JP4222241B2 - リング部品の装着装置 - Google Patents

リング部品の装着装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4222241B2
JP4222241B2 JP2004090145A JP2004090145A JP4222241B2 JP 4222241 B2 JP4222241 B2 JP 4222241B2 JP 2004090145 A JP2004090145 A JP 2004090145A JP 2004090145 A JP2004090145 A JP 2004090145A JP 4222241 B2 JP4222241 B2 JP 4222241B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
jig
holding
holding jig
ring component
ring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004090145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005052960A (ja
Inventor
雅則 岩本
啓一 田代
和之 依田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2004090145A priority Critical patent/JP4222241B2/ja
Publication of JP2005052960A publication Critical patent/JP2005052960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4222241B2 publication Critical patent/JP4222241B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)

Description

本発明は、例えばOリング等のリング部品を被装着部材の外周に形成した溝部に装着するリング部品の装着装置に関する。
円柱状部材の外周面に設けられた溝内にリング部品、例えばOリングを装着する場合は、略円錐台状に形成されたテーパコーン治具を用いることがある。このテーパコーン治具は、下端部の径が円柱状部材の上端部の径とほぼ同一寸法に形成され、上方に向かうにつれて徐々に先細りする形状に形成されている。そして、テーパコーン治具の上部にOリングを挿入し、この状態で、テーパコーン治具を円柱状部材の上端に載置したのち、Oリングをテーパコーン治具の傾斜面に沿って下方に滑らせ、円柱状部材の溝に嵌合させている。
また、近年においては、圧入装置を用いて、自動的にリング部品を圧入することも行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−832号公報
しかしながら、前記従来のテーパコーン治具は、円柱状部材に複数の溝が形成されている場合、それぞれの溝位置に対応して別々の治具を用いる必要があるため、その溝数に応じたテーパコーン治具を用意する必要があり、コストが高くなると共に、リング部品の装着作業工数も増大した。
また、前記圧入装置においては、Oリングが円柱状部材の軸方向には規制されていない状態で圧入作業が行われるため、圧入されていく途中でOリングがめくれてしまうという問題があった。さらに、リング部品として、周方向の一部に切れ目が設けられたシールリングを円柱状部材の溝に装着する場合、切れ目部分の端縁が上下方向にずれてしまうという問題があった。
そこで、本発明は、被装着部材に組み付けるリング部品の数に関わらず一つの装置且つ1回の作業で装着することができ、めくれ等の不具合が発生することがないリング部品の装着装置を提供することを目的とする。
本発明にあっては、柱状に形成された被装着部材の外周を覆う、略円錐状に形成された筒状治具と、該筒状治具の外周側に挿入されると共に、リング部品をその軸方向に拘束しつつ保持する溝を設けた保持治具と、該保持治具の溝にリング部品を押し込んで挿入するリング部品の供給手段と、前記筒状治具が装着された被装着部材に向けて前記保持治具を移動させると共に、保持治具を拡縮させる駆動手段と、を備え、前記リング部品の供給手段には、前記駆動手段側に向けて回動自在な可倒式に構成されてリング部品を積層状態で保持するストッカーが設けられたことを特徴としている。
本発明に係るリング部品の装着装置によれば、保持治具及び筒状治具を柱状部材に向けて下降させると共に保持治具を拡縮させる駆動手段を設けているため、シールリングを下降という1ストロークの動作によって、柱状部材に自動で組み付けることができる。
[第1の実施形態]
以下、本発明の第1実施形態によるリング部品の装着装置を図面と共に詳述する。この装着装置は、筒状治具と保持治具とから構成されており、本実施形態においては、まず筒状治具について説明したのち、保持治具を説明する。
図1は本実施形態による筒状治具1を示す斜視図、図2は図1の筒状治具1のA−A線による断面図である。この筒状治具1の上部は、傾斜面2を有する略円錐台状のテーパ部3に形成され、下部は円筒状の筒部5に形成されている。また、テーパ部3の上端には、昇降装置等で把持することができる突起部7が設けられている。さらに、図2に示すように、筒状治具1の筒部5の内方には、同図の二点鎖線で示す柱状部材9を収容できる大きさの空洞が設けられており、筒状治具1の筒部5の内周面11と柱状部材9の外周面13との間には僅かな隙間が形成されている。
そして、図3は、本実施形態による保持治具15を示す斜視図である。この保持治具15は、上側保持部材17、下側保持部材19及び連結部材21を備えており、上側保持部材17と連結部材21、及び、下側保持部材19と連結部材21は、後述するロッド23を介してスライド自在に構成されている。
前記上側保持部材17は、それぞれ対称に形成された一対の保持部材25,27から構成されている。これらの保持部材25,27にはそれぞれ、高さ方向の略中央部に上下に間隔を隔てて2つの溝29,30が形成されており、リング部品であるシールリング32が前記溝29,30に挿入される。なお、このシールリング32は、周方向の一部が切り離されて径方向に拡縮自在に弾性変形及び塑性変形されるように形成されている。これらの溝29,30は、同図の矢印に示すスライド方向に沿って保持部材25,27を貫通して延びている。そして、溝29,30の幅寸法Wはシールリング32の直径Dよりも僅かに大きく、高さ寸法Hはシールリング32の高さhよりも僅かに大きく設定され、溝29,30内にシールリング32を挿入したときにシールリング32の高さ位置を確実に規制するように構成している。なお、シールリング32は、切れ目(バイアスカット)が設けられたシールリングであり、合成樹脂等から成形されているため、所定寸法以上に拡げると塑性変形によって拡径するが、この状態で、径方向内側に押圧すると縮径して整形される。
また、保持部材25,27のスライド方向の内方側には、断面略半円状の湾曲面31,33が形成されており、これらの互いに対向する湾曲面31,33によって上下に延びる略楕円状の案内孔35が形成されている。そして、幅方向の両端には、ロッド23を挿通する計4つの挿通孔36が上下に間隔を隔てて穿設されている。このロッド23には、一対の保持部材25,27及び2本の連結部材21,21が挿通されており、これらの保持部材25,27及び連結部材21,21はロッド23を介して、スライド方向に摺動自在に支持されている。さらに、ロッド23にはスプリング37が設けられ、該スプリング37は前記一対の保持部材25,27をスライド方向の内方に向けて押圧している。また、保持部材25,27の幅方向の両端部には、切欠き39,39が形成されており、これらの切欠き39,39に角柱状の連結部材21,21が収容されている。
なお、下側保持部材19は前記上側保持部材17とほぼ同様の構造となっており、高さ方向の中央部にシールリング32を挿入する溝41が形成され、幅方向の両端に設けられた挿通孔にロッド43が挿通されており、該ロッド43にはスプリング45が設けられている。
図4は、シールリング32の被装着部材である柱状部材9を示す断面図である。この柱状部材9は外周側を壁部47によって囲われており、その内方の中央部に柱状部49が立設されている。この柱状部49の外周には、上下に所定の間隔を隔てて3つの溝51,53,55が形成されており、シールリング32がそれぞれの溝51,53,55に嵌合される。
前記構成を有する筒状治具1及び保持治具15を用いて、シールリング32を柱状部材9の外周部に組み付ける手順を図5〜図12を用いて簡単に説明する。なお、これらの図5〜図12においては、保持部材25,27の動きを明瞭にするために、前記連結部材21やロッド23等を省略している。
まず、図5に示すように、柱状部材9の柱状部49に上方から筒状治具1を被せると、この状態では、柱状部49の3つの溝51,53,55が全て隠れる。次いで、図6及び図7に示すように、予め3つのシールリング32を装着した保持治具15を、筒状治具1の上方から挿入すると、保持治具15の下側保持部材19が柱状部材9の径方向に開く。そして、図8に示すように、更に保持治具15を下降させると、保持治具15の下側保持部材19及び上側保持部材17の双方が、筒状治具1の上部の傾斜面2から径方向外側に向けて押圧されて左右に開く。図9に示すように、シールリング32が柱状部49の溝51,53,55に対向する位置が保持治具15の下降限となる。なお、シールリング32は筒状治具1の外周面によって径方向外方に弾性をもって押し広げられているため、常に内方に縮もうとして筒状治具1の外周面を押圧している。そして、図10に示すように、筒状治具1を上昇させると、筒状治具1が外れた下側保持部材19においては、シールリング32は径方向内側に向けて縮むため、柱状部49の溝51,53,55にシールリング32が組み付けられる。また、図11に示すように、筒状治具1を更に上昇させると、上側保持部材17が径方向内側に僅かに移動すると共に、上側保持部材17に係止されていたシールリング32が縮み、柱状部49の溝に組み付けられる。この状態で、図12に示すように、保持治具15の上側保持部材17及び下側保持部材19を径方向外側に移動させると、上側保持部材17及び下側保持部材19の内周面がシールリング32の外周面よりも径方向外側になるため、保持治具15をそのまま上昇させれば、シールリング32に引っかかることなく取り外すことができる。
なお、図13に示すように、保持治具15を僅かに上昇させ、上側保持部材17の下部に設けられた整形面57、及び下側保持部材19の下部に設けられた整形面59でシールリング32の外周面を径方向の内側に向けて押圧すれば、シールリング32が縮径して整形される。
以上述べたように、本実施形態によるリング部品の装着装置によれば、以下の作用効果を奏する。
前記保持治具15には、柱状部材9の柱状部49に形成された溝51,53,55の位置に対応して、シールリング32挿入用の溝29,30,41が設けられているため、一つの保持治具15でシールリング32を柱状部材9に装着することができ、非常に安価である。また、装着作業も1回ですむため、作業効率が大幅に向上する。
さらに、従来であれば、装着作業中にシールリング32の端縁が上下にずれるという問題があったが、本実施形態によれば、このようなズレもなくなる。そして、シールリング32が広げられて拡径しても、保持治具15の整形面57でシールリング32を内方に縮径させることができるため、装着後に整形作業を別途施す必要がなく、非常に効率的である。
[第2の実施形態]
次いで、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と重複する部位については、同一符号を付して説明を省略する。
図14は本発明の第2の実施形態による装着装置全体を概略的に示す側面図である。
本実施形態による装着装置61には、保持治具63の溝にシールリングを押し込んで挿入する供給手段65と、保持治具63を柱状部材67に向けて移動させると共に、保持治具63を拡縮させる駆動手段69とが設けられている。また、前記駆動手段69は、筒状治具1を装着した柱状部材67に向けて保持治具63を下降させ、保持治具63を筒状治具1に当接させて開くように構成している。
前記供給手段65は、図14及び図15に示すように、駆動手段69側に向けて回動自在に支軸71に軸支されたストッカー73と、該ストッカー73の下端から排出されるシールリング32を押し出す押出装置75とから構成されている。ストッカー73は、内部が中空に形成された筒状体であり、切り離されたシールリング32が複数積層された状態で収容されている。また、ストッカー73にシールリング32を入れる際には、ストッカー73を図15の二点鎖線に示す傾斜位置まで倒すことができる可倒式に構成されており、この傾斜状態でストッカー73の上端からシールリング32を供給する。そして、押出装置75には、左右にスライドしてシールリング32を一つずつ押し出すスライドプレート77が配設されている。
図16は、第2実施形態による駆動手段を拡大して示す側面図である。
この駆動手段69には、上下に沿ってボールネジ79とLMガイド85が延設されており、これらには、支持体83がスライド自在に取り付けられている。また、ボールネジ79の上端には保持治具63の高さ制御を行うNCサーボモータ87が配設され、保持治具63の上部には、保持治具63を開閉させる開閉装置81が設けられている。該開閉装置81は、前記支持体83に連結されて支持体83に対する相対位置が固定された開閉シリンダ89と、該開閉シリンダ89の先端に取り付けられたリンク体91とからなり、リンク体91は、保持治具63の外側ヘッド93に回動自在に軸支されている。
さらに、下部側には、図14及び図16に示すように、筒状治具1を上下及び左右に移動させる筒状治具搬送装置95が設けられている。この筒状治具搬送装置95は、上下に移動する縦ロッドレスシリンダ97と、左右に移動する前後退ロッドレスシリンダ99と、筒状治具1を把持する把持具101とから構成され、把持具101によって筒状治具1の上端を把持したまま、上下方向及び左右方向に移動させることができる。
図17は第2実施形態による装着装置の保持治具を拡大して示す側面図、図18は図17のA−A線による断面図である。
これらの図に示すように、保持治具63は、外側の外側ヘッド93と内側の保持治具本体103とからなり、2本のスライド軸105が外側ヘッド93及び保持治具本体103を貫通して延びている。また、外側ヘッド93の上端部には、リンク体91が回動自在に軸支されている。さらに、保持治具本体103には上下に2つの溝107,109が形成され、外側ヘッド93には一つの溝111が形成されている。また、保持治具本体103及び外側ヘッド93には、シールリング32が収容されているか否かの在籍検知装置である近接スイッチ113が配設されている。
図19は第2実施形態による柱状部材を拡大して示す概略図である。
この柱状部材67の外周には、支持面115が延設されており、この支持面115に位置決め孔115aが穿設されている。また、床面F上には高さ調整装置117が配設されており、該高さ調整装置117の上に柱状部材67が載置されており、この高さ調整装置117を作動させることによって、柱状部材67を上下に移動させることができる。そして、前記位置決め孔115aには、位置決めピン119が挿入され、これによって柱状部材67の左右位置を固定している。
前記構成を有する装着装置61を用いて、シールリング32を柱状部材67の外周部に組み付ける手順を図20〜図25を用いて簡単に説明する。
まず、柱状部材67の位置決め孔115aに位置決めピン119を挿入すると共に高さ調整装置117の上に載置する。そして、作業者が図示しない起動ボタンを押すと、図20に示すように、筒状治具搬送装置95で筒状治具1を把持し、この状態で柱状部材67の柱状部49に上方から筒状治具1を被せると、柱状部49の3つの溝が全て隠れる。そして、搬送装置95は上昇し、右側に後退する。
次いで、図21に示すように、保持治具63の溝に供給手段65からシールリング32を順次挿入する。具体的には、ストッカー73に積層されて収容されたシールリング32がストッカー73の下端から一つずつ排出されると、押出装置75のスライドプレート77が図21の右方向にスライドし、一つのシールリング32を外側ヘッド93の最下段の溝111(図18参照)に挿入する。こののち、図16に示すNCサーボモータ87が作動して支持体83及び該支持体83に連結された開閉装置81が下降し、二段目の溝109(図18参照)に向けてスライドプレート77がスライドし、再度下降して最上段の溝107(図18参照)にシールリング32が挿入される。
そして、NCサーボモータ87が作動し、開閉装置81と保持治具63が柱状部材67近傍まで下降し、図22に示すように、開閉シリンダー89のロッド121を下方に突出させると、保持治具63が筒状治具1に押し込まれ、リンク体91と共に外側ヘッド93及び保持治具本体103が左右に開く。このとき、シールリング32は筒状治具1の外周面によって径方向外方に弾性をもって押し広げられているため、常に内方に縮もうとして筒状治具1の外周面を押圧している。そして、図23に示すように、搬送装置95を作動させて筒状治具1を上昇させ、右側の原位置に後退すると、シールリング32は径方向内側に向けて縮むため、柱状部67の溝にシールリング32が組み付けられる。
そして、図24に示すように、高さ調整装置117を作動させて柱状部材67の高さを僅かに(例えば、1〜2mm程度)下降させ、保持治具63の内周面に設けられた整形面57でシールリング32の外周面を径方向の内側に向けて押圧すれば、シールリング32が縮径して整形される。
さらに、図16及び図25に示すように、開閉装置81及び支持体83を上方に移動させ、保持治具63が開いたまま上昇し、上端の原位置に戻ると保持治具63が閉じて待機状態となる。また、高さ調整装置117を作動させて柱状部材67を上方に持ち上げ、最後に、シールリング32の組付けが完了した柱状部材67を作業者が取り出すと、一連のサイクルが終了する。
以上述べたように、本実施形態によるリング部品の装着装置によれば、以下の作用効果を奏する。
まず、前記シールリング32を複数設け、この複数のシールリング32を柱状部材67に向けて移動させ、さらに、シールリング32を柱状部材67の軸方向に拘束させつつ径方向に拡大させながら、前記柱状部材67に順次組み付けるため、複数のシールリング32を連続的に、かつ単純な動作で柱状部材67に組み付けることができる。
また、保持治具63及び筒状治具1を柱状部材67に向けて下降させると共に保持治具63を拡縮させる駆動手段69を設けているため、シールリング32を下降という1ストロークの動作によって、柱状部材67に自動で組み付けることができる。
さらに、前記駆動手段69は、筒状治具1を装着した柱状部材67に向けて保持治具63を下降させ、保持治具63を筒状治具1に押し込んで開くように構成しているため、簡単な動作でかつ自動でシールリング32の装着を行うことができる。
前記保持治具63の溝にシールリング32を挿入する供給手段65を設けているため、シールリング32の供給から柱状部材67へのシールリング32の装着、及びシールリング32の整形に至るまで、全て自動化することができる。
そして、保持治具63に在籍検知装置である近接スイッチ113を設けているため、保持装置内にシールリング32が収容されていない場合は異常検知が作動し、シールリング未組付を確実に防止することができる。
さらに、供給手段65においてシールリング32を押し出して、保持治具63に供給すると共に、保持治具63の上下駆動と連動させたため、保持治具63にシールリング32を連続的に供給することが可能であり、自動組付装置として用いることができる。
また、ストッカー73を可倒式に構成したため、シールリング32を積層した荷姿のままストッカー73内に供給することができる。
以上述べたように、本発明に係るリング部品の装着装置は、前記実施形態に例をとって説明したが、この実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種実施形態を採用することができる。
例えば、前記第1実施形態においては、切れ目のあるシールリング32を装着する場合を説明したが、切れ目のないOリング等をリング部品として用いても良い。
本発明の第1の実施形態による筒状治具を示す斜視図である。 図1の断面図である。 本発明の第1の実施形態による保持治具を示す斜視図である。 本発明の第1の実施形態に用いる被装着部材である柱状部材を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態による筒状治具を柱状部材に被せた状態を示す断面図である。 図5の筒状治具の頂部に保持治具を挿入する直前の状態を示す断面図である。 筒状治具の頂部に保持治具を挿入した状態を示す断面図である。 筒状治具に保持治具を挿入している途中の状態を示す断面図である。 保持治具の挿入が完了した状態を示す断面図である。 筒状治具を上方に抜き取っている途中状態を示す断面図である。 筒状治具を完全に抜き取った状態を示す断面図である。 保持治具を径方向外側に拡張させた状態を示す断面図である。 保持治具によってシールリングを縮径させて整形している状態を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態によるリング部品の装着装置全体を概略的に示す側面図である。 第2実施形態によるリング部品の供給手段を拡大して示す側面図である。 第2実施形態による駆動手段を拡大して示す側面図である。 第2実施形態による装着装置の保持治具を拡大して示す側面図である。 図17のA−A線による断面図である。 第2実施形態による柱状部材を拡大して示す断面図である。 第2実施形態による柱状部材に筒状治具を柱状部材に被せた状態を示す断面図である。 保持治具の溝に供給手段からシールリングを挿入する状態を示す断面図である。 筒状治具に保持治具を挿入している状態を示す断面図である。 筒状治具を柱状部材から外している状態を示す断面図である。 保持治具によってシールリングを縮径させて整形している状態を示す断面図である。 保持治具を駆動手段によって上方に移動させた状態を示す断面図である。
符号の説明
1…筒状治具
9,67…柱状部材(被装着部材)
15,63…保持治具
25,27…保持部材
29,30,41…溝
32…シールリング(リング部品)
57…整形面
61…装着装置
65…供給手段
69…駆動手段

Claims (5)

  1. 柱状に形成された被装着部材の外周を覆う、略円錐状に形成された筒状治具と、該筒状治具の外周側に挿入されると共に、リング部品をその軸方向に拘束しつつ保持する溝を設けた保持治具と、該保持治具の溝にリング部品を押し込んで挿入するリング部品の供給手段と、前記筒状治具が装着された被装着部材に向けて前記保持治具を移動させると共に、保持治具を拡縮させる駆動手段と、を備え、
    前記リング部品の供給手段には、前記駆動手段側に向けて回動自在な可倒式に構成されてリング部品を積層状態で保持するストッカーが設けられたことを特徴とするリング部品の装着装置。
  2. 前記保持治具の溝の高さ及び幅寸法を、前記リング部品の高さ及び径よりも僅かに大きく形成することによって、リング部品をその軸方向に拘束しながら保持するように構成したことを特徴とする請求項1に記載のリング部品の装着装置。
  3. 前記保持治具を、左右に分割した一対の保持部材から構成する一方、これらの保持部材同士を、その軸方向に直交する方向にスライド自在に連結することにより、前記保持治具を拡縮自在に構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のリング部品の装着装置。
  4. 前記保持部材の内方側に、リング部品の外周面を径方向内側に押圧する整形面を設けたことを特徴とする請求項3に記載のリング部品の装着装置。
  5. 前記駆動手段は、筒状治具を装着した被装着部材に向けて保持治具を下降させ、保持治具を筒状治具に当接させて開くように構成したことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリング部品の装着装置。
JP2004090145A 2003-07-18 2004-03-25 リング部品の装着装置 Expired - Lifetime JP4222241B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004090145A JP4222241B2 (ja) 2003-07-18 2004-03-25 リング部品の装着装置

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003276770 2003-07-18
JP2004090145A JP4222241B2 (ja) 2003-07-18 2004-03-25 リング部品の装着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005052960A JP2005052960A (ja) 2005-03-03
JP4222241B2 true JP4222241B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=34379969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004090145A Expired - Lifetime JP4222241B2 (ja) 2003-07-18 2004-03-25 リング部品の装着装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4222241B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5928360B2 (ja) * 2013-01-31 2016-06-01 トヨタ自動車株式会社 圧入装置、及び圧入方法
CN106246947B (zh) * 2016-08-04 2018-04-13 铜陵天海流体控制股份有限公司 闸阀阀座密封圈的安装方法
CN110744477A (zh) * 2019-10-14 2020-02-04 浙江柏润机械有限公司 一种用于直角管接头端部安装密封环的定位夹具
CN116276782A (zh) * 2023-05-05 2023-06-23 苏州好特斯模具有限公司 一种密封圈整形装置及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005052960A (ja) 2005-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013125392A1 (ja) ころ整列装置およびころ整列方法
JP3550010B2 (ja) クランプ装置
CN106902995B (zh) 离心机转子
KR101321365B1 (ko) 자동변속기 리어커버의 링씰 자동 조립장치 및 그 조립방법
US8226404B2 (en) Undercut processing mechanism
EP0581385A1 (en) Split sleeve cold expansion
JP5916494B2 (ja) 内燃機関用ピストンの製造方法
CN107405773B (zh) 输出装置以及输出系统
JP4222241B2 (ja) リング部品の装着装置
JP2004195583A (ja) 位置決め機能付きクランプ装置
JP2018192591A (ja) ネジガイド装置およびネジ締めロボットシステム
JP3352229B2 (ja) ワークユニットの組立方法及び組付装置
JP5081018B2 (ja) 金型装置
JP2002326130A (ja) スナップリング取付装置
JP2564912B2 (ja) ピストンリング組付機
JP4655582B2 (ja) コイル挿入方法およびコイル挿入装置
JP3742713B2 (ja) シール部材およびスナップリングの組み付け装置
JPH06262445A (ja) エンジン用ピストンリング組付装置
CN209970529U (zh) 用于工件的中心定位装置
KR102056215B1 (ko) 호스 발취 척
JP2018015907A (ja) コアドリルと穿孔方法
JP4935798B2 (ja) 部品チャック装置
JP2010012559A (ja) スナップリング収縮装置
CN217832573U (zh) 一种c型环自动装配设备
JP2010089157A (ja) 摩擦圧接機に用いるチャック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081028

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4222241

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121128

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131128

Year of fee payment: 5