JP4229694B2 - ステンレス鋼板による鋼管の更生工法 - Google Patents
ステンレス鋼板による鋼管の更生工法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4229694B2 JP4229694B2 JP2002378175A JP2002378175A JP4229694B2 JP 4229694 B2 JP4229694 B2 JP 4229694B2 JP 2002378175 A JP2002378175 A JP 2002378175A JP 2002378175 A JP2002378175 A JP 2002378175A JP 4229694 B2 JP4229694 B2 JP 4229694B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stainless steel
- pipe
- steel
- steel pipe
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Pipe Accessories (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステンレス鋼板を巻いて所定の長さを有する管状の巻き管を形成しながら、既存の鋼管の内面を被覆するとともに、ステンレス巻き管の継ぎ目を環状体によりシールし、鋼管の横断面積を事実上狭ばめることなく、強度を高める鋼管の更生工法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
上水道等の管路が鋼管によって構築されたものである場合、経年的な腐食劣化の進行に注意する必要がある。腐食の原因は水質の悪化、環境汚染、材料自体の問題等々様々であるが、事前に進行度合をチェックして大事に到らないうちに対策を講じ、延命を図ることが得策である。このような配水管類の更生のために、例えば特開2002−122287号の発明のように、不銹性材料より成る補強板を管の内壁面に押し当てて補強筒を形成して行う更生工法がある。
【0003】
同工法は主として地中に設置されている埋設管を対象としたものであり、PC管と称されるプレキャストコンクリート製の管について実施することを前提としている。これに対し、鋼製の管について前述の工法を実施すること自体には問題がないが、しかし既設の鋼管の内壁面にステンレス鋼管が接触することに伴う電気化学反応の問題を考慮しなければならない。
【0004】
電気化学反応といっても様々であるが、注意しなければならないのは、鋼とステンレス鋼の接触において発生する、マクロセルの問題である。しかも、既設の鋼管の量は厖大であり、その補強ないしは補修のために使用し得る不銹製の金属材料はステンレス鋼板を措いて他にないといって良い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、水その他の搬送流体の鋼管の腐食による漏洩防止を図るものである。また本発明の他の課題は、鋼管の内面塗装としての意義を有する更生工法を提供することである。
【0006】
前記の課題を解決するため、本発明は、ステンレス鋼板を巻いてマンホール等から鋼管内に搬入し、そののち筒状に展開しかつ管路方向の端部を溶接して所定の長さを有する管状のステンレス巻き管を形成しながら、既存の鋼管の内面を被覆するとともに、ステンレス巻き管の継ぎ目を環状体によりシールし、鋼管の横断面積を事実上狭ばめることなく、強度を高める鋼管の更生工法であって、ステンレス鋼板を溶接してステンレス巻き管を形成するために溶接の熱から保護する目的で、耐火耐熱性を有するシートないしテープ状の部材を、ステンレス巻き管に対する溶接箇所の、ステンレス巻き管とプラスチック製スリーブとの間に介装し、鋼管の内面とステンレス巻き管との接触を防止するために、鋼管の内面とステンレス巻き管との間にプラスチック製スリーブを配置し、電気的に絶縁した状態を作ることにより所定の長さを有する複数個のステンレス巻き管を用いて鋼管の内面を被覆し、隣接するステンレス巻き管の端部同士を、ステンレス巻き管に適合した内径を有しかつ弾力性材料より成る環状体と、上記環状体をステンレス巻き管に対して外方へ圧迫する固定板によりシールするという手段を講じたものである。
【0007】
ステンレス巻き管を形成しながら、既存の鋼管の内面を被覆することにより、鋼管の内面にステンレス巻き管が張り付いたような形態を持つ補強構造が完成する。このことによって、外部から作用する圧力(外圧)は鋼管が受け持ち、内部から作用する圧力(内圧)はステンレス巻き管が受け持つことになり、著しい強度向上を達成することができるとともに、既存の鋼管の横断面積は極めて僅か減少するだけである。
【0008】
なお、既存の鋼管という場合、既に設置済みの鋼管だけではなく、既に存在している鋼管は設置前のものであっても全て含むこととなる。したがって、後者は本発明の工法を適用しながら新たな管路を設置して行く場合を含むので、その場合には鋼管の補強工法という意味合いになる。
【0009】
これらの鋼管に対する更生方法ないしは補強工法において、本発明は、鋼管の内面にステンレス巻き管が接触するのを防止するために、鋼管内面とステンレス巻き管との間にプラスチック製のスリーブを配置する。プラスチック製のスリーブは、鋼管とステンレス巻き管とを電気的に絶縁した状態とする。このことは鋼管の内面に塗装をしたのと同様の意義を持つ。
【0010】
スリーブとして使用し得るプラスチック材料としては、絶縁特性の良好なものを基準として何種類かを挙げることができる。例えば、ポリエチレン、塩化ビニル、ポリアミド系の材料などは好適であり、またシリコーン樹脂系やポリテトラフルオロエチレンなどは耐熱性の面で有効である。これらのプラスチック材料或いは他のプラスチック材料はシート又はフィルムの形態で目的箇所に配置されることが望ましい。というのは液体の形態で供給し、鋼管の内面か或いはステンレス鋼板の外面となる面に塗膜を形成する場合に比較して作業環境をより良好に保つことができ、作業性が良いと同時に、強度上も有利であり、電気絶縁性に優れているからである。
【0011】
ステンレス鋼板は、鋼管内に運び込んで筒状に展開し、端部を溶接するので、溶接箇所では耐熱性が要求される。そこで耐熱性を備えていないプラスチック製スリーブを使用する場合には、耐火断熱性を有するシートないしはテープ状の部材を、ステンレス巻き管の溶接箇所における、ステンレス巻き管とプラスチック製スリーブとの間に介装する。耐火断熱性の部材としては、例えばガラス繊維等から成るものや、ガラス繊維、マイカ、石綿等を他の材料と複合したものなどを使用することができる。この耐火断熱性を有するシートないしテープ状の部材は湿らせることにより部材厚さの軽減を図ることができる。
【0012】
他の構成、例えばステンレス鋼管を溶接し、所定の長さの管状となったステンレス巻き管の隣接端部を環状体を用いてシールする方法などは、前記した従来の工法(特開2002−122287号等)と同様で良い。つまり、ステンレス巻き管の隣接両端部にまたがって、ゴム等弾力性材料より成る環状体を配置し、その環状体を、鋼管内面を新たに覆っているステンレス巻き管に対して外方へ圧迫するように固定板により取り付ける方法を取ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下図示の実施形態を参照し本発明をより詳細に説明する。図1は既存の鋼管11に対して本発明の更生工法を実施したものを示しており、鋼管11としてはダクタイル管を想定している。鋼管11の内面にはポリエチレンから成るスリーブ12が全面にわたって配置される。
【0014】
次に、ステンレス鋼板を巻いて所定の長さLを有する巻き管13を形成しながら、既存の鋼管11の内面を被覆する工程が行われる。ステンレス鋼板は、例えば特開2002−122287号の発明に開示してある方法に従って鋼管内に搬入され、つまり丸めてマンホール等から鋼管内に搬入される。このステンレス鋼板は、鋼管11の内面の周長以上の寸法を有しており、これを円筒状に曲げながら、前工程で配置されているスリーブで覆われた鋼管内面に押し広げ器具を用いて押し当てるようにして、ステンレス鋼板の重なっている端縁を鋼管11の軸と平行な方向に、溶接によって接合する。溶接部は図3に符号14によって示してある。
【0015】
図3は、さらに、耐熱性を備えていない、ポリエチレンから成るスリーブ12を溶接の熱から保護する目的で介装した、ガラス繊維より成る耐火断熱性の部材15を示している。同部材15は、ステンレス鋼板の端部近くにおける外面と鋼管内面を被覆しているスリーブ12の内面との間において、溶接部14の裏当てとなるように設けられている。溶接部14は、ステンレス巻き管13の定寸である長さLにわたって設けられるので、耐火断熱性の部材15もこの長さをカバーしていなければならない。同部材15はテープ状のものを予めステンレス鋼板裏面(外面)に貼り付けてあっても良い。
【0016】
このようにして鋼管11の内面は、プラスチック製のスリーブ12を間に介在させた上で、ステンレス巻き管13によって被覆されるので、内外からの圧力に対する抗強度が著しく高められた状態となっている。しかし隣接するステンレス巻き管13、13の端部間には継ぎ目16があくので、これを環状体17により塞ぎ水封する。環状体17は、鋼管11の内径に適合する直径を備えた環状にゴム又はこれとほぼ同効の弾力性を期待することができる樹脂材料を用いて型成形されているもので、金属製の固定板18を用いて内側から固定することにより、継ぎ目16を覆う(図4参照)。環状体17は、ステンレス巻き管13に接するように全周にわたって両端に設けられたベルマウス状の外面形状を有する先端部19、19及びそれらの間にあって2重のシールをなす第2シール部20を有している。そしてベルマウス部に固定板18の固定力を伝えるハンチ部21などを備えている。
【0017】
固定板18の固定方法等は図5及び図6に示されている。例示の固定板18は全周を3等分し、その2箇所をヒンジ部22で結合して折り畳み可能とし、残る1箇所を最終的な結合部23としたものである。結合部23は、固定板両端18S、18Tの内の一方18Sに捩じ込むネジ24を通す長孔25、25を有し、長孔25とネジ24の空隙部に樹脂28を注入固化させてゆるみ止めをなし、かつ他の一方の18Tに掛け止める掛止部26を有する連結片27を使用するものとして例示されている。
【0018】
本発明の工法によると、管路の原形が内径において殆ど減小せず、また流れ方向においても凹凸を小さく押さえることができるので、施工前後の変化特に流量の減少を気に掛ける必要がない。また薄いステンレス鋼板と環状体等が付加されるに過ぎないので施工後の重量増加が少なく、下部構造物の補強を考慮しなければならない水道橋のような場合に威力を発揮する。
【0019】
【発明の効果】
本発明は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、鋼管の腐食進行を止め、水その他の搬送流体の漏洩を防止することができるとともに、鋼管の横断面積を殆んど狭ばめないので流れの特性変化を心配する必要がなく、また鋼管の内面をステンレス鋼板により覆えるため鋼管内面に対する耐食性塗装としての意義もある等顕著な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るステンレス鋼板による鋼管の更生工法の1例を示す縦断面図。
【図2】同じく横断面図。
【図3】ステンレス巻き管の溶接部を示す周方向の断面図。
【図4】環状体を示す横断面図。
【図5】(a)固定板のヒンジを示す平面図。
(b)同じく側面図。
【図6】(a)固定板の結合部を示す平面図。
(b)同じく周方向の断面図。
【符号の説明】
11 鋼管
12 スリーブ
13 ステンレス巻き管
14 溶接部
15 耐火断熱性の部材
17 環状体
18 固定板
Claims (1)
- ステンレス鋼板を巻いてマンホール等から鋼管内に搬入し、そののち筒状に展開しかつ管路方向の端部を溶接して所定の長さを有する管状のステンレス巻き管を形成しながら、既存の鋼管の内面を被覆するとともに、ステンレス巻き管の継ぎ目を環状体によりシールし、鋼管の横断面積を事実上狭ばめることなく、強度を高める鋼管の更生工法であって、ステンレス鋼板を溶接してステンレス巻き管を形成するために溶接の熱から保護する目的で、耐火耐熱性を有するシートないしテープ状の部材を、ステンレス巻き管に対する溶接箇所の、ステンレス巻き管とプラスチック製スリーブとの間に介装し、鋼管の内面とステンレス巻き管との接触を防止するために、鋼管の内面とステンレス巻き管との間にプラスチック製スリーブを配置し、電気的に絶縁した状態を作ることにより所定の長さを有する複数個のステンレス巻き管を用いて鋼管の内面を被覆し、隣接するステンレス巻き管の端部同士を、ステンレス巻き管に適合した内径を有しかつ弾力性材料より成る環状体と、上記環状体をステンレス巻き管に対して外方へ圧迫する固定板によりシールするようにしたことを特徴とするステンレス鋼板による鋼管の更生方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378175A JP4229694B2 (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | ステンレス鋼板による鋼管の更生工法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378175A JP4229694B2 (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | ステンレス鋼板による鋼管の更生工法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004205020A JP2004205020A (ja) | 2004-07-22 |
JP4229694B2 true JP4229694B2 (ja) | 2009-02-25 |
Family
ID=32815128
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002378175A Expired - Lifetime JP4229694B2 (ja) | 2002-12-26 | 2002-12-26 | ステンレス鋼板による鋼管の更生工法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4229694B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11225807B2 (en) | 2018-07-25 | 2022-01-18 | Hayward Industries, Inc. | Compact universal gas pool heater and associated methods |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6177197B2 (ja) * | 2014-06-14 | 2017-08-09 | 株式会社サンケン | 配管の再生方法 |
JP6177196B2 (ja) * | 2014-06-14 | 2017-08-09 | 株式会社サンケン | 配管の再生方法 |
CN109648768A (zh) * | 2018-11-21 | 2019-04-19 | 江苏宣臻防腐工程有限公司 | 一种钢衬四氟笼箍等钢复合工艺 |
JP7429414B2 (ja) | 2019-11-19 | 2024-02-08 | 早川ゴム株式会社 | 更生管の接続方法 |
-
2002
- 2002-12-26 JP JP2002378175A patent/JP4229694B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11225807B2 (en) | 2018-07-25 | 2022-01-18 | Hayward Industries, Inc. | Compact universal gas pool heater and associated methods |
US11649650B2 (en) | 2018-07-25 | 2023-05-16 | Hayward Industries, Inc. | Compact universal gas pool heater and associated methods |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004205020A (ja) | 2004-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7472476B2 (en) | Method of applying joint infill cladding to pipe | |
KR100935531B1 (ko) | 금속 리브형 강관 및 그 제조방법 | |
JP4229694B2 (ja) | ステンレス鋼板による鋼管の更生工法 | |
JP2009023296A (ja) | 帯状体の補強部材の製造方法、長尺状の帯状体および既設管の更生工法 | |
US5980670A (en) | Method of forming a metal pipe with cuff for forming pipe joint | |
CN213117878U (zh) | 一种埋地管道连接结构 | |
US4085950A (en) | Gas riser apparatus and method | |
US20070063510A1 (en) | Protective sleeve for pipe joint infill cladding | |
JP2009023295A (ja) | 既設管の更生工法に使用される長尺状の帯状体および既設管の更生工法 | |
JPH05187580A (ja) | 耐圧合成樹脂管 | |
JP2001099390A (ja) | 管継手部防蝕構造 | |
RU2696653C2 (ru) | Комплексная изоляция сварного соединения трубопровода и способ её производства | |
RU2155291C1 (ru) | Способ неразъемного соединения металлических труб | |
JP3151138B2 (ja) | 防食被覆鋼管継手部の防食方法 | |
JP3199492B2 (ja) | 既設管ライニング用螺旋管 | |
KR200191989Y1 (ko) | 이중 피이 시이트피복 파형강관의 플랜지 접합구조 | |
CN219221524U (zh) | 一种易连接的耐蚀性强排水管 | |
CN212251493U (zh) | 一种穿墙止水套管固定装置 | |
KR101589031B1 (ko) | 복합형 파형 강관 연결재 | |
JPS6143035Y2 (ja) | ||
JP4260565B2 (ja) | 樹脂シート、樹脂シートの継手構造及びコンクリート構造物の施工方法並びにコンクリートセグメント及びコンクリート中詰め鋼製セグメント | |
JPH0721986Y2 (ja) | 断熱管 | |
KR200296795Y1 (ko) | 콘크리트수조의 배관파이프 설치구조 | |
JP2003049972A (ja) | 積層管路 | |
US20070063508A1 (en) | Joint infill cladding and method of applying same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041110 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20071113 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071127 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080304 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080909 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081015 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081111 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4229694 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111212 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121212 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131212 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |