JP4213521B2 - パワーシートスライド装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フロア側に設けられるロアレールと、シートが取り付けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールと、該アッパレールの移動方向に沿って、前記アッパレール内に回転可能に設けられたねじ棒と、前記アッパレール側に設けられたモータと、該モータの回転力を減速して前記ねじ棒に伝達するギアボックスと、該ギアボックスを保持し、前記アッパレールの前部側、後部側のいずれか一方の側にボルト及びナットを用いて取り付けられるブラケットと、前記ロアレールに設けられ、前記ねじ棒に螺合するナット部材と、前記ブラケットを挿通し、外部に露出した前記ねじ棒に螺合し、前記ブラケット、前記ギアボックスのうちのいずれか一方が当接可能なナットとを備えたパワーシートスライド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
モータにより、シートを前後方向にスライドさせるパワースライド装置では、図10に示すように、アッパレール1側に、回転可能に設けられたねじ棒3と、モータの回転を減速してねじ棒3に伝達するギアボックス5とを設け、ロアレール7側にねじ棒3に螺合するナット部材9を固定した構成がある。尚、ギアボックス5内の構成としては、モータにより回転されるウォームと、ねじ棒3に対してはセレーション、おねじとめねじ等の嵌合で、ねじ棒3と一体となって回転するウォームホイールとからなるものが一般的である。
【0003】
このような構成では、モータが回転すると、ギアボックス5を介してねじ棒3が回転する。ねじ棒3に螺合するナット部材9は、ロアレール7に固定され、回転が禁止されているので、アッパレール1がロアレール7に対して移動する。
【0004】
一方、ギアボックス5のアッパレール1への取付構造としては、図11に示す構造がある。図において、ギアボックス5を支持するブラケット11が、アッパレール1の前部側にボルト13、ナット15を用いて取り付けられる。
【0005】
ねじ棒3の端部はブラケット11を挿通して外部に露出し、その露出した部分には、ブラケット11が当接可能なつば部17を有するつば付ナット19が螺合している(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
このつば付ナット19は、アッパレール1に大きな荷重が作用して、アッパレール1が前方に移動しようとした場合、ブラケット11がつば付ナット19のつば部17に当接し、荷重がねじ棒3→ナット部材9→ロアレール7へ伝達するように機能するものである。
【0007】
【特許文献1】
特開平11−123960号公報(図2)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図10、図11に示すような構成を組み付ける場合、つば付ナット19は、つば付ナット19の周面に嵌合するソケットレンチ21でねじ棒3に取り付けられる。
【0009】
しかし、ギアボックス5の高さを低くして、パワーシートスライド装置の高さを低くしようとすると、ソケットレンチ21がブラケット11をアッパレール1に取り付けるボルト13又はナット15と干渉し、つば付ナット9が取り付けられない問題点がある。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、その課題は、高さが低くなっても組付が容易なパワーシートスライド装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
図1は請求項1記載の発明の原理図である。図において、フロア側にはロアレール51が設けられている。このロアレール51には、シートが取り付けられるアッパレール53が移動可能に係合している。アッパレール53内には、その移動方向に沿って、ねじ棒55が回転可能に設けられている。一方、ロアレール51には、ねじ棒55に螺合するナット部材57が設けられている。更に、アッパレール53側にはモータ(図示せず)と、このモータの回転力を減速してねじ棒55に伝達するギアボックス59とが設けられている。ギアボックス59はボルト61、ナット63を用いてアッパレール53に取り付けられたブラケット65により保持されている。
【0012】
そして、ブラケット65を挿通し、外部に露出したねじ棒55の端部にはブラケット65が当接可能なナット73が螺合している。尚、本原理図ではブラケット65がナット73に当接可能であるが、ギアボックス59の場合もある。
【0013】
このナット73は、一方の端面にねじ棒55の外部に露出した部分が螺合するめねじ穴75を有し、他方の端面に、めねじ穴75の中心軸を中心とするナット締め付け用の角穴77を有している。
【0014】
上記構成の作動を説明する。図示しないモータが回転すると、その回転はギアボックス59で減速され、ねじ棒55へ伝達される。ねじ棒55に螺合するナット部材57はロアレール51に設けられ、回転が禁止されているので、アッパレール53がロアレール51に対して移動する。
【0015】
上記構成によれば、ナット73は、一方の端面にねじ棒55の外部に露出した部分が螺合するめねじ穴75を有し、他方の端面に、めねじ穴75の中心軸を中心とするナット締め付け用の角穴77を有しているので、ナット73の締め付けは、角穴77に嵌合する角棒レンチを用いて行うことができ、パワーシートスライド装置が低くなっても、ブラケット65をアッパレール53に取り付けているボルト61又はナット63に干渉せずに、ナット73をねじ棒55に取り付けることができ、組付が容易となる。
【0016】
更に、請求項1記載の発明は、前記アッパレールの端面に係合可能で、前記アッパレールへの係合時に、前記ナットの前記角穴に係合し、前記ねじ棒の回転を検出するセンサを設けたものである。
【0017】
前記アッパレールに、前記ナットの前記角穴に係合し、前記ねじ棒の回転を検出するセンサを設けたことにより、センサを簡単に取付けることができる。
【0018】
請求項2記載の発明は、前記ナットには、前記ブラケットが当接することを特徴とする請求項1記載のパワーシートスライド装置である。
【0019】
アッパレールに荷重が作用した場合、その荷重はギアボックス、ブラケットを介してナットに伝達される。ブラケットが介在するので、ギヤボックスが壊れにくくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に図面を用いて本発明の実施の形態例を説明する。最初に、本実施の形態例のパワーシートスライド装置の平面図である図2、図2の正面図である図3を用いて全体構成を説明する。フロア上には、1組のシートトラック101,101′が設けられている。シートトラック101,101′は、フロア側に設けられたロアレール103,103′と、シート側に設けられ、ロアレール103,103′に移動可能に係合するアッパレール105,105′からなっている。
【0021】
アッパレール105のフロント側と、アッパレール105′のフロント側との間には、連結ブラケット109が橋渡しするように設けられている。連結ブラケット109には、モータ(駆動源)108が取り付けられている。このモータ108は、シートトラック101及びシートトラック101′方向に延びる出力軸を有している。
【0022】
次に、図3のA方向矢視図である図4を用いて、シートトラック101のロアレール103と、アッパレール105の断面形状を説明する。尚、シートトラック101とシートトラック101′とは同一構造なので、以下シートトラック101を用いて説明し、シートトラック101′の説明は省略する。
【0023】
フロア側に設けられるロアレール103は、フロアと略平行に設けられた基底部112と、基底部112の一方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第1側壁部113と、基底部112の他方の端部より折曲し、フロアから離れる方向に延出する第2側壁部115と、第1側壁部113の上方の端部から、基底部112方向に向かう第1垂下部117と、第2側壁部115の上方の端部から、基底部112方向に向かう第2垂下部119とからなっている。
【0024】
シート側に設けられるアッパレール105は、フロアと略平行に設けられた天部212と、天部212の一方の端部より折曲し、ロアレール103の第1垂下部117と第2垂下部119との間の空間を介してロアレール103内へ延出する第1側壁部213と、天部212の他方の端部より折曲し、ロアレール103の第1垂下部117と第2垂下部119との間の空間を介してロアレール103内へ延出する第2側壁部215と、第1側壁部213の下方の端部よりロアレール103の第1側壁部113、第1垂下部117で形成される空間へ延出する第1跳上部217と、第2側壁部215の下方の端部よりロアレール103の第2側壁部115、第2垂下部119で形成される空間へ延出する第2跳上部219とからなっている。
【0025】
次に、図3、図3のB部分の拡大断面図である図5、図5のアッパレール、ブラケットの分解斜視図である図6、図3のC部分の拡大断面図である図7を用いて、内部構成を説明する。
【0026】
図3に示すように、アッパレール105内には、その長手方向に沿ってねじ棒(スクリューシャフト)307が配置されている。一方、ロアレール103には、ねじ棒307に螺合するナット部材311が固着されている。
【0027】
ナット部材311は、ロアレール103にボルト401、ボルト403で取り付けられるベース405にゴム、樹脂等からなる弾性材409を介して設けられている。
【0028】
そして、アッパレール105側には、ギアボックス331を支持し、ねじ棒307を回転可能に支持するブラケット301とブラケット303とがナット部材311を挟んで両側に設けられている。
【0029】
従って、ねじ棒307が回転すると、ナット部材311はロアレール103に設けられ、回転が禁止されているので、ねじ棒307が設けられるアッパレール105がロアレール103に対して移動することとなる。
【0030】
図5、図6に示すように、ブラケット301は、ギアボックス331の底部を支持する基部351と、基部351のアッパレール105の移動方向の一方の端部からアッパレール105の天部212に向かって延出する第1折曲部353と、基部351のアッパレール105の移動方向の他方の端部からアッパレール105の天部212に向かって延出する第2折曲部355と、第1折曲部353の先端部から折曲し、アッパレール105の天部212に当接する第1天部357と、第2折曲部355の先端部から折曲し、アッパレール105の天部211に当接する第2天部359とからなっている。
【0031】
又、図6に示すように、アッパレール105のブラケット301が設けられる部分は、第1跳上部217、第2跳上部219はカットされている。
【0032】
アッパレール105の天部212には、ギアボックス331の上部が突出する穴214が形成されている。図5に示すように、アッパレール105の天部212の穴214から突出したギアボックス331の上部はカバー381で覆われるようになっている。
【0033】
ブラケット301の第1天部357には穴357aが形成され、アッパレール105の天部212には、ブラケット301の第1天部357の穴357aと対向する穴212aが形成され、カバー381にはアッパレール105の穴212aと対向する穴381aが形成されている。そして、穴357a、穴212a、穴381aを挿通するボルト391とボルト391に螺合するナット393とでブラケット301、カバー381はアッパレール105に取り付けられている。
【0034】
同様に、ブラケット301の第2天部359には穴359aが形成され、アッパレール105の天部212には、ブラケット301の第2天部359の穴359aと対向する穴212bが形成され、カバー381にはアッパレール105の穴212bと対向する穴381bが形成されている。そして、穴359a、穴212b、穴381bを挿通するボルト395とボルト395に螺合するナット397とでブラケット301、カバー381はアッパレール105に取り付けられている。
【0035】
そして、本実施の形態例では、ブラケット301の基部351には、アッパレール105の第1側壁部213に向かい、フロアと略平行な板状の第1突部361が形成され、アッパレール105の第1側壁部213のフロアと対向する縁部には、ブラケット301の第1突部361が嵌合する第1溝部213aが形成されている。
【0036】
ブラケット301の基部351には、アッパレール105の第2側壁部215に向かい、フロアと略平行な板状の第2突部363が形成され、アッパレール105の第2側壁部215のフロアと対向する縁部には、ブラケット301の第2突部363が嵌合する第2溝部215aが形成されている。
【0037】
更に、ブラケット301の第1折曲部353にはねじ棒307が挿通する穴301aが、第2折曲部355には、ねじ棒307が挿通する穴301bが形成されている。
【0038】
図5に示すように、ねじ棒307は、ナット部材311が螺合する第1おねじ部307aと、ウォームホイール173が螺合する第2おねじ部307bと、ブラケット301を挿通し、外部に露出した部分に形成された第3おねじ部307cとが設けられている。
【0039】
そして、ブラケット301の基部351、第1折曲部353、第2折曲部355に支持されるギアボックス331は、以下のような構成からなっている。
【0040】
図5に示すように、モータ108によって回転駆動されるウォーム171と、ウォーム171に螺合するウォームホイール(ヘリカルギア)173とが設けられている。ウォームホイール173はねじ棒307の第2おねじ部307bに螺合することにより、ねじ棒307に取り付けられる。そして、ウォームホール173を挟むように、カバー177が配設され、ギアボックス331が構成されている。ギアボックス33の外壁面とブラケット301の第1折曲部353、第2折曲部355、基部351の内壁面との間には、ゴム、樹脂等からなり、ブ弾性材191が配設されている。このため、ウォームホイール173の軸方向の移動が禁止され、ねじ棒307とウォームホイール173とは一体となって回転するようになっている。ウォーム171とウォームホイール173との噛合により、モータ108の回転は減速され、ねじ棒307へ伝達されることとなる。
【0041】
又、ギアボックス331、ブラケット301の穴301aを挿通し、外部に露出するねじ棒307の第3おねじ部307cには、ナット601が螺合している。ナット601は、一方の端面にねじ棒307の第3おねじ部307cが螺合するめねじ穴603を有し、他方の端面に、めねじ穴603の中心軸を中心とするナット締め付け用の角穴(本実施の形態例では6角穴)605を有している。更に、周面には、ブラケット301の第1折曲部353が当接可能なつば部607が形成されている。尚、本実施の形態例では、つば部607のブラケット301の第1折曲部353と対向する面と反対側の面には、つば部607を補強する補強部607aが形成されている。
【0042】
次に、図7に示すように、ねじ棒307のリア側には、段部307bを介して小径部307cが形成されている。ブラケット303には穴303aが形成され、この穴303aには、ブッシュ521が嵌合している。ブッシュ521の穴にねじ棒307の小径部307cが嵌合し、ブッシュ521は軸受け手段として機能している。そして、ねじ棒307のブッシュ521の穴を介して外部に露出した小径部307cには、段部307dを介して小径部307cより山の径が小さく設定されたおねじ部307eが形成されている。おねじ部307eには、ワッシャ511が挿通し、ナット513が螺合している。このナット513を締めることでワッシャ511は段部307dに当接している。そして、ワッシャ511は、アッパレール105にリア方向の荷重が作用すると、第2ブラケットであるブラケット303が当接する当接部として機能する。
【0043】
ブラケット303よりフロント側のねじ棒307の小径部307cには、円環状の弾性体523a及びこの弾性体523aを保持するカバー523bとからなるストッパ523が嵌合している。ねじ棒307の段部307bは、アッパレール105にフロント方向の荷重が作用すると、ストッパ523が当接する当接部として機能する。
【0044】
図5、図8に示すように、アッパレール105に取り付けられ、ナット601の角穴605に係合し、ねじ棒307の回転を検出するセンサ631を設けるようにしてもよい。このセンサ631はシートの前後方向位置を記憶しておき、好きな時にその位置までシートをスライドさせることができるいわゆるメモリーシートに用いられる。これらの図において、センサ631のハウジング633の上部には、アッパレール105の端面に当接する突起635が形成されている。ハウジング633の側部には、アッパレール105の第1側壁部213、第2側壁部215に形成された切欠溝213a、切欠溝215aに嵌合する突起641、643(突起643は図示せず)及び、ハウジング633から延出し、アッパレール105の第1側壁部213、第2側壁部215に形成された穴213b、215bにアッパレール105の内部から係脱する第1爪部637、第2爪部639とが形成されている。更に、センサ631には、ナット601の角穴605に係合し、ナット601と一体となって回転するシャフト645が設けられている。
【0045】
センサ631のハウジング633内には、図9(a)、(b)に示すように、シャフト645と一体となって回転する円板状で、直径方向に着磁された磁石647と、磁化で吸引接触するリードスイッチ649とが設けられている。磁石647(ねじ棒307)が回転することにより、リードスイッチ649がオンオフし、ねじ棒307の回転が検出できる。
【0046】
上記構成の作動を説明する。モータ108が回転すると、その回転はギアボックス331で減速され、ねじ棒307へ伝達される。ねじ棒307に螺合するナット部材311はロアレール103に設けられ、回転が禁止されているので、アッパレール105がロアレール103に対して移動する。
【0047】
上記構成によれば、ナット601は、一方の端面にねじ棒307の第3おねじ部307cが螺合するめねじ穴603を有し、他方の端面に、めねじ穴603の中心軸を中心とするナット締め付け用の角穴(本実施の形態例では6角穴)605を有しているので、ナット601の締め付けは、角穴605に嵌合する6角棒レンチを用いて行うことができ、パワーシートスライド装置が低くなっても、ブラケット301をアッパレール105に取り付けているボルト391に干渉せずに、ナット601をねじ棒307に取り付けることができ、組付が容易となる。
【0048】
又、アッパレール103に、ナット601の角穴605に係合し、ねじ棒307の回転を検出するセンサ631を設けたことにより、センサ631を簡単に取付けることができる。
【0049】
【発明の効果】
以上述べたように、請求項1記載の発明によれば、ナットは、一方の端面にねじ棒の外部に露出した部分が螺合するめねじ穴を有し、他方の端面に、めねじ穴の中心軸を中心とするナット締め付け用の角穴を有しているので、ナットの締め付けは、角穴に嵌合する角棒レンチを用いて行うことができ、パワーシートスライド装置が低くなっても、ブラケットをアッパレールに取り付けているボルト又はナットに干渉せずに、ナットをねじ棒に取り付けることができ、組付が容易となる。
【0050】
又、前記アッパレールに、前記ナットの前記角穴に係合し、前記ねじ棒の回転を検出するセンサを設けたことにより、センサを簡単に取付けることができる。
【0051】
請求項2記載の発明によれば、アッパレールに荷重が作用した場合、その荷重はギアボックス、ブラケットを介してナットに伝達される。ブラケットが介在するので、ギヤボックスが壊れにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理図である。
【図2】本実施の形態例のパワーシートスライド装置の平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3のA方向矢視図である。
【図5】図3のB部分の拡大断面図である。
【図6】図5のアッパレール、ブラケットの分解斜視図である。
【図7】図3のC部分の拡大断面図である。
【図8】図5のセンサの取付を説明する斜視図である。
【図9】図5のセンサの作動原理を説明する図である。
【図10】パワースライド装置を説明する図である。
【図11】図10のギアボックスのアッパレールへの取付構造を説明する図である。
【符号の説明】
51 ロアレール
53 アッパレール
55 ねじ棒
57 ナット部材
59 ギアボックス
65 ブラケット
61 ボルト
63 ナット
73 ナット
75 めねじ穴
77 角穴
Claims (2)
- フロア側に設けられるロアレールと、シートが取り付けられ、前記ロアレールに移動可能に係合するアッパレールと、該アッパレールの移動方向に沿って、前記アッパレール内に回転可能に設けられたねじ棒と、前記アッパレール側に設けられたモータと、該モータの回転力を減速して前記ねじ棒に伝達するギアボックスと、該ギアボックスを保持し、前記アッパレールの前部側、後部側のいずれか一方の側にボルト及びナットを用いて取り付けられるブラケットと、前記ロアレールに設けられ、前記ねじ棒に螺合するナット部材と、前記ブラケットを挿通し、外部に露出した前記ねじ棒に螺合し、前記ブラケット、前記ギアボックスのうちのいずれか一方が当接可能なナットとを備えたパワーシートスライド装置において、
前記ナットは、
一方の端面に、前記ねじ棒の外部に露出した部分が螺合するめねじ穴を有し、
他方の端面に、前記めねじ穴の中心軸を中心とするナット締め付け用の角穴を有し、
更に、
前記アッパレールの端面に係合可能で、前記アッパレールへの係合時に、前記ナットの前記角穴に係合し、前記ねじ棒の回転を検出するセンサを設けたことを特徴とするパワーシートスライド装置。 - 前記ナットには、前記ブラケットが当接することを特徴とする請求項1記載のパワーシートスライド装置。
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