JP4211308B2 - チップ型電子部品の取扱い治具、チップ型電子部品の取扱い方法およびチップ型電子部品の取扱い治具の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チップ型電子部品の取扱い治具、チップ型電子部品の取扱い方法およびチップ型電子部品の取扱い治具の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、チップ抵抗やチップコンデンサやチップコイルなどのチップ型電子部品は、例えば特開平9−193014号公報に記載された保持プレートに複数のチップ型電子部品が保持された状態でブラスト処理が施され、その端面が面取りされる。図12に示すように、この保持プレート110は、ステンレス鋼などの剛体からなる芯材112の周囲にウレタンゴムなどの弾性材116を注型成形したものである。芯材112は複数の矩形の孔114を有しており、この孔114の内壁を弾性材116で覆うことにより、チップ型電子部品122を保持するための保持孔118が形成されている。さらに、芯材112および弾性材116の左右両側には、基準孔120が形成されている。
【0003】
この保持プレート110を用いて、例えばブラスト処理による面取りを行う場合、保持孔118にチップ型電子部品122が圧入される。次に、チップ型電子部品122の上にブラスト用マスク124が載置される。ブラスト用マスク124にはチップ型電子部品122のブラスト用パターン125が形成されるとともに、位置決め用凸部126が形成されている。この位置決め用凸部126は、保持プレート110の基準孔120に挿入される。これにより、チップ型電子部品122とブラスト用マスク124との位置関係を決定することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の保持プレート110のように、基準孔120に位置決め用凸部126を挿入して位置決めする構造では、ブラスト用マスク124の取り替えを繰り返すと、位置決め用凸部126によって基準孔120の内壁面が徐々に摩耗する等の不具合が生じる。特に、弾性材116の部分は耐摩耗性が比較的低い。従って、基準孔120の孔径が設計値より大きくなり、位置決め用凸部126との間に隙間ができ、チップ型電子部品122とブラスト用マスク124との位置関係を正確に決めることが困難になってくるという問題があった。
【0005】
また、基準孔120の開口部分には、保持プレート110の製造時のバリ、つまり、弾性材116を注型成形した時に発生するバリが残り易い。このため、CCDカメラなどを用いて基準孔120を撮像しても、基準孔120の縁部がシャープな線画として得られず、画像処理で位置決めする方法を採用できなかった。
【0006】
さらに、基準孔120の内壁面の一部分は芯材112でできているが、残りの部分は弾性材116を注型成形して作成するため、基準孔120の横断面が正規の形状からずれ易く、設計とは異なる形状で仕上がることがあった。このため、チップ型電子部品122とブラスト用マスク124との位置関係を正確に決定することができないことがあった。
【0007】
そこで、本発明の目的は、位置決め基準孔が摩耗しにくく、チップ型電子部品の位置決めを正確に行うことができ、かつ、画像処理による位置決めも可能であるチップ型電子部品の取扱い治具、チップ型電子部品の取扱い方法およびチップ型電子部品の取扱い治具の製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】
前記目的を達成するため、本発明に係るチップ型電子部品の取扱い治具は、板状の枠体と、板状の枠体を厚み方向へ貫通するとともに、チップ型電子部品が保持可能な大きさに形成された複数のキャビティと、板状の枠体を位置決めする位置決め基準孔とを有するチップ型電子部品の取扱い治具であって、位置決め基準孔の周囲には略環状の金属部材が設けられるとともに、該金属部材の周囲には弾性材が設けられていることを特徴とする。より具体的には、キャビティの周囲には弾性材が設けられている。また、金属部材は板状の枠体と略等しい厚みを有し、板状の枠体の表面に金属部材の表面が露出している。
【0009】
以上の構成によれば、位置決め基準孔が金属部材でできているため、耐摩耗性に優れている。従って、位置決め基準孔に位置決め用凸部を挿入し保持プレートを位置決めする構造であっても、位置決め用凸部の挿入・引き抜きによる位置決め基準孔の径の拡大は生じにくい。このため、チップ型電子部品の位置決めを正確に行うことができる。
【0010】
また、本発明に係るチップ型電子部品の取扱い方法は、前述のチップ型電子部品の取扱い治具のキャビティにてチップ型電子部品を保持した後、位置決め基準孔の金属部材を画像処理することにより、板状の枠体を位置決めすることを特徴とする。
【0011】
位置決め基準孔の周囲には略環状の金属部材が設けられているため、CCDカメラなどを用いて位置決め基準孔を撮像すれば、位置決め基準孔の縁部がシャープな線画として得られる。これにより、画像処理で正確な位置決めを行うことができる。
【0012】
また、本発明に係るチップ型電子部品の取扱い治具の製造方法は、キャビティ形成用柱部および位置決め基準孔用柱部を備えた注型下金型に、キャビティ形成用孔および位置決め基準孔形成用孔を有する板状の枠体を挿通する工程と、略環状の金属部材を位置決め基準孔用柱部に挿通する工程と、注型下金型の柱部に対応するように注型上金型を配置する工程と、金属部材の周囲およびキャビティの周囲に弾性材を注型する工程と、弾性材の硬化後に、注型下金型および注型上金型から板状の枠体を取り外す工程とを備えたことを特徴とする。
【0013】
以上の方法で製作されたチップ型電子部品の取扱い治具は、弾性材注型時に、キャビティの形成と位置決め基準孔の位置固定が同時に行われる。従って、位置決め基準孔からのキャビティの位置精度は、注型下金型の加工精度だけで決まる。つまり、板状の枠体のロット間の仕上がり精度のばらつきや、弾性材を注型した時の注型下金型と板状の枠体の位置合わせのばらつきが、位置決め基準孔からのキャビティの位置精度に影響しなくなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るチップ型電子部品の取扱い治具、チップ型電子部品の取扱い方法およびチップ型電子部品の取扱い治具の製造方法の実施の形態について添付の図面を参照して説明する。以下の実施形態では、チップ型電子部品の外部電極塗布を例にして説明する。
【0015】
図1および図2に示すように、外部電極形成用保持治具1は、枠体2と、チップ型電子部品を挿入して保持するための複数のキャビティ5と、一対の位置決め基準孔8とを備えている。
【0016】
枠体2は、例えばステンレス鋼(SUS430など)の剛体で形成されている。枠体2は矩形板状であり、縦横に格子状に配置された複数の矩形のキャビティ形成用孔3を有している。さらに、枠体2は、左右の辺のそれぞれの中央部に、円形の位置決め基準孔形成用孔4を有している。
【0017】
キャビティ形成用孔3の内側には、シリコンゴムやウレタンゴムなどを注型して弾性材14が成形されている。弾性材14の略中央部にはキャビティ5が形成されている。キャビティ5の内壁には、金属膜(図示せず)が形成されている。金属膜は、例えばAg,Cu,Sn,Pbなどのやわらかい金属を用いて、ドライめっき法によって形成される。このような材料を用いれば、弾性材14の表面から金属膜が剥がれにくく、かつ、チップ型電子部品を挿入するときに、滑り易くすることができるため、挿入圧力を低減することができ、挿入時のチップ型電子部品の割れや欠けを抑えることができる。
【0018】
さらに、位置決め基準孔形成用孔4内には、中央部に略環状の金属部材(ワッシャ)7が配設されるとともに、位置決め基準孔形成用孔4の内壁面とワッシャ7の外周面との間に弾性材14が成形されている。そして、位置決め基準孔8がワッシャ7でできている。この円形の位置決め基準孔8は、外部電極形成用保持治具1の位置決めを行うときの基準として用いられる。
【0019】
以上の構成からなる外部電極形成用保持治具1の製造方法の一例を、図3〜図7を参照して説明する。なお、図3〜図7に表示されている外部電極形成用保持治具1は、キャビティ5の数などが簡略化して記載されている。
【0020】
図3に示すように、枠体2は、ステンレス鋼板をエッチングしてキャビティ形成用孔3および位置決め基準孔形成用孔4を形成した薄板を、複数枚熱圧着して貼り合わせて製作したものである。ただし、厚板1枚で製作してもよいことは言うまでもない。一方、注型下金型21は、例えば鋼(HPM1など)製のベース板22と、ベース板22上に設けた複数のキャビティ形成用柱部23および一対の位置決め基準孔用柱部24とを備えている。キャビティ形成用柱部23はチップ型電子部品の形状に合わせて四角柱に設計され、位置決め基準孔用柱部24はワッシャ7の孔8に合わせて円柱に設計されている。
【0021】
図4に示すように、キャビティ形成用孔3および位置決め基準孔形成用孔4にそれぞれ、キャビティ形成用柱部23および位置決め基準孔用柱部24が挿通するように、枠体2を注型下金型21上に載置する。
【0022】
次に、図5に示すように、ワッシャ7の孔8に位置決め基準孔用柱部24を挿通させる。ワッシャ7はステンレス鋼(SUS304など)の剛体からなる。そのサイズは、例えば外径が3mmで、内径が1mmのものである。ワッシャ7の厚みTは、外部電極形成用保持治具1の厚みと同じかそれ以下に設定することが好ましい。ワッシャ7の厚みTが外部電極形成用保持治具1より厚いと、保持治具1の表面から突出したワッシャ7が、搬送中に他の物に引っ掛かり易くなるからである。ワッシャ7の上下の表面7aは、枠体2の上下の表面に露出している。
【0023】
次に、枠体2の上面から突出している柱部23,24が挿通する孔26,27を有している注型上金型25をセットする(図6参照)。そして、注型上金型25に予め形成しておいた弾性材注入口(図示せず)から、溶融状態のシリコンゴムなどを注型し、弾性材14を成形する。
【0024】
弾性材14が固まった後、図7に示すように、注型上金型25および注型下金型21を外して、外部電極形成用保持治具1を得る。キャビティ形成用柱部23があったところには、キャビティ5が形成されている。そして、キャビティ5の形成と同時にワッシャ7の位置も固定される。ワッシャ7の孔8は位置決め基準孔とされる。
【0025】
以上の方法で製造された外部電極形成用保持治具1は、弾性材14注型時に、キャビティ5の形成と位置決め基準孔8の位置固定が同時に行われる。従って、位置決め基準孔8からのキャビティ5の位置精度は、注型下金型21の加工精度だけで決まる。つまり、枠体2のロット間の仕上がり精度のばらつきや、弾性材14を注型した時の注型下金型21と枠体2の位置合わせのばらつきが、位置決め基準孔8からのキャビティ5の位置精度に影響しなくなる。この結果、位置決め基準孔8からのキャビティ5の位置精度が優れた外部電極形成用保持治具1を製造できる。具体的には、位置決め基準孔8からのキャビティ5の位置精度ばらつきを±20μm以内にすることができた。
【0026】
次に、この外部電極形成用保持治具1を用いて、チップ型電子部品の位置決めを行う方法について説明する。なお、本実施形態では、画像処理で位置決めを行う方法について説明するが、特開平9−193014号公報に記載のように、外部電極形成用保持治具1の位置決め基準孔8に位置決め用凸部を挿入して外部電極形成用保持治具1を位置決めする方法であってもよい。この場合、位置決め基準孔8は金属製ワッシャ7でできているので、耐摩耗性に優れている。従って、位置決め用凸部を位置決め基準孔8に繰り返し挿通させても、位置決め基準孔8の内壁面が摩耗しにくい。この結果、チップ型電子部品の位置決めを正確に行うことができる。また、ワッシャ7の上側の表面7aが枠体2の上側の表面に露出しているので、より確実に画像処理を行うことができる。
【0027】
図8に示すように、外部電極塗布装置の塗布台35にも、外部電極形成用保持治具1の位置決め基準孔8に対応する位置に一対の位置決め基準マーク36を形成しておく。本実施形態の場合、位置決め基準マーク36として円形孔を採用したが、必ずしもこれに限るものではなく、その形状は適宜変形してもよい。また、孔に金属材を充填したものであってもよい。この位置決め基準マーク36を、予めCCDカメラ32などを用いて撮像する。そして、得られた画像データからその位置を、画像処理装置のメモリ(図示せず)に記憶させておく。
【0028】
塗布台35の上面には、外部電極形成用保持治具1のキャビティ5に対応する位置にスリット開口(図示せず)が形成されており、該スリット開口から塗布台35の上面に外部電極用導電性ペースト37(図11参照)が吐出される。
【0029】
次に、図9に示すように、外部電極形成用保持治具1のキャビティ5にチップ型電子部品40を圧入する。このとき、キャビティ5の寸法を、チップ型電子部品40の外径寸法より約5〜10%程度小さくしておくことにより、弾性材14の弾性によってチップ型電子部品40を安定して保持することができる。
【0030】
この後、チップ型電子部品40を保持した外部電極形成用保持治具1の位置決め基準孔8を、CCDカメラ32を用いて撮像する。このとき、位置決め基準孔8は金属製ワッシャ7で形成されているので、CCDカメラ32を用いて位置決め基準孔8を撮像すれば、位置決め基準孔8の縁部がシャープな線画として得られる。これにより、後述の画像処理による位置決めの精度を向上させることができる。得られた画像データを画像処理装置に送る。画像処理装置は、画像データを受け取ると、チャッキング装置(図示せず)で外部電極形成用保持治具1をチャッキングする。
【0031】
図10に示すように、チャッキングされた外部電極形成用保持治具1は、外部電極塗布装置の塗布台35の上方に搬送される。そして、位置決め基準孔8の位置が、画像処理装置に予め記憶させておいた位置決め基準マーク36の位置に重なるように、外部電極形成用保持治具1を位置決めする。
【0032】
次に、図11に示すように、塗布台35の上面に外部電極用導電性ペースト37を吐出させた後、外部電極形成用保持治具1を下降させ、チップ型電子部品40の表面に外部電極用導電性ペースト37を塗布する。
【0033】
以上の方法によれば、チップ型電子部品40と外部電極塗布装置の塗布台35との位置関係を正確に決定することができる。これにより、チップ型電子部品40の表面の正確な位置に外部電極を形成することができる。
【0034】
なお、本発明に係るチップ型電子部品取扱い治具およびチップ型電子部品取扱い方法は、前記実施形態に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。特に、本発明は、スクリーン印刷による外部電極形成方法や弾性体の溝に導電性ペーストを充填してチップ型電子部品を該導電性ペーストに押し付ける外部電極形成方法などにも適用できる。さらに、外部電極形成以外に、ブラスト処理工程や、電気特性測定や検査やマーキングなどの工程にも適用することができる。
【0035】
また、位置決め基準孔8の形状は円形に限らず、三角形や四角形など適宜変形してもよい。さらに、位置決め基準孔8の数は、2個以上であればその数は問わない。また、ワッシャ7は完全なリング状でなくてもよく、C形状のように一部切欠きがあるような形であってもよい。
【0036】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、位置決め基準孔が金属部材でできているため、耐摩耗性に優れている。従って、位置決め基準孔に位置決め用凸部を挿入し保持プレートを位置決めする構造であっても、位置決め用凸部の挿入引き抜きによる位置決め基準孔の径の拡大は生じにくい。このため、チップ型電子部品の位置決めを正確に行うことができる。
【0037】
また、位置決め基準孔は略環状の金属部材で形成されているため、CCDカメラなどを用いて位置決め基準孔を撮像すれば、位置決め基準孔の縁部がシャープな線画として得られる。これにより、画像処理で正確な位置決めを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るチップ型電子部品取扱い治具の一実施形態を示す平面図。
【図2】図1のII−II断面図。
【図3】図1に示したチップ型電子部品取扱い治具の製造手順を示す一部断面図。
【図4】図3に続く製造手順を示す一部断面図。
【図5】図4に続く製造手順を示す一部断面図。
【図6】図5に続く製造手順を示す一部断面図。
【図7】図6に続く製造手順を示す一部断面図。
【図8】本発明に係るチップ型電子部品取扱い方法の一実施形態を示す一部断面図。
【図9】図8に続く工程を示す断面図。
【図10】図9に続く工程を示す断面図。
【図11】図10に続く工程を示す断面図。
【図12】従来のチップ型電子部品取扱い治具を示す断面図。
【符号の説明】
1…外部電極形成用保持治具(チップ型電子部品取扱い治具)
2…枠体
3…キャビティ形成用孔
4…位置決め基準孔形成用孔
5…キャビティ
7…ワッシャ
8…位置決め基準孔
14…弾性材
21…注型下金型
23…キャビティ形成用柱部
24…位置決め基準孔用柱部
25…注型上金型
Claims (5)
- 板状の枠体と、前記板状の枠体を厚み方向へ貫通するとともに、チップ型電子部品が保持可能な大きさに形成された複数のキャビティと、前記板状の枠体を位置決めする位置決め基準孔とを有するチップ型電子部品の取扱い治具であって、
前記位置決め基準孔の周囲には略環状の金属部材が設けられるとともに、該金属部材の周囲には弾性材が設けられていることを特徴とするチップ型電子部品の取扱い治具。 - 前記キャビティの周囲には弾性材が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のチップ型電子部品の取扱い治具。
- 前記金属部材は前記板状の枠体と略等しい厚みを有し、前記板状の枠体の表面に前記金属部材の表面が露出していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のチップ型電子部品の取扱い治具。
- 請求項1〜請求項3のいずれかに記載のチップ型電子部品の取扱い治具の前記キャビティにてチップ型電子部品を保持した後、前記位置決め基準孔の金属部材を画像処理することにより、前記板状の枠体を位置決めすることを特徴とするチップ型電子部品の取扱い方法。
- キャビティ形成用柱部および位置決め基準孔用柱部を備えた注型下金型に、キャビティ形成用孔および位置決め基準孔形成用孔を有する板状の枠体を挿通する工程と、
略環状の金属部材を前記位置決め基準孔用柱部に挿通する工程と、
前記注型下金型の柱部に対応するように注型上金型を配置する工程と、
前記金属部材の周囲およびキャビティの周囲に弾性材を注型する工程と、
前記弾性材の硬化後に、前記注型下金型および前記注型上金型から前記板状の枠体を取り外す工程と、
を備えたことを特徴とするチップ型電子部品の取扱い治具の製造方法。
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