JP4211738B2 - インターネットファクシミリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インターネットファクシミリ装置に関し、特に、電子メール送信機能を有するインターネットファクシミリ装置に関する。
電子メールを暗号化してインターネットなどを介して他の端末に送信するファクシミリ装置としては、たとえば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載されたファクシミリ装置は、データを暗号化処理し、暗号化処理されたデータを添付ファイルとした電子メールを作成し、送信する機能を有する。
また、送信するデータを添付した電子メールの送信時における安全性を高める要望がある一方で、S/MIME(Secure Multipurpose Internet Mail Extensions)のような高度な暗号化処理は装置のCPUやメモリなどのハードウェアに負荷がかかるため、そのような負荷を低減するような装置が望まれていた。
そこで、そのような暗号化処理機能をファクシミリ装置とは別の装置に持たせることで、ファクシミリ装置の構成と処理を簡素化する技術が提供されている。特許文献2に記載のシステムにおいては、電子メールの暗号化やデジタル署名、電子証明書の付加などのPKI(Public Key Infrastructure)を利用する上で必要な処理をクライアントに代わって行うメールサーバが記載されている。
特開2002−164878号公報 特開2003−198632号公報
ところで、インターネットなどのネットワークを介して電子メールを送受信する機能を有するインターネットファクシミリ装置にあっては、メールサーバ経由による電子メールの送受信機能の他に、直接ネットワーク上の他の端末装置のIPアドレスを指定して、所謂ピアツーピア型の通信を行うことにより、電子メールの送受信が可能なものがある。このような場合、暗号化された電子メールの送受信は、自装置に暗号化処理機能を有さない限り行うことができなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、簡素な構成で通信経路に関わらず電子メールを暗号化して送信可能なセキュリティ上の信頼性の高いインターネットファクシミリ装置を提供することにある。
本発明によれば、メールサーバを経由せずに、ネットワーク上の端末に、当該端末のIPアドレスを指定してピアツーピア型通信により直接電子メールを送信する送信部と、前記電子メールを暗号化する外部暗号化装置に当該外部暗号化装置のIPアドレスを指定して前記電子メールをネットワークを介して送信するとともに、前記外部暗号化装置が暗号化した暗号化メールを前記ネットワークを介して受信する送受信部と前記端末に暗号化されたメールを送信する場合、前記送受信部に、前記電子メールを前記外部暗号化装置へ送信させ、前記外部暗号化装置により暗号化された前記暗号化メールを受信させ、前記送信部に、前記送受信部が受信した前記暗号化メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させ、前記端末に暗号化せずにメールを送信する場合、前記送信部に、前記電子メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させる制御部と、を備えることを特徴とするインターネットファクシミリ装置が提供される。
ここで、インターネットファクシミリ装置自身は、電子メールを暗号化する暗号化部を含まない。電子メールの暗号化処理は、外部のメールサーバまたは暗号化装置によって行うことができる。これにより、インターネットファクシミリ装置自体の構成が簡素化される。ネットワーク上の端末と直接電子メールを送受信する際は、たとえば、宛先の端末のIPアドレスを直接指定して、ピアツーピア型の通信を行うことができる。
この発明によれば、直接端末に暗号化された電子メールを送信する場合においても、自装置で暗号化処理を行う必要がなく、外部暗号化装置に暗号化させてから送信することができるので、メールサーバ経由および直接通信などの通信経路に関わらず電子メールを暗号化して送信することが可能となり、セキュリティ上の信頼性が向上する。
上記インターネットファクシミリ装置において、前記電子メールを暗号化するか否かの暗号化指定を受け付ける暗号化指定受付部を含むことができ、前記暗号化指定を受け付けたとき、前記端末に前記電子メールを送信する前に、前記制御部が、前記送受信部に、前記外部暗号化装置前記電子メールを送信させるとともに、前記外部暗号化装置により暗号化された前記暗号化メールを受信させ、さらに、前記送信部に、前記送受信部が受信した前記暗号化メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させ、前記暗号化指定を受け付けなかったとき、前記制御部が、前記送信部に、前記電子メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させることができる。
この構成によれば、電子メールを暗号化するかしないかを選択して指定することができる。
上記インターネットファクシミリ装置において、電子メールを暗号化可能なメールサーバ経由で送信するメール送信部と、前記電子メールの宛先を受け付ける宛先受付部と、前記宛先受付部が受け付けた前記宛先が、メールアドレスかIPアドレスかを判定する判定部と、を含むことができ、前記制御部は、前記判定部により前記宛先が前記暗号化可能なメールアドレスであると判定されたとき、前記メール送信部前記電子メールを前記暗号化可能なメールサーバ経由で送信させ、前記判定部により前記宛先が前記IPアドレスであると判定されたとき、前記端末に暗号化されたメールを送信する場合、前記送受信部に、前記電子メールを前記外部暗号化装置へ送信させ、前記外部暗号化装置により暗号化された前記暗号化メールを受信させ、前記送信部に、前記送受信部が受信した前記暗号化メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させ、前記端末に暗号化せずにメールを送信する場合、前記送信部に、前記電子メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させることができる。
この構成によれば、メールサーバ経由か、直接端末に送信するかの通信経路の選択を、アドレス形式によって自動的に行うことができる。
上記インターネットファクシミリ装置において、通常送信用メールサーバおよび暗号送信用メールサーバを登録するサーバ登録部を含み、前記宛先がメールアドレスであり、かつ前記端末に暗号化されたメールを送信する場合、前記制御部が、前記メール送信部、前記暗号送信用メールサーバ前記電子メールを送信させ、前記宛先がメールアドレスであり、かつ前記端末に暗号化せずにメールを送信する場合、前記制御部が、前記メール送信部、前記通常送信用メールサーバ前記電子メールを送信させることができる。
この構成によれば、暗号化指定に応じて、自動的に電子メールを送信するメールサーバを切り替えることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、簡素な構成で通信経路に関わらず電子メールを暗号化して送信可能なセキュリティ上の信頼性の高いインターネットファクシミリ装置が提供される。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置を示す機能ブロック図である。本実施形態のインターネットファクシミリ装置(インターネットファクシミリ装置10)は、ネットワーク(ネットワーク1)上の端末(端末5)に直接電子メールを送信する送信部(第2の送信部16)と、電子メールを暗号化する外部暗号化装置(暗号化装置9)に電子メールを送信するとともに、暗号化装置が暗号化した暗号化メールを受信する送受信部(送受信部18)と、を備え、端末に暗号化されたメールを送信する場合、送信部は、暗号化装置が暗号化した暗号化メールを送信する。
本実施形態のインターネットファクシミリ装置10は、インターネットやLAN(Local Area Network)などのネットワーク1を介して通常送信用メールサーバ3a、暗号送信用メールサーバ3b、端末5(図中、「PC」と示す)、他のインターネットファクシミリ装置7、暗号化装置9に接続される。
通常送信用メールサーバ3aおよび暗号送信用メールサーバ3bは、インターネットファクシミリ装置10からネットワーク1を介して電子メールを受信する。受信した電子メールは、さらに他のメールサーバ(不図示)に転送され、他のメールサーバ経由でネットワーク1上の端末5や他のインターネットファクシミリ装置7からの要求に応じて該当する宛先に配信される。ここでは、通常送信用メールサーバ3aは、暗号化処理機能を有さないメールサーバであり、暗号送信用メールサーバ3bは、暗号化処理機能を有するメールサーバである。
本実施形態において、暗号送信用メールサーバ3bは、電子メールを暗号化する機能を有し、インターネットファクシミリ装置10からの暗号化要求に応じて電子メールを暗号化し、他のメールサーバに転送する。
なお、本実施形態において、通常送信用メールサーバ3aおよび暗号送信用メールサーバ3bの両方を設けた構成としたがこれに限定されない、たとえば、暗号送信用メールサーバ3bが暗号化処理を行うか否かの指示を受け付ける受付部(不図示)を設け、暗号化指示を受け付けたときのみ受信した電子メールを暗号化するようにすることもできる。
端末5は、たとえば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話、PDAあるいは、インターネットファクシミリ装置、MFP(Multi Functional Peripheral)などの通信端末装置であり、有線または無線にてネットワーク1に接続し、通常送信用メールサーバ3aおよび暗号送信用メールサーバ3bにアクセスして自身のアカウント宛のメールを受信する。ネットワーク1上には複数の端末5(図では1台のみを示す)が接続されてもよい。
インターネットファクシミリ装置7は、ネットワーク1を介して通常送信用メールサーバ3aおよび暗号送信用メールサーバ3bにアクセスし自身のアカウント宛のメールを受信する機能と、インターネットファクシミリ装置10からネットワーク1を介して直接ピアツーピア型の通信を行い、電子メールを受信する機能と、を含む。ネットワーク1上には複数のインターネットファクシミリ装置7(図では1台のみを示す)が接続されてもよい。
暗号化装置9は、インターネットファクシミリ装置10から電子メールを受信する受信部(不図示)と、暗号化に必要な情報、たとえば、公開鍵情報などを記憶する暗号化情報記憶部(不図示)と、受信した電子メールをたとえば、S/MIMEなどにより暗号化する暗号化部(不図示)と、暗号化メールをインターネットファクシミリ装置10に送信する送信部(不図示)と、を含む。
なお、暗号化装置9は、インターネットファクシミリ装置10から受信した電子メールを暗号化する前に、暗号化に必要な有効な情報があるか否かを確認し、有効な情報がない場合には、その旨をインターネットファクシミリ装置10に通知する通知部(不図示)を有することができる。あるいは、インターネットファクシミリ装置10から電子メールを送信する前に、暗号化装置9に対して有効な情報の有無を問い合わせる問い合わせ部(不図示)と、暗号化装置9が通知した上でインターネットファクシミリ装置10に電子メールを暗号化装置9に送信するか否かを判断する判断部(不図示)と、をインターネットファクシミリ装置10に設けることもできる。
インターネットファクシミリ装置10は、たとえば、ネットワーク1に接続されたインターネットファクシミリ装置、MFPなどである。なお、図1において、本発明の本質に関わらない部分の構成については省略してあり、たとえば、ファクシミリ装置の構成である原稿読取部、画像処理部やG3ファクシミリ通信処理部などは図示されていない。
また、インターネットファクシミリ装置10の各構成要素は、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされた本図の構成要素を実現するプログラム、そのプログラムを格納するハードディスクなどの記憶ユニット、ネットワーク接続用インタフェースを中心にハードウェアとソフトウェアの任意の組合せによって実現される。そして、その実現方法、装置にはいろいろな変形例があることは、当業者には理解されるところである。以下説明する各図は、ハードウェア単位の構成ではなく、機能単位のブロックを示している。
本実施形態のインターネットファクシミリ装置10は、インタフェース部12(図中、「I/F」と示す)と、第1の送信部14と、第2の送信部16と、送受信部18と、暗号化メール格納部20(図中、「暗号化メール」と示す)と、送信メール格納部22(図中、「送信メール」と示す)と、送信指示受付部24と、制御部26と、を含む。
インタフェース部12は、ネットワーク1上の通常送信用メールサーバ3a、暗号送信用メールサーバ3b、端末5、インターネットファクシミリ装置7、暗号化装置9と通信を行う。ネットワーク1への接続は、無線または有線通信の何れでもよい。
第1の送信部14は、電子メールをネットワーク1上の端末5または他のインターネットファクシミリ装置7に通常送信用メールサーバ3aまたは暗号送信用メールサーバ3b経由で送信する。具体的には、第1の送信部14は、通常送信用メールサーバ3aおよび暗号送信用メールサーバ3bに対し、宛先のメールアドレスを指定して電子メールをインタフェース部12を介して送信する。また、第1の送信部14は、SSL(Secure Socket Layer)プロトコルなどを用いて電子メールをインタフェース部12を介して送信することもできる。
第2の送信部16は、ネットワーク1上の他のインターネットファクシミリ装置7に直接接続し、電子メールを送信する。具体的には、第2の送信部16は、インターネットファクシミリ装置7のIPアドレスを指定してピアツーピア型の通信を行い、電子メールを送信する。
送受信部18は、電子メールをインタフェース部12を介して暗号化装置9に送信するとともに、暗号化装置9がその電子メールを暗号化して送出する暗号化メールを受信する。暗号化メール格納部20は、送受信部18が暗号化装置9からインタフェース部12を介して受信した暗号化メールを格納する。
送信メール格納部22は、送信前の電子メールを格納する。ここに格納される電子メールは、図示されない編集部によって編集されたものとすることができる。送信指示受付部24は、電子メールの送信指示を受け付ける。詳細については、後述する。
制御部26は、送信指示受付部24が受け付けた送信指示に従って、送信メール格納部22または暗号化メール格納部20に格納された電子メールまたは暗号化メールを、第1の送信部14、第2の送信部16または送受信部18に送信させる。
図2は、本実施形態の送信指示受付部24の詳細を示す機能ブロック図である。送信指示受付部24は、暗号化指示受付部30と、サーバテーブル記憶部32(図中、「サーバテーブル」と示す)と、選択部34と、宛先受付部40と、暗号化装置アドレス記憶部42(図中、「暗号化装置アドレス」と示す)と、判定部44と、を含む。
暗号化指示受付部30は、送信する電子メールを暗号化するか否かの指示を受け付ける。サーバテーブル記憶部32は、図3(a)に示すサーバテーブルを記憶する。サーバテーブルには、通常送信用メールサーバ3aおよび暗号送信用メールサーバ3bのサーバ名52がそれぞれ記憶される。
図2に戻り、宛先受付部40は、電子メールの宛先を受け付ける。たとえば、アドレス帳(不図示)からの指定を受け付けることもできるし、直接ユーザが操作パネル(不図示)を操作して入力したアドレスを受け付けることもできる。宛先は、メールアドレスまたはIPアドレスに何れの形式でも受け付けることができる。
暗号化装置アドレス記憶部42は、暗号化装置9のIPアドレス54を記憶する。判定部44は、宛先受付部40が受け付けた宛先が、メールアドレスかIPアドレスかを判定し、選択部34に通知する。選択部34は、宛先受付部40が受け付けた宛先がメールアドレスで、かつ暗号化指示受付部30が暗号化の指示を受け付けたとき、サーバテーブル記憶部32の暗号送信用メールサーバ3bのサーバ名52を通信先として選択するとともに、第1の送信部14を用いて電子メールを送信するように制御部26に通知する。
また、選択部34は、宛先受付部40が受け付けた宛先がメールアドレスで、かつ暗号化指示受付部30が暗号化指示を受け付けなかったとき、サーバテーブル記憶部32の通常送信用メールサーバ3aのサーバ名52を通信先として選択するとともに、第1の送信部14を用いて電子メールを送信するように制御部26に通知する。
さらに、選択部34は、宛先受付部40が受け付けた宛先がIPアドレスで、かつ暗号化指示受付部30が暗号化指示を受け付けたとき、暗号化装置アドレス記憶部42のIPアドレス54を通信先として選択するとともに、送受信部18を用いて電子メールを送信するように制御部26に通知する。
また、選択部34は、宛先受付部40が受け付けた宛先がIPアドレスで、かつ暗号化指示受付部30が暗号化指示を受け付けなかったとき、宛先受付部40が受け付けた宛先のIPアドレスを通信先として選択するとともに、第2の送信部16を用いて電子メールを送信するように制御部26に通知する。
このように制御部26は、選択部34からの指示に従って電子メールを送信する指示を行う。また、制御部26は、送受信部18が受信し、暗号化メール格納部20に格納された暗号化メールを第2の送信部16に宛先受付部40が受け付けた宛先のIPアドレスに送信させる。
このように構成されたインターネットファクシミリ装置10の動作について、以下に説明する。図4は、本実施形態のインターネットファクシミリ装置10の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図1乃至図4を用いて説明する。
まず、送信指示受付部24が送信指示を受け付けると(S11のYES)、送信指示受付部24の暗号化指示受付部30が暗号化指示を受け付けたか否かを判定する(S13)。暗号化指示を受け付けた場合(S13のYES)、判定部44が通信経路をメールサーバ経由とするか否か判定する(S15)。ここでは、送信指示受付部24の宛先受付部40が受け付けた宛先がメールアドレスの場合、メールサーバ経由であると判断し、送信指示受付部24の宛先受付部40が受け付けた宛先がIPアドレスの場合、メールサーバを経由せずに直接通信を行うと判断する。
メールサーバを経由すると判断された場合(S15のYES)、選択部34は通信先として暗号送信用メールサーバ3bのサーバ名52(図3(a))を選択し、制御部26に通知し、制御部26が第1の送信部14に暗号送信用メールサーバ3bを通信先として電子メールを送信させる(S17)。
一方、メールサーバを経由しないと判断された場合(S15のNO)、選択部34は通信先として暗号化装置9のIPアドレス54(図3(b))を選択し、制御部26に通知し、制御部26が送受信部18に暗号化装置9を通信先として電子メールを送信させる(S19)。
暗号化装置9において電子メールが暗号化された後、暗号化装置9から暗号化メールをインタフェース部12を介して送受信部18が受信する(S21)。受信した暗号化メールは暗号化メール格納部20に格納され、制御部26が第2の送信部16に通信先を宛先受付部40が受け付けた宛先のIPアドレスとしてネットワーク1を介して直接送信させる(S23)。
また、暗号化指示を受け付けなかった場合(S13のNO)、判定部44が通信経路をメールサーバ経由か否か判定する(S31)。ここでも、送信指示受付部24の宛先受付部40が受け付けた宛先がメールアドレスの場合、メールサーバ経由であると判断し、送信指示受付部24の宛先受付部40が受け付けた宛先がIPアドレスの場合、メールサーバを経由せずに直接通信を行うと判断する。
メールサーバを経由すると判断された場合(S31のYES)、選択部34は通信先として通常送信用メールサーバ3aのサーバ名52(図3(a))を選択し、制御部26に通知し、制御部26が第1の送信部14に通常送信用メールサーバ3aを通信先として電子メールを送信させる(S33)。
一方、メールサーバを経由しないと判断された場合(S31のNO)、選択部34は通信先として宛先受付部40が受け付けた宛先のIPアドレスを選択し、制御部26に通知し、制御部26が第2の送信部16に直接宛先のIPアドレスに電子メールを送信させる(S35)。
以上説明したように、本実施形態のインターネットファクシミリ装置10によれば、端末と直接通信して暗号化された電子メールを送信する場合においても、自装置で暗号化処理を行う必要がなく、外部暗号化装置9に暗号化させてから送信することができるので、セキュリティ上の信頼性が向上する。このように、通信経路に関わらず、暗号化メールを送信することが可能となる。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
本発明の実施の形態に係るインターネットファクシミリ装置を示す機能ブロック図である。 図1のインターネットファクシミリ装置の送信指示受付部の詳細を示す機能ブロック図である。 図1のサーバテーブル記憶部および暗号化装置アドレス記憶部の構造の一例を示す図である。 図1のインターネットファクシミリ装置の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
3a 通常送信用メールサーバ
3b 暗号送信用メールサーバ
5 端末
7 インターネットファクシミリ装置
9 暗号化装置
10 インターネットファクシミリ装置
12 インタフェース部
14 第1の送信部
16 第2の送信部
18 送受信部
20 暗号化メール格納部
22 送信メール格納部
24 送信指示受付部
26 制御部
30 暗号化指示受付部
32 サーバテーブル記憶部
34 選択部
40 宛先受付部
42 暗号化装置アドレス記憶部
44 判定部
52 サーバ名
54 IPアドレス

Claims (4)

  1. メールサーバを経由せずに、ネットワーク上の端末に、当該端末のIPアドレスを指定してピアツーピア型通信により直接電子メールを送信する送信部と、
    前記電子メールを暗号化する外部暗号化装置に当該外部暗号化装置のIPアドレスを指定して前記電子メールをネットワークを介して送信するとともに、前記外部暗号化装置が暗号化した暗号化メールを前記ネットワークを介して受信する送受信部と
    前記端末に暗号化されたメールを送信する場合、前記送受信部に、前記電子メールを前記外部暗号化装置へ送信させ、前記外部暗号化装置により暗号化された前記暗号化メールを受信させ、前記送信部に、前記送受信部が受信した前記暗号化メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させ、
    前記端末に暗号化せずにメールを送信する場合、前記送信部に、前記電子メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させる制御部と、を備えることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  2. 請求項1に記載のインターネットファクシミリ装置において、
    前記電子メールを暗号化するか否かの暗号化指定を受け付ける暗号化指定受付部を含み、
    前記暗号化指定を受け付けたとき、前記端末に前記電子メールを送信する前に、前記制御部が、前記送受信部に、前記外部暗号化装置前記電子メールを送信させるとともに、前記外部暗号化装置により暗号化された前記暗号化メールを受信させ、さらに、前記送信部に、前記送受信部が受信した前記暗号化メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させ、
    前記暗号化指定を受け付けなかったとき、前記制御部が、前記送信部に、前記電子メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  3. 請求項1または2に記載のインターネットファクシミリ装置において、
    電子メールを暗号化可能なメールサーバ経由で送信するメール送信部と、
    前記電子メールの宛先を受け付ける宛先受付部と、
    前記宛先受付部が受け付けた前記宛先が、メールアドレスかIPアドレスかを判定する判定部と、を含み、
    前記制御部は、
    前記判定部により前記宛先が前記暗号化可能なメールアドレスであると判定されたとき、前記メール送信部前記電子メールを前記暗号化可能なメールサーバ経由で送信させ、
    前記判定部により前記宛先が前記IPアドレスであると判定されたとき、
    前記端末に暗号化されたメールを送信する場合、前記送受信部に、前記電子メールを前記外部暗号化装置へ送信させ、前記外部暗号化装置により暗号化された前記暗号化メールを受信させ、前記送信部に、前記送受信部が受信した前記暗号化メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させ、
    前記端末に暗号化せずにメールを送信する場合、前記送信部に、前記電子メールを前記端末の前記IPアドレスを指定して送信させることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
  4. 請求項3に記載のインターネットファクシミリ装置において、
    通常送信用メールサーバおよび暗号送信用メールサーバを登録するサーバ登録部を含み、
    前記宛先がメールアドレスであり、かつ前記端末に暗号化されたメールを送信する場合、前記制御部が、前記メール送信部、前記暗号送信用メールサーバ前記電子メールを送信させ、前記宛先がメールアドレスであり、かつ前記端末に暗号化せずにメールを送信する場合、前記制御部が、前記メール送信部、前記通常送信用メールサーバ前記電子メールを送信させることを特徴とするインターネットファクシミリ装置。
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