JP4229025B2 - 組電池の容量調整装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のセルから構成される組電池の容量調整装置に関し、特に、ハイブリッド車に搭載されて使用される組電池の容量調整装置に関する。
従来、各セルの電圧値と所定のしきい値電圧とを比較し、セル電圧が所定のバイパス電圧を上回ったセルの放電を行うことにより、セル間の容量調整を行う容量調整回路を備えた装置において、組電池の電圧をバイパス作動電圧より高くなるように制御して、容量調整を行う技術が知られている(特許文献1参照)。
特開平10−322925号公報
しかしながら、従来の容量調整装置をハイブリッド車に搭載して使用する場合、車両のアイドル(アイドリング)中に容量調整を行う場合には、エンジンを動力源として発電を行う必要があるために、アイドルストップを行うことができず、また、容量調整を行う際にアイドルストップを行うと、セル電圧をバイパス作動電圧より高くすることができず、容量調整を行うことができなくなるという問題があった。
本発明による組電池の容量調整装置は、セル間の容量調整を行う場合に、アイドルストップが行われる可能性がないと判定されると、組電池の電圧が第1の目標充電電圧に達するように組電池の充電を制御し、アイドルストップが行われる可能性があると判定されると、組電池の電圧が第1の目標充電電圧より高い第2の目標充電電圧に達するように、組電池の充電を制御することを特徴とする。
本発明による組電池の容量調整装置によれば、セル間の容量調整を行う場合に、アイドルストップが行われる可能性がある場合の目標充電電圧を、アイドルストップが行われる可能性がない場合の目標充電電圧に比べて高い値に設定するので、容量調整を行う場合でもアイドルストップを行うことができる。
図1は、本発明による組電池の容量調整装置を搭載したハイブリッド自動車の一実施の形態における構成を示す図である。組電池1は、n個のセルC1〜Cnを直列に接続して構成される。組電池1の直流電圧は、インバータ4にて交流電圧に変換されて、車両の走行駆動源である交流モータ5に印加される。交流モータ5から得られる駆動力および/またはエンジン11から得られる駆動力は、トランスミッション10を介して、図示しない車輪に伝達される。
交流モータ12は、エンジン11を動力源として、発電機として機能するとともに、エンジン11を始動させるための始動用モータとしても機能するモータジェネレータである。コントロールユニット3は、CPU3a、ROM3b、RAM3c、タイマ3dを備え、インバータ4を制御することにより、組電池1の充電および放電を行う。電圧センサ6は、組電池1の総電圧Vbatを検出して、コントロールユニット3に出力する。
車速センサ7は、車両の速度を検出して、コントロールユニット3に出力する。アクセル開度センサ8は、アクセル開度を検出して、コントロールユニット3に出力する。ブレーキ油圧センサ9は、ブレーキペダルの操作力を油圧に変えるブレーキマスタシリンダ(不図示)で発生される油圧の大きさを検出して、コントロールユニット3に出力する。なお、ブレーキ油圧は、ブレーキペダルの操作力が大きくなるほど、大きい値を示す。
このハイブリッド車両は、後述するアイドルストップ条件が成立すると、エンジン11を一時的に停止させるアイドルストップ機能を備えている。アイドルストップが行われている状態で、アイドルストップ条件が成立しなくなると、エンジン11を再始動させる。
図2は、容量調整回路(バイパス回路)2の詳細な構成を示す図である。ここでは、説明を簡単にするために、組電池1が8個のセルC1〜C8により構成されているものとする。容量調整回路2は、電圧検知回路Vt1〜Vt8と、電圧比較器(コンパレータ)IC1〜IC8と、バイパス抵抗R1〜R8と、スイッチSW1〜SW8とを備える。各セルごとに設けられている電圧検知回路Vt1〜Vt8は、対応するセルC1〜C8の電圧を検出する。
電圧比較器IC1〜IC8は、電圧検知回路Vt1〜Vt8により検出されるセル電圧と、所定のバイパス作動電圧Vbpsとを比較し、比較結果を対応するスイッチSW1〜SW8に出力する。スイッチSW1〜SW8は、セル電圧がバイパス作動電圧Vbpsよりも高いことを示す信号が対応する電圧比較器IC1〜IC8から出力された場合に、オンする。例えば、スイッチSW1がオンすると、スイッチSW1と直列に接続されているバイパス抵抗R1を介して、充電電流の一部が流れる。すなわち、セル電圧がバイパス作動電圧Vbpsを超えると、バイパス抵抗R1〜R8を介して充電電流の一部が流れるので、各セルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsの大きさに保たれる。
図3は、一実施の形態における組電池の容量調整装置により行われる制御内容を示すフローチャートである。ステップS10から始まる処理は、コントロールユニット3のCPU3aにより、所定時間ごと(例えば、10msごと)に行われる。
ステップS10では、後述する容量調整モードによる充放電制御を行うか否かを判定する。ここでは、ハイブリッド自動車の利用時間Tonが所定時間T1以上であり、かつ、容量調整時間Tbonが所定時間T2未満であるか否かを判定する。利用時間Tonが所定時間T1以上であり、かつ、容量調整時間Tbonが所定時間T2未満である場合には、容量調整が必要であると判断して、ステップS50に進み、それ以外の場合には、ステップS20に進む。
ステップS20〜ステップS40の処理は、通常の充放電モードによる制御である。図4は、通常の充放電モード時における組電池1のSOC(%)と、組電池1のパワーとの関係を示す図である。組電池1の出力可能パワーは、組電池の最大出力パワー以内で設定されており、入力可能パワーは、最大入力パワー以内で設定されている。なお、出力可能パワーと最大出力パワーとの間のマージン、および、入力可能パワーと最大入力パワーとの間のマージンは、定格時間出力および定格時間入力を保証し、マージン分で短時間のパワー出力およびパワー入力を許容できるように設定する。
通常の充放電モードによる制御では、運転者の運転状況に応じて、モータ5およびモータ12の力行運転/回生運転が決定されるとともに、組電池1のSOCに応じて、モータ12の発電状態およびエンジン11のアイドルストップの有無が決定される。例えば、25(%)≦SOC<45(%)の範囲では、図4に示すように、エンジン11を動力源として、モータ12による発電を優先した走行発電制御が行われる。また、アイドルストップ条件が成立した場合でもアイドルストップは行われずに、エンジン11を動力源として、モータ12による発電が行われる。なお、SOCが35%以下になると、組電池1の出力を制限する制御が行われる。
45(%)≦SOC<65(%)の範囲では、エンジン11を動力源としてモータ12による発電が行われるが、エンジン11の燃費を優先した走行発電制御が行われるとともに、アイドルストップ条件が成立した場合には、エンジン11を一時的に停止させるアイドルストップが行われる。また、SOCが55%を越えると、エンジン11を動力源とした発電を制限する制御が行われる。
65(%)≦SOC<85(%)の範囲では、エンジン11を動力源とした発電は行われず、車両の減速エネルギー等を利用した回生発電制御のみが行われる。また、アイドルストップ条件が成立した場合には、アイドルストップが行われる。なお、SOCが75%を越えると、回生発電量の制限が開始される。
ステップS20では、タイマ3dにより、車両の利用時間Tonをカウントする。車両の利用時間Tonは、ハイブリッド自動車を起動していた時間を積算した時間であり、図示しないキースイッチがオフされると、RAM3cに格納される。従って、ここでは、RAM3cに格納されている利用時間Tonに加算していく形で、車両の利用時間Tonのカウントを開始する。
ステップS20に続くステップS30では、電圧センサ6により検出される組電池1の総電圧が所定の電圧Vbon以上であるか否かを判定する。ここでは、所定電圧Vbonは、Vbon/n=Vbps+Vα(Vbpsはバイパス作動電圧、nはセル数、Vαは所定電圧)とする。組電池1の総電圧が所定の電圧Vbon以上であれば、容量調整回路2による容量調整が行われていると判定してステップS40に進み、所定の電圧Vbon未満であると判定すると、図3に示すフローチャートの処理を終了する。
ステップS40では、タイマ3dにより、容量調整時間Tbonをカウントする。容量調整時間Tbonは、容量調整回路(バイパス回路)2が作動していた時間の積算時間であり、図示しないキースイッチがオフされた時に、RAM3cに格納される。従って、ここでは、RAM3cに格納されている容量調整時間Tbonに加算していく形で、容量調整時間Tbonのカウントを開始する。容量調整時間Tbonのカウントを開始すると、図3に示すフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS50〜ステップS160の処理は、容量調整モードにおける制御である。ステップS50では、アイドルストップを行う可能性があるか否かを判定する。アイドルストップを行う可能性があるか否かの詳しい判定方法を、図5に示すフローチャートを用いて説明する。なお、図5に示すフローチャートの処理も、コントロールユニット3のCPU3aにより行われる。
図5に示すフローチャートのステップS200では、組電池1のSOCを演算し、演算したSOCが、所定のアイドルストップSOC以上であるか否かを判定する。組電池1のSOCが所定のアイドルストップSOC以上であると判定するとステップS210に進み、所定のアイドルストップSOC未満であると判定すると、ステップS250に進む。ステップS210では、アクセル開度センサ8により検出されるアクセル開度が所定のアイドルストップ開度以下であるか否かを判定する。アクセル開度が所定のアイドルストップ開度以下であると判定するとステップS220に進み、所定のアイドルストップ開度より大きいと判定すると、ステップS250に進む。
ステップS220では、ブレーキ油圧センサ9により検出されるブレーキ油圧が所定のアイドルストップ油圧以上であるか否かを判定する。ブレーキ油圧が所定のアイドルストップ油圧以上であると判定するとステップS230に進み、所定のアイドルストップ油圧未満であると判定すると、ステップS250に進む。ステップS230では、車速センサ7により検出される車速が所定のアイドルストップ可能性車速以下であるか否かを判定する。このアイドルストップ可能性車速は、後述するアイドルストップ条件を判定する際の判断基準の一つであるアイドルストップ車速より速い車速に設定されている。車速が所定のアイドルストップ可能性車速以下であると判定するとステップS240へ進み、所定のアイドルストップ可能性車速より速いと判定すると、ステップS250に進む。
ステップS240では、アイドルストップを行う可能性があると判断する。一方、ステップS250では、アイドルストップを行う可能性がないと判断する。ステップS240またはステップS250の処理を終了すると、図3に示すフローチャートのステップS50に戻る。図3に示すフローチャートのステップS50において、アイドルストップを行う可能性があると判定するとステップS60に進み、可能性はないと判定すると、ステップS110に進む。
ステップS110では、目標発電電圧をVtarに設定する。この目標発電電圧Vtarは、バイパス作動電圧Vbpsより高い値である。この時、目標発電電圧Vtarに対応する目標発電電力を以下の手順により演算する。すなわち、目標発電電力を演算する時点の組電池1のSOCに対応する開放電圧値Voと、目標電圧値Vtarとに基づいて、目標上昇電圧Vup=Vtar−Voを算出する。組電池1の内部抵抗をRとすると、電圧Vupおよび内部抵抗Rに基づいて決定される電流Iupは、Iup=Vup/Rとなる。
なお、組電池1の内部抵抗Rは、様々な方法により算出することができるが、電圧の変化分ΔVおよび電流の変化分ΔIを求めることにより、次式(1)にて算出することができる。式(1)にて算出される内部抵抗Rは、組電池1の温度および組電池1の劣化を考慮した値、すなわち、組電池の温度および劣化度合いに基づいて補正された値となっている。
R=ΔV/ΔI …(1)
組電池1の電圧をVup上昇させるのに必要な目標発電電力Pupは、Pup=Vup×Iupとなる。上述したように、内部抵抗Rは、組電池1の温度および劣化を考慮した値になっているため、目標発電電力Pupも組電池1の温度および劣化を考慮した値となっている。
図6は、容量調整モード時に、アイドルストップを行う可能性がないと判定された場合に、セルの容量調整を行った際のセル電圧の変化を示す図である。図6(a)は、容量調整を行う前の各セルの電圧を、図6(b)は、容量調整中の各セルの電圧を、図6(c)は、容量調整後の各セルの電圧をそれぞれ示している。アイドルストップを行う可能性がないと判定された場合には、目標発電電圧がVtarに設定されるので、組電池1の平均電圧がVtarになるように、組電池1の充電が行われる。これにより、図6(b)に示すように、各セルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsより高くなるので、容量調整回路2によって、各セルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsになるように、容量調整が行われる。
一方、ステップS60では、目標発電電圧をVtarから所定電圧Vplusだけ高いVtar+Vplusに設定する。この時、目標発電電圧Vtar+Vplusに対応する目標発電電力を演算する。この演算方法は、上述した目標発電電圧Vtarに対応する目標発電電力の演算方法において、目標発電電圧Vtarの代わりに、Vtar+Vplusと置き換えて演算すればよい。
図7は、容量調整モード時に、アイドルストップを行う可能性があると判定された場合に、セルの容量調整を行った際のセル電圧の変化を示す図である。図7(a)は、容量調整を行う前の各セルの電圧を、図7(b)は、目標発電電圧Vtar+Vplusに基づいて充電が行われた際の各セルの電圧を、図7(c)は、容量調整後に、各セルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsに調整される様子をそれぞれ示している。アイドルストップを行う可能性があると判定された場合には、目標発電電圧がVtar+Vplusに設定されるので、組電池1の平均電圧がVtar+Vplusになるように、組電池1の充電が行われる。すなわち、アイドルストップを行う可能性があると判定された場合の目標発電電圧は、アイドルストップを行う可能性がないと判定された場合の目標発電電圧に比べて、Vplusだけ高い。
なお、本明細書における「目標発電電圧」とは、交流モータ12が発電を行う際に発電量を決定するための指標であるが、図6および図7からも分かるように、容量調整時に各セルC1〜Cnを充電する際の「目標充電電圧」と呼ぶこともできる。
図8は、容量調整モード時における組電池1のSOC(%)と、組電池1のパワーとの関係を示す図である。図8に示すように、25(%)≦SOC<75(%)の範囲では、エンジン11を動力源とする発電を優先した走行発電制御が行われる。ここで、通常の充放電モードにおいて行われる発電制限制御は行われずに、SOCに応じた目標発電電力をモータ12によって発電するように、発電制御が行われる。また、後述するアイドルストップ条件が成立していない場合には、エンジン11を動力源とする発電制御が行われ、アイドルストップ条件が成立すると、アイドルストップが行われる。なお、アイドルストップが行われている間に、セルの容量調整を行うことができないと判定されると、後述するように、アイドルストップを中止する。
75(%)≦SOC<85(%)の範囲では、エンジン11を動力源とする発電は行われず、車両の減速エネルギー等を利用した回生発電制御のみが行われる。また、アイドルストップ条件が成立した場合には、アイドルストップが行われる。
ステップS60に続くステップS70では、演算した目標発電電力Pupをインバータ4に指令する。また、ステップS110に続くステップS120においても、演算した目標発電電力Pupをインバータ4に指令する。これにより、モータ12は、目標発電電力Pupを発電するように制御される。ステップS70の処理を終了すると、ステップS80に進み、ステップS120の処理を終了すると、ステップS130に進む。
ステップS80では、目標発電電力Pupをインバータ4に指令してから、所定時間が経過したか否かを判定する。所定時間が経過したと判定するとステップS90に進み、所定時間が経過していないと判定すると、ステップS130に進む。ステップS90では、アイドルストップ条件が成立したか否かを判定する。アイドルストップ条件成立の判定方法を図9に示すフローチャートを用いて説明する。
図9に示すフローチャートの処理において、図5に示すフローチャートの処理と同一の処理を行うステップについては、同一の符号を付している。アイドルストップ条件の成立を判断する条件のうち、ステップS200からステップS220までの処理は、アイドルストップ可能性条件の成立を判断する条件に含まれている。ステップS220に続くステップS300では、車速センサ7により検出される車速が所定のアイドルストップ車速以下であるか否かを判定する。車速が所定のアイドルストップ車速以下であると判定するとステップS310に進み、所定のアイドルストップ車速より速いと判定すると、ステップS320に進む。
ステップS310では、アイドルストップ条件が成立したと判断する。すなわち、アイドルステップ条件とアイドルストップ可能性条件とを比較すると、ステップS200からステップS230までの判定条件は同じであり、車速がアイドルストップ可能性車速より低いアイドルストップ車速以下になると、アイドルストップ条件が成立したと判断する。一方、ステップS320では、アイドルストップ条件が成立していないと判断する。
ステップS310またはステップS320の処理を終了すると、図3に示すフローチャートのステップS90に戻る。図3に示すフローチャートのステップS90において、アイドルストップ条件が成立したと判定するとステップS100に進み、アイドルストップ条件が成立していないと判定すると、ステップS130に進む。
ステップS100では、電圧センサ6により検出される組電池1の総電圧がバイパス作動電圧Vbpsにセル数nを乗じて得られる電圧値以下であるか否かを判定する。この判定は、組電池1の総電圧をセル数nで除算して得られるセルの平均電圧がバイパス作動電圧Vbps以下であるか否かの判定と同じである。組電池1の総電圧がバイパス作動電圧Vbpsにセル数nを乗じて得られる電圧値以下であると判定すると、セル間の容量調整を行うことができないので、アイドルストップを中止して、ステップS110に戻る。この場合、ステップS110において、目標発電電圧が、バイパス作動電圧Vbpsより高いVtarに設定されるので、セル間の容量調整が再び行われる。
ステップS100において、組電池1の総電圧がバイパス作動電圧Vbpsより高いと判定すると、ステップS130に進む。この場合、エンジン11を一時的に停止させるアイドルストップが行われる。ステップS130では、電圧センサ6により検出される組電池1の総電圧が所定の電圧Vbon以上であるか否かを判定する。組電池1の総電圧が所定電圧Vbon以上であれば、容量調整回路2による容量調整が行われていると判定して、ステップS140に進み、所定電圧Vbon未満であると判定すると、ステップS150に進む。
ステップS140では、タイマ3dにより、容量調整時間Tmodeのカウントを開始する。容量調整時間Tmodeは、容量調整モード時に容量調整回路(バイパス回路)2が作動していた時間の積算時間であり、図示しないキースイッチがオフされた時に、RAM3cに格納される。従って、ここでは、RAM3cに格納されている容量調整時間Tmodeに加算していく形で、容量調整時間Tmodeのカウントを開始する。
ステップS150では、ステップS140でカウントを開始した容量調整時間Tmodeが所定時間T2以上であるか否かを判定する。容量調整時間Tmodeが所定時間T2以上であれば、容量調整が完了したと判定してステップS160に進み、所定時間T2未満であると判定すると、図3に示すフローチャートの処理を終了する。ステップS160では、車両の利用時間Ton、通常の充放電モード時の容量調整時間Tbon、および、容量調整モード時の容量調整時間Tmodeをクリアして、図3に示すフローチャートの処理を終了する。なお、図示しない車両のキースイッチがオフにされた時には、車両の利用時間Ton、通常の充放電モード時の容量調整時間Tbon、および、容量調整モード時の容量調整時間TmodeをRAM3cに格納する。
図10は、ハイブリッド自動車を使用している際のセル電圧の推移の一例を示す図である。時刻T1において、通常の充放電モードから容量調整モードに移行すると、アイドルストップ可能性があると判定されない場合には、目標発電電圧がVtarに設定される。従って、セル電圧は、目標発電電圧Vtarを基準として変動する。時刻T2において、アイドルストップ可能性があると判定されると、目標発電電圧は、Vtar+Vplusに設定される。従って、セル電圧は、目標発電電圧Vtar+Vplusまで上昇する。
時刻T3において、アイドルストップ条件が成立すると、アイドルストップが行われる。アイドルストップが行われる間は、エンジン11が一時的に停止されるので、エンジン11を駆動源とする交流モータ12の発電は行われない。この場合、図10の斜線で示すように、バイパス作動電圧Vbpsより高いセル電圧が放電されることにより、セル間の容量調整が行われる。その後、時刻T4において、アイドルストップ条件が成立しなくなると、アイドルストップが解除されて、エンジン11の再始動が行われる。
図11は、ハイブリッド自動車を使用している際のセル電圧の推移を示す他の例を示す図である。時刻T7において、アイドルストップ条件が成立すると、アイドルストップが行われる。その後、時刻T8において、組電池1の総電圧がバイパス作動電圧Vbpsにセル数nを乗じて得られる電圧値以下に低下したと判定されると、アイドルストップを中止して、エンジン11の再始動を行う。
一実施の形態における組電池の容量調整装置によれば、組電池を構成する複数のセル間の容量調整を行う際に、アイドルストップが行われる可能性があるか否かを判定し、アイドルストップが行われる可能性があると判定されると、組電池1を構成する各セルC1〜Cnを充電する際の目標充電電圧を通常の目標充電電圧Vtarより高いVtar+Vplusに設定するので、アイドルストップが行われる前に、各セルの電圧を高い値に保つことができる。これにより、アイドルストップが行われて、エンジン11を駆動源とする発電が行われなくても、各セル間の容量調整を行うことができる。すなわち、容量調整モード時においても、アイドルストップを行うことができるので、燃費を向上させることができる。
また、アイドルストップが行われる可能性があると判定された場合には、目標充電電圧をVtar+Vplusに設定してから所定時間が経過したか否かを判定し、所定時間が経過してからアイドルストップ条件成立後にアイドルストップを行うので、アイドルストップを行う前に、全てのセルC1〜Cnの電圧をバイパス作動電圧Vbpsより高い電圧値まで上昇させることができる。
さらに、一実施の形態における組電池の容量調整装置置によれば、組電池1の平均電圧がバイパス作動電圧Vbps以下になると、アイドルストップを中止して、エンジン11を再始動させるので、エンジン11を駆動源としてモータ12による発電を行うことにより、容量調整を継続して行うことができる。また、この時に、目標発電電圧をVtar+VplusからVtarに変更するので、容量調整のために不必要な発電を行わずにすみ、燃費を悪化させることもない。
本発明は、上述した一実施の形態に限定されることはない。例えば、アイドルストップが行われる可能性は、図5に示すフローチャートを用いて説明したように、組電池1のSOC、アクセル開度、ブレーキ油圧センサ9により検出される油圧、および、車速に基づいて判定したが、他の方法により判定してもよい。例えば、ハイブリッド車両にカーナビゲーション装置が搭載されている場合には、カーナビゲーション装置から得られる道路情報に基づいて、判定することもできる。例えば、信号の多い道路を走行している場合には、アイドルストップが行われる可能性があると判断したり、道路前方の渋滞情報を取得した場合に、アイドルストップが行われる可能性があると判断することができる。
また、アイドルストップが行われる可能性を判断するための条件、および、アイドルストップ条件に、シフトポジションや、ドアスイッチの状態など、他の要素を追加して判断するようにしてもよい。
上述した一実施の形態では、セル間の容量調整が必要と判定された時、すなわち、容量調整モード時に容量調整を行うようにしたが、容量調整が必要か否かを判定せずに、所定のタイミングで容量調整を行うようにしてもよい。
特許請求の範囲の構成要素と一実施の形態の構成要素との対応関係は次の通りである。すなわち、容量調整回路2が容量調整手段を、エンジン11、交流モータ12およびコントロールユニット3が充電制御手段を、コントロールユニット3がアイドルストップ可能性判定手段、アイドル条件成立判定手段およびアイドルストップ制御手段を、電圧センサ6およびコントロールユニット3が電圧低下判定手段をそれぞれ構成する。なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、各構成要素は上記構成に限定されるものではない。
一実施の形態における組電池の容量調整装置を搭載したハイブリッド自動車の構成を示す図 容量調整回路(バイパス回路)の詳細な構成を示す図 一実施の形態における組電池の容量調整装置により行われる制御内容を示すフローチャート 通常の充放電モード時における組電池のSOC(%)と、組電池のパワーとの関係を示す図 アイドルストップを行う可能性があるか否かの判定方法を説明するためのフローチャート 図6は、容量調整モード時に、アイドルストップを行う可能性がないと判定された場合に、セルの容量調整を行った際のセル電圧の変化を示す図であり、図6(a)は、容量調整を行う前の各セルの電圧を、図6(b)は、容量調整中の各セルの電圧を、図6(c)は、容量調整後の各セルの電圧をそれぞれ示している。 容量調整モード時に、アイドルストップを行う可能性があると判定された場合に、セルの容量調整を行った際のセル電圧の変化を示す図であり、図7(a)は、容量調整を行う前の各セルの電圧を、図7(b)は、容量調整中の各セルの電圧を、図7(c)は、容量調整後に、各セルの電圧がバイパス作動電圧Vbpsに調整される様子をそれぞれ示している。 容量調整モード時における組電池のSOC(%)と、組電池のパワーとの関係を示す図 アイドルストップ条件を説明するためのフローチャート ハイブリッド自動車を使用している際のセル電圧の推移の一例を示す図 ハイブリッド自動車を使用している際のセル電圧の推移の他の例を示す図
符号の説明
1…組電池、2…容量調整回路、3…コントロールユニット、3a…CPU、3b…ROM、3c…RAM、3d…タイマ、4…インバータ、5…交流モータ、6…電圧センサ、7…車速センサ、8…アクセル開度センサ、9…ブレーキ油圧センサ、10…トランスミッション、11…エンジン、12…交流モータ、C1〜Cn…セル

Claims (6)

  1. アイドルストップ機能を備えたハイブリッド車に搭載され使用される組電池の容量調整装置において、
    組電池を構成する複数のセルのうち、セル電圧が所定の容量調整電圧を超えたセルの放電を行う容量調整手段と、
    前記容量調整手段による容量調整を行う場合に、前記複数のセルの電圧が前記容量調整電圧を超えるようにするため、前記組電池の電圧が第1の目標充電電圧に達するように前記組電池の充電を制御する充電制御手段と、
    前記アイドルストップの成立条件が成立したか否かを判定するアイドルストップ可能性判定手段とを備え、
    前記充電制御手段は、前記容量調整手段による容量調整を行う場合に、前記アイドルストップ可能性判定手段によってアイドルストップの成立条件が成立したと判定されると、前記組電池の電圧が前記第1の目標充電電圧より高い第2の目標充電電圧に達するように、前記組電池の充電を制御することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  2. 請求項1に記載の組電池の容量調整装置において、
    所定のアイドルストップ条件が成立したか否かを判定するアイドルストップ条件成立判定手段と、
    前記充電制御手段によって、前記組電池の電圧が前記第2の目標充電電圧に達するような制御が開始されてから所定時間が経過し、かつ、前記アイドルストップ条件成立判定手段によって、前記アイドルストップ条件が成立したと判定されると、前記アイドルストップを行うアイドルストップ制御手段とをさらに備えることを特徴とする組電池の容量調整装置。
  3. 請求項2に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記容量調整手段による容量調整の開始後に、前記組電池の平均電圧が前記容量調整電圧以下に低下していないかを判定する電圧低下判定手段をさらに設け、
    前記アイドルストップ制御手段は、前記アイドルストップを行っている間に、前記電圧低下判定手段によって、前記組電池の平均電圧が前記容量調整電圧以下に低下したと判定されると、前記アイドルストップを中止することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  4. 請求項3に記載の組電池の容量調整装置において、
    前記充電制御手段は、前記アイドルストップを行っている間に、前記電圧低下判定手段によって、前記組電池の平均電圧が前記容量調整電圧以下に低下したと判定されると、前記組電池の電圧が前記第1の目標充電電圧に達するように前記組電池の充電を制御することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の組電池の容量調整装置において、
    前記アイドルストップ可能性判定手段は、ナビゲーション装置から得られる道路情報に基づいて、前記アイドルストップの成立条件が成立したと判定することを特徴とする組電池の容量調整装置。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の組電池の容量調整装置において、
    前記アイドルストップ可能性判定手段は、前記組電池の容量、アクセル開度、ブレーキ油圧、および車速に基づいて、前記アイドルストップの成立条件が成立したと判定することを特徴とする組電池の容量調整装置。
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