JP4218513B2 - 電気採暖具 - Google Patents

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本発明は、電気カーペット等の電気採暖具に関するものである。
従来この種の電気採暖具は、省エネルギー化をはかる為に、気密性のある空気層で床面との断熱を行なっている(例えば、特許文献1参照)。
図3は、特許文献1に記載された従来の電気採暖具の外観斜視図であり、図4は特許文献1に記載された従来の電気採暖具の断面構成図(カバーは図示されていない)である。
図3において、熱源である発熱体1が表布2に接着固定されており、裏材A3と表布2の間に断熱の機能を有するフェルト4が挟まれた構成になっている。上面には、デザイン性の良いカバー5がかぶせてある。次に図4の断面構成図を用いて説明する。図3と同一機能を有する部品には、同一番号が付与してある。又カバー5は省略してある。図において、裏材A3はシートA6とシートB7より構成されている。シートB7は半球状の凸部を全面に有しておりシートA6とで半球状の空気層A8を形成している。空気層A8の半球状の先端が床面9と接している。このように空気層A8を発熱体1と床面9との間に設けることで床面9に放熱される熱をより多く抑え省エネルギー化を図っている。
特開平11−159779号公報
しかしながら、前記従来の構成では、断熱材がフェルト4である為にフェルト4に凹部を設ける事が難しく、空気層A8を本体の外側へ突出せざるえなかった。従って、電気採暖具(以降本体と称す)の裏材A3と床面9との接触面積が、半球状の空気層A8の先端部での接触になる為に著しく少なくなり、使用中の本体の床面9に対する位置ずれが著しかった。本体上を歩く度にずれが発生し、度々本体を基にもどさねばならないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、省エネルギー化を図りながら、使用中の本体をずれを防止出来る電気採暖具を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、従来は、断熱材がフェルトであるが為にフェルトに凹部を設ける事が難しく空気層を外側へ突出しなければならなかったが、本発明の電気採暖具は、発熱体と、前記発熱体を覆う軟質発泡体と、前記軟質発泡体の発熱体が位置する側に設けた表布と、前記軟質発泡体の発熱体が位置する側と反対側に設けた裏材とからなる本体備え、前記裏材は、前記本体の床への敷き時における位置ずれを防止するため床面と全面が接するシート及び該シートと接合して気密性を有する空気層を形成する凸部を全面に設けたシートを有し、前記軟質発泡体は発泡により前記表布と前記裏材の間隙を隙間なく充填した構成としたものである。
これによって、本体裏面と床面全面が接触することで、使用中の本体の床面に対する位置ずれを防止できる。また、表布と裏材の間隙を隙間なく充填させることができる。
本発明の電気採暖具は、本体裏面と床面全面が接触することで、使用中の本体の床面に対する位置ずれを防止できる。また、表布と裏材の間隙を隙間なく充填させることができる。
第1の発明は、発熱体と、前記発熱体を覆う軟質発泡体と、前記軟質発泡体の発熱体が位置する側に設けた表布と、前記軟質発泡体の発熱体が位置する側と反対側に設けた裏材とからなる本体備え、前記裏材は、前記本体の床への敷き時における位置ずれを防止するため床面と全面が接するシート及び該シートと接合して気密性を有する空気層を形成する凸部を全面に設けたシートを有し、前記軟質発泡体は発泡により前記表布と前記裏材の間隙を隙間なく充填した構成にすることにより、空気層を用いて省エネルギー化を図りながら、本体裏面と床面全面が接触することで、使用中の本体の床面に対する位置ずれを防止できる。また、表布と裏材の間隙を隙間なく充填させることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明の空気層を、発熱体に対向する構成とすることにより、最も温度の高い発熱体全体に渡って床面との間に、空気層を設けた為に、床面へ放熱される熱を効果的に遮断出来、更なる省エネルギー化が可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における電気採暖具の断面構成図である。
図1において、背景技術で説明した内容と同一符号のものは、同一構造を有し説明は省略する。図1において、裏材B10は、円柱状(半球状でも良い)の凸部を全面にわたって有するシートC11と床面9に接するシートD12により構成されており、円柱状の空気層B13を全面にわたり有している。軟質発泡体14は、2液を混合させて化学反応させることで、表布2と裏材B10の間隙を隙間なく充填させることが可能であるため裏材B10の空気層B13を本体内部に図のように構成できる。
以上のように構成された電気採暖具について、以下その動作、作用を説明する。
まず、空気層B13が本体内部にある為に、空気層B13の断熱効果で、省エネルギー化を図りながら、裏材B10が床面9に対し全面で接する構成にできる。
以上のように、本実施例の形態においては空気層B13を本体内部に構成した為に裏材B10が床面9に対し全面で接することとなり、使用中の本体の床面9に対する位置ずれを防止できる。また空気層B13を本体内部に構成した為に空気層B13の体積に該当する量の軟質発泡体14の使用量を減少でき省資源化が図れる。
また本実施の形態の、発熱体1が所定の温度になった時に空気層B13が適正な体積となるような構成とることにより、発熱体1の温度上昇により、空気層13が膨張し本体にひずみが発生することがないので、座りごこちが悪くなることがなく、また裏材B10の面が凸凹になることが無い為、裏材B10と床面9の全面接触を維持出来ることで、使用中の本体の床面に対する位置ずれを防止できる。
(実施の形態2)
図2は、本発明の第2の実施の形態の電気採暖具の外観斜視図である。
図1において、背景技術と実施の形態1で説明した内容と同一符号のものは、同一構造を有し説明は、省略する。図において、裏材C15には、発熱体1に対向した形状の空気層C16が発熱体1に沿って設けられている。
以上のように構成された電気採暖具について、以下その動作、作用を説明する。
まず、発熱体1の部分が最も温度が高い為、発熱体1から床面9に向かっての温度勾配が大きく、この部分での放熱が大きい。従って、発熱体1と床面9の間に隙間なく空気層C16を設けることで、放熱をより抑制できる。
以上のように、本実施例の形態においては、空気層C16を発熱体1と床面9の間に隙間なく設ける事により、発熱体1から床面9に向かっての温度勾配が大きい部分全体に断熱効果のある空気層C16を設けたことでより省エネルギー化が図れる。
また本実施の形態の、発熱体1が所定の温度になった時に空気層C16が適正な体積となるような構成とることにより、発熱体1の温度上昇により、空気層C16が膨張し本体にひずみが発生することがないので、座りごこちが悪くなることがなく、また裏材C15の面が凸凹になることが無い為、裏材C15と床面9の全面接触を維持出来ることで、使用中の本体の床面に対する位置ずれを防止できる。
以上のように、本発明にかかる電気採暖具は、空気層の断熱による省エネ性と、接触面の広さによる位置ずれ防止を兼ね備えているため、床面等の面上に敷設する採暖具として有用である。
本発明の実施の形態1における電気採暖具の断面構成図 本発明の実施の形態2における電気採暖具の外観斜視図 従来の電気採暖具の断面構成図 従来の電気採暖具の外観斜視図
符号の説明
1 発熱体
9 床面
13 空間層
14 軟質発泡体
16 空間層

Claims (2)

  1. 発熱体と、前記発熱体を覆う軟質発泡体と、前記軟質発泡体の発熱体が位置する側に設けた表布と、前記軟質発泡体の発熱体が位置する側と反対側に設けた裏材とからなる本体備え、前記裏材は、前記本体の床への敷き時における位置ずれを防止するため床面と全面が接するシート及び該シートと接合して気密性を有する空気層を形成する凸部を全面に設けたシートを有し、前記軟質発泡体は発泡により前記表布と前記裏材の間隙を隙間なく充填した構成とした電気採暖具。
  2. 空気層は、発熱体に対向する位置に設けた請求項1に記載の電気採暖具。
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