JP4221120B2 - 折り曲げ角度検出方法および板材折り曲げ加工機 - Google Patents

折り曲げ角度検出方法および板材折り曲げ加工機 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板状のワークに折り曲げ加工を行う際、前記ワークの折り曲げ角度を検出する折り曲げ角度検出方法および折り曲げ加工機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、板状のワークに折り曲げ加工を行う際、前記ワークの折り曲げ角度を検出する折り曲げ角度検出方法としては、さまざまな方法がすでに提案されている。そして、従来の折り曲げ角度検出方法はそのほとんどがワークの曲げ変形されていない直線部分を測定しているものである。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】
ところで、従来の折り曲げ角度検出方法では、ワークの曲げ変形されていない直線部分を測定しているため、曲げ変形を受けない直線部分の長さを、ある程度必要となる。曲げ変形を受けない直線部分は、自重によるたれや、人の手によるささえによって変形をうけ、正確な挟み込み角度にはなっていない。
【0004】
また、測定方法によっては、金型に測定用の穴があいており、まげによってワークに傷、またはあとがつくという問題があった。
【0005】
この発明の目的は、ダイ内の板状のワークの曲げ変形をうけている部分の湾曲形状を測定することによって、ワークに傷をつけないで正確な折り曲げ角度検出を検出できるようにした折り曲げ角度検出方法および板材折り曲げ加工機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1によるこの発明の折り曲げ角度検出方法は、パンチとダイを備えた板材折り曲げ加工機における上記パンチとダイとによって折り曲げ加工されたワークの折り曲げ角度を検出する板厚検出方法において、上記パンチとダイとによりワークを折り曲げた状態にあるときに、レーザ測長器からのレーザー光を前記ワークの折り曲げ部へ照射して前記ワークの折り曲げ部の湾曲形状を検出し、この検出した湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度を求めることを特徴とするものである。
【0007】
したがって、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチとダイとによるワークの折り曲げ部の湾曲形状が検出される。この検出された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度がワークに傷をつけずに、しかも正確に求められる。
【0008】
請求項2によるこの発明の板材折り曲げ加工機は、パンチとダイを備えた板材折り曲げ加工機において、前記パンチとダイによりワークを折り曲げた状態にあるときに前記板状のワークの折り曲げ部の湾曲形状を検出するために、前記ワークの折り曲げ部へレーザー光を照射するレーザ測長器からなる湾曲形状検出手段と、この湾曲形状検出手段によって検出した湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度を演算するための演算手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
したがって、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチとダイとによるワークの折り曲げ部の湾曲形状が湾曲形状検出手段で検出される。この湾曲形状検出手段で検出された湾曲形状に基づいて演算手段でワークの両側部のなす挟み込み角度がワークに傷をつけずに、しかも正確に求められる。
【0010】
請求項3によるこの発明の板材折り曲げ加工機は、板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、レーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記ダイ溝の底部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動自在に設け、このレーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0011】
したがって、ワークに折り曲げ加工を行う際、レーザ測長器から発振されたレーザ光が前記ダイ溝の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度がワークに傷をつけずに、しかも正確に求められる。
【0012】
請求項4によるこの発明の板材折り曲げ加工機は、板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、前記ダイ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記ダイ溝の底部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動自在に設け、この反射面の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0013】
したがって、ワークに折り曲げ加工を行う際、レーザ測長器から発振されたレーザ光が前記ダイ溝の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度がワークに傷をつけずに、しかも正確に求められる。
【0014】
請求項5によるこの発明の板材折り曲げ加工機は、板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、レーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記パンチの先端部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動自在に設け、このレーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0015】
したがって、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光が前記パンチの先端部の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度がワークに傷をつけずに、しかも正確に求められる。
【0016】
請求項6によるこの発明の板材折り曲げ加工機は、板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、前記パンチ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記パンチの先端部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動自在に設け、この反射面の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とするものである。
【0017】
したがって、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光が前記パンチの先端部の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度がワークに傷をつけずに、しかも正確に求められる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1、図2および図3を参照するに、板材折り曲げ加工機としてのプレスブレーキ1は、立設されたサイドフレーム3L、3Rを備えており、このサイドフレーム3L、3Rのほぼ中央部には切欠きGを有している。また、前記サイドフレーム3L、3Rの上部前方には、下端部に複数の中間板5を介してパンチPを装着するラムとしての上部テーブル7が上下動自在に設けられている。
【0020】
前記サイドフレーム3L、3Rの上部前面には、前記上部テーブル7を上下移動させるラム駆動手段である左右のボールネジユニット9L、9Rが設けられている。このボールネジユニット9L、9Rでは、駆動モータ11により図示省略のボールネジを回転駆動して上部テーブル7を上下動させる。
【0021】
一方、前記サイドフレーム3L、3Rの下部前面には、前後(図2、図3において左右)の支持板13F、13Rが設けられており、上端部にダイDを装着する下部テーブル15が前後の支持板13F、13Rの上部に挟まれている。また、下部テーブル15の左右両端は、前記支持板13F、13Rと一体的に貫通してサイドフレーム3L、3Rに固定される支点ピン17L、17Rにより支持されている。
【0022】
したがって、下部テーブル15における左右両端部は支点ピン17L、17Rによりサイドフレーム3L、3Rに対して上下方向に固定されているが、中央部分では若干の上下変形が可能となっている。
【0023】
また、前記支持板13F、13Rの中央部において下部テーブル15の下側に接するように、前述の左右の支点ピン17L、17Rを支点として下部テーブル15の中央部を持ち上げるためのクラウニング手段19が設けられている。さらに、図1における左側のサイドフレーム3Lの左側には、駆動モータ11などを制御せしめるためのを制御装置21が設けられている。
【0024】
前記サイドフレーム3L、3Rの切欠きGの位置には、ワークWの曲げ位置をパンチPおよびダイDの位置に合わせるためのバツクゲージ装置23が設けられている。このバツクゲージ装置23ではワークWを突き当てる複数の突き当て25がストレツチ27に備えられていて、L軸モータ29でリンク機構31によりL軸方向(前後方向)へ前記ストレツチ27が移動位置決めされるようになっている。また、Z軸モータ33を駆動することにより、リンク機構31を介して突き当て25がZ軸方向(上下方向)へ移動される。さらに、Y軸モータ35を駆動することにより、例えばラックとピニオンの駆動機構で突き当て25がY軸方向(左右方向)へ移動される。
【0025】
上記構成により、バツクゲージ装置23の突き当て25をL軸、Y軸およびZ軸方向へ移動せしめて所望の位置へ位置決めしてワークWを突き当て25に突き当てる。次いで、パンチPとダイDとの協動でワークWに折り曲げ加工が行われることになる。
【0026】
前記ダイDの左右方向の適宜位置には図4に示されているように、ダイ溝DVに連通して複数のスリット37が前記ダイ溝DVの長手方向に対して直交する第1の平面内において形成されている。このスリット37の代わりに穴であっても構わない。このスリット37内すなわち、前記ダイ溝DVの底部より深い位置には図5に示されているように、右斜め上方へほぼ45度傾斜して反射面を構成する反射ミラー39が前記パンチPの相対的な移動方向に対してかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して設けられている。また、前記バツクゲージ装置23の突き当て25には図5に示されているように、レーザ測長器41が設けられている。前記反射ミラー39とレーザ測長器41とで湾曲形状検出手段を構成している
【0027】
上記構成により、レーザ測長器41はL軸、Y軸およびZ軸方向へ移動せしめられ所望の位置へ位置決めされるものである。しかも、レーザ測長器41から発振されたレーザ光LBは、反射ミラー39で反射された後スリット37内を通ってワークWの側面である折り曲げ部に照射される。そして、照射されたレーザ光LBは戻り光としてレーザ測長器41へ戻されてレーザ測長器41からワークWの側面までの距離が検出されることになる。なお、レーザ測長器41のL軸方向の先端位置である基準位置は予めL軸モータ29により所望の位置に位置決めされるものである。また、レーザ測長器41をZ軸モータ33によりZ軸方向へ移動位置決めさせることでワークWの両側面までの距離が検出される。したがって、この検出されたワークWの両側面までの複数の距離を用いてワークWの折り曲げ部における湾曲形状が検出される。しかも、この検出され湾曲形状が演算手段に取り込まれて折り曲げ角度である挟み込み角度が正確に演算されるものである。
【0028】
前記制御装置21は、図6に示されているように、CPU43を備えており、このCPU43には種々のデータを入力するためのキーボードなどの入力手段45が接続されていると共に、種々のデータを表示するためのCRTなどの表示手段47が接続されている。前記Y軸モータ35、L軸モータ29およびZ軸モータ33にはそれぞれ位置検出器としてのエンコーダ49、51、53が備えられていて、しかも、前記CPU43に接続されている。
【0029】
前記レーザ測長器41で検出されたワークWの側面までの距離は、CPU43に入力されて記憶する距離メモリ55、仮定曲線・ファイル57並びに折り曲げ角度である挟み込み角度を演算するための演算手段59が前記CPU43に接続されている。
【0030】
つぎに、前記距離メモリ55、仮定曲線・ファイル57、演算手段59で検出、演算のアルゴリズムについて図7、図8を用いて説明する。
【0031】
図7において、前記レーザ測長器41は発光器、受光器を備えており、この発光器から発振されたレーザ光LBの光軸1は反射ミラー39で反射されてワークWの図7においてワークWの右側面へ照射される。その後、戻り光として受光器で受光される。前記レーザ測長器41を逐次一定の距離でもって2点鎖線で示されるように、移動位置決めし、前述の要領でレーザ光LBの光軸3,4、....、n−1、nを発振せしめることにより、ワークWの図7においてワークWの折り曲げ部における側面へ照射される。その後、戻り光として受光器で受光される。したがって、ワークWの複数箇所の両側面までの距離(Z1、Y1)、(Z2、Y2)、.....、(Zn、Yn)が検出され、図8のグラフに示す如くプロットされる(左目盛り)と共に、距離メモリ55に記憶される。
【0032】
この検出された複数の距離をもとにして折り曲げ角度である挟み込み角度A2を求める作用のフローチャートが図9に示されている。図9において、ステップS1でワークWの外形を前述した要領で測定する。つぎに、ステップS2で挟み込み角度を求めるための測定点を選択する(図8のグラフ中の黒丸)。ステップS3で黒丸にあう近似曲線を仮定する(a、b、cの未知数を仮定)。例えば、A=ayb+c(ただし、A:角度 Y:Y方向の位置 a、b、c:未知変数)ステップS4で測定値から黒丸にあう近似曲線を求める(a、b、cを求める)。
そして、ステップS5でつぎの式にてA、yを前記演算手段59で求める。
【0033】
【数1】
Figure 0004221120
V =ダイ溝幅
DR=ダイの肩アール
DA=ダイ角度
t =板厚
α =(π−DA)/2
ステップS6で上記(1)、(2)の2式により、y が求められる。
【0034】
したがって、ワークWに傷をつけないで正確な折り曲げ角度である挟み込み角度を検出することができる。
【0035】
(削除)
【0036】
(削除)
【0037】
(削除)
【0038】
10には他の実施形態が示されている。すなわち、図10において前述した実施の形態における部品と同じ部品には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図10において、前記下部テーブル15に取り付けられたブラケットにはX軸駆動モータ61が設けられており、このX軸駆動モータ61にはエンコーダなどの位置検出器63が備えられている。しかも、X軸駆動モータ61の出力軸にはボールネジ65の一端が連結されている。このボールネジ65にはナット部材67が螺合されている。このナット部材67にはZ軸駆動モータ69が設けられており、このZ軸駆動モータ69にはエンコーダなどの位置検出器71が備えられている。しかも、Z軸駆動モータ69の出力軸にはボールネジ73の一端が連結されている。このボールネジ73にはナット部材75が螺合されている。このナット部材75には前記レーザ測長器41が一体化されている。
【0039】
上記構成により、X軸駆動モータ61を駆動せしめるとボールネジ65を介してナット部材67がX軸方向へ移動される。そのときの移動量は位置検出器63で検出される。また、Z軸駆動モータ69を駆動せしめるとボールネジ73を介してナット部材75がZ軸方向へ移動される。そのときの移動量は位置検出器71で検出される。
【0040】
したがって、レーザ測長器41がX、Z軸方向へ移動されると共に、その移動量が位置検出器63、71で検出されることになる。
【0041】
10に示したごとくレーザ測長器41から光軸1、2、……、nでレーザ光LBを逐次一定の間隔で移動せしめてワークWへ向けて照射せしめることによって、前述した要領で湾曲形状の曲線が求められて、折り曲げ角度である挟み込み角度を、ワークWに傷を付けることなく、正確に検出することができる。
【0042】
なお、前記図10において、Z軸駆動モータ69に位置検出器71を備えていない場合にはZ軸方向へ適宜な間隔で複数の突出自在なストッパを設けてレーザ測長器41を移動位置決めせしめるようにすることも可能である。
【0043】
11には他の実施の形態が示めされている。すなわち、図11において図10における部品と同じ部品には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図11において、ダイDの右側面にレーザ測長器41を設けると共に、反射ミラー39をスリット37内に1個設けて図11において左右方向へ移動せしめるようにした。前記反射ミラー39の下部にナット部材77が一体化され、ナット部材77にはボールネジ79が螺合されている。しかも、ボールネジ79の右端にはY軸駆動モータ81が連結されている。Y軸駆動モータ81にはエンコーダなどの位置検出器83が備えられている。
【0044】
上記構成により、Y軸駆動モータ81を駆動せしめると、ボールネジ79が回転されてナット部材77を介して反射ミラー39がY軸方向へ移動されることになる。したがって、レーザ測長器41から光軸1、2、……、nでレーザ光LBを逐次一定の間隔で移動せしめてワークWへ向けて照射せしめることによって、前述した要領で湾曲形状の曲線が求められて、折り曲げ角度である挟み込み角度を、ワークWに傷を付けることなく、正確に検出することができる。
【0045】
なお、前記図11において、Y軸駆動モータ81に位置検出器83を備えていない場合にはY軸方向へ適宜な間隔で複数の突出自在なストッパを設けて反射ミラー39を移動位置決めせしめるようにすることも可能である。
【0046】
12には他の実施の形態が示されている。この場合にはダイDのスリット37の下部に複数個のレーザ測長器41または触針式センサ85を設けた場合の例である。この場合には複数個のレーザ測長器41または触針式センサ85からそれぞれ光軸でレーザ光LBをワークWへ向けて照射せしめたり、接触せしめることによって、前述した要領で折り曲げ角度である挟み込み角度を正確に検出することができる。
【0047】
13には図12に代わる他の実施の形態が示されている。図13において図12における部品と同じ部品には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。図13において1個のレーザ測長器41または触針式センサ85が設けられ、このレーザ測長器41または触針式センサ85の下部にはナット部材87が一体化されており、このナット部材87にはY軸方向へ延伸したボールネジ89が螺合されている。このボールネジ89の右端にはY軸駆動モータ91が連結されている。Y軸駆動モータ91にはエンコーダなどの位置検出器93が備えられている。
【0048】
上記構成により、Y軸駆動モータ91を駆動せしめると、ボールネジ89が回転されてナット部材87を介してレーザ測長器41または触針式センサ85がY軸方向へ移動されることになる。したがって、レーザ測長器41または触針式センサ85により、ワークWの側面である湾曲形状が測定される。而して、前述した要領でもって折り曲げ角度である挟み込み角度を正確に計測せしめることができる。
【0049】
前述した例はダイDのスリット37内に反射ミラー39又はレーザ測長器41を設けてレーザ測長器41からレーザ光LBを発振せしめて反射ミラー39を介して、または直接ワークWへレーザ光LBを照射せしめることにより、折り曲げ角度を検出する例を説明したが、次に、パンチPのスリット37内に反射ミラー39又はレーザ測長器41を設けてレーザ測長器41からレーザ光LBを発振せしめて反射ミラー39を介して、または直接ワークWへレーザ光LBを照射せしめることにより、折り曲げ角度を検出する例が図14から図17までに示されている。
【0050】
14には図10、図15には図11がそれぞれ対応したパンチP内に反射ミラー39又はレーザ測長器41を設けて同一部品には同じ符号を付したもので、詳細な説明を省略するが、ダイDと同じ要領で作用をなすとともに、同じ効果を奏するものである。
【0051】
なお、前記図14において、Z軸駆動モータ69に位置検出器71を備えていない場合にはZ軸方向へ適宜な間隔で複数の突出自在なストッパを設けてレーザ測長器41を移動位置決めせしめるようにすることも可能である。また、図11において、Y軸駆動モータ81に位置検出器83を備えていない場合にはY軸方向へ適宜な間隔で複数の突出自在なストッパを設けて反射ミラー39を移動位置決めせしめるようにすることも可能である。
【0052】
16には図12および図17には図13がそれぞれ対応したパンチP内に反射ミラー39、レーザ測長器41または、触針式センサ85を設けて同一部品には同じ符号を付したもので、詳細な説明を省略するが、ダイDと同じ要領で作用をなすとともに、同じ効果を奏するものである。
【0053】
なお、この発明は、前述した発明の実施の形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他の態様で実施し得るものである。前述の実施の形態において、反射ミラー39の角度は検出角度に影響しないものである。また、レーザ光LBの光軸は必ずしも水平でなくても良い。
【0054】
【発明の効果】
以上のごとき発明の実施の形態の説明より理解されるように、請求項1の発明によれば、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチとダイとによりワークを折り曲げた状態にあるときに、レーザ測長器からのレーザー光を前記ワークの折り曲げ部へ照射して前記ワークの折り曲げ部の湾曲形状が検出される。この検出された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度をワークに傷をつけずに、しかも正確に求めることができる。
【0055】
請求項2の発明によれば、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチとダイとによりワークを折り曲げた状態にあるときに、レーザ測長器からのレーザー光を前記ワークの折り曲げ部へ照射して前記ワークの折り曲げ部の湾曲形状がレーザ側長器からなる湾曲形状検出手段で検出される。この湾曲形状検出手段で検出された湾曲形状に基づいて演算手段でワークの両側部のなす挟み込み角度をワークに傷をつけずに、しかも正確に求めることができる。
【0056】
請求項3の発明によれば、ワークに折り曲げ加工を行う際、レーザ測長器から発振されたレーザ光が前記ダイ溝の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度をワークに傷をつけずに、しかも正確に求めることができる。
【0057】
請求項4の発明によれば、ワークに折り曲げ加工を行う際、レーザ測長器から発振されたレーザ光が前記ダイ溝の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度をワークに傷をつけずに、しかも正確に求めることができる。
【0058】
請求項5の発明によれば、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光が前記パンチの先端部の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度をワークに傷をつけずに、しかも正確に求めることができる。
【0059】
請求項6の発明によれば、ワークに折り曲げ加工を行う際、パンチ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光が前記パンチの先端部の底部より深い位置に設けた反射面で反射されてワークの折り曲げ部へ照射される。レーザ測長器からワークの折り曲げ部までの距離が検出される。ついで、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動せしめることにより、レーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離が検出される。そして、これら複数の距離が演算手段に取り込まれてワークの折り曲げ部の湾曲形状が演算されると共に、この演算された湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度をワークに傷をつけずに、しかも正確に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折り曲げ加工機としてのプレスブレーキの正面図である。
【図2】 図1における左側面図である。
【図3】 図1における右側面図である。
【図4】 ダイの正面図である。
【図5】 図2におけるV矢視部の拡大図である。
【図6】 制御装置の構成ブロック図である。
【図7】 折り曲げ角度である挟み込み角度を検出する説明図である。
【図8】 折り曲げ角度を検出する説明図である。
【図9】 この発明の作用を説明するフローチャート図である。
【図10】 ダイのスリット内に反射ミラーを設け、レーザ測長器を上下方向へ移動せしめて折り曲げ角度を検出する例の説明図である。
【図11】 ダイのスリット内に反射ミラーを設け、レーザ測長器を固定し前記反射ミラーを前後方向へ移動せしめて折り曲げ角度を検出する例の説明図である。
【図12】 ダイのスリット内にレーザ測長器を複数固定して設けて折り曲げ角度を検出する例の説明図である。
【図13】 ダイのスリット内にレーザ測長器を左右方向へ移動せしめて折り曲げ角度を検出する他の例の説明図である。
【図14】 パンチのスリット内に反射ミラーを設け、レーザ測長器を上下方向へ移動せしめて折り曲げ角度を検出する例の説明図である。
【図15】 パンチのスリット内に反射ミラーを設け、レーザ測長器を固定し前記反射ミラーを前後方向へ移動せしめて折り曲げ角度を検出する例の説明図である。
【図16】 パンチのスリット内にレーザ測長器を複数固定して設けて折り曲げ角度を検出する例の説明図である。
【図17】 パンチのスリット内にレーザ測長器を左右方向へ移動せしめて折り曲げ角度を検出する他の例の説明図である。
【符号の説明】
1 プレスブレーキ(折り曲げ加工機) 7 上部テーブル
15 下部テーブル
23 バックゲージ装置
37 スリット
39 反射ミラー(反射面)
41 レーザ測長器
55 距離メモリ
57 仮定曲線・ファイル
59 演算手段
P パンチ
D ダイ
W ワークW
DV ダイ溝
LB レーザ光

Claims (6)

  1. パンチとダイを備えた板材折り曲げ加工機における上記パンチとダイとによって折り曲げ加工されたワークの折り曲げ角度を検出する板厚検出方法において、上記パンチとダイとによりワークを折り曲げた状態にあるときに、レーザ測長器からのレーザー光を前記ワークの折り曲げ部へ照射して前記ワークの折り曲げ部の湾曲形状を検出し、この検出した湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度を求めることを特徴とする折り曲げ角度検出方法。
  2. パンチとダイを備えた板材折り曲げ加工機において、前記パンチとダイによりワークを折り曲げた状態にあるときに前記板状のワークの折り曲げ部の湾曲形状を検出するために、前記ワークの折り曲げ部へレーザー光を照射するレーザ測長器からなる湾曲形状検出手段と、この湾曲形状検出手段によって検出した湾曲形状に基づいてワークの両側部のなす挟み込み角度を演算するための演算手段とを備えたことを特徴とする板材折り曲げ加工機。
  3. 板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、レーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記ダイ溝の底部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動自在に設け、このレーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とする板材折り曲げ加工機。
  4. 板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、前記ダイ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記ダイ溝の底部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動自在に設け、この反射面の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とする板材折り曲げ加工機。
  5. 板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、レーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記パンチの先端部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記レーザ測長器を前記パンチの相対的な移動方向へ移動自在に設け、このレーザ測長器の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とする板材折り曲げ加工機。
  6. 板状のワークの折り曲げ加工を行うためのダイ溝を備えたダイと、このダイに対して相対的に接近離反する方向へ移動自在のパンチとを備えてなる板材折り曲げ加工機において、前記パンチ側に設けたレーザ測長器から発振されたレーザ光を、前記ダイ溝の長手方向に対して直交する第1の平面内において前記パンチの相対的な移動方向へ反射する反射面を前記パンチの先端部より深い位置に設け、前記パンチの相対的な移動方向に対して直交しかつ前記第1の平面に対して直交する第2の平面に対して前記反射面を傾斜して設け、前記反射面を前記ダイ溝の長手方向に対して直交する水平方向へ移動自在に設け、この反射面の複数箇所の移動位置毎にレーザ光を前記反射面を介してワークの折り曲げ部へ照射したときのレーザ測長器から上記折り曲げ部までの距離に基づいてワークの折り曲げ部の湾曲形状を演算すると共に、この演算した湾曲形状に基づいてワークの折り曲げ角度を演算する演算手段を設けてなることを特徴とする板材折り曲げ加工機。
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