JP4225138B2 - 部分展開装置及び部分展開方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、太陽電池パドル及び展開ラジエータ等の展開構造を有した被拘束物の保持展開機構に関するものであり、人工衛星に搭載して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
一般的に、人工衛星は、図18に示すように、衛星構体1に取付けられた太陽電池パドル2が折畳まれ、当該太陽電池パドル2が衛星構体1に保持されて打上げ用ロケットに搭載され、宇宙空間に打上げられている。人工衛星は、打ち上げ後、軌道高度上昇を図るために、図19に示すように、太陽電池パドル2を全展開してから軌道高度上昇を行う。なお、図20は、太陽電池パドル2を全展開する過程を示す。
太陽電池パドル2の展開方法として、図21に示すように途中のトランスファ軌道で衛星構体1に対して最外の太陽電池パネル2(以下、第1の太陽電池パネル2aという。)のみを垂直に部分展開する方法が知られている。この方法では、部分展開状態で、当該トランスファ軌道上において必要電力の確保と軌道高度上昇時の加速度負荷軽減を図っている。
【0003】
このような太陽電池パドル2の部分展開を行うにあたり、従来、例えば、特許文献1に示すような、太陽電池パネルの展開機構があった。
【0004】
【特許文献1】
特開平1−172099号公報
【0005】
従来の太陽電池パドルの部分展開機構は、図22に示すように構成されており、この太陽電池パドルの部分展開機構において、第1の太陽電池パネル2aと第2の太陽電池パネル2bは、ヒンジ6aによって回転矢印e方向に展開し得るようになされている。この第1の太陽電池パネル2aは、ヒンジ6aによって、回転矢印e方向に展開すると、プーリー50に取付けられた第1のブロック51と、クレビスシャフト11に取付けられた第2のブロック52とが接触することによって、図23に示すように、90°だけ展開する。
このとき、プーリー50は、自己に取付けられた第3のブロック53と、第3の太陽電池パネル2cのホルダベアリング12に取付けられた第4のブロック54とが接触しているため、回転矢印e方向への回転が抑制されている。
【0006】
続けて、プーリー50は、図24に示すように、第2の太陽電池パネル2bと第3の太陽電池パネル2cとが離間すると、第2の太陽電池パネル2bのプーリー50に取付けられた第3のブロック53と、第3の太陽電池パネル2cのホルダベアリング12に取付けられた第4のブロック54とが離間することによって、回転矢印e方向に回転可能となる。
従って、太陽電池パネル2は、図25に示すように、180°展開可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、第2の太陽電池パネル2bと第3の太陽電池パネル2cとが離間する際、ヒンジ6aのe方向の展開力によって第3のブロック53と第4のブロック54とが接触した状態で摺動しながら離間するため、当該第3のブロック53と第4のブロック54との間に抵抗力が発生し、太陽電池パドル2が展開することの信頼性が下がるという問題があった。また、かかる展開力により太陽電池パドル2に生じる変形を十分に吸収し得るように、部分展開機構のクリアランス設計を必要とするという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、上述のような問題を解決するためになされたもので、太陽電池パドル2が展開する際の展開信頼性向上を目的とするものである。また、本発明は、部分展開機構の設計容易化を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明における、衛星構体の側面に対し畳込まれて保持される複数枚の被拘束物を段階的に展開する部分展開装置及び部分展開方法は、複数枚の被拘束物を畳込まれて拘束された状態で保持し、当該保持した被拘束物を2段階で解放する保持解放手段と、保持解放手段によって1段階目に解放された最外の被拘束物を展開する第1の展開手段と、保持解放手段によって2段階目に解放された残りの被拘束物を展開する第2の展開手段と、第1の展開手段によって展開された最外の被拘束物を所定の角度で拘束するとともに、第2の展開手段によって残りの被拘束物が展開されると、最外の被拘束物の拘束を解除し、第1の展開手段によって最外の被拘束物をさらに展開させる拘束解除手段とを備えるものである。
【0010】
また、この部分展開装置及び展開方法は、複数枚の被拘束物を畳込まれて拘束された状態で保持し、当該保持した被拘束物を順次解放する保持解放手段と、
保持解放手段によって解放された被拘束物の一部を、順次展開する第1の展開手段と、保持解放手段によって解放された被拘束物の一部に直接又は間接的に接続された被拘束物のうち、まだ畳込まれて保持される残りの被拘束物を展開する第2の展開手段と、第1の展開手段によって展開された被拘束物の一部を所定の角度で拘束するとともに、第2の展開手段によって残りの被拘束物が展開されると、被拘束物の一部の拘束を解除し、第1の展開手段によって被拘束物の一部をさらに展開させる拘束解除手段とを備えるものである。
【0011】
また、この部分展開装置は、第2の展開手段及び拘束解除手段を、残りの被拘束物を解放する保持解放手段の周辺に設けるようにしても良い。
【0012】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明に係る部分展開装置を適用した人工衛星が、衛星構体1に太陽電池パドル2、3を折畳んで保持する状態を示す全体構成図である。
また、図2は、図1に示す人工衛星を、z方向から見た側面図であり、太陽電池パドル2(3)がヨーク4(5)を介して衛星構体1に取付けられている。
太陽電池パドル3は、衛星構体1を介して太陽電池パドル2とy軸回りに回転対称な形状を有しており、当該太陽電池パドル2と同様の構成からなるとともに、同様の動作をするようになされている。なお、以下、太陽電池パドル2についてのみ説明する。
【0013】
この太陽電池パドル2は、衛星構体1の最外のものから順に、第1の太陽電池パネル2a、これに隣接する第2の太陽電池パネル2b、衛星構体1に尤も近い第3の太陽電池パネル2cというように、被拘束物としての3枚の太陽電池パネルと、ヨーク4とからなっている。
なお、本実施の形態では、太陽電池パドル2を3枚の太陽電池パネルから構成する場合について述べるが、本発明の主旨とするところでは、このような構成に限らず、1、2枚若しくは4枚以上の太陽電池パネルから太陽電池パドルを構成するようにしても良い。
【0014】
この太陽電池パドル2は、第1の太陽電池パネル2aと第2の太陽電池パネル2bとが第1の展開手段としての第1のヒンジ6aを介して接続され、第2の太陽電池パネル2bと第3の太陽電池パネル2cとが第2のヒンジ6bを介して接続されて構成されている。また、太陽電池パドル2の第3の太陽電池パネル2cは、第3のヒンジ6cを介してヨーク4と接続されて構成されている。なお、第2のヒンジ6bと第3のヒンジ6cは、第2の展開手段として用いられている。
【0015】
ヨーク4は、Y字形状の部材であり、Y字の両股先端部を介して第3のヒンジ6cに接続されている。また、ヨーク4は、Y字の根本部が接続されたヒンジ9と、太陽電池パドル2を衛星構体1に回転自在に支持する太陽電池パドル駆動機構部90とを介して当該衛星構体1に取付けられている。この太陽電池パドル駆動機構部90は、ヒンジ9を介して太陽電池パドル2を回転駆動するようになされている。
【0016】
各ヒンジ6(6a、6b、6c)、9内部には、バネが設けられており、第1のヒンジ6aは、第2の太陽電池パネル2bに対し第1の太陽電池パネル2aを回転矢印a方向に展開し、第2のヒンジ6bは、第3の太陽電池パネル2cに対し第2の太陽電池パネル2bを回転矢印b方向に展開し、第3のヒンジ6cは、ヨーク4に対し第3の太陽電池パネル2cを回転矢印c方向に展開し、ヒンジ9は、衛星構体1に対してヨーク4を回転矢印d方向に展開するようになされている。
【0017】
このヒンジ6は、従来のヒンジと同様のものであり、クレビスシャフト11とホルダベアリング12とが組合わさって、回転自在に構成されている。
ヒンジ6のクレビスシャフト11は、シャフト部分にラッチフォーク13が設けられている。ラッチフォーク13は、当該ラッチフォーク13の先端部側面に円柱状の端子14を設けており、端子14がホルダベアリング12の周縁上を摺動するようになされている。一方、ヒンジ6のホルダベアリング12は、当該ホルダベアリング12の周縁のうちシャフトとの付け根部分にラッチホルダ15が設けられている。
そして、このヒンジ6は、クレビスシャフト11とホルダベアリング12とが展開し、クレビスシャフト11に取付けられたラッチフォーク13の端子14と、ホルダベアリング12のラッチホルダ15とが係合することによって180°に展開された状態で位置決めされるようになされている。
また、ヒンジ9は、従来のヒンジと同様のものであり、ラッチ用の端子(図示せず)とラッチホルダ(図示せず)とが係合することによって、ヨーク4を90°展開した状態で位置決めするようになされている。
【0018】
また太陽電池パドル2には、当該太陽電池パドル2を衛星構体1に保持する保持解放手段としての太陽電池パネル保持部8(8a、8b)が設けられている。太陽電池パネル保持部8は、図3に示すように、各太陽電池パネル2a、2b、2cに設けられた貫通孔2hに取付けられている。この太陽電池パネル保持部8は、両端側面がテーパ形状の円柱20(以下、保持容器という。)と、衛星構体1に取付けられるコンソール80と、保持容器20とコンソール80とを接続するロッド21とからなる。このコンソール80には、ロッド21を切断するロッドカッター23が取付けられている。なお、同図では、太陽電池パネル保持部8bを例示している。
【0019】
保持容器20は、第1の太陽電池パネル2a若しくは、第2の太陽電池パネル2bに取付けられている。この保持容器20は、当該保持容器20の底面にスプリング22が組込まれるとともに、当該スプリング22の内部空洞のy方向にロッド21が挿入され、保持容器20の底面(一端面)を介して外部に突出されている。また、ロッド21の上端部(矢印y方向の端部)には、スプリング22の開口面より大きな円盤24が設けられている。
【0020】
そして、太陽電池パネル保持部8は、保持容器20から突出したロッド21がコンソール80側に引張られて、ロッド21の円盤24とスプリング22とが係合されると、当該引っ張り力によってスプリング22に復元力を発生する状態となる。
【0021】
太陽電池パドル2は、図2、3に示すように保持容器20によって、矢印−y方向に押し付けられて衛星構体1に畳込まれている。
この状態において、太陽電池パネル保持部8は、第1の太陽電池パネル2aに設けられた保持容器20のロッド21が衛星構体1に接続されたコンソール80に取付けられると、当該ロッド21の締結力によって第1の太陽電池パネル2a、第2の太陽電池パネル2b、第3の太陽電池パネル2c、及びヨーク4を衛星構体1に固定し得るようになされている。以下、この太陽電池パネル保持部8を、第1の太陽電池パネル保持部8aという。
また、太陽電池パネル保持部8は、保持容器20が第2の太陽電池パネル2bに取付けられている場合には、図3に示すように、第2の太陽電池パネル2b、第3の太陽電池パネル2c、及びヨーク4を衛星構体1に固定し得るようになされている。以下、この太陽電池パネル保持部8を、第2の太陽電池パネル保持部8bという。
【0022】
また、太陽電池パネル保持部8は、ロッド21に取付けられたロッドカッター23内部の爆薬が爆発し、切断部材が当該ロッド21に対し飛出されると、第1の太陽電池パネル2aとコンソール80とを接続するロッド21が切断される。このとき、ロッド21は、スプリング22の復元力によって矢印y方向に可動し、保持容器20の上面(他端面)に当たって止まった後、当該保持容器20の中に格納されるようになされている。これによって、第1の太陽電池パネル2aとパネル保持部8のコンソール80との保持を解放する。
【0023】
図4は、図2の人工衛星を、y方向から見たものである。
太陽電池パドル2には、第1の太陽電池保持部8aが適宜設けられており、例えば、図4に示すように6点設けられている。また、太陽電池パドル2には、第2の太陽電池保持部8bが、太陽電池パネルの接合側面に沿って、一対の第1の太陽電池保持部8aとの間に設けられている。
【0024】
第2の太陽電池パネル保持部8bの周辺部には、第1の太陽電池パネル2aを90°展開した位置に拘束する拘束解除手段としての部分展開保持部10が設けられている。なお、この部分展開保持部10は、第2の太陽電池パネル2b及び第3の太陽電池パネル2cに取付けられている。
【0025】
ここで、第1のヒンジ6aは、第1の太陽電池パネル2aを展開し得るように作用するものでである。
【0026】
また、部分展開保持部10は、第1の太陽電池パネル2aの展開を拘束するものであり、第2の太陽電池パネル保持部8bの周辺に近接して設けられる。これにより、第1のヒンジ6aの展開力によって第1の太陽電池パネル2a及び第2の太陽電池パネル2bに生じる変形の影響が、部分展開保持部10のパネル拘束部30、支持台部31に与える影響を最小とするように取付けられている。
【0027】
図5は、部分展開保持部10の構成を示す図である。
この部分展開保持部10は、第2の太陽電池パネル2bに取付けられるとともに、第1の太陽電池パネル2aを拘束するパネル拘束部30と、第3の太陽電池パネル2cに取付けられるとともに、当該パネル拘束部30を支持する支持台部31とから構成されている。
【0028】
パネル拘束部30は、断面が略L字形状の部材30a(以下、拘束部という。)と、当該拘束部30aを第2の太陽電池パネル2bに固定する第1の固定部30bとから構成されている。
拘束部30aは、支持台部31と対向する底面30aaが平面であるとともに、第1の固定部30bと対向する端部30abがコの字状に形成されており、当該端部30abに第1の固定部30bの一部が収容されるようになされている。
また、第1の固定部30bは、第2の太陽電池パネル2bと対向する端部30baがコの字形状に形成されており、当該端部30baを介して第2の太陽電池パネル2bと固定し得るようになされている。
そして、拘束部30aは、軸30cによって回転保持部としての第1の固定部30bに軸支され、当該第1の固定部30bに対して回転自在に可動する。
【0029】
また、支持台部31は、断面が略台形形状の角柱部材からなり、拘束部30aと対向する上面31aaが平面であるとともに、第3の太陽電池パネル2cと対向する端部31abがコの字形状に形成されており、当該端部31abを介して第3の太陽電池パネル2cと固定し得るようになされている。
【0030】
そして、パネル拘束部30は、第1の固定部30bの端部30baを介してネジ(図示せず)で第2の太陽電池パネル2bに固定され、支持台部31は、端部31abを介してネジ(図示せず)で第3の太陽電池パネル2cに固定される。
【0031】
このパネル拘束部30と支持台部31とは、第2の太陽電池パネル2bと第3の太陽電池パネル2cとが畳込まれた状態において、当該パネル拘束部30の底面30aaと当該支持台部31の上面31aaとが接触するように位置決めされている。パネル拘束部30の拘束部30aは、当該拘束部30aの底面30aaと、抑制部としての支持台部31の上面31aaとが接触することによって、展開が拘束されるようになされている。
【0032】
次に、太陽電池パドル2が、展開する様子について説明する。
まず、第1の太陽電池パネル保持部8aにおけるロッドカッター23内部で爆発が生じ、ロッド21を切断することによって、第1の太陽電池パネル2aから衛星構体1までの構造物(第2の太陽電池パネル2b、第3の太陽電池パネル2c、ヨーク4)とコンソール80との結合を外す。これよって、第1の太陽電池パネル2aは、図6に示すように、第1のヒンジ6aによって回転矢印a方向へ展開する。
【0033】
このとき、第1の太陽電池パネル保持部8aは、ロッド21がロッドカッター23によって切断されると、ロッド21を引き抜いて展開に支障とならない位置で保持する。
【0034】
第1の太陽電池パネル2aは、回転矢印a方向へ展開すると、拘束部30aの拘束面30acに接触し、当該接触した位置で位置決めされる。すなわち、人工衛星の第1の太陽電池パネル2aは、図6、図7に示すように、第2の太陽電池パネル2bに対して軸30cを中心に90°だけ展開する。
【0035】
図8は、太陽電池パドル2を構成する太陽電池パネル2a、2b、2c、ヨーク4とが解放される状態を示す。
すなわち、第2の太陽電池パネル保持部8bのロッドカッター23内部で爆発が生じ、ロッド21を切断すると、衛星構体1に取付けれられたコンソール80と結合されるロッド21が切断される。これによって、ロッド21によって保持されていた第2の太陽電池パネル2bと第3の太陽電池パネル2cとヨーク4との第2の太陽電池パネル保持部8bによる拘束が解放される。
【0036】
そして、第2の太陽電池パネル2bは、第2のヒンジ6bによって回転矢印b方向に展開され、第3の太陽電池パネル2cは、第3のヒンジ6cによって回転矢印c方向に展開される。また、ヨーク4は、ヒンジ9によって回転矢印d方向に展開する。
【0037】
この結果、第2の太陽電池パネル2bに取り付けられたパネル拘束部30の底面30aaは、第3の太陽電池パネル2cに取付けられた支持台部31の上面31aaから離間する。すなわち、人工衛星の第1の太陽電池パネル2a、第2の太陽電池パネル2b、第3の太陽電池パネル2c、ヨーク4は、図9に示すように、各太陽電池パネル2に対して展開していく。
【0038】
この際、パネル拘束部30における拘束部30aの底面30aaと、支持台部31の上面31aaとの離間の方向は、第2の太陽電池パネル2bの展開方向と同じ方向を向いているので、当該離間に際して、拘束部30aの底面30aaと支持部31の上面31aaとの間に抵抗力が発生することはない。これによって、パネル拘束部30と支持台部31とは、摩擦による負荷を受けることなく確実に分離することができる。
【0039】
続けて、パネル拘束部30の拘束部30aは、支持台部31の上面31aaと離間することによって、回転自在となる。これに伴なってパネル拘束部30による第2の太陽電池パネル2aの拘束が解除され、第1の太陽電池パネル2aが第1のヒンジ6aによって回転矢印a方向へ展開する。同時に、当該第1の太陽電池パネル2aに押されてパネル拘束部30が回転矢印a方向に回転する。
【0040】
この際、第1のヒンジ6aは、回転矢印a方向に展開するに従って、クレビスシャフト11のラッチフォーク13の端子14が、ホルダベアリング12の周縁上を摺動していき、図10に示すように、当該周縁上に設けられたラッチホルダ15に係合した時点で、展開を中止する。これによって、第1の太陽電池パネル2aと第2の太陽電池パネル2bとが、展開を完了する。
また、第2のヒンジ6bは、回転矢印b方向に180°回転し、第3のヒンジ6cは、回転矢印c方向に180°回転し、ヒンジ9は、回転矢印d方向に180°回転し、ラッチ用の端子とラッチホルダとが係合した時点で展開を中止する。
すなわち、人工衛星の各太陽電池パドル2は、図11に示すように、衛星構体1に対して垂直に展開され、各ヒンジ6、9がラッチアップすることによって展開を終了する。
【0041】
以上のように、本実施の形態における部分展開装置は、第2の太陽電池パネル2bと第3の太陽電池パネル2cとの離間方向が、部分展開保持部10におけるパネル拘束部30と支持台部31との離間方向と一致することにより、太陽電池パネル2の展開信頼性を向上することができるようになされている。
【0042】
また、本実施の形態における部分展開装置は、太陽電池パドル2を展開する機構と、太陽電池パドル2の展開を抑制する機構とを別個に設け、かつ、抑制する機構を第2の展開を行う保持部近傍に設けることにより、展開する力が各太陽電池パネル2a、2b、2cに伝わった際の変形による影響を最小に抑えることができるため、部分展開機構の設計が容易となる。
【0043】
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2について説明する。
上述の実施の形態1では、複数の太陽電池パネルが折畳まれた太陽電池パドル2のうち、第1の太陽電池パネル2aを1段だけ部分展開する場合について述べたが、本実施の形態では、この太陽電池パドル2のうち、第4の太陽電池パネル2fと第1の太陽電池パネル2aを2段で部分展開する場合について述べる。
【0044】
本実施の形態の部分展開装置は、図12に示すように、実施の形態1の発明において、太陽電池パドル2に対し新たに第4の太陽電池パネル2fを設ける点と、当該第4の太陽電池パネル2fと第1の太陽電池パネル2aとにおいて、実施の形態1に示す部分展開保持部10(以下、第1の部分展開保持部という)に対して90°回転した位置に第2の部分展開保持部35と第5のヒンジ6fを設ける点と、当該第4の太陽電池パネル2fを衛星構体1に保持する第3の太陽電池パネル保持部8cが設けられている点が異なっている。
【0045】
そして、この実施の形態における人工衛星は、第3の太陽電池パネル保持部8cによって第4の太陽電池パネル2fのみが解放されると、図13に示すように、第4の太陽電池パネル2fが第5のヒンジ6fによってx軸周りに90°回転し、z軸方向に展開される。この際、第2の部分展開保持部35は、実施の形態1における第1の部分展開保持部10と同様に、当該第2の部分展開保持部35のパネル拘束部が第4の太陽電池パネル2fを拘束する。
【0046】
続けて、第1の太陽電池パネル保持部8aによる第1の太陽電池パネル2aの拘束が解放される。第1の太陽電池パネル2aは、z軸周りに90°回転し、x方向に展開すると、第1の部分展開保持部10によって90°の位置に拘束される。
【0047】
同時に、第4の太陽電池パネル2fと第1の太陽電池パネル2aとが離間することによって、第2の部分展開保持部35におけるパネル拘束部の底面と支持台部の上面とが離間する。これによって、第4の太陽電池パネル2fを拘束していたパネル拘束部が回転し、図14に示すように、第5のヒンジ6fによって、y軸周りに90°回転し、z方向へ展開する。
この結果、図15に示すように、第4の太陽電池パネル2fが180°展開するとともに、第1の太陽電池パネル2aが90°だけ展開することとなる。
【0048】
その後、残りの太陽電池パネル2b、2cを順次解放することにより、実施の形態1と同様に、図16に示すように太陽電池パドル2を展開していき、図17に示すように太陽電池パドル2をすべて展開する。
【0049】
なお、上述の実施の形態においては、パネル拘束部30の拘束角度を90度の形状とするようにしたが、本発明ではこれに限らず、当該パネル拘束部30の保持角度の形状を変えることで展開する第1の太陽電池パネル2a、第4の太陽電池パネル2fを任意の角度にて拘束するようにしても良い。
【0050】
また、上述の実施の形態において、部分展開保持部を2つ用いて太陽電池パドル2を2段階で部分展開する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、部分展開保持部を3つ以上用いて、太陽電池パドル2を3段階以上で部分展開するようにしても良い。
【0051】
また、上述の実施の形態において、パネル拘束部30及び支持台部31とがネジによって太陽電池パドル2に固定する場合について述べたが、本実施の形態においては、パネル拘束部30及び支持台部31を溶接等によって太陽電池パドル2に固定しても良い。
【0052】
また、上述の実施の形態において、太陽電池パドル2を2段階に部分展開する際、当該太陽電池パドル2の各展開方向を90°異なる方向で行う場合について述べたが、本実施の形態においては、これに限らず、各太陽電池パドル2の展開方向を0°、180°、270°等のような方向で展開するようにしても良い。
【0053】
また、上述の実施の形態においては、畳込まれた太陽電池パドル2が一枚ずつ部分展開される場合について述べたが、本実施の形態においては、これに限らず、畳込まれた太陽電池パドル2が複数枚一度に部分展開され、当該部分展開された太陽電池パドル2がそれぞれ部分展開するようにしても良い。
【0054】
また、上述の実施の形態においては、拘束部30aとして断面が略L字形状の部材を用い、当該部材の平面部で太陽電池パネルを拘束する場合について述べたが、本実施の形態においては、これに限らず、棒状部材で太陽電池パネルを拘束しても良く、要は、展開された太陽電池パネルを拘束し得る形状であれば良い。
【0055】
また、上述の実施の形態において、支持台部31の断面が略台形形状からなる場合について述べたが、本実施の形態においては、これに限らず、断面がT字形状でも良く、要は拘束部30aの底面30aaと対向し、当接(接触)する面があれば良い。
【0056】
また、上述の実施の形態において、被拘束物として太陽電池パネルを用いる場合について述べたが、本実施の形態においては、これに限らず、例えば、展開型のラジエータのような展開構造物であれば良い。また、被拘束物は、太陽電池パネルのような板状の形状を有した被拘束物に限るものではない。
【0057】
【発明の効果】
本発明によれば、展開構造物が部分展開する際の展開信頼性を向上することができる。
また、展開構造物の展開力により自身の変形が発生することに対する影響を最小とすることで部分展開機構のクリアランス設計を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係わる人工衛星の太陽電池パドルが収納された状況の説明に供する略線図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る部分展開装置の説明に供する略線図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る部分展開装置の説明に供する略線図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る部分展開保持部の説明に供する略線図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る部分展開保持部の説明に供する略線図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る部分展開装置の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る部分展開装置の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図9】 本発明の実施の形態1に係る人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図10】 本発明の実施の形態1に係る部分展開装置が展開された状況の説明に供する略線図である。
【図11】 本発明の実施の形態1に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図12】 本発明の実施の形態2に係わる人工衛星の太陽電池パドルが収納された状況の説明に供する略線図である。
【図13】 本発明の実施の形態2に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図14】 本発明の実施の形態2に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図15】 本発明の実施の形態2に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図16】 本発明の実施の形態2に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図17】 本発明の実施の形態2に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図18】 従来の実施の形態に係わる人工衛星の太陽電池パドルが収納された状況の説明に供する略線図である。
【図19】 従来の実施の形態に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図20】 従来の実施の形態に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図21】 従来の実施の形態に係わる人工衛星の太陽電池パドルが展開される状況の説明に供する略線図である。
【図22】 従来の実施の形態に係わる部分展開装置が収納された状況の説明に供する略線図である。
【図23】 従来の実施の形態に係わる部分展開装置が展開された状況の説明に供する略線図である。
【図24】 従来の実施の形態に係わる部分展開装置が展開された状況の説明に供する略線図である。
【図25】 従来の実施の形態に係わる部分展開装置が展開された状況の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1 衛星構体、2、3 太陽電池パドル、4、5 ヨーク、6、9 ヒンジ、8太陽電池パネル保持部、10 部分展開保持部、30 パネル拘束部、31 支持台部。

Claims (5)

  1. 衛星構体の側面に対し畳込まれて保持される複数枚の被拘束物を段階的に展開する部分展開装置において、
    上記複数枚の被拘束物を畳込まれて拘束された状態で保持し、当該保持した被拘束物を2段階で解放する保持解放手段と、
    上記保持解放手段によって1段階目に解放された最外の被拘束物を展開する第1の展開手段と、
    上記第1の展開手段によって展開された最外の被拘束物を所定の角度で拘束する拘束部と、
    上記最外の被拘束物と直接接続された被拘束物に設けられ、上記拘束部を回転自在に支持する回転保持部と、
    上記回転保持部に支持された上記拘束部の回転を、上記拘束部の端部を支持することによって抑制する抑制部と、
    上記保持解放手段によって2段階目に解放された残りの被拘束物を展開する第2の展開手段と
    を備え、
    上記拘束部は、上記第2の展開手段による残りの被拘束物の展開に応じて上記抑制部から離間することによって、上記最外の被拘束物への拘束を解除した後、上記第1の展開手段により上記最外の被拘束物とともに展開方向に回転することを特徴とする部分展開装置。
  2. 衛星構体の側面に対し畳込まれて保持される複数枚の被拘束物を段階的に展開する部分展開装置において、
    上記複数枚の被拘束物を畳込まれて拘束された状態で保持し、当該保持した被拘束物を順次解放する保持解放手段と、
    上記保持解放手段によって解放された上記拘束物の一部を、順次展開する第1の展開手段と、
    上記第1の展開手段によって展開された上記被拘束物の一部を所定の角度で拘束する拘束部と、
    上記被拘束物の一部に直接又は間接的に接続された被拘束物に設けられ、上記拘束部を回転自在に支持する回転保持部と、
    上記回転保持部に支持された上記拘束部の回転を、上記拘束部の端部を支持することによって抑制する抑制部と、
    上記保持解放手段によって解放された被拘束物の一部に直接又は間接的に接続された被拘束物のうち、まだ畳込まれて保持される残りの被拘束物を展開する第2の展開手段と
    を備え、
    上記拘束部は、上記第2の展開手段による残りの被拘束物の展開に応じて上記抑制部から離間することによって、上記被拘束物の一部への拘束を解除した後、上記第1の展開手段により上記被拘束物の一部とともに展開方向に回転することを特徴とする部分展開装置。
  3. 上記拘束部、上記回転保持部、上記抑制部及び上記第2の展開手段は、上記残りの被拘束物を解放する保持解放手段の周辺に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部分展開装置。
  4. 衛星構体の側面に対し畳込まれて保持される複数枚の被拘束物を段階的に展開する部分展開方法において、
    上記畳込まれて拘束された状態で保持された複数枚の被拘束物のうち、最外の被拘束物を展開する第1の展開手順と、
    上記最外の被拘束物と直接接続された被拘束物に対し回転自在に支持される拘束部について、当該拘束部の端部を支持することにより当該拘束部の回転を抑制する抑制部を用いて、上記第1の展開手順によって展開された最外の被拘束物を所定の角度で拘束する拘束手順と、
    上記第1の展開手順によって展開された最外の被拘束物に直接又は間接的に接続された被拘束物のうち、まだ畳込まれて保持される残りの被拘束物を解放して展開する第2の展開手順と、
    上記第2の展開手順による上記残りの被拘束物の展開に応じて上記拘束部が上記抑制部から離間することによって、上記最外の被拘束物への拘束を解除し、上記第1の展開手段により上記最外の被拘束物とともに上記拘束部が展開方向に回転することで、上記残りの被拘束物をさらに展開させる拘束解除手順と、
    を備える部分展開方法。
  5. 衛星構体の側面に対し畳込まれて保持される複数枚の被拘束物を段階的に展開する部分展開方法において、
    上記畳込まれて拘束された状態で保持された複数枚の被拘束物のうち、被拘束物の一部を順次展開する第1の展開手順と、
    上記被拘束物の一部に直接又は間接的に接続された被拘束物に対し回転自在に支持される拘束部について、当該拘束部の端部を支持することにより当該拘束部の回転を抑制する抑制部を用いて、上記第1の展開手順によって展開された被拘束物の一部を所定の角度で拘束する拘束手順と、
    上記第1の展開手順によって展開された被拘束物の一部に直接又は間接的に接続された被拘束物のうち、まだ畳込まれて保持される残りの被拘束物を解放して展開する第2の展開手順と、
    上記第2の展開手順による上記残りの被拘束物の展開に応じて上記拘束部が上記抑制部から離間することによって、上記被拘束物の一部への拘束を解除し、上記第1の展開手段により上記被拘束物の一部とともに上記拘束部が展開方向に回転することで、上記残りの被拘束物をさらに展開させる拘束解除手順と、
    を備える部分展開方法。
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