JP4214916B2 - 電子音楽装置 - Google Patents

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Description

本発明は、WEBブラウザプログラムを備え、ネットワークを介して得られるWEBページを表示可能な電子音楽装置に関する。
従来、下記特許文献1に示されるように、WEBブラウザプログラムを備え、インターネット等のネットワークに接続して、WEBページを閲覧可能に構成される電子音楽装置が知られている。この種の装置では、例えば、WEBブラウザプログラムが、WEBサイトから受信される画像データから、ブラウザ機能に関する画面を表示するための表示用画像を生成し、この生成された表示用画像を、ディスプレイドライバ等の表示制御部が表示部に表示させるよう構成される。
WEBブラウザプログラムが画像生成を行う際には、電子音楽装置に備わるCPUが稼働することになるが、コスト低減等の要請から、一般に、電子音楽装置のCPUは、パーソナルコンピュータ等のものに比し処理能力が低く、また、メモリの容量も小さいものが採用される。
特開2003−255934号公報
しかしながら、上記特許文献1等の電子音楽装置においては、上述のようにCPUの処理能力が比較的低いことから、ブラウザ機能に関する画面の描画処理速度が高くないという問題があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、WEBブラウザの処理負担を軽減して、ブラウザ機能画面の表示速度を高めることができる電子音楽装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1の電子音楽装置は、それぞれ種々の情報を表示するための主表示領域及び副表示領域を有する表示手段と、楽器モードとブラウザモードのいずれかを選択するモード切替手段と、前記モード切替手段により前記楽器モードが選択されたとき、前記表示手段の前記主表示領域及び前記副表示領域にそれぞれ表示させるための画面描画情報を生成・出力し、ユーザ操作に応じて楽器機能を実行する楽器関連処理手段と、前記モード切替手段により前記ブラウザモードが選択された場合において前記表示手段に表示される複数の要素画像データと、前記複数の要素画像データの各々を特定するための特定情報及び該特定情報により特定される要素画像データの表示位置を示す配置情報とを記憶するデータ記憶手段と前記ブラウザモードが選択されたとき、前記データ記憶手段に記憶された前記特定情報及び前記配置情報を出力すると共に、前記表示手段の前記主表示領域に表示させるための画面描画情報をWEBサイトから受信されるデータに基づいて生成・出力し、ユーザ操作に応じてブラウザ機能を実行するブラウザ機能手段と、前記楽器モードが選択された場合は、前記楽器関連処理手段が生成・出力した前記画面描画情報に基づく画像を前記表示手段に表示させ、一方、前記ブラウザモードが選択された場合は、前記ブラウザ機能手段から出力された前記特定情報により特定される要素画像データの供給を前記データ記憶手段から受け、該供給を受けた要素画像データを、前記ブラウザ機能手段から出力された前記配置情報に基づいて配置することにより前記表示手段の前記副表示領域に表示させるための画像描画情報を生成し、該生成した画像描画情報に基づく画像と前記ブラウザ機能手段が生成・出力した前記主表示領域に表示させるための画面描画情報とに基づく画像とを、前記表示手段の前記副表示領域と前記主表示領域とにそれぞれ表示させる表示制御部とを有することを特徴とする。
本発明によれば、WEBブラウザの処理負担を軽減して、ブラウザ機能画面の表示速度を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電子音楽装置の全体構成を示すブロック図である。
本電子音楽装置は、検出回路3、検出回路4、ROM6、RAM7、タイマ8、表示制御回路9、記憶入出力装置10、MIDIインターフェイス(MIDII/F)13、通信インターフェイス(通信I/F)14、音源回路15及び効果回路16が、バス18を介してCPU5にそれぞれ接続されて構成される。
さらに、検出回路3には鍵等の演奏操作子1が接続され、検出回路4には各種情報を入力するための設定スイッチ等の設定操作子2が接続されている。表示制御回路9にはLCD(液晶ディスプレイ)等の表示装置19が接続されている。CPU5にはタイマ8が接続され、通信I/F14は、有線乃至無線のLAN(Local Area Network)やインターネット、電話回線等の通信ネットワーク101を介して、WEBサーバ等のサーバコンピュータ102が接続される。音源回路15には効果回路16を介してサウンドシステム17が接続されている。
検出回路3は演奏操作子1の操作状態、検出回路4は、設定操作子2の操作状態をそれぞれ検出する。CPU5は、本電子音楽装置全体の制御を司る。ROM6は、CPU5が実行する制御プログラム、各種ドライバプログラム及び各種テーブルデータ等を記憶する。RAM7は、演奏データ、テキストデータ等の各種入力情報、各種フラグやバッファデータ及び演算結果等を一時的に記憶する。タイマ8は、タイマ割り込み処理における割り込み時間や各種時間を計時する。表示制御回路9は、表示装置19に、楽譜のほか、WEBページ、楽器機能に関する各種設定画面等の各種情報を表示させる。
記憶入出力装置10は、例えば、ハードディスクドライブ(HDD)、CD−ROM(コンパクトディスク−リード・オンリ・メモリ)ドライブ、光磁気ディスク(MO)ドライブ、DVDドライブ、半導体メモリ等で構成され、フロッピー(登録商標)ディスク等の可搬の記憶媒体24をドライブすることもできる。そして、記憶入出力装置10には、CPU5が実行する制御プログラムも記憶でき、ROM6に制御プログラムが記憶されていない場合には、この記憶入出力装置10に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM7に読み込むことにより、ROM6に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU5にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。
MIDII/F13は、他のMIDI機器100との間でMIDI(Musical Instrument Digital Interface)信号の送受信を行う。音源回路15は、MIDII/F13等から入力された演奏データを楽音信号に変換する。効果回路16は、音源回路15から入力される楽音信号に各種効果を付与し、DAC(Digital-to-Analog Converter)やアンプ、スピーカ等のサウンドシステム17は、効果回路16から入力される楽音信号等を音響に変換する。
図2は、本実施の形態における表示機能を実現するための構成を示すブロック図である。本電子音楽装置には、図2に示すように、ブラウザ機能部30、表示制御部38、楽器関連処理部43等の機能部が備えられる。本電子音楽装置においては、WEBブラウザプログラム、ディスプレイドライバプログラム(以下、「ディスプレイドライバ」と称する)、楽器プログラム、及び楽器UI(ユーザインターフェイス)プログラムが備えられ、これらのプログラムは、例えば、ROM6に格納されている。なお、これらのプログラムは、記憶入出力装置10のハードディスクに格納されていてもよい。
ここで、以下に説明するブラウザ機能部30の機能は、上記WEBブラウザプログラムのほか、主にCPU5、ROM6、RAM7、記憶入出力装置10等の協働によって実現される。同様に、表示制御部38の機能は、上記ディスプレイドライバ、楽器UIプログラムのほか、主にCPU5、ROM6、RAM7、表示制御回路9等の協働によって実現される。また、表示に関する楽器関連処理部43の機能は、上記楽器プログラム、楽器UIプログラムのほか、主にCPU5、ROM6、RAM7、検出回路4等の協働によって実現される。
本電子音楽装置では、表示装置19に、楽器機能に関する設定、選択画面等の「楽器機能関係ページ」を主に楽器関連処理部43の処理により表示させる「楽器モード」(第1モード)と、通信ネットワーク101を介して受信されるWEBページ(ブラウザ画面)を主にブラウザ機能部30の処理により表示させる「ブラウザモード」(第2モード)の2つの画面表示モードを、後述する図5のスイッチ処理により選択的に設定することができるようになっている。
図3は、楽器モードにおける表示装置19の表示画面の一例と周辺スイッチ群とを示す図である。図4は、ブラウザモードにおける表示装置19の表示画面の一例と周辺スイッチ群とを示す図である。
〈楽器モード〉
まず、楽器モードにおいては、図2に示すように、楽器関連処理部43が表示データ44を表示制御部38に送る。表示データ44は、例えばROM6に記憶されており、複数ページ分の楽器機能関係ページを表示するためのデータを含んでいる。表示制御部38は、表示データ44に基づく画像を生成し、表示装置19に表示させる。楽器モードにおける表示画面は各種存在するが、例えば、図3に例示するように、音色選択画面では、表示装置19の主表示領域45に、複数ページから成る楽器機能関係ページとして音色選択ページが表示され、副表示領域46には、名称を設定するための「NAME」、音色のデモを発音させるための「DEMO」等の固定的な機能メニューが表示される。音色選択ページは、presetページP1、user1ぺージP2及びuser2ぺージP3の3ページに分割されており、同図の例では、user2ぺージP3が実際に表示状態となっている。
ところで、表示装置19の周辺には、物理的に操作される、例えば、Nextスイッチ47、Backスイッチ48、モード切替スイッチ49A、49B、その他複機能スイッチ(複機能スイッチ50等)等のスイッチ群が配置されている。これらは、設定操作子2に含まれる。後にも述べるが、音色選択ページの切り替えは、Nextスイッチ47、Backスイッチ48でなされ、音色選択ページが表示されている場合において、Nextスイッチ47で同図右方(第1方向)に(ページP1→P2→P3)、Backスイッチ48で同図左方(第2方向)に(ページP3→P2→P1)、それぞれページが順次切り替わるようになっている。モード切替スイッチ49A、49Bは、画面表示モードをそれぞれ楽器モード、ブラウザモードに切り替えるのに用いられる。各複機能スイッチは、画面表示モード乃至表示画面に応じて異なる機能を果たし、例えば、複機能スイッチ50は、音色選択ページが表示されている場合においては、音色のデモを聞くのに用いられる。
〈ブラウザモード〉
一方、ブラウザモードにおいては、サーバコンピュータ102等に保存されているWEBサイト40から、通信ネットワーク101を介してWEBページを表示するために必要な画像部品31及び該画像部品31に対応している画像ID・座標32をブラウザ機能部30が受信し(図2参照)、これらを例えばRAM7及び記憶入出力装置10のハードディスクに記憶させる。ここで、画像ID・座標32中の画像IDは、対応する画像部品31を特定するための情報であり、座標は、該画像部品31を表示画面のどの位置に表示すべきかを指定する配置情報である。この配置情報には、2次元平面上の座標のような本来の意味における情報だけでなく、配置を指定し得る情報のすべてが含まれる。通常、1ページのWEBページ表示のためには、画像部品31及び画像ID・座標32は多数組用いられる。
ブラウザ機能部30の画像生成37は、これら画像部品31及び画像ID・座標32に基づいて、表示装置19に表示するための第1表示用画像37aを生成する。表示制御部38は、この第1表示用画像37aを表示装置19に表示させる。この第1表示用画像37aに基づく表示は、図2、図4に示すように、主表示領域45になされ、主表示領域45には画像及びテキスト等の表示が含まれる。
また、図2に示すコントロールメニュー用画像部品(以下、「メニュー用画像部品」と称する)41と、コントロールメニュー用画像ID・座標(以下、「メニュー用画像ID・座標」と称する)42とが、互いに対応付けられて、例えばROM6に記憶されている。なお、これらは、記憶入出力装置10のハードディスクに記憶されていてもよい。ここで、上記画像ID・座標32と同様に、メニュー用画像ID・座標42中の画像IDは、対応するメニュー用画像部品41を特定し、座標は該メニュー用画像部品41の表示配置を規定する。
メニュー用画像ID・座標42が、ブラウザ機能部30に供給され、これに対応するメニュー用画像部品41が、表示制御部38に供給される。ブラウザ機能部30は、上記供給されたメニュー用画像ID・座標42を表示制御部38に送る。従って、ブラウザ機能部30は、メニュー用画像部品41を受け取ることがなく、メニュー用画像部品41に基づく画像生成処理を行わない。表示制御部38の画像生成39は、上記供給されたメニュー用画像部品41及びメニュー用画像ID・座標42に基づき、表示装置19に表示するための第2表示用画像39aを生成する。表示制御部38は、この第2表示用画像39aを表示装置19に表示させる。この第2表示用画像39aに基づく表示は、図2、図4に示すように、副表示領域46になされる。
図4に示すように、副表示領域46には、「戻る」51、「進む」52等の機能メニューが表示される。このように、主表示領域45の表示用の第1表示用画像37aがブラウザ機能部30で生成され、副表示領域46の表示用の第2表示用画像39aが表示制御部38で生成されて、両表示用画像37a、39aが表示装置19に併せて表示されることで、図4に示すようなブラウザ画面の表示がなされる。
副表示領域46の表示内容は、主表示領域45のようにアクセスするWEBサイトによって随時切り替わるものではなく、ブラウザモードにおいては固定的なものである。従って、表示内容がほとんど変化しない副表示領域46については、表示制御部38が直接描画するようにすることで、ブラウザ機能部30の処理負担が軽減されている。
ところで、本実施の形態では、ブラウザ機能部30(乃至上記WEBブラウザプログラム)が扱える画像のデータ形式は、所定データ容量のデータ形式(例えば24ビットのフルカラー画像の形式)(以下、「第1のデータ形式」と称する)、あるいはデータ容量がそれ以上である所定のデータ形式に限定されている。一方、表示制御部38(乃至上記ディスプレイドライバ)は、上記第1のデータ形式よりデータ容量の少ないデータ形式(例えば16ビットカラー画像の形式)(以下、「第2のデータ形式」と称する)を少なくとも扱うことができるようになっている。そして、画像部品31は上記第1のデータ形式、メニュー用画像部品41は上記第2のデータ形式で構成されている。これにより、メニュー用画像部品41を記憶するROM6等のメモリ容量の増大が回避され、また、表示制御部38の処理負担も少なくて済む。上記WEBブラウザプログラムとしては、例えば、ACCESS社のNetFront(登録商標)等が採用されるが、これに限定されるものではない。
ところで、上記WEBブラウザプログラムには、過去に訪れたWEBサイトの履歴に簡単に再アクセスする「履歴機能」がある。履歴表示を行うために、ブラウザ機能部30では、例えば記憶入出力装置10のハードディスク等に履歴データ33が保存される。履歴データ33の保存の態様には、表示内容すべてを含む表示データ34を保存する態様と、URL(Uniform Resource Locator)の情報のみが含まれるURLデータ35を保存する態様とがある(図2参照)。
表示データ34には、画像部品31及び画像ID・座標32に相当する情報が含まれている。表示データ34に基づいて履歴ページを表示する場合は、画像部品31及び画像ID・座標32に基づく場合と同様に、表示データ34に基づき画像生成37が第1表示用画像37aを生成し、表示制御部38がこれを表示装置19に表示させる。一方、URLデータ35に基づいて履歴ページを表示する場合は、URLデータ35をWEBサイト40に送信すると、それに応答して、WEBサイト40から画像部品31及び画像ID・座標32がブラウザ機能部30に送られる。その後は、上述したのと同様に画像生成37により第1表示用画像37aが生成され、所望の履歴ページが表示装置19に表示される。このような履歴ページの表示処理は、後述する履歴表示の指示によって実行される。
ブラウザモードにおける操作は、次のようになされる。図4に示すように、機能メニューである「戻る」51、「進む」52の直下には、複機能スイッチ53、54が配置される。Nextスイッチ47、Backスイッチ48は、ブラウザモードにおいては、複機能スイッチ54、53と同じ機能を果たし、「進む」52、「戻る」51に対応して履歴表示の指示の機能を果たす。すなわち、Nextスイッチ47が押下されると、履歴ページの表示が時間的に前進方向に順次移行し、Backスイッチ48が押下されると、履歴ページの表示が後退方向(過去の方向)に順次移行する。また、複機能スイッチ50は、ブラウザモードにおいては、エンター(確定)を指示するのに用いられる。
次に、上記説明した各種表示の切り替え等を実現するための具体的処理を説明する。図5は、楽器UIプログラムによるスイッチ処理のフローチャートに、WEBブラウザプログラムによるブラウザ機能処理及び楽器プログラムによる楽器関連処理のフローチャートを併せて示した図である。これらの処理はいずれも、本電子音楽装置の電源オン状態において一定時間間隔で常に実行されている。図6は、画面表示モードと操作されたスイッチの機能との対応関係を規定するテーブルを示す図である。
まず、スイッチ処理において、ディスプレイ周辺スイッチの操作があったか否かを判別する(ステップS101)。すなわち、モード切替スイッチ49A、49Bを除く、Nextスイッチ47、Backスイッチ48、及び複機能スイッチ50、51、53等の複機能スイッチ群のいずれかの操作の有無を検出する。その判別の結果、ディスプレイ周辺スイッチの操作がない場合は、モード切替スイッチ49A、49Bの操作があったか否かを判別して(ステップS103)、モード切替スイッチ49A、49Bの操作がない場合は、その他処理を実行し(ステップS105)、本処理を終了する。
一方、前記ステップS101の判別の結果、いずれかのスイッチが操作された場合は、現在の画面表示モードと操作されたスイッチに応じたキーイベントを発行することで、画面表示モードに応じたプログラムに対して動作を指示する(ステップS102)。一方、楽器関連処理におけるステップS201、及びブラウザ機能処理におけるステップS301では、発行されたキーイベントに応じた動作を実行する。
すなわち、各周辺スイッチの機能は、画面表示モードによって異なり、例えば、図6に示すように、楽器モードでは、Backスイッチ48、Nextスイッチ47、複機能スイッチ50の機能はそれぞれ、「ひとつ左のタブに移動」(左方へのページ切り替え)、「ひとつ右のタブに移動」(右方へのページ切り替え)、「音色のデモを聞く」に設定される。同様に、ブラウザモードでは、それぞれ履歴ページの戻り、進み、エンター(確定)の機能に設定される。他の複機能スイッチについても、画面表示モードによって個々に異なる機能が設定されている。
従って、例えば、楽器モードにおいてNextスイッチ47が操作された場合は、音色選択ページ等におけるページを右方に切り替えることを示すキーイベントが、楽器関連処理部43に対して発行される。すると、楽器関連処理におけるステップS201では、上記発行されたキーイベントに応じた動作が実行される。すなわち、音色選択ページ等におけるページを右方に1ページだけ切り替えるべく、楽器関連処理部43が必要な表示データ44を表示制御部38に送り、表示制御部38が、切り替わったページを表示装置19に表示させる(図3参照)。
また、前記ステップS102で、例えば、ブラウザモードにおいてNextスイッチ47が操作された場合は、履歴ページを前進方向(進む方向)に切り替えることを示すキーイベントが、ブラウザ機能部30に対して発行される。すると、ブラウザ機能処理におけるステップS301では、上記発行されたキーイベントに応じた動作が実行される。すなわち、履歴ページを前進方向に1ページだけ切り替えるべく、ブラウザ機能部30において画像生成37が表示データ34に基づき切り替えページ用の第1表示用画像37aを生成し、表示制御部38がこれを表示装置19に表示させる(図4参照)。なお、URLデータ35に基づく場合は、一旦WEBサイト40を介するが、ページ切り替え表示の態様は同じである。
前記ステップS103の判別の結果、モード切替スイッチ49A、49Bの操作があった場合は、その操作に応じて画面表示モードを切り替えて(ステップS104)、前記ステップS105を実行する。また、楽器関連処理におけるステップS202では、楽器モードにおける各種画面表示処理等の、その他処理が実行される。また、ブラウザ機能処理におけるステップS302では、ブラウザモードにおけるブラウザ画面表示処理等の、その他処理が実行される。
本実施の形態によれば、ブラウザ画面のうち、副表示領域46に表示される固定的メニューの表示処理は、ブラウザ機能部30でなく表示制御部38が行うようにしたので、ブラウザ機能部30の処理が減少する。よって、ブラウザ画面の全表示処理をブラウザ機能部30が行う場合に比し、ブラウザ機能部30の処理負担が軽減される結果、ブラウザ画面の表示速度を高めることができる。
また、ブラウザ画面において副表示領域46に固定的メニューを表示するためのメニュー用画像部品41は、主表示領域45の表示用の画像部品31に比しデータ容量が少ないデータ形式であるので、メニュー用画像部品41を記憶するためのメモリ容量が少なくて済むだけでなく、副表示領域46及び主表示領域45の双方の表示のための画像部品が一律にデータ容量の大きいデータ形式である場合に比し、全体として扱うデータ容量が減少するので、処理負担をより軽減し、表示速度の高速化に寄与することができる。
本実施の形態によればまた、Nextスイッチ47、Backスイッチ48を楽器機能関係ページのページ切り替えとWEBページにおける履歴ページのページ切り替えとに共用化したので、両ページ切り替え操作を類似の操作体系で行えるようにして使い勝手を向上させることができる。また、両ページ切り替え操作のための物理的スイッチをそれぞれ別個に設ける場合に比し、構成が簡単である。
なお、本実施の形態において、メニュー用画像部品41のデータ形式は16ビットカラー画像の形式に限られるものでなく、表示制御部38が扱うことが可能で、且つ、ブラウザ機能部30が扱える最小容量のデータ形式よりも容量の少ないデータ形式であればよい。
なお、楽器機能関係ページまたはWEB履歴ページの切り替えに共用されるスイッチは、Nextスイッチ47、Backスイッチ48のような物理スイッチに限定されるものではなく、表示装置19に表示されるいわゆるソフトスイッチであってもよい。また、その名称乃至デザインも、Next、Backに限定されるものでなく、「→」、「←」のような記号等を用いたものであってもよい。
なお、楽器機能関係ページとWEBページとで操作体系が類似しているような他の機能スイッチが設けられる場合は、同様にして本発明を適用可能である。
なお、画面表示モードの切り替えは、モード切替スイッチ49A、49Bにみによって行われるだけでなく、他の操作、例えば、楽器関連機能またはブラウザ機能を使うためになされる他のスイッチ動作に応じて切り替わるように構成してもよい。
なお、本実施の形態では、電子音楽装置として鍵を有するもの(電子鍵盤楽器)を例示したが、形態はこれに限定されず、例えば、弦楽器、管楽器、打楽器等の形態でもよい。また、表示処理を行う機能部や演奏機能部等の各機能部を、1つの本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別体の装置であって、MIDIや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続することで電子音楽装置が構成されるようにしてもよい。
また、本発明を具現化する装置の形態は、電子楽器の形態に限られず、CPU及びアプリケーションソフトウェア等を備えた携帯型の装置の形態をとってもよく、例えば、カラオケ装置、ゲーム装置、携帯電話等の携帯型通信端末装置、携帯型ピアノ等に適用してもよい。携帯型通信端末装置に適用した場合、端末装置のみで所定の機能が完結している構成に限られず、機能の一部をサーバ側に持たせ、端末装置とサーバとからなるシステム全体として本発明の機能を実現するように構成してもよい。
また、本発明の目的は、実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPU5やMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。また、通信ネットワークを介してサーバコンピュータからプログラムコードが供給されるようにしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU5等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の一実施の形態に係る電子音楽装置の全体構成を示すブロック図である。 本実施の形態における表示機能を実現するための構成を示すブロック図である。 楽器モードにおける表示装置の表示画面の一例と周辺スイッチ群とを示す図である。 ブラウザモードにおける表示装置の表示画面の一例と周辺スイッチ群とを示す図である。 楽器UIプログラムによるスイッチ処理のフローチャートに、WEBブラウザプログラムによるブラウザ機能処理及び楽器プログラムによる楽器関連処理のフローチャートを併せて示した図である。 画面表示モードと操作されたスイッチの機能との対応関係を規定するテーブルを示す図である。
符号の説明
5 CPU(データ供給手段)、 6 ROM(データ記憶手段)、 19 表示装置(表示部)、 30 ブラウザ機能部(WEBブラウザ)、 31 画像部品(画像データ)、 32 画像ID・座標、 37 画像生成、 37a 第1表示用画像、 38 表示制御部、 39 画像生成、 39a 第2表示用画像、 40 WEBサイト、 41 コントロールメニュー用画像部品(所定の要素画像データ)、 42 コントロールメニュー用画像ID・座標(特定情報、配置情報)、 45 主表示領域(ブラウザ機能に関する画面の一部)、 46 副表示領域(ブラウザ機能に関する画面の他の一部)、 47 Nextスイッチ、 48 Backスイッチ

Claims (2)

  1. それぞれ種々の情報を表示するための主表示領域及び副表示領域を有する表示手段と、
    楽器モードとブラウザモードのいずれかを選択するモード切替手段と、
    前記モード切替手段により前記楽器モードが選択されたとき、前記表示手段の前記主表示領域及び前記副表示領域にそれぞれ表示させるための画面描画情報を生成・出力し、ユーザ操作に応じて楽器機能を実行する楽器関連処理手段と、
    前記モード切替手段により前記ブラウザモードが選択された場合において前記表示手段に表示される複数の要素画像データと、前記複数の要素画像データの各々を特定するための特定情報及び該特定情報により特定される要素画像データの表示位置を示す配置情報とを記憶するデータ記憶手段と、
    前記ブラウザモードが選択されたとき、前記データ記憶手段に記憶された前記特定情報及び前記配置情報を出力すると共に、前記表示手段の前記主表示領域に表示させるための画面描画情報をWEBサイトから受信されるデータに基づいて生成・出力し、ユーザ操作に応じてブラウザ機能を実行するブラウザ機能手段と、
    前記楽器モードが選択された場合は、前記楽器関連処理手段が生成・出力した前記画面描画情報に基づく画像を前記表示手段に表示させ、一方、前記ブラウザモードが選択された場合は、前記ブラウザ機能手段から出力された前記特定情報により特定される要素画像データの供給を前記データ記憶手段から受け、該供給を受けた要素画像データを、前記ブラウザ機能手段から出力された前記配置情報に基づいて配置することにより前記表示手段の前記副表示領域に表示させるための画像描画情報を生成し、該生成した画像描画情報に基づく画像と前記ブラウザ機能手段が生成・出力した前記主表示領域に表示させるための画面描画情報とに基づく画像とを、前記表示手段の前記副表示領域と前記主表示領域とにそれぞれ表示させる表示制御部とを有することを特徴とする電子音楽装置。
  2. 前記ブラウザ機能手段は、ビット数が第1のデータ形式と同数以上であるデータ形式のデータのみを扱うことが可能で、且つ、前記表示制御部は、前記第1のデータ形式よりビット数が小さい第2のデータ形式のデータを扱うことが可能であり、前記WEBサイトから受信されるデータは、ビット数が前記第1のデータ形式と同数以上であるデータ形式で構成され、前記データ記憶手段に記憶された前記要素画像データは、前記第2のデータ形式で構成されていることを特徴とする請求項1記載の電子音楽装置。
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