JP4230505B2 - タイヤマウンタ及びタイヤのマウント方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤの装着時、タイヤビード部分のホイールに対する摩擦を大幅に低減させて、タイヤの損傷を防止するようにしたタイヤマウンタ、及びこれを用いたタイヤのマウント方法に関するものである。
従来、タイヤをホイールに装着させるタイヤマウンタにあっては、通常タイヤをホイールに斜めに仮り止めさせた状態から、タイヤの上ビード部側に押圧されるタイヤビード押えローラやタイヤの上ビード部側に押圧されるタイヤ押えを用い、タイヤビード押えローラを旋回させながら、タイヤの上下のビード部分を、2モーション(2回の装着動作)や1モーション(1回の装着動作)により、ホイール外周(縁部)に接触させつつ、滑らせる形で、タイヤを所定の位置にマウント(装着)するというものであった。このような従来構造のタイヤマウンタとしては、例えば特許文献1を挙げることができる。
特開平11−192823号公報
ところが、上記のように、装着されるタイヤのビード部分をホイール外周(縁部)に接触させて、無理に滑らせる形の場合、タイヤの種類によっては、接触時の摩擦力が相当大きなものとなるため、ビード部分が損傷し易いという懸念があった。
例えば、小型で肉薄のタイヤにあっては、無理に滑らせてもビード部分に対するダメージはあまりないが、大型で肉厚のタイヤ(ラジアルタイヤや偏平形タイヤなど)の場合、ビード部分が硬く、相当な剛性があるため、接触時大きな負荷(摩擦力)が生じる。特にタイヤゴム中には通常鋼製ワイヤなどの芯材が多数埋め込まれているため、無理な接触を強いると、本発明者の試験によると、接触時の荷重は、100Kg程度から最大340Kg程度(接触時の荷重をxyzの3次元方向で捉えたときにおける特定方向の最大値)にもなることが分かった。
本発明者が、この点をより詳細に検討すると、マウント時接触荷重が大きいと、特にタイヤの上ビード部分において損傷し易いことが分かった。タイヤでは、ビード部分の外側は外に露出するため、十分な強度を持たせてあるが、ビード部分の内側は、装着時ホイールの内側となるため、外側ほどの強度は持たせていない。
従って、ホイールに斜めに仮り止めされたタイヤにおいては、下ビード部分がホイールにマウントされるときには、下ビード部分の丈夫な外側がホイール外周と接触することになるため、それほど大きなダメージは受けない。しかし、上ビード部分のマウント時には、上ビード部分の内側(強度的に弱い部分)が、ホイール外周と接触することになるため、損傷の程度が大きくなり易いのである。さらに、厄介なことに、一旦タイヤがホイールにマウントされると、ビード部分の内側におけるダメージの程度(亀裂などの発生)にあっては、外側からは目視できないため、発見され難く、隠れた欠陥となる。そして、時間の経過と共に亀裂などが進み、走行中タイヤに異常が発生して始めて発見されることになる。
このため、タイヤの接触荷重を小さくするため、ホイール側とタイヤビード押えローラ間の間隔(隙間)を大きくとることも考えられるが、この間隔を大きくすると、タイヤの噛み込みがわるくなり、良好なマウントが確保できなくなるという新たな問題が生じる。
そこで、従来装置では、ホイール側とタイヤビード押えローラ間の間隔を最適にするため、タイヤビード押えローラの接近させる速度を遅くして、調整することにより、タイヤの接触荷重を最小限に抑えることが行われている。また、逆にホイール側、即ちホイールの載置されるリフトテーブル側を接近させる場合には、タイヤビード押えローラの手前で接近速度を遅くしている。或いは、タイヤビード押えローラ側とリフトテーブル側の両者の接近速度を制御したり、さらには、事前に個々のホイール寸法(型成形を主とするホイールでは寸法のパラ付きが大きいため)を計測して、この計測情報を接近速度制御に使用している。この場合、余計な工数が増え、マウントのスピードダウンによる効率低下が避けられないことになる。
そこで、本発明者は、上述した、斜めに仮り止めされたタイヤの非装着側のビード部分に対するマウント時の接触荷重の低減を図るため、ホイール上面側に位置して旋回する一種の摩擦低減用案内へら(箆)である、ビードガイドプレートを設け、タイヤの装着時、このビードガイドプレートを旋回させて、ホイール外周面より内側に位置している、非装着側のビード部分に差し込み、先行走行させた。そうすると、この状態下で、非装着側のビード部分がタイヤビード押えローラで押圧されると、この非装着側のビード部分が、ホイール上面側に重なるようにして位置するビードガイドプレートの表面側から滑るように案内されるため、ホイール側に殆ど接触することなく、スムーズにマウントされることが分かった。かつまた、そのときの接触荷重が大幅に低減されること(後述するように、接触荷重のxyz方向における特定方向の最大値が20Kg程度になること)も分かった。
本発明は、この観点に立ってなされたものであり、タイヤビード部分のホイールに対する摩擦を大幅に低減させて、タイヤの損傷を良好に防止するようにしたタイヤマウンタ、及びこれを用いたタイヤのマウント方法を提供するものである。
請求項1記載の本発明は、タイヤTが斜めに仮り止めされたホイールHを受け入れて、タイヤの装着時、センターコーンを中心にタイヤビード押えローラを旋回させることにより、タイヤを仮り止め状態から、ホイールHに装着させるタイヤマウンタにおいて、
円弧状プレート片からなり、その底面側が前記ホイールの上面側に位置すると共に、その外周円弧状部が前記ホイールの外周面に位置されるビードガイドプレートを設け、前記タイヤの装着時、前記ビードガイドプレートを、斜めに仮り止めされた前記タイヤの非装着側のビード部付近において、前記タイヤビード押えローラの旋回に連動させて旋回させることにより先行走行させて、前記タイヤの非装着側のビード部が、当該ビードガイドプレートの表面側を滑るようにして、前記ホイールに装着されることを特徴とするタイヤマウンタにある。
請求項2記載の本発明は、前記ビードガイドプレートに対して潤滑液を供給する潤滑液供給手段を付設したことを特徴とする請求項1記載のタイヤマウンタにある。
請求項3記載の本発明は、前記ビードガイドプレートを、適宜離間させて、かつ、その円弧状プレート片の基端側を対峙させて2個設け、その前進旋回時と戻り旋回時に使い分けることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤマウンタにある。
請求項4記載の本発明は、前記ビードガイドプレートは、前記センターコーン側の回動軸側に取り付けられたカムプレートと、当該カムプレートのガイドカム部と、当該ガイドカム部に装着されて連携されると共に、前記ビードガイドプレートの円弧状プレート片の基端に対して連結立設部を介して概略L字状に固着されたレバー片と、前記ビードガイドプレートの伸縮機構とからなる外径調整機構を有し、これにより、取り扱うタイヤ及びホイールのサイズに合わせて、前記ビードガイドプレートの旋回半径を変動させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のタイヤマウンタにある。
請求項5記載の本発明は、前記請求項1〜4から選ばれるいずれか一つのタイヤマウンタにおける前記ビードガイドプレートの前進旋回駆動により、前記タイヤの下ビード部をホイールに装着させた後、引き続き、前記ビードガイドプレートの戻り旋回駆動により、前記タイヤの上ビード部をホイールに装着させることを特徴するタイヤのマウント方法にある。
請求項6記載の本発明は、前記請求項1〜4から選ばれるいずれか一つのタイヤマウンタにおける前記ビードガイドプレートの1回の旋回駆動により、前記タイヤの下ビード部及び上ビード部をホイールに装着させることを特徴するタイヤのマウント方法にある。
本発明のタイヤマウンタによると、円弧状プレート片のビードガイドプレートが設けてあるため、タイヤのマウント時、ビードガイドプレートが、斜めに仮り止めされたタイヤの非装着側のビード部に対して、先行して走行されて、一種の摩擦低減用案内へらとして機能することから、タイヤのビード部のスムーズな装着が得られる。
これによって、マウント時の接触荷重を大幅に低減させることができる(後述するように、接触荷重のxyz方向における特定方向の最大値が20Kg程度に低減できる)。
言い換えれば、タイヤに対するダメージが大幅に低減される。この結果、タイヤの大きな損傷防止効果が得られる。従来タイヤのマウント後、時間の経過と共に始めて発見されるタイヤの異常を未然に防止することができる。また、このことから、従来行っているマウント後、タイヤへのダメージを抜き取り検査する分解検査などが不要となる。
本発明のタイヤマウンタにおいて、石鹸水などの滑り性に富む潤滑液を供給する潤滑液供給手段を付設して、ビードガイドプレート及びこの付近に潤滑液を供給すれば(噴霧など)、タイヤの非装着側のビード部とビードガイドプレート間の部分における滑り性が向上するため、よりスムーズなマウントが可能となる。
本発明のタイヤマウンタにおいて、適宜離間させて、2組みのビードガイドプレートを設けた場合、マウントを2モーションで行う際、各プレートを前進旋回駆動時と戻り旋回駆動時に使い分けることが可能となり、より効率的なマウントが可能となる。
本発明のタイヤマウンタにおいて、ビードガイドプレートに外径調整機構を付設すれば、取り扱うタイヤやホイールのサイズに対して、スムーズに対応することができる。つまり、汎用性の高い装置を得ることができる。
本発明のタイヤのマウント方法では、上記タイヤマウンタを用いて、ビードガイドプレートの前進旋回駆動により、先ず、タイヤの下ビード部をホイールに装着させた後、ビードガイドプレートの戻り旋回駆動により、タイヤの上ビード部をホイールに装着させることができる。この2モーションマウント方式の場合、取り扱うタイヤの剛性が大きい場合(大型のラジアルタイヤや偏平タイヤなど)において、特に有用である。
本発明のタイヤのマウント方法では、上記タイヤマウンタを用いてビードガイドプレートの1回の旋回駆動によりタイヤの上下のビード部をホイールに装着させることができる。
これにより、極めて高い作業性が得られる。この1モーションマウント方式の場合、取り扱うタイヤが小型で剛性が小さい場合において、特に有用である。
図1〜図2は、本発明のタイヤマウンタの全体を示したものである。
図中、100は装置本体の骨格をなす鉄骨などのフレーム材からなる機枠、200はタイヤTが斜めに仮り止めされたホイールHが載置されるリフトテーブル(ホイール受けテーブル)、300はリフトテーブル200上のホイールセンター穴に昇降して回動可能に固着されるセンターコーン、400はタイヤTの上ビード部側に押圧されるタイヤビード押えローラ、500はタイヤTの上ビード部側に押圧されるタイヤ押え、600は本発明で新たに採用された、円弧状プレート片からなり、タイヤTのマウント時、ホイールHの上面側に位置して旋回する(一種の摩擦低減用案内へら(箆)として機能する)ビードガイドプレート、700はビードガイドプレート600及びその周辺に対して、石鹸水、界面活性剤などの滑り性に富む潤滑液を供給する、噴霧ノズルなどの潤滑液供給手段である(図1、図3)。なお、潤滑液供給手段700としては、ビードガイドプレート自体の内部に潤滑液用の通路とその表面側への噴出口を複数設けた構造とすることも可能であり、この場合、よりスムーズな潤滑液供給が可能となる。
リフトテーブル200は、機枠の例えばほぼ中間部分に設置され、機枠100の横フレーム材110に取り付けられた油圧シリンダなどの昇降機構210により昇降できるようになっている。リフトテーブル200の近傍(図1中の左側)には、斜めに仮り止めされたタイヤTの下側を受けるタイヤ受け800が設けてあり、これはリフトテーブル200の昇降と連動して昇降されるようになっている。また、このリフトテーブル200には、コンベアなどの搬送手段220(図2)を通じて、タイヤTが斜めに仮り止めされたホイールHが搬入さ、また、タイヤTがマウント済みのホイールHが搬出されるようになっている。
センターコーン300は、昇降可能に設置されてなり、リフトテーブル200上に載置されたホイールH(タイヤTが斜めに仮り止めされた状態のホイール)のホイールセンター穴に挿入されて、ホイールHを固定するものである。この固定時、センターコーン300は、これを保持するセンターコーン軸部310に対して、内蔵のベアリング機構(図示省略)などにより回動可能に装着されている。なお、このホイールHの固定時には、リフトテーブル200に付設されたホイールブレーキ機構230(図2、例えばホイール側面に押圧させる拡縮自在な押圧部を有するもの)によって固定するとよい。これにより確実なホイールHの固定が得られる。また、取り扱うホイールHやタイヤTには種々のサイズがあり、サイズに応じて、ホイール幅やタイヤ幅が異なるため、リフトテーブル200の固定時における停止位置はこれに対応するように設定されている。
センターコーン300のセンターコーン軸部310は、図2の如く、上部ユニット部320を介して、機枠100の可動フレーム部120側に軸着された傘歯車などの連結部331に回動可能に連結されている。この連結部331は、これと噛み合う傘歯車などの連結部332を介して、電動モータ340と連結されている。つまり、電動モータ340の回転駆動により、センターコーン軸部310が回動されるようになっている。
一方、機枠100の可動フレーム部120側は、図2に示す、固定側の機枠100の横フレーム材110に取り付けられた油圧シリンダなどの昇降機構350により昇降されるようになっている。センターコーン300の大まかな昇降動は、この昇降機構350による可動フレーム部120の昇降によって行われる一方、センターコーン300の独自の昇降は、センターコーン軸部310に内蔵された昇降機構(図示省略)により行われる。
また、この機枠100の可動フレーム部120側には、上記タイヤ押え500が付設されている。より具体的には、油圧シリンダなどの昇降機構510により可動フレーム部120側に昇降可能に吊設されたタイヤ押え保持部520に取り付けられると共に、このタイヤ押え保持部520に装着された、例えば前進用及び後退用の2組みの油圧シリンダなどの伸縮機構531、532により水平方向に進退するようになっている。つまり、取り扱うタイヤT及びホイールHのサイズに対応して、上下動及び進退できるようになっている。
上記センターコーン300のセンターコーン軸部310には、図3に示すように、タイヤビード押えローラ400とビードガイドプレート600とが連携されている。
先ず、タイヤビード押えローラ400は、より具体的には、センターコーン軸部310に水平に固着された固定アーム部410と、この固定アーム部410にスラストベアリングなどの摺動機構420を介して伸縮可能に連結された可動アーム部430と、この可動アーム部430と固定アーム部410間に取り付けられた油圧シリンダなどの伸縮機構440と、可動アーム部430側に例えばガイドロッドなどのガイド機構450を介して垂設させたタイヤビード押えローラ用の昇降保持部460と、この昇降保持部460と可動アーム部430間に取り付けられた油圧シリンダなどの昇降機構470と、昇降保持部460から垂設された垂下ブラケット480などを通じて、組み付けられている。
この組み付け構造から、タイヤビード押えローラ400は、センターコーン軸部310の回動に連動して回動されることになる。一方、伸縮機構440の駆動により可動アーム部430がスライドして進退するため、ローラ位置を、タイヤTやホイールHのサイズ(外径)に対応させて、調整することができる。また、同様に昇降機構470の昇降により昇降保持部460が昇降するため、ローラ位置を、タイヤTやホイールHのサイズ(幅=高さ)に対応させて、調整することができる。
一方、上記ビードガイドプレート600も、図3〜図4に示すように、タイヤビード押えローラ400側の部品と一部共用して組み付けられている。具体的には、先ず、ビードガイドプレート600の円弧状プレート片610の形状は、図5〜図7に示す如くである。
図5に示すように、図中の右下側が円弧状の外周円弧状部611で、この部分はホイールHの外周面に揃えて位置される部分である。図6中の下側が底面部612で、この部分はホイールHの上面側に近接して位置される部分である。そして、その外表面側は先端に掛けては、図6のように、緩やかなスロープ(傾斜部)613が形成されている。
このスロープ613は、後述する旋回走行時、ビードガイドプレート600の先端側が、ホイールHとタイヤTの非装着側のビード部分の接点部分Aにへ差し(入り)込み易いようにするためである。その長(図10中L)さも、ホイールHやタイヤT側に邪魔にならない長さとしてある。
このビードガイドプレート600の円弧状プレート片610の一端(基端部)側には、図3〜図4のように、例えば筒状の連結立設部620を設けてあって、この連結立設部620に軸着されたロッド軸部材630が、上記タイヤビード押えローラ400側のスラストベアリングなどの摺動機構420をなす相互に摺動する両摺動部材421、422の一方(421)に、組み付けブロック部材640を介して、取り付けられている。なお、上記タイヤビード押えローラ400側の伸縮機構440の収縮ロッド441は、連結片641、連結ブロック部材642を通じて、組み付けブロック部材640に連結されている。従って、伸縮機構440が駆動すると、これに連動して、ビードガイドプレート600がセンターコーン軸部310の半径方向に進退することになる。
さらに、ビードガイドプレート600の連結立設部620の上端側には、レバー片650が設けてあり、このレバー片650の先端側が、回動コロ651などを介して、上記センターコーン軸部310に水平に固着されたカムプレート660のガイドカム部661に組み付けられている。なお、この例では、カムプレート660は組み付けブロック部材640の下側となるため、ガイドカム部661は下向きに開口された長穴(溝)となる。
ここで、ビードガイドプレート600、レバー片650、及びカムプレート660のガイドカム部661との連携(位置)関係は、図8に示す如くである。
ビードガイドプレート600に対して、レバー片650は概略L字形に取り付けられ、また、このレバー片650の回動コロ651が組み付けられる、カムプレート660のガイドカム部661は、カムプレート660部分のセンターコーン軸部310の中心を通るセンターラインLcに対して、図8中時計回り方向に傾斜(傾斜角θ1)させてある。
この構成により、上記タイヤビード押えローラ400側の伸縮機構440が駆動すると、図8に示すように、レバー片650の一端(回動コロ651)が、カムプレート660のガイドカム部661に沿って移動し(例えばP1〜P3間)、ビードガイドプレート600の旋回半径(センターコーン軸部310の中心からビードガイドプレート600における円弧状プレート片610の外周円弧状部611の外周面までの距離)が調整される。
このとき、ビードガイドプレート600の中心線とレバー片650の中心線とのなす角度θは、一定に保たれるが、ビードガイドプレート600の先端位置(CP)は図示のように、移動する。つまり、取り扱うホイールHのサイズに合わせて、ビードガイドプレート600の外周円弧状部611の位置が、適宜変動するようになっている。この外周円弧状部611は、好ましくはホイールHの外周面と揃えられて(ほぼ面一になって)位置されることが望ましい。
これらの構成が、ビードガイドプレート600における外径調整機構600LCとなる。なお、図8に図示した各角度、レバー片650の中心線とホイールHのサイズに対応した水平中心線(Lhc、センターコーン軸部310のセンターラインLcと直交する線)からの各水平線Lh1〜3のなす角度(θ21〜θ23)、水平中心線Lhc)とビードガイドプレート600の中心線とのなす角度(θ31〜θ33)にあっては、ビードガイドプレート600の変動時、θ21<θ22<θ23、θ31>θ32>θ33の関係となる。
この構成からなるビードガイドプレート600は1個でもよいが、図4や図9の鎖線で示すように、左側のもの(実線のもの)に対して、対称的に取り付けられる形でもう1個設けることもできる。つまり、後述するように、2モーションマウント方式時、実線のものを前進旋回駆動時に使用し、鎖線のものを戻り旋回駆動時に使用する方法である。
このような構成からなる本発明のタイヤマウンタによると、タイヤTのマウントは、次のようにして行われる。先ず、ビードガイドプレート600が1個で、タイヤTの上下のビード部分を別々にマウントする、2モーションマウント方式について説明する。
タイヤTのマウントに先立って、取り扱うタイヤT及びホイールHのサイズに対応させて、タイヤマウンタの初期始動を行う。先ず、ホイールHの外径に合わせて、タイヤビード押えローラ400の伸縮機構440を駆動させて、タイヤビード押えローラ400を所定の位置(仮りの位置)に位置決めすると共に、ビードガイドプレート600も、その外径調整機構600LCにより、所定の位置(仮りの位置)に位置決めする。また、ホイールHの幅に合わせて、昇降機構350を駆動させて、機枠100の可動フレーム部120を介して、上部ユニット部320を所定の位置(仮りの位置)に位置決めする。
この後、タイヤTが斜めに仮り止めされたホイールHが搬入、載置されたリフトテーブル200、タイヤ受け800を所定の高さまで上昇させる。
これと同時に、センターコーン300を降下させ、ホイールセンター穴に嵌め込み、ホイールHを固定させる。このとき、リフトテーブル200の上昇は、昇降機構210の駆動により行われる。また、センターコーン300の下降は、センターコーン軸部310に内蔵された昇降機構の駆動により行われる。
上記センターコーン300の下降に伴う上部ユニット部320の下降により、ビードガイドプレート600が、ホイールHに対して、正規のスタート位置にセットされる。つまり、その円弧状プレート片610の底面部612がホイールの上面側に近接して位置されると共に、その外周円弧状部611がホイールHの外周面に揃えられて(ほぼ一致する形で)位置される。このとき、好ましくはホイールブレーキ機構230も駆動させて、ホイールHの固定をより確かなものとするとよい。また、昇降機構470を駆動させて、タイヤビード押えローラ400を、所定のスタート位置にセットさせる。
このマウントスタート時における、タイヤビード押えローラ400、ビードガイドプレート600及びタイヤ押え500の位置関係は、図9の如くである。
つまり、ホイールHに対して、タイヤビード押えローラ400、ビードガイドプレート600を、図中時計方向に旋回させる場合には、タイヤビード押えローラ400の手前側にビードガイドプレート600が位置されて先行走行する。ビードガイドプレート600は、上記のように、その外周円弧状部611がホイールHの外周面に揃えられて位置する。
この動作時には、先ず、ホイールHに対して、タイヤTの下側の下ビード部分が載るわけであるが、斜めに仮り止めされたタイヤTの場合、下ビード部分のタイヤビード押えローラ400やビードガイドプレート600のスタート位置側では、その内側が、ホイールHの外側にはみ出す形で位置するため、ホイール上面側が開放されている。
従って、ビードガイドプレート600は、この空きスペースを利用して、ホイールHの上面側に位置することができ、そのスタート位置(S1)では、円弧状プレート片610の先端部分が、丁度ホイールHの外周とタイヤTの非装着側(ホイールHの内側)のビード部との接点部分(交差部分)Aに位置される。
この状態から、タイヤビード押えローラ400及びビードガイドプレート600を旋回駆動(前進旋回駆動)させると、ビードガイドプレート600がタイヤビード押えローラ400に対して、先行走行するため、上記したホイールHの外周とタイヤTの非装着側のビード部との接点部分Aに差し込まれて移動することになる。つまり、ホイールHの内側に位置されるタイヤTの非装着側が押し広げられて、ホイールHの外周側に揃えられる。
この状態で、タイヤビード押えローラ400により下向きの押圧力が掛けられるため、タイヤTの非装着側は、ホイールH上面側に重なるようにして位置するビードガイドプレート600の表面側(より正確には円弧状プレート片610の上面外側寄り)から滑るように案内されて、極めてスムーズにホイールHの内側に落とし込まれる。
これにより、タイヤTの下ビード側(裏側)の組み込みが完了する。ここで、タイヤビード押えローラ400及びビードガイドプレート600の旋回駆動は、電動モータ340によるセンターコーン軸部310の回転により行われる。
このように、ビードガイドプレート600が、一種の摩擦低減用案内へらとして作用するため、マウント時の接触荷重が大幅に低減される。
因みに、本発明者の測定によると、上記したように、ビードガイドプレート600がない場合、上述したように、接触時の荷重は、100Kg程度から最大340Kg程度(接触時の荷重をxyzの3次元方向で捉えたときにおける特定方向の最大値)にも達するのに対して、その最大値が20Kg程度まで低減されることが分かった。
つまり、タイヤTの非装着側は、直接ホイールH側と擦れることなく、ビードガイドプレート600の円弧状プレート片610の上面側を滑るようにして案内されるため、接触荷重(摩擦力)が大幅に低減されるものと推測される。特に円弧状プレート片610の上面側を、図6から明らかなように、凸状の曲面とすれば、その曲面効果により、良好な滑り性が得られる。このため、よりスムーズなマウントが可能となる。
また、この際、上記した噴霧ノズルやビードガイドプレート600側に設けた噴出口などの潤滑液供給手段700により、ビードガイドプレート600及びその周辺に対して、石鹸水、界面活性剤などの滑り性に富む潤滑液を、噴霧や噴出などで供給すれば、さらに良好なマウントが可能となる。
この接触荷重の低減効果は、タイヤTの下ビード部分の外側にあっては、もともと大きな強度が付与されているため、それほど大きなタイヤの損傷防止効果は得られない。
しかし、大型で肉厚のタイヤでは、ビード部分が硬く、相当な剛性があるため、接触荷重が大きいと、外側の目視できるゴム部分に「こすれあと」が生じる恐れがある。その「こすれあと」が目立ったり、その部分の印字用塗料などが不明瞭となるようだと、タイヤTの製品価値が大幅に低下する。そのため、場合によっては、タイヤ交換の必要が生ずることになる。これは大幅なコスト上昇要因となる。このような場合、上記潤滑液の供給は、滑り性が向上するため、「こすれあと」が生じ難くなることから、極めて有効な方法となる。
また、上述したように、接触荷重の低減効果により、タイヤへのダメージを検査する分解検査なども不要となる。これにより、コストダウンが可能となる。
さらにまた、このような接触荷重の低減効果が得られることから、タイヤビード押えローラ400及びビードガイドプレート600の旋回駆動時、従来のように、荷重低減のために駆動速度を遅くしたりする、複雑な速度制御が不要となる。また、ビードガイドプレート600がホイールHの上面側を走行する構造から、ホイール寸法の誤差にあまり左右されず、マウントすることができる。言い換えれば、予め正確なホイール寸法を計測して、これに基づいた正確な位置制御は不要となる。従って、型成形が主で寸法にパラ付きのあるようなホイールに対しても容易に対応することができる。
上記マウント時におけるビードガイドプレート600の軌跡を図示すると、図10の如くである。この図では、ビードガイドプレート600の走行途中の3箇所での状態を示してある。図中、Lはビードガイドプレート600の円弧状プレート片610の長さ、Aは上述した円弧状プレート片610の先端部分が差し込まれる、ホイールHの外周とタイヤTの非装着側のビード部との接点部分、TB−1〜3はそれぞれの位置におけるタイヤTの下ビード部分の内側(縁部)を示す。
上記のようにして、タイヤTの下ビード側の組み込みが完了すると、次に、上ビード側の組み込みを行う。上ビード側の組み込みにあたっては、ビードガイドプレート600が1個の場合、これを、タイヤビード押えローラ400と共に戻り旋回駆動させて、上記図9に示すスタート位置S1に戻す。この戻り旋回駆動は、電動モータ340の逆回転によるセンターコーン軸部310の逆回動により行われる。
この後、タイヤTでは、下ビード側のマウント完了により、その分上ビード側の高さが低くなるため、これに対応して、タイヤビード押えローラ400、タイヤ押え500、タイヤ受け800をそれぞれ所定の位置まで降下させる。
この状態から、下ビード部分の組み込み時と同様、図9に示すスタート位置S1から、タイヤビード押えローラ400及びビードガイドプレート600を旋回駆動(前進旋回駆動)させればよい。そうすると、ビードガイドプレート600がタイヤビード押えローラ400に対して、先行走行するため、タイヤTの上ビード部分の非装着側は、極めてスムーズにホイールHの内側に嵌め込まれる。その途中を図示すると、図11の如くである。
このときも、好ましくは噴霧ノズルなどの潤滑液供給手段700により、ビードガイドプレート600及びその周辺に対して、石鹸水、界面活性剤などの滑り性に富む潤滑液を、噴霧などで供給する。これにより、タイヤTの上ビード側(表側)の組み込みが完了する。
この場合も、勿論上記下ビード部分と同様の接触荷重の低減効果が得られるが、上ビード部分では、その内側がホイールHの外周と接触してマウントされるものであるため、大きなタイヤTの損傷防止効果が期待できる。というのは、タイヤTのビード部分の内側にあっては、もともと外部に晒される部分ではないため、大きな強度が付与されていない部分(損傷し易い部分)であるが、接触荷重の低減効果により、亀裂などの発生が大幅に低減できるようになるからである。特に、このビード部分の内側は、マウント後には外側から目視することができないため、上述したように、走行中タイヤに異常が発生して始めて発見されるという厄介なものであったが、これにより、根本的な解消が可能となる。
上記のように、タイヤTの上ビード部分の組み込みが完了すると、タイヤビード押えローラ400及びビードガイドプレート600、タイヤ押え500、センターコーン300を上昇させ、ホイールブレーキ機構230を解除し、リフトテーブル200を降下させて、このリフトテーブル200上のホイールHを、タイヤマウント済みのものとして、搬出させばよい。
以上の説明では、ビードガイドプレート600が1個の場合であったが、例えば上記の図4や図9に示したように、もう一つのビードガイドプレート600aを、適宜離間させて、かつ、互いの基端部を対称的に対峙させる形で設けることもできる。
このようにして、2個のビードガイドプレート600、600aを設けた場合、先ず、上記と同様にして、ビードガイドプレート600の旋回駆動(前進旋回駆動)によりタイヤTの下ビード部分の組み付けを行い、その戻り旋回駆動時、即ち、ビードガイドプレート600a側の前進旋回駆動によりタイヤTの上ビード部分の組み付けを行うことができる。
この場合、構造が複雑となり、小型のタイヤでは、スペース的に両プレートが組み込み難いなどの問題がある。しかし、大型のタイヤでは、両プレートを干渉することなく組み込むことが可能であるため、マウント時間の短縮による大幅な作業性の向上が期待できる。
なお、この往復の旋回駆動でマウントする場合、下ビード部分の組み付け後、タイヤTがホイールHの内側に落ち込み、上述したように、その分上ビード側の高さが低くなるため、これに対応して、ビードガイドプレート600、600aにあってはその高さを維持したままで、タイヤビード押えローラ400、タイヤ押え500、タイヤ受け800をそれぞれ所定の位置まで降下させる必要がある。
さらに、以上の説明によるタイヤTのマウントは、上下のビード部分を別々にマウントする、2モーションマウント方式であったが、本発明のタイヤマウンタでは、1回の旋回駆動により、上下のビード部分を同時にマウントする、1モーションマウント方式も行うこともできる。
この方式は、基本的には、上述したタイヤTの下ビード部分の組み込みと同様の動作によって、同時にタイヤTの上下のビード部分を組み込む方法である。
これは、大型で肉厚のタイヤ(ラジアルタイヤや偏平形タイヤなど)の場合には不向きであるが、小型で肉薄のタイヤの場合に可能な方法である。つまり、タイヤビード押えローラ400及びビードガイドプレート600、タイヤ押え500の動作により、上記と同様の下ビード部分の組み込み動作を行えば、小型で肉薄のタイヤTは容易に潰れて、下ビード部分が簡単に組み込れ、同時に上ビード部分も、極めてスムーズにマウントすることができるのである。このときも、ビードガイドプレート600は、一種の摩擦低減用案内へらとして作用するため、接触荷重が大幅に低減される。
勿論、この際も、噴霧ノズルなどの潤滑液供給手段700により、ビードガイドプレート600及びその周辺に対して、石鹸水、界面活性剤などの滑り性に富む潤滑液を、噴霧などで供給すれば、より一層スムーズなマウントが可能となる。
本発明のタイヤマウンタの全体を示した正面図である。 図1のタイヤマウンタの側面図である。 本発明におけるタイヤビード押えローラ及びビードガイドプレートの組み付け状態を示した部分縦断拡大図である。 図3の部分に対応する分解斜視図である。 本発明のビードガイドプレートの円弧状プレート片の平面図である。 図5の円弧状プレート片の側面図である。 図6の円弧状プレート片におけるA−A線縦断面図である。 本発明のビードガイドプレートにおける外径調整機構の動作を示した概略平面図である。 本発明のタイヤビード押えローラ、ビードガイドプレート及びタイヤ押えの位置関係を示した説明図である。 本発明におけるビードガイドプレートの軌跡を示した説明図である。図示すると、図10の如くである。 本発明におけるタイヤビード押えローラ及びビードガイドプレートによるタイヤのマウント時の状態を示した部分縦断面図である。
符号の説明
100・・・機枠、200・・・リフトテーブル、210・・・昇降機構、200・・・搬送手段、230・・・ホイールブレーキ機構、300・・・センターコーン、310・・・センターコーン軸部、320・・・上部ユニット部、340・・・電動モータ、400・・・タイヤビード押えローラ、410・・・固定アーム部、420・・・伸縮機構、450・・・ガイド機構、460・・・昇降保持部、470・・・昇降機構、500・・・タイヤ押え、600・・・ビードガイドプレート、610・・・円弧状プレート片、611・・・外周円弧状部、612・・・底面部、620・・・連結立設部、630・・・ロッド軸部材、640・・・組み付けブロック部材、650・・・レバー片、660・・・カムプレート、661・・・ガイドカム部、700・・・潤滑液供給手段

Claims (6)

  1. タイヤTが斜めに仮り止めされたホイールHを受け入れて、タイヤの装着時、センターコーンを中心にタイヤビード押えローラを旋回させることにより、タイヤを仮り止め状態から、ホイールHに装着させるタイヤマウンタにおいて、
    円弧状プレート片からなり、その底面側が前記ホイールの上面側に位置すると共に、その外周円弧状部が前記ホイールの外周面に位置されるビードガイドプレートを設け、前記タイヤの装着時、前記ビードガイドプレートを、斜めに仮り止めされた前記タイヤの非装着側のビード部付近において、前記タイヤビード押えローラの旋回に連動させて旋回させることにより先行走行させて、前記タイヤの非装着側のビード部が、当該ビードガイドプレートの表面側を滑るようにして、前記ホイールに装着されることを特徴とするタイヤマウンタ。
  2. 前記ビードガイドプレート部分に対して潤滑液を供給する潤滑液供給手段を付設したことを特徴とする請求項1記載のタイヤマウンタ。
  3. 前記ビードガイドプレートを、適宜離間させて、かつ、その円弧状プレート片の基端側を対峙させて2個設け、その前進旋回時と戻り旋回時に使い分けることを特徴とする請求項1又は2記載のタイヤマウンタ。
  4. 前記ビードガイドプレートは、前記センターコーン側の回動軸側に取り付けられたカムプレートと、当該カムプレートのガイドカム部と、当該ガイドカム部に装着されて連携されると共に、前記ビードガイドプレートの円弧状プレート片の基端に対して連結立設部を介して概略L字状に固着されたレバー片と、前記ビードガイドプレートの伸縮機構とからなる外径調整機構を有し、これにより、取り扱うタイヤ及びホイールのサイズに合わせて、前記ビードガイドプレートの旋回半径を変動させることを特徴とする請求項1、2又は3記載のタイヤマウンタ。
  5. 前記請求項1〜4から選ばれるいずれか一つのタイヤマウンタにおける前記ビードガイドプレートの前進旋回駆動により、前記タイヤの下ビード部をホイールに装着させた後、引き続き、前記ビードガイドプレートの戻り旋回駆動により、前記タイヤの上ビード部をホイールに装着させることを特徴するタイヤのマウント方法。
  6. 前記請求項1〜4から選ばれるいずれか一つのタイヤマウンタにおける前記ビードガイドプレートの1回の旋回駆動により、前記タイヤの下ビード部及び上ビード部をホイールに装着させることを特徴するタイヤのマウント方法。
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