JP4216265B2 - 表示システム及び表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、管理装置で管理されている遊技に関する情報を、遊技機の近傍に設置された表示装置に表示させることが可能な表示システム及びその表示装置に関し、特に、営業時間終了後に従業員により調整回数の作動などが行われる際に、調整スタート回数や確率設定更新値を表示装置に表示し、遊技機からの調整スタートに関する信号にもとづき調整スタート回数を減算表示して、その調整の作業をホール管理者が確実に管理するのに好適な表示システム及び表示装置に関する。
近年、遊技場においては、各遊技機に対応させて、それら遊技機の各近傍に表示装置を設置しているところが多い。
表示装置は、例えば、台間機や呼出押釦パネルなどに備えられており、遊技装置や管理装置との間で通信を介して接続され、管理装置から送信された遊技に関する情報などを表示する(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、遊技場においては、営業終了後に当日及び過去の遊技データから、営業状況を把握し、策定されている営業計画に沿って、次営業日からの営業方針を決定して遊技機の釘調整や確率設定値の更新が行われている。
また、スロットマシンの調整スタート作動回数及び確率設定値の更新については、それを必要とする遊技機番号と調整スタート作動回数及び確率設定更新値とがホール管理者から従業員に指示され、その指示を受けた従業員により調整回数の作動などが行われていた。
さらに、パチンコ機に関しては、釘調整の人的作業量の軽減や調整作業の迅速化などの課題を解決するために、釘調整用データを生成する手段、その釘調整用データを表示する手段、釘調整が必要な遊技機を抽出する手段、この抽出された遊技機の表示装置を点灯させる手段を備えた遊技機管理装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2002−320754号公報 特開2004−357765号公報
しかしながら、調整回数の作動や確率設定値の更新は、その調整内容の如何によっては次営業日の営業状況を左右する重要な作業である。にもかかわらず、実態は従業員に依存したものとなっており、ホール管理者の指示通りに作業が行われたかどうかを確認することができなかった。
一方、指示を受けた従業員は、遊技機番号の示す遊技機を探し出さなければならないという煩わしさがあった。しかも、自身が行う調整回数の作動が、指示を受けた調整スタート作動回数と一致しているか否かを自己の責任で判断しなければならず、作業負担が大きかった。
さらに、特許文献2に記載の技術は、パチンコ機の釘調整に関するものであるため、調整すべきパチンコ機を抽出することや、この抽出されたパチンコ機の表示装置に釘調整用データを表示させることはできるものの、釘調整に伴ってパチンコ機が信号を送信することはないため、調整作業の経過状況やその終了についてはシステム管理ができなかった。このため、特許文献2に記載の技術を実施しても、ホール管理者の指示通りに調整作業が行われたかどうかを確認することができなかった。
本発明は、上記の事情にかんがみなされたものであり、従業員によって行われる調整回数の作動や確率設定値の更新が指示通りになされたか否かをホール管理者が確実に確認することができ、しかも、従業員の作業負担を軽減可能とする表示システム及び表示装置の提供を目的とする。
この目的を達成するため、本発明の表示システムは、遊技に関する情報を集計管理する管理装置と、遊技機の近傍に設置され前記管理装置から送信された遊技に関する所定の情報を表示する表示装置とを備えた表示システムであって、前記管理装置は、所定の入力手段によって入力される、営業終了から営業開始までに特定遊技機をあらかじめ作動させる調整スタート回数を、該特定遊技機毎の表示装置に送信して表示させるとともに、前記特定遊技機から入力される調整スタートに関する信号に基づいて、前記調整スタート回数を減算して、その減算された調整スタート回数を前記特定遊技機毎の表示装置に送信して表示させ、その減算値が零になったことを判定して、該特定遊技機の調整スタート動作の終了を、該特定遊技機の表示装置に報知する構成としてある。
表示システムをこのような構成とすると、調整スタート回数と確率設定更新値が表示装置に表示されるとともに、調整スタート回数については、遊技機で従業員が調整スタートの作動を行うごとに減算されて表示され、確率設定更新値については、確率設定値の更新が確認されれば完了したことを表示させることができる。
このような動作を表示システムで実現可能とすることにより、ホール管理者は、調整スタート回数や確率設定更新値を管理装置に入力しておけば、その後は、従業員による調整回数の作動を管理装置に自動的に管理させることができる。このため、ホール管理者は、従業員によって行われる調整回数の作動や確率設定値の更新が指示通りになされたか否かを、管理装置にて確実に確認することができる。しかも、その確認により安心して次営業日の開店ができる。
さらに、表示装置に表示される調整スタート回数は、従業員が行う調整スタートの作動に連動して自動的に減少(デクリメント)していくため、従業員が自身で調整スタート作動回数を管理する必要がなくなる。このため、従業員の作業負担を軽減できる。
しかも、調整スタート回数の減算値が零になると、表示装置には、該特定遊技機の調整スタート動作が終了したことが表示される。このため、従業員は、その調整スタート動作が完了したことを表示装置を見て確認することができる。
加えて、従業員は、調整遊技機を探す際に、調整スタート回数や確率設定更新値が表示装置に表示されている遊技機を見つけてそこで作業を行えばよい。このため、ホール管理者から指示された遊技機番号をもとに調整遊技機を探し出すという煩わしさを解消できる。
しかも、このように従業員自身が調整スタート回数等の表示された表示装置を探して調整遊技機を見つけることが可能となるため、ホール管理者は、その遊技機番号と調整スタート作動回数及び確率設定更新値とを従業員に指示する必要がなくなる。したがって、ホール管理者の作業負担も軽減できる。
また、本発明の表示システムは、管理装置が、所定の入力手段によって入力される特定遊技機の確率設定更新値と、該特定遊技機から入力される確率設定更新動作による確率設定信号に基づいて、確率設定更新を判定し、該特定遊技機の確率設定更新動作の終了を、該特定遊技機の表示装置に報知する構成としてある。
表示システムをこのような構成とすると、該特定遊技機の確率設定更新動作が終了したことが表示装置に表示されるため、従業員は、その表示装置を見て、確率設定更新動作が完了したことを確認できる。
また、本発明の表示システムは、過去の遊技データは、少なくとも営業開始から最初の大当たりまでのスタート回数及び最後の大当たりから営業終了までのスタート回数が含まれる構成としてある。
表示システムをこのような構成とすれば、次営業日に対する特定遊技機毎の調整スタート回数及び/又は確率設定更新値を決める際に、少なくとも営業開始から最初の大当たりまでのスタート回数と最後の大当たりから営業終了までのスタート回数とを含む過去の遊技データと、営業方針とにもとづいて決定することができる。
また、本発明の表示システムは、遊技機の近傍に設置されるとともに、管理装置から送信された遊技に関する所定の情報を表示する表示装置であって、管理装置で、少なくとも過去の遊技データと営業方針とに基づいて入力された、次営業日に対する特定遊技機毎の調整スタート回数及び/又は確率設定更新値を、営業終了後に特定遊技機毎の表示装置で表示し、営業終了後に開始される特定遊技機毎の調整スタート動作のスタート信号に基づいて、特定遊技機毎に表示装置に表示された、調整スタート回数を管理装置で減算して、その都度減算された調整スタート回数を特定遊技機毎の表示装置で表示し、その減算値が零になったことが管理装置で判定され、この判定を行った管理装置から報知を受けた表示装置が、該特定遊技機の調整スタート動作が終了したことを表示し、営業終了後に開始される特定遊技機毎の確率設定更新動作による確率設定信号に基づいて、確率設定更新が管理装置で判定され、この判定を行った管理装置から報知を受けた表示装置が、該特定遊技機の確率設定更新動作が終了したことを表示する構成としてある。
表示装置をこのような構成とすると、特定遊技機で従業員により調整スタートの作動や確率設定値の更新が行われると、それらが表示システムにより管理される。したがって、それら調整スタートの作動等が指示通りになされたか否かを、ホール管理者が確実に確認できる。
また、特定遊技機で従業員により調整スタートの作動が行われると、その都度表示装置に表示された調整スタート回数が減算表示される。このため、従業員は、調整スタート回数を自己管理する必要がなくなり、作業負担を軽減できる。
しかも、特定遊技機の調整スタート動作の終了や確率設定更新動作の終了が表示装置に表示されるため、従業員はそれらが完了したことを表示装置にて確認できる。
さらに、調整を必要とする遊技機に対応した表示装置に対して、その遊技機の調整スタート回数や確率設定更新値を表示させることができる。これにより、従業員は、それら調整スタート回数等が表示された表示装置を見つけることで、調整が必要な遊技機を容易に探し出すことができる。
しかも、このように従業員自身が特定遊技機を探し出すことができるため、ホール管理者は従業員に対して特定遊技機を指示する必要がなくなる。このため、ホール管理者にとっても、作業負担を軽減できる。
以上のように、本発明によれば、遊技機の近傍に設置された表示装置に、調整スタート回数や確率設定更新値を表示させることができる。また、調整スタート回数は、従業員により遊技機で調整スタートの作動が行われるたびに減算されて表示される。そして、調整スタート回数が0になれば、調整回数の作動完了を示す画面が表示装置に表示される。さらに、遊技機で確率設定値が更新されたことが確認されれば、その完了を示す画面が表示装置に表示される。
したがって、従業員により行われる調整回数の作動や確率設定値の更新が、表示システムにより管理可能となる。このため、それら調整回数の作動等が指示通りになされたか否かをホール管理者が確実に確認することができる。
さらに、管理装置で特定された調整遊技機に対応する表示装置において調整スタート回数等が表示されるため、従業員はその表示を見つけることで調整遊技機を容易に探し出すことができる。
しかも、従業員による調整スタートの作動にともなって表示装置に表示されている調整スタート回数が減算されて表示されるため、従業員自身が調整スタート回数を管理する必要がなくなる。したがって、従業員の作業負担を軽減できる。
以下、本発明に係る表示システム及び表示装置の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
[表示システム、表示装置]
まず、本発明の表示システム及び表示装置の実施形態について、図1を参照して説明する。
同図は、本実施形態の表示システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、表示システム1は、遊技機10と、台間機20と、呼出押釦パネル30と、台端末40と、表示装置50a,50bと、管理装置60とを備えている。
そして、遊技機10等と管理装置60との間、特に表示装置50と管理装置60との間は、台端末40を介して通信回線70で接続されている。
遊技機10は、メダルや玉などの遊技媒体を用いて所定の遊技が行われる機器であって、具体的には、例えばスロットマシンやパチンコ機などが含まれる。
台間機20は、遊技媒体の貸し出しなどを行う装置であって、通常、各遊技機10ごとに設置されている。
呼出押釦パネル30は、遊技機10の上方に設置されており、遊技に関する情報の表示、ランプの点滅等による演出、従業員の呼び出しなどを行う。
台端末40は、遊技機10等と管理装置60との間の通信に関する中継装置である。
この台端末40は、図2に示すように、管理装置60から送信してきた表示情報を表示装置50へ送り、その情報を表示装置50に表示して遊技者に開示する。
表示情報には、例えば、遊技に関する情報の他、調整スタート回数,確率設定更新値(後述)などが含まれる。
また、台端末40は、図1においては、遊技機10一台に対して一つ備えられているが、遊技機10一台に対して一つ備えることに限るものではなく、遊技機10複数台に対して一つ備えることもできる。
表示装置50は、例えば、台間機20や呼出押釦パネル30などに備えることができ、通信回線70を介して管理装置60に接続されている。
なお、表示装置50は、本実施形態においては、台間機20や呼出押釦パネル30などに備えることとしてあるが、それら台間機20や呼出押釦パネル30に限るものではなく、遊技機10の近傍の任意の箇所に備えることができる。
この表示装置50は、液晶ディスプレイ(LCD)などで構成することができ、管理装置60で集計された遊技に関する情報を選択的に遊技客に開示する。
また、調整スタート回数と確率設定更新値とを表示する(図9、図10参照)。
調整スタート回数とは、調整が必要とされた遊技機10において行うべきスタート回数をいう。
確率設定更新値とは、更新後の設定値をいう。
なお、この表示装置50における調整スタート回数及び確率設定更新値の表示の具体例については、後記の[表示装置における調整スタート回数及び確率設定更新値の表示例]で詳述する。
管理装置60は、プログラム制御により動作するコンピュータであって、図3に示すように、通信手段61と、記憶手段62と、表示手段63と、入力手段64と、制御手段65とを備えている。
通信手段61は、遊技機10,台間機20,表示装置50等との間で通信回線70を介して接続されており、所定の情報の送受信を行う。
記憶手段62は、各種データ(遊技に関する情報を含む)や、管理装置60の有する各種機能を実行するためのプログラムを記憶する。
表示手段63は、各種データ、例えば、遊技に関する情報などを表示する。
入力手段64は、キーボード等に代表されるユーザインタフェースであって、ホール管理者により、所定のデータや命令等が入力される。特に、ホール管理者により調整スタート回数や確率設定更新値が入力される。
制御手段(管理装置制御手段)65は、例えば、CPU(Central Processing Unit)により構成することができ、記憶手段62に記憶されているプログラムを読み込んで実行することにより、管理装置60の構成各部に指令を送り、又は自ら動作して、管理装置60の有する各種機能を実行・制御する。
また、制御手段65は、表示装置50から選択データ送信要求信号が送られてくると、この選択データ送信要求信号の示すデータを記憶手段62から取り出し、通信手段61を介して表示装置50へ送信する。
さらに、制御手段65は、調整遊技機の特定処理、調整スタート回数等表示要求処理(調整遊技機に対応した表示装置50に調整スタート回数などを表示させる処理)、調整スタート作動回数カウント処理、調整スタート回数減算処理、確率設定値の更新確認処理などを実行する。なお、調整スタート作動回数カウント処理,調整スタート回数減算処理,確率設定値の更新確認については、後記の[表示システムの動作]で、調整遊技機の特定処理ついては、後記の[調整遊技機の特定処理]で、それぞれ詳述する。
[表示システムの動作]
次に、本実施形態の表示システムの動作について、図4を参照して説明する。
同図は、本実施形態の表示システムの動作を示すフローチャートである。
同図に示すように、営業時間中においては、各遊技機10から管理装置60へ、遊技に関する情報が送信される(ステップ10)。管理装置60の通信手段61で受信された遊技に関する情報が記憶手段62へ送られて記憶される。また、その遊技に関する情報が制御手段65で集計され記憶手段62へ送られて記憶される。さらに、遊技に関する情報が、選択的に管理装置60から表示装置50へ送信され表示される(ステップ11〜ステップ13)。
営業時間終了後、管理装置60の制御手段65において、次営業日に調整が必要な遊技機10が特定される(調整遊技機特定処理、ステップ14)。この特定方法については、後記の[調整遊技機の特定処理]で詳述する。
その特定された遊技機10に対応して設置された表示装置50に対し、当該遊技機について入力された調整スタート回数と確率設定更新値が送信され(調整スタート回数等表示要求処理)、その表示装置50にて受信され、表示される(ステップ15、ステップ16)。
従業員が調整スタートの作動を行うたびに調整スタートに関する信号(例えば、スタート信号やメダル投入信号などを含む。ただし、図4においてはスタート信号)が遊技機10から管理装置60へ送信される(ステップ17)。管理装置60の通信手段61で調整スタートに関する信号が受信されると(ステップ18)、制御手段65で調整スタート回数の減算が行われる(調整スタート回数減算処理、ステップ19)。
ここで、減算の結果、調整スタート回数が「0」でないときは(ステップ19−1)、その減算後の調整スタート回数が管理装置60から表示装置50へ送信されて表示される(ステップ20)。
一方、調整スタート回数が「0」になったときは(ステップ19−2)、調整回数作動完了画面の表示指示が管理装置60から表示装置50へ送信され、この表示装置50で調整回数の作動完了を示す画面が表示される(ステップ21)。
なお、調整スタート回数減算処理は、調整スタート回数が0になるまで行われる。
ここで、調整スタート回数減算処理とともに(あるいは、調整スタート回数減算処理に代えて)、調整スタート作動回数のカウントアップを行うこともできる。
例えば、管理装置60の通信手段61で調整スタートに関する信号が受信されると、制御手段65で調整スタート作動回数のカウントアップ(加算処理)が行われる。このカウントアップされた調整スタート作動回数は、表示装置50へ送って表示させることができる(図9、図10参照)。
続いて、従業員により遊技機10で確率設定値が更新されると、確率設定値信号が遊技機10から管理装置60へ送信される(ステップ22)。管理装置60の通信手段61で確率設定値信号が受信されると(ステップ23)、確率設定値が変更されたことが制御手段65で確認される(ステップ24)。そして、確率設定値更新完了画面の表示指示が管理装置60から表示装置50へ送信され(ステップ25)、確率設定値の更新完了画面が表示される(ステップ26)。
その後、管理装置60の制御手段65においては、指示したすべての遊技機10について完了したかが確認される。
なお、図4に示したフローチャートにおいては、調整スタート回数減算処理や確率設定値更新確認などが管理装置60の制御手段65で実行されることとしてある。ただし、それら調整スタート回数減算処理や確率設定値更新確認などは、管理装置60の制御手段65で実行されることに限るものではなく、例えば、台端末40に実行させることもできる。
この場合の動作手順を図5に示す。
同図に示すように、営業時間中においては、台端末40を中継して遊技機10から管理装置60へ、遊技に関する情報が送信され、管理装置60の通信手段61で受信されて記憶手段62で記憶される(ステップ30〜ステップ32)。また、その遊技に関する情報が制御手段65で集計され記憶手段62へ送られて記憶される。さらに、遊技に関する情報が、選択的に台端末40を中継して管理装置60から表示装置50へ送信され表示される(ステップ33〜ステップ35)。
なお、図4に示す動作手順においても、台端末40は遊技機10と管理装置60との間の通信の中継を行っているが、この中継以外の動作を行うものではないため、省略してある。
営業時間終了後、管理装置60の制御手段65において調整遊技機特定処理が実行される(ステップ36)。
その特定された遊技機10に対応して設置された表示装置50に対し、当該遊技機について入力された調整スタート回数と確率設定更新値が送信され、台端末40を中継して、その表示装置50にて受信され、表示される(ステップ37〜ステップ39)。
従業員が調整スタートの作動を行うたびに調整スタートに関する信号(図5においてはスタート信号)が遊技機10から台端末40へ送信される(ステップ40)。台端末40で調整スタートに関する信号が受信されると(ステップ41)、調整スタート回数の減算が行われる(調整スタート回数減算処理、ステップ42)。
ここで、その減算の結果、調整スタート回数が「0」ではないときは、その減算後の調整スタート回数が表示装置50で表示される(ステップ42−1、ステップ43)。
一方、調整スタート回数が「0」になったときは、調整回数作動完了画面が表示装置50で表示される(ステップ42−2、ステップ44)。そして、台端末40から管理装置60へ調整スタート完了通知が送信される(ステップ45、ステップ46)。この調整スタート完了通知を受信することで管理装置60は該遊技機10について調整スタートが完了したことを認識できる。
なお、調整スタート回数減算処理は、調整スタート回数が「0」になるまで行われる。
続いて、従業員により確率設定値が更新されると、確率設定値信号が遊技機10から台端末40へ送信される(ステップ47)。台端末40で確率設定値信号が受信されると(ステップ48)、確率設定値が変更されたことが確認される(ステップ49)。確認後、確率設定値更新完了表示画面の表示指示が台端末40から表示装置50へ送信され(ステップ50)、確率設定値更新完了表示画面が表示装置50で表示される(ステップ51)。
さらに、台端末40から管理装置60へ確率設定値更新完了通知が送信される(ステップ52、ステップ53)。この確率設定値更新完了通知を受信することで管理装置60は該遊技機10について確率設定値更新が完了したことを認識できる。
[調整遊技機の特定処理]
次に、調整遊技機の特定処理について、図6を参照して説明する。
同図は、管理装置60の制御手段55における調整遊技機の特定処理の動作手順を示すフローチャートである。
なお、調整遊技機の特定処理は、図4のステップ14又は図5のステップ36で行われる処理である。
営業終了後、当日の営業開始から最初の大当たりまでのスタート回数が、遊技機毎に集計される(図6のステップ60、図7(a))。
集計されたスタート回数が、機種毎に分布にとられる(ステップ61、図8)。この分布から、その最大値又は平均値のスタート回数が求められる(ステップ62)。そして、その最大値又は平均値を含むスタート回数の所定の範囲が、調整遊技機特定範囲とされる(ステップ63)。
次に、当日の最後の大当たりから営業終了までのスタート回数が、遊技機毎に集計される(ステップ64、図7(b))。
この集計されたスタート回数が調整遊技機特定範囲内にある遊技機が抽出され(ステップ65)、その抽出された遊技機の調整スタート回数及び確率設定更新値が入力手段64から入力(設定)される(ステップ66)。この抽出された遊技機が、調整遊技機として特定されマークされる。
この調整遊技機に対応して設置されている表示装置50に対して、当該遊技機の調整スタート回数及び確率設定更新値が送信される(ステップ67)。これにより、それら調整スタート回数及び確率設定更新値が表示装置50で表示される。
ここで、抽出された調整遊技機は、少なくとも営業開始時に、大当たりの発生確率が高い遊技機であって、遊技場の営業方針に沿って調整されるべき遊技機といえる。
指示される調整スタート回転数と確率設定値は、これら大当たりの確率の高い遊技機を、その遊技場の営業方針に沿って如何に次営業日に遊技客に提供するかによって決定される。
[表示装置における調整スタート回数及び確率設定更新値の表示例]
次に、表示装置における調整スタート回数及び確率設定更新値の表示の具体例について、図9、図10を参照して説明する。
調整スタート回数の表示の具体例としては、例えば、図9(a),(b)に示す「調整 ○○○回」などがある。また、確率設定更新値の表示の具体例としては、例えば、同図(a),(b)に示す「設定 ×」などがある。
なお、本実施形態においては、同図(a),(b)に示すように、調整スタート回数と確率設定更新値との両方を同時に表示させる構成としてあるが、調整スタート回数と確率設定更新値とを同時に表示させる構成に限るものではなく、例えば、一方のみ表示させたり交互に表示させたりすることができる。
さらに、調整スタート回数は、遊技機10で従業員が調整スタートの作動を行うたびに1ずつ減少し、この減少した値が順次表示されるようにすることができる。すなわち、最初に表示された調整スタート回数から調整スタート回数のカウント値を減算した数が、その後表示される。
たとえば、初めに「調整 165回」が表示されると、その後は、「調整 164回」→「調整 163回」→「調整 162回」と表示されていき、最後に「調整 0回」が表示される。
また、表示装置50は、調整回数の作動完了を示す画面(調整回数作動完了画面)や、確率設定値の更新完了を示す画面(確率設定値更新完了画面)を表示する。
調整回数作動完了画面には、例えば、「調整 0回」や「調整回数の作動完了!」などを表示することができる。
一方、確率設定値更新完了画面には、例えば、「完了!(御苦労さま)」や、図9(b)に示すように確率設定更新値に(( ))を付して表示することができる。
さらに、表示装置50は、図10に示すように、従業員が遊技機で調整スタートの作動を行った回数(調整スタート作動回数、同図中「調整回数」)を表示することができる。
調整スタート作動回数の表示の具体例としては、例えば、同図(a),(b)に示す「調整回数 △△△回」などがある。この場合、調整スタート回数は、同図(a),(b)に示すように、「調整目標 ○○○回」などと表示することができる。
なお、本実施形態においては、同図(a),(b)に示すように、調整スタート回数と調整スタート作動回数との両方を表示装置50に同時に表示させる構成としてあるが、調整スタート回数と調整スタート作動回数とを同時に表示させる構成に限るものではなく、例えば、一方のみ表示させたり交互に表示させたりすることができる。
そして、調整スタート作動回数は、遊技機10で従業員が調整スタートの作動を行うたびに1ずつ増加し、この増加した値が順次表示装置50に表示される。すなわち、表示装置50においては、調整スタート回数のカウント値が表示される。
たとえば、初めに「調整回数 0回」が表示されると、その後は、「調整回数 1回」→「調整回数 2回」→「調整回数 3回」と表示されていき、最後に、例えば「調整回数 165回」などと表示される。
なお、図9(a),(b)においては、調整スタート回数がデクリメントされていくところが表示装置50に表示され、図10(a),(b)においては、調整スタート作動回数がインクリメントされていくところが表示装置50に表示されるが、これらデクリメントされる調整スタート回数とインクリメントされる調整スタート作動回数との両方を表示装置50に同時に表示させる構成とすることもできる。
また、表示装置50は、台端末40からスタート信号を受けて、調整スタート作動回数をカウントアップすることができる。また、調整スタート回数の減算処理を実行し減算後の調整スタート回数を表示装置50に表示させることができる。さらに、調整スタート回数の減算処理の結果、調整スタート回数が0になると調整回数作動完了画面を表示装置50に表示させることができる。そして、遊技機10から確率設定値信号を直接受信して確率設定値の更新が完了したことを確認し確率設定値更新完了画面を表示装置50に表示させることもできる。
この場合も、表示装置50は、調整回数の作動が完了したことや確率設定値の更新が完了したことを、台端末40を介して管理装置60へ報告することができる。
以上説明したように、本実施形態の表示システム及び表示装置によれば、従業員により行われる調整回数の作動や確率設定値の更新を管理装置や表示装置で自動的に管理することができる。
また、調整スタート回数や確率設定更新値が、遊技機の近傍に設置された表示装置に表示されるため、調整遊技機を見つけることが容易となり、これにより従業員の作業負担を軽減できる。
なお、以上の実施形態における表示システムに備えられた表示装置や管理装置は、プログラム制御により動作する。また、ソフトウエアである表示プログラムがコンピュータである表示装置や管理装置の制御手段に読み込まれることにより、ソフトウエアである表示プログラムとハードウエア資源である各装置の構成手段とが協働した具体的手段によって、使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の各装置又はその動作方法が構築される。
プログラムは、例えば、記録媒体により提供される。記録媒体としては、たとえば、磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリ,その他コンピュータで読み取り可能な任意の手段を使用することができる。
また、記録媒体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータに読み込ませることができ、また、通信回線を介してコンピュータに読み込ませるようにしても良い。
以上、本発明の表示システム及び表示装置の好ましい実施形態について説明したが、本発明に係る表示システム及び表示装置は上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態では、調整回数の作動が完了すると調整回数作動完了画面を表示装置に表示させることとしていたが、調整回数作動完了画面の表示に限るものではなく、例えば、完了したことを示す音声を出力させたり、ランプを点滅させたりすることもできる。
本発明は、遊技場において営業時間終了後に従業員により調整回数の作動が行われる際、調整スタート回数や確率設定更新値を遊技機の近傍に備えられた表示装置に表示させる発明であり、このような従業員による調整作業が行われる遊技場に導入された表示システムに利用可能である。
本発明の表示システムの構成を示すブロック図である。 本発明の表示装置及び台端末の構成を示すブロック図である。 本発明の管理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の表示システムの動作を示す動作手順である。 本発明の表示システムの他の動作を示す動作手順である。 調整遊技機の特定処理の動作手順を示すフローチャートである。 大当たり及びスタートの発生状況を示すタイミングチャートである。 スタート回数の分布を示す分布図である。 表示装置における調整スタート回数等の表示例を示す正面図である。 表示装置における調整スタート回数等の他の表示例を示す正面図である。
符号の説明
1 表示システム
10 遊技機
20 台間機
30 呼出押釦パネル
40 台端末
50 表示装置
60 管理装置
64 入力手段
65 制御手段

Claims (4)

  1. 遊技に関する情報を集計管理する管理装置と、遊技機の近傍に設置され前記管理装置から送信された遊技に関する所定の情報を表示する表示装置とを備えた表示システムであって、
    前記管理装置は、
    所定の入力手段によって入力される、営業終了から営業開始までに特定遊技機をあらかじめ作動させる調整スタート回数を、該特定遊技機毎の表示装置に送信して表示させるとともに、
    前記特定遊技機から入力される調整スタートに関する信号に基づいて、前記調整スタート回数を減算して、その減算された調整スタート回数を前記特定遊技機毎の表示装置に送信して表示させ、その減算値が零になったことを判定して、該特定遊技機の調整スタート動作の終了を、該特定遊技機の表示装置に報知する
    ことを特徴とする表示システム。
  2. 前記管理装置は、
    所定の入力手段によって入力される特定遊技機の確率設定更新値と、該特定遊技機から入力される確率設定更新動作による確率設定信号に基づいて、確率設定更新を判定し、該特定遊技機の確率設定更新動作の終了を、該特定遊技機の表示装置に報知する
    ことを特徴とする請求項1記載の表示システム。
  3. 遊技機の近傍に設置されるとともに、遊技に関する情報を集計管理する管理装置から送信された遊技に関する所定の情報を表示する表示装置であって、
    所定の入力手段によって前記管理装置に入力される、営業終了から営業開始までに特定遊技機をあらかじめ作動させる調整スタート回数と、
    前記管理装置が前記特定遊技機から入力される調整スタートに関する信号に基づいて減算した前記調整スタート回数の減算値と、を表示するとともに、
    前記管理装置が前記減算値を零と判定した場合に送信する報知によって、該特定遊技機に対する調整スタート動作の終了を表示する
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 所定の入力手段によって前記管理装置に入力される特定遊技機の確率設定更新値と該特定遊技機から前記管理装置に入力される確率設定更新動作による確率設定信号とに基づいて、前記管理装置が確率設定更新を判定した場合に送信する報知によって、該特定遊技機に対する確率設定更新動作の終了を表示する請求項3記載の表示装置。
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