JP4230959B2 - メディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラム - Google Patents

メディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラム Download PDF

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Description

本発明は、時間の経過に伴って変化していく音声や映像などの時系列データが記録されたメディアデータの再生制御を行うメディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラムに関するものである。
一般的に、ビデオデータやオーディオデータ等の時間の経過に従って変化していくメディアデータは、CD−ROM、DVD、ハードディスク、フラッシュメモリ、ビデオテープ等の記録媒体に記録されて提供されている。このようなメディアデータを読み出して再生する場合には、最初から再生する他、メディアデータの中で再生を希望する位置を検索してメディアデータの途中の再生位置から再生する場合も考えられる。このような場合、利用者はリモコンなどの再生制御インターフェイスあるいはメディアデータ再生装置の再生インターフェイス画面を利用して、早送りボタンや巻き戻しボタンを使用して所望の再生位置と思われる位置まで移動して再生を行い、希望する位置でない場合には、さらに早送りボタンや巻き戻しボタンを使用して所望の再生位置を検索する作業を繰り返す必要がある。
しかし、このような再生位置の検索は利用者にとって煩雑な作業を強いることになる。このため、従来技術の映像提供システムでは、再生制御インターフェイス画面に、スライダと呼ばれる操作領域を設定し、その操作領域中のボタンを移動させることによって再生位置を制御して、所望の再生位置を検索し、早送りや巻き戻しや再生の動作を容易に行うことができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
また、所望の再生位置かどうかを再生せずに知る方法としては、ビデオデータに関しては動画から一定区間ごとに抜き出した静止画を縮小し、並べてサムネイル表示を行う技術が一般的に知られている。
特開平11−127420号公報
しかしながら、このような従来技術では、スライダによって指定できる領域の範囲には限度があるため、長時間記録されたメディアデータの場合、全再生時間分をスライダの小さな領域に割当てなければならず、このため、所望の再生位置を検索する場合、時刻の精度が低くなり、所望の再生位置の検索が困難になるという問題がある。
また、サムネイル表示を行う従来技術では、画像が小さくなりすぎて、所望の再生位置かどうかの判断が難しくなり、所望の再生位置の検索が困難になるという問題がある。
特に、メディアデータが音声データのみを記録したオーディオデータである場合には、利用者に視覚的に再生位置を把握させることができず、このため、指定した再生位置が所望の再生位置であるかどうかは、オーディオデータを実際に再生する以外には把握させることができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、再生時間が長時間のメディアデータであっても、メディアデータの各時刻での情報を再生位置の指定精度と同精度で表示することを可能にすることにより、メディアデータの再生位置の検索を容易にかつ高精度で行うことができるメディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータを記憶するメディアデータ記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、前記記憶手段に記憶されたメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、時系列順に前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手段と、前記再生制御手段によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備え、前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、前記メディアデータ記憶手段から再生位置における時刻を読み出し、読み出した前記時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生装置である。
また、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータをリアルタイムに逐次取得するメディアデータ取得手段と、前記メディアデータ取得手段によって取得したメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、前記メディアデータ取得手段によって取得したメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、時系列順に前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手段と、前記再生制御手段によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備え、前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生装置である。
また、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータと、前記メディアデータと前記メディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴および特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を記述したメタデータとを記憶するメディアデータ記憶手段と、前記記憶手段に記憶されたメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、前記記憶手段に記憶されたメタデータから前記メディアデータの再生時刻に対応する特徴情報を取得する特徴情報読み取り手段と、前記記憶手段に記憶されたメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を時系列順に前記再生制御表示手段に表示するとともに、前記特徴情報読み取り手段によって取得した前記特徴情報を、前記特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手段と、前記再生制御手段によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備え、前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、前記メディアデータ記憶手段から再生位置における時刻を読み出し、読み出した前記時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生装置である。
また、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータを再生するメディアデータ再生装置と、前記メディアデータ再生装置とネットワークで接続され、前記メディアデータの再生制御を操作する遠隔操作装置とを備えたメディアデータ再生システムであって、前記遠隔操作装置は、前記メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、前記メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、時系列順に前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報を生成する再生制御手段と、前記再生制御手段によって生成された再生制御指示情報を前記メディアデータ再生装置に送信する再生制御送信手段と、を備え、前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動する旨の前記再生制御指示情報を生成し、前記メディアデータ再生装置は、前記遠隔操作装置から前記再生制御指示情報を受信する再生制御受信手段と、前記再生制御受信手段によって受信した前記再生制御指示情報で指示された前記再生時刻の位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備えたことを特徴とするメディアデータ再生システムである。
また、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手順と、前記再生制御手順によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生プログラムである。
また、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータをリアルタイムに逐次取得するメディアデータ取得手順と、前記メディアデータ取得手順によって取得したメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、前記メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手順と、前記再生制御手順によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生プログラムである。
また、本発明は、メディアデータ記憶手段に記憶され、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴および特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を記述したメタデータから前記メディアデータの再生時刻に対応する特徴情報を取得する特徴情報読み取り手順と、前記メディアデータ記憶手段に記憶された前記メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示するとともに、前記特徴情報読み取り手段によって取得した前記特徴情報を、前記特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手順と、前記再生制御手順によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、前記メディアデータ記憶手段から再生位置における時刻を読み出し、読み出した前記時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生プログラムである。
また、本発明は、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータを再生するメディアデータ再生装置で再生される前記メディアデータの再生制御を遠隔操作することをコンピュータに実行させるための遠隔操作プログラムであって、前記メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報を生成する再生制御手順と、前記再生制御手順によって生成された再生制御指示情報を前記メディアデータ再生装置に送信する再生制御送信手順と、をコンピュータに実行させ、前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻に関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動する旨の前記再生制御指示情報を生成することを特徴とする遠隔操作プログラムである。
また、本発明は、ネットワークに接続された遠隔操作装置からの指示によって時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータの再生制御および再生をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、前記遠隔操作装置は、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻に関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報を生成して、生成された前記再生制御指示情報を送信し、前記遠隔操作装置から前記再生制御指示情報を受信する再生制御受信手順と、前記再生制御受信手順によって受信した前記再生制御指示情報で指示された再生時刻の位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムである。
本発明によれば、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に、メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者にメディアデータの再生位置を選択させる一または複数の時刻図形情報を時系列順に表示し、表示された時刻図形情報の中から利用者によって選択された時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動して、移動された再生位置からメディアデータを再生することで、メディアデータの再生位置の検索を容易に行うことができるという効果を奏する。また、本発明によれば、時刻図形情報を2次元表示するか、もしくはスクロールバーを配置するか、もしくはその両方を使用することで、長時間のメディアデータであっても、高精度に再生位置指定が行えるという効果を奏する。
また、本発明によれば、メディアデータをリアルタイムに逐次取得して、リアルタイムに逐次取得したメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に、メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者にメディアデータの再生位置を選択させる一または複数の時刻図形情報を時系列順に表示し、表示された時刻図形情報の中から利用者によって選択された時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動して、移動された再生位置からメディアデータを再生することで、再生時間が長時間のメディアデータをリアルタイムに取得する場合に、メディアデータの各時刻での情報を再生位置の指定精度と同精度で表示することができ、メディアデータの再生位置の検索を容易にかつ高精度で行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、メディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴および特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を記述したメタデータからメディアデータの再生時刻に対応する特徴情報を取得し、複数の時刻図形情報を時系列順に前記再生制御表示手段に表示するとともに、取得した特徴情報を、特徴情報の再生時刻に関連付けられた時刻情報と関連付けて再生制御表示手段に表示し、表示された時刻図形情報の中から利用者によって選択された時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動し、移動された再生位置からメディアデータを再生することで、メディアデータの各時刻での情報を再生位置の指定精度と同精度で表示することができ、メディアデータの再生位置の検索を容易に行うことができるという効果を奏する。また、本発明によれば、予め特徴情報を記述したメタデータからメディアデータの再生時刻に対応する特徴情報を取得して、取得した特徴情報に基づいて特徴図形情報を表示しているので、メディアデータから特徴を抽出したり、抽出した特徴情報を保存したりする必要がなくなり、装置構成を簡易にするとともに、再生制御の処理速度の向上を図ることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、遠隔操作装置において、メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者に前記メディアデータの再生位置を選択させる一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって選択された時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報をメディアデータ再生装置に送信し、メディアデータ再生装置において、遠隔操作装置から受信した再生制御指示情報で指示された再生時刻の位置からメディアデータを再生することで、利用者がメディアデータ再生装置と離れた場所にいる場合でも、再生時間が長時間のメディアデータの各時刻での情報を再生位置の指定精度と同精度で表示することができ、メディアデータの再生位置の検索を容易にかつ高精度で行うことができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかるメディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラムの最良な実施の形態を詳細に説明する。
(実施の形態1)
実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置は、表示装置の再生制御表示画面に、メディアデータの各再生時刻を示す時刻図形を長方形状の領域に時系列に配列表示し、各再生時刻のデータに関連する特徴を抽出し、その特徴を示す特徴図形を時刻図形に対応づけて表示し、利用者が所望の時刻図形を指定することにより、指定された時刻図形の再生開始時刻の位置に再生位置を移動して再生するものである。
図1は、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。図1において、矢印はデータの流れを示している。本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置は、図1に示すように、メディアデータ再生部110と、再生制御インターフェイス部120と、特徴情報保存部130と、特徴抽出部140とを備えている。そして、メディアデータ再生部110には、スピーカ114と、表示合成部116を介して表示装置117が接続されている。
メディアデータ再生部110は、メディアデータを記憶すると共に、メディアデータの再生処理を行うものであり、メディアデータ記憶部111と、データ選択部112と、オーディオデコーダ113と、ビデオデコーダ115と、を備えた構成となっている。
メディアデータ記憶部111は、例えばCD−ROMやハードディスクやフラッシュメモリやビデオテープであり、少なくとも一つのメディアデータが保存されている。メディアデータは、音声データと画像データとを含むデータであり、時間の経過に従って内容が変化していく時系列メディアデータである。メディアデータは、メディアデータ記憶部111内部で一意的な名称(例えば、ファイル名等)に関連付けられており、メディアデータを利用者が検索し選択する際にこの一意な名称が表示装置117に表示されるようになっている。
データ選択部112は、利用者の指定によってメディアデータ記憶部111に記録されているメディアデータを検索し、再生を行うメディアデータを選択するものである。例えば、本実施の形態のメディアデータ再生装置100がPC(Personal Computer)の場合には、ファイルシステムで管理されているメディアデータ記憶部111としてのハードディスクドライブ(HDD)にメディアデータがファイル単位で記憶されており、データ選択部112による操作は、ファイルを選択する操作に該当する。また、例えば、本実施の形態のメディアデータ再生装置100がビデオデッキであればビデオテープを入れる動作に該当する。このデータ選択部112により、利用者は再生を希望するメディアデータを選択する。
オーディオデコーダ113は、メディアデータ中の音声データをオーディオデータに変換するものである。スピーカ114は、オーディオデコーダ113によって変換したオーディオデータを出力するものである。
ビデオデコーダ115は、メディアデータ中の画像データをビデオデータに変換するものである。表示合成部116は、ビデオデコーダ115から受け取ったビデオデータと再生制御インターフェイスから受け取った、後述する時刻図形や特徴図形などのデータを合成するものである。
表示装置117は、例えばディスプレイ装置であり、表示合成部116によって合成されたビデオデータを出力するものである。
再生制御インターフェイス部120は、メディアデータの再生制御を行うものであり、再生制御部121と、再生制御インターフェイス122と、ポインティングデバイス123とを主に備えている。
再生制御部121は、再生制御インターフェイス122によって指定された再生位置からメディアデータの再生を行う再生制御を行うものである。
再生制御インターフェイス122は、利用者に対して再生制御に関する各種図形、すなわち時刻図形、特徴図形、制御図形などを表示装置に表示する処理を行うものである。また、再生制御インターフェイス122は、利用者からポインティングデバイス123により指定された時刻図形のイベントを受信し、メディアデータの再生位置を、指定された時刻図形に対応付けられている再生時刻の位置に移動する処理やその他再生制御に関する処理を行う。ここで、再生制御部121と再生制御インターフェイス122は、本発明における再生制御手段に相当する。また、時刻図形は本発明における時刻図形情報に相当し、特徴図形は本発明における特徴図形情報に相当し、制御図形は本発明における制御図形情報に相当する。
ポインティングデバイス123は、マウス、タブレット、タッチパネル等の入力装置である。
特徴情報保存部130は、例えばHDDやメモリ等の記憶媒体であり、テキストデータベース131と、音声区間データベース132と、話者情報データベース133と、顔データベース134と、シーンチェンジデータベース135とを格納している。
特徴抽出部140は、メディアデータの各時刻における特徴を抽出して特徴情報保存部130に格納するものであり、テキスト変換部141と、音声区間検出部142と、話者識別部143と、顔認識部144と、シーンチェンジ認識部145とを備えている。
テキスト変換部141は、オーディオデコーダ113から受け取ったオーディオデータと音声区間検出部142から受け取った音声区間データとから音声区間内のオーディオデータをテキストデータに変換し、変換したテキストデータをテキストデータベース131に登録するものである。かかる変換には、公知の音声認識技術を利用する。テキストデータには、文字単位や単語単位や文単位で開始時刻と終了時刻が関連付けられる。
音声区間検出部142は、オーディオデコーダ113から受け取ったオーディオデータに音声が存在するかどうかを判断し、音声が存在する場合にはオーディオデータの音声が含まれている区間(開始時刻と終了時刻)を示す音声区間データを音声区間データベース132に登録するものである。
話者識別部143は、オーディオデコーダ113から受け取ったオーディオデータと音声区間検出部142から受け取った音声区間データとから、音声区間内のオーディオデータに対して、話者を識別し、話者データを生成して話者情報データベース133に登録するものである。話者情報には、例えば話者の識別番号(ID)と音声区間検出部142から得た音声の開始時刻と終了時刻が含まれる。
顔認識部144は、ビデオデコーダ115から受け取ったビデオデータから人物の顔が映っているか否かを判断し、映っている場合にはその顔の人物の特定をして、顔が映っている時間帯(開始時刻と終了時刻)示す顔存在区間データを顔データベース134に登録するものである。さらに、映っている顔の人物を特定できた場合は、顔存在区間データにその人物の顔を特定する顔IDを開始時刻と終了時刻に対応付ける。
シーンチェンジ認識部145は、ビデオデコーダ115から受け取ったビデオデータから場面の変化(シーンチェンジ)が発生している時刻を判断し、シーンチェンジがビデオデータのどの時刻に発生しているかを示すシーンチェンジデータをシーンチェンジデータベース135に登録するものである。
次に、再生制御インターフェイス部120の再生制御インターフェイス122について詳細に説明する。図2は、再生制御インターフェイス122の機能的構成を示すブロック図である。再生制御インターフェイス122は、図2に示すように、描画部122aと、制御部122bと、制御情報記憶部122cと、図形記憶部122dとを備えている。
図形記憶部122dは、時刻図形、特徴図形、制御図形の描画情報が予め記憶されたものであり、具体的には、ROM(Read Only Memory)やRAM(Ramdom Access Memory)などのメモリやHDD等である。
制御情報記憶部122cは、再生時刻と時刻図形とを対応付けた時刻データと、リピート再生やジャンプなどの再生制御を行うための再生制御データを記憶するものであり、具体的には、RAMなどのメモリやHDD等である。
描画部122aは、時刻図形、特徴図形、制御図形等の各図形を表示合成部116に受け渡し、表示装置130への描画処理を行うものである。
制御部122bは、ポインティングデバイス123から時刻図形を利用者が指定した場合のイベントを受信したり、その他、再生制御インターフェイス122全体の制御を行ったりするものである。
次に、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置100のハードウェア構成について説明する。図3は、メディアデータ再生装置100のハードウェア構成を示す模式図である。本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置100は、CPUなどの制御装置と、ROMやRAMなどの記憶装置と、HDD、CDドライブ装置、DVDドライブ装置などの外部記憶装置とを有する本体部301と、ディスプレイ装置などの表示装置117と、マウスなどポインティングデバイス123やキーボード等の入力装置と、スピーカ114等の音声出力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
メディアデータとして映像を扱う場合には表示装置117のディスプレイ画面304の動画表示領域303に動画が表示され、さらに動画表示領域303の下方に再生制御表示画面302が表示される。また、メディアデータとして音声を扱う場合にはディスプレイ画面304に再生制御表示画面302のみが表示される。上述した表示合成部116は、図3に示すように、動画と再生制御表示画面302を合成してディスプレイ画面304に表示する。ここで、再生制御表示画面302は本発明における再生制御表示手段に相当する。
なお、本実施の形態のメディアデータ再生装置で実行されるメディアデータ再生プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施の形態のメディアデータ再生装置で実行されるメディアデータ再生プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施の形態のメディアデータ再生装置で実行されるメディアデータ再生プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施の形態のメディアデータ再生装置で実行されるメディアデータ再生プログラムは、上述した再生制御部121、再生制御インターフェイス122、テキスト変換部141、音声区間検出部142、話者識別部143、顔認識部144およびシーンチェンジ認識部145を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU(プロセッサ)が上記記憶媒体からメディアデータ再生プログラムを読み出して実行することにより上記各部が主記憶装置上にロードされ、再生制御部121、再生制御インターフェイス122、テキスト変換部141、音声区間検出部142、話者識別部143、顔認識部144およびシーンチェンジ認識部145が主記憶装置上に生成されるようになっている。なお、メディアデータ記憶部111、データ選択部112、ビデオデコーダ115、オーディオデコーダ113、表示合成部116は、ハードウェアで構成する他ソフトウェアで構成してもよい。
次に、再生制御表示画面302について説明する。図4は、本実施の形態のメディアデータ再生装置100で表示される再生制御表示画面302の一例を示す模式図である。
図4に示すように、再生制御表示画面302には、時刻図形A1(1,1)、A1(1,2)、・・・、A1(1,8)、A1(2,1)が2次元の長方形状A1に配列表示されている。また、メディアデータの特徴を表す特徴図形A7,A8,A10,A11と吹き出し図形A9と制御図形A12a,A12bがこれらの時刻図形に重畳して表示されている。さらに現在位置図形A15も表示される。なお、A1で表示する時刻図形の数や並びの形状は図1の表示例に制限されるものではない。ここで、現在位置図形は、本発明における現在位置図形情報に相当する。
また、再生制御表示画面302には、スクロールバーA3が表示されている。スクロールバーA3の左辺位置が選択した時系列メディアデータの再生開始位置を示し、右辺位置が再生終了位置を示している。このスクロールバーA3は、ドラッグ・アンド・ドロップ操作により移動させることができ、スクロール領域A2の範囲で移動可能となっている。
領域A3の左辺位置は、領域A1の表示されている時刻図形に関連付けされた再生開始時刻の中で最も早い再生開始時刻に相当する位置であり、右辺位置が領域A1の表示されている時刻図形に関連付けされた再生終了時刻の中で最も遅い再生終了時刻に相当する位置であることを示している。
また、再生制御表示画面302には、再生ボタンA4と、停止ボタンA5と、一時停止ボタンA6と移動ボタンA13,A14と、設定ボタンA17,A18が表示されている。
再生ボタンA4は、時系列メディアデータの再生を開始するものである。停止ボタンA5は、時系列メディアデータの再生を終了させるものである。一時停止ボタンA6は、時系列メディアデータの再生を一時的に停止させるものである。移動ボタンA13は、現在の再生位置よりも先の時間のジャンプ位置として割り当てられている制御図形に相当する位置に再生位置を移動させるものである。移動ボタンA14は、現在の再生位置よりも後の時間のジャンプ位置として割り当てられている制御図形に相当する位置に再生位置を移動させるものである。設定ボタンA17は、後述する再生制御設定画面を表示させるものである。
利用者は、図4に示す再生制御表示画面302上でポインティングデバイス123を利用して、再生制御部121を介して時系列メディアデータの再生制御を行うことができるようになっている。
次に、再生制御表示画面302上に表示される各図形について説明をする。時刻図形は、再生開始時刻と再生終了時刻が割り当てられただけの図形である。現在位置図形は、現在の再生位置を表す図形であり、現在の再生時刻を含む時刻と関連付けられている時刻図形の位置に表示される。利用者は、この現在位置図形を参照して現在の再生位置を把握することができる。
特徴図形は、時系列メディアデータの各特徴的な情報をそれぞれ図形にしたものであり、利用者はこれらの特徴図形を参照することによって各時刻の時系列メディアデータの特徴を把握することができるため、所望の再生位置を検索する作業が容易になる。
制御図形は、利用者がポインティングデバイス123を使用することにより設定することができる図形であり、例えば、リピート区間を示したり、ブックマークの機能を果たしたり、再生位置のジャンプ先のジャンプ位置を示す図形である。
特徴図形は、制御図形と同等に機能する場合がある。例えば、利用者が音声区間のみを再生したい場合には、ユーザは音声区間を示す特徴図形をジャンプ位置を示す再生制御図形として設定し、非音声区間を飛ばして音声区間のみを再生することができる。
また、利用者が指定する音声区間を繰り返し再生したい場合には、音声区間をリピート区間とするように設定すれば、指定した音声区間を繰り返し再生することができる。この場合、音声区間の再生開始位置がリピート区間の開始位置となり、音声区間の再生終了位置がリピート区間の終了位置となる。
このような制御図形の設定は、再生制御表示画面302の設定ボタンA17を押下して表示される再生制御設定画面によって行う。図5は再生制御設定画面の一例を示す模式図である。図5に示すように、利用者は、再生制御設定画面の該当する項目にチェックボックスにチェックを設定することにより設定を行えるようになっている。かかる設定された内容は再生制御インターフェイス122に入力され、再生制御インターフェイス122によって設定された内容に応じた再生制御を行うようになっている。
これら各図形は図4に示した形状に限られず、どのような形状で構成してもよく、例えば、時刻図形が小さすぎる場合で、表示装置117がカラー表示できる場合には、現在位置図形や特徴図形、制御図形は時刻図形と全く同一形状とし、色彩を変化させて表示するようにしてもよい。例えば、特徴的な情報として音声区間データのみを用いる場合には、時刻図形を白色とし、音声区間を表す色を赤色とすれば各図形を識別できる。また、現在位置図形が緑色である場合には、利用者が音声のみを視聴するのであれば、赤色で示されている特徴図形をポインティングデバイス123によって選択し、選択した位置が再生されているか否かを緑色の現在位置図形を参照して判断することができる。
また、表示装置117がモノクロ表示しかできない場合には、図形をハッチング等で表示することにより、各図形を識別することが可能である。図4では、現在位置図形A15をハッチングで表示している例を示している。なお、本実施の形態では、文字も図形に含めて説明する。
次に、時刻図形と再生時刻との関連について説明する。各時刻図形は、時刻データによって、時系列メディアデータの再生開始時刻と再生終了時刻に関連付けられている。時刻データは、再生制御インターフェイス122の制御情報記憶部122cに保持されている。
図6は、時刻データの一例を示す説明図である。図6に示すように、時刻データは、時刻図形と時刻図形に対応した時系列メディアデータの再生位置を示す開始時刻と再生終了位置を示す終了時刻とが対応付けられている。
次に、再生制御データについて説明する。再生制御データは、利用者が再生制御表示画面302において、リピート再生やジャンプ位置などの再生制御に関する設定を行った場合に、再生制御インターフェイス122によって制御情報記憶部122cに生成される再生制御に関する設定データである。
図7は、再生制御データの一例を示す説明図である。図7に示すように、再生制御データは、利用者が再生制御表示画面302の時刻図形で設定したマークの情報と、指定された時刻図形の番号と時刻図形に関連付けされている開始時刻とを対応付けられている。指定された時刻図形の番号は図7の開始時刻と図6のような時刻データとから求められるので、時刻図形の番号は記録しないことも可能である。ここで、マークの情報とは、ポインティングデバイス123に予め設定されたマークを付与することを指示するためのマーク設定ボタン(例えば、マウスの右ボタン)をクリックした場合のイベントを受けたときに、クリックされた時刻図形に対するマークを識別するものである。
次に、特徴情報保存部130に保存されている各データベースについて説明する。
音声区間データベース132は、メディアデータの中の音声データ(オーディオデータ)から音声区間を検出して検出された音声区間を記録した音声区間データを登録したデータベースである。図8は、音声区間データベースのデータ構造の一例を示す説明図である。音声区間データベース132には、図8に示すように、音声区間データとして、音声の開始時刻と終了時刻が対となって登録されている。
話者情報データベース133は、音声区間につきその音声を発した話者の識別情報である話者IDを対応付けた話者データを登録したデータベースである。図9−1は、話者情報データベース133のデータ構造の一例を示す説明図である。話者情報データベース133は、図9−1に示すように、音声区間の開始時刻と終了時刻と音声を発した話者の話者IDを対応付けた話者データが登録されている。
テキストデータベース131は、音声区間の音声の発話内容を変換したテキストと音声区間を対応付けたテキストデータを登録したデータベースである。図9−2は、テキストデータベース131のデータ構造の一例を示す説明図である。テキストデータベース131には、図9−2に示すように、音声区間の開始時刻と終了時刻と発話内容のテキストを対応付けたテキストデータが登録されている。
顔データベース134は、メディアデータの中のビデオデータから人物の顔が写っている区間とその人物の顔の識別情報である顔IDとを対応付けた顔存在区間データを登録したデータベースである。図10−1は、顔データベース134のデータ構造の一例を示す説明図である。顔データベース134には、図10−1に示すように、人物の顔が存在する区間の開始時刻と終了時刻と顔IDとを対応付けた顔区間データが登録されている。
シーンチェンジデータベース135は、メディアデータの中のビデオデータから場面が変化する時刻を登録したデータベースである。図10−2は、シーンチェンジデータベース135のデータ構造の一例を示す説明図である。図10ー2に示すように、シーンデータベースには、場面が変化するシーン時刻が登録されている。
次に、以上のように構成された本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置100によるメディアデータの再生処理について説明する。まず、特徴抽出部140によるメディアデータからの特徴情報の抽出処理について説明する。
図11は、特徴抽出部140によるメディアデータの中のオーディオデータからの特徴情報の抽出処理の手順を示すフローチャートである。
利用者がこれから再生を行うメディアデータを指定すると、データ選択部112によって、メディアデータ記憶部111から指定されたメディアデータが読み出される(ステップS1101)。そして、オーディオデコーダ113が読み出されたメディアデータにオーディオデータが含まれるか否かを判断する(ステップS1102)。そして、オーディオデータが含まれていないと判断された場合には(ステップS1102:No)、処理を終了する。
一方、ステップS1102において、メディアデータにオーディオデータが含まれている判断された場合には(ステップS1102:Yes)、オーディオデコーダ113はメディアデータ記憶部111から受け取ったデータをオーディオデータに変換し、音声区間検出部142によって、オーディオデータに音声が含まれるか否かを判断して、音声が含まれる場合にその音声区間である音声の開始時刻と終了時刻である音声区間を検出する(ステップS1103)。そして、音声区間検出部142は、検出された音声区間を、図8に示すように音声区間データとして音声区間データベース132に登録する(ステップS1104)。
次に、話者識別部143によって、音声区間のオーディオデータの音声を発話した話者を識別し(ステップS1105)、図9−1に示すように、識別された話者IDを音声区間の開始時刻および終了時刻とともに話者データとして話者情報データベース133に登録する(ステップS1106)。
次に、テキスト変換部141によって、音声区間のオーディオデータの音声の発話内容をテキストに変換し、テキストを音声区間の開始時刻および終了時刻とともにテキストデータとしてテキストデータベース131に登録する(ステップS1106)。ここで、テキストは、文字単位、単語単位または文単位のデータである。
以上のような処理によって、メディアデータの中のオーディオデータから特徴的な情報である音声区間データ、話者データおよびテキストデータが抽出され、それぞれ音声区間データベース132、話者情報データベース133、テキストデータベース131に登録されることになる。
なお、この他、オーディオデータ中に音が存在するか否かの検出、音楽が流れているか否かの検出、ノイズが多いか否かの検出、特定の効果音の検出、話者の男女の区別、話者の特定等を行い、それぞれのデータベースを用意して記録し、再生制御インターフェイス122で特徴図形として表示するように構成してもよい。
次に、メディアデータの中のビデオデータからの特徴情報の抽出処理について説明する。図12は、メディアデータの中のビデオデータからの特徴情報の抽出処理の手順を示すフローチャートである。
利用者がこれから再生を行うメディアデータを指定すると、データ選択部112によって、メディアデータ記憶部111から指定されたメディアデータが読み出される(ステップS1201)。そして、ビデオデコーダ115が読み出されたメディアデータにビデオデータが含まれるか否かを判断する(ステップS1202)。そして、ビデオデータが含まれていないと判断された場合には(ステップS1202:No)、処理を終了する。
一方、ステップS1202において、メディアデータにビデオデータが含まれている判断された場合には(ステップS1202:Yes)、ビデオデーダ115はメディアデータ記憶部111から受け取ったデータをビデオデータに変換し、顔認識部144によって、ビデオデータに人物の顔の画像が含まれるか否かを判断して、顔の画像が含まれる場合にさらに顔の画像が誰の顔であるかを識別する(ステップS1203)。そして、顔認識部144は、識別した人物の顔IDと顔の画像が存在する開始時刻と終了時刻である顔存在区間の時刻情報を、図10−1に示すように顔存在区間データとして顔データベース134に登録する(ステップS1204)。
次に、シーンチェンジ認識部145によって、ビデオデータの中で場面の変化が行われるシーンチェンジを検出する(ステップS1205)。そして、シーンチェンジ認識部145によって、シーンチェンジの時刻を、図10−2に示すようにシーンチェンジデータとしてシーンチェンジデータベース135に登録する(ステップS1206)。
以上のような処理によって、メディアデータの中のビデオデータから特徴的な情報である顔存在区間データとシーンチェンジデータが抽出され、それぞれ顔データベース134、シーンチェンジデータベース135に登録されることになる。
なお、この他、ビデオデータ中に人、動物、自動車、建物等が映っているか否かの検出、画像に変化があるか否かの検出、ビデオデータ中に文字が映っている場合にその文字のテキストへの変換、手話の映像を手話の意味内容のテキストへの変換等の処理を行って、それぞれのデータベースを用意して記録し、再生制御インターフェイス122で特徴図形として表示するように構成してもよい。
また、本実施の形態では、特徴情報抽出処理をメディアデータを選択した直後に行っているが、この他、利用者が各特徴図形を再生制御表示画面302に表示する際に、再生制御インターフェイス122によって実行するように構成してもよい。例えば、設定ボタンA18を、特徴情報抽出設定ボタンとして、この特徴情報抽出設定ボタンをクリックした場合に、特徴情報抽出処理を再生制御インターフェイス122によって実行するように構成することができる。
また、一旦、メディアデータの特徴を抽出すれば各特徴の情報は特徴情報保存部130の各データベースに記録された状態となるので、同一のメディアデータを再度選択した場合には、特徴情報抽出処理を実行する必要はなくなる。
次に、再生制御インターフェイス部120によるメディアデータの再生制御処理について説明する。この再生制御処理は、再生制御表示画面302に時刻図形、現在位置図形、特徴図形、制御図形などの図形を表示し、各図形を利用者が指定することによって指定された図形の区間のメディアデータを再生したり、リピート再生、ジャンプなどの再生制御を行ったりする処理である。
図13は、再生制御の全体処理の手順を示すフローチャートである。まず、再生制御インターフェース122は、再生制御表示画面302にメディアデータの時刻図形、現在位置図形、特徴図形、制御図形等の図形を描画する(ステップS1301)。この際、表示合成部116によって時刻図形、特徴図形が表示される領域A1と動画表示領域に表示される動画が合成されて、図4に示すように再生制御表示画面302に描画される。なお、図形の描画処理については後述する。
次に、再生制御インターフェイス122は、再生ボタンのイベント通知待ち状態となる(ステップS1302)。再生ボタンのイベントが通知された場合には(ステップS1302:Yes)、メディアデータの再生を開始する(ステップS1303)。
具体的には、再生制御部121からメディアデータ記憶部111にデータ選択部112によって選択されている時系列メディアデータを再生させる命令が送出される。これによりメディアデータ記憶部111は選択されている時系列メディアデータをビデオデコーダ115とオーディオデコーダ113に送出する。オーディオデコーダ113は受け取ったデータをオーディオデータに変換し、スピーカ114に送出する。スピーカ114は受け取ったオーディオデータを再生する。ビデオデコーダ115は受け取った時系列メディアデータをビデオデータに変換し、表示合成部116に送出する。表示合成部116はビデオデコーダ115から受け取ったビデオデータと再生制御インターフェイス122から受け取ったデータを合成し、表示装置117に合成したデータを表示させる。
そして、再生制御インターフェイス122は、再生処理を行う(ステップS1304)。かかる再生処理については後述する。再生処理は、停止ボタンA5のイベントが通知されるまで実行される(ステップS1305)。停止ボタンA5のイベントが通知された場合には、メディアデータの再生を停止する(ステップS1306)。
次に、ステップS1301の図形描画処理について説明する。図14は、図形描画処理の手順を示すフローチャートである。まず、再生制御インターフェイス122の描画部122aは、は、領域A1に並べることが可能な図形の行数と列数を読みだす(ステップS1401)。なお、かかる行数と列数は、予め再生制御インターフェイス122の制御情報記憶部122cに、表示装置117に表示する再生制御表示画面302に応じて保持されている。
次に、再生制御インターフェイス122の描画部122aは、各時刻を表す時刻図形を、行数×列数分の領域A1に描画する(ステップS1402)。図4の例では、A1(1,1)、A1(1,2)、…、A1(1,8)、A1(2,1)、…のように表示される。そして、再生制御インターフェイス122の制御部122bによって、各時刻図形に開始時刻と終了時刻を割り当て、時刻図形と割り当てられた開始時刻と終了時刻とを時刻データ(図6)と制御情報記憶部122cに保存する(ステップS1403)。具体的には以下のように割り当てる。
時刻図形A1(1,1)、A1(1,2)、…、A1(1,8)、A1(2,1)…に割り当てられている開始時刻をそれぞれT(1,1)、T(1,2)、…、T(1,8)、T(2,1)、…とすると、T(1,1)<T(1,2)<…<T(1,8)<T(2,1)<…となるように順に並べて表示する。すなわち、上から下へ向かって時刻が増加し、左から右に向かって時刻が増加するように時刻を時刻図形に割り当てる。
m列目n行目の時刻図形の終了時刻をT’(m,n)と表し、1≦x≦列数と1≦y≦行数とを満たすx列y行に表示されている図形に割り当てられている開始時刻T(x,y)と終了時刻T’(x,y)として、制御部122bによって、T(x,y)≦T<T’(x,y)を満たす時刻Tと関連付けられている特徴情報(音声区間データ、話者データ、テキストデータ、顔存在区間データ、シーンチェンジデータ)を特徴情報保存部130の音声区間データベース132と話者情報データベース133とテキストデータベース131と顔データベース134とシーンチェンジデータベース135から検索する(ステップS1404)。
そして、制御部122bによって、該当する特徴情報が存在するか否か判断し(ステップS1405)、存在する場合には(ステップS1405:Yes)、描画部122aによって、検索された特徴情報に対応する特徴図形を図形記憶部122dから読み出して、対応する時刻の時刻図形に対して表示する(ステップS1406)。一方、ステップS1405において、該当する特徴情報が存在しなかった場合には、対象の時刻図形には特徴情報を描画しない。
このようなステップS1404からS1406までの処理を全ての時刻図形に対して実行する(ステップS1407)。以上のような処理により、領域A1に時刻図形、特徴図形(図4におけるA7〜A11)が表示される。
また、再生制御に関する情報を再生制御インターフェイス122の制御情報記憶部122cが保持している場合には、それらの情報を制御図形として特徴図形と同様に表示する。図4の例では、制御図形はA12a、A12bである。
なお、特徴図形や制御図形は、時刻図形と同じ位置もしくはその周辺に表示されるが、特徴図形や制御図形が隠れないように時刻図形の上に重ねて表示されるか、または重ならないように表示する。
上述のように、時刻図形と特徴図形と制御図形が表示されることになるが、時刻図形の大きさや隣接する時刻図形との間隔が特徴図形や制御図形を表示するには十分でない場合には、時刻図形に補助領域としての吹き出し領域を表示し、その吹き出し領域の内部に特徴図形や制御図形を表示する。図15は、吹き出し領域および特徴図形の表示例を示す模式図である。図15に示すように、時刻図形内部に吹き出し領域により特徴図形または制御図形が表示されることを示す吹き出し図形A9が表示され、この吹き出し図形上にポインティングデバイス123を移動することにより、吹き出し領域A102が表示され、その吹き出し領域A102内部に特徴図形を表示している。図15では、吹き出し領域A102の内部に、テキストデータベース131から読み出したテキストデータを表示した例を示している。
次に、吹き出し領域A102の表示処理について説明する。図16は、吹き出し領域A102の表示処理の手順を示すフローチャートである。再生制御インターフェイス122の制御部122bは、カーソルのイベント通知を検出すると(ステップS1601)、検出したイベントからカーソルが時刻図形上の吹き出し図形A9の位置であるか否かを判断する(ステップS1602)。そして、吹き出し図形A9の位置でないと判断した場合には(ステップS1602:No)、イベント通知待ち状態となる。
一方、ステップS1602において、制御部122bによってカーソルが時刻図形上の吹き出し図形A9の位置にあると判断された場合には(ステップS1602:Yes)、描画部122aは吹き出し領域A102を表示する(ステップS1603)。次いで、時刻図形または時刻図形周辺に描画することができなかった特徴図形または制御図形を、描画部122aは吹き出し領域A102内部に描画する(ステップS1604)。
そして、かかる表示は、カーソルが吹き出し図形以外および吹き出し領域内の図形以外の位置に移動したと制御部122bによって判断されるまで行われる(ステップS1605)。
制御部122bが、カーソルが吹き出し図形以外および吹き出し領域内の図形以外の位置に移動した判断した場合には(ステップS1605:Yes)、一定時間待機して(ステップS1606)、吹き出し領域A102内の図形を消去し(ステップS1607)、次いで、吹き出し領域を消去する(ステップS1608)。
このような処理によって、時刻図形または時刻図形周辺に描画することができなかった特徴図形または制御図形が吹き出し領域A102内部に描画されることになる。
次に、図13の再生制御の全体処理におけるステップS1304のメディアデータの再生処理について説明する。図17は、メディアデータの再生処理の手順を示すフローチャートである。
再生制御部121は、再生中の時刻(T)をメディアデータ記憶部111から取得することにより現在の再生位置を調べる(ステップS1701)。そして、再生制御インターフェイス122は、時刻Tに関連付けられている時刻図形、すなわちT(x,y)≦T<T’(x,y)を満たす時刻図形を検索する(ステップS1702)。そして、該当する時刻図形が見つかった場合には(ステップS1702:Yes)、描画部122aは、図形記憶部122dから現在位置図形を取得して、その時刻図形が表示されている列の位置xと行の位置yを取得し、(x,y)位置に現在位置図形を描画する(ステップS1704)。一方、ステップS1703において該当する時刻図形が見つからなかった場合には、現在位置図形の描画は行わない。
なお、この現在再生位置は特徴図形や制御図形や時刻図形に隠れて非表示にならないように、特徴図形や制御図形や時刻図形よりも手前に表示される。
また、図4の領域A1の開始時刻と終了時刻の範囲内に現在位置がない場合には現在位置図形は表示されない。
次に、利用者の再生制御表示画面302における操作に応じて、スクロールバー処理(ステップS1705)、図形選択処理(ステップS1706)、リピート再生処理(ステップS1707)を行う。
次に、図17のステップS1706における図形選択処理について説明する。図18は、図形選択処理の手順を示すフローチャートである。再生制御インターフェイス122の制御部122bは、ポインティングデバイス123から通知されるイベントから、利用者によって再生制御表示画面302の領域A1内の時刻図形、現在位置図形、特徴図形または制御図形が選択されたか否かを判断する(ステップS1801)。そして、いずれかの図形が選択された場合には(ステップS1801:Yes)、制御情報記憶部122cの時刻データを参照して、選択された図形に割り当てられた開始時刻を取得する(ステップS1802)。ついで、再生制御部121は、取得した開始時刻の位置に再生位置を移動する(ステップS1803)。このような処理により、指定された位置に再生位置が移動してメディアデータの再生が行われることになる。
次に、図17のステップS1707におけるリピート再生処理について説明する。図19は、リピート再生処理の手順を示すフローチャートである。
まず、再生制御部121は現在の再生時刻をメディアデータ記憶部111から読み出し、その時刻と関連付けられている特徴情報を特徴情報保存部130から取得する(ステップS1901)。次いで、再生制御部121は現在の再生時刻と関連付けられた制御図形と制御図形を表示するための再生制御データを制御情報記憶部122cから検索する(ステップS1902)。そして、検索の結果、制御図形と再生制御データが存在するか否かを判断し(ステップS1903)、存在しない場合には(ステップS1903:No)、処理を終了する。
一方、ステップS1903において、制御図形と再生制御データが存在すると判断された場合には(ステップS1903:Yes)、再生制御部121は、その制御図形がリピート区間の終了を示す制御図形であるか否かを判断する(ステップS1904)。そして、リピート区間の終了を示す制御図形でないと判断された場合には(ステップS1904:No)、処理を終了する。
一方、ステップS1904において、検索された制御図形がリピート区間の終了を示す制御図形であると判断された場合には(ステップS1904:Yes)、現在の再生時刻がリピート区間の終了時刻に達したことを意味するので、再生制御部121は、再生制御データからリピート区間の開始時刻を取得する(ステップS1905)。そして、再生制御部121は取得した開始時刻にメディアデータの再生位置を移動する(ステップS1906)。このような処理によってリピート区間での再生が行われる。
なお、ステップS1901において、リピート区間の開始位置や終了位置を示す再生制御データとして特徴情報保存部130に記録されている特徴情報を利用できるようにしているため、特徴図形を制御図形としても扱うことも可能である。
次に、図17のステップS1705におけるスクロールバーの移動処理について説明する。図20は、スクロールバー移動処理の手順を示すフローチャートである。
再生制御インターフェイス122の制御部122bは、ポインティングデバイス123からのイベント通知によって、スクロールバーが移動したか否かを判断する(ステップS2001)。そして、移動していないと判断した場合には(ステップS2001:No)、処理を終了する。
一方、スクロールバーが移動したと判断した場合には(ステップS2001:Yes)、移動後のスクロールバーに示す開始時刻と終了時刻を取得する(ステップS2002)。この開始時刻が時刻図形に関連付けられている開始時刻でもっとも小さい時刻になるようにし、この終了時刻が時刻図形に関連付けられている終了時刻でもっとも大きな時刻になるように、時刻図形、現在位置図形、特徴図形、制御図形、吹き出し図形を描画する(ステップS2003)。なお、図形の描画処理については図14および図16と同様に行われる。
利用者が再生制御表示画面302でリピート再生、ジャンプ位置などの再生制御に関する設定を行った場合、再生制御情報が制御情報記憶部122cに記憶される。
次に、再生制御情報の制御情報記憶部への記憶処理について説明する。ここでは、再生制御データとして利用者が指定する時刻図形にマークを設定する場合を例にあげて説明する。図21は、再生制御情報の制御情報記憶部への記憶処理の手順を示すフローチャートである。
ポインティングデバイス123には、一または複数のボタンが設けられており、任意のボタンがマーク設定を指示するボタン(以下、「マーク設定ボタン」という)として割り当てられている。例えば、ポインティングデバイス123がマウスの場合には、マウスの右ボタンをマーク設定ボタンとして割り当てることが可能である。この場合、マウスの左ボタンは再生位置を指定するために使用すればよい。利用者は、ポインティングデバイス123の左ボタンによって、再生制御表示画面302に表示されている時刻図形を選択する。このとき利用者は、マーク設定のために、ポインティングデバイス123のマーク設定ボタンを押下する。
再生制御インターフェイス122の制御部122bは、マーク設定ボタンのイベント通知を待ち(ステップS2101)、マーク設定ボタンのイベント通知を受けると(ステップS2101:Yes)、選択された時刻図形に関連付けられている開始時刻と同一時刻をマークに関連付ける(ステップS2102)。このマークと再生開始時刻、終了時刻を対応付けて、図7に示すように再生制御データとして制御情報記憶部122cに記憶する(ステップS2103)。
次に、描画部122aは、再生制御データに設定されているマークを参照し、対応する制御図形を図形記憶部122dから取得する(ステップS2104)。図7の再生制御データの例では、マークA12aの場合リピート開始位置の制御図形を、マークA12bの場合リピート終了位置の制御図形を取得する。
そして、描画部122aは、取得した制御図形を、再生制御表示画面302の再生開始時刻に対応する時刻図形の上に描画する(ステップS2105)。
次に、このような再生制御情報の記憶処理によって、再生制御表示画面302に表示された制御図形を利用者が指定した場合における再生位置制御処理について説明する。ここでは、図4に示す、ボタンA13とボタンA14を指定した場合の再生位置を制御する処理を例にあげて説明する。図22は、再生位置制御処理の手順を示すフローチャートである。
利用者がポインティングデバイス123によって再生位置移動ボタンを押下すると、制御部122bが再生位置移動ボタンのイベント通知を受け、制御部122bは通知されたイベントからA13ボタンが押下されたか、A14ボタンが押下されたかを判断する(ステップS2201)。
そして、制御部122bによって再生位置移動ボタンA13が押下されたと判断された場合、再生制御部121は、現在の再生時刻に最も近くかつ現在の再生時刻よりも前の時刻を持つジャンプ位置のマークが設定されている再生制御データを制御情報記憶部122cから検索する(ステップS2202)。
一方、ステップS2201において、制御部122bによって再生位置移動ボタンA13が押下されたと判断された場合、現在の再生時刻に最も近くかつ現在の再生時刻よりも先の時刻のジャンプ位置のマークが設定されている再生制御データを制御情報記憶部122cから検索する(ステップS2203)。
そして、該当する再生制御データが存在するか否かを判断する(ステップS2204)。そして、該当する再生制御データが存在しないと判断された場合には(ステップS2204:No)、処理を終了する。
一方、ステップS2204において、該当する再生制御データが存在すると判断された場合には(ステップS2204:Yes)、該当する再生制御データからその再生制御データに関連付けられている再生開始時刻を取得し(ステップS2205)、再生制御部121によって取得した再生開始時刻に再生位置を移動する(ステップS2206)。これにより、指定された再生位置からメディアデータが再生されることになる。
なお、このような再生制御データは時刻に関連付けられているものであれば、図7に示した例に限定されるものではない。このため、特徴情報保存部130から取得可能な特徴情報を再生制御データとすることもできる。
このように実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置100では、表示装置の再生制御表示画面に、メディアデータの各再生時刻を示す時刻図形を長方形状の領域に時系列に配列表示し、利用者が所望の時刻図形を指定することにより、指定された時刻図形の再生開始時刻の位置に再生位置を移動して再生しているので、再生時間が長時間のメディアデータであっても、メディアデータの各時刻での情報を再生位置の指定精度と同精度で表示することができ、メディアデータの再生位置の検索を容易にかつ高精度で行うことができる。
また、実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置100では、再生制御表示画面に特徴図形も表示するので、メディアデータを再生することなくその特徴を把握することができる。
また、実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置100では、リピートや再生時刻の移動など再生制御のための制御図形を再生制御表示画面に表示しているので、リピートや再生時刻の移動などの再生制御も容易に把握することができる。
実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置100では、メディアデータの再生中は再生時刻に応じた時刻図形の位置に現在位置図形を再生制御表示画面に表示しているので、時刻図形がどのように配置されているのかを容易に把握することができる。
(実施の形態2)
実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置100は、表示装置の再生制御表示画面302に、メディアデータの各再生時刻を示す時刻図形を長方形状の領域に時系列に配列表示していたが、実施の形態2にかかるメディアデータ再生装置100は、時刻図形を、時系列順に横方向に並べて表示し、横幅の領域が時刻図形で埋まった場合、音声区間から無音声区間へ変化する際、あるいは無音声区間から音声区間に変化する際に、改行して時刻図形を表示するものである。
本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置100の機能的構成は、図1で示した実施の形態1のメディアデータ再生装置の構成と同様である。また、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置100のハードウェア構成、メディアデータ再生プログラムのモジュール構成も実施の形態1と同様である。
本実施の形態のメディアデータ再生装置100では、表示装置117に表示される再生制御表示画面と再生制御インターフェイス122による図形描画処理が実施の形態1と異なっている。
図23は、実施の形態2のメディアデータ再生装置で表示される再生制御表示画面の一例を示す模式図である。なお、図23では、動画再生領域の表示は省略して示してある。
図23に示すように、本実施の形態の再生制御表示画面2302では、時刻図形は左から右に時刻順に配列されており、表示可能な列数まで時刻図形を表示すると最終列の時刻図形に改行図形を表示して、次行の左端から順に配列表示している。
また、本実施の形態の再生制御表示画面2302では、音声が存在しない無音声区間の時刻図形から音声区間の時刻図形に変化する場合もしくは音声区間の時刻図形から無音声区間の時刻図形に変化する場合には、表示可能な列数まで時刻図形が表示されていない場合でも、その行への時刻図形の表示を行わず、次行の左端から順に配列して表示している。
また、本実施の形態の再生制御表示画面2302では、次行に移っても音声区間もしくは無音声区間の間の変化がない場合には、その行の右端の時刻図形に改行図形A201を重ねて表示し、次の行に音声区間もしくは無音声区間が連続していることを利用者に把握できるように表示している。
さらに、本実施の形態の再生制御表示画面2302では、時刻図形の配列の方向において行と列が入れ替わっているためスクロールバーが移動可能なスクロール領域A2とスクロールバーA3の向きが縦方向となっている。
なお、本実施の形態の再生制御表示画面2302では、再生ボタンA4、停止ボタンA5、一時停止ボタンA6も表示されるが、実施の形態1と同様であるため、図23では、図示を省略している。
次に、このような再生制御表示画面2302への図形描画処理について説明する。図24は、実施の形態2にかかるメディアデータ再生装置における図形描画処理の手順を示すフローチャートである。
まず、再生制御インターフェイス122の描画部122aは、領域A1に並べることが可能な図形の行数と列数を読みだす(ステップS2401)。なお、かかる行数と列数は、実施の形態1と同様に、予め再生制御インターフェイス122の制御情報記憶部122cに、表示装置117に表示する再生制御表示画面302に応じて保持されている。
次に、再生制御インターフェイス122の描画部122aは、図形の描画位置を先頭行の先頭列に移動する(ステップS2402)。そして、描画部122aは、これから描画する時刻を表す時刻図形を、図形記憶部122dから取得する(ステップS2403)。
次いで、制御部122bは、取得した時刻図形に対応した開始時刻と終了時刻を時刻データから取得し、音声区間データベース132を参照して(ステップS2404)、取得した開始時刻および終了時刻と、一つ前の時刻図形の開始時刻および終了時刻がすべて音声区間内であるか否か、あるいはすべて無音声区間内であるか否かを調べることにより、音声区間および無音声区間に変化がないか、すなわち時刻図形に対する音声区間が無音声区間に切り替わっていないか、および時刻図形に対する無音声区間が音声区間に切り替わっていないかを判断する(ステップS2405)。
そして、音声区間、無音声区間に変化ありと判断された場合(ステップS2405:No)、すなわち音声区間から無音声区間に変化している場合あるいはその逆の場合には、描画位置を次行の先頭列に移動し(ステップS2409)、時刻図形を描画する(ステップS2410)。
一方、ステップS2405において、音声区間、無音声区間に変化なしと判断された場合(ステップS2405:Yes)、すなわち音声区間が続く場合または無音声区間が続く場合には、描画部122aは、さらに現在の描画位置が行の最終列か否かを判断する(ステップS2406)。
そして、行の最終列であると判断された場合には(ステップS2406:Yes)、その最終列の時刻図形上に改行図形を描画して(ステップS2407)、描画位置を次行の先頭列に移動する(ステップS2408)。そして、移動した次行の先頭列の描画位置で時刻図形を描画する(ステップS2410)。
以上のステップS2403からS2410までの処理を全ての時刻図形が描画されるまで繰り返す(ステップS2411)。
これ以降の時刻図形への時刻の割り当ておよび特徴図形の描画処理(ステップS2412〜S2416)は、実施の形態1の図形描画処理(図14のステップS1403〜S1407)と同様に行われる。
以上のような処理により、図23に示すように、音声区間から無音声区間へ変化する際、あるいは無音声区間から音声区間に変化する際に、改行して時刻図形が表示されるようになる。
なお、メディアデータからの特徴情報抽出処理、他のメディアデータ再生制御処理は実施の形態1と同様に行われる。
このように実施の形態2にかかるメディアデータ再生装置では、再生制御表示画面2302に、音声区間から無音声区間へ変化する際、あるいは無音声区間から音声区間に変化する際に、改行して時刻図形を表示しているので、音声の開始位置もしくは音声ではない開始位置が再生制御表示画面2302の左端に常に表示されることになり、利用者は発話単位で所望のデータをメディアデータから探すことが容易に可能となる。
なお、本実施の形態では、音声区間から無音声区間へ変化する際、あるいは無音声区間から音声区間に変化する際に、改行して時刻図形を表示しているが、無音声区間の場合には、時刻図形を表示しないように構成することもできる。この場合には、利用者がメディアデータの中で音声だけを再生したい場合に必要のない無音声区間の時刻図形を予め省略して表示するので、利用者は発話単位で所望のデータを時系列メディアデータから探すことが容易に可能となる。
(実施の形態3)
実施の形態1および2にかかるメディアデータ再生装置100は、メディアデータ記憶部111に予め記憶されたメディアデータを再生する際の再生制御処理を行うものであったが、この実施の形態3にかかるメディアデータ再生装置は、記録中のメディアデータをリアルタイムに取得して再生する場合における再生制御を行うものである。
図25は、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置2500の機能的構成を示すブロック図である。図25において、矢印はデータの流れを示している。本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置は、図25に示すように、メディアデータ取得再生部2510と、再生制御インターフェイス部120と、特徴情報保存部130と、特徴抽出部140とを備えている。ここで、再生制御インターフェイス部120、特徴情報保存部130、特徴抽出部140の構成および機能は実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置と同様である。
メディアデータ取得再生部2510は、本発明におけるメディアデータ取得手段および再生手段に相当し、メディアデータの記録と再生を行うものであり、記録装置制御部2511と、録音装置2512と、オーディオデータ記憶部2513と、録画装置2514と、ビデオデータ記憶部2515と、データ選択部112とを備えた構成となっている。そして、メディアデータ取得再生部2510には、スピーカ114と、表示合成部116を介して表示装置117が接続されている。
ここで、データ選択部112、スピーカ114、表示合成部116、表示装置117は、実施の形態1のメディアデータ再生部110の各部と同様の構成である。
録音装置2512は、オーディオデータを取得する装置であり、例えばマイクやラジオ放送受信装置が挙げられる。録画装置2514は、ビデオデータを取得する装置であり、例えばビデオカメラ等が挙げられる。録画装置2514と録音装置2512の両方を使用する装置としては例えばビデオカメラやテレビ放送受信装置が挙げられる。
記録装置制御部2511は、録画装置2514と録音装置2512を制御するものであり、利用者はこの記録装置制御部2511を介して記録操作を行うようになっている。
オーディオデータ記憶部2513は、録音装置2512が取得したオーディオデータを記憶するものである。ビデオデータ記憶部2515は、録画装置2514が取得したビデオデータを記憶するものである。
なお、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置のハードウェア構成、メディアデータ再生プログラムのモジュール構成は、実施の形態1のメディアデータ再生装置、メディアデータ再生プログラムの構成と同様である。
時系列メディアデータの取得源としては、例えば、音声に関してはマイク、ラジオ放送、インターネット等のネットワークを経由した音声ストリーミング配信であり、動画に関してはビデオカメラ、テレビ放送、インターネット等のネットワークを経由した動画ストリーミング配信などである。
ユーザが記録装置制御部2511によって記録を開始すると、録画装置2514はビデオデータ記憶部2515と特徴抽出部140にビデオデータを送り始め、録音装置2512はオーディオデータ記憶部2513と特徴抽出部140にオーディオデータを送り始める。
特徴抽出部140は、受け取ったデータから実施の形態1と同様に特徴情報抽出処理を行う。ビデオデータ記憶部2515やオーディオデータ記憶部2513はそれぞれのデータを受け取り記憶する。実施の形態1と同様に利用者は、再生制御操作を再生制御インターフェイス122を用いて行い、再生が開始されると、ビデオデータ記憶部2515は記憶しているビデオデータを表示合成部116へ送り始め、オーディオデータ記憶部2513は記憶しているオーディオデータをスピーカ114へ送り始める。
なお、メディアデータからの特徴情報抽出処理、メディアデータ再生制御処理は実施の形態1と同様に行われる。
なお、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置では、録音装置2512と録画装置2514を内部に設けた構成となっているが、録音装置2512と録画装置2514とをメディアデータ再生装置の外部に設け、メディアデータ再生装置をこれらの録音装置2512と録画装置2514に接続して、リアルタイムに映像および音声を取得するように構成してもよい。
また、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置では、記録中のメディアデータを記録中にリアルタイムに特徴を抽出して、再生制御表示画面に時刻図形、特徴図形などを表示しているが、この他、インターネットなどのネットワークに接続されたメディアデータ配信装置からメディアデータをストリーミング配信される場合に、このストリーミング配信されるメディアデータを逐次受信して、受信したメディアデータからリアルタイムに特徴を抽出して、再生制御表示画面に時刻図形、特徴図形などを表示するように構成してもよい。
また、この場合、メディアデータ配信装置において特徴情報を予めメタデータとして保存しておき、このメタデータもストリーミング配信するような場合には、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置側でストリーミング配信されるメタデータを受信して、特徴情報を取得するように構成してもよい。この場合には、特徴抽出部や特徴情報保存部が不要となり、装置構成が簡易なものとなる。
さらに、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置を、実施の形態4にかかるメディアデータ再生装置のように、再生制御表示画面に時刻図形と制御図形のみを表示し、特徴図形を表示しないように構成してもよい。この場合にも、特徴抽出部や特徴情報保存部が不要となり、装置構成が簡易なものとなる。
このように実施の形態3にかかるメディアデータ再生装置によれば、利用者は記録しているメディアデータの内容を確認したい場合に、再生制御表示画面を用いて記録中の内容についての情報をリアルタイムに取得することができ、実際にメディアデータを再生して内容を確認することを容易に行うことができる。
(実施の形態4)
実施の形態1〜3に係るメディアデータ再生装置は、時刻図形と現在位置図形と制御図形と特徴図形を再生制御表示画面に表示していたが、この実施の形態4にかかるメディアデータ再生装置は。時刻図形と現在位置図形だけを再生制御表示画面に表示するものである。
図26は、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。図26において、矢印はデータの流れを示している。本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置は、図26に示すように、メディアデータ再生部110と、再生制御インターフェイス部2620とを備えている。ここで、再生制御インターフェイス部2620の構成および機能は実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置と同様である。また、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置のハードウェア構成実施の形態1のメディアデータ再生装置の構成と同様である。
本実施の形態の再生制御インターフェイス部2620は、再生制御インターフェイス2622の描画部122aが時刻図形と現在位置図形だけを再生制御表示画面に表示し、特徴図形は表示しないようになっている。このため、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置2600には、実施の形態1と異なり、特徴抽出部と特徴情報保存部は設けられていない。
次に、実施の形態4のメディアデータ再生装置2600による再生制御表示画面への図形描画処理について説明する。図27は、図形描画処理の手順を示す説明図である。
まず、再生制御インターフェイス2622の描画部122aは、図4で示した再生制御表示画面302の領域A1に並べることが可能な図形の行数と列数を読みだす(ステップS2701)。なお、かかる行数と列数は、実施の形態1と同様に、予め再生制御インターフェイス122の制御情報記憶部122cに、表示装置117に表示する再生制御表示画面302に応じて保持されている。
次に、再生制御インターフェイス2622の描画部122aは、各時刻を表す時刻図形を、行数×列数分の領域A1に描画する(ステップS2702)。そして、再生制御インターフェイス2622の制御部122bによって、各時刻図形に開始時刻と終了時刻を割り当て、時刻図形と割り当てられた開始時刻と終了時刻とを時刻データ(図6)として制御情報記憶部122cに保存する(ステップS2703)。
以上の処理によって、時刻図形が再生制御表示画面に表示される。現在位置図形の描画については実施の形態1と同様に行われる。また、本実施の形態では、時刻図形、現在位置図形の他、実施の形態1の再生制御情報記憶処理と同様の処理により、さらに制御図形を表示するように構成してもよい。
このように実施の形態4にかかるメディアデータ再生装置2600では、時刻図形が2次元に配列表示されているため、利用者はメディアデータの再生制御を容易に行えるようになり、制御図形も表示するようにした場合はリピートや再生時刻の移動などのための再生制御情報も表示された制御図形によって容易に把握することができる。
また、実施の形態4にかかるメディアデータ再生装置2600では、メディアデータ再生中は再生時刻に応じた位置に現在位置図形を表示することにより、時刻図形の並びがどのように並んでいるのかを容易に把握することが可能となる。
また、実施の形態4にかかるメディアデータ再生装置2600では、実施の形態1と異なり特徴図形を表示しないため、時系列メディアデータの特徴を抽出する必要がなくなり、特徴抽出部と特徴情報保存部を設ける必要性がなくなり、装置もしくはプログラムの構成を簡易な構成とすることができるとともに、特徴抽出の処理が必要ないため、再生制御の処理の速度を向上さあせることができる。例えば、携帯用音楽再生装置などで特徴抽出部もしくは特徴情報抽出プログラムを組み込めないような場合に本実施の形態を利用することができる。
(実施の形態5)
実施の形態1〜3にかかるメディアデータ再生装置は、メディアデータから特徴情報を抽出して、抽出した特徴情報から特徴図形を表示していたが、この実施の形態5にかかるメディアデータ再生装置では、予め特徴情報がメタデータとして含まれるメディアデータの再生を制御するものである。
図28は、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。図28において、矢印はデータの流れを示している。本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置は、図28に示すように、メディアデータ再生部2810と、再生制御インターフェイス部2820とを備えている。
本実施の形態のメディアデータ再生装置2800では、実施の形態1で説明した特徴情報、すなわちテキストデータ、音声区間データ、話者データ、顔データ、シーンチェンジデータがメタデータとしてメディアデータに記録されている。
このため、メディアデータ再生部2810には、メディアデータ記憶部111のメディアデータからメタデータを参照して、テキストデータ、音声区間データ、話者データ、顔データ、シーンチェンジデータを取得する特徴情報読取部2811が設けられている。この特徴情報読取部2811は、本発明における特徴情報読み取り手段に相当する。メディアデータ再生部2810のこの他の構成は実施の形態1と同様である。
また、本実施の形態の再生制御インターフェイス部2820の再生制御インターフェイス2822の描画部122aは、特徴図形を再生制御インターフェイス画面302に描画する際に、特徴情報を特徴情報読取部2811から取得するようになっている。再生制御インターフェイス部2820のこの他の構成は実施の形態1と同様である。
このため、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置2800には、実施の形態1と異なり、特徴抽出部と特徴情報保存部は設けられていない。
図29は、実施の形態5のメディアデータ再生装置2800による再生制御表示画面への図形描画処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態では、ステップS2904において、特徴情報読取部2811がメディアデータからT(x,y)≦T<T’(x,y)を満たす特徴情報を検索する点が実施の形態1の図形描画処理と異なっており、他の処理については図14で説明した図形描画処理と同様である。また、再生制御処理についても実施の形態1と同様に行われる。
このように実施の形態5のメディアデータ再生装置2800では、メディアデータ記憶部111にメディアデータにメタデータとして記録されている特徴情報を使用して特徴図形を表示することができるので、特徴抽出部と特徴情報保存部が不要となり、装置構成を簡易にすることができるとともに、特徴抽出処理が不要な分、再生制御処理の速度の向上を図ることができる。
なお、再生制御インターフェイス2822は特徴情報を必要な情報のみを必要時に特徴情報読取部2811によって読み取るように構成することもできる。例えば、メディアデータ再生中に利用者が特定の特徴図形を非表示から表示に切り替えた時点に初めて特徴情報を特徴情報読取部2811によって取得するように構成することが可能である。
また、実施の形態1〜5にかかるメディアデータ再生装置では、再生制御表示画面を、動画表示領域を表示する表示装置と同じ表示装置に表示しているが、動画表示領域を表示する表示装置と異なる表示装置の画面に再生制御表示画面を表示するように構成してもよい。
(実施の形態6)
実施の形態1〜5にかかるメディアデータ再生装置では、再生制御表示画面の表示および当該画面からの利用者の再生制御の指定と特徴情報抽出処理と利用者の指定に応じた再生制御処理とメディアデータ再生処理を単一の装置内で実行していたが、この実施の形態6では、再生制御表示画面の表示および当該画面からの利用者の再生制御の指定を行う装置と、特徴情報抽出処理と利用者の指定に応じた再生制御処理とメディアデータ再生処理を行う装置とを別個に構成したものである。
図30は、本実施の形態にかかるメディアデータ再生システムの機能的構成を示すブロック図である。図30において、矢印はデータの流れを示している。
本実施の形態にかかるメディアデータ再生システム、遠隔操作装置3000とメディアデータ再生装置3010とが無線通信ネットワークを介し通信可能な構成となっている。
遠隔操作装置3000は、再生制御表示画面を表示し、当該画面からメディアデータ再生装置3010に対して再生制御の指定を行うものである。遠隔操作装置3000は、図30に示すように、通信部3001と、再生制御インターフェイス3002とデータ選択部3006とポインティングデバイス123と表示装置3007とを備えている。
通信部3001は、メディアデータ再生装置3010との通信を制御するものである。
再生制御インターフェイス3002は、利用者に対して再生制御に関する各種図形、すなわち時刻図形、特徴図形、制御図形などを表示装置3007に表示する処理を行うものである。また、再生制御インターフェイス3002は、利用者からポインティングデバイス123により指定された時刻図形のイベントを受信し、メディアデータの再生位置を、指定された時刻図形に対応付けられている再生時刻の位置に移動する処理やその他再生制御に関する処理をネットワークを介してメディアデータ再生装置3010に要求する処理を行う。再生制御インターフェイス3002の構成は、図2で説明した実施の形態1の再生制御インターフェイスと同様である。
データ選択部3006は、利用者の指定によって、ネットワークを介してメディアデータ再生装置3010のメディアデータ記憶部111に記録されているメディアデータの検索要求を行い、再生を行うメディアデータを選択するものである。
ポインティングデバイス123は、リモートコントローラ上のタッチパネル、携帯電話のコマンドナビゲーションボタン、マウス、タブレット、タッチパネル等の入力装置が該当する。
表示装置3007は、リモートコントローラや携帯電話等の液晶画面やディスプレイ装置等である。
メディアデータ再生装置3010は、特徴情報抽出処理と利用者の指定に応じた再生制御処理とメディアデータ再生処理を行うものであり、図30に示すように、ビデオデコーダ115と、オーディオデコーダ113と、メディアデータ記憶部111と、再生制御部3012と、通信部3011と、特徴情報保存部130と、特徴抽出部140とを備えている。そして、メディアデータ再生装置3010には、表示装置117とスピーカ114が接続されている。
ビデオデコーダ115、オーディオデコーダ113、表示装置117、スピーカ114、メディアデータ記憶部111、特徴情報保存部130、特徴抽出部140の構成および機能は、実施の形態1のメディアデータ再生装置と同様である。
通信部3011は、遠隔操作装置3000との通信を制御するものである。再生制御部3012は、ネットワークを介して遠隔操作装置3000の再生制御インターフェイス13002からの要求によって指定された再生位置からメディアデータの再生を行う再生制御を行うものである。
特徴情報保存部130は、例えばHDD等の記憶媒体であり、特徴抽出部140によって抽出された特徴情報を格納し、その構成は実施の形態1の特徴情報保存部130と同様である。
次に、本実施の形態の遠隔操作装置3000およびメディアデータ再生装置のハードウェア構成を説明する。図31は、本実施の形態の遠隔操作装置3000およびメディアデータ再生装置のハードウェア構成を示す模式図である。メディアデータ再生装置3010は、テレビジョン3101に映像や音声を出力するビデオ再生装置、DVD再生装置等が該当する。遠隔操作装置3000は、これらビデオ再生装置、DVD再生装置等の再生制御を遠隔操作するリモートコントローラ等である。
図32は、遠隔操作装置3000として赤外線通信機能を内蔵したリモートコントローラを用いた場合のリモートコントローラの液晶画面に表示される再生制御表示画面3202の一例を示す模式図である。
図32に示すように、再生制御表示画面3202には、時刻図形A1(1,1)、A1(1,2)、・・・、A1(1,8)、A1(2,1)が2次元の円弧状A1に配列表示されている。また、メディアデータの特徴を表す特徴図形や制御図形、現在位置図形がこれらの時刻図形に重畳して表示される。なお、A1で表示する時刻図形の数や並びの形状は図32の表示例に限定されるものではない。
また、再生制御表示画面3202には、スクロールバーA3がスクロール領域A2内を移動可能に表示されている。このスクロールバーの機能についての実施の形態1と同様である。
また、リモートコントローラを遠隔操作装置3000として使用する他、Bluetooth機能を内蔵した携帯電話を遠隔操作装置3000として利用することもできる。この場合、通信部3001,3011は、Bluetooth機能に対応したものとする。
図33は、携帯電話を遠隔操作装置3000として使用した場合の再生制御表示画面3301の表示例を示す模式図である。図33に示すように、携帯電話のディスプレイ画面に再生制御表示画面3301を表示する。そして、再生制御表示画面3301上に、カーソルA101も表示し、カーソルA101を携帯電話のコマンドナビゲーションボタンの十字キーK1(ポインティングデバイス123に相当する)で操作し、決定ボタンK2を押下すると、カーソルA101が指示している時刻図形などに関連付けられている時刻に再生位置を移動させるように再生制御インターフェイス3002を構成する。
なお、スクロールボタンA16a,A16bは、図1で示したスクロール領域A2とスクロールバーA3と同様の機能を有し、時刻図形が表示される範囲をスクロールさせるために使用される。
例えば、スクロールバーA16aを押下した場合には、現在表示している時刻に比べ過去の時間に関連付けられている時刻図形等が表示され、スクロールバーA16bを押下した場合には、現在表示している時刻より未来の時間に関連付けられている時刻図形等が表示される。これにより、時刻図形等が表示される範囲をスクロールさせることが可能となる。
利用者は、遠隔操作装置3000のデータ選択部3006を操作し、通信部3001,3011を介し、メディアデータ記憶部111内にある時系列メディアデータを検索して選択する。
本実施の形態においても、各時系列メディアデータはメディアデータ記憶部111内で一意に特定される名称等と関連付けられており、その名称等を遠隔操作装置3000の表示装置3007に表示するか、またはメディアデータ再生装置3010に接続された表示装置117に表示するかのいずれかもしくは両方の方法で利用者は時系列メディアデータを選択することができるようになっている。
メディアデータの選択操作が終了すると実施の形態1と同様に、時系列メディアデータの特徴情報が特徴抽出部140で抽出され、特徴情報保存部130に格納される。なお、利用者は時系列メディアデータの選択操作が終了した場合でも、直ちにその特徴抽出処理を行い各データベースに保存する事を行わず、利用者の操作により、各データベースに抽出された特徴情報を保存するように構成してもよい。
また、一度、メディアデータの特徴情報を抽出した場合には、各特徴情報は特徴情報保存部130に記録された状態となっているので、同一のメディアデータを再度選択した場合には、特徴抽出部140による処理を行う必要がなくなる。
次に、以上のように構成されたメディアデータ再生システムによりメディアデータの再生制御処理について説明する。利用者が遠隔操作装置3000のポインティングデバイス123と再生制御表示画面3202を使用して、再生ボタンA4を押下すると、通信部3001、3011を経由して、メディアデータ再生装置3010の再生制御部3012に再生ボタンA4のイベントが通知される。再生制御部3012がイベント通知を受け取ると、メディアデータ記憶部111に再生命令を送信し、メディアデータ記憶部111からオーディオデコーダ113またはビデオデコーダ115もしくはその両方に時系列メディアデータが送出される。オーディオデコーダ113とビデオデコーダ115は受け取った時系列メディアデータを処理し、ビデオデコーダ115は表示装置117にビデオデータを送出し、オーディオデコーダ113はスピーカ114にオーディオデータを送出する。
遠隔操作装置3000の再生制御インターフェイス3002は、特徴情報保存部130から特徴情報を通信部3001、3011を介して受信し、受信した特徴情報に対応した特徴図形を表示装置3007に表示する。
利用者がポインティングデバイス123により時刻図形、特徴図形、制御図形を選択すると、通信部3001,3011を介して、選択した図形に関連付けられている時刻を再生制御部3012に送信し、再生制御部3012はメディアデータ記憶部111にその時刻の時系列メディアデータをビデオデコーダ115とオーディオデコーダ113に送るように指令を出す。
ここで、遠隔操作装置3000とメディアデータ再生装置3010の間で送受信されるデータについて説明する。
両装置の間で送受信されるデータは、次の3種類である。第1の種類のデータは、遠隔操作装置3000のデータ選択部3006が必要とするデータと再生制御データである。第2の種類のデータは、再生制御表示画面3202の表示に必要なデータである。第3の種類のデータは、再生制御のための再生制御データである。
データ選択部3006が必要とするデータは、時系列メディアデータの名称や長さのデータである。遠隔操作装置3000のデータ選択部3006により時系列メディアデータを選択するために、各時系列メディアデータの名称や長さのデータがメディアデータ再生装置3010から遠隔操作装置3000に送信される。
利用者がデータ選択部3006によって時系列メディアデータを選択した場合、選択した時系列メディアデータの情報が遠隔操作装置3000からメディアデータ再生装置3010に送信され、メディアデータ記憶部111に送出される。
第2の種類のデータは、再生制御表示画面3202へ表示のために送受信されるデータである。遠隔操作装置3000の再生制御インターフェイス3002は、データ選択部3006で選択したメディアデータの長さ(時間)のデータが時刻図形の表示と図31で示したスクロール領域A2およびスクロールバーA3の表示に必要となる。このため、遠隔操作装置3000のデータ選択部3006によるデータ選択後に、メディアデータの長さデータがメディアデータ再生装置3010から遠隔操作装置3000に送信され、遠隔操作装置3000がメディアデータの長さデータを受信する。また、遠隔操作装置3000は、再生制御表示画面3202において現在位置図形の表示位置を決定するために、再生制御部D2から現在の再生時刻のデータをメディアデータ再生装置3010から受信する。
なお、再生制御表示画面3202に時刻図形や現在位置図形のみを表示し特徴図形を表示しない場合には、メディアデータの長さデータと現在の再生時刻のみをメディアデータ再生装置3010から取得すればよい。
遠隔操作装置3000は、再生制御表示画面3202に時刻図形や現在位置図形の他、特徴図形を表示する場合には、メディアデータ再生装置3010の特徴情報保存部130に保存されているメディアデータの各特徴情報をさらに取得する必要がある。
ここで、再生制御表示画面3202への図形描画処理について説明する。図34は、遠隔操作装置3000において行われる図形描画処理の手順を示すフローチャートである。
まず、再生制御インターフェイス3002の描画部122aは、領域A1に並べることが可能な図形の行数と列数を読みだす(ステップS3401)。なお、かかる行数と列数は、予め再生制御インターフェイス3002の制御情報記憶部122cに、表示装置3007に表示する再生制御表示画面3202に応じて保持されている。
次に、再生制御インターフェイス3002の描画部122aは、各時刻を表す時刻図形を、行数×列数分の領域A1に描画する(ステップS3402)。図32の例では、A1(1,1)、A1(1,2)、・・・、A1(1,7)、A1(2,1)、・・・のように表示される。
次に、再生制御インターフェイス3002の描画部122aは、データ選択部3006によって選択された時系列メディアデータの長さデータを通信部3001を介して、メディアデータ再生装置3010に問い合わせる。すると、遠隔操作装置3000から要求したメディアデータの長さデータを送信されてくるので、再生制御インターフェイス3002はかかる長さデータを取得する(ステップS3403)。
そして、再生制御インターフェイス3002の制御部122bによって、各時刻図形に開始時刻と終了時刻を割り当て、時刻図形と割り当てられた開始時刻と終了時刻とを時刻データ(図6)と制御情報記憶部122cに保存する(ステップS3404)。かかる割り当ての処理は実施の形態1のメディアデータ再生装置と同様に行われる。
再生制御表示画面3202に表示するすべての時刻図形に対して以下の処理を行うが、x列y行目のデータについてのみ説明する。
次に、再生制御インターフェイス3002の描画部122aは、x列y行に表示される時刻図形に割り当てられている開始時刻T(x,y)と終了時刻T’(x,y)を、通信部3001を介してメディアデータ再生装置3010に送信することにより、特徴情報の検索要求を行う(ステップS3405)。これにより、メディアデータ再生装置3010では、特徴情報保存部130から、T(x,y)≦t<T’(x,y)を満たすtに関連付けられている特徴情報と割り当てられた時刻が検索され、遠隔操作装置3000の描画部122aは、メディアデータ再生装置3010からの特徴情報検索結果の応答受信待ちとなる(ステップS3406)。かかるメディアデータ再生装置3010における特徴情報検索処理については後述する。
メディアデータ再生装置3010から応答があった場合には、受信した応答が特徴情報と時刻であるか否かを調べる(ステップS3407)。そして、特徴情報と時刻である場合には(ステップS3407:Yes)、描画部122aによって、メディアデータ再生装置3010によって検索された特徴情報に対応する特徴図形を図形記憶部122dから読み出して、対応する時刻の時刻図形に対して表示する(ステップS3408)。一方、ステップS3407において、メディアデータ再生装置3010から受信した応答が特徴情報と時刻でない場合には、(ステップS3407:No)、該当する特徴情報が存在しなかったと判断し、対象の時刻図形には特徴情報を描画しない。
このようなステップS3405からS3408までの処理を全ての時刻図形に対して実行する(ステップS3409)。以上のような処理により、領域A1に時刻図形、特徴図形が表示される。
次に、上述のステップS3405の特徴情報の検索要求を受信したメディアデータ再生装置3010における特徴情報検索処理について説明する。図35は、メディアデータ再生装置3010における特徴情報検索処理の手順を示すフローチャートである。
メディアデータ再生装置3010では、通信部3011によって特徴情報の検索要求、すなわちx列y行に表示される時刻図形に割り当てられている開始時刻T(x,y)と終了時刻T’(x,y)を受信すると(ステップS3501)、T(x,y)≦T<T’(x,y)を満たす時刻Tと関連付けられている特徴情報(音声区間データ、話者データ、テキストデータ、顔存在区間データ、シーンチェンジデータ)を特徴情報保存部130によって音声区間データベース132と話者情報データベース133とテキストデータベース131と顔データベース134とシーンチェンジデータベース135からそれぞれ検索する(ステップS3502)。
そして、特徴情報保存部130によって該当する特徴情報が存在するか否か判断し(ステップS3503)、存在すると判断された場合には(ステップS3503:Yes)、特徴情報保存部130によって、検索された特徴情報とこの特徴情報に関連付けられた時刻を遠隔操作装置3000に通信部3011を介して送信する(ステップS3504)。
一方、ステップS3503において、該当する特徴情報が存在しないと判断された場合には(ステップS3503:No)、特徴情報保存部130によって、検索結果なしの旨の応答を遠隔操作装置3000に通信部3011を介して送信する(ステップS3505)。
このステップS3504およびS3505の応答は、遠隔操作装置3000の図形描画処理における上述のステップS3406によって受信されることになる。
次に、遠隔操作装置3000とメディアデータ再生装置3010との間で送受信される第3の種類のデータである再生制御のための再生制御データについて説明する。
利用者は、ポインティングデバイス123をよって再生制御表示画面3202を操作することが、再生の開始、停止、再生位置の移動など時系列メディアデータの再生の制御に関する操作が生じた場合には、各操作に応じた命令が遠隔操作装置3000からメディアデータ再生装置3010の再生制御部3012に再生制御データとして送信される。再生制御部3012では、受信した再生制御データに従って、各操作に応じた処理を実行する。
利用者が遠隔操作装置3000の再生制御表示画面から再生した位置の時刻図形を指定すると、その再生制御インターフェイス3002の制御部122bでは、指定された時刻図形に対応した再生時刻を制御情報記憶部122cから取得する。そして、取得した再生時刻を、再生制御指示情報として通信部3001によってメディアデータ再生装置3010に送信する。メディアデータ再生装置3010では、通信部3011によって再生制御指示情報として再生時刻を受信し、再生制御部3012によって受信した再生時刻の位置からメディアデータを再生する。
このように本実施の形態にかかるメディアデータ再生システムでは、遠隔操作装置3000において、一または複数の時刻図形情報を再生制御表示画面に表示し、表示された時刻図形情報の中から利用者によって選択された時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示をメディアデータ再生装置に送信し、メディアデータ再生装置において、遠隔操作装置から受信した再生制御指示で指示された再生時刻の位置からメディアデータを再生することで、利用者がメディアデータ再生装置と離れた場所にいる場合でも、再生時間が長時間のメディアデータの各時刻での情報を再生位置の指定精度と同精度で表示することができ、メディアデータの再生位置の検索を容易にかつ高精度で行うことができる。
また、本実施の形態にかかるメディアデータ再生システムでは、遠隔操作装置3000側で再生制御表示画面を表示するため、メディアデータ再生装置3010の表示装置をメディアデータの再生表示のみに使用することができる。
なお、本実施の形態は、メディアデータ再生装置3010の構成を、実施の形態1のメディアデータ再生装置のように特徴抽出部140と特徴情報保存部130を設けた構成としたが、この他、再生インターフェイス画面3202に時刻図形と制御図形のみ表示する実施の形態4のメディアデータ再生装置、あるいは予め特徴図形がメタデータとしてメディアデータ記録部に記録されているメディアデータを再生する実施の形態5のメディアデータ再生装置のように、特徴抽出部140と特徴情報保存部130とを設けない構成とすることも可能である。図36は、特徴抽出部140と特徴情報保存部130を設けない構成のメディアデータ再生装置を用いた場合のメディアデータ再生システムの機能的構成を示すブロック図である。
また、この他、本実施の形態にかかる遠隔操作装置3000の再生制御表示画面3202への各図形のメディアデータ再生装置を、実施の形態2のように、再生制御表示画面に時刻図形を時系列順に横方向に並べて表示し、横幅の領域が時刻図形で埋まった場合、音声区間から無音声区間へ変化する際、あるいは無音声区間から音声区間に変化する際に、改行して時刻図形を表示するように構成してもよい。
さらに、本実施の形態にかかるメディアデータ再生装置3010を、実施の形態3のように、記録中のメディアデータをリアルタイムに取得して再生する場合における再生制御を行うように構成してもよい。
なお、本発明は以上の実施の形態に限らず、その要旨を逸脱しない範囲において、さまざまな様態で実施し得るものである。
本発明にかかるメディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラムは、音声および映像を再生するメディアデータの再生制御を行うメディアデータ再生装置、メディアデータ再生システム、メディアデータ再生プログラムおよび遠隔操作プログラムに適している。
実施の形態1にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 再生制御インターフェイスの機能的構成を示すブロック図である。 メディアデータ再生装置のハードウェア構成を示す模式図である。 実施の形態1のメディアデータ再生装置で表示される再生制御表示画面の一例を示す模式図である。 再生制御設定画面の一例を示す模式図である。 時刻データの一例を示す説明図である。 再生制御データの一例を示す説明図である。 音声区間データベースのデータ構造の一例を示す説明図である。 話者情報データベースのデータ構造の一例を示す説明図である。 テキストデータベースのデータ構造の一例を示す説明図である。 顔データベースのデータ構造の一例を示す説明図である。 シーンチェンジデータベースのデータ構造の一例を示す説明図である。 特徴抽出部によるメディアデータの中のオーディオデータからの特徴情報の抽出処理の手順を示すフローチャートである。 メディアデータの中のビデオデータからの特徴情報の抽出処理の手順を示すフローチャートである。 再生制御の全体処理の手順を示すフローチャートである。 図形描画処理の手順を示すフローチャートである。 吹き出し領域および特徴図形の表示例を示す模式図である。 吹き出し領域の表示処理の手順を示すフローチャートである。 メディアデータの再生処理の手順を示すフローチャートである。 図形選択処理の手順を示すフローチャートである。 リピート再生処理の手順を示すフローチャートである。 スクロールバー移動処理の手順を示すフローチャートである。 再生制御情報の制御情報記憶部への記憶処理の手順を示すフローチャートである。 再生位置制御処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態2のメディアデータ再生装置で表示される再生制御表示画面の一例を示す模式図である。 実施の形態2にかかるメディアデータ再生装置における図形描画処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態4にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 図形描画処理の手順を示す説明図である。 実施の形態5にかかるメディアデータ再生装置の機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態5のメディアデータ再生装置による再生制御表示画面への図形描画処理の手順を示すフローチャートである。 実施の形態6にかかるメディアデータ再生システムの機能的構成を示すブロック図である。 実施の形態6の遠隔操作装置およびメディアデータ再生装置のハードウェア構成を示す模式図である。 遠隔操作装置として赤外線通信機能を内蔵したリモートコントローラを用いた場合のリモートコントローラの液晶画面に表示される再生制御表示画面の一例を示す模式図である。 携帯電話を遠隔操作装置として使用した場合の再生制御表示画面3301の表示例を示す模式図である。 遠隔操作装置において行われる図形描画処理の手順を示すフローチャートである。 メディアデータ再生装置における特徴情報検索処理の手順を示すフローチャートである。 特徴抽出部と特徴情報保存部を設けない構成のメディアデータ再生装置を用いた場合のメディアデータ再生システムの機能的構成を示すブロック図である。
符号の説明
100,2500,2600,2800,3010 メディアデータ再生装置
110 メディアデータ再生部
111 メディアデータ記憶部
112,3006 データ選択部
113 オーディオデコーダ
114 スピーカ
115 ビデオデコーダ
116 表示合成部
117,3007 表示装置
120,2620,2820 再生制御インターフェイス部
121,3012 再生制御部
122,2622,2822,3002 再生制御インターフェイス
122a 描画部
122b 制御部
122c 制御情報記憶部
122d 図形記憶部
123 ポインティングデバイス
130 特徴情報保存部
140 特徴抽出部
131 テキストデータベース
132 音声区間データベース
133 話者情報データベース
134 顔データベース
135 シーンチェンジデータベース
140 特徴抽出部
141 テキスト変換部
142 音声区間検出部
143 話者識別部
144 顔認識部
145 シーンチェンジ認識部
302,2302,3202,3301 再生制御表示画面
303 動画表示領域
304 ディスプレイ画面
2510 メディアデータ取得再生部
2511 記録装置制御部
2512 録音装置
2513 オーディオデータ記憶部
2514 録画装置
2515 ビデオデータ記憶部
2810 メディアデータ再生部
2811 特徴情報読取部
3000 遠隔操作装置
3001,3011 通信部
3101 テレビジョン

Claims (31)

  1. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータを記憶するメディアデータ記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されたメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、時系列順に前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手段と、
    前記再生制御手段によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備え、
    前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、前記メディアデータ記憶手段から再生位置における時刻を読み出し、読み出した前記時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生装置。
  2. 前記再生制御手段は、前記時刻図形情報を、前記再生制御表示手段に2次元表示することを特徴とする請求項1に記載のメディアデータ再生装置。
  3. 前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの現在の再生位置の再生時刻を間に含む開始時刻と終了時刻が割り当てられている前記時刻図形情報に関連付けた現在位置図形情報を前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項1または2に記載のメディアデータ再生装置。
  4. 前記再生制御手段は、さらに、前記再生制御表示手段に、利用者に前記時刻図形情報の表示範囲を指定させるための移動可能なスクロール手段を表示し、表示された前記スクロール手段が移動された場合に、前記スクロール手段が移動された位置に時刻図形情報の表示範囲を移動することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  5. 前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴を表示する特徴図形情報を、前記再生時刻を間に含む開始時刻と終了時刻が割り当てられている前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  6. 前記記憶手段に記憶されたメディアデータから任意の位置の再生時刻における特徴を抽出する特徴抽出手段と、
    前記特徴抽出手段によって抽出された特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を保存する特徴情報保存手段と、をさらに備え、
    前記再生制御手段は、さらに、前記特徴図形情報を、前記特徴情報保存手段に保存されている特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項5に記載のメディアデータ再生装置。
  7. 前記特徴抽出手段は、前記メディアデータに含まれる音声データから任意の位置の再生時刻における前記音声データに関する特徴を抽出することを特徴とする請求項6に記載のメディアデータ再生装置。
  8. 前記特徴抽出手段は、前記特徴として音声が存在する時刻の区間である音声区間を検出する音声区間検出手段を備え、
    前記特徴情報保存手段は、前記音声区間検出手段によって検出された音声区間を前記特徴情報として記憶する音声区間保存手段を備え、
    前記再生制御手段は、前記音声が存在することを示す特徴図形情報を、前記音声区間保存手段に記憶された音声区間に相当する前記再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項7に記載のメディアデータ再生装置。
  9. 前記再生制御手段は、前記音声区間保存手段に保存された音声区間に相当する前記再生時刻に対応する前記時刻図形情報と、前記音声が存在しない時刻の区間である無音声区間に相当する前記再生時刻に対応する前記時刻図形情報とを、前記音声区間から前記無音声区間へ変化する際、あるいは前記無音声区間から前記音声区間に変化する際に前記音声区間と前記無音声区間との間で変化する位置で改行して前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項8に記載のメディアデータ再生装置。
  10. 前記再生制御手段は、前記音声区間検出手段によって検出された音声区間に相当する前記再生時刻に対応した前記時刻図形情報のみを、前記再生制御表示手段に表示し、前記音声区間が変化する位置で改行して前記時刻図形情報のみを表示することを特徴とする請求項8に記載のメディアデータ再生装置。
  11. 前記特徴抽出手段は、前記メディアデータに含まれる音声データから音声を発している話者を識別する話者識別手段をさらに備え、
    前記特徴情報保存手段は、前記話者識別手段によって識別された話者の識別情報と前記音声区間とを対応づけた話者情報を前記特徴情報として記憶する話者情報保存手段を備え、
    前記再生制御手段は、前記話者情報保存手段に記憶された話者情報の特徴を示す特徴図形情報を、前記話者情報の前記音声区間に相当する前記再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項8〜10のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  12. 前記特徴抽出手段は、前記音声の内容をテキストに変換するテキスト変換手段をさらに備え、
    前記特徴情報保存手段は、前記テキスト変換手段によって変換されたテキストと前記音声区間とを対応づけたテキスト情報を前記特徴情報として記憶するテキスト情報保存手段を備え、
    前記再生制御手段は、前記テキスト情報保存手段に記憶されたテキスト情報の特徴を示す特徴図形情報を、前記テキスト情報の前記音声区間に相当する再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示させることを特徴とする請求項8〜11のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  13. 前記特徴抽出手段は、画像データを含むメディアデータから任意の位置の再生時刻における画像データに関する特徴を抽出することを特徴とする請求項6〜12のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  14. 前記特徴抽出手段は、前記画像データに含まれる人物の顔画像を識別する顔認識手段をさらに備え、
    前記特徴情報保存手段は、前記顔認識手段によって識別された前記顔画像の識別情報と前記顔画像が存在する区間である顔存在区間とを対応づけた顔情報を前記特徴情報として記憶する顔情報保存手段を備え、
    前記再生制御手段は、前記顔情報保存手段に記憶されている顔情報の顔の識別情報の特徴を示す特徴図形情報を、前記顔情報の前記顔存在区間に相当する再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項13に記載のメディアデータ再生装置。
  15. 前記特徴抽出手段は、前記画像データの場面が変化する時刻であるシーンチェンジ時刻を検出するシーンチェンジ認識手段をさらに備え、
    前記特徴情報保存手段は、前記シーンチェンジ認識手段によって検出されたシーンチェンジ時刻を前記特徴情報として記憶するシーンチェンジ情報保存手段を備え、
    前記再生制御手段は、場面の変化を示す特徴図形情報を、前記シーンチェンジ時刻に相当する前記再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項13または14に記載のメディアデータ再生装置。
  16. 前記再生制御手段は、さらに、前記特徴図形情報または前記制御図形情報を前記時刻図形情報の表示領域に表示できない場合に、補助領域を前記時刻図形情報に関連付けて表示し、前記補助領域に前記特徴図形情報または前記制御図形情報を表示することを特徴とする請求項5〜15のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  17. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータをリアルタイムに逐次取得するメディアデータ取得手段と、
    前記メディアデータ取得手段によって取得したメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、
    前記メディアデータ取得手段によって取得したメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、時系列順に前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手段と、
    前記再生制御手段によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備え、
    前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生装置。
  18. 前記メディアデータ取得手段は、記録中の前記メディアデータを、記録された時点でリアルタイムに逐次取得することを特徴とする請求項17に記載のメディアデータ再生装置。
  19. 前記メディアデータ取得手段は、ネットワークに接続されたメディアデータ配信装置からストリーミング配信される前記メディアデータを逐次受信して取得することを特徴とする請求項17に記載のメディアデータ再生装置。
  20. 前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータ取得手段によって取得した前記メディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴を表示する特徴図形情報を、前記再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項17〜19のいずれか一つに記載のメディアデータ再生装置。
  21. 前記メディアデータ取得手段によって取得したメディアデータから任意の位置の再生時刻における特徴を抽出する特徴抽出手段と、
    前記特徴抽出手段によって抽出された特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を保存する特徴情報保存手段と、を更に備え、
    前記再生制御手段は、さらに、前記特徴図形情報を、前記特徴情報保存手段に保存されている特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項20に記載のメディアデータ再生装置。
  22. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータと、前記メディアデータと前記メディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴および特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を記述したメタデータとを記憶するメディアデータ記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されたメディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、
    前記記憶手段に記憶されたメタデータから前記メディアデータの再生時刻に対応する特徴情報を取得する特徴情報読み取り手段と、
    前記記憶手段に記憶されたメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を時系列順に前記再生制御表示手段に表示するとともに、前記特徴情報読み取り手段によって取得した前記特徴情報を、前記特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手段と、
    前記再生制御手段によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、を備え、
    前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、前記メディアデータ記憶手段から再生位置における時刻を読み出し、読み出した前記時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生装置。
  23. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータを再生するメディアデータ再生装置と、前記メディアデータ再生装置とネットワークで接続され、前記メディアデータの再生制御を操作する遠隔操作装置とを備えたメディアデータ再生システムであって、
    前記遠隔操作装置は、
    前記メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段と、
    前記メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、時系列順に前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報を生成する再生制御手段と、
    前記再生制御手段によって生成された再生制御指示情報を前記メディアデータ再生装置に送信する再生制御送信手段と、を備え、
    前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動する旨の前記再生制御指示情報を生成し、
    前記メディアデータ再生装置は、
    前記遠隔操作装置から前記再生制御指示情報を受信する再生制御受信手段と、
    前記再生制御受信手段によって受信した前記再生制御指示情報で指示された前記再生時刻の位置から前記メディアデータを再生する再生手段と、
    を備えたことを特徴とするメディアデータ再生システム。
  24. 前記メディアデータ再生装置は、
    前記メディアデータを記憶するメディアデータ記憶手段を更に備え、
    前記再生手段は、前記再生制御受信手段によって受信した前記再生制御指示情報で指示された前記再生時刻の位置から前記メディアデータ記憶手段に記憶された前記メディアデータを再生することを特徴とする請求項23に記載のメディアデータ再生システム。
  25. 前記遠隔操作装置の前記再生制御手段は、さらに、前記メディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴を表示する特徴図形情報を、前記再生時刻と対応付けられた前記時刻図形情報に関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項23または24に記載のメディアデータ再生システム。
  26. 前記メディアデータ再生装置は、
    前記記憶手段に記憶されたメディアデータから任意の位置の再生時刻における特徴を抽出する特徴抽出手段と、
    前記特徴抽出手段によって抽出された特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を保存する特徴情報保存手段と、を更に備え、
    前記遠隔操作装置は、
    前記メディアデータ再生装置から前記特徴情報保存手段に保存された前記特徴情報を受信する受信手段を更に備え、
    前記再生制御手段は、
    前記特徴図形情報を、前記受信手段によって受信した前記特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示することを特徴とする請求項25に記載のメディアデータ再生システム。
  27. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手順と、
    前記再生制御手順によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、
    前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生プログラム。
  28. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータをリアルタイムに逐次取得するメディアデータ取得手順と、
    前記メディアデータ取得手順によって取得したメディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、前記メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手順と、
    前記再生制御手順によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、
    前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生プログラム。
  29. メディアデータ記憶手段に記憶され、時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータの任意の位置の再生時刻における特徴および特徴の前記再生時刻を含む特徴情報を記述したメタデータから前記メディアデータの再生時刻に対応する特徴情報を取得する特徴情報読み取り手順と、
    前記メディアデータ記憶手段に記憶された前記メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示するとともに、前記特徴情報読み取り手段によって取得した前記特徴情報を、前記特徴情報の前記再生時刻に関連付けられた前記時刻図形情報と関連付けて前記再生制御表示手段に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する再生制御手順と、
    前記再生制御手順によって移動された再生位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、
    前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、前記メディアデータ記憶手段から再生位置における時刻を読み出し、読み出した前記時刻と関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動することを特徴とするメディアデータ再生プログラム。
  30. 時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータを再生するメディアデータ再生装置で再生される前記メディアデータの再生制御を遠隔操作することをコンピュータに実行させるための遠隔操作プログラムであって、
    前記メディアデータの任意の位置における再生時刻に対応付けられ、利用者前記メディアデータの再生位置を選択可能な一または複数の時刻図形情報を、メディアデータの再生制御に関する情報を利用者に指定可能に表示する再生制御表示手段に時系列順に表示し、表示された前記時刻図形情報の中から利用者によって設定された前記時刻図形情報に対応した再生時刻の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報を生成する再生制御手順と、
    前記再生制御手順によって生成された再生制御指示情報を前記メディアデータ再生装置に送信する再生制御送信手順と、をコンピュータに実行させ、
    前記再生制御手順は、さらに、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を前記再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻に関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動する旨の前記再生制御指示情報を生成することを特徴とする遠隔操作プログラム。
  31. ネットワークに接続された遠隔操作装置からの指示によって時系列に再生可能な音声データまたは画像データを含むメディアデータの再生制御および再生をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラムであって、
    前記遠隔操作装置は、前記メディアデータの再生制御に関する指示を行わせるための制御図形情報を再生制御表示手段に表示し、再生位置における時刻に関連付けられる前記制御図形情報に対応した再生制御を前記メディアデータに対して行い、前記制御図形情報が移動先の位置の指定を含む場合に、前記制御図形情報で指定された移動先の位置に再生位置を移動する旨の再生制御指示情報を生成して、生成された前記再生制御指示情報を送信し、
    前記遠隔操作装置から前記再生制御指示情報を受信する再生制御受信手順と、
    前記再生制御受信手順によって受信した前記再生制御指示情報で指示された再生時刻の位置から前記メディアデータを再生する再生手順と、
    をコンピュータに実行させるためのメディアデータ再生プログラム。
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