JP4211008B2 - 組立用固定具及びこれを用いてなる組立式簡易立体庫 - Google Patents

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本発明は、例えば、災害避難施設等における更衣室、授乳室、簡易トイレ室、化粧室、休息室等の各種用途に使用される簡易立体庫を組み立てる際に用いられる組立用固定具及びこれを用いた組立式簡易立体庫に関するものである。
従来、この種の組立式簡易立体庫として、前面は開口し、上面、左右側面、背面を被う構造のものが知られている。
特開平5−31010号公報 特開平5−295907号公報
しかしながらこれら従来構造の場合、組立て及び分解が厄介であり、災害避難施設における使用には不向きなことがあるという不都合を有している。
本発明はこれらの不都合を解決することを目的とするもので、本発明のうちで、請求項1記載の発明は、対面配置される一対の構築板材のうちの一方の構築板材の外面に当接可能な一方挟込板と、他方の構築板材の外面に当接可能な他方挟込板と、該各構築板材の各端面部分に対面し、該一方挟込板と該他方挟込板とを各折線部を介して一体に連設する端面板と、該一方挟込板に折線部を介して一体に連設され、該一対の構築板材に形成された各挿通部に挿通可能な差込板とを備えてなり、上記他方挟込板に上記差込板が挿通される略スリット状の差込孔部を形成し、該差込孔部に係止凸部を形成し、上記差込板に該係止凸部に挿通係止可能な係止孔部を形成してなることを特徴とする組立用固定具にある。
又、請求項2記載の発明は、上記一方挟込板、上記他方挟込板、上記端面板及び上記差込板はそれぞれ一体に板紙材によりなることを特徴とするものであり、又、請求項3記載の発明は、上記一対の構築板材は板紙材からなることを特徴とするものである。
又、請求項4記載の発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の組立用固定具を上記一対の構築板材である支柱部材に用いてなることを特徴とする組立式簡易立体庫にある。
本発明は上述の如く、請求項1又は4記載の発明にあっては、組立時においては、組立用固定具の差込板をスリット孔状の各挿通部に挿通し、一方挟込板を折線部により折曲して、一方の構築板材の外面に当接し、端面板を折線部により折曲して対面配置される一対の構築板材の端面部分に対面し、他方挟込板を折線部を介して折曲して、他方の構築板材の外面に当接し、この状態において、この差込板を他方挟込板に形成された略スリット状の差込孔部に挿通し、この挿通により差込孔部に形成された係止凸部が差込板に形成された係止孔部に挿通して係止し、これにより各構築板材は一方挟込板及び他方挟込板により挟み込み状態に固定されることになり、このため、構築板材をきわめて容易に対面配置状に固定することができ、分解時においては、上記と同様にして、構築板材から組立用固定具を容易に取り外すことができ、組立式簡易立体庫を容易に分解することができ、保管の利便性を高めることができる。
又、請求項2記載の発明にあっては、上記一方挟込板、上記他方挟込板、上記端面板及び上記差込板はそれぞれ一体に板紙材によりなるから、軽量化を図ることができると共に環境に優しく、リサイクル化も容易となり、又、請求項3記載の発明にあっては、上記一対の構築板材は板紙材からなるので、組立式簡易立体庫の軽量化を図ることができると共に環境に優しく、リサイクル化も容易となり、使用の利便性を高めることができる。
図1乃至図16は本発明の実施の形態例を示し、この場合、図15、図16の如く、学校の体育館などの災害避難施設の屋内に設置され、更衣室兼授乳室として用いられる組立式簡易立体庫Tの支柱部材Kに適用したものである。
この場合、図7、図8、図9の如く、対面配置される一対の構築板材W・Wのうちの一方の構築板材Wの外面に当接可能な一方挟込板1と、他方の構築板材Wの外面に当接可能な他方挟込板2と、各構築板材W・Wの端面部分に対面し、すなわち、各構築板材W・Wの板厚tの和2tに略合う幅に形成され、一方挟込板1と他方挟込板2とを各折線部3・3を介して一体に連設する端面板4と、一方挟込板1に折線部5を介して一体に連設され、一対の構築板材W・Wに形成された溝状或いはスリット孔状の各挿通部W1・W1に挿通可能な差込板6とを備えてなり、上記他方挟込板2に上記差込板6が挿通される略スリット状の差込孔部7を形成し、この差込孔部7に係止凸部8を形成し、図9の如く、この係止凸部8により差込孔部7は中央部が略Ω状に内方に折れ曲がったスリット状に形成され、一方、上記差込板6に係止凸部8に挿通係止可能な係止孔部9を形成した構造の組立用固定具Mとなっている。
この場合、上記一方挟込板1、上記他方挟込板2、上記端面板4及び上記差込板6はそれぞれ一体に板紙材により製作され、又、この場合、上記一対の構築板材W・Wは板紙材からなり、その他の部材も板紙材により形成され、板紙製の組立式簡易立体庫Tとなっている。
又、この場合、図15、図16のA部分においては、図10乃至図14の如く、対面配置される構築板材W・Wが上下に配置され、この上側及び下側の構築板材W・W、W・Wに溝状の挿通部W1・W1を形成し、この下側に配置された構築板材W・Wのうちの一方の構築板材Wの両外面に板紙からなる補強板10・10を接着固定し、この補強板10・10の間に上側の構築板材W・Wを差し込むように構成している。
又、この場合、図15、図16のB部分においては、図1乃至図6の如く、対面配置される構築板材W・Wにスリット孔状の挿通部W1・W1を形成して構成している。
この実施の形態例は上記構成であるから、組立時においては、図15、図16のB部分において、図1乃至図6の如く、上記組立用固定具Mの差込板6をスリット孔状の各挿通部W1・W1に挿通し、一方挟込板1を折線部5により折曲して、一方の構築板材Wの外面に当接し、端面板4を折線部3により折曲して対面配置される一対の構築板材W・Wの端面部分に対面し、他方挟込板2を折線部3を介して折曲して、他方の構築板材Wの外面に当接し、この状態において、この差込板6を他方挟込板2に形成された略スリット状の差込孔部7に挿通し、この挿通により差込孔部7に形成された係止凸部8が差込板6に形成された係止孔部9に挿通して係止し、これにより各構築板材W・Wは一方挟込板1及び他方挟込板2により挟み込み状態に固定されることになり、又、図15、図16のA部分においては、図10乃至図14の如く、組立用固定具Mにより対面配置状に固定された上側の構築板材W・Wを同じく組立用固定具Mにより対面配置状に固定された下側の構築板材W・W上に積み重ね、組立用固定具Mの差込板6を上下の溝状の各挿通部W1・W1に挿通し、一方挟込板1を折線部5により折曲して、上下の一方の構築板材W・Wの外面に当接し、端面板4を折線部3により折曲して、対面配置される上下の各一対の構築板材W・Wの端面部分に対面し、他方挟込板2を折線部3を介して折曲して、上下の他方の構築板材W・Wの外面に当接し、この状態において、この差込板6を他方挟込板2に形成された略スリット状の差込孔部7に挿通し、この挿通により差込孔部7に形成された係止凸部8が差込板6に形成された係止孔部9に挿通して係止し、これにより上下の各構築板材W・W、W・Wは一方挟込板1及び他方挟込板2により挟み込み状態に固定されることになり、このため、構築板材W・Wをきわめて容易に対面配置状に固定することができ、この場合、構築部材W・Wよって側面T1を形成すると共に上部に板紙からなる屋根板材T2及び前面にカーテンT3を吊下し、組立式簡易立体庫Tを容易に組み立てることができ、又、分解時においては、上記と同様にして、構築板材W・Wから組立用固定具Mを容易に取り外すことができ、組立式簡易立体庫Tを容易に分解することができ、保管の利便性を高めることができる。
又、この場合、上記一方挟込板1、上記他方挟込板2、上記端面板4及び上記差込板6はそれぞれ一体に板紙材によりなるから、軽量化を図ることができると共に環境に優しく、リサイクル化も容易となり、又、この場合、上記一対の構築板材W・Wは板紙材からなるので、組立式簡易立体庫Tの軽量化を図ることができると共に環境に優しく、リサイクル化も容易となり、使用の利便性を高めることができる。
尚、本発明は上記実施の形態例に限られるものではなく、一方挟込板1、他方挟込板2、端面板4及び差込板6の形態等は適宜設計して変更され、又、板紙としては、段ボール、厚紙の表面に特殊のコーティングが施され、機械的強度の高い板紙、その他の板紙が用いられる。
以上、所期の目的を充分達成することができる。
本発明の実施の形態例の使用状態の部分斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分分解斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分平断面図である。 本発明の実施の形態例の部分縦断面図である。 本発明の実施の形態例の他の部分縦断面図である。 本発明の実施の形態例の部分側面図である。 本発明の実施の形態例の斜視図である。 本発明の実施の形態例の斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分側面図である。 本発明の実施の形態例の使用状態の部分斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分分解斜視図である。 本発明の実施の形態例の部分平面図である。 本発明の実施の形態例の部分縦断面図である。 本発明の実施の形態例の部分側面図である。 本発明の実施の形態例の全体斜視図である。 本発明の実施の形態例の全体側面図である。
符号の説明
T 組立式簡易立体庫
W 構築板材
1 挿通部
M 組立用固定具
1 一方挟込板
2 他方挟込板
3 折線部
4 端面板
5 折線部
6 差込板
7 差込孔部
8 係止凸部
9 係止孔部

Claims (4)

  1. 対面配置される一対の構築板材のうちの一方の構築板材の外面に当接可能な一方挟込板と、他方の構築板材の外面に当接可能な他方挟込板と、該各構築板材の各端面部分に対面し、該一方挟込板と該他方挟込板とを各折線部を介して一体に連設する端面板と、該一方挟込板に折線部を介して一体に連設され、該一対の構築板材に形成された各挿通部に挿通可能な差込板とを備えてなり、上記他方挟込板に上記差込板が挿通される略スリット状の差込孔部を形成し、該差込孔部に係止凸部を形成し、上記差込板に該係止凸部に挿通係止可能な係止孔部を形成してなることを特徴とする組立用固定具。
  2. 上記一方挟込板、上記他方挟込板、上記端面板及び上記差込板はそれぞれ一体に板紙材によりなることを特徴とする請求項1記載の組立用固定具。
  3. 上記一対の構築板材は板紙材からなることを特徴とする請求項1又は2記載の組立用固定具。
  4. 上記請求項1〜3のいずれか1項に記載の組立用固定具を上記一対の構築板材である支柱部材に用いてなることを特徴とする組立式簡易立体庫。
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