JP4225262B2 - インジェクタの取付構造 - Google Patents

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本発明は、例えば自動車などのインジェクタを備えるエンジンにおいて、インジェクタの取付構造に関する。
例えば、自動車などのエンジンでは、インジェクタを備えるエンジンがある。インジェクタは、外部の制御装置と電気的に接続される端子が収容されるカプラ部を備えている。カプラ部は、外部に突出している。そして、インジェクタは、噴霧口が吸気管や吸気ポートに望むように、エンジンに形成された取付孔内に挿入される。インジェクタの一部は、デリバリパイプに挿入されており、デリバリパイプと連結されている。
デリバリパイプは、エンジンにボルトなどで固定されており、インジェクタに燃料を供給している。また、デリバリパイプには、インジェクタのカプラ部を収容する収容部が形成されている。インジェクタとデリバリパイプとが連結された状態では、カプラ部は、収容部に収容される。
一方、インジェクタとデリバリパイプとなどの寸法差などによって、インジェクタがエンジンに固定された状態において、インジェクタにがたつきが生じることがある。インジェクタのがたつきは、燃料の噴霧方向に影響を及ぼすため、好ましくない。
このため、インジェクタとデリバリパイプとの間に、付勢部材を介在させるインジェクタの取付構造が考えられる。付勢部材は、インジェクタとデリバリパイプとの取付方向に弾性変形する。このようなインジェクタの取付構造では、付勢部材が弾性変形することによってインジェクタのがたつきが吸収される。これにより、インジェクタのがたつきが抑制される。
また、インジェクタをデリバリパイプに連結する際に、付勢部材とカプラ部との干渉を防ぐために、付勢部材は、挿通部が設けられている。挿通部は、インジェクタをデリバリパイプに取り付ける際に、カプラ部が通る。
前記したインジェクタの取付構造では、付勢部材をインジェクタに取り付けた後に、カプラ部がデリバリパイプの収容部に収容されるようにインジェクタの姿勢を調整しながら、インジェクタの一部をデリバリパイプ内に挿入していく。
しかし、インジェクタとデリバリパイプとの取付作業中に、付勢部材が動くことが考えられる。付勢部材が動くと、付勢部材の挿通部の位置がずれる。この状態でインジェクタをデリバリパイプ内に押し込んでいくと、付勢部材とカプラ部とが干渉し、カプラ部および付勢部材が破損するといった不具合が生じる。
このため、インジェクタをデリバリパイプに取り付けるには、付勢部材の姿勢を調整しながら、インジェクタをデリバリパイプ内に挿入しなければならない。それゆえ、インジェクタとデリバリパイプとの取付作業が複雑になり、該作業を円滑に行うことができない。
したがって、本発明の目的は、インジェクタの取付作業を円滑に行うことができるインジェクタの取付構造を提供することにある。
本発明のインジェクタの取付構造は、本体部と、前記本体部の側面から突出して信号を受けるカプラ部とを備えるインジェクタと、前記インジェクタに連結され、前記インジェクタに燃料を供給するデリバリパイプであって、前記インジェクタ側に開口し、前記インジェクタとの連結時に前記カプラ部を収容する収容部が設けられるデリバリパイプと、前記デリバリパイプと前記インジェクタとの間に介装され、前記カプラ部が通る挿通部が設けられる付勢部材とを備える。前記付勢部材は、前記インジェクタの前記デリバリパイプへの取付方向に圧縮変形可能であって、前記インジェクタの取付がたつきを吸収する。前記収容部の開口縁部には、前記インジェクタに向かって突出するガイド突起が形成される。前記ガイド突起は、前記付勢部材が前記取付方向に圧縮変形する前から圧縮変形後まで前記インジェクタと前記デリバリパイプとの取付方向に前記挿通部と前記収容部とが同一方向に連通する状態に前記付勢部材を位置決めするとともに、前記付勢部材が前記取付方向に圧縮変形しているときに前記カプラを前記収容部内に案内する
このように構成されるインジェクタの取付構造では、インジェクタをデリバリパイプに取り付ける際に、付勢部材は、ガイド突起によって、収容部と挿通部とが同一方向に連通するように位置決めされる。
これにより、インジェクタをデリバリパイプ取り付ける際に、付勢部材がカプラ部と干渉することが防止される。つまり、インジェクタをデリバリパイプに連結する際に、付勢部材がカプラ部と干渉しないように、付勢部材の姿勢を調整することがない。
本発明のインジェクタの取付構造によれば、インジェクタをデリバリパイプに取り付ける際に、付勢部材がカプラ部とが干渉しないように、付勢部材の姿勢を調整することがない。
このため、本発明のインジェクタの取付構造では、インジェクタの取付作業を円滑に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るインジェクタの取付構造について、例えば自動車のエンジン1におけるインジェクタ20の取付構造を一例に図1から図6を参照して説明する。エンジン1は、例えば筒内直噴式のレシプロエンジンである。
図1に示すように、インジェクタ20の取付構造は、エンジン本体10と、複数のインジェクタ20と、デリバリパイプ30と、付勢部材40とを備えている。
エンジン本体10は、シリンダヘッド11を備えている。シリンダヘッド11には、各気筒ごとにインジェクタ20が挿入される取付孔12が形成されている。取付孔12は、図4に示すように、各燃焼室13内に開口している。
図2に示すように、各インジェクタ20は、例えば略筒状の本体部21と、カプラ部22とを備えている。本体部21は、噴霧口23と流入口24とを有している。噴霧口23は、本体部21の一端に形成されており、燃料が噴霧される。インジェクタ20は、燃料の噴霧方向に指向性を有している。
流入口24は、噴霧口23側に対して反対端に形成されており、燃料が供給される。噴霧口23と流入口24との近傍には、それぞれ例えばOリングが取り付けられることによってシール部26,27が設けられている。
また、本体部21には、段状に形成される第1の係止部28が設けられている。この第1の係止部28は、インジェクタ20が取付孔12内に挿入されたときに、取付孔12内の第2の係止部14と当接することによって、インジェクタ20がそれ以上挿入されることを防止している。
カプラ部22は、本体部21の側面から外側に突出しており、インジェクタ20の噴霧を制御する制御装置などと電気的に接続される端子などが収容されている。
デリバリパイプ30は、主管部31と、複数の枝管部32とを備えている。枝管部32は、主管部31と連通しており、主管部31からエンジン本体10側に向かって突出している。各枝管部32には、主管部31と連通する取付孔が形成されており、この取付孔にインジェクタ20の流入口側端部25の一部がインジェクタ20の軸心線20a方向に挿入される。
インジェクタ20は、流入口側端部25の一部が枝管部32に挿入されることによって、デリバリパイプ30に連結される。これにより、デリバリパイプ30内の燃料がインジェクタ20に供給される。
枝管部32には、収容部34が形成されている。収容部34は、インジェクタ20に向かう先端面35と、側面32aとのそれぞれ一部に開口しており、先端面35から主管部31に向かって形成されている。
図4に示すように、収容部34は、インジェクタ20とデリバリパイプ30とが連結された時に、カプラ部22の基部22aを収容する大きさを有している。基部22aとは、インジェクタ20とデリバリパイプ30とを連結したときに、カプラ部22のうち、枝管部32の内側に入り込む部位である。
収容部34において、枝管部32の側面32aに開口する開口部37の縁部37aは、カプラ部22が嵌合する大きさに形成されている。また、縁部37aは、取付孔12内でのインジェクタ20の姿勢に合わせて形成される。具体的に説明すると、インジェクタ20は、燃料の噴霧に指向性を有している。それゆえ、インジェクタ20の取付孔12内での姿勢は、燃料の噴霧の方向によって決定される。
このため、縁部37aは、デリバリパイプ30に対して、取付孔12内でのインジェクタ20の姿勢を考慮して形成されている。これにより、インジェクタ20がデリバリパイプ30に連結され、かつデリバリパイプ30がエンジン本体10に固定されると、インジェクタ20は、縁部37aとカプラ部22とによって、取付孔12内において燃料の噴霧方向に対応した姿勢に位置決めされる。縁部37aとカプラ部22とは、取付孔12内でのインジェクタ20の姿勢を、燃料の噴霧方向に対応した姿勢に位置決める位置決め部として機能する。
デリバリパイプ30は、取付部50によってシリンダヘッド11に固定される。取付部50は、第1のボス部51と、第2のボス部52とを有している。第1のボス部51は、主管部31の側面から外部に張り出している。第2のボス部52は、シリンダヘッド11の表面に設けられており、デリバリパイプ30の固定時に第1のボス部51と重なる。
第1のボス部51には、第2のボス部52に向かって貫通する貫通孔51aが形成されている。第2のボス部52には、貫通孔51aと重なるねじ穴52aが形成されている。第1のボス部51と第2のボス部52とは、貫通孔51aを貫通したボルト53がねじ穴52aと螺合することによって固定される。これにより、デリバリパイプ30は、エンジン本体10に固定される。
図2に示すように、付勢部材40は、各枝管部32の先端面35と、各インジェクタ20の当接部29においてデリバリパイプ30側の先端面29aとの間に介装される。当接部29は、インジェクタ20の軸心線20a方向にカプラ部22よりも噴霧口23側に設けられており、軸心線20aと直交する方向に流入口側端部25よりも断面積が広い。当接部29の先端面29aは、枝管部32の先端面35と対向する。
図3は、付勢部材40が先端面29aと先端面35との間に介装された状態において、付勢部材40をインジェクタ20の軸心線20a方向に、デリバリパイプ30側から見た状態を示している。図2と図3とに示すように、付勢部材40は、本体部41と、一対の変形部42とを有している。本体部41は、略矩形の板状であって、貫通孔43が形成されている。
貫通孔43は、軸心線20a方向にインジェクタ20の流入口側端部25が挿通可能な大きさを有している。また、本体部41の周縁の一部には、カプラ部22が通ることができる挿通部44が開口している。挿通部44は、貫通孔43と連通している。
各変形部42は、基部42aと腕部42bとを有している。それぞれ基部42aは、本体部41の一端面において、挿通部44に対して反対端の貫通孔43を挟んで両側に位置する。
各腕部42bは、対応する基部42aから延びている。各腕部42bの先端部42c間に形成される空間42dは、カプラ部22が通ることができる間隔を有している。両先端部42cの間の空間42dも、本発明で言う挿通部である。
それゆえ、付勢部材40は、インジェクタ20の軸心線20a方向に見た状態において、略U字状である。そして、一方の変形部42側と他方の変形部42側とが、互いに対象な形状となっている。
図2に示すように、付勢部材40は、当接部29の先端面29aと枝管部32の先端面35との間に介装される場合は、貫通孔43にインジェクタ20の流入口側端部25が挿入されるとともに、変形部42がデリバリパイプ30側に位置するように配置される。これにより、付勢部材40は、変形部42が枝管部32の先端面35と対向するようになる。そして、付勢部材40は、枝管部32の先端面35と当接部29の先端面29aとの間で圧縮されると、変形部42がたわむ。
付勢部材40において、本体部41からそれぞれ腕部42bまでの長さは、第1のボス部51と第2のボス部52とが互いに当接した状態では、それぞれ変形部42がたわむように設定されている。
つまり、あらかじめ付勢部材40がたわむようにしておくことによって、デリバリパイプ30がエンジン本体10に固定された状態では、デリバリパイプ30、インジェクタ20、取付孔12などの寸法差が吸収される。これにより、インジェクタ20のがたつきがなくなる。
先端面35の周縁において、収容部34を挟んで両側の縁部38には、それぞれガイド突起45が設けられている。それぞれガイド突起45は、インジェクタ20側に向かって突出している。それぞれガイド突起45の内側面45aは、収容部34の開口部37の縁部37aの内面37bと面一になっている。
それぞれガイド突起45は、付勢部材40が枝管部32の先端面35と当接部29の先端面29aとの間に介装された状態において、付勢部材40のそれぞれ腕部42bの先端部42c間に入り込む。これにより、それぞれガイド突起45は、腕部42bの先端部42cと当接することによって、付勢部材40がインジェクタ20回りに回動することを防止する。
図4に示すように、それぞれガイド突起45は、付勢部材40に圧縮荷重が加わっていない状態のときに、つまり、本体部41とそれぞれ腕部42bとの間の距離が自然長である状態において、先端面35からガイド突起45の先端までの長さL1は、先端面35からカプラ部22の基部22aの先端部22bまでの長さL2よりも長い。先端部22bは、基部22aのうち、最もデリバリパイプ30側の部位である
これにより、付勢部材40に圧縮荷重が加わっていない状態では、カプラ部22の基部22aは、両ガイド突起45間に挟まれることになる。それゆえ、付勢部材40が圧縮されると、カプラ部22は、それぞれガイド突起45によって、収容部34内に案内される。なお、これに限定されずに、付勢部材40が圧縮されない状態において、カプラ部22は、収容部34内に入り込むように設けられてもよい。
つぎに、インジェクタ20の取付作業の一例を説明する。まず、付勢部材40の貫通孔43にインジェクタ20の流入口側端部25を挿入させることによって、付勢部材40をインジェクタ20に取り付ける。このとき、挿通部44にカプラ部22を通す。
ついで、各インジェクタ20とデリバリパイプ30とをユニット化する。まず、図5に示すように、各付勢部材40の腕部42bが対応する枝管部32の先端面35に当接するまで、取付方向Aに沿って各インジェクタ20の流入口側端部25を、枝管部32内に挿入していく。このとき、図4に示すように、付勢部材40のそれぞれ腕部42bの先端部42c間に各ガイド突起45を入り込ませる。取付方向Aは、軸心線20a方向に沿う。
これにより、付勢部材40は、挿通部44が収容部34と、取付方向Aと同一方向に連通するように位置決められる。また、カプラ部22の基部22aをガイド突起45の内側を通らせる。インジェクタ20の流入口側端部25が枝管部32内に挿入されると、シール部27と周囲の周壁との摩擦によって、インジェクタ20がデリバリパイプ30に保持される。
このように、全てのインジェクタ20がデリバリパイプ30に保持されると、図1に示すように、全てのインジェクタ20とデリバリパイプ30とがユニット化される。各インジェクタ20とデリバリパイプ30とをユニット化する段階では、各インジェクタ20は、付勢部材40がたわまない程度に枝管部32内に挿入される。
図1に示すように、各インジェクタ20とデリバリパイプ30とがユニット化されると、各インジェクタ20が対応する取付孔12と対向するようにユニットの位置が調整される。ついで、デリバリパイプ30を押圧することによって、各インジェクタ20を対応する取付孔12に挿入していく。
このとき、インジェクタ20は、ガイド突起45によって位置決めされているので、取付孔12内に所定の姿勢で挿入される。所定の姿勢とは、燃料が噴霧口23から設定された方向に噴霧される姿勢である。
図6に示すように、インジェクタ20は、第1の係止部28と取付孔12内の第2の係止部14とが互いに当接するまで挿入されると、それ以上挿入されなくなる。
さらに、デリバリパイプ30を押圧すると、付勢部材40がたわみ始め、インジェクタ20の流入口側端部25が対応する枝管部32内にさらに挿入されていく。これにともにない、カプラ部22は、ガイド突起45に案内されて収容部34内に挿入されていく。
第1のボス部51と第2のボス部52とが当接するまでデリバリパイプ30を押圧すると、ボルト53によってデリバリパイプ30とエンジン本体10とを固定する。
このように構成されるインジェクタ20の取付構造では、各枝管部32の先端面35に一対のガイド突起45が設けられている。各付勢部材40は、インジェクタ20の取付作業中に、ガイド突起45によって、挿通部44が取付方向Aに収容部34と重なるように位置決められる。
付勢部材40がインジェクタ20まわりに回動すること抑制されるので、インジェクタ20の流入口側端部25が枝管部32内に挿入される過程で、付勢部材40がカプラ部22と干渉しないように付勢部材の40の姿勢を調整する必要がない。このため、インジェクタ20の取付作業を円滑に行うことができる。
また、各インジェクタ20とデリバリパイプ30と付勢部材40とをユニット化した状態において、各インジェクタ20は、ガイド突起45によって、デリバリパイプ30に対して燃料の噴霧方向を考慮した姿勢に位置決められる。
それゆえ、デリバリパイプ30を押圧することによって、ユニット化された各インジェクタ20を、それぞれの対応する取付孔12内に挿入しても、各インジェクタ20は、所定の姿勢が保たれる。
つまり、各インジェクタ20を対応する取付孔12内に挿入する際に、各カプラ部22が収容部34内に入り込むように、かつ各インジェクタ20の姿勢を燃料の噴霧方向に合わせてひとつずつ調整する必要がないので、インジェクタ20の取付作業を円滑に行うことができる。
本発明の一実施形態に係るインジェクタの取付構造を示す斜視図。 図1に示されたデリバリパイプと付勢部材とインジェクタとを分解して示す斜視図。 図1に示された付勢部材をインジェクタの軸心線方向に見た状態を示す平面図。 図1に示されたデリバリパイプと付勢部材とインジェクタとのユニットの一部を拡大して示す斜視図。 図1に示されたインジェクタがデリバリパイプに取り付けられる様子を示す斜視図。 図1に示されたインジェクタがエンジン本体の取付孔内に挿入された状態を示す一部断面図。
符号の説明
20…インジェクタ、21…本体部、22…カプラ部、30…デリバリパイプ、34…収容部、38…縁部(開口縁部)、44…挿通部、45…ガイド突起、A…取付方向。

Claims (2)

  1. 本体部と、前記本体部の側面から突出して信号を受けるカプラ部とを備えるインジェクタと、
    前記インジェクタに連結され、前記インジェクタに燃料を供給するデリバリパイプであって、前記インジェクタ側に開口し、前記インジェクタとの連結時に前記カプラ部を収容する収容部が設けられるデリバリパイプと、
    前記デリバリパイプと前記インジェクタとの間に介装され、前記カプラ部が通る挿通部が設けられる付勢部材と、
    を具備するインジェクタの取付構造であって、
    前記付勢部材は、前記インジェクタの前記デリバリパイプへの取付方向に圧縮変形可能であって、前記インジェクタの取付がたつきを吸収し、
    前記収容部の開口縁部には、前記インジェクタに向かって突出するガイド突起が形成され、
    前記ガイド突起は、前記付勢部材が前記取付方向に圧縮変形する前から圧縮変形後まで前記インジェクタと前記デリバリパイプとの取付方向に前記挿通部と前記収容部とが同一方向に連通する状態に前記付勢部材を位置決めするとともに、前記付勢部材が前記取付方向に圧縮変形しているときに前記カプラを前記収容部内に案内することを特徴とするインジェクタの取付構造。
  2. 前記ガイド突起は、前記収容部を挟んで両側に1つずつ設けられることを特徴とする請求項1に記載のインジェクタの取付構造。
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