JP4233650B2 - インキ組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はインキ組成物とその調製法、及びその使用法に関するものである。更に詳しく述べるならば、本発明はインキジェット印刷法に適した組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
米国特許第5,019,166号では、染料、液状媒体、及び界面活性剤から成る、サーマルインキジェット印刷用組成物を開示している。このとき、界面活性剤は、ポリオキシアルキル化エーテル類、両末端に陰イオン基を持つフルオロチオアルキル類、アルキル=アリールスルホナート(アリールスルホン酸アルキル)類、アルキルアミン第4級塩類、及びそれらの混合物から成るグループより選ばれるものである。また、開示されたインキ組成物をサーマルインキジェットプリンタより射出し、基材上に画像を印刷する方法も開示している。
【0003】
米国特許第5,401,303号では、鮮明な輪郭を描く第1のインキと、界面エネルギーの低い第2のインキとの界面に見られるハロ効果が、第1のインキにある種のフルオロカーボン化合物類を添加することにより誘起されるものであるプロセスを開示している。この添加によっても、第1のインキによる輪郭の鮮明さは保たれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
既知の組成物及びプロセスは、その意図した目的には適しているが、より改良されたインキ組成物が必要とされている。更に、貯蔵安定性のより優れたインキ組成物が必要とされている。また鮮明な輪郭の画像を印刷できるインキ組成物が必要とされている。更に、2色以上を近接して印刷しても、混色にじみが少ない又は無いインキ組成物が必要とされている。固化/融解安定性の優れたインキ組成物もまた必要とされている。更に、全ての色調を鮮明に印刷できるインキ組成物が必要とされている。また、紙基材上に印刷しても透き透しの少ないインキ組成物が必要とされている。更にまた、着色料として顔料を含むインキ組成物がフッ化物を含んでいる場合においても、混色にじみが少ない、染料含有インキ組成物が必要とされている。
【0005】
本発明の目的は、上記の長所を持つインキ組成物を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明(又はその特有の実施の形態)の目的は、水と、少なくとも一つのアニオン官能基と前記アニオン官能基と会合するカチオン対イオンとを持つアニオン染料と、式[[(F2n+1CnCH2CH2S)2(CH3)C−CH2CH2COO−][B+](ここで、nは8〜20の整数、及びBはカチオンである)で示される物質と、を含むインキ組成物で、前記カチオン対イオンが、テトラメチルアンモニウムであり、前記インキ組成物中に含まれるアルカリ金属カチオン類が1×10−3モル/リットル以下であることを特徴とするインキ組成物により達成できる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明のインキは水性液状ビヒクルを含むものである。液状ビヒクルは、単独の水のみ、又は水と水に可溶又は水と混和する有機成分との混合物であり、その有機成分は、例えば、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール類、グリセリン、ジプロピレングリコール類、ポリエチレングリコール類、ポリプロピレングリコール類、トリプロピレングリコール=モノメチルエーテル、アミド類、エーテル類、尿素、尿素置換体、エーテル類、カルボン酸類及びその塩類、エステル類、アルコール類、有機スルフィド類、有機スルホキシド類、スルホン類(例えば、スルホラン)、アルコール誘導体、カルビトール、ブチルカルビトール、セルソルブ、エーテル誘導体、アミノアルコール類、ケトン類、N−メチルピロリドン、2−ピロリドン、シクロヘキシルピロリドン、ヒドロキシエーテル類、アミド類、スルホキシド類、ラクトン類、高分子電解質類、メチル=スルホニルエタノール、イミダゾール、及びその他の水に可溶又は水と混和する物質、及びそれらの混合物である。水と水に可溶又は混和する有機溶媒との混合物を液状ビヒクルとして用いる場合、水と有機溶媒の比率は、通常約100:0〜約30:70、望ましくは約97:3〜約40:60の範囲である。水以外の液状ビヒクル成分は通常、水(100℃)以上の沸点をもつ湿潤剤として働く。本発明のインキ組成物中において、液状ビヒクルは通常インキの約60〜約95重量%、望ましくは約70〜約90重量%を占めるが、この範囲を越えても差支えない。
【0008】
また、インキ中には次の式で示される物質が含まれる。
【0009】
【化1】
ここで、nは約8〜約20の整数、及びBはカチオンである。ある実施の形態においては、nは10、及びBは(HO−CH2CH2)2NH2 +であった。適当な他のカチオンの例としては、アンモニウム、(HO−CH2CH2)3NH+、(HO−CH2CH2)NH3 +、イミダゾリウム、N−メチルイミダゾリウム、又はN−ブチルイミダゾリウムなどのイミダゾリウムカチオン、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン=ヒドロクロリド、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン=ヒドロシトラート、プロトン化1,4−ジアザビシクロ[2.2.2]オクタン、等が挙げられる。この式で示される物質は、例えば、ニューヨーク州アーズレイ(ノースカロライナ州グリーンスボロ)、チバガイギーより、ロジン(LODYNE) P−201として入手できる。上記の式で示されるフッ化物は、インキ中に効果的な又は必要な量含まれる。通常、インキの約0.1〜約10重量%、望ましくは約0.5〜約5重量%であるが、この範囲を越えても差支えない。
【0010】
また、本発明のインキ組成物にはアニオン染料が含まれている。適当な染料の例としては、フード ブラック No.1、フード ブラック No.2、フード レッド No.40、フード ブルー No.1、フード イエロー No.7等のフード染料類、FD & C染料類、アシッド ブラック染料類(No.1、7、9、24、26、48、52、58、60、61、63、92、107、109、118、119、131、140、155、156、172、194等)、アシッド レッド染料類(No.1、8、32、35、37、52、57、92、115、119、154、249、254、256等)、アシッド ブルー染料類(No.1、7、9、25、40、45、62、78、80、92、102、104、113、117、127、158、175、183、193、209等)、アシッド エロー染料類(No.3、7、17、19、23、25、29、38、42、49、59、61、72、73、114、128、151等)、ダイレクト ブラック染料類(No.4、14、17、22、27、38、51、112、117、154、168等)、ダイレクト ブルー染料類(No.1、6、8、14、15、25、71、76、78、80、86、90、106、108、123、163、165、199、226等)、ダイレクト レッド染料類(No.1、2、16、23、24、28、39、62、72、236等)、ダイレクト エロー染料類(No.4、11、12、27、28、33、34、39、50、58、86、100、106、107、118、127、132、142、157等)が挙げられる。本発明のインキに用いられる望ましい染料の例としては、マサチューセッツ州デイトン、ゼネカ カラーズ(Zeneca Colours)より入手できる、プロジェット ファスト シアン(PROJET FAST CYAN) 2、プロジェット ファスト イエロー 2、プロジェット ファスト マゼンタ 2、プロジェット ファスト ブラック 2等の、プロジェット ファスト 2 シリーズの染料が挙げられる。これらの染料を用いることにより、100万回のパルス放射の後もインキの粘度が増加、減少、又は熱沈殿が生じないなど、熱安定性が向上し、耐水性に優れ、全ての色調を鮮明に印刷し、高い光学濃度、及びインキ中の染料濃度を低くできるなどの効果がある。
【0011】
通常市販されているアニオン染料は、そのアニオン基が、Na+、Li+、K+等のアルカリ金属カチオン対イオンと会合しているものである。対イオンとしてアルカリ金属カチオンを含むアニオン染料が、本発明のインキ中に存在するフッ化物と混合された場合、フッ化物と染料が反応して塩が生じ、このためインキ組成物の貯蔵安定性が低下する。塩の生成によりインキが二相に分離し、上相(インキ組成の大部分を占める)は、普通紙基材上に異なる色のインキと近接して印刷を行った場合、好ましくない混色にじみが甚だしい。アルカリ金属対イオンを非金属対イオンで置換することにより、塩の生成を抑え、これにより混色にじみを調整し、本発明のインキ組成物の貯蔵安定性を高めると考えられる。
【0012】
適当又は必要であれば、いかなるカチオン対イオンも用いることができる。適当なカチオン対イオンの一例としては、次の一般式で示される物質が挙げられる。
【0013】
【化2】
ここで、各R1、R2、R3、及びR4はそれぞれ、水素又はアルキル基(環式アルキル基を含む。ここで、アルキル基は例えば水酸基、ハロゲン基などで置換されていてもよい)であり、アルキル基の炭素数は望ましくは1〜約10、更に望ましくは1〜約7である。このような物質は、アンモニア、プロトン化第1級アミン類、プロトン化第2級アミン類、プロトン化第3級アミン類、第4級アンモニウム化合物類等である。
【0014】
その他、カチオン対イオンの適当な例としては、プロトン化エチレンジアミン、プロトン化ジエチレントリアミン、プロトン化トリエチレンテトラミン、プロトン化テトラエチレンペンタミン、プロトン化ペンタエチレンヘキサミン、プロトン化ニトリロトリセチルアミン、プロトン化N,N´−(ジアミノエチル)ピペラジン、プロトン化ピペラジニルエチルエチレンジアミン、プロトン化アミノエチルトリエチレンテトラミン、プロトン化ピペラジニルエチルジエチレントリアミン、プロトン化N,N´−ビス(3−アミノプロピル)エチレンジアミン、プロトン化1,4−ビス(3−アミノプロピル)ピペラジン、プロトン化N,N´−ビス(3−アミノプロピル)−1,3−プロパンジアミン、プロトン化N,N´−ビス(2−アミノエチル)−1,3−プロパンジアミン、プロトン化N,N´−ビス(3−アミノプロピル)−1,4−ブタンジアミン等、及びそれらの混合物などの、プロトン化多官能アミン類が挙げられる。
【0015】
他のカチオン対イオンの適当な例は、次の一般式で示されるカチオンアミド類である。
【0016】
【化3】
ここで、R1は水素、炭素数が望ましくは1〜約16、更に望ましくは1〜約10であるアルキル基(環式アルキル基を含む。ここで、アルキル基は例えば水酸基、ハロゲン基などで置換されていてもよい)、アミン基(第1、第2、第3、第4級アミン類を含む)、又は炭素数が望ましくは1〜約16、更に望ましくは1〜約10であるアルコキシ基であり、R2、R3及びR4はそれぞれ、水素又は炭素数が望ましくは1〜約16、更に望ましくは1〜約10であるアルキル基(環式アルキル基を含む。ここで、アルキル基は例えば水酸基、ハロゲン基などで置換されていてもよい)である。
【0017】
適当なカチオンの特定の例としては、アンモニウム(NH4 +)、メチルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、エチルアンモニウム、ジエチルアンモニウム、β−ヒドロキシエチルトリメチルアンモニウム(コリンカチオン、(CH3)3NCH2CH2OH+)、トリメタノールアンモニウム、モノエタノールアンモニウム、ジエタノールアンモニウム、トリエタノールアンモニウム、プロトン化ジメチルアミノプロピルアミン、等が挙げられる。
【0018】
他の適当な非アルカリ金属対イオンも用いることができる。
【0019】
製造元より入手したアニオン染料がアルカリ金属対イオンを含んでいる場合には、これを適当又は必要な方法で非金属対イオンに置き換えることができる。例えば、逆浸透法によりカチオンの交換を行うことができる。またイオン交換によってもカチオンの交換を行うことができる。ひとつは2段階の方法で、まず、会合したアルカリ金属対イオンを含む染料を、酸を負荷したイオン交換樹脂に通し、次にこの酸型の染料を、[C]+[OH]-(ここで、C+は目標とするカチオンである)の形でカチオンを含む水溶液と反応させるものである。また、1段階の方法では、染料を必要とする対イオンを負荷したイオン交換樹脂に通すものである。逆浸透法及びイオン交換法で染料のカチオンを交換する方法は、例えば、本件の参考文献にその内容が全て含まれている、米国特許第4,761,180号、米国特許第4,786,327号、米国特許第4,810,292号、米国特許第5,026,425号、及び米国特許第5,342,439号で開示されている。他の必要又は適当なカチオン交換法も用いることができる。例えば、アルカリ金属カチオンを含む染料を酸型に変え、次に必要とされる塩基(目的とするカチオンの水酸化物、酸型の染料と反応し、望むカチオンに変換できるアミンなど)で中和する方法等である。
【0020】
本発明のインキ中には、アルカリ金属カチオンが存在しないことが望ましい。製造元より入手したアルカリ金属対イオンを含む染料を、非金属対イオンで交換した場合、本インキ中に含まれるアルカリ金属カチオンは、通常約1×10-3モル/リットル以下、望ましくは約1×10-4モル/リットル以下、更に望ましくは約1×10-5モル/リットル以下である。
【0021】
染料はインキ組成物中に効果的な量含まれる。通常インキの約0.5〜約15重量%、望ましくは約1〜約10重量%であるが、この範囲を越えても差支えない。
【0022】
インキ組成物は、一般的にサーマルインキジェット印刷法での使用に適した粘度である。室温(約25℃)においては通常、インキの粘度は約5センチポアズ以下、望ましくは約1〜約3センチポアズであるが、この範囲を越えても差支えない。
【0023】
本発明のインキ組成物は、適当な又は望ましいpHに調整できる。サーマルインキジェット印刷法の、幾つかの実施の形態において、pH値は通常約8〜約9.5、望ましくは約8.0〜約9.0であるが、この範囲を越えても差支えない。
【0024】
本発明はまた、本発明のインキ組成物をインキジェット印刷装置に用い、インキの微細液滴を発生させて基材上に画像パターンを射出する方法をその目的としている。特に望ましい実施の形態では、印刷装置において、ノズル中のインキを画像パターンに従って選択的に加熱し、これによりインキの微細液滴を発生させて画像パターンに沿って射出する、サーマルインキジェット法を用いている。ゼロックス(登録商標)4024紙等の普通紙、罫線付きノート紙、ボンド紙、シャープ社のシリカコート紙やJuJo紙等のシリカコート紙、透明画基材、織物、繊維製品、プラスチック類、高分子フィルム、金属などの無機基材や木材等、基材として適当であれば、いかなるものも使用できる。望ましい実施の形態では、普通紙のような多孔性又はインキを吸収し易い基材に印刷を行っている。
【0025】
【実施例】
実施例1.
通常、対イオンとして会合しているナトリウムイオンを、テトラメチルアンモニウムで置換した、アシッド エロー 23染料のテトラメチルアンモニウム塩を製造業者(トリコン カラーズ(Tricon Colors) )より入手した。
【0026】
インキ組成物は、以下の成分を単に混合することにより調製した。
【0027】
【表1】
このようにして調製されたインキを、0.45μm孔径の47mmメムテック(Memtec) PPDISC−0.45−47−100 フィルターを用い、10ポンド/平方インチ(703.70g/cm2)の圧力で31秒以上の時間をかけてろ過した。得られたインキは、25℃における粘度が2.56センチポアズ、電気伝導率が5.04ミリモー(ミリジーメンス)、表面張力が28.8ダイン/センチメートル、及び24℃におけるpHが8.93であった。
【0028】
このインキを1000回転/分で5分間遠心分離にかけたが、インキは均一なままで、相分離は見られなかった。
【0029】
比較のため、ナトリウム対イオンと会合しているアシッド エロー23染料を用い、他は実施例1と同じ組成でインキを調製した。このとき、インキ中のナトリウムイオン濃度は約1×10-2モル/リットルであった。このようにして調製したインキを1000回転/分で5分間遠心分離にかけたところ、ロジン P−201がナトリウム塩となって塩析した結果、相分離が見られた。
【0030】
更に比較のため、安定で均一なテトラメチルアンモニウム染料を含むインキに塩化ナトリウムの水溶液を加えたところ、インキの安定が崩れ、遠心分離にかけると相分離が見られた。
Claims (1)
- 水と、少なくとも一つのアニオン官能基と前記アニオン官能基と会合するカチオン対イオンとを持つアニオン染料と、式[[(F2n+1CnCH2 CH2S)2(CH3)C−CH2CH2COO−][B+](ここで、nは8〜20の整数、及びBはカチオンである)で示される物質と、を含むインキ組成物で、前記カチオン対イオンが、テトラメチルアンモニウムであり、前記インキ組成物中に含まれるアルカリ金属カチオン類が1×10−3モル/リットル以下であることを特徴とするインキ組成物。
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