JP4223176B2 - パルス電力発生用スイッチ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術】
本発明は、高電圧大電流のパルス電力を発生させるための半導体スイッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
例えば、プラズマを発生させるために急峻に立ち上がりかつ十数KVから数百KVの高電圧で、数千Aの大電流のきわめて幅の狭いパルスを生成して放電させる必要がある。図1は、このような放電回路の概念図を示すものである。エネルギー蓄積素子である静電容量を構成するキャパシタCを、図示しない電流抑制素子により通常ミリ秒オーダーの時間をかけて直流電源Pの高電圧E0まで充電した後、超高速のスイッチング動作を行うスイッチング素子SWをスイッチオンし、きわめてインダクタンスの低い導体(そのインダクタンスをLで示す)を介して放電部Hに高電圧を印加して放電させるように構成されている。
【0003】
従来、超高速のスイッチング素子SWとしては、高電圧・大電流で動作することができる真空管の一種であるサイラトロンが一般に使用されてきたが、次に述べるような問題がある。
(1)高い繰り返し周波数での動作ができない。
(2)ミス点弧による動作不良がある。
(3)寿命が短く、メンテナンスが面倒であり、コストが嵩む。
(4)ヒータ回路やガスコントロールが必要であり、構成が複雑である。
(5)特にスイッチングオン時にジッタがあり、動作の信頼性に欠ける。
【0004】
一方、近年半導体スイッチはパワーエレクトロニクスとともに発展してきており、高電圧・大電流で高速スイッチングが可能なものが出現しつつある。中でも静電誘導サイリスタ(通常SIサイリスタと称されている)がパルスパワー用の半導体スイッチとして注目されている。しかしながら、このようなSIサイリスタを従来のスイッチであるサイラトロンに直接置き換えるには耐電圧が大きく不足しているので、図2に示すように、多数のSIサイリスタS−1〜S−nを直列に接続して回路電圧を分担するようにしている。
【0005】
上述したように従来のパルス電力発生用スイッチ回路においては、直流電源Pを高電圧とする必要があり、大規模なものとなり、またコンデンサCも高耐圧のものとする必要があるので、大型で高価なものが必要になると共に多数のSIサイリスタS−1〜S−nを直列に接続した半導体スイッチにおいては、以下のような問題がある。
【0006】
半導体スイッチの特性、特に電圧印加オフ時の漏れ電流のばらつきによる分担電圧のアンバランスがあり、多数の半導体スイッチの特性をできるだけ合わせるための素子選別が必要となる。しかしながら、この素子選別にも限界があるので、アンバランス調整のために図2に示すように各サイリスタS−1〜S−nと並列にバランサ抵抗R−1〜R−nを接続している。このバランサ抵抗R−1〜R−nには、サイリスタS−1〜S−nを流れる漏れ電流の10倍程度の大きな電流を流す必要があり、抵抗によって大きな損失が発生し、効率が低下する問題がある。また、バランサ抵抗R−1〜R−nで発生する熱の処理問題もある。さらに各サイリスタの対地浮遊容量のバラツキによるターンオン時過渡電圧分担のアンバランスも大きな問題点として挙げられる。
【0007】
多数のサイリスタS−1〜S−nのトリガタイミングにばらつきがあると、ターンオンが遅れたサイリスタに過大の電圧が印加され、これを破壊してしまうので、多数のサイリスタS−1〜S−nのトリガタイミングを正確に一致させる必要がある。しかしながら、多数のサイリスタS−1〜S−nのトリガタイミングを正確に一致させることは非常に困難である。同様に、誤動作によって一つのサイリスタがターンオンしてしまう場合、他のサイリスタに過電圧が印加され、これを破壊してしまうという問題がある。
【0008】
図2に示すように、サイリスタS−1〜S−nを駆動するゲート駆動回路D−1〜D−nが各サイリスタ毎に設けられているが、多数のサイリスタで高電圧を分担しているので、これらのゲート駆動回路D−1〜D−nの電位は大きく異なるため、各ゲート駆動回路の電源およびゲート駆動信号は互いに絶縁する必要がある。この場合の絶縁耐圧は数十KVにも達し、回路構成が非常に複雑となると共に動作の信頼性の点でも大きな問題となる。
【0009】
直列に接続されたサイリスタS−1〜S−nにも数十KVの高電圧が印加されるるため、シャーシなどの機構部分との間を油入り絶縁としたり、多大の工夫が必要とされるのに加えて、完全な絶縁を行うことは難しく、やはり動作の信頼性に問題がある。
【0010】
本発明者等は、上述した従来の多数の半導体スイッチを直列に配置したスイッチング回路の種々の欠点を解消若しくは軽減し、半導体スイッチのばらつきがあったり、トリガタイミングにばらつきがあっても半導体スイッチに過大な電圧が印加されず、したがって破壊することがなく、しかも駆動回路間に高度の絶縁を施す必要がないパルス電力発生用スイッチ回路を既に提案している。
【0011】
このパルス電力用スイッチ回路は、共通の直流電源と並列に複数のコンデンサを接続し、これらコンデンサの各々と並列に、複数の磁気コアの各々と磁気的に結合された1次側導体を経てそれぞれ半導体スイッチを接続し、前記複数の磁気コアの各々に磁気的に結合された複数の2次側導体を、各磁気コアにおいて発生される誘導電圧が加算されるように直列に接続したものである。
【0012】
このようなパルス電力発生用スイッチ回路においては、各半導体スイッチには高電圧を分担する電圧が印加されることがないので、半導体スイッチの特性にばらつきがあっても半導体スイッチが破壊してしまうような問題は起こらない。また、すべての半導体スイッチには同じ電圧が印加されるため、駆動回路間に高電圧が印加されることがなく、したがって駆動回路の電源および信号間を互いに絶縁する必要はなく、同一の直流電源および駆動信号ですべての駆動回路を動作させることができる。さらに、直流電源やコンデンサも従来に比べて高電圧のものを必要としないので、特別の構成のものを使用する必要はなく、通常容易に入手できる直流電源やコンデンサを使用でき、コストも低減できる。
【0013】
【発明が解決すべき課題】
このようなパルス電力発生用スイッチ回路においては、1次側導体および2次側導体を磁気コアの中心開口にどのように通すのかが実際のスイッチ装置を製作する上では重要となる。特に2次側導体による漂遊インダクタンスをできるだけ小さくして、高周波での動作に適するようにするには2次側導体をどのように配置するのかが問題となる。さらにパルス電力発生用スイッチ装置全体としてコンパクトに構成すると共に製造プロセスも簡単となるようにする必要がある。
【0014】
したがって、本発明の目的は、上述したような回路構成を有するパルス電力発生用スイッチ装置において、複数の磁気コア、半導体スイッチおよびコンデンサを効率よく配置すると共に、1次側導体および2次側導体を適切に配置することによって、高周波動作に適しており、コンパクトに構成することができ、しかも製造プロセスも簡単となるようなパルス電力発生用スイッチ装置を提供しようとするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置は、複数の磁気コアを同心的に配置した磁気コア列の少なくとも1列と、複数の平形半導体スイッチを同心的に配置した平形半導体スイッチ列の少なくとも1列とを互いに平行に設け、前記平形半導体スイッチ列の両端にそれぞれ押え板を配置し、これら押え板の間で平形半導体スイッチ列を適切な圧接力を与えるための弾性部材を介して保持し、前記磁気コア列の複数の磁気コアの各々の中心開口を貫通する導電材料の円筒で構成される1次側導体の一端を、配列方向と直交する方向に延在する第1の電極部材を介してそれぞれの平形半導体スイッチの一方の主電極に接続し、前記それぞれの磁気コアの中心開口を貫通する1次側導体の他端を、配列方向と直交する方向に前記第1の電極部材と平行に延在する第2の電極部材を介してそれぞれコンデンサの一方の端子に接続し、それぞれのコンデンサの他端をそれぞれの平形半導体スイッチの他方の主電極に接続し、前記第2の電極部材を直流電源の一方の端子に共通に接続すると共にそれぞれのコンデンサと平形半導体スイッチの他方の主電極との接続点を直流電源の他方の端子に共通に接続するように構成し、前記磁気コア列の複数の磁気コアの中心開口を直線的に貫通する1本の導体で構成された2次側導体を設け、前記複数の平形半導体スイッチの各々をそれぞれ駆動する複数の駆動回路を設けたことを特徴とするものである。
【0016】
本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の好適な実施例においては、それぞれ同数の磁気コアを有する第1および第2の2列の磁気コア列と、全ての磁気コアの個数に等しい平形半導体スイッチを有する1列の平形半導体スイッチ列とを互いに平行に並べて配置し、この平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチが逆向きとなるように配列すると共に順次の平形半導体スイッチを前記第1および第2の磁気コア列の磁気コアの1次側導体に交互に接続し、前記2次側導体を、前記第1の磁気コア列の中心開口を第1の方向から直線状に貫通し、ほぼU字状に曲げられた後、前記第2の磁気コア列の中心開口を第1の方向とは反対の第2の方向から貫通する1本の導体で構成する。このような実施例においては、前記第1の磁気コア列の各磁気コアの中心開口を貫通する1次側導体の一端を対応する平形半導体スイッチの一方の主電極に接続する第1の電極部材を、前記第2の磁気コア列の対応する磁気コアの中心開口を貫通する1次側導体の一端を対応する半導体スイッチの一方の主電極に接続する第1の電極部材とを一体に構成するのが好適である。このように、第1および第2の磁気コア列を設けた実施例においては、これら第1および第2の磁気コア列を、その配列方向に見て、磁気コアが部分的に重なるように配置することによって一層コンパクトとすることができる。
【0017】
本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の他の実施例においては、前記磁気コア列の1列と、前記平形半導体スイッチ列の1列とを互いに平行に並べて配置し、この平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチを同じ方向に配列するとともに順次の平形半導体スイッチの間を絶縁分離し、前記2次側導体を前記磁気コア列の中心開口を貫通する直線状の1本の導体で構成する。
【0018】
本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置のさらに他の実施例においては、第1および第2の磁気コア列と、第1および第2の平形半導体スイッチ列とを互いに平行に並べて配置し、第1の平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチを同じ方向に配列するとともに順次の平形半導体スイッチの間を絶縁分離し、第2の平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチを、前記第1の平形半導体スイッチ列における平形半導体スイッチの配列方向とは反対の方向に配列するともに順次の平形半導体スイッチの間を絶縁分離し、前記2次側導体を前記第1の磁気コア列の中心開口を第1の方向から直線状に貫通し、ほぼU字状に曲げられて前記第2の磁気コア列の中心開口を第1の方向とは反対の第2の方向から直線状に貫通する1本の導体で構成する。
【0019】
さらに、本発明においては、前記平形半導体スイッチを静電誘導サイリスタとし、前記駆動回路をゲート駆動回路とするのが特に好適である。この場合、各ゲート駆動回路の電位は同じとなるので、これらを相互に絶縁する必要がなくなり、これらゲート駆動回路の配置に対して余裕が生じることになり、これによってもコンパクト化が図れると共に製造プロセスの簡易化が図れることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図3は本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の基本的な回路構成を示す回路図である。直流電源11に複数のコンデンサ12−1〜12−nを並列に接続し、これらコンデンサの各々と並列に半導体スイッチ13−1〜13−nと1次側導体14−1〜14−nの直列回路を接続する。各1次側導体14−1〜14−nは複数の磁気コア15−1〜15−nの各々に磁気的に結合されている。さらにこれら複数の磁気コア15−1〜15−nの各々と磁気的に結合された複数の2次側導体16−1〜16−nを互いに直列に接続して設ける。これらの2次側導体16−1〜16−nの直列回路の両端を放電部17に接続する。また、複数の半導体スイッチ13−1〜13−nは駆動回路18−1〜18−nによってオンオフが制御される。
【0021】
このような本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の動作を次に説明する。先ず、全ての半導体スイッチ12−1〜12−nをオフ状態として直流電源11から複数のコンデンサ12−1〜12−nを図示しない電流抑制機能により比較的ゆっくりと同時に充電する。今、直流電源11の電圧をEとすると、各コンデンサ12−1〜12−nの端子電圧もEまで充電される。後述するように、この直流電源11の電圧Eは、所望の出力電圧をE0とすると、そのn分の1となっている。
【0022】
次に、駆動回路18−1〜18−nを同時に駆動して半導体スイッチ13−1〜13−nを同時にターンオンし、コンデンサ12−1〜12−nの各々の電荷を1次側導体14−1〜14−nの各々を経て放電させる。このようにして1次側導体14−1〜14−nを流れる放電電流によって2次側導体16−1〜16−nの各々に2次電圧が誘起される。今、1次側導体14−1〜14−nおよび2次側導体16−1〜16−nによる漂遊インダクタンスを小さくするために、これらの導体は磁気コアに1回巻回されているものとする。この場合には、1次側導体14−1〜14−nと2次側導体16−1〜16−nとの間の巻線比は1となり、これらの2次側導体16−1〜16−nの各々には直流電源11の電圧と等しい電圧Eが誘起される。また、これらの2次側導体16−1〜16−nは、それぞれに誘起される電圧が加算されるように直列に接続されているので、これらの2次側導体16−1〜16−nの直列回路の両端にはn×E=E0の所望の高電圧が現れることになる。
【0023】
このような本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置においては、半導体スイッチ13−1〜13−nの特性にばらつきがあり、同時にターンオンとならなくても半導体スイッチに過度の高電圧が印加されることはなく、したがって破壊するようなことはない。また、全ての半導体スイッチ13−1〜13−nには同じ電圧が印加されるので、駆動回路18−1〜18−nには高電圧が印加されることはなく、したがってこれらの駆動回路の電源および駆動信号を互いに絶縁する必要はない。さらに、直流電源11は高電圧を発生する必要はなく、コンデンサ12−1〜12−nも高電圧のものを使用する必要はない。このように回路構成自体は図1に示した従来のパルス電力発生用スイッチ回路よりも若干複雑となるが、個々の素子は高耐圧のものとする必要はなく、しかも特別な絶縁を施す必要もないので、全体としての構成はきわめて簡単となり、コストも低減することになる。
【0024】
図4は、n=10の場合の本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の一実施例の回路構成を示す回路図である。直流電源21と直列に限流抵抗22を接続し、これら直流電源および限流抵抗の直列回路と並列に10個のコンデンサ23−1〜23−10を接続する。これらコンデンサ23−1〜23−10の一方の端子を1次側導体24−1〜24−10の各々を経て平形(プレスパック形)半導体スイッチ、本例では平形静電誘導サイリスタ25−1〜25−10のアノードに接続し、これらサイリスタのカソードをコンデンサ23−1〜23−10の他方の端子に接続する。1次側導体24−1〜24−10の各々は磁気コア26−1〜26−10に1ターン巻回されている。さらに、複数の磁気コア26−1〜26−10には2次側導体として作用する1本の導体27を直列に通し、この導体の両端を放電部28に接続する。また、複数のサイリスタ25−1〜25−10の各々のカソードとゲートとの間にはそれぞれゲート駆動回路29−1〜29−10を接続する。
【0025】
本例のパルス電力発生用スイッチ回路の動作は上述した図3に示した基本回路の動作と同様であるのでその詳細な説明は省略する。本例では、使用する半導体スイッチの耐電圧を数kVとすると直流電源21も数kVとなるため放電部28に数十kVの高電圧を出力することが可能となる。直流電源21は数kVのものとすれば良く、この程度の電源であれば使用する部品も特殊なものは必要なく、また油入りのような高度の絶縁も必要ないので、簡単で安価なものとすることができる。さらに、コンデンサ23−1〜23−10やサイリスタ25−1〜25−10も数kV程度の耐圧のもので足り、小型で安価なものとすることができる。しかも、全てのサイリスタ25−1〜25−10のカソードは同電位となっているので、ゲート駆動回路29−1〜29−10間に高電圧が印加されることはなく、これらを相互に絶縁する必要はない。
【0026】
図5〜9は、本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の第1の実施例を示すもので、図5は、その全体の構成を示す正面図、図6は同じくその一部を断面で示す側面図、図7は同じくその1ユニットの平面図、図8は磁気コア列および半導体スイッチ列の配置を示す斜視図、図9は2列の磁気コア列の一部分を示す側面図である。本例では10個の磁気コア26−1〜26−10を、それぞれが5つの磁気コアを同心的に配列した第1および第2の磁気コア列51および52に分け、これら第1および第2の磁気コア列を互いに並列に配置する。
【0027】
また、10個の平形サイリスタ25−1〜25−10を同心的に配列した平形サイリスタ列53を、第1および第2の磁気コア列51および52と平行に配置する。この平形サイリスタ列53においては、順次の平形サイリスタのアノード同士およびカソード同士が接続されるようにその向きを交互に変えて配列すると共に順次の平形半導体スイッチを、第1および第2の磁気コア列51および52の磁気コアの1次側導体に交互に接続する。また、順次の平形サイリスタの間には、所望の配線を行うための導電板が積層されている。すなわち、第1の平形サイリスタ25−1のアノードと、第10の平形サイリスタ25−10のアノードとが第1の電極部材55−1を介して積層され、この第10の平形サイリスタ25−10のカソードと第2の平形サイリスタ25−2のカソードとが第2の電極部材57−2を介して積層され、この第2の平形サイリスタ25−2のアノードと、第9の平形サイリスタ25−9のアノードとが第1の電極部材55−2を介して積層され、以下同様に、順次の平形サイリスタのアノード同士が第1の電極部材を介して積層され、カソード同士が第2の電極部材を介して積層されている。なお、第1の平形サイリスタ25−1のカソードは第2の電極部材57−1に接続され、一番下側の第6の平形サイリスタ25−6のカソードは第2の電極部材57−6に接続されている。
【0028】
本例においては、コンデンサ23−1〜23−10を設けるが、これらのコンデンサは1本または複数本の列に配列し、このコンデンサ列を第1および第2の磁気コア列51および52およびサイリスタ列53と平行に配置するが、図5〜9では省略する。本発明においては、これらのコンデンサは必ずしも列状に配列する必要はなく、サイリスタ列53の周囲に分散するように配置してスペースファクタを改善することもできる。
【0029】
図9は、主として磁気コア26−2、26−3、26−8、26−9の部分を示すものであるが、これらの磁気コアの中心開口を貫通して延在する1次側導体24−2、24−3、24−8、24−9は、それぞれ導電性の円筒で形成されている。ここで、図8にも示すように、磁気コア26−2の中心開口に設けられた1次側導体24−2の一端(図面では下端)と、隣接する磁気コア26−9の中心開口に設けられた1次側導体24−9の他端(図面では上端)とは、第2の平形サイリスタ25−2のアノードと第9の平形サイリスタ25−9のアノードとの間に介挿された第1の電極部材55−2に共通に連結されており、同様に磁気コア26−3の中心開口に設けられた1次側導体24−3の一端(図面では下端)と、隣接する磁気コア26−8の中心開口に設けられた1次側導体24−8の他端(図面では上端)とは、第3の平形サイリスタ25−3のアノードと第8の平形サイリスタ25−8のアノードとの間に介挿された第1の電極部材55−3に共通に連結されている。また、磁気コア26−2の中心開口に設けられた1次側導体24−2の他端(図面では上端)は導電部材56−2に連結されており、隣接する磁気コア26−9の中心開口に設けられた1次側導体24−9の一端(図面では下端)は導電部材56−9に連結されている。
【0030】
図4および8に示すように、第1の電極部材55−1〜55−5は、それぞれ平形サイリスタ25−1、25−10;25−2、25−9;…25−5、25−6のアノード間に介挿されている。また、導電部材56−1〜56−10は、それぞれコンデンサ23−1〜23−10の一方の端子に接続されており、これらのコンデンサの他方の端子は、それぞれ平形サイリスタ25−1〜25−10のカソードに接続されている。さらに、図6に示すように、平形サイリスタ25−1〜25−10のゲートは、それぞれゲート駆動回路29−1〜29−10に接続されている。また、導電部材56−1は第2の電極部材57−1と同じレベルに配置され、導電部材56−2と56−10は第2の電極部材57−2と同じレベルに配置され、以下同様に、導電部材と第2の電極部材とが同じレベルに配置されている。
【0031】
図6に示すように、第1および第2の磁気コア列51および52は、第1の電極部材55−1〜55−5と導電部材56−1〜56−10によって支持されており、図8に示すように、第1の磁気コア列51の互いに整列された中心開口を貫通するように2次側導体27が直線的に挿通され、さらにこの2次側導体は、最下層の磁気コア26−5の中心開口を出た後、ほぼU字状に折り返され、第2の磁気コア列52の互いに整列された中心開口を直線的に貫通するように配置されている。したがって、本例では、2次側導体の両端は装置の同じ側から取り出されることになる。
【0032】
また、平形サイリスタ列53を、上部円板61および下部円板62の間に挟み、これらの円板を2本のシャフト63−1および63−2で連結する。本例では、平形サイリスタ列53に所定の圧接力が均一に加わるようにするために、平形サイリスタ列の下端と下部円板62との間には皿ばね64を介挿し、平形サイリスタ列の上端に設けた保持部材65と上部円板61との間にはボール66を介挿する。
【0033】
図10〜12は、本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の第2の実施例の構成を示すものであり、上述した第1の実施例と同様の部分には同じ符号を付けて示した。本例では、5個の磁気コア26−1〜26−5を同心的に配列して1本の磁気コア列51を構成し、5個の平形サイリスタ25−1〜25−5を同心的に配列して1本の平形サイリスタ列53を構成する。また、平形サイリスタ列53の周りに4本のコンデンサ列54−1〜54−4を配置する。これら磁気コア列51、平形サイリスタ列53およびコンデンサ列54−1〜54−4を互いに平行に配列する。
【0034】
磁気コア列51の互いに整列された中心開口には、1本の2次側導体27が直線的に挿通されている。また、各磁気コア26−1〜26−5の中心開口には絶縁リングを介して導電性の円筒より成る1次側導体24−1〜24−5が挿通されている。これら1次側導体24−1〜24−5のそれぞれの上端を第1の電極部材55−1〜55−5を介してそれぞれのサイリスタ25−1〜25−5のアノードに接続し、他端を導電部材56−1〜56−5を介してそれぞれのコンデンサ23−1〜23−5(それぞれのコンデンサは4個のコンデンサの並列接続で構成されている)の一方の端子に接続し、これらコンデンサの他方の端子は第2の電極部材57−1〜57−5を介して平形サイリスタのカソードに接続する。図10に明瞭に示すように、順次の平形サイリスタ25−1〜25−5を同じ向きに配列し、これらの間を絶縁スペーサ58−1〜58−4によって絶縁分離している。
【0035】
平形サイリスタ列53は上部円板61および下部円板62の間に挟持されており、これらの円板は2本のシャフト63−1および63−2で連結されている。ただし、本例では平形サイリスタ列53の上端と上部円板61との間には絶縁ワッシャ67およびスイベルワッシャ68が介挿され、平形サイリスタ列53の下端と下部円板62との間には絶縁ワッシャ69および弾性部材70が介挿されている。
【0036】
上述したように、本例では2次側導体27は1本の磁気コア列51を貫通するように配置されているので、その両端は装置の両側から取り出されるものとなる。また、第1の実施例ではこの2次側導体27をU字状に折り返したが、本例では1つの磁気コア列151を直線状に貫通するだけであるので、2次側導体の加工が簡単となる。
【0037】
本発明は上述した実施例にのみ限定されるものではなく、幾多の変更や変形が可能である。例えば、上述した実施例では、半導体スイッチとして高電圧、大電流を高速でスイッチングするのに適した静電誘導サイリスタを用いたが、他の形式のサイリスタやトランジスタなどの半導体スイッチを用いることもできる。また、上述した実施例ではコンデンサ、半導体スイッチおよび磁気コアを具えるユニットを10個または5個設けたが、その個数は直流電源の電圧や必要な出力高電圧などを考慮して任意に設定することができる。ただし、第1の実施例のように複数の磁気コア列を設ける場合には、磁気コアの個数は偶数個とするのが好適である。さらに、図10〜11に示した実施例の磁気コア列および平形サイリスタ列を2組用い、これら平形サイリスタ列の平形サイリスタの向きが反対となるように並列に配置し、U字状の2次側導体を2つの磁気コア列に順次に通すこともできる。
【0038】
上述したように本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置においては、1次側の回路には高電圧が印加されないので、1次側回路と構成部分との間の絶縁が容易となり、油入りなどの特殊な絶縁手段を講ずる必要はない。また、2次側の回路には高電圧が印加されるが、本例のように複数の2次側導体を容易に入手可能な高電圧に耐える1本の絶縁導体27を以て構成するので何ら問題は起こらない。さらに、このように2次側導体を1本の導体27で構成するので、漂遊インダクタンスを最小とすることができ、高周波数特性を改善することができる。さらに、磁気コア列、半導体スイッチ列およびコンデンサ列を互いに平行に配置するので、装置全体の構成は簡易となり、スペースファクタも良好となり、さらに製造も簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】サイラトロンを用いた従来パルス電力発生用スイッチ回路の構成を示す回路図である。
【図2】複数のサイリスタの直列配置を用いた従来のパルス電力発生用スイッチ回路の構成を示す回路図である。
【図3】本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の基本的な回路構成を示す回路図である。
【図4】本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の一実施例の回路構成を示す回路図である。
【図5】同じくその正面図である。
【図6】同じくその側面図である。
【図7】同じくその平面図である。
【図8】同じくその全体の構成を線図的に示す斜視図である。
【図9】同じくその磁気コア列の一部分の構造を一部を断面として示す側面図である。
【図10】本発明によるパルス電力発生用スイッチ装置の他の実施例の構成を示す側面図である。
【図11】同じくその平面図である。
【図12】同じくその1つのユニットの構成を示す側面図である。
【符号の説明】
11 直流電源、 12−1〜12−n コンデンサ、 13−1〜13−n 半導体スイッチ、14−1〜14−n 1次側導体、 15−1〜15−n 磁気コア、 16−1〜16−n 2次側導体、 17 放電部、 18−1〜18−n 駆動回路、 21 直流電源、 22 限流抵抗、 23−1〜23−10 コンデンサ、 24−1〜24−10 1次側導体、 25−1〜25−10 サイリスタ、 26−1〜26−10 磁気コア、 27 2次側導体、28 放電部、 29−1〜29−10 ゲート駆動回路、 51、52 磁気コア列、 53 サイリスタ列、 54−1〜54−4 コンデンサ列、 55−1〜55−5 第1の電極部材、 56−1〜56−10 導電部材、 57−1〜57−10 第2の電極部材、 58−1〜58−4 絶縁スペーサ、61 上部円板、 62 下部円板、 63−1〜63−3 シャフト、 64 皿ばね、 65 スペーサ 66 ボール、 67 絶縁ワッシャ、 68スイベルワッシャ、 69 絶縁ワッシャ、 70 弾性部材
Claims (7)
- 複数の磁気コアを同心的に配置した磁気コア列の少なくとも1列と、複数の平形半導体スイッチを同心的に配置した平形半導体スイッチ列の少なくとも1列とを互いに平行に設け、前記平形半導体スイッチ列の両端にそれぞれ押え板を配置し、これら押え板の間で平形半導体スイッチ列を弾性部材を介して保持し、前記磁気コア列の複数の磁気コアの各々の中心開口を貫通する導電材料の円筒で構成される1次側導体の一端を、配列方向と直交する方向に延在する第1の電極部材を介してそれぞれの平形半導体スイッチの一方の主電極に接続し、前記それぞれの磁気コアの中心開口を貫通する1次側導体の他端を、配列方向と直交する方向に前記第1の電極部材と平行に延在する第2の電極部材を介してそれぞれコンデンサの一方の端子に接続し、それぞれのコンデンサの他端をそれぞれの平形半導体スイッチの他方の主電極に接続し、前記第2の電極部材を直流電源の一方の端子に共通に接続すると共にそれぞれのコンデンサと平形半導体スイッチの他方の主電極との接続点を直流電源の他方の端子に共通に接続するように構成し、前記磁気コア列の複数の磁気コアの中心開口を直線的に貫通する1本の導体で構成された2次側導体を設け、前記複数の平形半導体スイッチの各々をそれぞれ駆動する複数の駆動回路を設けたことを特徴とするパルス電力発生用スイッチ装置。
- それぞれ同数の磁気コアを有する第1および第2の磁気コア列と、全ての磁気コアの個数に等しい平形半導体スイッチを有する1列の平形半導体スイッチ列とを互いに平行に並べて配置し、この平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチが逆向きとなるように配列すると共に順次の平形半導体スイッチを前記第1および第2の磁気コア列の磁気コアの1次側導体に交互に接続し、前記2次側導体を、前記第1の磁気コア列の中心開口を第1の方向から直線状に貫通し、ほぼU字状に曲げられた後、前記第2の磁気コア列の中心開口を第1の方向とは反対の第2の方向から貫通する1本の導体で構成したことを特徴とする請求項1に記載のパルス電力発生用スイッチ装置。
- 前記第1の磁気コア列の各磁気コアの中心開口を貫通する1次側導体の一端を対応する平形半導体スイッチの一方の主電極に接続する第1の電極部材を、前記第2の磁気コア列の対応する磁気コアの中心開口を貫通する1次側導体の一端を対応する半導体スイッチの一方の主電極に接続する第1の電極部材とを一体に構成したことを特徴とする請求項2に記載のパルス電力発生用スイッチ装置。
- 前記第1および第2の磁気コア列を、その配列方向に見て、磁気コアが部分的に重なるように配置したことを特徴とする請求項2または3の何れかに記載のパルス電力発生用スイッチ装置。
- 前記磁気コア列の1列と、前記平形半導体スイッチ列の1列とを互いに平行に並べて配置し、この平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチを同じ方向に配列するとともに順次の平形半導体スイッチの間を絶縁分離し、前記2次側導体を前記磁気コア列の中心開口を貫通する直線状の導体で構成したことを特徴とする請求項1に記載のパルス電力発生用スイッチ装置。
- 第1および第2の磁気コア列と、第1および第2の平形半導体スイッチ列とを互いに平行に並べて配置し、第1の平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチを同じ方向に配列するとともに順次の平形半導体スイッチの間を絶縁分離し、第2の平形半導体スイッチ列においては、順次の平形半導体スイッチを、前記第1の平形半導体スイッチ列における平形半導体スイッチの配列方向とは反対の方向に配列するともに順次の平形半導体スイッチの間を絶縁分離し、前記2次側導体を前記第1の磁気コア列の中心開口を第1の方向から直線状に貫通し、ほぼU字状に曲げられて前記第2の磁気コア列の中心開口を第1の方向とは反対の第2の方向から直線状に貫通する1本の導体で構成したことを特徴とする請求項1に記載のパルス電力発生用スイッチ装置。
- 前記平形半導体スイッチを、静電誘導サイリスタとし、前記駆動回路をゲート駆動回路としたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載のパルス電力発生用スイッチ装置。
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