JP4222924B2 - シールド掘進機の回収方法及び回収構造 - Google Patents

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Description

本発明は、水底地盤を掘進して水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する方法及び構造に関する。
近年、海底や川底等の水底地盤に排水通路や取水通路を構築すべく、水底地盤を掘進した後に水中に出現するようにしたシールド掘進機が開発されている。
この種のシールド掘進機を水中から回収する技術として、地山を切削する推進機をヒューム管(押出管)により後方から押し出すようにした推進工法において、推進機とヒューム管の間に内部が二枚の止水壁で仕切られた切断管を介設し、切断管をそれら止水壁の間で切断して分離することで、推進機を回収するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2002−180779号公報
しかし、この方式では、推進機とヒューム管の間に切断管を設ける必要がある。よって、切断管を掘進機の後方に搬入して組み立て連結する必要があり、また切断管は標準品ではないためコストアップとなると共に、切断管を水中で切断するため、コストアップの原因となる。従って、ヒューム管(押出管)で、推進機後方より押し出して推進させる掘進機にしか採用できないものと考えられており、実用化されるには至っていない問題があった。
以上の事情を考慮して創案された本発明の目的は、切断管の如き特殊品を用いることなく低コストで容易に水中からシールド掘進機を回収できるシールド掘進機の回収方法及び回収構造を提供することにある。
上記課題を解決するために創案された請求項1に係る発明は、水中地盤を掘進するシールド掘進機を水底に形成された到達立坑から回収する方法であって、上記シールド掘進機を、上記到達立坑の側壁を貫通して抜けきらない状態で停止させその状態で、上記シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームとその内方にて組み立てられた既設セグメントとを固定して、上記シールド掘進機が水圧で押されてバックすることを防止しその後、上記到達立坑の内方に飛び出た上記シールドフレームの内部を、軸方向に所定間隔を隔てて前隔壁と後隔壁とで仕切、これら前隔壁と後隔壁との間の上記シールドフレームを周方向に切断し、その切断線よりも前方のシールド掘進機を上記前隔壁によって仕切った状態で水中から回収するようにしたものである。
請求項2に係る発明は、上記前隔壁と上記後隔壁との間の上記シールドフレームを周方向に切断するに先立って上記前隔壁と上記後隔壁との間の上記シールドフレームに、内部の空気を排出すると共に内部に水を流入させるための穴を形成し該穴から内部に流入した水が上記前隔壁と上記後隔壁と上記シールドフレームとで区画された部屋内に充満して、上記前隔壁に加わる水圧と上記シールドフレームの前部に設けられたバルクヘットに加わる水圧とがバランスした後上記前隔壁と上記後隔壁との間の上記シールドフレームを周方向に切断し切断中に切断線よりも前方の上記シールド掘進機が上記バルクヘッドに加わる水圧により後方に押されて不安定に移動することを防止したものである。
請求項3に係る発明は、水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する方法であって、シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームの後部を、シールドフレームに一体的に設けられた前筒体とその内側又は外側に軸方向にスライド可能に重合された後筒体とからなる二重筒構造とし、後筒体を既設セグメントに固定し、前筒体及び後筒体の内部を夫々前隔壁及び後隔壁で仕切った後、シールドフレームを前進させて前筒体を後筒体から分離させ、前筒体に装着されたシールド掘進機を前隔壁で仕切った状態で水中から回収するようにしたものである。
請求項4に係る発明は、水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する構造であって、シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームの後部が、シールドフレームに一体的に設けられた前筒体とその内側又は外側に軸方向にスライド可能に重合された後筒体とからなる二重筒構造を有し、且つ、後筒体を既設セグメントに固定する固定部材と、前筒体及び後筒体の内部を夫々仕切る前隔壁及び後隔壁と、シールドフレームを前進させて前筒体を後筒体から分離させる分離装置とを備えたものである。
請求項5に係る発明は、水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する方法であって、シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームの内側にて、セグメントに代えて軸方向にスライド可能に重合された前筒体と後筒体とからなる二重筒体を構築し、その二重筒体の後筒体を既設セグメントに固定すると共に前筒体をシールドフレームに直接又は間接的に固定し、シールド掘進機を前進させて二重筒体をシールドフレームの後方に露出させた後、前筒体及び後筒体の内部を夫々前隔壁及び後隔壁で仕切り、その後、前筒体を後筒体に対して前進させて後筒体から分離させ、シールド掘進機の内部を前筒体の前隔壁で仕切った状態で水中から回収するようにしたものである。
請求項6に係る発明は、水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する構造であって、セグメントに代えて既設セグメントに取り付けられると共に軸方向にスライド可能に重合された前筒体と後筒体とからなる二重筒体で構成され、その二重筒体の後筒体が既設セグメントに連結されると共に前筒体がシールド掘進機のシールドフレームに直接又は間接的に連結され、前筒体及び後筒体内に夫々内部を仕切る前隔壁及び後隔壁を設け、前筒体の前隔壁と後筒体の後隔壁間に注水して前筒体を後筒体に対して前進させて、前筒体を後筒体から分離させる分離装置を設けたものである。
本発明によれば、次のような効果を発揮できる。
(1)請求項1又は2に係る発明によれば、シールドフレーム内に前隔壁及び後隔壁を設け、内部を液密に仕切ったシールドフレームを切断しているので低コストで容易に水中からシールド掘進機を回収できる。
(2)請求項3〜6に係る発明によれば、シールドフレームの後部を二重筒構造として各筒体を夫々隔壁で液密に仕切って分離しているので、水中でシールドフレーム等を切断する作業が不要となり、低コストで容易に水中からシールド掘進機を回収できる。
本発明の好適実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1に示すように、シールド掘進機1は、筒体状に形成されたシールドフレーム2を有する。シールドフレーム2の内部には、切羽側と坑内側とに液密に仕切るバルクヘッド3が設けられている。バルクヘッド3には、切羽を切削するカッタ4が、駆動モータ5によりギヤ機構6を介して回転駆動されるように設けられている。
この実施形態のシールド掘進機1は、泥水シールド工法のように掘削土砂を泥水として排出する構成を採用したものであり、シールドフレーム2内には、先端がバルクヘッド3とカッタ4との間のカッタ室7に臨み、バルクヘッド3を貫通してシールドフレーム2の後方に延びる送泥管8及び排泥管9が、それぞれ設けられている。送泥管8は、バルクヘッド3の前方のカッタ室7に泥水を供給し、排泥管9は、カッタ室7内の土砂水を排出するものである。送泥管8と排泥管9とには、それぞれ送泥ホース10と排泥ホース11とがフランジ継手12、13を介して着脱可能に取り付けられている。送泥ホース10は、坑口側から泥水を送泥管8に供給し、排泥ホース11は、排泥管9内の土砂水を坑口側に排出する。
送泥管8と排泥管9には、それぞれ管内を開閉する送泥弁14と排泥弁15が介設されている。よって、送泥弁14及び排泥弁15を閉じることで、カッタ室7内の土砂水が送泥弁14及び排泥弁15よりも坑口側に流出しないようになり、カッタ室7を液密に仕切ることができる。
シールドフレーム2の内部には、セグメント組立装置17、カッタ4を駆動するためのカッタ駆動モータ5等の再利用することができる機器が設けられている。
ところで、セグメント組立装置17は、シールドフレーム2の掘進方向後方部に設けられており、セグメント16を把持する把持部18、把持部18を軸方向に移動させる軸方向移動手段19、径方向に移動させる径方向移動手段20及び周方向に移動させる周方向移動手段21を有し、把持したセグメント16をセグメント組立スペースS1の所望の組付位置に移動する。組付位置に移動されたセグメント16は、セグメント組立スペースS1にてリング状に組み立てられて既設セグメント16aとなり、後述する推進ジャッキ22によって後方に送られる。
推進ジャッキ22は、シールドフレーム2の内周面に周方向に間隔を隔てて複数取り付けられており、既設セグメント16aから反力を取ってシールドフレーム2を前方に押し出すものである。また、シールドフレーム2の後部内周面には、既設セグメント16aの外周面に押し付けられ、シールドフレーム2と既設セグメント16aとの間を止水するテールシール23が設けられている。
さて、本実施形態の特長の一つは、テールシール23が押し付けられる既設セグメント16aと、セグメント組立装置17によるセグメント組立スペースS1との間に、シールドフレーム2の機長乃至軸長を所定長さ延出させて形成すべく、略セグメント1リング分の隔壁設置スペースS2を設定し、シールドフレーム2の長さを、通常よりも上記隔壁設置スペースS2の分だけ略セグメント1リング分長く形成した点にある。
隔壁設置スペースS2には、後述するように、シールド掘進機1の回収時に、前隔壁24fと後隔壁24rとが軸方向に所定間隔を隔てて設置される。各隔壁24f、24rは、シールドフレーム1の内周面に溶接されてシールドフレーム1内を止水して仕切る密封板25と、密封板25に上下方向に間隔を隔てて取り付けられ左右方向に延出された補強用の桁体26と、密封板25に左右方向に間隔を隔てて取り付けられ上下方向に延出された補強用の柱体27とを備えている。
前隔壁24fの設置位置は、上記セグメント組立装置17より後方で且つ送泥及び排泥ホース10、11のフランジ継手12、13よりも後方位置に設けられる。よって、送泥ホース10及び排泥ホース11をフランジ継手12、13から取り外せば、送泥管8及び排泥管9やセグメント組立装置17等を一切取り外すことなく、前隔壁24fを設置できる。前隔壁24fと後隔壁24rとの間のシールドフレーム2には、周方向に沿って切断線28が仮想的に設定される。
また、シールド掘進機1の回収時には、テールシール23が押し付けられる既設セグメント16aとシールドフレーム2との間に固定金具29が取り付けられ、シールドフレーム2が固定金具29を介して既設セグメント16aに固定される。固定金具29は、シールドフレーム2の周方向に所定間隔を隔てて複数設置され、溶接又はボルト等によってシールドフレーム2と既設セグメント16aとを一体的に固定する。
次に、以上の構成からなるシールド掘進機1を水中から回収する手順を、図2〜図4を用いて説明する。
図2に示すように、上記シールド掘進機1は、水面W(海面)下の水底(海底)地盤Gを掘進し、その後方に既設セグメント16aによるトンネルTを構築し、水底地盤Gに形成された到達用の立坑Vに到達する。立坑Vは、水底Bに形成された凹部30と、凹部30の側壁に配置されたシートパイル31(鋼矢板)とを有する。また、凹部30の底面には、推進してくるシールド掘進機1を載置するための到達架台32が設置されている。
シールド掘進機1が到達立坑Vに近づいたなら、シートパイル31のシールド掘進機1が対向する部分をリング状に水中で切断し、トンネルTの出口部33を開口する。そして、図3に示すように、シールド掘進機1を前進させて出口部33を挿通させる。この前進は、推進ジャッキ22の伸長ストローク以上の距離であるため、既設セグメント16aと推進ジャッキ22との間に、図示しない反力受け用のスペーサ部材(柱状、セグメント状等)を介在することでなされる。
出口部33を挿通したシールド掘進機1は、図3に示すように、そのテールフレーム23の部分が出口部33が抜けきらない状態でそれより前方の部分が立坑V内に露出し、到達架台32に載置される。このように、シールド掘進機1の全てを立坑V内に露出させないので、立坑Vの図中左右方向の長さ(直径)は、シールド掘進機1の長さより短くて済む。また、到達架台32の高さは出口部33の開口の下縁に合わせられているため、シールド掘進機1は到達架台33に水平に載置される。
この状態で、既設セグメント16aとシールドフレーム2との間に固定金具29を取り付け、シールドフレーム2を固定金具29を介して既設セグメント16aに固定する。これにより、掘進機1が水圧に押されてバックしないようになるため、それまで推進ジャッキ22と既設セグメント16aとの間に介設されていた図示しないスペーサ部材を取り外すことができる。
次に、送泥弁14及び排泥弁15を閉じてカッタ室7を液密に仕切り、送泥ホース10及び排泥ホース11をフランジ継手12、13にて取り外す。そして、その後方のシールドフレーム2内に前隔壁24fを溶接によって液密に取り付け、その更に後方に所定間隔を隔てて後隔壁24rを溶接によって液密に取り付ける。前隔壁24fと後隔壁24rとの間隔は、その間で作業員が切断作業できる程度に設定される。これら二枚の隔壁24f、24rの間のシールドフレーム2には、周方向に沿って仮想的な切断線28が設定される。
シールド掘進機1の回収作業は、切断線28に沿って、作業員が水中にてシールドフレーム2を切断することで行われる。
詳しくは、先ず、前隔壁24fと後隔壁24rとの間のシールドフレーム2に、内部の空気を排出すると共に内部に立坑Vの水を流入させるための穴(図示せず)を形成し、穴から内部に流入した水が前隔壁24fと後隔壁24rとで区画された部屋内に充満することで、バルクヘッド3に加わる水圧と前隔壁24fに加わる水圧とをバランスさせる。これにより、切断線28の切断中に切断線28よりも前方の掘進機1がバルクヘッド3に加わる水圧により後方に押されて不安定に移動することを防止できる。
その後、切断線28の上部及び側部をシールドフレーム2の外側から切断する。次に、切断線28の下部は、シールドフレーム2の外側からでは切断し難いので、シールドフレーム2にマンホールを開けて作業員が二枚の隔壁24f、24rの間に入り、切断線28の下部をシールドフレーム2の内側から切断する。
ここで、立坑V内に予め設置される到達架台32は、出口部33から所定距離離間されているため、シールドフレーム2の下部の切断線28の下方には、切断スペース34が確保されている。よって、下部の切断線28に沿って切断作業する際の作業性が高まる。なお、切断には、溶断や切削等が用いられる。
かかる切断により、シールド掘進機1が切断線28にて前後に分断され、シールドフレーム2がカッタ4側の前シールドフレーム2fとテールシール23側の後シールドフレーム2rとに分割される。このとき、前シールドフレーム2fの内部への浸水は前隔壁24fによって防止され、後シールドフレーム2rの内部への浸水、即ちトンネルTの内部への浸水は後隔壁24rによって防止される。
その後、図4に示すように、前シールドフレーム2fに吊上金具35を取り付け、吊上金具35にワイヤ36を装着し、ワイヤ36をフローティングクレーンF/Cのフック37に掛け、フック37が取り付けられたワイヤ38を巻き取ることで、前シールドフレーム2fを到達架台32から引き上げることができる。前シールドフレーム2fは、水面上に引き上げられ、所望の場所に移動されて再利用される。
この工法によれば、従来技術のように推進機とヒューム管の間に専用品である切断管を設ける必要がなく、シールドフレーム2の隔壁設置スペースS2内に前隔壁24f及び後隔壁24rを取り付けることで、前シールドフレーム2f内の各種部品(推進ジャッキ28やカッタ駆動モータ5等)を水(海水)に浸漬させずに回収できるので、回収に必要となるコストを低減できる。
また、本実施形態では、図3に示すように、前隔壁24fをセグメント組立装置17より後方に設置したので、比較的高価なセグメント組立装置17までも回収できる。
すなわち、本実施形態によれば、再利用価値の高い、推進ジャッキ22、カッタ駆動モータ5及びセグメント組立装置17等の機器を水に浸漬させることなく回収できることになり、回収された各機器を再利用することによって大幅なコストダウンを達成することができる。
例えば、回収された前シールドフレーム2fの後端部に新たな後テールシール2rを取り付け、カッタ4の摩耗したビットを交換することで、低コストで速やかにシールド掘進機1を再生することができる。
また、回収された前シールドフレーム2f内の各種部品(推進ジャッキ22、カッタ駆動モータ5、セグメント組立装置17等)を、他の掘進機に転用して利用することも勿論可能である。
また、トンネルT内は後隔壁24rによって防水されているので、その内部をドライ状態に保つことができ、ドライ状態で二次巻き(化粧巻き)を施すことが可能となる。
第2の実施形態を図5〜図11を用いて説明する。
この実施形態に係るシールド掘進機1aは、その基本的な構成が図1に示す前実施形態と同様であるので、同一の部品には同一の符号を付して説明を省略し、相違点について説明する。相違点の一つは、シールドフレーム2の後部を、当該シールドフレーム2に一体的に形成された前筒体39fと、その内側(外側でもよい)に軸方向にスライド可能に重合された後筒体39rとからなる二重筒体構造とした点にある。
前筒体39fは、シールドフレーム2と同径に形成されており、後筒体39rは、前筒体39fの内周面に軸方向にスライド可能に装着された前方部40と、テールシール23が装着される後方部41と、それら前方部40と後方部41とを繋ぐ中間段部42とを備えている。中間段部42及び後方部41の外径は、シールドフレーム2の外径(即ち前筒体39fの外径)と略同一である。また、前筒体39fの内周面と後筒体39rの前方部40の外周面との間には、図示しない止水シールが設けられている。
前筒体39fと後筒体39rとの間には、これらの連結・切離を行う連結機構43が設けられている。連結機構43は、前筒体39f(即ちシールドフレーム2)の内周面に設けられた係合金具44と、後筒体39rの前方部40の前縁に設けられた係合金具45と、それら係合金具44、45を互いに切離自在に係合締結するためのボルトナット等の締結具46とから構成されている。
かかるシールド掘進機1aは、連結機構43によって前筒体39fと後筒体39rとを連結した状態で水底地盤Gを掘進し、図5に示すように到達立坑Vのシートパイル31に形成された出口部33を挿通し、前筒体39fの後縁が出口部33から立坑Vの内部に露出した状態まで前進する。
この前進は、図5に示すように、後筒体39rと既設セグメント16aの間に固定部材47を装着し、後筒体39rを既設セグメント16aに固定した状態で推進ジャッキ22を伸長させて行うが、推進ジャッキ22のストローク不足を補うため、推進ジャッキ22と既設セグメント16aとの間にスペーサ部材48を介設する。スペーサ部材48は、柱状又はセグメント状等のものが用いられる。
図5に示すように、前筒体39fの後端が出口部33から立坑V内に露出したならば、推進ジャッキ22の伸長を停止して前進を停止させる。このとき、カッタ4側のバルクヘッド3に加わる水圧は、前筒体39f、中間段部42及び固定部材47を介して既設セグメント16aに支持される。
その後、推進ジャッキ22を縮め、図6に示すように、後筒体39rの前方部40の内周面にリング状の後隔壁用外周部49rを取り付け、連結機構43の締結具46を取り外し、前筒体39fと後筒体39rとをスライド可能にする。
その状態で、図7に示すように、推進ジャッキ22を伸長させて後隔壁用外周部49rを押圧し、前筒体39fを後筒体39rに対して前進させる。このとき、推進ジャッキ22の反力は、後隔壁用外周部49r及び固定部材47を介して既設セグメント16aに支持される。
かかる作業に前後させて、送泥弁14及び排泥弁15を閉じることで、バルクヘッド3と共にカッタ室7を液密に仕切り、送泥ホース10及び排泥ホース11をフランジ継手12、13から取り外す。また、係合金具45を後筒体39rの前方部40から適宜取り外しておく。
そして、図8に示すように、各推進ジャッキ22の一部を縮め、残りの推進ジャッキ22でバルクヘッド3に加わる水圧を支持した状態で、破線で示すスペーサ部材48をジャッキ22と後隔壁用外周部49rとの間に実線で示したように移し替える。このスペーサ部材48の盛り替えは、前筒体39fの後筒体39rに対する前進量を稼ぐために行われるものである。
全てのスペーサ部材48の盛り替えが終了したなら、図9に示すように、推進ジャッキ22を伸長させ、前筒体39fを更に前進させる。これにより、送泥管8及び排泥管9の各フランジ継手12、13よりも後方で、且つ上記後隔壁用外周部49rより前方に、後述する前隔壁用外周部49f及び前隔壁50fを配置するための隔壁設置スペースS2が確保される。前筒体39fの前進は、前筒体39fと後筒体39rとの重合代が、シールが保たれると共に容易に分離できる所定長さになるまで行われる。
その後、図10に示すように、各推進ジャッキ22の一部を縮め、残りの推進ジャッキ22でバルクヘッド3に加わる水圧を支持した状態で、前筒体39fの内周面に、リング状の前隔壁用外周部49fをスペーサ部材48の前面に当接させた状態で取り付ける。これにより、バルクヘッド3に加わる水圧は、前隔壁用外周部49f、スペーサ部材48、後隔壁用外周部49r、後筒体39r及び固定部材47を介して既設セグメント16aに支持される。
そして、図11に示すように、前隔壁用外周部49fに前隔壁50fを液密に溶接等により取り付ける。このとき、フランジ継手12、13が邪魔にならないように、前隔壁用外周部49fの後端面は、送泥管8及び排泥管9のフランジ継手12、13よりも後方に位置されている。他方、後隔壁用外周部49rには、後隔壁50rが同様に溶接等により取り付けられる。前隔壁50f及び後隔壁50rは、夫々、内部を止水して仕切る密封板51と、密封板51に取り付けられた補強用の桁体52及び柱体53とを備えて構成されている。
このように、前隔壁50fによってシールドフレーム2内を液密に仕切り、後隔壁50rによって後筒体39rすなわちトンネルT内を液密に仕切ると、前隔壁50fと後隔壁50rとの間の筒内も液密に仕切られることになる。その後、分離装置54により、前隔壁50fと後隔壁50rとの間の筒内に液体(水、海水等)を注入し、前筒体39fを前進させる。
分離装置54は、後隔壁用外周部49rの下部を貫通して取り付けられた注入管55と、後隔壁用外周部49rの上部を貫通して取り付けられた排出管56と、注入管55及び排出管56に夫々設けた逆止弁等の弁体57と、注入管55に接続された流体ポンプ(図示せず)とを備える。この分離装置54によれば、注入管55から前隔壁50fと後隔壁50rとで区画された筒内に流体(水、海水等)を注入し、排出管56から上記筒内の空気を排出した後に弁体57を閉じることで流体を密閉状態とし、前筒体39fを後筒体39rに対して軸方向前方に移動させ、前筒体39fを後筒体39rから分離させることができる。
なお、分離装置54、上述の構成に限らず、前隔壁50fと後隔壁50rとの間に介設された伸縮ジャッキによって構成してもよい。
この実施形態によれば、前実施形態と同様の作用効果を奏することができ、更に、水中での切断(溶断等)作業が不要となって坑内作業のみとなるので、工期・コスト・安全性等の点で有利となる。
第3の実施形態を図12を用いて説明する。
この実施形態は、セグメント16の代わりに、前隔壁61fと後隔壁61rとが装着される前筒体58fと後筒体58rとを備えた二重筒体58を配置して、この二重筒を軸方向にスライドさせて分離するようにしたものである。このため、図12のシールド掘進機1bは、そのシールドフレーム2の内部に図1のタイプのように前隔壁24f及び後隔壁24rを設ける必要がなく、それら前隔壁24f及び後隔壁24rの設置スペースS2の分だけ、図1のシールド掘進機1のシールドフレーム2よりも機長が短く形成されている。なお、図12に示す本実施形態に係るシールド掘進機1b自体は、図1のシールド掘進機1と略同様の構成となっているため、同様の部品には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態においては、シールド掘進機1bを水中から回収するときには、予め、シールドフレーム2の内側にて、セグメント16の代わりに二重筒体58を構築しておく。二重筒体58は、前筒体58fとその外側(内側でもよい)に軸方向にスライド可能に重合された後筒体58rと、それら前筒体58f及び後筒体58rの間に介設されたシール(図示せず)とを備えている。
そして、二重筒体58の前筒体58fに推進ジャッキ22を押し付けて掘進機1bを前進させ、推進ジャッキ22を収縮して空いたスペースにスペーサ用セグメント59をリング状に組み立て、再び、推進ジャッキ22を伸長して掘進機1bを前進させることで、二重筒体58をシールドフレーム2の後方に露出させ、図12の状態とする。
その後、各推進ジャッキ22の一部を縮め、残りの推進ジャッキ22でバルクヘッド3に加わる水圧を支持した状態で、スペーサ用セグメント59とシールドフレーム2との間に固定金具60を介設する。これにより、シールドフレーム2が固定金具60及びスペーサ用セグメント59を介して間接的に前筒体58fに固定される。
そして、送泥弁14及び排泥弁15を閉じてカッタ室7を液密に仕切り、送泥ホース10及び排泥ホース11をフランジ継手12、13から取り外す。そして、前筒体58fの内周面に前隔壁61fを液密に溶接し、後筒体58rの内周面に後隔壁61rを溶接する。前隔壁61f及び後隔壁61rは、夫々、内部を止水して仕切る密封板62と、密封板62に取り付けられた補強用の桁体63及び柱体64とを備えて構成されている。また、前隔壁61fと後隔壁61rとの間には、水圧支持部材65が介設される。
このように、前筒体58fに前隔壁61fを取り付けてシールドフレーム2内を液密に仕切り、後隔壁58rに後隔壁61rを取り付けてトンネルT内を液密に仕切ると、前隔壁61fと後隔壁61rとの間の二重筒体58内も液密に仕切られることになる。その後、分離装置66により、前隔壁61fと後隔壁61rとの間の二重筒体58内に液体(水、海水等)を注入し、前筒体58fを前進させる。
分離装置66は、後隔壁61rの下部を貫通して取り付けられた注入管67と、後隔壁61rの上部を貫通して取り付けられた排出管68と、注入管67及び排出管68に夫々設けた逆止弁等の弁体69と、注入管67に接続された流体ポンプ(図示せず)とを備える。この分離装置66によれば、注入管67から前隔壁61fと後隔壁61rとで区画された二重筒体58内に流体(水、海水等)を注入し、排出管68から二重筒体58内の空気を排出した後に弁体9を閉じることで流体を密閉状態とし、前筒体61fを後筒体61rに対して軸方向前方に移動させ、前筒体61fを後筒体61rから分離させることができる。
この実施形態によれば、前実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、シールド掘進機1bをそのままの状態で回収できるので、他の施工現場に移送すれば直ちに再使用できる。また、シールドフレーム2の長さを図1のタイプよりも隔壁設置スペースS2の長さだけ短く設定できるので、到達立坑Vの内径を小さくできると共に、カーブ掘進上有利となる。
なお、上記各実施形態は、排土装置として送泥管8と排泥管9とを用いた泥水式のシールド掘進機1、1a、1bについて本発明を適用した例を説明したが、排土装置にスクリューコンベヤを用いた土圧式(泥土圧式)のシールド掘進機についても、バルクヘッド3によってその前方の切羽側と後方の坑内側とが液密にシールさせることができるのであれば、本発明を適用することも勿論可能である。
本発明の一実施形態に係る回収方法に用いられるシールド掘進機の側断面図である。 上記回収方法において、シールド掘進機が到達立抗に到達直前の掘進状態を示す説明図である。 上記回収方法において、シールド掘進機が立抗に到達してから回収までの状態を示す説明図である。 上記回収方法において、シールド掘進機を回収する状態を示す説明図である 別の実施形態に係る回収方法に用いられるシールド掘進機の側断面図である。 図5の回収方法において、シールド掘進機が立抗に到達直後の状態を示す説明図である。 図6の状態から、前筒体を後筒体に対して前進させた状態を示す説明図である。 図7の状態から、前筒体を、さらに前進させるためにスペーサ部材の盛り替え状態を示す説明図である。 図8の状態から、前筒体を前進させた状態を示す説明図である。 図9の状態から、前筒体にかかる水圧を後筒体を介して既設セグメントに支持させた状態を示す説明図である。 図10の状態から、前筒体と後筒体に前隔壁と後隔壁を取り付けて、後筒体に対して前筒体を分離させる状態を示す説明図である。 別の実施形態に係る回収方法に用いられるシールド掘進機の側断面図である。
符号の説明
1 シールド掘進機
1a シールド掘進機
1b シールド掘進機
2 シールドフレーム
4 カッタ
16 セグメント
16a 既設セグメント
17 セグメント組立装置
23 テールシール
24f 前隔壁
24r 後隔壁
39f 前筒体
39r 後筒体
47 固定部材
50f 前隔壁
50r 後隔壁
54 分離装置
58 二重筒体
58f 前筒体
58r 後筒体
61f 前隔壁
61r 後隔壁
66 分離装置
J 水底地盤
B 水底
V 到達立坑
H 水面

Claims (6)

  1. 水中地盤を掘進するシールド掘進機を水底に形成された到達立坑から回収する方法であって、
    上記シールド掘進機を、上記到達立坑の側壁を貫通して抜けきらない状態で停止させその状態で、上記シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームとその内方にて組み立てられた既設セグメントとを固定して、上記シールド掘進機が水圧で押されてバックすることを防止し
    その後、上記到達立坑の内方に飛び出た上記シールドフレームの内部を、軸方向に所定間隔を隔てて前隔壁と後隔壁とで仕切
    これら前隔壁と後隔壁との間の上記シールドフレームを周方向に切断し、
    その切断線よりも前方のシールド掘進機を上記前隔壁によって仕切った状態で水中から回収するようにした
    ことを特徴とするシールド掘進機の回収方法。
  2. 上記前隔壁と上記後隔壁との間の上記シールドフレームを周方向に切断するに先立って
    上記前隔壁と上記後隔壁との間の上記シールドフレームに、内部の空気を排出すると共に内部に水を流入させるための穴を形成し
    該穴から内部に流入した水が上記前隔壁と上記後隔壁と上記シールドフレームとで区画された部屋内に充満して、上記前隔壁に加わる水圧と上記シールドフレームの前部に設けられたバルクヘットに加わる水圧とがバランスした後
    上記前隔壁と上記後隔壁との間の上記シールドフレームを周方向に切断し
    切断中に切断線よりも前方の上記シールド掘進機が上記バルクヘッドに加わる水圧により後方に押されて不安定に移動することを防止した
    請求項1に記載のシールド掘進機の回収方法。
  3. 水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する方法であって、シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームの後部を、シールドフレームに一体的に設けられた前筒体とその内側又は外側に軸方向にスライド可能に重合された後筒体とからなる二重筒構造とし、後筒体を既設セグメントに固定し、前筒体及び後筒体の内部を夫々前隔壁及び後隔壁で仕切った後、シールドフレームを前進させて前筒体を後筒体から分離させ、前筒体に装着されたシールド掘進機を前隔壁で仕切った状態で水中から回収するようにしたことを特徴とするシールド掘進機の回収方法。
  4. 水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する構造であって、シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームの後部が、シールドフレームに一体的に設けられた前筒体とその内側又は外側に軸方向にスライド可能に重合された後筒体とからなる二重筒構造を有し、且つ、後筒体を既設セグメントに固定する固定部材と、前筒体及び後筒体の内部を夫々仕切る前隔壁及び後隔壁と、シールドフレームを前進させて前筒体を後筒体から分離させる分離装置とを備えたことを特徴とするシールド掘進機の回収構造。
  5. 水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する方法であって、シールド掘進機の外殻を成す筒状のシールドフレームの内側にて、セグメントに代えて軸方向にスライド可能に重合された前筒体と後筒体とからなる二重筒体を構築し、その二重筒体の後筒体を既設セグメントに固定すると共に前筒体をシールドフレームに直接又は間接的に固定し、シールド掘進機を前進させて二重筒体をシールドフレームの後方に露出させた後、前筒体及び後筒体の内部を夫々前隔壁及び後隔壁で仕切り、その後、前筒体を後筒体に対して前進させて後筒体から分離させ、シールド掘進機の内部を前筒体の前隔壁で仕切った状態で水中から回収するようにしたことを特徴とするシールド掘進機の回収方法。
  6. 水中の到達立坑に到達したシールド掘進機を回収する構造であって、セグメントに代えて既設セグメントに取り付けられると共に軸方向にスライド可能に重合された前筒体と後筒体とからなる二重筒体で構成され、その二重筒体の後筒体が既設セグメントに連結されると共に前筒体がシールド掘進機のシールドフレームに直接又は間接的に連結され、前筒体及び後筒体内に夫々内部を仕切る前隔壁及び後隔壁を設け、前筒体の前隔壁と後筒体の後隔壁間に注水して前筒体を後筒体に対して前進させて、前筒体を後筒体から分離させる分離装置を設けたことを特徴とするシールド掘進機の回収構造。
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