JP4224545B2 - 医療用レーザ治療機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に外科および眼科で適用される医療用レーザ治療機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
眼科では、レーザの投入が患者に非浸入型手術という多大な利益をもたらし、殆どの場合通院治療を可能にしているが、他の大多数の医療分野ではこの点に関してはまだ眼科分野ほどの体制が固まっていない。眼の治療ではこれに代る方法があまり用意されていない。あるとしても眼への浸入性手術を伴うものである。
【0003】
現在眼科で使用されている、光凝固および光力学的手術(PDT)のためのレーザ手術機器は、レーザ手術機器本体、アプリケータおよびほとんどの場合では光波誘導素子として形成されている光線誘導システムから成っている。この誘導システムがレーザ手術機器で生成されたレーザ光線をアプリケータに送り込み、アプリケータが治療光線として、当光線、あるいは他の放射光源によって生成された照準光線または観察光線を眼に誘導する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
現在、光凝固およびPDT用の放射光源としては、その作動に多大なエネルギーおよびコストのかかるArレーザ、Krレーザおよび混合ガスレーザを除き、ある波長でレーザ光線を発する固体レーザシステムが使用されている。さまざまな適用例にそれぞれの波長の治療光線が必要であるとすれば、通常は複数のレーザシステムを使用するか、または既存のシステムを高いコストをかけて改造しなければならない。
【0005】
現状の技術レベルとしては、そのほか、多数のメーカーから提供されている特殊リンクシステム装備型、または非装備型のレーザスリットランプが知られており、市販されている。このスリットランプは、作用光線および/または照準光線を生成する外部(遠隔)配置のレーザ光源とそれぞれ光ファイバで連結されている。そのようなレーザスリットランプについては、例えば、US 5 921 981などの特許文献およびその他の文献にも記述されている。これに関連することでは、ダイオードレーザとスリットランプまたはNd:YAGレーザとスリットランプの組合せも公知になっている。
【0006】
レーザ光線で利用できるのは、近赤外線および可視スペクトル域の波長領域である。リンクシステムまたはアプリケータに配置されるズーム光学系は光点の大きさ調整に用いられる。また、励起光源の強度変調によって誘起されるような作用光源のパルス作動も公知である。
公知のレーザスリットランプが持つ重大な欠点として、光線が放射光源からスリットランプを経て患者の眼に到るまでの過程で出力減損が起こることが判明している。この欠陥の解消には、光源および電源の出力を高めて伝送損分を埋合せする必要がある。
【0007】
以上のほかにも、レーザ放射光源とアプリケーションシステム(レーザスリットランプ)間の電気的結合に多数の導線を要すること、設置コストが高いことおよび敏感な光ファイバを経てアプリケーションシステム(レーザスリットランプまたはリンクシステム)に到るまでの長い距離に亘って光の伝送をせねばならないなどの欠点がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明では、部材および/または構成要素群の交換によってさまざまな波長のレーザ光線をそれぞれの用途のために用意、適用することができ、しかもそれによって患者の眼およびその周辺領域の治療を効果的に、患者に負担をかけずに行なうことができる、簡単な構造のレーザ治療機器を提供することを課題としている。
【0009】
本発明によれば、この課題は独立した請求項1、4、7、10、13、16、19および22の定義付け部分に記載された特徴を持つ種々の実施態様によって達成される。それらの実施態様についての詳細は、それぞれ対応する従属請求項に記述されている。
【0010】
レーザ治療機器の構成は、大きく分ければ、主要部、連結素子の付属する励起素子、単一または複数のレーザ光源、アプリケータおよびレーザ光線伝送用の単一または複数の然るべき光線誘導システムから成っている。尚、それぞれの主要部も種々の様式になっていて、アプリケーションに応じて構造および配置が異なってくる。
【0011】
このようなタイプのレーザ治療機器は、光波誘導素子に繋ぐための然るべき連結素子の付属する制御可能な励起素子、励起素子から発する励起光線をレーザ媒質および/またはアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置および照準光線および/または治療光線を治療対象である患者の眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子が必要に応じて装備されるアプリケータを有している。
【0012】
上記種類のレーザ治療機器は、
励起素子がスペクトル領域800nm〜815nmの電磁励起光線を持つレーザダイオードを有していること、
励起光線を光波誘導素子に繋ぐ光学素子が連結素子として用いられていること、
光線誘導装置がNdでドーピングされた、二重核または単一核および適当なファイバ末端反射面を持つ光波誘導素子レーザであって、その光波誘導素子が周波数領域1050nm〜1070nmの光線を持つレーザ共振器を形成していること、
アプリケータが、好ましくは周期的にポーリング加工のなされた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有していて、その装置がレーザ共振器の内部または外部に配置されていること、
アプリケータが出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していることおよびアプリケータが、適当な光線分離器を通じてその光線が治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置を有していることを特徴としている。
【0013】
容易で多様な適用という観点からは、アプリケータが、ヘッド装着式検眼鏡として形成されていることのほか、それ自体は公知の非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有していて、当装置が共振器の内部または外部に配置されているというのが好ましい。この非線形光学材料としては結晶も考えられる。
アプリケータは、ズームシステムを持つレーザリンクとして構成することができ、またアプリケータには、非線形光学材料、くわしくは周期的にポーリング加工のなされた非線形材料から成り、レーザ共振器の内部または外部に配置される周波数倍増装置を装備することもできる。
【0014】
また別なタイプのレーザ治療機器で、光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子、励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置および照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータの装備されたものもある。
【0015】
但しその場合には、励起素子がスペクトル領域800nm〜815nmの電磁励起光線を持つレーザダイオードを有していること、
励起光線を光波誘導素子に繋ぐ光学素子が備えられていること、
励起素子に、適当な光線分離器によりその光線が治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていること、
光線誘導装置が、Ndでドーピングされた、二重核または単一核および適当なファイバ末端反射面を持つ光波誘導素子レーザであること、
光波誘導素子が周波数領域1050nm〜1070nmの光線を持つレーザ共振器を形成していること、
アプリケータが、非線形光学材料、くわしくは周期的にポーリング加工のなされた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有すズームシステム付属レーザスリットランプであること、
アプリケータが、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること、これら条件の満たされているのが好ましい。
【0016】
さらには、アプリケータが、レーザ共振器の内部または外部に配置された、好ましくは、周期的にポーリング加工のなされたものも含めた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有しているヘッド装着式検眼鏡であれば有利である。
また、アプリケータは、レーザ共振器の内部または外部に配置可能な、好ましくは、周期的にポーリング加工のなされたものも含めた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有しているズームシステム装備型レーザリンクとして構成することもできる。
【0017】
請求項7の上位概念に含まれる本発明に基づくレーザ治療機器のまた別な実施態様として、
励起素子が、スペクトル領域830nm〜850nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
レーザダイオードの光線を光波誘導素子に繋げる光学素子が備えられていること、
光線誘導装置が適当なファイバ末端反射面を持つ、Pr/Ybドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子がその技術形態に応じて周波数領域520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザスリットランプであって、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること、
およびアプリケータに、その光線が光線分離器を通じて治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていることを特徴とするものもある。
この場合でもアプリケータは、ヘッド装着式スリットランプとして、またはズームシステム付属のレーザリンクとして構成することもできる。
【0018】
以上のほか、本発明の課題を解消する別なタイプの治療機器として、
励起素子が、スペクトル領域830nm〜850nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
レーザダイオードの光線を光波誘導素子に繋げる光学素子が備えられていること、
光線誘導装置が、適当なファイバ末端反射面を持つ、Pr/Ybドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子がその技術形態に応じて周波数領域520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
アプリケータがズームシステムの付属するレーザスリットランプであって、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること、
および励起素子に、その光線が光線分離器を通じて励起光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていることを特徴とするものもある。
【0019】
この場合、アプリケータがズームシステム付属のレーザスリットランプまたはヘッド装着式スリットランプであれば有利である。アプリケータはズームシステム付属のレーザリンクとすることもでき、それもまた好ましい。
【0020】
同様に上記課題を解消する請求項13の上位概念に基づく治療機器として、
励起素子が、スペクトル領域970nm〜980nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
レーザダイオードの励起光線をファイバに繋げる光学素子が備えられていること、
光線誘導装置が適当な光波誘導素子末端反射面を持つErドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子が周波数領域540nm〜550nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
アプリケータがズームシステムの付属するレーザスリットランプであること、アプリケータが出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること、
およびアプリケータに、その光線が光線分離器を通じて治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていることを特徴とするものもある。
この場合でもアプリケータはヘッド装着式スリットランプまたはズームシステム付属のレーザリンクとするのも好ましい。
【0021】
本発明に基づくレーザ治療機器のまた別なタイプでは、
励起素子が、スペクトル領域970nm〜980nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
レーザダイオードの励起光線をファイバに繋げる光学素子が備えられていること、光線誘導装置が適当な光波誘導素子末端反射面を持つErドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子が周波数領域540nm〜550nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
アプリケータがズームシステムの付属するレーザスリットランプであること、アプリケータが、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること、
および励起素子に、その光線が適当な光線分離器を通じて励起光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていることが有利に働いている。
【0022】
当機器の場合でも、アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザスリットランプであることが有利になっている。しかしこれはヘッド装着式検眼鏡としても構成できる。
さらには、アプリケータはズームシステムの付属するレーザリンクとすることもできる。
【0023】
本発明に基づくレーザ治療機器で上記以外のタイプでも、光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子、励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置および照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータの装備されたものもある。
【0024】
この治療機器におけるその他の特徴としては、
励起素子がスペクトル領域800nm〜815nmの電磁励起光線を持つレーザダイオードを有していること、
励起光線を光波誘導素子に繋ぐ光学素子が備えられていること、
光線誘導装置が、場合によっては反射防止加工のなされた末端面を持つ、ドーピングのなされていない光波誘導素子であり、それによって励起光線がアプリケータに誘導されること、
アプリケータが、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換するためのマイクロチップレーザを持つズームシステム付属のレーザスリットランプであること、
アプリケータが、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること、およびアプリケータに、その光線が光線分離器を通じて治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていることが挙げられる。
【0025】
この場合、アプリケータが、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換するためのマイクロチップレーザを持つヘッド装着式検眼鏡であるのも好ましい。
また、アプリケータは、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換するためのマイクロチップレーザを持つズームシステム付属のレーザリンクとすることもできる。
【0026】
請求項22の上位概念を内容として持つ本発明の別な実施態様によれば、次の点が特徴として付与される:
励起素子が、スペクトル領域800nm〜815nmの電磁励起光線を持つレーザダイオードおよび励起光線を光波誘導素子に繋ぐ光学素子を有している。
光線誘導装置が、場合によっては反射防止加工のなされた末端面を持つ、ドーピングのなされていない光波誘導素子であり、それによって励起光線がアプリケータに誘導される。
【0027】
アプリケータが、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換するためのマイクロチップレーザを持つズームシステム付属のレーザスリットランプである。
アプリケータが出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有している。
励起素子に、その光線が適当な光線分離器を通じて励起光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられている。
【0028】
アプリケータが、ズームシステムを持つレーザスリットランプとして構成され、そのマイクロチップレーザが、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換する。
この場合、アプリケータが、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換するためのマイクロチップレーザを持つヘッド装着式検眼鏡であるのも好ましい。
【0029】
また、アプリケータは、励起光線をグリーン・スペクトル領域の光線に変換するためのマイクロチップレーザを持つズームシステム付属のレーザリンクとすることもできる。
レーザ治療機器の多様性および汎用性という観点からは、アプリケータが、光波誘導素子の形態を取る光線誘導装置の接続された内視鏡用またはCPC用ハンドピースとして形成されていれば非常に好ましい。
一般的には、いずれのタイプの場合でも、励起素子が内部出力制御用の測定検度装置をオプション装備できるのであれば有利である。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下では本発明を実施例にしたがって詳しく説明する。
図1〜8は、多数の実施例における治療機器の個別要素をブロック構成図として描いてある。
同一素子および同一構成群は、どの図でも同じ符号で表わしている。説明はスリットランプ付アプリケータの例で行なっている。スリットランプの代りに、ヘッド装着式検眼鏡、リンクシステムあるいはしかるべき構造を持ったハンドピースも使用できる。
【0031】
特に眼の治療に用いられる、図1のブロック図に描かれたレーザ治療機器は、波長領域780nm〜815nmの励起光線を放出する励起光源PQを持つ励起素子PMを有している。この励起素子PMは、好ましくは連結素子(図にはない)を通じて、単一核または二重核を持ち、それ自体公知の光波誘導素子としての光線誘導装置である、波長領域1050nm〜1070nmの光線を放出する光波誘導レーザWLLと結合しているものとする。
この光波誘導素子は、レーザ活性イオンNd3+によってドーピングされた材料から成る核を有しているが、その光波誘導素子の末端面は光線の波長に対応した共振器ミラーとして構成されている。
【0032】
光波誘導レーザWLLから放出された光線は、必要に応じて適当な連結素子(図1には描かれていない)の中間接続のもとで、種々の構造形態を取ることのできる後続配置されたアプリケータAPに誘導される。アプリケータは、図1では鎖線表示されたブロックとして描かれている。アプリケータAPはそのほか、光波誘導レーザWLLの後方に配置された、レーザ光線の周波数を倍増させる、それ自体は公知の非線形光学結晶から成る周波数2倍器FDおよびスリットランプ顕微鏡とズームシステムZSの付属するスリットランプSL、さらには放射光線の出力測定、監視装置LUを有している。
【0033】
本発明に基づく治療機器の図1の実施態様では、スリットランプSLは、眼の中またはその周辺の治療箇所に照準するための照準光線を発する照準光線放出装置ZEを有している。照準光線は、転向手段1および適当な光線分離器2により治療光線光路へコリニア結合する。そのようにすれば、照準光線と治療光線とを一緒に眼の中またはその周辺の治療箇所に命中させることが常に保証される。別な配置を取る場合では、光線分離器3による治療光線の損傷を避けるために、操作対象面において照明光線と治療光線とをコリニア結合させないほうが好ましいこともある。
【0034】
また、図1から明らかなように、アプリケータAPは照明光源BQを有していて、その放出光線はもう1つの光線分離器3を通って、アプリケータAPを離れる光路4へコリニア結合している。それにより、照射箇所の照明も達成されるので、スリットランプ顕微鏡による視覚観察も可能になる。
設置ズームシステムZSは、治療光線の断面変更、つまり照射箇所における光点の大きさ調整に用いられる。アプリケータAPが、出力光線の出力監視装置LUを有していれば、それも有利に働く。アプリケータAPはそれ自体をスリットランプSLとして、またはヘッド装着式検眼鏡、リンクシステムとして、あるいはハンドピースとして構成することもできる。
【0035】
図1に基づく治療機器には、波長970nm〜980nmの励起光線で励起され、波長540nm〜550nmの光線を放出するErドーピング加工のなされた光波誘導レーザWLLを装備することもできる。
【0036】
図2に描かれたレーザ治療機器の場合、励起素子には波長領域830nm〜850nmの光線を放出する励起光源PQが設置されている。治療光源として設置された光波誘導レーザWLLはNd/Prでドーピングされた繊維核を有していて、可視波長領域520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの光線を放出するので、光線の周波数倍増は不要であり、そのため周波数2倍器は設置されない。
【0037】
図3に基づく治療機器の場合、励起素子PMは、励起光源PQのほかに照準光線装置ZEを有していて、そこからの光線は転向ミラー5および光線分離器6を通って励起光線に入り、さらにはNdドーピングされた光波誘導レーザWLLへ合一化される。光波誘導レーザWLLの波長は1050nm〜1070nmであり、励起光線の波長は780nm〜815nmの範囲にある。
【0038】
光波誘導レーザWLLから放出される光線の波長は可視スペクトル領域内にはないので、レーザ後方のアプリケータAP内に周波数2倍器FDが設置されている。スリットランプSLはズームシステムZSと出力監視装置LUを有している。照明光源BQの光線は光線分離器3を通って光路4に入り、そこから眼Aへ誘導されるが、その場合コリニア結合またはノンコリニア結合させることができる。
【0039】
図4に基づく機器の場合では、励起素子PM内に出力監視装置LUと励起光源PQが配置されている。照準光線装置ZEはアプリケータAPの構成要素であるスリットランプSL内にある。励起光源PQは波長領域780nm〜815nmの光線を放出する。光波誘導レーザWLLはNdでドーピングされている。そこから放出される治療光線は波長領域が1050nm〜1070nmなので、光波誘導レーザの後には周波数2倍器FDが配置されている。
【0040】
図1〜3に基づく機器の場合と同様、スリットランプSL内にズームシステムZSがある。照明光源BQはアプリケータAP内に配置されている。当光線の光路4内への誘導合一化は同様に光線分離器3により行うが、その場合コリニア結合またはノンコリニア結合させることができる。
【0041】
図5に描かれた治療機器の場合では、励起素子PM内に励起光源PQ、照準光線装置ZEおよび出力監視装置LUがあって、照準光線は転向ミラー5と光線分離器6とによって励起光線へ合一化される。励起光源PQは波長領域780nm〜815nmの光線を放出する。光波誘導レーザWLLはNdでドーピングされている。そこから放出される治療光線は波長領域が1050nm〜1070nmなので、光波誘導レーザの後には周波数2倍器FDが配置されている。スリットランプSL内にはズームシステムZSが配置されている。アプリケータAPは周波数2倍器FDのほかにスリットランプSL、照明光源BQおよび光線分離器3を有している。
【0042】
図6は、構造的に図3と同タイプの励起素子PMを持つ治療機器を示したものである。励起光源PQは波長領域830nm〜850nmの励起光線を放出する。Pr/Ybでドーピングされた光波誘導レーザWLLの光線は、その技術特性に応じて520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの波長領域にある。当機器の場合、例えば波長970nm〜980nmの励起光線を持つ励起光源PQおよび波長領域540nm〜550nmの光線を放出する、Erでドーピングされた光波誘導レーザWLLを使用することも可能である。アプリケータAPはズームシステムZS付属のスリットランプSL、照明光源BQおよび出力監視装置LUを有している。この場合でも照明光源BQの光は、光線分離器3により光路4へコリニア結合またはノンコリニア結合している。
【0043】
図7に基づく治療機器は、励起光源PQおよび出力監視装置LUの備わった励起素子PMを有している。励起光源PQは波長領域830nm〜850nmの励起光線を放出する。Pr/Ybでドーピングされた光波誘導レーザWLLの光線は520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの波長領域にある。当機器の場合、例えば波長970nm〜980nmの励起光線を持つ励起光源PQおよび波長領域540nm〜550nmの光線を放出するErでドーピングされた光波誘導レーザWLLを使用することも可能である。
【0044】
このタイプの機器では周波数2倍器は必要でない。照準光線装置ZEはスリットランプSL内にある。照準光線を治療光線へコリニア結合させるために、同様にスリットランプSL内にあるズームシステムZSの前方位置に、光線の方向に向けて転向手段1と光線分離器2が設置されている。照明光線はアプリケータAPから出る光路へ合一化させるが、それは既述の方法と同様に行なう。
【0045】
図8にブロック図として描かれた治療機器は、図5のものと同様式であるが、図8の機器に周波数2倍器のない点だけが異なっている。この場合では光波誘導レーザWLLが治療に好ましくて必要な波長領域の光線を放出するので、そのような周波数2倍器は省略できるし、また必ずしも必要でない。励起光源PQは波長領域830nm〜850nmの励起光線を放出する。Pr/Ybでドーピングされた光波誘導レーザWLLの光線は520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの波長領域にある。
【0046】
当機器の場合、例えば波長970nm〜980nmの励起光線を持つ励起光源PQおよび波長領域540nm〜550nmの光線を放出するErでドーピングされた光波誘導レーザWLLを使用することも可能である。その他の構造については図5の説明から明らかである。
【0047】
レーザ治療機器の多様性および汎用性という観点からは、アプリケータが、光波誘導素子の形態を取る光線誘導装置の接続された内視鏡用またはCPC用ハンドピースとして形成されていれば非常に好ましい。
一般的には、いずれのタイプの場合でも、励起素子が内部出力制御の測定検度装置をオプション装備できるのであれば有利である。
【0048】
本発明に基づく治療機器は、個別構成要素の単位で構成されているので、部材および/または構成要素群の交換によって様々な波長のレーザ光線を様々な用途のために用意、適用することおよびそれによって患者の眼およびその周辺領域の治療を効果的に、患者に負担をかけずに行なうことを容易に実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ブロック図に描かれたのレーザ治療機器
【図2】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【図3】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【図4】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【図5】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【図6】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【図7】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【図8】ブロック図に描かれたの別に実施例のレーザ治療機器
【符号の説明】
PQ 励起光源
PM 励起素子
WLL 光波誘導レーザ
AP アプリケータ
FD 周波数2倍器
ZS ズームシステム
SL ストリップランプ
ZE 照準光線放出装置
1,5 転向手段
2,3,6 光線分離器
4 光路
BQ 照明光源
LU 出力監視装置

Claims (20)

  1. 光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子と、
    − 励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置と、
    − 照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータと、が装備されたレーザ治療機器であって、
    励起素子が、スペクトル領域800nm〜815nmの電磁励起光線を持つレーザダイオードを有していること、
    励起光線を光波誘導素子に繋ぐ光学素子が用いられていること、
    光線誘導装置が、Ndでドーピングされた、二重核または単一核および適当なファイバ末端反射面を持つ光波誘導素子レーザであって、その光波誘導素子が、周波数領域1050nm〜1070nmの光線を持つレーザ共振器を形成していること、
    アプリケータが、非線形光学材料、くわしくは周期的にポーリング加工のなされた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有するズームシステム付属レーザスリットランプであること、
    アプリケータが、出力監視装置を有していること、
    アプリケータが、操作対象面の照明、観察用装置を有していること、
    およびアプリケータが、適当な光線分離器を通じてその光線が治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置を有していること
    を特徴とするレーザ治療機器。
  2. アプリケータが、非線形光学材料、くわしくは周期的にポーリング加工のなされた非線形材料から成る周波数倍増装置を有するヘッド装着式検眼鏡であることを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療機器
  3. アプリケータが、レーザ共振器の内部または外部に配置された非線形光学材料、くわしくは周期的にポーリング加工のなされた非線形材料から成る周波数倍増装置を持っているズームシステム付属型レーザリンクであることを特徴とする請求項1に記載のレーザ治療機器
  4. − 光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子と、
    − 励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置と、
    − 照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータと、
    が装備されたレーザ治療機器であって、
    励起素子が、スペクトル領域800nm〜815nmの電磁励起光線を持つレーザダイオードを有していること、
    励起光線を光波誘導素子に繋ぐ光学素子が用いられていること、
    励起素子が、適当な光線分離器を通じてその光線を治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置を有していること、
    光線誘導装置が、Ndでドーピングされた二重核または単一核および適当なファイバ末端反射面を持つ光波誘導素子レーザであって、その光波誘導素子が、周波数領域1050nm〜1070nmの光線を持つレーザ共振器を形成していること、
    アプリケータが、非線形光学材料、くわしくは周期的にポーリング加工のなされた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を有すズームシステム付属レーザスリットランプであること、
    アプリケータが出力監視装置を有していること
    およびアプリケータが操作対象面の照明、観察用装置を有していること
    を特徴とするレーザ治療機器。
  5. アプリケータが、レーザ共振器の内部または外部に配置された、周期的にポーリング加工のなされたものも含めた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を持っているヘッド装着式検眼鏡であることを特徴とする請求項4に記載のレーザ治療機器
  6. アプリケータが、レーザ共振器の内部または外部に配置可能な、周期的にポーリング加工のなされたものも含めた非線形光学材料から成る周波数倍増装置を持っているズームシステム装備型レーザリンクであることを特徴とする請求項4に記載のレーザ治療機器
  7. − 光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子と、
    − 励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置と
    − 照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータと、
    が装備された医療用レーザ治療機器であって、
    励起素子が、スペクトル領域830nm〜850nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
    レーザダイオードの光線を光波誘導素子に繋げる光学素子が備えられていること、
    光線誘導装置が、適当なファイバ末端反射面を持つ、Pr/Ybドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、その素子がその技術形態に応じて周波数領域520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
    アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザスリットランプであって、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること
    およびアプリケータに、その光線を光線分離器を通じて治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていること
    を特徴とする医療用レーザ治療機器。
  8. アプリケータが、ヘッド装着式検眼鏡であることを特徴とする請求項7に記載のレーザ治療機器
  9. アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザリンクであることを特徴とする請求項7に記載のレーザ治療機器
  10. − 光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子と、
    − 励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置と
    − 照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータと、
    が装備されたレーザ治療機器であって、
    励起素子が、スペクトル領域830nm〜850nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、レーザダイオードの光線を光波誘導素子に繋げる光学素子が備えられていること、
    光線誘導装置が、適当なファイバ末端反射面を持つ、Pr/Ybドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子がその技術形態に応じて周波数領域520nm〜540nmまたは630nm〜640nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
    アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザスリットランプであること、アプリケータが、出力監視装置および操作対象面の照明、観察用装置を有していること
    および励起素子に、その光線を光線分離器を通じて励起光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていること
    を特徴とするレーザ治療機器
  11. アプリケータが、ヘッド装着式検眼鏡であることを特徴とする請求項10に記載のレーザ治療機器
  12. アプリケータがズームシステムの付属するレーザリンクであることを特徴とする請求項10に記載のレーザ治療機器
  13. − 光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子と、
    − 励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置と、
    − 照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータとが装備された医療用レーザ治療機器であって、
    励起素子が、スペクトル領域970nm〜980nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
    レーザダイオードの励起光線をファイバに繋げる光学素子が備えられていること、
    光線誘導装置が、適当な光波誘導素子末端反射面を持つ、Erドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子が周波数領域540nm〜550nmの光線用レーザ共振器を形成していること、アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザスリットランプであること、
    アプリケータが、出力監視装置を有していること、
    アプリケータが、操作対象面の照明、観察用装置を有していること
    およびアプリケータに、その光線を光線分離器を通じて治療光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていること
    を特徴とする医療用レーザ治療機器
  14. アプリケータが、ヘッド装着式検眼鏡であることを特徴とする請求項13に記載のレーザ治療機器
  15. アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザリンクであることを特徴とする請求項13に記載のレーザ治療機器
  16. − 光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属する制御可能な励起素子と、
    − 励起素子から発する励起光線をアプリケータへ誘導するための光波誘導素子形式の光線誘導装置と
    − 照準光線および/または治療光線を治療対象である眼へ誘導するための光波誘導素子に繋ぐための連結素子の付属するアプリケータと、
    が装備されたレーザ治療機器であって、
    励起素子が、スペクトル領域970nm〜980nmの電磁励起光線を発するレーザダイオードを有すること、
    レーザダイオードの励起光線をファイバに繋げる光学素子が備えられていること、
    光線誘導装置が、適当な光波誘導素子末端反射面を持つ、Erドーピングされた光波誘導素子として構成されていて、当素子が周波数領域540nm〜550nmの光線用レーザ共振器を形成していること、
    アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザスリットランプであること、
    アプリケータが、出力監視装置を有していること、
    アプリケータが、操作対象面の照明、観察用装置を有していること、
    および励起素子に、その光線を光線分離器を通じて励起光線光路へコリニア結合する照準光線装置が備えられていること
    を特徴とするレーザ治療機器。
  17. アプリケータが、ヘッド装着式検眼鏡であることを特徴とする請求項16に記載のレーザ治療機器
  18. アプリケータが、ズームシステムの付属するレーザリンクであることを特徴とする請求項16に記載のレーザ治療機器
  19. 励起素子に内部出力制御用の測定検度装置がオプション装備されることを特徴とする請求項16に記載のレーザ治療機器
  20. アプリケータが内視鏡用またはCPC用ハンドピースとして形成されていることを特徴とする請求項16に記載のレーザ治療機器
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