JP4217690B2 - 巻き寿司形成具 - Google Patents

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Description

本発明は主として裏まきの巻き寿司を作るのに用いる巻き寿司成形具に関する。
一般に巻き寿司を作る場合には、竹を細く割ったものを多数平行に並べた状態で糸で連ねた所謂まきすが用いられるのであって、このまきすを広げて、その上に先ず海苔を載せた後、シャリと称される飯を海苔の上に敷き詰めると共に、敷かれた飯の上にタマゴなどの具材を載せ、しかる後、まきすを操作しながら海苔と共に飯を順次丸く巻き込んで、寿司の形を整えるようにしている。(特許文献1参照)
ところで、従来から用いられているまきすは、飯が直接載ると、その表面に飯が付着してしまう不具合があり、そのため飯がまきすに直接接触しない巻き寿司を作る場合には問題がないとしても、海苔を飯の中に巻き込んで、外周に海苔が出ないようにした所謂裏巻きの巻き寿司を作る場合には、別途食品包装用ラップフィルムを用意して、まきす上にこのラップフィルムを敷く必要がある。
即ち、裏巻きの巻き寿司を作る場合には、図7に示すように、先ず、海苔に飯を平らに広げたものを作った後、図8に示すように、まきすAに飯が付着しないようにまきす上にラップフィルムを敷き、図9に示すように、広げた飯と海苔をひっくり返し、海苔を上にした状態で飯をラップフィルムB上に直接載せる。続いて図10に示すように、ラップフィルムBと共にまきすAを操作して、巻き寿司Mの形を整えた上で、図11に示すように、出来上がった巻き寿司Mから、まきすAとラップフィルムBを順次取り外すようにしている。
そのため、従来のまきすAを用いて裏まきの巻き寿司Mを作る場合には、ラップフィルムBを別途用意する必要があるのは勿論のこと、平らに広げた飯を海苔と共にひっくり返して、まきすA上に載せ替えるなどの作業が必要で、全体として、作業性が悪く、特に裏巻きの巻き寿司を数多く作る場合には、時間がかかって面倒であるなどの不具合がある。
実用新案登録第3096075号
本発明は以上の実情に鑑みて開発したものであって、目的とするところは、飯が不用意に付着するのを抑制して、裏まきの巻き寿司を簡単且つ容易に作ることの出来る巻き寿司成形具を提供することにある。
以上の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、巻き寿司を作るための巻き寿司成形具であって、弾性変形可能なシート体から成り、このシート体の表面には、シート体の表面に対して突出する多数の突部からなる飯の付着抑制手段が形成され、シート体の裏面には、手が滑るのを抑制するとともに成形シートの幅方向への撓みを規制するための成形シートの幅方向に延びる多数の凸条からなる滑り止め手段が形成されていることを特徴とするものである。
また請求項2に記載の発明は、巻き寿司を作るための巻き寿司成形具であって、弾性変形可能なシート体から成り、このシート体の表面には、シート体の表面に対して窪む多数の凹部からなる飯の付着抑制手段が形成され、シート体の裏面には、手が滑るのを抑制するとともに成形シートの幅方向への撓みを規制するための成形シートの幅方向に延びる多数の凸条からなる滑り止め手段が形成されていることを特徴とするものである。
また請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の巻き寿司成形具において、成形シートの表面には、フッ素樹脂のコーティング処理が施されていることを特徴とするものである。
請求項1または2に記載の発明によれば、成形シートの表面に飯を直接載せても、付着抑制手段により、飯が成形シートに付着するのが確実に抑制されるので、例えば裏巻きの巻き寿司を作る場合、従来のようにまきすの外にラップフィルムを別途用意する必要がなく、それだけ裏巻きのまき寿司を作成する作業が簡単且つ容易に行なえるし、しかも、滑り止め手段により、巻き寿司を作る際に手の滑りが抑制されるので、巻き寿司をより一層簡単に作ることが出来るのは勿論のこと、滑り止め手段が、成形シートの幅方向に延びる多数の凸条から構成されて、成形シートの幅方向への撓みを規制するので、成形シートを例えば渦巻き状に自由に巻くことができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1または2に記載の発明の効果に加え、飯が成形シートに付着するのがより一層確実に抑制することができ、例えば裏巻きの巻き寿司を作成する作業がより一層簡単且つ容易に行なえる。
図1は巻き寿司成形具の表面側を見た斜視図、図2は寿司成形具の背面側を見た斜視図、図3は巻き寿司成形具の要部を拡大して示す断面図であって、この巻き寿司成形具1、基本的には可撓性材料からなり弾性的に変形可能な成形シート2から構成されている。
図に示す成形シート2は、発泡させた軟質のポリエチレン樹脂材料から平面視長方形に形成されたものであって、手で簡単に湾曲状に変形することが可能で、また湾曲状に変形させた状態から手を離すと簡単に元の平面状に弾性的に変形するものとしている。
そして成形シート2は、厚肉に形成され、その表面には、飯の付着を抑制するための付着抑制手段として、多数の小さな突起3が突設されている。
図に示すこれら突起3は、成形シート2の表面から半球状に突出している。
また成形シート2の裏面には、手が滑るのを抑制するための滑り止め手段として、成形シート2の幅方向(図2において矢印X方向)に延びる多数の凸条4が突設されているのであって、これら凸条4は、手の滑り止めの外に、成形シート2の幅方向への撓みを規制する一方、成形シート2の長さ方向での撓みを許容して、例えば渦巻き状に自由に巻けるように弾性変形自由としている。
また実施形態では、前述の付着抑制手段として、更に成形シート2の表面にフッ素樹脂のコーティング処理が施されて、より一層、成形シート2の表面に飯などが付着し難くされている。
以上の構成からなる巻き寿司成形具1により、例えば裏巻きの巻き寿司を作る場合には、先ず、テーブル上に、多数の突起3が形成されている表面が上となるように成形シート2をテーブル上に広げる。
続いて成形シート2の表面に適量の飯を広げて、その上に海苔を敷いた後、更に飯や具材を順次載せる。(図4参照)
そして、図5に示すように、成形シート2を適宜操作して、巻き寿司の形を整え、しかる後、成形シート2を広げて、成形シート2上に完成した裏まきの巻き寿司を成形シート2上から取り出すのである。
斯くして以上の巻き寿司成形具1は、成形シート2の表面に飯を直接載せても、多数の突起3と、フッ素樹脂のコーティングとにより、飯が成形シート2に付着するのが確実に抑制され、従って、従来のようにまきすの外にラップフィルムを別途用意する必要がなく、それだけ裏巻きのまき寿司を作成する作業が簡単且つ容易に行なえるのである。
以上の実施形態では、飯の付着を抑制するための付着抑制手段として、成形シート2の表面に多数の突起3を突設したが、これに限定されるものではなく、飯の付着を抑制するための付着抑制手段として、例えば図6に示すように、半球状に窪む多数の凹所30を形成してもよいし、あるいは飯の付着を抑制するための付着抑制手段として、成形シート2の表面に幅方向に連なる凸部若しくは凹部を多数形成してもよい。
また以上の実施形態では、成形シート2を発泡させた軟質のポリエチレン樹脂材料から形成したが、これに限定されるものではなく、例えば軟質の合成ゴム材料から形成してもよい。
本発明の一実施形態にかかる巻き寿司成形具を表面側から見た斜視図。 本発明の一実施形態にかかる巻き寿司成形具を裏側から見た斜視図。 本発明の一実施形態にかかる巻き寿司成形具の要部を拡大して示す断面図。 図1に示す巻き寿司成形具により、裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明 図。 図1に示す巻き寿司成形具により、裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明 図。 本発明の別の実施形態にかかる巻き寿司成形具の要部を拡大して示す断面図。 従来のまきすを用いて裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明図。 従来のまきすを用いて裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明図。 従来のまきすを用いて裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明図。 従来のまきすを用いて裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明図。 従来のまきすを用いて裏巻きの巻き寿司を作る過程を示す説明図。 裏巻きの巻き寿司を示す説明図。
符号の説明
1 巻き寿司成形具
2 成形シート
3 突起(付着抑制手段)
30 凹所(付着抑制手段)
4 凸条(滑り止め手段)
A まきす
B ラップフィルム
M 巻き寿司

Claims (3)

  1. 巻き寿司を作るための巻き寿司成形具であって、弾性変形可能なシート体から成り、このシート体の表面には、シート体の表面に対して突出する多数の突部からなる飯の付着抑制手段が形成され、シート体の裏面には、手が滑るのを抑制するとともに成形シートの幅方向への撓みを規制するための成形シートの幅方向に延びる多数の凸条からなる滑り止め手段が形成されていることを特徴とする巻き寿司成形具。
  2. 巻き寿司を作るための巻き寿司成形具であって、弾性変形可能なシート体から成り、このシート体の表面には、シート体の表面に対して窪む多数の凹部からなる飯の付着抑制手段が形成され、シート体の裏面には、手が滑るのを抑制するとともに成形シートの幅方向への撓みを規制するための成形シートの幅方向に延びる多数の凸条からなる滑り止め手段が形成されていることを特徴とする巻き寿司成形具。
  3. 成形シートの表面には、フッ素樹脂のコーティング処理が施されていることを特徴とする請求項1または2に記載の巻き寿司成形具。
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