JP4213529B2 - 積層モジュール基板及びその製造方法並びに半導体ic搭載モジュール - Google Patents

積層モジュール基板及びその製造方法並びに半導体ic搭載モジュール Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は積層モジュール基板及びその製造方法に関し、特に、デカップリングコンデンサを内蔵した積層モジュール基板及びその製造方法に関する。また、本発明は半導体IC搭載モジュールに関し、特に、デカップリングコンデンサを内蔵した積層モジュール基板を有する半導体IC搭載モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、CPU(Central Processing Unit)に代表される半導体ICの動作周波数や、パワーアンプICが取り扱う高周波信号の周波数はますます高くなっている。動作周波数の高い半導体ICや高周波信号を取り扱うパワーアンプICは電源ノイズが非常に発生しやすく、これが発生すると電源配線やグランド配線の寄生抵抗及び寄生インダクタンスの影響により電圧降下が生じ、当該半導体ICが誤動作を起こす可能性がある。電源ノイズに起因するこのような電圧降下を防止するため、一般に、半導体ICの電源間(電源電位(Vcc)に接続される電源端子とグランド電位(GND)に接続されるグランド端子との間)にはデカップリングコンデンサが接続される。半導体ICの電源間にデカップリングコンデンサを接続すれば、電源配線やグランド配線のインピーダンスが低下することから、電源ノイズに起因する電圧降下を効果的に抑制することができる。
【0003】
電源配線やグランド配線に要求されるインピーダンスは、半導体ICの動作電圧に比例するとともに、半導体ICの集積度、スイッチング電流及び動作周波数に反比例する。したがって、集積度が高く、動作電圧が低く、動作周波数や取り扱う高周波信号の周波数が高い近年の半導体ICにおいては、電源配線やグランド配線に要求されるインピーダンスは非常に小さくなる。このような低インピーダンスを達成するためには、デカップリングコンデンサを大容量化するとともに、半導体ICの電源端子やグランド端子とデカップリングコンデンサとを接続する配線のインダクタンスをできる限り小さくする必要がある。
【0004】
大容量のデカップリングコンデンサとしては、電解コンデンサや積層セラミックコンデンサが一般に用いられ、配線のインダクタンスを抑えるためにはできる限り半導体ICの電源端子やグランド端子の近傍にこれらを配置する必要がある。しかしながら、レイアウト上の制約により、電解コンデンサや積層セラミックコンデンサ等を半導体ICの電源端子やグランド端子の近傍に配置することが困難な場合がある。しかも、より大きな容量を得るためには、これら電解コンデンサや積層セラミックコンデンサを多数個用いなければならず、この場合には部品コストが大幅に高くなるという問題が生じる。
【0005】
このような問題を解決する手法として、特許文献1には、半導体ICを搭載する積層モジュール基板にデカップリングコンデンサを内蔵する手法が提案されている。このような手法によれば、別部品として電解コンデンサや積層セラミックコンデンサを用いる必要が無くなるので、部品点数を削減することが可能となる。
【0006】
【特許文献1】
特開平6−338587号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1に示す積層モジュール基板は、デカップリングコンデンサを構成する容量電極及び容量絶縁膜の積層面が半導体ICの搭載面に対して平行であることから、大容量のデカップリングコンデンサを構成するためには平面方向のサイズを大きくする必要が生じ、積層モジュール基板の小型化が困難となってしまう。また、積層モジュール基板に多数のビアホールやビアホール導体を形成しなければならないことから、製造コストが高くなるという問題もあった。
【0008】
したがって、本発明の目的は、小型化及びデカップリングコンデンサの大容量化が容易であり、且つ、製造コストの低い積層モジュール基板びその製造方法を提供することである。
【0009】
また、本発明の他の目的は、上記の積層モジュール基板を有する半導体IC搭載モジュールを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明による積層モジュール基板は、交互に積層された複数の絶縁層及び複数の導電層を備え、隣り合う導電層とこれら導電層間に存在する絶縁層によって容量素子が構成される積層モジュール基板であって、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面に、半導体ICとの電気的接続を行うための複数の電極パッドが設けられていることを特徴とする。
【0011】
このように、本発明による積層モジュール基板は、特許文献1に記載された積層モジュール基板とは異なり、絶縁層及び導電層の積層面に対して実質的に垂直な面が半導体ICの搭載面となっていることから、平面方向のサイズをそれほど大きくしなくても十分な容量が得られることになる。これにより、小型で大容量のデカップリングコンデンサを内蔵させることができるので、CPUやパワーアンプIC等、動作周波数が高い半導体ICや高周波信号を取り扱う半導体ICを搭載した場合であっても、当該半導体ICの誤動作を効果的に抑制することが可能となる。しかも、積層方向が上記の通りであることから、多数のビアホールやビアホール導体を形成する必要がなく、製造コストを抑制することも可能となる。
【0012】
本発明の好ましい実施形態においては、前記複数の電極パッドの少なくとも一つが隣り合う導電層の一方に接続され、前記複数の電極パッドの他の少なくとも一つが隣り合う導電層の他方に接続されている。また、本発明の好ましい実施形態においては、前記複数の絶縁層及び前記複数の導電層によって構成される積層基体の表面のうち、前記積層面に対して実質的に垂直な面の少なくとも一部が絶縁体によって覆われており、前記絶縁体の表面に前記電極パッドが設けられている。また、本発明の好ましい実施形態においては、前記絶縁体の前記表面に形成された導電パターンを介して前記電極パッドと前記導電層が接続されており、本発明の好ましい別の実施形態においては、前記絶縁体を貫通して設けられたメッキ導体又はスルーホール電極をさらに介して前記電極パッドと前記導電層が接続されている。
【0013】
さらに、本発明の好ましい実施形態においては、電極パッドが設けられている面と同じ面に放熱用のグランドパターンがさらに設けられており、前記グランドパターンは1又は2以上の導電層に接続されている。このような構成とすれば、半導体ICが発する熱を積層モジュール基板へ効率よく放熱させることが可能となる。
【0014】
本発明による積層モジュール基板の製造方法は、複数の絶縁層と複数の導電層を交互に積層することによって積層母体を形成する工程と、前記積層母体の表面のうち、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面に絶縁体を形成する工程と、前記絶縁体の表面に半導体ICとの電気的接続を行うための複数の電極パッド及び前記電極パッドと前記導電層とを接続するための導電パターンを形成する工程と、前記積層母体を切断することにより積層モジュール基板を取り出す工程とを備えることを特徴とする。本発明によれば、上記の作用を有する積層モジュール基板を多数個取りすることができるので、製造コストを削減することが可能となる。
【0015】
また、本発明の好ましい実施形態においては、前記積層母体に、少なくとも外部端子用のスルーホールを含む複数のスルーホールを形成する工程と、前記複数のスルーホールの内部に導体を形成する工程とをさらに備え、前記積層モジュール基板を取り出す工程においては、前記外部端子用のスルーホールに沿って前記積層母体を切断することにより外部端子を形成している。このような方法によれば、切断によりスルーホールの内部に形成された導体が半スルーホール導体となることから、隣り合う積層モジュール基板間でスルーホールを共用することが可能となり、形成すべきスルーホール数を少なくすることが可能となる。
【0016】
また、本発明の好ましい実施形態においては、前記積層母体の表面のうち前記積層面に対して実質的に垂直な面の一部を研削することにより切り欠きを形成する工程をさらに備え、前記絶縁体を形成する工程は、前記切り欠きに絶縁体を充填することにより行う。一方、本発明の好ましい別の実施形態においては、前記積層母体の表面のうち前記積層面に対して実質的に垂直な面より露出する前記導電層の一部にメッキを選択的に施し、これによってメッキ導体を選択的に形成する工程をさらに備え、前記絶縁体を形成する工程は、前記メッキ導体を絶縁体によって覆う工程であり、さらに、前記絶縁体の表面を研磨することにより前記メッキ導体の先端部分を露出させる工程を備える。
【0017】
本発明による半導体IC搭載モジュールは、交互に積層された複数の絶縁層及び複数の導電層を有する積層モジュール基板と、前記積層モジュール基板の表面のうち、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面に搭載された半導体ICとを備え、前記半導体ICの電源端子は隣り合う導電層の一方に接続され、前記半導体ICのグランド端子は隣り合う導電層の他方に接続されていることを特徴とする。本発明によれば、積層モジュール基板に小型で大容量のデカップリングコンデンサが内蔵されていることから、この半導体ICがCPUやパワーアンプIC等、動作周波数が高い半導体ICや高周波信号を取り扱う半導体ICであっても、当該半導体ICの誤動作を効果的に抑制することが可能となる。
【0018】
また、本発明の好ましい実施形態においては、前記積層モジュール基板の表面のうち、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面には、前記半導体ICの放熱パターンに接続されたグランドパターンが設けられており、前記グランドパターンが1又は2以上の導電層に接続されている。このような構成とすれば、上述の通り、半導体ICが発する熱を積層モジュール基板へ効率よく放熱させることが可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の好ましい実施の形態による積層モジュール基板100を示す略斜視図であり、図2は積層モジュール基板100を図1に示すA−A線に沿って切断した場合の略断面図であり、図3は積層モジュール基板100を図1に示すB−B線に沿って切断した場合の略断面図である。
【0021】
図1に示すように、本実施形態による積層モジュール基板100は、積層基体110と、積層基体110の一方の主面110a及び他方の主面110bに設けられた切り欠き111を埋めるように設けられた絶縁体120と、絶縁体120の表面に設けられた導電パターン130と、積層基体110の側面に設けられた半スルーホール導体(外部端子)140とを備えており、搭載面100aに半導体ICが搭載されることによって半導体IC搭載モジュールが構成される。
【0022】
積層基体110は、絶縁層と導電層が搭載面100aに対して実質的に直交する方向に交互に積層された構造を有している。より具体的には、図2及び図3に示すように、6つの積層ユニット112と3つの厚膜絶縁層113によって構成され、厚膜絶縁層113間にそれぞれ3つの積層ユニット112が挟まれた構成を有している。各積層ユニット112は、導電層114と薄膜絶縁層115が積層された構成を有しており、隣り合う導電層114の一方は電源用導電層114aとして用いられ、他方はグランド用導電層114bとして用いられる。本実施形態においては、連続する3つの積層ユニット112に含まれる導電層114のうち、両端の導電層が電源用導電層114aであり、中央の導電層がグランド用導電層114bである。尚、本明細書において単に「導電層」と言うときには、電源用導電層とグランド用導電層の両方を指している。
【0023】
厚膜絶縁層113及び薄膜絶縁層115の材料としては、樹脂又は樹脂にセラミック等の機能性材料粉末(磁性体粉末又は誘電体粉末)を混合した複合材料を用いることが好ましい。樹脂としては、熱硬化性樹脂又は熱可塑性樹脂を用いることが好ましい。
【0024】
具体的には、熱硬化性樹脂としては、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリイミド樹脂、ホリフェニレレンエテール(オキサイド)樹脂、ビスマレイミドトリアジン(シアネートエステル)樹脂、フマレート樹脂、ポリブタジエン樹脂、ポリビニルベンジルエーテル化合物樹脂等を用いることができる。
【0025】
また、熱可塑性樹脂としては、ポリブタジエン樹脂、芳香族ポリエステル樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリフェニレレンエテール(オキサイド)樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、ポリエチレンサルファイド樹脂、ポリエーテルテーテルケトン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂、ポリエーテルテーテルケトン樹脂、ポリテトラフルオロエチレン樹脂グラフト樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、低誘電率エポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン(シアネートエステル)樹脂、ビニルベンジル樹脂等を用いることができ、この中でも、特に、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、低誘電率エポキシ樹脂、ポリブタジエン樹脂、ビスマレイミドトリアジン(シアネートエステル)樹脂、ビニルベンジル樹脂等をベースレジンとして用いることが好ましい。これらの樹脂は単独で使用しても良いし、2種類以上混合して使用してもよい。2種類以上混合して用いる場合の混合比は任意である。
【0026】
また、複合材料を構成する場合の無機材料としては、比較的高い誘電率を得るためには、チタン−バリウム−ネオジム系セラミックス、チタン−バリウム−錫系セラミックス、鉛−カルシウム系セラミックス、二酸化チタン系セラミックス、チタン酸バリウム系セラミックス、チタン酸カルシウム系セラミックス、チタン酸ストロンチウム系セラミックス、チタン酸カルシウム系セラミックス、CaWO系セラミックス、Ba(Mg,Nb)O系セラミックス、Ba(Mg,Ta)O系セラミックス、Ba(Co,Mg,Nb)O系セラミックス、Ba(Co,Mg,Ta)O系セラミックスを用いることが好ましい。
【0027】
なお、二酸化チタン系セラミックスとは、二酸化チタンのみを含有するものの他、他の少量の添加物を含有するものも含み、二酸化チタンの結晶構造が保持されているものをいう。また、他のセラミックスも同様である。特に二酸化チタン系セラミックスはルチル構造を有するものが好ましい。
【0028】
また、誘電率をあまり高くせず、高いQを持たせるためには、樹脂材料に混合する誘電体粉末としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタン酸カリウムウイスカ、チタン酸カルシウムウイスカ、チタン酸バリウムウイスカ、酸化亜鉛ウイスカ、ガラスチョップ、ガラスビーズ、カーボン繊維、酸化マグネシウム(タルク)等を用いることが好ましい。これらの樹脂は単独で使用しても良いし2種類以上混合して使用してもよい。2種類以上混合して用いる場合の混合比は任意である。
【0029】
また、樹脂材料に混合する無機材料に磁性体を用いる場合は、フェライトとしてはMn−Mg−Zn系、Ni−Zn系、Mn−Zn系等が好ましい。また、磁性体としては強磁性金属を用いることができる。この場合、カーボニル鉄、鉄−シリコン系合金、鉄−アルミニウム−珪素系合金(商標名:センダスト)、鉄−ニッケル系合金(商標名:パーマロイ)。アモルファス系(鉄系、コバルト系)等を用いることが好ましい。
【0030】
厚膜絶縁層113の厚さは、積層モジュール基板100に要求される大きさに応じて適宜選択すれば良く、薄膜絶縁層115の厚さとしては5μm以上、100μm未満に設定することが好ましい。尚、絶縁体120の材料についても、厚膜絶縁層113及び薄膜絶縁層115の好ましい材料として列挙した材料を用いることができる。
【0031】
導電層114の材料としては、銅(Cu)、ニッケル(Ni)、銀(Ag)、金(Au)、アルミニウム(Al)もしくはこれらの合金等を用いることが好ましく、導電性やコストを考慮すれば、銅(Cu)又はその合金を用いることが最も好ましい。導電層114の厚みとしては、5μm以上、75μm未満に設定することが好ましい。
【0032】
導電パターン130は、図1に示すように、グランド配線パターン131、電源配線パターン132、信号配線パターン133、電極パッド134及び後述するグランドベタパターン135からなり、いずれも絶縁体120の表面に設けられる。グランド配線パターン131は、グランド端子となる電極パッド134とこれに対応する導電層114(グランド用導電層114b)とを接続する配線であり、電源配線パターン132は、電源端子となる電極パッド134とこれに対応する導電層114(電源用導電層114a)とを接続する配線である。また、信号配線パターン133は、信号端子となる電極パッド134と半スルーホール導体140とを接続する配線である。
【0033】
導電パターン130の材料としては、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)又はその合金(銀パラジウム、銀白金等)を用いることが好ましい。
【0034】
図4は、本実施形態による積層モジュール基板100を裏面方向から見た略斜視図である。ここで「裏面」とは、搭載面100aと対向する表面であり、積層基体110の他方の主面110bが露出する側の表面である。
【0035】
図4に示すように、積層モジュール基板100の裏面では、絶縁体120の表面にグランド配線パターン131及びグランドベタパターン135が設けられており、グランド配線パターン131は、グランドベタパターン135とこれに対応する導電層114とを接続している。
【0036】
図1乃至図4に示すように、本実施形態による積層モジュール基板100では、薄膜絶縁層115を介して設けられた複数の導電層114のうち、隣り合う導電層114の一方が電源用導電層114aとして用いられ、他方がグランド用導電層114bとして用いられている。そして、これら電源用導電層114aとグランド用導電層114bとの間には薄膜絶縁層115が設けられていることから、積層基体110全体が大きな容量素子として機能することになる。ここで、本実施形態による積層モジュール基板100では、容量電極として機能する導電層114と容量絶縁膜として機能する容量絶縁膜の積層面が搭載面100aに対して実質的に垂直であることから、平面方向のサイズをそれほど大きくしなくても十分な容量が得られることになる。しかも、本実施形態においては、導電層114と電極パッド134との接続を絶縁体120上において平面的に行っていることから、積層モジュール基板100に多数のビアホールやビアホール導体を形成する必要がなく、製造コストを抑制することが可能となる。
【0037】
図5は、本実施形態による積層モジュール基板100に半導体IC150を搭載した状態を示す略斜視図である。
【0038】
図5に示すように、本実施形態による積層モジュール基板100に半導体IC150を搭載する場合、搭載面100aに半導体IC150を載置し、半田等を用いて半導体IC150に備えられた各電極端子(図示せず)と各電極パッド134とを電気的及び機械的に接続する。これにより、半導体IC搭載モジュールが完成する。このようにして作製された半導体ICモジュールは、図示しないマザーボード上に実装されて使用される。
【0039】
このようにして半導体IC150が搭載されると、半導体IC150の電極端子のうち、電源端子が電源用導電層114aに接続され、グランド端子がグランド用導電層114bに接続されるので、積層モジュール基板100に内蔵された上記容量素子はデカップリングコンデンサとして機能することになる。そして、このデカップリングコンデンサは上述の通り大容量であることから、電源配線やグランド配線のインピーダンスが大幅に低減され、これにより電源ノイズに起因する電圧降下を効果的に抑制することができる。したがって、CPUやパワーアンプIC等、動作周波数が高い半導体ICや高周波信号を取り扱う半導体ICを搭載した場合であっても、当該半導体ICの誤動作を効果的に抑制することが可能となる。
【0040】
次に、本実施形態による積層モジュール基板100の製造方法について、図6乃至図13を用いて説明する。
【0041】
まず、樹脂又は樹脂に機能性材料粉末を混合した材料を溶剤及びバインダに分散させてペースト状とし、これを図6に示すようにドクターブレード法等により導電層114の母材である金属シート114’上に塗布して薄膜絶縁シート115’を形成する。形成された薄膜絶縁シート115’は、最終的に薄膜絶縁層115となる。これにより、金属シート114’と薄膜絶縁シート115’からなる積層シート112’が形成される。
【0042】
次に、積層シート112’を所定の大きさに切断し、これを図7に示すように複数枚(本例では3枚)重ね合わせて、熱圧着または必要な場合には接着層を介して一体化し、積層体160を作製する。
【0043】
次に、図8に示すように、積層体160と厚膜絶縁シート113’を熱圧着または必要な場合には接着層を介して交互に重ね合わせ、積層母材170を作製する。積層母材170を横に倒した状態が図9に示されており、図9には最終的に積層モジュール基板100となる領域100’も示されている。
【0044】
次に、図10に示すように、積層母材170の表面170a及び裏面170bを積層面に対して直交する方向にダイシングにより研削し、切り欠き111を形成する。次いで、図11に示すように切り欠き111の内部に絶縁材料を充填し、絶縁体120を形成する。絶縁体120の形成は、上述した樹脂材料又は樹脂に機能材料粉末を混合した複合材料を溶剤やバインダに分散させたものを印刷等により塗布し、乾燥させることによって行うことができる。その後、積層母材170の表面170a及び裏面170bを研磨し、整面(平滑化)する。
【0045】
次に、図12に示すように、絶縁体120の表面に導電パターン130を形成する。導電パターン130の形成は、金(Au)、銀(Ag)、銅(Cu)、パラジウム(Pd)、白金(Pt)、アルミニウム(Al)又はその合金(銀パラジウム、銀白金等)等を印刷法、メッキ法、蒸着法、スパッタリング法等を用いて形成した後、パターニング法によって所定の形状にパターニングすることにより行えばよい。
【0046】
次に、図13に示すように、絶縁体120が形成された領域のうち所定の部分に外部端子用スルーホール180を形成し、その内部に導体を形成する。外部端子用スルーホール180の内部に導体を形成する方法としては、メッキ法を用いることができる。
【0047】
そして、図13に示すC−C線及びD−D線に沿って積層母材170をダイシングにより分割し、複数個(本例では9個)の積層モジュール基板100と取り出す。以上により、積層モジュール基板100が完成する。積層母材170を分割すると、外部端子用スルーホール180は半分に分割されて半スルーホールとなり、その内部に形成された導体は、図1に示す半スルーホール導体(外部端子)140となる。
【0048】
このようにして製造された積層モジュール基板100に対しては、すでに説明したように搭載面100aに半導体IC150を搭載することによって、半導体IC搭載モジュールを構成することができ、積層モジュール基板100に内蔵された大容量のデカップリングコンデンサによって電源配線やグランド配線のインピーダンスが大幅に低減される。これにより、電源ノイズに起因する電圧降下を効果的に抑制することができる。
【0049】
次に、本発明の好ましい他の実施形態について説明する。
【0050】
図14は、本発明の好ましい他の実施形態による積層モジュール基板200を示す略斜視図である。上述した積層モジュール基板100と同じ又は実質的に同じ要素については同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
【0051】
図14に示すように、本実施形態による積層モジュール基板200は、上述した積層モジュール基板100とほぼ同様の構造を有しているが、絶縁体120の表面のうち、搭載される半導体ICの放熱パターンに対応する領域に大面積のグランドパターン201が形成されている点において主に異なる。このグランドパターン201は、複数(本例では3つ)の放熱用導電層114cに接続されており、このため、非常に大きな熱容量を有している。これら放熱用導電層114cは、隣り合う導電層同士がいずれもグランド電位となることからデカップリングコンデンサとしては機能しないが、その両側に設けられた導電層114a、114bによりデカップリングコンデンサが構成される。
【0052】
このような構造を有する積層モジュール基板200に半導体ICが搭載されると、半導体ICの放熱パターンとグランドパターン201とが半田等の導電性ペーストを介して接続され、これにより半導体ICが発する熱を積層モジュール基板200へ効率よく放熱させることが可能となる。したがって、本実施形態は、大きな発熱を伴う半導体ICを搭載する場合において特に効果的である。
【0053】
このように、本実施形態によれば、図1に示した積層モジュール基板100による効果に加え、優れた放熱性を有するという効果を得ることが可能となる。
【0054】
次に、本発明の好ましいさらに他の実施形態について説明する。
【0055】
図15は、本発明の好ましいさらに他の実施形態による積層モジュール基板300を示す略斜視図である。上述した積層モジュール基板100と同じ又は実質的に同じ要素については同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
【0056】
図15に示すように、本実施形態による積層モジュール基板300は、上述した積層モジュール基板100とは異なり、積層基体110の主面110a及び他方の主面110bのほぼ全面を覆う絶縁層301、302を備えており、導体パターンのうち、グランド配線パターン131及び電源配線パターン132の末端は、メッキ導体303を介して対応する導電層114に接続されている。このような構成を有する積層モジュール基板300は、上述した積層モジュール基板100と同じ効果を有しており、以下の方法により製造することができる。
【0057】
まず、図9に示す積層母材170を作製した後、積層母材170の表面170aの全面にフォトレジストを塗布し、フォトリソグラフィ法によって、メッキ導体303を形成すべき領域のレジスト膜を除去する。これにより、積層母材170の表面170aの表面においては、メッキ導体303を形成すべき領域において金属シート114’が露出し、その他の領域はレジスト膜に覆われた状態となる。
【0058】
次に、金属シート114’の露出した部分に対してメッキを行い、これによりメッキ導体303を形成した後、レジスト膜を除去する。図16は、レジスト膜を除去した状態における積層母材170の要部拡大図である。
【0059】
そして、メッキ導体303が形成された積層母材170の表面170aの実質的に全面に、絶縁材料を塗布し或いは絶縁シートを被せ、その表面を研磨することによりメッキ導体303の先端部分を露出させる。このような工程を積層母材170の裏面170bに対しても行う。
【0060】
その後の工程は、図12及び図13に示す工程と同様であり、導電パターン130の形成や外部端子用スルーホール180の形成等を行った後、ダイシングにより積層母材170を分割して、複数の積層モジュール基板300を得る。
【0061】
このように、本実施形態における積層モジュール基板300の製造工程には、切り欠き111を形成する工程が存在しないという特徴を有している。したがって、切り欠き111の形成が困難あるいは切り欠き111の形成に時間がかかるような場合において、本実施形態は特に有効である。
【0062】
次に、本発明の好ましいさらに他の実施形態について説明する。
【0063】
図17は、本発明の好ましいさらに他の実施形態による積層モジュール基板400を示す略斜視図である。上述した積層モジュール基板100,200又は300と同じ又は実質的に同じ要素については同じ符号を付し、重複する説明は省略する。
【0064】
図17に示すように、本実施形態による積層モジュール基板400は、図14に示した積層モジュール基板200の特徴と、図15に示した積層モジュール基板300の特徴を兼ね備えている。つまり、本実施形態においては、グランドパターン201が絶縁層301の表面に形成されており、このグランドパターン201と放熱用導電層114cとがメッキ導体401によって接続されている。これにより、図14に示した積層モジュール基板200と同様、半導体ICが発する熱を積層モジュール基板400へ効率よく放熱させることが可能となる。この場合、放熱性をより高めるためには、図17に示すように、グランドパターン201と放熱用導電層114cと結ぶメッキ導体401の幅を十分に太くすることが好ましい。
【0065】
本発明は、以上説明した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
【0066】
例えば、上記各実施形態では、複数の積層ユニット112と複数の厚膜絶縁層113を用いて積層基体110を構成しているが、本発明において厚膜絶縁層113を用いることは必須でなく、複数の積層ユニット112のみによって積層基体110を構成しても構わない。この場合、積層数が多くなることから製造コストが増大するものの、デカップリングコンデンサの容量や熱容量を非常に大きくすることが可能となる。
【0067】
また、上記各実施形態では、連続する3つの積層ユニット112に含まれる導電層114のうち、両端の導電層を電源用導電層114aとして用い、中央の導電層をグランド用導電層114bとして用いているが、これを逆にしても構わない。また、連続する積層ユニット112の数としては3に限らず、2以上であればいくつであっても構わない。
【0068】
また、積層モジュール基板300及び400においては、いずれもフォトリソグラフィ工程を用いて形成したメッキ導体303又は401によって、導電層114と導電パターン130との接続を行っているが、このようなメッキ導体を用いるのではなく、絶縁層にスルーホールを形成し、その内部にスルーホール電極を形成することによって導電パターン130と導電層114との接続を行っても構わない。この場合、スルーホール電極303と導電層114との接続をより確実に行うためには、積層基体110の主面110a及び他方の主面110bの対応する領域にランドパターンを形成しておくことが好ましい。
【0069】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、容量電極として機能する導電層と容量絶縁膜として機能する容量絶縁膜の積層面が半導体ICを搭載する面(搭載面)に対して実質的に垂直であることから、平面方向のサイズをそれほど大きくしなくても十分な容量が得られることになる。これにより、小型で大容量のデカップリングコンデンサを内蔵させることができるので、CPUやパワーアンプIC等、動作周波数が高い半導体ICや高周波信号を取り扱う半導体ICを搭載した場合であっても、当該半導体ICの誤動作を効果的に抑制することが可能となる。
【0070】
しかも、積層方向が上記の通りであることから、多数のビアホールやビアホール導体を形成する必要がなく、製造コストを抑制することも可能となる。
【0071】
また、搭載される半導体ICの放熱パターンに対応する領域にグランドパターンを設け、これに1又は2以上の導電層を接続すれば、半導体ICが発する熱を積層モジュール基板へ効率よく放熱させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態による積層モジュール基板100を示す略斜視図である。
【図2】図1に示すA−A線に沿って切断した場合の略断面図である。
【図3】図1に示すB−BA線に沿って切断した場合の略断面図である。
【図4】積層モジュール基板100を裏面方向から見た略斜視図である。
【図5】積層モジュール基板100に半導体IC150を搭載した状態(半導体IC搭載モジュール)を示す略斜視図である。
【図6】積層モジュール基板100の製造工程の一部(積層シート112’の形成)を示す図である。
【図7】積層モジュール基板100の製造工程の一部(積層体160の形成)を示す図である。
【図8】積層モジュール基板100の製造工程の一部(積層母材170の形成)を示す図である。
【図9】積層モジュール基板100の製造工程の一部(積層母材170を横に倒した状態)を示す図である。
【図10】積層モジュール基板100の製造工程の一部(切り欠き111の形成)を示す図である。
【図11】積層モジュール基板100の製造工程の一部(絶縁体120の形成)を示す図である。
【図12】積層モジュール基板100の製造工程の一部(導電パターン130の形成)を示す図である。
【図13】積層モジュール基板100の製造工程の一部(外部端子用スルーホール180の形成)を示す図である。
【図14】本発明の好ましい他の実施の形態による積層モジュール基板200を示す略斜視図である。
【図15】本発明の好ましいさらに他の実施の形態による積層モジュール基板300を示す略斜視図である。
【図16】積層モジュール基板300の製造工程の一部(メッキ導体303の形成)を示す図である。
【図17】本発明の好ましいさらに他の実施の形態による積層モジュール基板400を示す略斜視図である。
【符号の説明】
100,200,300,400 積層モジュール基板
100a 搭載面
100’ 最終的に積層モジュール基板100となる領域
110 積層基体
110a,110b 積層基体の主面
111 切り欠き
112 積層ユニット
112’ 積層シート
113 厚膜絶縁シート
113’ 厚膜絶縁層
114 導電層
114’ 金属シート
114a 電源用導電層
114b グランド用導電層
114c 放熱用導電層
115 薄膜絶縁層
115’ 薄膜絶縁シート
120 絶縁体
130 導電パターン
131 グランド配線パターン
132 電源配線パターン
133 信号配線パターン
134 電極パッド
135 グランドベタパターン
140 半スルーホール導体
150 半導体IC
160 積層体
170 積層母材
170a 積層母材の表面
170b 積層母材の裏面
180 外部端子用スルーホール
201 グランドパターン
301,302 絶縁層
303 スルーホール電極
303 メッキ導体
401 メッキ導体

Claims (9)

  1. 交互に積層された複数の絶縁層及び複数の導電層を備え、隣り合う導電層とこれら導電層間に存在する絶縁層によって容量素子が構成される積層モジュール基板であって、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面の一部を研削することにより形成された切り欠きと前記切り欠きに充填された絶縁体とを備え、半導体ICとの電気的接続を行うための複数の電極パッド及び前記電極パッドと前記導電層との接続を行うための導電パターン前記絶縁体の表面に設けられていることを特徴とする積層モジュール基板。
  2. 前記複数の電極パッドの少なくとも一つが隣り合う導電層の一方に接続され、前記複数の電極パッドの他の少なくとも一つが隣り合う導電層の他方に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の積層モジュール基板。
  3. 記導電パターンを介して前記電極パッドと前記導電層が接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の積層モジュール基板。
  4. 前記絶縁体を貫通して設けられたメッキ導体又はスルーホール電極をさらに介して前記電極パッドと前記導電層が接続されていることを特徴とする請求項に記載の積層モジュール基板。
  5. 前記電極パッドが設けられている面と同じ面に放熱用のグランドパターンがさらに設けられており、前記グランドパターンは1又は2以上の導電層に接続されていることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の積層モジュール基板。
  6. 複数の絶縁層と複数の導電層を交互に積層することによって積層母体を形成する工程と、前記積層母体の表面のうち、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面の一部を研削することにより切り欠きを形成する工程と、前記切り欠きに絶縁体を充填することにより、前記積層面に対して実質的に垂直な面に絶縁体を形成する工程と、前記絶縁体の表面に半導体ICとの電気的接続を行うための複数の電極パッド及び前記電極パッドと前記導電層とを接続するための導電パターンを形成する工程と、前記積層母体を切断することにより積層モジュール基板を取り出す工程とを備えることを特徴とする積層モジュール基板の製造方法。
  7. 前記積層母体に、少なくとも外部端子用のスルーホールを含む複数のスルーホールを形成する工程と、前記複数のスルーホールの内部に導体を形成する工程とをさらに備え、前記積層モジュール基板を取り出す工程においては、前記外部端子用のスルーホールに沿って前記積層母体を切断することにより外部端子を形成することを特徴とする請求項に記載の積層モジュール基板の製造方法。
  8. 交互に積層された複数の絶縁層及び複数の導電層を有する積層モジュール基板と、前記積層モジュール基板の表面のうち、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面の一部を研削することにより形成された切り欠きと、前記切り欠きに充填された絶縁体と、前記絶縁体の表面に搭載された半導体ICとを備え、前記半導体ICの電源端子は隣り合う導電層の一方に接続され、前記半導体ICのグランド端子は隣り合う導電層の他方に接続されていることを特徴とする半導体IC搭載モジュール。
  9. 前記積層モジュール基板の表面のうち、前記絶縁層及び前記導電層の積層面に対して実質的に垂直な面には、前記半導体ICの放熱パターンに接続されたグランドパターンが設けられており、前記グランドパターンが1又は2以上の導電層に接続されていることを特徴とする請求項に記載の半導体IC搭載モジュール。
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