JP4222103B2 - 物品収納パレット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、物品収納パレットに関する。
【0002】
【従来の技術】
多数の製品を収容する物品収納パレットは、天部が完全に開放されるように、金網製の矩体の形態をなしており、製品が、開放された天部から、矩体の内部空間に設置・収容される(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−280420公報 (第1〜4頁、図1〜7)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、収容される製品の高さが、矩体の内部空間の高さの半分未満であると、製品を積層出来る場合は格別、内部空間の上半分が死容積となってしまう。特に、物品収納パレットを積み上げて保管・運搬する場合、保管・運搬効率が悪しきこと甚だしく、改善が要請されていた。
【0005】
それ故に、本発明は、死容積の画成を最小限に抑制できる物品収納パレットを提供することを、その技術的課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために講じた技術的手段は、
「上部と前方の上側の双方が開放されるように、底面壁の前縁部、両側の側縁部及び後縁部から夫々前面壁、一対の側面壁及び後面壁を立設させて構成される本体部と、前記前面壁の上縁にヒンジ連結され且つ上方に回動されたときに前記上側の開放部を占有する前面追加壁と、前記前面壁の上縁にヒンジ連結され、前記底面壁と平行となるべく上方に回動されたときに前記本体部の内部空間の前方部を上下に区画する前方中間壁と、前記後面壁の所定の高さの位置にヒンジ連結され、前記底面壁と平行となるべく上方に回動されたときに前記本体部の内部空間の後方部を上下に区画する後方中間壁とを備える物品収納パレット。」
を構成したことがある。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に依拠して、本発明にかかる物品収納パレットの実施形態について説明する。
【0008】
図1及び図2に示すように、物品収納パレット10は、金網板の形態をなす底面壁12を備える。底面壁12の前縁部、両側の側縁部及び後縁部からは、夫々前面壁30、一対の側面壁40・40及び後面壁50が立設される。しかして、前面壁30の左右の縁部は各側面壁40の前縁部に、後面壁50の左右の縁部は各側面壁40の後縁部に、夫々、図示されない連結手段(例えばクリップ)により連結されることにより、上方が開放された本体20が形成される。
【0009】
前面壁30、一対の側面壁40・40及び後面壁50は、底面壁12と同様、金網板の形態をなしている。また、一対の側面壁40・40及び後面壁50は、同じ高さであるが、前面壁30の高さは、一対の側面壁40・40及び後面壁50の略半分となっており、これにより、本体20は、上方のみならず、前方も開放されることになる。
【0010】
前面壁30の上縁には、金網形態の前方中間壁32及び前面追加壁壁34が、共通のコイル60で、ヒンジ結合されており、前面壁30、前方中間壁32及び前面追加壁34が重畳された格好になっており、前方から見た場合、前方中間壁32が一番上に来る。
【0011】
後面壁50の前方側には、底面壁12から高さH2(高さH1の半分)の位置に、後方中間壁52の下縁部が、コイル70により、ヒンジ連結されている。しかして、後方中間壁52の上縁部の左右側は、夫々、図示されない係止部材にて、後面壁50の上縁部の左右側に着脱自在に連結されている。
【0012】
図1及び図2に示す物品収納パレット10においては、底面壁12上に、製品を、マトリックス形態で、(m×n)個だけ配置できるようになっており、製品の高さがH1未満の製品の場合、この物品収納パレット10は、(m×n)個の製品を収容できる。
【0013】
しかして、収納される製品が全て、高さがH2未満の場合は、物品収納パレット10の内部空間の上半分は死容積となるので、本発明においては、物品収納パレット10の内部空間を上下方向に2分割して(つまり二層構造にして)、2×(m×n)個の製品を収容可能ならしめ、かかるデメリットが解消されるようになっている。すなわち、図1及び図2に示す状態から、前方中間壁32及び後方中間壁52を、内部空間の内部において底面壁12と平行ならしめるべく、夫々、上方及び下方に回動して、図3に示す状態を齎せば、物品収納パレット10の内部空間は、相互面一となった前方中間壁32及び後方中間壁52により、上下に区画され、内部空間の上側には(m×n)個だけの製品が収納され、また、内部空間の下側には(m×n)個だけの製品が収納され、結局、全体として、2×(m×n)個の製品が収容可能となる。
【0014】
また、図4に示すように、物品収納パレット10の内部空間の前方部分だけを2層構造とすれば、背の低い製品(高さ<H2)と背の高い製品(H2<高さ<H1)の混載を可能とすることが出来る。
【0015】
尚、前方中間壁32が図3及び図4に示されるように水平に保持される場合並びに後方中間壁52が図4に示されるように水平に保持されする場合、前方中間壁32並びに後方中間壁52は、夫々、図示されない連結手段(例えばクリップ)により、側面壁40に着脱自在に、連結される。
【0016】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定される意図はなく、本発明の趣旨に沿った形態の物品収納パレットであれば、どのようなものでもよい。
【0017】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、内部空間を部分的若しくは全面的に2層構造にして、死容積を最小限に抑え、収容できる製品の個数を増加することが出来、実用上、多大な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる物品収納パレットの一実施態様の斜視図である。
【図2】図1の物品収納パレットの側部骨格図である。
【図3】内部空間が全面的に2層化されたときの、物品収納パレットの側部骨格図である。
【図4】内部空間が部分的に2層化されたときの、物品収納パレットの側部骨格図である。
【符号の説明】
12・・・底面壁
20・・・本体
30・・・前面壁
32・・・前方中間壁
40・・・側面壁
50・・・後面壁
52・・・後方中間壁
Claims (1)
- 上部と前方の上側の双方が開放されるように、底面壁の前縁部、両側の側縁部及び後縁部から夫々前面壁、一対の側面壁及び後面壁を立設させて構成される本体部と、前記前面壁の上縁にヒンジ連結され且つ上方に回動されたときに前記上側の開放部を占有する前面追加壁と、前記前面壁の上縁にヒンジ連結され、前記底面壁と平行となるべく上方に回動されたときに前記本体部の内部空間の前方部を上下に区画する前方中間壁と、前記後面壁の所定の高さの位置にヒンジ連結され、前記底面壁と平行となるべく上方に回動されたときに前記本体部の内部空間の後方部を上下に区画する後方中間壁とを備える物品収納パレット。
Priority Applications (1)
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JP2003146453A JP4222103B2 (ja) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | 物品収納パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003146453A JP4222103B2 (ja) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | 物品収納パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004345701A JP2004345701A (ja) | 2004-12-09 |
JP4222103B2 true JP4222103B2 (ja) | 2009-02-12 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003146453A Expired - Fee Related JP4222103B2 (ja) | 2003-05-23 | 2003-05-23 | 物品収納パレット |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4222103B2 (ja) |
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2003
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JP2004345701A (ja) | 2004-12-09 |
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