積み重ねたステータの軸線方向の寸法が大型化する問題があった。
そこで本出願人は、軸線方向に複数のティースを並置し、隣接するティース間に形成された環状スロットに巻線を収納し、各ティースの径方向内端に軸線方向に延びてロータの外周面に対向する突起を設けたクローポール型モータを、特願2003−158898号により既に提案している。
この特願2003−158898号で提案されたクローポール型モータは、軸線方向に隣接するU相、V相およびW相ティース間に形成された第1、第2環状スロットを備えており、第1環状スロットにU相巻線および第1V相巻線を軸線方向に隣接して収納し、第2環状スロットに第2V相巻線およびW相巻線を軸線方向に隣接して収納している。
特開平7−227075号公報
ところで、上記特願2003−158898号で提案されたものは、第1、第2V相巻線のトータルのターン数がU相巻線のターン数およびW相巻線のターン数よりも多くなるため、後から発明の実施の形態において詳述するように、V相電流がU相電流およびW相電流よりも小さくなり、モータの実効トルクが低下する問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、クローポール型モータの各相の巻線のターン数の差による実効トルクの低下を防止することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、軸線方向に並置された第1相ないし第N相のN個のステータリングが、環状のリターンパスと、前記リターンパスから径方向に突出するティースとをそれぞれ備え、第1相ないし第N相のティース間にN−1個の環状スロットを形成し、軸線方向一端側から他端側に向かってP番目(1≦P≦N−1)の環状スロットに第P相および第P+1相の巻線を収納してステータを構成し、前記ステータを軸線方向にN段に積層したクローポール型モータのステータ集合体であって、各々のステータの第1相ないし第N相のティースの軸線方向の配列を順番にずらし、軸線方向に隣接する二つのステータの相互に対向する二つのティースの相を一致させたことを特徴とするクローポール型モータのステータ集合体が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、第1ステータ、第2ステータおよび第3ステータを軸線方向に順番に積層してなり、第1ステータはU相ティース、V相ティースおよびW相ティースが軸線方向に順番に配置され、第2ステータはW相ティース、U相ティースおよびV相ティースが軸線方向に順番に配置され、第3ステータはV相ティース、W相ティースおよびU相ティースが軸線方向に順番に配置されたことを特徴とするクローポール型モータのステータ集合体が提案される。
請求項1の構成によれば、N相のクローポール型モータのステータに設けたN−1個の環状スロットのP番目の環状スロットに、第P相および第P+1相の巻線をそれぞれ収納すると、第2相ないし第N−1相の巻線は二つの環状スロットに跨がって配置されるのに対し、第1相および第N相の巻線は一つの環状スロットだけに配置されるため、前者の巻線のインダクタンスに対して後者の巻線のインダクタンスが小さくなってしまい、このインダクタンスの差によって各相の電流が不均一になってモータの実効トルクの低下してしまう。しかしながら、軸線方向にN段に積層したステータの第1相ないし第N相のティースの配列を順番にずらし、軸線方向に隣接する二つのステータの相互に対向する二つのティースの相を一致させることで、ステータ集合体の全体として各相の巻線の数を一致させてインダクタンスの差をなくし、各相の電流を均一化してモータの実効トルクを高めることができる。
請求項2の構成によれば、軸線方向に順番に積層された第1〜第3ステータのうち、第1ステータはU相ティース、V相ティースおよびW相ティースを軸線方向に順番に配置し、第2ステータはW相ティース、U相ティースおよびV相ティースを軸線方向に順番に配置し、第3ステータはV相ティース、W相ティースおよびU相ティースを軸線方向に順番に配置したので、各相の電流を均一化して三相クローポール型モータの実効トルクを高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図12は本発明の一実施例を示すもので、図1はクローポール型モータを備えたハイブリッド車両のパワーユニットを示す図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線断面図、図5は図2の5−5線断面図、図6は第1ステータの一部破断斜視図、図7は第1ステータの分解斜視図、図8はクローポール型モータの磁束等価回路を示す図、図9はU相、V相、W相巻線のターン数が等しい場合の相電流の波形を示す図、図10はV相巻線のターン数がU相、W相巻線のターン数よりも大きい場合の相電流の波形を示す図、図11は従来例のクローポール型モータの相電流の波形を示すグラフ、図12は実施例のクローポール型モータの相電流の波形を示すグラフである。
図1に示すように、ハイブリッド車両のパワーユニットは、エンジンEおよびトランスミッションT間に配置されたクローポール型のモータMを備える。エンジンEのシリンダブロック11およびクランクケース12の右側面にモータケース13、トルクコンバータケース14およびミッションケース15が結合されており、シリンダブロック11およびクランクケース12間に支持されたクランクシャフト16の軸端にモータMのロータ17が固定される。ロータ17の外周に固定した複数の永久磁石18…に環状のステータ19が所定のエアギャップを介して対向しており、ステータ19を支持するステータホルダ20がシリンダブロック11およびクランクケース12とモータケース13との割り面に挟まれて固定される。
ステータ19は、実質的に同一構造の第1ステータ19A、第2ステータ19Bおよび第3ステータ19Cを軸線L方向に積層してなり、ロータ17は第1〜第3ステータ19A〜19Cに対して共用される。
トルクコンバータケース14に収納されたトルクコンバータ21は、タービンランナー22とポンプインペラ23とを備えており、タービンランナー22に結合されてポンプインペラ23を覆うサイドカバー24がドライブプレート25を介してモータMのロータ17に接続される。トルクコンバータ14のポンプインペラ23は、ミッションケース15に支持されたメインシャフト26の左端に結合される。
次に、図2〜図7を参照して三相交流で作動するモータMのステータ19の構造を説明する。第1ステータ19A、第2ステータ19Bおよび第3ステータ19Cは実質的に同一構造であるため、主に第1ステータ19Aを例にとって構造を説明する。
図7から明らかなように、第1ステータ19Aは圧粉材で一体成形されたU相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33と、1個のU相巻線34と、2個の第1、第2V相巻線35A,35Bと、1個のW相巻線36とを備える。U相ステータリング31、V相ステータリング32およびW相ステータリング33は軸線L方向に重ね合わされる。
図2、図3、図6および図7から明らかなように、U相ステータリング31は、環状に形成されたリターンパス31aと、このリターンパス31aの周方向等間隔位置から径方向内向きに延びる9個のU相ティース31b…と、これらのU相ティース31b…の径方向内端から更に径方向内向きに延びる9個の突起31c…とを備える。そして各々の突起31cの径方向内端は、L字状に屈曲して径方向の高さが基端側から先端側に向かってテーパー状に減少しながら軸線L方向片側に延びている。U相ティース31bは巻線34,35A,35B,36の径方向の高さに対応する部分であり、それよりも径方向内側の部分は突起31cとなる。
図2、図4、図6および図7から明らかなように、V相ステータリング32は、環状に形成されたリターンパス32aと、このリターンパス32aの周方向等間隔位置から径方向内向きに延びる9個のV相ティース32b…と、これらのV相ティース32b…の径方向内端から更に径方向内向きに延びる9個の突起32c…とを備える。そして各々の突起32cの径方向内端は、T字状に屈曲して径方向の高さが基端側から先端側に向かってテーパー状に減少しながら軸線L方向両側に延びている。V相ティース32bは巻線34,35A,35B,36の径方向の高さに対応する部分であり、それよりも径方向内側の部分は突起32cとなる。
図2、図5、図6および図7から明らかなように、W相ステータリング33はV相ステータリング32に関してU相ステータリング31と鏡面対称な部材であり、かつ裏返すことでU相ステータリング31と互換可能な同一形状を有している。W相ステータリング33の各部の符号は、U相ステータリング31の各部の符号の「31」を「33」に変更したものである。
本実施例のモータMは三相交流で作動するものであり、U相、V相およびW相の突起31c…,32c…,33c…は電気角で360°/3=120°ずつ周方向にずれて配置される。それに対してロータ17の各永久磁石18はU相、V相およびW相の突起31c…,32c…,33c…に対して共用されていて同一位相の磁束を発生する。これにより各相の突起31c…,32c…,33c…はロータ17に均一なトルクを発生させることができる。
図6から明らかなように、第1ステータ19Aの内周面に沿って順番に配置されるU相の9個の突起31c…、V相の9個の突起32c…およびW相の9個の突起33c…の軸線L方向の幅は、ロータ17の永久磁石18…の軸線L方向の幅に略等しくなっており、第1ステータ19Aおよびロータ17間の鎖交磁束を最大限に増加させてロータ17の出力トルクを増加させることができる。しかも各永久磁石18はU相、V相およびW相の突起31c…,32c…,33c…に対して共用されるので、各相の突起31c…,32c…,33c…に対応して永久磁石18…を軸線L方向に分割する必要をなくし、永久磁石18…の個数を削減することができる。
図3〜図6から明らかなように、U相ステータリング31のU相ティース31b…とV相ステータリング32のV相ティース32b…との間に第1環状スロット37が形成されており、この第1環状スロット37に予め巻回されたU相巻線34と第1V相巻線35Aとが収納される。またW相ステータリング33のW相ティース33b…とV相ステータリング32のV相ティース32b…との間に第2環状スロット38が形成されており、この第2環状スロット38に予め巻回されたW相巻線36と第2V相巻線35Bとが収納される。
即ち、実施例の三相のモータMでは、環状スロット37,38の数は相数の3から1を減算した2個であり、一方の第1環状スロット37には1相目(U相)および2相目(V相)の巻線34,35Aが収納され、他方の第2環状スロット38には2相目(V相)および三相目(W相)の巻線35B,36が収納されることになる。各々の巻線34,35A,35B,36は長方形断面の平角線を導線とするもので、例えば径方向に4層に巻回され、軸線L方向に4層に巻回される。
第1環状スロット37に収納されたU相巻線34および第1V相巻線35Aは、U相巻線34が径方向外側に配置され、第1V相巻線35Aが径方向内側に配置される。また第2環状スロット38に収納されたW相巻線36および第2V相巻線35Bは、W相巻線36が径方向外側に配置され、第2V相巻線35Bが径方向内側に配置される。
そしてスター結線されたU相巻線34、第1、第2V相巻線35A,35BおよびW相巻線36に三相交流電流を供給することで、第1ステータ19Aの内周面に順番に配置されたU相の突起31c…、V相の突起32c…およびW相の突起33c…に回転磁界を形成し、永久磁石18…との間に発生する電磁力でロータ17を回転駆動することができる。
このように、U相ステータリング31のU相ティース31b…とV相ステータリング32のV相ティース32b…とでU相巻線34および第1V相巻線35Aを挟んで固定し、かつW相ステータリング33のW相ティース33b…とV相ステータリング32のV相ティース32b…とでW相巻線36および第2V相巻線35Bを挟んで固定したので、各巻線34,35A,35B,36を固定するための特別の固定部材が不要になる。しかも各巻線34,35A,35B,36は第1、第2環状スロット37,38の内部に収納されて外部部品と干渉する虞がないため、外部部品の寸法管理が容易になる。
図3〜図5から明らかなように、第1ステータ19Aは右側から左側にU相ティース31b…、V相ティース32b…およびW相ティース33b…を備えているが、第2ステータ19Bは右側から左側にW相ティース33b…、U相ティース31b…およびV相ティース32b…を備えており、第3ステータ19Cは右側から左側にV相ティース32b…、W相ティース33b…およびU相ティース31b…を備えている。ステータ19全体でみると、図3〜図5に対応させたティースの相の配列は、
[U−W−V]−[V−U−W]−[W−V−U]
の順番になっている。つまり、第1〜第3ステータ19A〜19Cはティースの相の配列が一つずつ順番にずれており、第1、第2ステータ19A,19Bでは同じW相ティース33b…,33b…が対向し、かつ第2、第3ステータ19B,19Cでは同じ相ティース3b…,3b…が対向している。
ところで、第1ステータ19Aについて考えると、U相巻線34およびW相巻線36が各1本であるのに対し、第1、第2V相巻線35A,35Bが2本設けられているために各相のインダクタンスが等しくならず、各相の電流の位相がずれて電流値が一致せず、そのために効率の低下を招くという問題が発生する。以下、その理由を説明する。
図8(A)には従来の三相クローポール型のモータMの漏れ磁束の等価回路が示される。U相巻線34およびW相巻線36間に電流を流すと、図8(B)に示すように、各相の起磁力をVとし、相間の磁気抵抗をRとすると、
φa=φb=3V/2R
が成立し、鎖交磁束は3V/Rとなる。
またU相巻線34および第1、第2V相巻線35A,35B間に電流を流すと、図8(C)に示すように、
(φa−φc)R=2V
(φb+φc)R=V
−(φa−φc)R+(φb+φc)R+φcR=0
の関係から、
φa=3V/R,φb=0,φc=V/R
が成立し、鎖交磁束は6V/Rとなる。
以上のように、ターン数が同じU相巻線34およびW相巻線36間に電流を流した場合に対し、U相巻線34およびターン数がU相巻線36の2倍の第1、第2V相巻線35A,35B間に電流を流した場合、あるいはW相巻線36およびターン数がW相巻線36の2倍の第1、第2V相巻線35A,35B間に電流を流した場合には、鎖交磁束が2倍になることが分かる。
図9はU相電流、V相電流およびW相電流が等しく、かつ位相差が120°に揃っている場合の三相交流の波形を示すものである。それに対し、図10は、図8で説明した各相のインダクタンスの不一致により、V相電流が減少し、U相電流が進角し、W相電流が遅角することで、各相の電流の波形が不均一になった状態を示している。その結果、モータMの実効トルクが、図9のものに比べて、図10のものが低下する問題が発生する。
このように、第1ステータ19AだけではU相電流、V相電流およびW相電流の波形が不均一になってモータMの実効トルクが低下してしまうが、本実施例では第1ステータ19A、第2ステータ19Bおよび第3ステータ19Cを積層することで上記問題を解決している。即ち、第1ステータ19Aは第1、第2V相巻線35A,35Bを備え、第2ステータ19Bは第1、第2U相巻線34A,34Bを備え、第3ステータ19Cは第1、第2W相巻線36A,36Bを備えていることから、4本のU相巻線34,34,34A,34Bと、4本のV相巻線35,35,35A,35Bと、4本のW相巻線36,36,36A,36Bとが均等に配置されることになり、図9に示すように各相の相電流を均一化してモータMの実効トルクを増加させることができる。
尚、第1〜第3ステータ19A〜19Cを積層するとモータMの軸線L方向の厚さが3倍になるが出力トルクも3倍になるため、同一の出力トルクを得るのであれば、第1〜第3ステータ19A〜19Cのそれぞれの厚さを3分の1に薄くすることで、モータMの軸線L方向の厚さの増加を防止することができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例ではクローポール型のモータMをハイブリッド車両の走行用モータとして使用しているが、その用途は任意である。
また実施例のモータMはステータ19の内部にロータ17を配置したインナーロータ型であるが、本発明はステータの外部にロータを配置したアウターロータ型のモータに対しても適用することができる。
また実施例では第1、第2環状スロット37,38に2本の巻線を径方向に隣接して配置しているが、それらを軸線L方向に隣接して配置しても良い。
また実施例では三相のモータMを例示したが、本発明は四相以上のモータMに対しても適用することができる。
また実施例では各相のステータリング31,32,33をそれぞれ一体成形しているが、必要に応じてリターンパス31a,32a,33a、ティース31b…,32b…,33b…および突起31c…,32c…,33c…を分割して構成すれば、それらの設計自由度を高めることができる。
クローポール型モータを備えたハイブリッド車両のパワーユニットを示す図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3−3線断面図 図2の4−4線断面図 図2の5−5線断面図 第1ステータの一部破断斜視図 第1ステータの分解斜視図 クローポール型モータの磁束等価回路を示す図 U相、V相、W相巻線のターン数が等しい場合の相電流の波形を示す図 V相巻線のターン数がU相、W相巻線のターン数よりも大きい場合の相電流の波形を示す図 従来例のクローポール型モータの相電流の波形を示すグラフ 実施例のクローポール型モータの相電流の波形を示すグラフ
符号の説明
19A 第1ステータ
19B 第2ステータ
19C 第3ステータ
31a リターンパス
31b U相ティース
32a リターンパス
32b V相ティース
33a リターンパス
33b W相ティース
34 U相巻線
34A 第1U相巻線
34B 第2U相巻線
35 V相巻線
35A 第1V相巻線
35B 第2V相巻線
36 W相巻線
36A 第1W相巻線
36B 第2W相巻線
37 第1環状スロット
38 第2環状スロット
L 軸線

Claims (2)

  1. 軸線方向に並置された第1相ないし第N相のN個のステータリングが、環状のリターンパスと、前記リターンパスから径方向に突出するティースとをそれぞれ備え、第1相ないし第N相のティース間にN−1個の環状スロットを形成し、軸線方向一端側から他端側に向かってP番目(1≦P≦N−1)の環状スロットに第P相および第P+1相の巻線を収納してステータを構成し、前記ステータを軸線方向にN段に積層したクローポール型モータのステータ集合体であって、
    各々のステータの第1相ないし第N相のティースの軸線方向の配列を順番にずらし、軸線方向に隣接する二つのステータの相互に対向する二つのティースの相を一致させたことを特徴とするクローポール型モータのステータ集合体。
  2. 第1ステータ、第2ステータおよび第3ステータを軸線方向に順番に積層してなり、第1ステータはU相ティース、V相ティースおよびW相ティースが軸線方向に順番に配置され、第2ステータはW相ティース、U相ティースおよびV相ティースが軸線方向に順番に配置され、第3ステータはV相ティース、W相ティースおよびU相ティースが軸線方向に順番に配置されたことを特徴とする、請求項1に記載のクローポール型モータのステータ集合体。
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