JP2023077098A - 汚れ防止装置 - Google Patents

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朋久 大江
Tomohisa Oe
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Abstract

【課題】清掃ブレードにインクが付着してそのインクがベルトに再転写することが防止する。【解決手段】搬送ベルト21のベルト表面を清掃する清掃ブレード41と、ロール状の布を巻き取りつつ布でベルト表面の汚れを拭き取る清掃布機構5と、を備え、搬送ベルト21が昇降駆動可能で、上昇位置では搬送ベルト21が清掃ブレード41に接触し、下降位置では搬送ベルト21が清掃布機構5に接触するとともに、清掃布機構5の一部によって搬送ベルト21の一部が押し上げられ、清掃ブレード41と搬送ベルト21とが非接触状態となることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、インクがベルトに再転写することを防止する汚れ防止装置に関する。
ライン型のインクジェット記録装置は、インクジェットヘッド下に設けられた静電吸着ベルト搬送部により搬送される用紙に対して、画像データに基づいてインクジェットヘッドによりインクを吐出して印刷を行う。
このインクジェット記録装置において、静電吸着ベルト搬送部はベルト表面に紙粉やインク等付着すると吸着力が低下、用紙浮きが抑えられずにヘッド接触等の問題が起きるため、ベルト表面に付着した紙粉を除去する清掃ブレードとインクを除去する清掃布による清掃機構が搭載される。
清掃ブレードはヘッド下搬送に搭載されベルトと常に接触し清掃する構成で、ベルト清掃布はヘッド下搬送ジャム解除位置にてベルトに接触し清掃する構成である(例えば、特許文献1)。
特開2016-185865号公報
しかしながら、従来技術では、用紙搬送不良によりベルト表面に吐出した場合やインク経路不具合によりヘッドからインクが落ちベルトに付着した場合、ベルト清掃布でベルトを清掃するがインク吹き残りが清掃ブレード先端に付着してしまい、付着したインクがベルトに再転写し、ベルト表面がきれいにならないという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、清掃ブレードにインクが付着してそのインクがベルトに再転写することを防止できる汚れ防止装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る汚れ防止装置の特徴は、
インクジェット印刷装置における用紙搬送ベルトの汚れ防止装置であって、
前記用紙搬送ベルトのベルト表面を清掃する清掃ブレードと、
ロール状の布を巻き取りつつ当該布で前記ベルト表面の汚れを拭き取る清掃布機構と、を備え、
前記用紙搬送ベルトが昇降駆動可能で、上昇位置では前記用紙搬送ベルトが前記清掃ブレードに接触し、下降位置では前記用紙搬送ベルトが前記清掃布機構に接触するとともに、当該清掃布機構の一部によって前記用紙搬送ベルトの一部が押し上げられ、前記清掃ブレードと前記用紙搬送ベルトとが非接触状態となることにある。
本発明に係る汚れ防止装置の特徴によれば、清掃ブレードにインクが付着してそのインクがベルトに再転写することを防止できる。
本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置の概略構成図である。 (a)は、本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置が備える搬送部が上昇位置にある状態を示した図である。図2(b)は、図2(a)の拡大図である。 (a)は、本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置が備える搬送部が下降位置にある状態を示した図である。図3(b)は、図3(a)の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(インクジェット印刷装置1の構成)
以下に添付図面を参照して、本発明に係る汚れ防止装置が適用されたインクジェット印刷装置1の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置1の概略構成図である。
以下の説明において、ユーザが位置する図1の紙面表方向を左方向、紙面裏方向を右方向とする。また、図1における、ユーザから視て、上下を上下方向とする。また、図1において破線で示す経路が、印刷媒体である用紙PAが搬送される搬送経路Rである。用紙PAの搬送方向を前後方向とする。以下の説明における上流は前方向であり、下流は後ろ方向を意味する。
図1に示すように、インクジェット印刷装置1は、給紙部2と、搬送部3と、印刷部4と、清掃布機構5と、排紙部6とを備える。
給紙部2は、印刷媒体である用紙PAの給紙を行う。給紙部2は、給紙台11と、給紙ローラ12と、レジストローラ13とを備える。
給紙台11は、印刷に用いられる用紙PAが積載される。
給紙ローラ12は、給紙台11に積載された用紙PAを1枚ずつピックアップしてレジストローラ13に向けて搬送する。給紙ローラ12は、給紙台11の上側に配置されている。給紙ローラ12は、図示しないモータにより回転駆動される。
レジストローラ13は、給紙ローラ12により搬送されてきた用紙PAを一旦止めた後、搬送部3に向けて搬送する。レジストローラ13は、給紙ローラ12の下流側に配置されている。レジストローラ13は、図示しないモータにより回転駆動される。
搬送部3は、レジストローラ13から搬送されてきた用紙PAを印刷部4や排紙部6に向け搬送する。搬送部3は、搬送ベルト21と、駆動ローラ22と、従動ローラ23~25と、ベルト駆動モータ26と、帯電ローラ27と、清掃ブレード41と、バックアッププレート42と、バネ43と、ストッパー44とを備える。
搬送ベルト21は、駆動ローラ22および従動ローラ23~25に掛け渡される環状の無端ベルトである。搬送ベルト21に接触して設けられている帯電ローラ27が、搬送ベルト21を帯電させる。搬送ベルト21が帯電することにより、用紙PAを搬送ベルト21上に吸着保持する。
搬送ベルト21は、駆動ローラ22の回転駆動により、図1における時計回り方向に回転する。これにより、搬送ベルト21は、無端移動することで用紙PAを右方向へ搬送する。
駆動ローラ22および従動ローラ23~25は、搬送ベルト21が掛け渡されるものである。駆動ローラ22は、ベルト駆動モータ26により回転駆動され、搬送ベルト21を回転させる。従動ローラ23~25は、搬送ベルト21を介して駆動ローラ22に従動する。従動ローラ23は、駆動ローラ22と略同じ高さで、駆動ローラ22から左右方向に所定間隔だけ離間して配置されている。従動ローラ24,25は、駆動ローラ22および従動ローラ23の下方において、互いに左右方向に所定間隔だけ離間して、略同じ高さに配置されている。
ベルト駆動モータ26は、駆動ローラ22を回転駆動させる。
清掃ブレード41は、搬送ベルト21の下方に設けられ、搬送ベルト21のベルト表面を清掃する。
バックアッププレート42は、清掃ブレード41のベルト接触位置の搬送ベルト21内側に、軸42aを回転軸として回転自在に設けられている。バックアッププレート42は、バネ43により付勢されており、ストッパー44により下方への移動が制限されている。
印刷部4は、搬送部3により搬送される用紙PAに印刷を行う。印刷部4は、搬送部3の上側に設けられている。印刷部4は、インクジェット印刷装置1の筐体(図示せず)内に固定されている。印刷部4は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)のインクジェットヘッド31K,31C,31M,31Yが、搬送方向に複数列設けられたヘッド群31と、ヘッドホルダ32とを備える。
インクジェットヘッド31K,31C,31M,31Yは、下部にノズルを複数有しており、搬送部3により搬送される用紙PAに対して、ノズルからインクを吐出することにより印刷する。ノズルは、搬送方向と直交する主走査方向(左右方向)に直線的に配置されたノズル列を形成する。
ヘッドホルダ32は、搬送部3の上方において、ヘッド群31を保持する。ヘッドホルダ32は、中空状の略直方体形状に形成されている。
清掃布機構5は、先端ローラ51と、ロール状の清掃布52とを備えている。
清掃布機構5は、ロール状の清掃布52を、先端ローラ51を介して巻き取りローラ53で巻き取りつつ、先端ローラ51で押圧された清掃布52の裏面を搬送ベルト21のベルト表面に接触させることによりベルト表面の汚れを拭き取る。
搬送部3は、図示しない昇降機構の動作により、用紙PAを搬送しインクジェットヘッド31K,31C,31M,31Yによる印刷可能な位置である上昇位置と、インクジェットヘッド31K,31C,31M,31Yと離れた下降位置との間で、昇降駆動可能に設けられている。
図2(a)は、搬送部3が上昇位置にある状態を示した図である。図2(b)は、図2(a)の拡大図である。
図2(a),(b)に示すように、搬送部3が上昇位置である場合、清掃布機構5とは離間している。その一方、搬送部3が上昇位置である場合、清掃ブレード41が搬送ベルト21のベルト表面に接触している。
バックアッププレート42は、軸42aを回転軸として回転自在に設けられており、バネ43により付勢されておりベルト外側へ荷重がかけられている。バックアッププレート42は、ストッパー44に押し付けられ位置決めされている。
搬送部3が上昇位置である場合、清掃ブレード41の先端部は、搬送ベルト21を挟んでバックアッププレート42に押し付けられている。この状態で、駆動ローラ22の回転駆動で搬送ベルト21が回動することにより、清掃ブレード41の先端部が搬送ベルト21のベルト表面に付着したゴミ、紙粉を欠き取ることができる。
図3(a)は、搬送部3が下降位置にある状態を示した図である。図3(b)は、図3(a)の拡大図である。
図3(a),(b)に示すように、搬送部3が下降位置である場合、搬送ベルト21が清掃布機構5に接触している。また、清掃布機構5の先端ローラ51によって搬送ベルト21の一部が押し上げられ、清掃ブレード41と搬送ベルト21とが非接触状態となっている。
先端ローラ51にかけられた清掃布52で搬送ベルト21およびバックアッププレート42を持ち上げることで、清掃ブレード41の先端部は搬送ベルト21から離間する。この状態で駆動ローラ22の回転駆動で搬送ベルト21が回動することで、インクの吹き残りが清掃ブレード41に付着することなく清掃が可能となる。
なお、本発明の実施形態に係るインクジェット印刷装置1では、搬送部3を、上昇位置と下降位置との間で昇降駆動可能に設けたが、これに限らず、清掃布機構5を昇降可能に支持する構成とし、搬送ベルト21を下降させずに、清掃布機構5を上昇させて搬送ベルト21に接触させ、搬送ベルト21のベルト表面の清掃を行うようにしてもよい。
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
インクジェット印刷装置における用紙搬送ベルトの汚れ防止装置であって、
前記用紙搬送ベルトのベルト表面を清掃する清掃ブレードと、
ロール状の布を巻き取りつつ当該布で前記ベルト表面の汚れを拭き取る清掃布機構と、を備え、
前記用紙搬送ベルトが昇降駆動可能で、上昇位置では前記用紙搬送ベルトが前記清掃ブレードに接触し、下降位置では前記用紙搬送ベルトが前記清掃布機構に接触するとともに、当該清掃布機構の一部によって前記用紙搬送ベルトの一部が押し上げられ、前記清掃ブレードと前記用紙搬送ベルトとが非接触状態となることを特徴とする
インクジェット印刷装置における用紙搬送ベルトの汚れ防止装置。
これにより、布により用紙搬送ベルトを清掃する際、用紙搬送ベルトが変位して清掃ブレードと用紙搬送ベルトが離間するため、清掃ブレードが汚れることが防止される。このため、清掃ブレードにインクが付着してそのインクがベルトに再転写することが防止できる。
1 インクジェット印刷装置
2 給紙部
3 搬送部
4 印刷部
5 清掃布機構
6 排紙部
11 給紙台
12 給紙ローラ
13 レジストローラ
21 搬送ベルト
22 駆動ローラ
23~25 従動ローラ
26 ベルト駆動モータ
27 帯電ローラ
31 ヘッド群
31C,31K,31M,31Y インクジェットヘッド
32 ヘッドホルダ
41 清掃ブレード
42 バックアッププレート
43 バネ
44 ストッパー
51 先端ローラ
52 清掃布
53 巻き取りローラ

Claims (1)

  1. インクジェット印刷装置における用紙搬送ベルトの汚れ防止装置であって、
    前記用紙搬送ベルトのベルト表面を清掃する清掃ブレードと、
    ロール状の布を巻き取りつつ当該布で前記ベルト表面の汚れを拭き取る清掃布機構と、を備え、
    前記用紙搬送ベルトが昇降駆動可能で、上昇位置では前記用紙搬送ベルトが前記清掃ブレードに接触し、下降位置では前記用紙搬送ベルトが前記清掃布機構に接触するとともに、当該清掃布機構の一部によって前記用紙搬送ベルトの一部が押し上げられ、前記清掃ブレードと前記用紙搬送ベルトとが非接触状態となることを特徴とする
    インクジェット印刷装置における用紙搬送ベルトの汚れ防止装置。
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