JP4228925B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来、画像形成装置として、例えば、記録媒体に画像を形成する記録ヘッドと、記録媒体を搬送する搬送ベルトと、搬送ベルトを走行させる駆動ローラ及び従動ローラと、搬送ベルトに所定の張力を付与するためのテンションローラ等を備えるものが使用されている。
このような画像形成装置においては、記録媒体の搬送を安定させるために、静電吸着力を利用して記録媒体を搬送ベルトに静電吸着させる技術が知られており、例えば、所定の従動ローラに電圧を印加することによって静電吸着力を発生させて、転写材を搬送ベルトに静電吸着させるもの(例えば、特許文献1)や、搬送ベルトの裏面に所定の静電吸着板を備えるもの等が知られている。
特開2000−147911号公報
しかしながら、例えば、搬送ベルトがフッ素コーティングされている場合には、搬送ベルトと電圧が印加された静電吸着板との擦動に起因してフッ素樹脂の磨耗粉が搬送ベルトの裏面に付着することがあり、この摩耗粉が付着した搬送ベルトが駆動ローラ側へ走行する結果、駆動ローラに磨耗粉が付着することによって、駆動ローラの摩擦係数が小さくなって、転写材が円滑に搬送されないことがあるという問題点があった。また、この場合、搬送ベルトの走行方向の調整が困難となって、搬送ベルトが一方向に寄ってしまうことがあるという問題点もあった。
さらに、搬送ベルトの裏面に静電気が滞留することによって、搬送ベルトと静電吸着板との吸着が強まり、駆動ローラの搬送力では、搬送ベルトを駆動しにくくなるという不具合もある。
そこで、本発明の課題は、駆動ローラに磨耗粉等の粉塵が蓄積するのを防止して、記録媒体を常時安定した状態で搬送することができる画像形成装置を提供することである。
請求項記載の発明は、
装置本体と、
インクを記録媒体に吐出して画像形成する記録ヘッドと、
駆動ローラ及び従動ローラに掛けられ、前記記録ヘッドの画像形成領域に前記記録媒体を搬送する搬送ベルトと、
前記駆動ローラよりも前記記録媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記記録媒体を前記搬送ベルトに静電吸着させる静電吸着手段と、
前記装置本体内の前記駆動ローラ近傍に設けられ、前記駆動ローラを清掃する清掃ローラと、
前記清掃ローラを前記駆動ローラに圧着させる圧着手段と、
前記清掃ローラを有し、前記装置本体に回動自在に支持される清掃ユニットと、
前記装置本体内に形成され、複数の前記清掃ユニットを前記駆動ローラの軸方向に沿って直列に配列させて収納する収納部と、
前記収納部の一端に形成され、前記収納部に前記清掃ユニットを一つずつ挿入するための挿入口と、
前記収納部の他端に形成され、前記収納部に収納された前記清掃ユニットを一つずつ排出するための排出口と、
前記挿入口から前記収納部へ挿入された前記清掃ユニットが前記排出口から排出されないように前記清掃ユニットを係止する係止手段と、
を備え、
前記係止手段による前記清掃ユニットの係止を解除することによって、既に挿入された前記清掃ユニットが新たに挿入される前記清掃ユニットに押込まれて前記排出口から排出されるように構成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の画像形成装置であって、
前記圧着手段は、前記装置本体内に軸支され、軸を中心に回動して前記清掃ユニットを押圧する押圧部材を備え
前記清掃ユニットは、前記押圧部材の押圧によって回動して、前記清掃ローラが前記駆動ローラに圧着されるように構成されていることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項又は記載の画像形成装置であって、
前記押圧部材は、
前記清掃ユニットを押圧して回動させる押圧板と、
前記押圧板により回動した前記清掃ユニットを前記清掃ローラが前記駆動ローラに圧着された状態で付勢する弾性部材と、
を備えていることを特徴とする。
請求項記載の発明によれば、装置本体内の駆動ローラ近傍に設けられる清掃ローラが、駆動ローラと圧着して駆動ローラを清掃するので、駆動ローラに付着している粉塵を除去することができる。従って、駆動ローラに付着する粉塵を低減させ、摩擦係数の低下を防止することができ、記録媒体を常時安定した状態で搬送することができる。
特に、清掃ユニットが装置本体内に一つずつ挿入され、清掃後は一つずつ排出させることができるので、装置本体近傍のスペースが狭い場合であっても、清掃ユニットの挿入排出作業を行うことができる。従って、清掃ユニットの挿入排出作業をより容易に行うことができる。
また、清掃ユニットを複数収納可能であるので、各清掃ユニットをそれぞれ押圧部材によって同時に押圧することによって、各清掃ユニットに均一な押圧力を付与し、各清掃ユニットの清掃ローラを駆動ローラに圧着させることができる。従って、駆動ローラの清掃をより確実に行うことができる。
請求項記載の発明によれば、請求項記載の発明と同様の効果が得られるのは無論のこと、特に、清掃ローラを有する清掃ユニットは、押圧部材の回動によって清掃ローラが駆動ローラに圧着されるように構成されているので、清掃ローラを駆動ローラにより容易に圧着させることができる。
請求項記載の発明によれば、請求項又は記載の発明と同様の効果が得られるのは
無論のこと、特に、押圧板によって清掃ユニットが回動し、弾性部材によって清掃ローラが駆動ローラに圧着された状態で清掃ユニットが付勢されるので、駆動ローラ清掃時に駆動ローラがより容易に回動させることができる。
[第一の実施形態]
以下、図を参照して、本発明にかかる第一の実施形態としての画像形成装置100について詳細に説明する。図1は第一の実施形態にかかる画像形成装置の構成の模式図、図2は、図1に示す画像形成装置の駆動ローラ近傍を示す側面断面図である。
画像形成装置100は、図1、図2に示すように、各構成部材が配設される装置本体1と、インクを記録媒体Pに吐出して画像形成する記録ヘッド2と、記録ヘッド2の画像形成領域に記録媒体Pを搬送する無端の搬送ベルト3と、搬送ベルト3を周回駆動させる駆動ローラ4と、搬送ベルト3を略水平方向に案内する従動ローラ5と、駆動ローラ4と従動ローラ5との間に設けられる静電吸着板6と、静電吸着板6の下方に設けられ、搬送ベルト3を下方に案内して張力を付与するテンションローラ7と、記録ヘッド2による画像形成後の記録媒体Pが搬送される排出トレイ8等を備えている。
記録ヘッド2は、紙や布等の記録媒体Pの搬送方向に直交する方向に往復移動するキャリッジ(図示省略)に搭載されている。そして、画像形成動作時には、外部に形成されたノズル(図示省略)から記録媒体Pに対して、シアン、マゼンダ、イエロー、ブラックの各色のインクを吐出し、記録媒体P上に画像を形成する構成となっている。
駆動ローラ4は、駆動モータ(図示省略)と接続されており、駆動モータの回動駆動に連動して反時計回り方向に回動するようになっている。
従動ローラ5は、記録媒体Pを挟むようにニップローラ9と接触して設けられており、記録媒体Pを従動ローラ5及びニップローラ9で挟持した状態で搬送可能な構成となっている。
記録媒体Pは、搬送ベルト3により従動ローラ5から駆動ローラ4に向かう方向に記録媒体P搬送されるようになっている。即ち、搬送ベルト3は、図1に示すように反時計回り方向に周回駆動され、記録媒体Pの搬送方向は図1に示す矢印方向となる。
静電吸着板6は、例えば、支持体(図示省略)上に電極(図示省略)等が所定のパターンに配設されており、搬送ベルト3の駆動ローラ4と従動ローラ5との間の裏面の部分に設けられている。この静電吸着板6に所定の電圧を印加すると、静電誘導現象に起因して静電吸着板6上に生じる吸着力によって、記録媒体Pを搬送ベルト3に吸着保持可能な構成となっている。
このように、静電吸着板6は、静電吸着手段として機能する。
駆動ローラ4近傍には、駆動ローラ4に従動して回動することによって搬送ベルト3の裏面の清掃を行う清掃ローラとしての第一清掃ローラ11と、第一清掃ローラ11に付着した粉塵を掻取るスクレーパ12と、駆動ローラ4の清掃を行う清掃ローラとしての第二清掃ローラ21と、第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着させる押圧部材22等が配設されている。
第一清掃ローラ11は、例えば、表層がウレタンスポンジ等によって形成されており、導電性を有するローラである。この第一清掃ローラ11は、図2に示すように、駆動ローラ4と搬送ベルト3の裏面とに接触するように配設されている。この第一清掃ローラ11は、複数個が駆動ローラ4の軸方向に対して直列に配設されている。
そして、画像形成動作時においては、駆動ローラ4が反時計回り方向に回動するのに連動して、第一清掃ローラ11が時計回り方向に回動し、駆動ローラ4と第一清掃ローラ11との回動速度の差によって搬送ローラの裏面に付着した粉塵を拭取可能な構成となっている。
また、第一清掃ローラ11に所定の電圧を印加することによって、搬送ベルト3の裏面に帯電した電荷を除去することが可能である。
第二清掃ローラ21は、例えば、表層が粘着ゴム等の粘着性材料によって形成されており、洗浄により繰返して使用可能なローラである。
押圧部材22は、図2に示すように、装置本体1に一端が軸支され、回動自在に設けられた駆動リンク221と、一端が駆動リンク221の他端に回動自在に連結され、他端が装置本体1に回動自在に固定される従動リンク222等を備えている。
より具体的には、駆動リンク221の一端は、例えば、モータ(図示省略)と連結されている回動軸221aを中心に回動自在に設けられている。即ち、モータの回動駆動によって回動軸221aが回動し、この回動軸221aの回動によって駆動リンク221の一端が回動するようになっている。
また、従動リンク222の一端は回動軸222aに固定されており、従動リンク222は駆動リンク221に連動して反時計回り方向へ回動するようになっている。そして、この従動リンク222には、第二清掃ローラ21が着脱可能で且つ回動自在に取付けられている。即ち、従動リンク222が回動するのに連動して第二清掃ローラ21が回動軸221a及び222aを支点として反時計回り方向へ回動し、駆動ローラ4と圧着するようになっている。
このように、駆動リンク221、従動リンク222は、第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着させる圧着手段として機能する。
次に、画像形成装置100を用いて行う画像形成動作及び清掃動作の一例について説明する。
まず、第一清掃ローラ11による清掃動作について説明する。
画像形成動作が開始されると、先ず、駆動ローラ4が反時計回り方向に回動して、記録媒体Pが搬送ベルト3によって搬送される。
次いで、記録媒体Pが画像形成領域に到達したら、キャリッジが往復移動するとともに、記録ヘッド2に送信された画像情報に基づいて所定のインクがノズルから吐出され、記録媒体Pに画像が形成される。そして、画像形成された記録媒体Pは搬送ベルト3によって、排出トレイ8上に搬送される。
ここで、記録媒体Pが搬送される過程において、搬送ベルト3の裏面に設けられた静電吸着板6によって、記録媒体Pが搬送ベルト3に吸着される。
そして、静電吸着板6によって記録媒体Pが吸着された搬送ベルト3が駆動ローラ4に到達する前に、搬送ベルト3の裏面が回動する第一清掃ローラ11の周面に接触されながら通過することによって、例えば、搬送ベルト3の裏面に付着している搬送ベルト3と静電吸着板6との擦動によって生じた粉塵が、順次、第一清掃ローラ11によって除去される。
次いで、第二清掃ローラ21の清掃動作について説明する。
駆動ローラ4清掃前(駆動リンク221回動前の状態)は、図2(a)に示すように、第二清掃ローラ21は駆動ローラ4から離間した状態に保持されている。そして、駆動ローラ4清掃時には、駆動モータに駆動電流が供給され駆動すると、図2(b)に示すように、駆動リンク221が反時計回り方向へ回動し、駆動リンク221の回動に連動して従動リンク222が従動回動する。すると、従動リンク222に取り付けられた第二清掃ローラ21が回動軸を支点として駆動ローラ4側へ移動することとなって、第二清掃ローラ21が駆動ローラ4に圧着する。
また、逆に、駆動リンク221が時計回り方向へ回動することによって、第二清掃ローラ21が駆動ローラ4から離間し、圧着が解除される。
以上説明した画像形成装置100によれば、駆動ローラ4に従動して回動することによって、例えば、搬送ベルト3と静電吸着板6との擦動によって生じる粉塵を除去する第一清掃ローラ11を備えているので、駆動ローラ4に運ばれる粉塵を低減させ、摩擦係数の低下を防止することができ、記録媒体Pをより安定した搬送が可能となる。
また、第一清掃ローラ11は、駆動ローラ4に従動して回動するので、第一清掃ローラ11専用の駆動手段を備える必要がない。従って、装置本体1の大型化を防止することができるとともに、設計の自由度が阻害されることがない。
また、第一清掃ローラ11は導電性を有するので、第一清掃ローラ11に所定の電圧を印加することによって、搬送ベルト3に帯電した電荷を除去することができる。従って、搬送ベルト3の裏面に静電気が滞留することがないので、静電吸着板6との吸着力が増加しないこととなって、より安定した搬送が可能になる。
また、第二清掃ローラ21が駆動ローラ4と圧着して駆動ローラ4を清掃するので、駆動ローラ4に付着している粉塵を除去することができる。従って、駆動ローラ4に付着する粉塵を低減させ、摩擦係数の低下を防止することができ、記録媒体Pを常時安定した状態で搬送することができる。
また、第二清掃ローラ21は駆動リンク221の回動に連動して回動自在に設けられているので、複雑な機構を備えることなく駆動ローラに対する第二清掃ローラの圧着・離間動作を確実に行うことができる。
なお、第一清掃ローラ11、第二清掃ローラ21の数は限定されるものではなく、それぞれ搬送ベルト3の裏面或いは駆動ローラ4の全面の清掃を行うことができる数であればよい。
[第二の実施形態]
次に、第二の実施形態にかかる画像形成装置200について図3を用いて詳細に説明する。画像形成装置200を説明するにあたっては、第一清掃ローラ11の代わりに除電手段としての除電ブラシ30を備える点のみが第一の実施形態と異なるので、同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図3は、第二の実施形態にかかる画像形成装置の駆動ローラ近傍の側面図である。
画像形成装置200は、図3に示すように、装置本体1内の駆動ローラ4と静電吸着板6との間に除電手段としての除電ブラシ30を備えている。除電ブラシ30は、静電吸着板6の下部に設けられている支持部材32によって支持されている。
この除電ブラシ30は、導電性を有するような材料、例えば、ステンレス繊維、アモルファス繊維、カーボン繊維、導電性アクリル繊維等の材料から構成されている。このような材料からなる除電ブラシ30は、電気的導通が確保された装置本体1に導電テープや金具、導電コードといった導電部材等で接続されることにより、装置本体1にアースを形成し、搬送ベルト3に発生した静電気を大地に逃すことができるようになっている。
ここで、除電ブラシ30のブラシ部31は、無数の立毛が密生して構成されている。そしてこのブラシ部31が搬送ベルト3の裏面と所定の角度で接触するように設けられており、上述のように搬送ベルト3の裏面の除電を行うとともに、搬送ベルト3の裏面に付着した粉塵を除去できる構成となっている。
なお、第二の実施形態にかかる画像形成装置200の画像形成動作は第一の実施形態にかかる画像形成装置100と同様であるので、詳細な説明を省略する。
以上説明した第二の実施形態にかかる画像形成装置200によれば、除電ブラシ30によって搬送ベルト3の裏面の清掃を行うことができる。従って、搬送ベルト3の裏面に付着した粉塵を駆動ローラ4に到達するまでに除去することができるので、駆動ローラ4に付着する粉塵を低減させ、摩擦係数の低下を防止することができ、記録媒体Pを常時安定した状態で搬送することができる。
また、除電ブラシ30のブラシ部31は無数の立毛が密生しているので、搬送ベルト3の裏面の清掃をより効率的に行うことができる。
なお、除電手段はブラシ形状に限定されるものではなく、搬送ベルト3の裏面を清掃可能な構成であればよい。例えば、ブレード形状の除電部材等を用いてもよい。
[第三の実施形態]
次に、第三の実施形態にかかる画像形成装置300について、図4〜図6を用いて詳細に説明する。なお、画像形成装置300の説明にあたっては、第一の実施形態と同様の構成については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
図4は、第三の実施形態にかかる画像形成装置の駆動ローラ近傍の構成を示す平面図、図5は、図4の画像形成装置の要部を示す側面図、図6は、図4の画像形成装置の側面図である。
第三の実施形態にかかる画像形成装置300は、図4に示すように、駆動ローラ4近傍に複数収納可能に設けられ、駆動ローラ4を清掃する清掃ユニット40と、清掃ユニット40を回動させて、清掃ユニット40内に設けられる清掃ローラとしての第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着させる圧着手段としての圧着機構部50等を備えている。
清掃ユニット40は、図5、図6に示すように、ケース体41と、ケース体41に固定された軸42と、ケース体41に設けられた第二清掃ローラ21等を備えている。
ケース体41は、軸42を中心に回動自在に支持され、駆動ローラ4側が開口して形成されており、内部に設けられている第二清掃ローラ21が駆動ローラ4と直接圧着できるようになっている。また、ケース体41の圧着機構部50側には、圧着機構部50に押圧される凸部43が形成されている。即ち、ケース体41は圧着機構部50によって押圧されることによって時計回り方向へ回動し、第二清掃ローラ21が駆動ローラ4に圧着する構成となっている。
そして、上記構成の清掃ユニット40は、装置本体1内に形成されている収納部60に直列に配列されて収納されている。また、収納部60の一端には、清掃ユニット40の挿入口61が、他端には排出口62が形成されており、清掃ユニット40は挿入口61から一つずつ挿入され、排出口62から一つずつ排出されるようになっている。
また、挿入口61及び排出口62近傍には、挿入口61から挿入された清掃ユニット40が排出口62から排出されないように係止する係止手段としてのストッパ70が設けられている。
このストッパ70による清掃ユニット40の係止を解除することによって、既に挿入された清掃ユニット40が新たに挿入される清掃ユニット40に押込まれ、排出口62から一つずつ排出される構成となっている。即ち、駆動ローラ4清掃時には、収納部60に挿入された清掃ユニット40はストッパ70によって直列配列状態に係止され、駆動ローラ4清掃後には、ストッパ70による係止を解除して使用後の清掃ユニット40を排出口62から取り出すことができるようになっている。
圧着機構部50は、図5、図6に示すように、清掃ユニット40の軸方向に沿って設けられている回動軸51と、回動軸51を中心に回動自在に軸支されている押圧部材としての押圧板52及び押圧ばね53等を備えている。
押圧板52は突起部aを有しており、回動軸51が反時計回り方向へ回動すると、突起部aがケース体41に接触し、清掃ユニット40が押圧され回動するように設けられている。
押圧ばね53は、押圧板52と同期してケース体41側に回動し、押圧板52によって回動したケース体41の凸部43に接触し、第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着した状態で清掃ユニット40を付勢するように設けられている。即ち、押圧ばねは、清掃ユニット40を清掃ローラ21が駆動ローラ4に圧着された状態で付勢する弾性部材として機能する。
このように、圧着機構部50を構成する回動軸51、押圧板52、押圧ばね53は、第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着させる圧着手段として機能する。
次に、第三の実施形態にかかる画像形成装置300における駆動ローラ4の清掃動作について説明する。
先ず、画像形成装置300の装置本体1の収納部60に、所定の数の清掃ユニット40を挿入口61から一つずつ挿入して直列に配列させていき、全て挿入した後にストッパ70によって係止する。この時点で、清掃ユニット40と圧着機構部50との位置関係は、図6(a)に示す状態となる。
次いで、図6(b)に示すように、圧着機構部50の回動軸51を反時計回り方向へ回動させると、ケース体41に押圧板52の突起部aが接触して、ケース体41が時計回り方向に回動する。また、このとき、ケース体41の凸部43に押圧ばね53が接触する。
次いで、この状態で回動軸51をさらに反時計回り方向へ回動させると、押圧板52の突起部aがケース体41から離間して下方へ逃げるが、押圧ばね53は凸部443と接触したままであり、清掃ユニット40内の第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着させた状態でケース体41を付勢する。
次いで、駆動ローラ4を所定の回数回動させ、ローラ表面の清掃を行う。
駆動ローラ4の清掃後は、圧着機構部50の回動軸51を時計回り方向へ回動させ、押圧ばね53がケース体41の凸部43から離間させる。押圧ばね53がケース体41から離間すると、押圧ばね53による付勢が解除され、第二清掃ローラ21が駆動ローラ4から離間し、もとの位置に復帰する。
そして、ストッパ70による清掃ユニット40の係止を解除し、排出口62から使用後の清掃ユニット40を一つずつ取り出す。
以上説明した第三の実施形態にかかる画像形成装置300によれば、清掃ユニット40が装置本体1内の駆動ローラ4近傍に複数収納される清掃ユニット40内の第二清掃ローラ21が、駆動ローラ4と圧着して駆動ローラ4の清掃を行うので、駆動ローラ4に付着している粉塵を除去することができる。従って、駆動ローラ4に付着する粉塵を低減させ、摩擦係数の低下を防止することができ、記録媒体Pをより安定した搬送が可能となる。
また、清掃ユニット40は収納部60に複数収納されるので、各清掃ユニット40はそれぞれ圧着機構部50によって同時に押圧されることとなって、各清掃ユニット40に均一の押圧力が付与され、各清掃ユニット40内の第二清掃ローラ21が駆動ローラ4に圧着させることができる。従って、駆動ローラ4の清掃をより確実に行うことができる。
また、清掃ユニット40は、押圧板52の押圧によって清掃ユニット40が回動し、回動した清掃ユニット40を第二清掃ローラ21が駆動ローラ4に圧着した状態で付勢するので、駆動ローラ4に圧着する第二清掃ローラ21がより確実に回動することができる。
また、清掃ユニット40が収納部60に一つずつ挿入され、清掃後は一つずつ排出させることができるので、装置本体1近傍のスペースが狭い場合であっても、清掃ユニット40の挿入排出作業を行うことができる。従って、清掃ユニット40の挿入排出作業をより容易に行うことができる。
なお、清掃ユニット40、圧着機構部50の構成は、上述のものに限定されるものではなく、清掃ユニット40内の第二清掃ローラ21を駆動ローラ4に圧着し、第二清掃ローラ21の回動によって駆動ローラ4の清掃を行うことができる構成であれば、その如何を問わない。
第一の実施形態にかかる画像形成装置の構成の模式図である。 図1の画像形成装置の駆動ローラ近傍を示す側面断面図である。 第二の実施形態にかかる画像形成装置の駆動ローラ近傍を示す側面図である。 第三の実施形態にかかる画像形成装置の駆動ローラ近傍の構成を示す平面図である。 図4の画像形成装置の要部の平面図である。 図4の画像形成装置の側面図である。
符号の説明
1 装置本体
2 記録ヘッド
3 搬送ベルト
4 駆動ローラ
5 従動ローラ
6 静電吸着板(静電吸着手段)
11 第一清掃ローラ(清掃ローラ)
21 第二清掃ローラ(清掃ローラ)
30 除電ブラシ(除電手段)
40 清掃ユニット
50 圧着機構部(圧着手段)
51 回動軸(圧着手段)
52 押圧板(圧着手段、押圧部材)
53 押圧ばね(圧着手段、押圧部材、弾性部材)
60 収納部
61 挿入口
62 排出口
70 ストッパ(係止手段)
100 画像形成装置
200 画像形成装置
221 駆動リンク(圧着手段、押圧部材)
222 従動リンク(圧着手段、押圧部材)
300 画像形成装置
P 記録媒体

Claims (3)

  1. 装置本体と、
    インクを記録媒体に吐出して画像形成する記録ヘッドと、
    駆動ローラ及び従動ローラに掛けられ、前記記録ヘッドの画像形成領域に前記記録媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記駆動ローラよりも前記記録媒体の搬送方向上流側に設けられ、前記記録媒体を前記搬送ベルトに静電吸着させる静電吸着手段と、
    前記装置本体内の前記駆動ローラ近傍に設けられ、前記駆動ローラを清掃する清掃ローラと、
    前記清掃ローラを前記駆動ローラに圧着させる圧着手段と、
    前記清掃ローラを有し、前記装置本体に回動自在に支持される清掃ユニットと、
    前記装置本体内に形成され、複数の前記清掃ユニットを前記駆動ローラの軸方向に沿って直列に配列させて収納する収納部と、
    前記収納部の一端に形成され、前記収納部に前記清掃ユニットを一つずつ挿入するための挿入口と、
    前記収納部の他端に形成され、前記収納部に収納された前記清掃ユニットを一つずつ排出するための排出口と、
    前記挿入口から前記収納部へ挿入された前記清掃ユニットが前記排出口から排出されな
    いように前記清掃ユニットを係止する係止手段と、
    を備え、
    前記係止手段による前記清掃ユニットの係止を解除することによって、既に挿入された前記清掃ユニットが新たに挿入される前記清掃ユニットに押込まれて前記排出口から排出されるように構成されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記圧着手段は、前記装置本体内に軸支され、軸を中心に回動して前記清掃ユニットを押圧する押圧部材を備え、
    前記清掃ユニットは、前記押圧部材の押圧によって回動して前記清掃ローラが前記駆動ローラに圧着されるように構成されていることを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  3. 前記押圧部材は、
    前記清掃ユニットを押圧して回動させる押圧板と、
    前記押圧板により回動した前記清掃ユニットを前記清掃ローラが前記駆動ローラに圧着された状態で付勢する弾性部材と、
    を備えていることを特徴とする請求項又は記載の画像形成装置。
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