JP4214790B2 - ダイシング方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、基板の切断、分割方法に関し、詳しくは、電子部品の製造方法の一工程において基板を切断して、個々の素子(チップ)に分割する際に広く用いられている、ダイシングブレードにより基板を切断、分割するためのタイシング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数個取りの方法により形成された電子部品集合体(マザー基板など)を切断、個々のチップに分割する方法として、ダイシングブレードを用いてダイシングカットする方法(ダイシング法)が広く用いられている。
【0003】
なお、ダイシング方法としては、
(1)切断対象(例えば基板(ウエハ))を、例えば表面に粘着テープを貼り付けたチャックテーブル上に保持し、テープの一部とともに基板を厚み方向にフルカットして個々の素子(チップ)に分割する方法、
(2)基板をチャックテーブル上に保持し、基板を厚み方向に一部カット(ハーフカット)して切溝を形成した後、切溝に沿って基板をブレイクして個々の素子(チップ)に分割する方法、
(3)ダイシング後の素子(チップ)の品質を向上させる目的で、チャックテーブル上に保持した基板をハーフカットして基板の一方の面に切溝を形成した後、基板をチャックテーブルから取り外し、反転させてチャックテーブルに保持し、他方の面(最初にハーフカットした面とは反対側の面)からハーフカットを行って、基板の他方の面に、上記一方の面に形成された切溝にまで達する切溝を形成することにより個々の素子(チップ)に分割する方法
などが知られている。
【0004】
ところで、基板の両面側から切溝を形成することにより基板を切断する場合において、基板材料がガラスなどの透明もしくは半透明のものである場合には、反転後に基板の他方の面(裏面側)から一方の面(表面側)に形成された切溝の位置を目視確認することができるため、特に問題なく表裏のハーフカットラインの位置あわせを行うことが可能であるが、アルミナ基板やセラミック基板などの不透明な材料からなる基板を切断する場合には、基板の他方の面(裏面側)から一方の面(表面側)に形成された切溝の位置を目視確認することができないため、位置合わせが困難になる。
【0005】
そこで、基板が透明でない場合にも確実に位置合わせを行うことが可能な方法として、基板(ウエハ)の裏面から、基板を透過する赤外線を照射して、基板の表面(反対面)の電極やストリートを認識して位置合わせを行う方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−232255号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1の方法においては、赤外線を照射して、基板の反対面の電極やストリートを認識するようにしているため、高価な赤外線照射設備が必要で、コストの増大を招くという問題点がある。
【0008】
本願発明は、上記問題点を解決するものであり、赤外線照射設備などの高価な設備を必要とせず、基板の表裏面の一方に形成された切溝(カットライン)を、逆側の面から直接モニタリングして、正確な位置合わせを行うことが可能で、基板を所望の位置で確実に切断することが可能なダイシング方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本願発明(請求項1)のダイシング方法は、
保持手段に保持させた基板を、ダイシングブレードを用いて切断するダイシング方法であって、
(a)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成する工程と、
(b)基板を反転させ、前記切溝が形成された他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の一方の面を切削して、前記(a)の工程で基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる工程と、
(c)基板の一方の面側から基板の他方の面側の切溝を目視確認して、基板の一方の面側の、基板の他方の面側に形成された切溝に対向する位置にダイシングブレードを用いて切溝を形成することができるように位置合わせを行う工程と、
(d)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面の、前記他方の面に形成された切溝に対向する位置に、前記他方の面に形成された切溝にまで達する所定深さの切溝を形成して基板を切断する工程と
を具備することを特徴としている。
【0010】
基板の一方の面(例えば裏面)を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面(表面)に所定深さの切溝を形成した後、基板を反転させ、他方の面を保持手段に保持させた状態で基板の一方の面(裏面)を切削して、基板の他方の面(表面)に形成された切溝を基板の一方の面(裏面)側から目視できるように露出させた後、基板の他方の面(表面)側の切溝を基板の一方の面(裏面)側から目視確認して、基板の一方の面(裏面)に、他方の面(表面)側の切溝に対向する位置に切溝を形成できるように位置合わせを行った後、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面(裏面)に、基板の他方の面(表面)の切溝にまで達する深さの切溝を形成することにより、基板を所定の位置で確実に切断して、個々の素子に分割することが可能になる。
すなわち、本願発明(請求項1)のダイシング方法によれば、基板の他方の面に形成された切溝(カットライン)を、基板の一方の面から直接モニタリングして、正確な位置合わせを行うことが可能になることから、赤外線照射設備などの高価な設備を必要とすることなく、基板を所定の位置で正確に切断して、個々の素子に分割することが可能になる。
なお、本願発明において、切断対象である基板とは、文字どおりの基板に限定されるものではなく、ウエハーや、ウエハーに電極パターン、抵抗体、誘電体などの素子を搭載したものなどを含む広い概念である。
【0011】
また、請求項2のダイシング方法は、基板の一方の面を切削して、基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる際に、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面に、基板の他方の面に形成された切溝に達する切溝を形成することにより、基板の他方の面に形成された切溝を露出させることを特徴としている。
【0012】
基板の他方の面に形成された切溝を、基板の一方の面側から目視できるように露出させるにあたって、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面に、基板の他方の面に形成された切溝にまで達する切溝を形成するようにした場合、別途切削用の工具を用意したりすることを必要とせずに、基板の他方の面に形成された切溝を確実に露出させることが可能になり、本願発明を実効あらしめることができる。
【0013】
また、本願発明(請求項3)のダイシング方法は、
保持手段に保持させた基板を、ダイシングブレードを用いて切断するダイシング方法であって、
(a)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成する工程と、
(b)基板を反転させ、前記切溝が形成された他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の周辺部を切断する工程と、
(c)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、前記周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、前記(a)の工程で基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる工程と、
(d)基板の一方の面側から基板の他方の面側の切溝を目視確認して、基板の一方の面側の、基板の他方の面側に形成された切溝に対向する位置にダイシングブレードを用いて切溝を形成することができるように位置合わせを行う工程と、
(e)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面の、前記他方の面に形成された切溝に対向する位置に、前記他方の面に形成された切溝にまで達する所定深さの切溝を形成して基板を切断する工程と
を具備することを特徴としている。
【0014】
本願発明(請求項3)のダイシング方法は、切溝が形成された基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の周辺部を切断した後、基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視可能に露出させるようにしているので、基板の一方の面側(例えば裏面側)から他方の面(表面側)の切溝を目視する場合に、切削水の水はけ(ブロー作業時の水はけ)がよくなり、他方の面(表面側)の切溝の視認性を向上させることが可能になる。すなわち、ダイシングブレードを用いて切削や切断を行う場合、通常は切削水が用いられるが、本願請求項3のダイシング方法のように、基板の周辺領域を切削して、肩部を除去した状態とすることにより、切削水が基板の周辺領域に流出するまでの距離を短くし、ブロー作業時において切削水を除去しやすくして切削水が溜まることを抑制、防止することが可能になり、位置合わせの作業性及び信頼性を向上させることが可能になる。
また、切削水が溜まることがないため、切削面側から、他方の切溝を容易に目視できるようになり、作業性及び信頼性を向上させることが可能になる。
【0015】
また、本願発明(請求項4)のダイシング方法は、
保持手段に保持させた基板を、ダイシングブレードを用いて切断するダイシング方法であって、
(a)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成する工程と、
(b)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の周辺部を切断する工程と、
(c)基板を反転させ、他方の面を保持手段に保持させた状態で、前記周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、前記(a)の工程で基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる工程と、
(d)基板の一方の面側から基板の他方の面側の切溝を目視確認して、基板の一方の面側の、基板の他方の面側に形成された切溝に対向する位置にダイシングブレードを用いて切溝を形成することができるように位置合わせを行う工程と、
(e)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面の、前記他方の面に形成された切溝に対向する位置に、前記他方の面に形成された切溝にまで達する所定深さの切溝を形成して基板を切断する工程と
を具備することを特徴としている。
【0016】
本願発明(請求項4)のダイシング方法のように、基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成した後、その状態のまま、基板の周辺部を切断し、その後、基板を反転させ、他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の一方の面の周辺領域を切削するようにした場合にも、上記請求項3の場合と同様の作用を奏する。
【0017】
また、請求項5のダイシング方法は、周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる際に、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面側から基板をハーフカットすることにより、基板の一方の面の周辺領域を切削して基板の他方の面に形成された切溝を露出させることを特徴としている。
【0018】
基板の他方の面に形成された切溝を、基板の一方の面側から目視できるように露出させる際に、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面側から基板をハーフカットすることにより、基板の一方の面の周辺領域を確実に切削して肩部が除去された状態とすることが可能になり、基板の他方の面に形成された切溝を確実に露出させることが可能になる。
【0019】
また、請求項6のダイシング方法は、不透明な基板をダイシングする方法にかかるものであることを特徴としている。
【0020】
不透明な基板をダイシングする場合に本願発明を適用することにより、赤外線照射設備などの高価な設備を必要としたりすることなく、不透明な基板を所定の位置で確実に切断して、個々の素子に分割することが可能になり、特に有意義である。
【0021】
【実施例】
以下、本願発明の実施例を示して、その特徴とするところをさらに具体的に説明する。
【0022】
[実施例1]
(1)まず、図1に示すように、表裏両面に電極パターン1が配設された基板(この実施形態では厚みが250μmのアルミナ基板)2の一方の面(裏面)2bをテーブル(図示せず)の表面に配設された粘着テープ3に貼り付ける。
【0023】
(2)それから、図2に示すように、基板2の他方の面(表面)2a側からカットラインに沿って、切り込み深さが125μmになるようにダイシングブレード(図示せず)を用いてハーフカットを行い、基板2の表面2aに平行な複数の切溝11aを形成する。
【0024】
(3)次いで、基板2を平面的に90゜回転させた後、切溝11aと直交する方向にカットラインに沿って切り込み深さが125μmになるようにハーフカットを行い、基板2の表面2aに平行な複数の切溝11bを形成する(図2)。
【0025】
(4)その後、基板2を粘着テープ3から取り外して反転させ、図3に示すように、基板2の他方の面(表面)2aをエキスパンドテープ(粘着性を有し、かつ粘着テープ3よりも引き伸ばしやすいテープ)3aに貼り付ける。
【0026】
(5)そして、図4に示すように、基板2の一方の端部の不要部分(分割すべきチップが配列されていない部分)を、基板2の一方の面(裏面)2b側から、切り込み深さが200μmになるようにダイシングブレード(図示せず)を用いてハーフカット(切削)し、切溝12aを形成する。
【0027】
(6)次いで、基板2の裏面2bの対向する他方の端部(分割すべきチップが配列されていない部分)についても同様に、切り込み深さが200μmになるようにダイシングブレード(図示せず)を用いてハーフカット(切削)し、基板の裏面2bに切溝12aを形成する(図4)。
【0028】
(7)その後、基板を平面的に90゜回転させて上記(5)及び(6)の工程を繰り返し、上記(5),(6)の工程で形成した切溝12aと直交する切溝12bを、基板2の裏面2bの互いに対向する端部に形成する(図4参照)。
【0029】
(8)そして、基板2の裏面2b側から、切溝12aに露出した基板2の表面2aの切溝11b、及び切溝12bに露出した基板2の表面2aの切溝11aの位置(図5参照)を目視確認し、図6に示すように、この切溝11a,11bに対向する位置にダイシングブレードDが位置するように位置合わせを行う。
なお、図5は切溝12a,12bに露出した基板2の表面2aの切溝11b,11aを示す平面図である。
【0030】
(9)そして、ダイシングブレードDにより、切り込み深さ250μmで基板2を裏面2b側から切削することにより、図7に示すように、基板2の裏面2bに、表面2a側の切溝11a,11bにまで達する切溝13を形成して、基板2を所定の位置でカットする。なお、図8は、基板2の表面2aに形成された複数の切溝11a,11bのそれぞれに対向する位置に、切溝11a,11bのそれぞれにまで達する深さの切溝13を形成した状態を示す斜視図である。
【0031】
(10)その後、エキスパンドテープ3aをエキスパンダーでエキスパンドすることにより、分割された個々の素子(チップ)20(図9)をエキスパンドテープ3aから取り外す。
【0032】
上述のように、基板2の裏面2bの4つの辺の近傍(端部)に、基板2の表面2aに形成された切溝11a,11bが露出するように、切溝12a,12bを形成することにより、アルミナ基板のような不透明な基板2を切断する場合にも、基板2の表面2aに形成された複数の切溝11a,11bのそれぞれの位置を、基板2の裏面2b側から目視確認することが可能になる。
したがって、基板2の表面2aの切溝11a,11bの位置を、基板2の裏面2b側から直接にモニタリングして、基板2の表面2aの切溝11a,11bに対向する位置に切溝を形成できるように、精度よく位置合わせを行うことが可能になる。そして、その状態でダイシングブレードDを用いて、基板2の裏面2b側から、基板2の表面2aに形成された複数の切溝11a,11bのそれぞれに対向する位置に、切溝11a,11bのそれぞれにまで達する深さの切溝13を形成することにより、赤外線照射設備などの高価な設備を必要とすることなく、基板2を所定の位置で確実に切断して、個々の素子20に分割することができる。
【0033】
[実施例2]
(1)まず、図10に示すように、他方の面(表面)22aに薄膜素子21が配設された基板(この実施形態では厚みが180μmのシリコン基板)22の一方の面(裏面)22bをテーブル(図示せず)の表面に配設された粘着テープ23に貼り付ける。
【0034】
(2)それから、図11に示すように、基板22の他方の面(表面)22a側から、カットラインに沿って、切り込み深さが90μmになるようにダイシングブレード(図示せず)を用いてハーフカットを行い、基板22の表面22aに平行な複数の切溝31aを形成する。
【0035】
(3)次いで、基板22を平面的に90゜回転させた後、切溝31aと直交する方向にカットラインに沿って切り込み深さが90μmになるようにハーフカットを行い、基板22の表面22aに平行な複数の切溝31bを形成する(図11)。
【0036】
(4)その後、基板22を粘着テープ23から取り外して反転させ、図12に示すように、基板2の他方の面(表面)22aをエキスパンドテープ(粘着性を有し、かつ粘着テープ23よりも引き伸ばしやすいテープ)23aに貼り付ける。
【0037】
(5)そして、図13に示すように、基板22の一方の端部の不要部分(分割すべきチップが配列されていない部分)32を、基板22の一方の面(裏面)22b側から、ダイシングブレード(図示せず)を用いて切り込み深さ180μmでフルカットして切り離す。
【0038】
(6)次いで、基板22の対向する他方の端部の不要部分(分割すべきチップが配列されていない部分)32も同様に、切り込み深さ180μmでフルカットして切り離す(図13)。
【0039】
(7)その後、基板22を平面的に90゜回転させて上記(5)及び(6)の工程を繰り返し、上記(5),(6)の工程でフルカットした端部と直交する方向の、互いに対向する端部の不要部分32をダイシングブレード(図示せず)を用いてフルカットして切り離す(図14参照)。
【0040】
(8)それから、図15(a),(b)に示すように、基板22のフルカットした4辺の端部の少し内側(20〜100μm内側)を、基板22の裏面22b側からダイシングブレード(図示せず)を用いて、切り込み深さ130μmでハーフカット(切削)することにより、基板22の裏面22bの周辺領域に切削凹部33を形成する。このとき、図15(b)に示すように、基板22は、裏面22bの周辺領域の肩部が切削、除去された状態となる。
【0041】
(9)そして、基板22の裏面22b側から、切削凹部33に露出した基板22の表面22aの切溝31a,31b(図15(a),(b))の位置を目視確認し、図16に示すように、この切溝31a,31bに対抗する位置にダイシングブレードDが位置するように位置合わせを行う。
【0042】
(10)そして、ダイシングブレードDにより、切り込み深さ170μmで基板22を裏面22b側から切削することにより、図17に示すように、基板22の裏面22bに、表面22a側の切溝31a,31bにまで達する切溝34を形成して、基板22を所定の位置でカットする。なお、図18は、基板22の表面22aに形成された複数の切溝31a,31bのそれぞれに対向する位置に、切溝31a,31bのそれぞれにまで達する深さの切溝34を形成した状態を示す斜視図である。
【0043】
(11)その後、エキスパンドテープ23aをエキスパンダーでエキスパンドすることにより、分割された個々の素子(チップ)40(図19)をエキスパンドテープ23aから取り外す。
【0044】
この実施例2のように、切溝31a,31bが形成された基板22の表面22aを保持手段(エキスパンドテープ))23aに保持させた状態で、基板22の周辺部を切断した後、基板22の裏面22b側から、基板22の周辺領域を切削して肩部を除去することにより、基板22の表面22aに形成された切溝31a,31bを、裏面22b側から目視可能に露出させるようにしているので、切削水が基板22の周辺領域に流出するまでの距離を短くし、ブロー作業時において切削水を除去しやすくして肩部に切削水が溜まることを抑制、防止することができ、基板22の裏面22b側から表面22aに形成された切溝31a,31bを目視する場合に、表面22aの切溝31a,31bを確実に目視して位置合わせを行うことが可能になり、作業性及び信頼性を向上させることが可能になる。
【0045】
また、上記実施例2では、(4)及び(5)の工程において、基板22を粘着テープ23から取り外して反転させ、基板22の表面22aをエキスパンドテープ23aに貼り付けた状態で、基板22の裏面22b側から、周辺部をフルカットするようにしているが、上記(2)及び(3)の工程で基板22の表面22aに切溝31a,31bを形成した後、引き続いて、基板22の表面22a側から基板の周辺部をフルカットし、その後、基板22を粘着テープ23から取り外して反転させ、以後、上記(8)〜(11)の工程を実施するようにした場合にも、上記実施例2の場合と同様の効果を得ることができる。
【0046】
また、上記実施例1,2で用いられているエキスパンドテープ3a,23aの代わりに、UV感光性テープを用いることも可能である。その場合、実施例1の(10)の工程、あるいは実施例2の(11)の工程で、分割された個々の素子(チップ)をテープから取り外す際に、UV照射(例えばi線(365nm)で500mJ/cm2)を行うことにより、容易に素子をテープから取り外すことが可能になる。
【0047】
また、上記実施例1及び2では、(1)の工程で基板の裏面を保持させるテープとして粘着テープを用い、(4)の工程で基板を反転させてその表面を保持させるテープとして、エキスパンドテープを用いているが、(1)及び(4)の両方の工程において、同じ種類のテープ(粘着テープあるいはエキスパンドテープ)を用いることも可能である。また、基板を保持するための保持手段は、粘着テープやエキスパンドテープに限られるものではなく、真空吸着式の保持手段など種々の構成の保持手段を用いることが可能である。
【0048】
本願発明は、さらにその他の点においても上記実施例に限定されるものではなく、基板の種類、基板をダイシングすることにより切り出される素子の種類、ダイシングブレードの種類などに関し、発明の範囲内において、種々の応用、変形を加えることが可能である。
【0049】
【発明の効果】
上述のように、本願発明(請求項1)のダイシング方法は、基板の一方の面(例えば裏面)を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面(表面)に所定深さの切溝を形成した後、基板を反転させ、他方の面を保持手段に保持させた状態で基板の一方の面(裏面)を切削して、基板の他方の面(表面)に形成された切溝を基板の一方の面(裏面)側から目視できるように露出させた後、基板の他方の面(表面)側の切溝を基板の一方の面(裏面)側から目視確認して、基板の一方の面(裏面)に、他方の面(表面)側の切溝に対向する位置に切溝を形成できるように位置合わせを行った後、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面(裏面)に、基板の他方の面(表面)の切溝にまで達する深さの切溝を形成するようにしているので、基板を所定の位置で確実に切断して、個々の素子に分割することができるようになる。
すなわち、本願発明(請求項1)のダイシング方法によれば、基板の他方の面に形成された切溝(カットライン)を、基板の一方の面から直接モニタリングしながら、正確な位置合わせを行うことが可能になるため、赤外線照射設備などの高価な設備を必要とすることなく、基板を所定の位置で正確に切断して、個々の素子に分割することができる。
【0050】
また、請求項2のダイシング方法のように、基板の他方の面に形成された切溝を、基板の一方の面側から目視できるように露出させるにあたって、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面に、基板の他方の面に形成された切溝にまで達する切溝を形成するようにした場合、別途切削用の工具を用意したりすることを必要とせずに、基板の他方の面に形成された切溝を確実に露出させることが可能になる。
【0051】
また、本願発明(請求項3)のダイシング方法のように、切溝が形成された基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の周辺部を切断した後、基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視可能に露出させるようにした場合、基板の一方の面側(例えば裏面側)から他方の面(表面側)の切溝を目視する場合に、切削水の水はけ(ブロー作業時の水はけ)がよくなり、他方の面(表面側)の切溝の視認性を向上させることが可能になる。すなわち、ダイシングブレードを用いて切削や切断を行う場合、通常は切削水が用いられるが、本願請求項3のダイシング方法のように、基板の周辺領域を切削して、肩部を除去した状態とすることにより、切削水が基板の周辺領域に流出するまでの距離を短くし、ブロー作業時において切削水を除去しやすくして切削水が溜まることを抑制、防止することが可能になり、位置合わせの作業性及び信頼性を向上させることが可能になる。
【0052】
また、本願発明(請求項4)のダイシング方法のように、基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成した後、その状態のまま、基板の周辺部を切断し、その後、基板を反転させ、他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の一方の面の周辺領域を切削するようにした場合にも、上記請求項3のダイシング方法の場合と同様の効果を得ることができる。
【0053】
また、請求項5のダイシング方法のように、基板の他方の面に形成された切溝を、基板の一方の面側から目視できるように露出させる際に、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面側から基板をハーフカットすることにより、基板の一方の面の周辺領域を確実に切削して肩部が除去された状態とすることが可能になり、基板の他方の面に形成された切溝を確実に露出させることが可能になる。
【0054】
また、請求項6のダイシング方法のように、不透明な基板をダイシングする場合に本願発明を適用することにより、赤外線照射設備などの高価な設備を必要としたりすることなく、不透明な基板を所定の位置で確実に切断して、個々の素子に分割することが可能になり、特に有意義である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の一方の面(裏面)を粘着テープに保持させた状態を示す斜視図である。
【図2】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の表面に切断用の切溝を形成した状態を示す斜視図である。
【図3】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、基板を反転させて、他方の面(表面)をエキスパンドテープに保持させた状態を示す斜視図である。
【図4】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の裏面に、基板表面の切溝を露出させるための切溝を形成した状態を示す斜視図である。
【図5】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の裏面に切溝を形成して、基板表面の切溝を露出させた状態を示す平面図である。
【図6】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、切断のための位置合わせをしている状態を示す図である。
【図7】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、ダイシングブレードにより、基板の裏面側から切溝を形成して基板を切断している状態を示す図である。
【図8】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法の一工程において、、基板の表面に形成された複数の切溝に対向する位置に、基板の裏面側から切溝を形成した状態を示す斜視図である。
【図9】本願発明の一実施例(実施例1)にかかるダイシング方法により、切り出された素子(チップ)を示す斜視図である。
【図10】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の一方の面(裏面)を粘着テープに保持させた状態を示す斜視図である。
【図11】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の表面に切断用の切溝を形成した状態を示す斜視図である。
【図12】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、基板を反転させて、他方の面(表面)をエキスパンドテープに保持させた状態を示す斜視図である。
【図13】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の端部の不要部分を切断する方法を示す斜視図である。
【図14】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の端部の不要部分を切断した状態を示す斜視図である。
【図15】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、基板の裏面の周辺領域を切削して、基板の表面に形成された切溝を基板の裏面側から目視できるように露出させた状態を示す図であり、(a)は平面図、(b)は斜視図である。
【図16】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、切断のための位置合わせをしている状態を示す図である。
【図17】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、ダイシングブレードにより、基板の裏面側から切溝を形成して基板を切断している状態を示す図である。
【図18】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法の一工程において、、基板の表面に形成された複数の切溝に対向する位置に、基板の裏面側から切溝を形成した状態を示す斜視図である。
【図19】本願発明の一実施例(実施例2)にかかるダイシング方法により、切り出された素子(チップ)を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 電極パターン
2 基板(アルミナ基板)
2a 基板の表面(他方の面)
2b 基板の裏面(一方の面)
3 粘着テープ
3a エキスパンドテープ
11a,11b 切溝
12a,12b 切溝
13 切溝
20 素子(チップ)
21 薄膜素子
22 基板(シリコン基板)
22a 基板の表面(他方の面)
22b 基板の裏面(一方の面)
23 粘着テープ
23a エキスパンドテープ
31a,31b 切溝
32 基板の端部の不要部分
33 切削凹部
34 切溝
40 素子(チップ)
D ダイシングブレード

Claims (6)

  1. 保持手段に保持させた基板を、ダイシングブレードを用いて切断するダイシング方法であって、
    (a)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成する工程と、
    (b)基板を反転させ、前記切溝が形成された他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の一方の面を切削して、前記(a)の工程で基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる工程と、
    (c)基板の一方の面側から基板の他方の面側の切溝を目視確認して、基板の一方の面側の、基板の他方の面側に形成された切溝に対向する位置にダイシングブレードを用いて切溝を形成することができるように位置合わせを行う工程と、
    (d)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面の、前記他方の面に形成された切溝に対向する位置に、前記他方の面に形成された切溝にまで達する所定深さの切溝を形成して基板を切断する工程と
    を具備することを特徴とするダイシング方法。
  2. 基板の一方の面を切削して、基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる際に、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面に、基板の他方の面に形成された切溝に達する切溝を形成することにより、基板の他方の面に形成された切溝を露出させることを特徴とする請求項1記載のダイシング方法。
  3. 保持手段に保持させた基板を、ダイシングブレードを用いて切断するダイシング方法であって、
    (a)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成する工程と、
    (b)基板を反転させ、前記切溝が形成された他方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の周辺部を切断する工程と、
    (c)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、前記周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、前記(a)の工程で基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる工程と、
    (d)基板の一方の面側から基板の他方の面側の切溝を目視確認して、基板の一方の面側の、基板の他方の面側に形成された切溝に対向する位置にダイシングブレードを用いて切溝を形成することができるように位置合わせを行う工程と、
    (e)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面の、前記他方の面に形成された切溝に対向する位置に、前記他方の面に形成された切溝にまで達する所定深さの切溝を形成して基板を切断する工程と
    を具備することを特徴とするダイシング方法。
  4. 保持手段に保持させた基板を、ダイシングブレードを用いて切断するダイシング方法であって、
    (a)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて基板の他方の面に所定深さの切溝を形成する工程と、
    (b)基板の一方の面を保持手段に保持させた状態で、基板の周辺部を切断する工程と、
    (c)基板を反転させ、他方の面を保持手段に保持させた状態で、前記周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、前記(a)の工程で基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる工程と、
    (d)基板の一方の面側から基板の他方の面側の切溝を目視確認して、基板の一方の面側の、基板の他方の面側に形成された切溝に対向する位置にダイシングブレードを用いて切溝を形成することができるように位置合わせを行う工程と、
    (e)基板の他方の面を保持手段に保持させた状態で、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面の、前記他方の面に形成された切溝に対向する位置に、前記他方の面に形成された切溝にまで達する所定深さの切溝を形成して基板を切断する工程と
    を具備することを特徴とするダイシング方法。
  5. 周辺部が切断された基板の一方の面の周辺領域を切削して、基板の他方の面に形成された切溝を基板の一方の面側から目視できるように露出させる際に、ダイシングブレードを用いて、基板の一方の面側から基板をハーフカットすることにより、基板の一方の面の周辺領域を切削して基板の他方の面に形成された切溝を露出させることを特徴とする請求項3又は4記載のダイシング方法。
  6. 不透明な基板をダイシングする方法にかかるものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のダイシング方法。
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